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スマイルプリキュア第17話『熱血!あかねのお笑い人生!!』 [スマイルプリキュア!]

フレッシュにおけるオードリー回5GoGoにおけるたむけん回と、
過去のお笑い芸人登場エピソードでも触れた事を3度も繰り返し恐縮ですが、
私は現在のお笑いには全く興味関心を持っていません。
それ故、今回は楽しむ事ができるのだろうかという不安とともに、
かつ、決して不満・批判をだけを綴らないよう誓った事もあり、
正直今回は楽しみよりも不安を抱えた状態での視聴となりました。
が、しかし。案ずるより産むがやすし、今回も信じて良かったと思わせる出来栄えでした。
  
『ねぇねぇあかねちゃん。私好きな人が出来ちゃった♥』
初っ端からみゆきファンをどん底に突き落とすような爆弾発言?
いやいや、みゆきの事ですから、どうせまたピーターパンかと思いきや、
今度の答えは、桃から生まれた桃太郎!高橋英樹とはまた渋い
これはあかねとの漫才の掛け合いの練習です。
ネタが解らずきょとんとしているれいか以外の反応も上々。
明日は七色が丘商店街のお笑いコンテストで、
スペシャルゲストとして人気お笑いコンビFUJIWARAも招かれている事もあり、
みゆきを誘ってコンテスト出場を控えたあかねは大いに張り切っています。

マジョリーナは今日も何やら釜をかき回し、怪しげな物を作成中です。
ギャグを一兆個も持っていると称するFUJIWARAが町にやってくれば、
町中に笑顔が溢れてしまうと危機感を抱き、その対策として2つの首輪を作り上げました。
一方のウルフルンとアカオーニもお笑いコンテストのチラシに触発され、
バッドエンドボンバーズなるイカした(笑)コンビ名で出場を決めました。

さてコンテスト当日。
あかねはサインを貰おうと楽屋を探し回り、関係者入り口前にいる男性に場所を訪ねると、
振り返ったその姿にれいかを除くみんなが目を輝かせました。
それはFUJIWARAのの藤本、続けて原西も登場し、お馴染み?の掛け合いに
れいか(と私)以外のみんなは本物を前にして大喜び。
さらに楽屋にも誘われ、FUJIWARAの2人はサイン・握手・写真撮影なども快く応じます。
その際キャンディもサインが欲しいと思わず喋ってしまい、
みゆきはとっさに腹話術だと誤魔化します。
しかし、かつて咲が見せた見事な腹話術とは違って、普通に口が動いており、
それを突っ込むあかねやみんなとのやり取りは、本職2人の笑いを誘いました。
FUJIWARAの2人はボケと突っ込みがしっかり出来ていると評価して、
5人でのコンテスト出場を提案。
本職のお墨付きでやる気になったのか、みんなでコンビ名を考え始めます。
あの時思いついたアレが出そうな予感ですが・・・(笑)

焼肉ダイナマイトなる漫才コンビを皮切りに、いよいよコンテストがスタート。
その次に控えているのは、七三メガネに蝶ネクタイ、巻きひげといったいでたちに身を包んだ
バッドエンドボンバーズのお二方です。
『ビビってんじゃねェ。コンテストを制するのは俺達だ。行くぞ!』
ウルフルンは本番前に緊張している相方に激を飛ばし、いざステージへと登場。
七三メガネの狼さんと、巻きひげの赤鬼さんがマイクスタンドを掴んで吠え始めます。
『お前ら!何がお笑いコンテストだ!この世に楽しい笑いなど必要ない!』
『正しい桃太郎のお話は、鬼が勝つオニ!』
都度、互いに合いの手を入れるものの、
漫才と言うよりシュプレヒコールのような舞台に会場の空気が固まってしまい、
彼らの舞台は司会者によってやんわりと中断させられました。
引き上げてきた2人に、被り物は良く出来てるけれども、
どちらがボケでどちらがツッコミがが解らないとの講評を述べるFUJIWARAの2人。
悔しがるアカオーニでしたが、ウルフルンの目的は一部達成しました。
『人間どもを寒い空気で包んでやったぜ。作戦通りなんだよ』
・・・・・・・・・やっぱりこの狼さん、侮れません(笑)

次はいよいよ5人の出番。チーム名は期待を裏切らず「ゴプリキュア」再びです。
いざ本番が迫ると、あんなに張り切っていたあかねも緊張を隠せず、
れいかを除いた全員がガチガチになっており、
その緊張はステージに上がってからも収まりません。
しかし両親が来ていると知って固まるみゆき、客席の弟の声援に応えてしまうあかね、
そのやり取りが会場の笑いを誘い、気を取り直して挨拶しようとしたみゆきが
マイクに頭をぶつける様で場内は笑いの渦に包まれました。
それでも当初の流れと違ってしまった事であかねは未だ戸惑いを隠せない状態で、
例の「好きな人出来ちゃった漫才」を始めますが、2人とも固いまま。
さらに緊張しきっていたやよいが「桃太郎」の合いの手を入れるタイミングを間違えてしまい、
それを指摘するなお、真っ赤になるやよいの姿は観客に大ウケです。
そして未だネタが解らず、みゆきの好きな人はピーターパンだと、
修学旅行の夜の話まで持ち出して真面目に答えるれいかの姿も笑いを呼びます。
とどめに引き上げようとした折に転倒し、客席はもう笑いが止まりません。

FUJIWARAの2人に面白かったと褒められても、練習通りに行かなかったと肩を落とす5人。
れいかでさえもお笑いの「道」の奥の深さを痛感し、
やよいは間違えた事を謝りますが、あかねもまたみんなを巻き込んだことを詫びました。
『お笑い好きやから出てみたけど、やっぱ好きだけじゃあかんみたいやな』
しかし出番を控えたFUJIWARAの2人は、それは楽しそうな笑顔であかねを励ましました。
『そんな事あらへんって。好きな物なら何で自分がそれ好きなんか、よう考えてみ』
この言葉と、「一番好きな物」のために舞台に向かう2人の横顔が、あかねの胸を打ちました。
マジョリーナが舞台袖に潜み、何か企んでいるとも知らずに・・・

スペシャルゲスト、FUJIWARAの登場に観客から喝采が上がります。
と同時にマジョリーナは2人の首に首輪を投げつけました。
2人の掛け合いは、なぜか関西弁ではなく標準語。
定番のネタとは逆の発言が出てしまい、本人達もおかしいと思いながら
何とか挽回しようと試みるものの、思い通りの漫才が出来ません。
観客からも訝る声が上がり、舞台袖のみゆき達も不審なものを感じ始めました。
追い打ちを掛けるように、白紙の未来を黒く塗りつぶすマジョリーナ。
FUJIWARAの2人も芸人人生おしまいだと自信を失い始めます。
マジョリーナが2人にはめた首輪は、つまらない事しか言えなくなるという「ツマラナクナール」
相変わらず小林製薬ばりの直球ネーミングが冴えわたっています。
ともかく5人はあかねに続いて変身し、受けて立つマジョリーナも今回は赤と青、
藤本・原西両氏の看板を利用して2体のアカンベェを作り出しました。

まずは青っ鼻藤本アカンベェに挑む5人でしたが、
「顔でかい」ネタ通りに本当に大きくなった顔に跳ね飛ばされ、
「東西南北」ネタ通りに赤っ鼻原西アカンベェに追い打ちを掛けられ、
倒れた5人の上に青っ鼻藤本アカンベェがのしかかります。
お笑いなど何の意味も無いとのたまい、楽しい笑いを消してやると勝ち誇るマジョリーナ。
その発言がFUJIWARA2人の芸人魂に火をつけて、バッドエンド空間内で立ち上がります。
驚愕するマジョリーナの前で、最強のお笑いコンビFUJIWARAの矜持と共に
自力でツマラナクナールを砕く2人。
6人目のプリキュアではないかと声を上げたキャンディに触発され、何という事でしょう。
原西はおもむろに携帯電話を取り出してやる気満々です。
ちょwwwwやめwwwwカチーン、ポンポン♪じゃねぇよwwwwやりやがった、こいつ・・・
相当練習したと見える、流れるような動きと共に、
『ナチュラルパワーは野生の力、キュアゴリラ!』
史上初のおっさんプリキュアが誕生!・・・する筈がありません。
しかし原西に突っ込む藤本の姿は、笑いを否定していたマジョリーナと青っ鼻も笑わせて
その隙に立ち上がる5人。サニーは客席を包み込む笑いと、
舞台に上がる前のFUJIWARAの2人の姿を思い出し、そして気が付きました。
『そうか。何でウチがお笑い好きなのかわかった!』

FUJIWARAの2人を襲う赤っ鼻の拳を単身受け止めるサニー。
『ウチはみんなが楽しくなるのが好きなんや!お笑いもお好み焼き焼くんも、そこは一緒や』
その発言に、サニーの正体があかねだと気づく2人。
『ウチがさっきの女の子かは、秘密やねん♪』
炎を纏った攻撃と、赤っ鼻とのパンチの応酬を経て炎の壁で視界を遮り、
背後に回り込んでサニーファイヤーが炸裂!見事赤っ鼻を退治します。
ハッピー達も負けていません。青っ鼻に4人で蹴りを叩き込み、
FUJIWARAさんのようにみんなの笑顔を守って見せると意気込み、
5人力を合わせてレインボーヒーリング。青っ鼻も仕留めました。

再びFUJIWARAのステージが再開し、
調子を取り戻した2人の掛け合いは観衆を笑いの渦に包みました
そして終了後。お礼を言うFUJIWARAに、あかねは逆にお礼を返します。
『お礼を言うのはウチのほうです。FUJIWARAさんには大切な事に気付かせてもらいました』
FUJIWARAがお笑いでみんなに笑顔を届けるのならば、
その笑顔を守るのがプリキュアです。
そして最後にプリキュアの事は秘密だと約束しました。が、しかし・・・
原西はキュアゴリラを新たなネタとしてテレビで披露し、
それを見たあかねは、思わず声を上げるのでした。


まず過去の芸人回同様、私はFUJIWARAのお二方について、
『どちらの藤原さん?』『どなた様ですか?』といったれいかの反応そのままで、
その顔すら知りません。おそらく街ですれ違っても気が付かないでしょう。
知っている事と言えば、原西氏がかなりのプリキュア好きである事、
かつてそのお子さんのために、喜多村さんが美希の声で電話をかけてあげた事、
そしてスイート立ち上げの際、「キュアト音記号」を提案して却下された事程度です。
FUJIWARAのお二人やファンの方には失礼な話で恐縮ですが、
最初この出演の話を耳にした時、率直に言って「やめてほしい」と感じたのは事実です。
アニメもビジネスである以上、各種提案企画があって当然ですが、
双方のファンにとって実りが無い(と私が感じてしまった)コラボレーションはいかがなものかと
過去の例からして、懸念だけを募らせたまま、本日の視聴を迎えました。
また本職の役者さんでないため、演技力の欠如も心配していた点の一つです。
しかしたむけん回オードリー回において、企画には疑問を抱いたものの、
ストーリー構成やそこから得られたものに関しては評価しており、
話がしっかりしていれば大丈夫か・・・と祈るような想いで視聴を始めました。
しかしその心配は冒頭で触れた通り、杞憂に終わったどころか、
観て良かったと思わせる出来栄えに満足しています。

『好きな物なら何で自分がそれ好きなんか、よう考えてみ』
今回最も印象に残るこの一言。これは果たして脚本にあった台詞なのでしょうか。
当然あったものだと考えるのが自然ですが、
プリキュア好きという原西氏が「お笑い」だけでなく「プリキュア」に対しても発言したようで
この台詞を聞いた時に私自身もいろいろと考えさせられるものがありました。
私は何でプリキュアが好きなのか。
プリキュア達の魅力的な姿や、熱い戦いに胸を躍らせるのももちろんですが、
必ず元気づけられたり前向きにさせてもらえるストーリーと、
決して裏切る事がない関係者の皆様の仕事ぶりを信じているからです。
そして今回も裏切られる事はありませんでした。
話を見る前からあれこれマイナス面だけを考えていた私ですが、
見てもいないものを色眼鏡で見てしまった事を反省したいです。

さて、そのFUJIWARAのお2人について。
懸念していた演技力は殆ど気にならず、自然体に演じておられた事を評価したいです。
彼らの定番ネタ(本当に私は知らないため、面白さもよくわかりませんでしたが・・・)が
少々多いものの、流れを断ち切ってしまうような極端なものではなく、
それを逆手にとって「普段と逆の事を言わせる」というマジョリーナの策や、
アカンベェの戦方に活かしているあたり、構成の巧さを感じました。
前述の印象的な台詞もそうですが、事によるとストーリーの組み立ての時点で
FUJIWARAのお2人を交えたミーティングがあったのではないかと思います。
プリキュア好きの原西氏であれば、自分が出る事によって不自然な展開になったり、
お子様達やファンの期待を裏切ってしまう展開になる事は望まないでしょう。
そして藤本氏も、そんな相方に触発されているのか(?)
2人揃って一緒に面白いストーリーを作ろうという
プリキュアシリーズに関する理解と共感が見受けられたような気がしました。
そして私も思わず本気でウケてしまった、「キュアゴリラ」変身バンク。
あの見事な(笑)流れはご本人様の振付を元に絵コンテを描いたのでしょうか。
原西氏が完全に自分のものにしているようで、
今後ご本人が自らネタとして活用する様が浮かんできます。

あかねを中心にみんなで四苦八苦する5人漫才の場面も微笑ましく、
れいかの反応や真面目ゆえの突っ込みは、オードリー回でのせつなを思わせて楽しめました。
あかねがメインだけあって、相変わらずのサニーのカッコ良いアクションも充実しており、
この点でも強い印象が残りました。そもそもスマイルのシリーズに限らず、
普段から各主人公達の掛け合いはボケとツッコミのようで、その役割が時に逆転したり、
思わぬキャラクターがボケたり突っ込んだりする事でキャラクターに深みが増しています。
れいかの反応やツッコミの数々も楽しめましたが、
ツッコミのタイミングを誤って赤面するやよいの可愛さといったらもう(以下自粛)

たむけん回でのブンビーさんオードリー回でのウエスターさんの前例があるとおり、
今回も敵側の活躍ぶりが光っていたのもインパクトがありました。
なんといってもウルフルンとアカオーニのバッドエンドボンバーズ!
あの扮装そのものが笑えるだけでなく、負け惜しみとも思われるウルフルンの
「寒い空気で包んでやった」発言が楽しいです。
結果は寒い空気で良かった筈なのに、
本当はウルフルンも悔しかったんじゃないかと思わせるような憎まれ口。
アカオーニの尻を叩いたり、その気にさせたりするあたり、
前世でお笑いを目指していただけの事はあります(違)

そしてマジョリーナ。基本いつもと変わらない悪役ぶりではありますが、
お笑いを否定した彼女が「愉快だわさ」と笑ってしまった事が引っかかります。
すなわちマジョリーナも「楽しい」という感情を知っているという事です。
それを否定し続けていく事が今後あり得るのか、
この点に融和の可能性がある気がするのですが、果たして・・・

予想していなかった育代ママン、そしてみゆきの父の登場などもあり
不安が大きかっただけに楽しめた分もまた大きく、
充実した視聴を楽しむ事が出来ました。
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コメント 14

Merci

私も、お笑いには全く興味がなく、れいかみたいな反応に近いものがあるんですが、脚本が上手かったなぁ、とひたすら感心しました。「熱血!あかねの○○人生」つながりで、お好み焼き回とつなげて来たのもナイスでした。

それにしても、最初の印象では、主人公のみゆきや、かわいらしさが飛び抜けているやよい、頭が良く美人のれいかと比べて霞むのでは?と思っていたあかねが、意外にもと言っては失礼ですが、ここまで要所要所で、テーマに直結する部分を表現すると言う、非常に良い役回りを貰ってますね。

次回は、これまで若干、個人対個人の関係としては希薄だったなおとやよいの関係がクローズアップされそうで、これまた楽しみです。
by Merci (2012-05-27 19:57) 

R2

こんばんは、R2です。
見るまでは不安のあった今回ですが、終わってみれば悪くないどころか、いつも通りに楽しむ事ができました。

自分はスティクスさんと同じくお二人の漫才には興味が無い上に、もともと「プリキュアとお笑い」という言葉自体に抵抗がありました。

何故かと言えば、「Splash☆Star」の健太と宮迫くんという前例があるからなのです。
もちろん、この二人のキャラは好きなのですが、それだけにS☆Sで無理に(?)お笑い要素を入れようとした結果、他にいくらでも話を膨らませられたはずの二人が痛々しい漫才を繰り返すだけになってしまい、女児向けアニメでもこれはないよなぁ…と今でも思ってしまいます。

それだけに今回は不安を抱えながらの視聴だったのですが、蓋を開けてみると、いつもの面白さを全く損なっていないのに驚きました。
S☆Sの二人を例に挙げてしまいましたが、今回のみゆき達の漫才だって、純粋に芸として考えれば彼らとどっこいどっこいだと思います。
ならその違いは何なのかと言えば、スマイルの五人組が普段から漫才チーム顔負けのノリと勢いで視聴者を笑顔にしているから。

マイクに顔をぶつけるみゆき、タイミングを間違え真っ赤になるやよい、一人マジレスに走るれいかさんと、彼女達らしさが出る事で、見てる側は視聴者の自分も含め、いつの間にか笑顔になっていました。

ゲストの二人も、演技力もそれなりでしたし、何より「何で好きなのか?」という台詞で、ただ出てきただけではない存在感をきちんと「プリキュア」という番組の中で見せてくれていましたし、

もちろん、全部が全部良いかと言われると微妙です。ゲストが実在の人物でそう無下にできないのを差し引いても、バッドエンド空間を自力で破るまでになるのはちょっといい役を振りすぎじゃないかと思いますし、キュアゴリラの漫才も元ネタを知らない自分から見れば、はっきり言って「気持ち悪い」としか思えません。

が、それでも話を全体として見れば十分面白かったと思えますし、不安だらけだった芸人回もそう悪いものじゃないと分かって安心しました。今回は色々な点で、いい意味で予想を裏切ってくれた回だったと思います。
by R2 (2012-05-27 20:54) 

スティクス

>Merciさん
こんばんは。早速のコメントありがとうございます。
懸念もありましたが、作りの巧さによって楽しむ事が出来ましたね。
ご指摘のサブタイトルの件も面白く、
今後あかねのメイン回のサブタイトルが楽しみです。

あかねの印象については、元気系のキャラを全面に打ち出すと思いきや
良い意味での繊細さや心配りを見せている点、私も好印象を持っています。
最初はなおと被る気がしましたがそんな事も無く、
話が進むにつれて5人の個性が次第に見えて来て、
これから先の中盤の山場、そして終盤でどのような成長を遂げるのか、
こちらも期待大です。

>なおとやよい
うららとこまち、りんちゃんとこまちのように、
それまで見られなかった組み合わせは想像が働きますね。
化学反応が起きるのか、それとも真っ向の王道なのか、
初代以来久々の体育祭というイベントも楽しみにしています。
by スティクス (2012-05-27 22:05) 

スティクス

>R2さん
私も本文中を執筆する際に感じた事ですが、
やっぱりあれこれ心配するよりも観て良かったと思わせる一編でした。

私はプリキュアとお笑いの親和性に関して違和感を感じている事と、
大人の事情による止むを得ないタイアップといった印象から
懸念しておりましたが、なるほど健太&サコッチが原因ですか(笑)
少しわかる気がします。確かにあれは寒かったですから・・・
ただ、初見の時は私も好きになれなかったあの2人の漫才ですが、
再見で認識を改めるに至りました。
「暗い顔してるから笑えない」と咲をたしなめた健太であったり、
あれだけ内気で引っ込み思案だった宮迫が見事成長したりと、
男子生徒2人の成長物語として見られたと考えています。
もっとも、肝心のギャグが寒いのはともかくとして・・・(苦笑)

芸風に関しては確かにみゆき達も似たようなもので、
オードリー回でのラブとブッキー、美希とせつなの漫才は
さらに見ちゃいられないものでしたが、
「お客さんを楽しませたい(楽しませなければならない)」
という想いがいずれも根底に見受けられたと思います。

>ただ出てきただけではない存在感
今回、これが一番良かった点ですね。
作中で好きな事に言及させているだけあって、
好きだからこそ出られた事を楽しんでいるフシも感じられました。
かつてはたむけんもホシイナーを気迫で押し留めましたし、
オードリーもお面を叩き落したり鬼瓦で戦闘補助をしたりといった
活躍がありましたので、自力でバッドエンド空間から立ち直った事も、
ご祝儀という事で、目をつぶりたいと思います。
キュアゴリラも正直予告で観たときは微妙でしたが、
すみません、これは素直に脱帽してしまいました。
悪乗りと言えそうな変身バンクの見事さには、
私も普段使わないようなスラングを用いてしまったくらいですから(苦笑)

私も同じく心配していただけに、楽しめた事でむしろ安心しました。
こういった良い意味での「予想を裏切る」内容は嬉しいですし、
私も観る前からいろいろと決めつけないようにしようと反省した次第です。
by スティクス (2012-05-27 22:20) 

横浜学園都市部

こんなことを言うのは気拙いと思いますが、自分はこう見えてお笑い好きで、有名無名問わずテレビで活躍してることを、みるのが大好きな人間です。

今回はかねてからFUJIWARAの2人が、遂に念願のプリキュア出演という事もあってか、本人(特に原西さん)はさぞ喜んでいたでしょうね。

何気にフレッシュのオードリー回担当した岩井氏が、14話同様森川氏とタッグ演出していたからこそ生えた感じですね。

作監は稲上氏のおかげで、あかねの表情に清々しさを与えたのも好印象です。

本日の脚本は、小林雄次氏。

スイート25話から参戦した氏は基本的に、『ウルトラマンシリーズ(21世紀版)』を中心に脚本を担当していた人物で、プリキュア内ではとにかくギャグ回を中心に映えてきます(実はスイート42話の『ピコンピコン』は氏曰くウルトラセブンを意識したそうです)。

シリアス回も一応小ネタながらギャグをかましたりしているのも特徴ですが、実はシリアス回はあんまり人気が有りません(特にモアイとの戦いやレインボー・ヒーリングイベントではそれが如実でした)。

氏はピースの覚醒を描いた3話、キュアキャンディの8話、先のレインボー・ヒーリングイベントを挟んで本日4回目。

益々活躍に期待したいです。

さて次回はMerciさんご指摘のなお&やよい回。

この2人は性格面で色々と真逆の姿勢を持っているそうなので、リレーを通して何が生まれるのか楽しみです(恐らく体力のないやよいを、なおがフォローしそうだとおもいますけど)。

脚本は山田由香氏。

氏は本シリーズ初登場で、とにかくなおのキャラクターに魅力を足しているのには貢献しています。

虫が苦手な事(+高所恐怖症)を成田氏が書いた事を除けば、可愛い物好き・食いしん坊キャラなど様々なキャラクターを描くのも山田氏の特徴です。

作監はポール・アンニョヌエボ氏&フランシス・カネダ氏のフィリピンコンビがお送りします。

最後に成りますが、フランシスさんに関するトリビアを一つ。

ハートキャッチでポール氏とタッグを組む事の多いフランシス氏は、作画の腕もさることながら、名前にも親しみが沸きやすく彼の初作監を待ちわびるファンも多いそうです。

噂では作監出来るだけの腕はあるが、言語の問題から作監させてもらえなかったそうです。

独立を期待したいものです。

by 横浜学園都市部 (2012-05-28 00:41) 

幸下人(しあわせげっと)

スティクスさん、こんにちは。幸下人です。

私が常々遺憾に感じていることは、プリキュアシリーズに対する
「偏見」と、それが一因とされる「認知不足」です。

「偏見」とは、作品をまともに見ていないのに過去の美少女変身アニメの印象や、一部ファンの加工映像などで、
「変身時のハダカ、戦闘時のパンチラもりだくさんのオタ狙いロリコンアニメ」と、本気で誤解している方がアニメ以外の他のサイトなどのコメントなどで散見されることが一例です。

上記が原因なのか、大手を振って「プリキュアだ好きだ」と、
新橋の飲み屋街などでイイ歳のオッサンが「告白」すると、
翌日の昼から社内で一人、「便所メシ」食う羽目になるか、
引かれてサラッと流されてしまうのが怖くて、言うにいえない現実が、
「認知不足」につながるものと思います。

私は10数年前「セーラームーン現象」を体感した世代です。

シリーズ放送2年目(1993年)に、かつての勤め先でハマッていると「カミングアウト」したときは、
上記の反応(特に女子社員から)で冷や飯を食わされましたが、
放送4年目あたりから、先輩社員と2人きりで同行中に、「実は娘と時々見てるよ。○○ちゃんいいよね」と逆カミングアウトを受けたり、
「OP、ムーンライト伝説」をカラオケで私の目の前でわざわざ疲労してくれたK課長の心遣いも嬉しかったです。

スティクスさんの場合、職場で相撲や酒の話題での話し相手はおそらくいらっしゃるかと思いますが、
プロフィールを拝見する限り、プリキュアの件は「極秘事項」のようなので上記の件は納得される部分もおありかと思います。

同じ日曜朝に、放送10年を向かえ、国民的アニメと呼ばれるまでに成長した「海賊王を目指す話」があります。

私はプリキュアとともにこの作品も大好きです。

原作のあるなし、幼女向けと少年向けの違いはありますが、共通性はあると思います。

ところが世間では、いいオッサンがワンピースについて仲間内で語ると、プリキュアと違い「話のわかるいいヤツ」扱いしてもらえるのです。
しかしこの現象はここ数年のことではないでしょうか。
マリンフォード大決戦が面白かったこともあるのですが、やはり

「宣伝上手なフジ・サンケイ」の手法によるところも大きいと思います。

テレビ朝日系列は正直、フジに比べて「メディアミックス」戦略に長けている印象はありません。ようやく最近この重要性に気づいた感があります。

さて本題です。FUJIWARAの原西さんは本心でプリキュアファンのようで、このような形での本編出演は、私自身は納得して受け入れることが出来ます。

タレントのテレビでの発言は、やはり影響力が甚大です。

まずは原西さんクラスの「ある程度売れている」お笑い芸人が先陣を切り、
続いて、幼い娘がいる有名ママさんタレント、初代やSSをリアルタイムで見た現在10代の人気アイドルが、果ては木村拓哉などの子持ちの超有名人が、
テレビでは難しくても、個人のブログなどで、プリキュア好きを公言しやすい環境が整っていけば、
セーラームーン、ワンピースほどのブームは作風上難しそうですが、
少なくとも「偏見」、「認知不足」は急速に解消されるでしょう。

テレビ朝日はこの4月、「月間視聴率4冠」を開局以来始めて達成しました。
「振り向けばテレ東」といわれたこの局の躍進に、これはビックリです。
プリキュアもその数%に貢献しているでしょうし、これを期にテレ朝社員が一丸になって視聴率向上に「覚醒」していることでしょう。

プリキュアはシリーズ9年目を向かえ、堂々とメディアミックス展開していいコンテンツに成長しています。
商業主義という意味ではなく、「作り手として誇りをもちたい、広く認知されたい」という欲求は、当然スタッフ一同お持ちだと思いますので。

仮にプリキュアブームが起こり、ファンでもないのに相乗りしたがるタレントなどが登場した際は、
ファンはその人の本気度をすぐに見抜けますし、
あるいはスタッフが、本来の幼児層をないがしろにする大衆迎合的作風に変化していったなら、
そのときに厳しく非難すればいいことだと思います。
(今のスタッフはそういうことはしないと信じていますが。)

最後に理想を言えば、原西さんはじめプリキュアファンの有名人が、
ツイッターやブログなどでこのスティクスさんのブログを紹介してほしいですね。

言われてサイトに入っては見たが、活字だらけで退場・・・
これは活字離れのご時勢、やむなしですが、
逆に、この活字だらけのブログにただならぬものを感じて、
読んでいくことで広い視野で各作品の魅力を楽しむことにつながっていけば、スティクスさんの望むところではないでしょうか。
by 幸下人(しあわせげっと) (2012-05-28 01:29) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
気まずいなんて、とんでもございません。
むしろ私の方こそ、今回はFUJIWARAファンの方にとって
残念な感想になっているのではないかと気を揉んでおりました。
それでも言葉を選んで取り繕うよりも、
思った事を正直に書いた方が良いと考えた結果ではありますが・・・
ともかく原西氏の喜びは想像に難くありません。
次は本人役ではなく、前田健さんのように、
一役者として別の役での登場に挑戦して頂きたいものです。

それにしてもスタッフの方々の情報、本当にお詳しいですね。
プリキュアの絵の雛型を作ったと言っても過言ではない稲上氏が
時折ご担当されていらっしゃる事に、
初代からのファンとして感慨深いものがあります。

私はウルトラマンレオ以前のウルトラシリーズは
それなりに語れる?つもりですが
(特に初代マンとセブンを語らせたら多分長くなります)
近年の特撮には疎く、特撮畑の方が加わっている事は知りませんでした。
なるほど、あのピコンピコンはセブン由来でしたか。
どちらかというと「カラータイマー」の方が近い気がしますが(笑)

脚本、演出、作画それぞれのご担当者の方に得意分野があるならば
それを活かしたものが見たくなりますね。
しかし、あえて得意分野と思えないものを担当することで、
予想外のものが出来上がる事にも期待したいです。
それにしてもフィリピン勢のご活躍は本当に大したものです。
言葉の壁を乗り越えて、責任あるお仕事を任されている等、
日本人以上に苦労があった事が想像できます。
いずれフィリピンのアニメ界を背負って立つ存在になって頂きたいものです。
by スティクス (2012-05-28 22:15) 

スティクス

>幸下人さん
まさに私もずっとこれがジレンマでした。
ヘッダーの謳い文句どおり「職場には秘密」を押し通し、
未だ職場で話題に上げた事がありません。
それでなくても私の会社は体育会系のノリで、
プリキュアに限らずアニメ関係の話題自体がほとんど存在しません。
それを持ち出すと蚊帳の外に置かれてしまうのか、
試した人がいるわけでは無いので正確な事は解りませんが、
試してみる勇気は私にはありません(苦笑)
だからこそ、この場でいろいろと意見を交換できる事は嬉しいです。

某海賊王作品に関しては、私は連載が初期の頃に
ジャンプを離れてしまったのでずっと馴染みが無いままです。
一度じっくりと触れてみたいと思ってはいるものの、
これだけの巻数になっているとなかなか手が出し辛くて・・・
いろいろと興味を惹かせる仕掛けがあるからこそ、
一度見てみたいと思わせるものですし、
何だかんだ言ってもフジのマーケティング手法は上手だと思います。

さて、原西氏の起用の意味についての考え方について、
私はそこまで巡らせる事が出来ませんでした。
なるほど芸能人が先陣を切る事で、例えばガンダムであったり、
世間一般の人目に触れる機会は多くなりますね。
遡ればプリキュア初の映画作品のゲストには
キムタク夫人がゲスト出演しておりましたし、
たむけん、オードリーの登場が一般メディアで取り上げられていた事も、
認知という点では大きなものだった筈です。
しかし私はそれを「ファンでもないのに~」といった目で見てしまっており、
それ故に今回も懸念を最初から抱いてしまっていたという事、
木を見て森を見る視点が欠けていたと思います。こと本気度という点では、
原西氏の意気込みが相当のものだった事が良く伝わって来ましたし・・・

そして私はスタッフの皆様の仕事を信じていますから、
当然大人の事情が混ざっていたとしても
「作り手としての誇り」には常に敬意を表しているつもりです。
個人的に疑問符が付くエピソードだとしても、
何か異なる見方で真価を見出したいですし、
なによりいい加減な仕事ではない事は良く分かりますので、
少しでもプラスに捉えて魅力を伝えて行きたいです。

ところで私のサイトがそこまで紹介されてしまったとしたら・・・
少々考えるのが怖くなりそうです。なにせ小心者ですから(笑)
ただ、そこまで私のサイトを評価して頂き、
もったいないお言葉、それでも素直に嬉しく思います。
同時に私が一人で運営しているだけではないと言う事も。
皆様の支えあってこそのものだと感じます。
私の駄文が作品世界の認知を広げる一助となるのであれば、
こんなに嬉しい事はありません。
これからもご鞭撻の程、お願い致します。
by スティクス (2012-05-28 22:48) 

ロドリ下衆

今回のレビューも、楽しく拝見させて頂きました。

『魔の芸人回』との下馬評の今回でしたが、
個人的には楽しませてもらいました。
ちなみに、私自身はお笑いは人並みに好きで、
たむけん・オードリー・そして今回の
FUJIWARAとも顔もネタもそこそこ知ってはいます。

正直なところ、もっともっとギャグ回になると予測していたのですが、
ゲストのFUJIWARAが話のテーマの核心に大きく関わり、
良い意味で期待を裏切られ思った以上の良い話でした。



たむけんやオードリーの話は未見なので良く知りませんが、
DXのエドはるみよろしく、『ただ出演した』だけで留まらなくて
良かったです(しかもエドはるみに関しては劇中で本人とも
紹介もされず、ただのダンスコンテストの司会者で、
セリフも一言のみでしたし。。。)。

で、FUJIWARAが本編中で披露したネタに関しては、
正直フリが無く唐突なのと、新作ネタじゃないので
新鮮味がなく正直さほど笑えるものじゃなかったですが、
フジモンの『顔デカ』ネタは他の芸人さんからイジってもらって
真価を発揮するタイプなのと、漫才に関しては、
一つのネタを通しでやればもっともっと面白いネタは
彼らも持っているんですが、30分の限られた枠の中、
一ネタ(5分くらい?)やってしまっては肝心な話の部分が
疎かになってしまうんで、時間等の制約上まあこれは仕方ないかな?と。

漫才の腕前は、違う所で披露してもらうとしましょう♪(苦笑)


しかし!
今回きっての新ネタ(!?)のキュアゴリラは、笑わせてもらいました!!

じつはあれ、過去にも近いものを原西さんがテレビで
披露しているんですよね。

私も最近過去作品を某動画サイトで探している時にたまたま
見つけたのですが、フレッシュの頃(だと思いますが)に
『ダウンタウンDX(←オールスターズじゃありません^^;)』という番組で、
変身バンクやってました。

その時はキュアゴリラじゃなく、フレッシュの(たぶん)4人を
コピーしてましたが…でもそこは芸人なんで、多少アレンジして
笑えるポーズに変えちゃってましたが(笑)

ちなみにその時のゲストの的場浩司さんも好反応を示してました。
あの人も娘さんがいて、一緒に観てるクチだとか・・・

一度、アメトークで『プリキュア芸人』回をやってほしいですね!
公言はしていなくとも、『隠れプリキュアファン』の芸能人は
結構いそうな気がします(特に小さい娘をお持ちのパパさんは)。
同局だし、不可能ではないはず。。。



で、本編の話に戻しますが、フジモンに初対面したあかねちゃん、
めっちゃ照れてましたね。ありゃあ完全に恋する乙女の瞳だ(爆)
サインや握手、一緒に写真なんてすっごく羨ましい!!!
・・・FUJIWARAが(苦笑)

また、ウルフルンさんとアカオーニさんの『バッドエンドボンバーズ』、
イカすネーミングです(笑)

ただ、出てきた時点で既に出オチ感がありましたが。。。

寒い空気で包むよりも、白紙の未来を塗りつぶした方が
より効果的では?というツッコミはなしの方向で(苦笑)

みゆきたちのゴプリキュア、再び日の目を見る日が来るとは!
ネタは練習通りに行きませんでしたが、緊張しまくった
5人のドタバタ感が何とも面白く、笑わせてもらいました。


そして個人的に色々考察を巡らせた、問題のFUJIWARAの
覚醒シーン。

てっきり、FUJIWARAの二人はバッドエンド空間の外からみゆきたちと
一緒に登場して、そこからプリキュアたちの変身を目撃して
『じゃあ俺たちも・・・!!』となるのかと思いきや、
普通にバッドエンド空間を抜け出してしまいましたね(苦笑)

プリキュア以外でバッドエンド空間を抜け出した初の人間となった訳ですが、
思うに『バッドエンド空間を抜け出せる人間=プリキュア』ではなく、
『大事なものを守ろうとする思いが特に強い人』が打ち破れるのでは
?と。

そして注目すべきは、キャンディがFUJIWARAのどちらか(たぶん原西さん)に
プリキュアとしての覚醒の可能性を感じていたこと、
物語の冒頭で『5人のプリキュア』と言っておきながら、
今後の6人目のプリキュア登場を感じさせるようなような発言をしていたこと。

・・・・・残念ながら(?)原西さんは、1.おっさん(いい歳した大人)であること、
2.男性であることを理由にプリキュアにはなれませんでしたが(苦笑)
(1.はキュアフラワーの例もあるんで、必ずしも
当てはまらないかも知れませんが。。。)

『大切なものを守りたい』という情熱はプリキュアたちと同じ物を
持っていので、バッドエンド空間からの脱出はできたのかな、
との解釈に達しました。


あと、FUJIWARAの二人がバッドエナジー抽出中に
プリキュア変身後の名乗りを聞いてその名に反応していること、
話のラストでキュアゴリラ変身バンクネタをテレビで披露していたことも
少し引っ掛かりました。

この『スマイル~』の世界では、プリキュアは世間的に
認知されている存在なのか?ということです。

チームスマイルも登場する『オールスターズNS』の世界では
認知されていたんで、歴代プリキュアの活躍等で世間的にも
プリキュア自体は認知されていると解釈しても良さそうです。

そうでなければ原西さんがみゆきたちの変身を見ていないのに
なぜ変身バンクの模写ができたのか、『プリキュア』という言葉に
反応したのかの理由が見つかりません(スマイルオリジナルの
パフの『ポンポン』もやっていたんで、朦朧とした意識の中で
変身を見ていたのかもしれませんが)。

また、テレビでネタにするにしても世間的にプリキュアが認知されて
いなければ、キュアゴリラ変身バンクをやったところで
一般人には『???』という感じになって、
バッドエンドボンバーズばりの寒い空気で包んでしまいそうですし・・・(苦笑)

プリキュア自体の存在が世間的に認知されているからこそ、
あかねもテレビでネタにされていることを見て、
あれほど慌てふためいていたんでしょうね。

・・・余談ですが、あかねちゃん家のテレビは40型くらいかな?(笑)


と、色々今後の展開を予想する上でも、あかねちゃん好きとしても
とても楽しめた今回の話でした。

戦闘シーンもサニーがパンチをパンチで返すという離れワザを
見せてまたも漢(おとこ)前っぷりを見せたり、あかねちゃんの漢と乙女の
両面が垣間見えて、もうおなか一杯です(笑)

今後6人目の登場があるのかどうか・・・オープニング終盤の画を
見ると、中盤以降の更なるパワーアップもありそうですし、
6人目を感じさせるような登場人物の伏線も感じないので、
個人的には今作での6人目は出ない、と予測しています。

あるとするならキャンディが人化して6人目?という可能性も
捨てきれませんが、それじゃまんま5GoGoの流れなんで、
ただでさえ設定が似ている今作ではそれもないかな?と思います。

キャンディも6人目の発言を今回初めてしていますが、
そもそもキャンディ自身もプリキュアやその能力等について、
知らないことが結構多いことを過去の話から感じられるので、
『5人とは聞かされているけどもしかしたら・・・』的な
今回の発言だったと解釈しています。

中盤以降に新たな登場キャラでも出てくるのか・・・
今後も目が離せませんね!




以上、長レス申し訳ありませんでした(汗)
言いたいことは全部書かないと気が済まない性分なもんで・・・
しかもまた寝落ちの深夜(早朝?)レスで(滝汗)
by ロドリ下衆 (2012-05-31 05:27) 

スティクス

>ロドリ下衆さん
再びありがとうございます。これからもご意見を頂けると嬉しいです。
さて、今回私が懸念していたのは、話そのものの内容ではなく
芸人さんに興味を持っていない故に辛辣な感想を書いてしまうのではないか、
それによってFUJIWARAやお笑い好きな方々の
気分を害してしまうのではないかという事でした。
ただ私にとっても良い意味で予想を裏切る展開だったため、
結果として良いものが見られて本当に良かったです。

>エドはるみ
そういえば、ほんのワンシーンだけ登場していました。
あの方も最近見かけない気がしますが・・・
過去の芸人回も、そこから得たメッセージは共感できるものがありますので
機会があればご覧になってください。
芸人さんにどこまで期待しているかによって、捉え方が変わって来ますね。
私のように、さほど表に出すぎない方が好ましいという考えだけでなく、
新作ネタ等での芸人さんの本領発揮を期待する声もあるのだという事、
千差万別だと感じました。

>的場浩司
なんと、これは初耳でした(笑) 私世代には「~ブギ」のイメージが強く、
暴走族あがりの少し強面な方だと思っていました。
芸人さんだけでなく、こうした方々がゲスト出演されるのもアリかもしれません。
隠れプリキュア好き(私も社会的にはその一人ですが)の
芸能人トークも観てみたい気がします。

あかねの反応やバッドエンドボンバーズの「寒い空気」も楽しめましたが
全く予想外だった「ゴプリキュア」には驚かされました。
おいおい、そこでプリキュアって名乗っていいのかよ・・・という気もしますが
作中世界でプリキュアと言う存在がヒロインとして認知されているとすれば
その名を借り受けて付けていると考えることも出来ると思います。
ロドリ下衆さんも触れていらっしゃる、作中世界での認知については
フレッシュ以降の各作品のようにはっきりと認知されているような描写は
今のところ見受けられていません。
(これからご覧になるかもしれませんが、
 特にフレッシュとハートキャッチは一般市民の認知度が高かったです)
これから明らかになるかもしれませんが、
案外視聴者の想像に任せているのかもしれないです。

>あかねちゃんの漢と乙女の両面
私もこういうキャラクターが大好きで、
5の中でもりんちゃん好きを公言しているのはこれが理由です。
決める時は決める、活発で元気いっぱいな女の子が、
時折見せる少女の素顔、というものがたまらないですね。
もしMXTVをご覧になれる地域であれば、
今再放送中のプリキュア5をお勧めしたいです。

>6人目
いろいろと憶測が流れているようですが、
これは現時点では何とも言えないですね。
夏以降の追加戦士が恒例となっている今日この頃、
その流れに逆らうのか、あえて踏襲しつつ人数追加があり得るのか・・・
その中でキャンディ自身の覚醒よりも、
『5人とは聞かされているけどもしかしたら・・・』
というご意見は面白いです。
果たして中盤以降どうなるか、予想がつきませんね。
刻々と迫るピエーロ復活の時、そしてデコルの収集。
あと1か月ちょっとでこれらが解明されると思うと、
私も目が離せません。今後も毎週日曜が楽しみです。

>寝落ちの深夜
お体にはお気をつけて下さいね(笑)
私は最低7時間は寝ないと持たないタイプなもので、
逆に深夜早朝のレスが遅くて恐縮です。
by スティクス (2012-05-31 22:07) 

きすけ

俺以外にも「娘よりプリキュアにハマってしまったお父さん芸人」みたいな感じのアメトーークを妄想している方がいるなんて…嬉しいじゃない^q^

キュアゴリラ!の変身ポーズが面白すぎてwww原西さん自ら「カシャン、カシャン」とか効果音を口で言ってますしね…細かい所までよく見ていて、プリキュアの変身のセオリーをよく知ってるんだなーと感心しました

バッドエンドボンバーズ(笑)やフジワラの活躍も楽しかったですけど~
何気なく初登場した、みゆきパパンにも何故か笑ってしまった俺がいる^q^パパンの声がすごく、関俊彦です… ゴプリキュアが披露した漫才のネタで出てきた『桃太郎』とは、仮面ライダー電王で関氏が声を当てていたキャラクター『モモタロス』をイメージしてのことか…いや違うかw

それにしてもお笑いに対してピュアすぎるれいかさんかわええぜ…ってか緊張して顔真っ赤にしてたゴプリキュアみんなかわええぜ…
by きすけ (2012-06-02 23:16) 

スティクス

>きすけさん
キュアゴリラの変身、あれやっぱり原西氏の意見が
相当取り入れられている気がしますね。
かなりプリキュアを観込んでいないと、
あの自然?な流れと擬音は出てこない事でしょう。

「娘よりプリキュアにハマってしまった」らしき方々も
時折職場で存在が伺えるのですが、
子どもをダシに出来ない独り者の私がそれを切り出す事も出来ずにいます。
だからこそ、その代弁者と言える原西氏が今では頼もしく思えて来ました。
きすけさん同様、ちょっと嬉しいですね。

>みゆきパパン
私は今回あまり触れていなかったのですが、
人の好さそうなところが良いですね。
あの両親にしてあの娘ありといった感じが伝わって来ます。
私は「モモタロス」については知らないのですが、
関俊彦さんは知っていますので、今後の再登場にも期待したいです。

>お笑いに対してピュアすぎるれいかさん
という事は私も(以下自粛)
またどこかで「ゴプリキュア」を名乗る日が来るのでしょうか・・・
by スティクス (2012-06-03 15:27) 

血液型A型の男

プリキュアファンの有名人(芸能人やスポーツ選手等)といえばNMB48の小笠原茉由、俳優の相馬圭祐、お笑い芸人の比嘉モエル。NMB48はAKB48の姉妹アイドルグループです。
by 血液型A型の男 (2013-11-30 08:04) 

お名前(必須)

なんと原西さんは人気投票で(何故か)3位を獲得しました
by お名前(必須) (2019-10-12 10:39) 

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