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ドキドキ!プリキュア第4話『お断りしますわ!私、プリキュアになりません!!』 [ドキドキ!プリキュア]

"私が気付いてクシャポイしたから良かったものの、
 危うくプリキュアの正体が世界中に知れ渡るところでしたわ"
四葉ありす
 
それは、ありすが小学生の頃の記憶―
物珍しい72色入り色鉛筆を見咎められて、生意気だと男子にからかわれていた彼女の元へ
「幸せの王子」が颯爽と助けに現れました。
『寄ってたかって女子をからかうなんて、最低よ!』
―そして時は流れ
四葉邸で紅茶を囲む、中学二年のありす達。
ダージリンのファーストフラッシュとは・・・さすが四葉財閥)
ところで、彼女達の月に一度のお茶会は来週の筈。
訝る六花の機先を制すように、ありすは話を切り出しました。
『それはもちろん。プリキュアの事です』
マナと六花が盛大にお茶を吹く音が、四葉邸にこだましました。

執事セバスチャンがボタンを押すと床が盛り上がり、そこにはのんびりとくつろぐランスの姿が。
あの時理科室に置き去りにされたランスは、シャルルたちを探して夜の街を彷徨っていた際、
道路に不要に飛び出し、危うく轢かれるところでした。
偶然か必然か、その車に乗っていたありすに介抱されて、四葉邸でもてなされていました。
しかしランスはプリキュアの秘密を喋った訳ではありません。
再びセバスチャンがボタンを押すと、窓のシャッターとスクリーンが下り、
今度はクローバータワーの防犯カメラに映っていたという
マナがキュアハートに変身するシーンが大写しに投影されました。
これにはさすがのマナと六花も引きっつった顔を隠せません。
『私が気付いてクシャポイしたから良かったものの、
 危うくプリキュアの正体が世界中に知れ渡るところでしたわ』

この事実は幸い表に出る前に闇に葬られ(四葉財閥の力、恐るべし・・・)
ありすとセバスチャンしか知りません。
しかし、いつ何時プリキュアの事が知られてしまうか、決して油断できないのも事実です。
そのため、ありすは一つの提案を持ちかけました。
『私に、マナちゃんたちをプロデュースさせて下さいな』

その頃例のアジトで、イーラは苛立たしげに3人目のプリキュア誕生を報告していました。
『こう青くてふわっとして、キラキラしてやがってさ』
『あら?惚れたの?』
年少故か、イーラはマーモとベールにからかわれ気味です。
とはいえ、彼らは決して甘くはありません。
『早めに滅ぼした方が良いだろうな。あのトランプ王国の時のように』

さて、プロデュースとは具体的に何をするのか詰めようとした矢先、
妖精達は闇の鼓動を感じ取りました。
すかさずセバスチャンが四葉財閥の情報網を駆使して現場を突き止め、
再びボタンを押すと地下から車がド派手に登場!
車で現場に向かうとは・・・今度のプリキュアは色々と予想外です。

駅前では携帯音楽プレーヤーのジコチューが、騒音撒き散らして暴れていました。
『待ちなさい!』
屋根の上にハートとダイヤモンドを乗せた車が、颯爽と駆けつけます。
が、セバスチャンの荒い運転?にハートは車酔い気味です。
流石に朝のお子様向け番組で「あしたのジョーのアレ」はありませんが、
イマイチ締まらない名乗りになりました。
それでもジコチューに攻撃を畳み掛けて行く二人。
ランスも負けじとありすを促し、一緒に変身!・・・と呼びかけた折、
当のありすは戦いの場だというのに耳栓をつけて優雅にお茶を喫んでいました。
思わずランスの苦言が飛ぶも、
ありすはただ高みの見物をしているだけではなく、冷静に戦況を見ています。
『既に勝負はついています』
電池切れを起こしたジコチューが音を発しなくなり、その隙にマイスイートハートで無事浄化。
これにて一見落着。しかし・・・ランスの胸の内に沸いたモヤモヤしたものは消えません。

駅前の監視カメラ映像の削除、ネットに上げられた目撃情報の消去など、
セバスチャンの仕事ぶりは完璧です。
このように万全のサポートを約束するありすに、マナと六花もまんざらではなさそうですが、
ランスは先程から抱いていた釈然としない気持ちをぶつけました。
『ありすはどうして戦わないランス?マナも六花も一生懸命戦ってるのに、
 ありすだけ後ろでお茶を飲んでるなんて、おかしいでランスよ!』
ありすもプリキュアとして一緒に戦うべきだと、ランスは切実に訴えます。
必須アイテムであるラビーズを持っていないという問題も、
既にありすはあの日クローバータウンの露店で手に入れていました。あのタラシ野郎・・・
これでありすがプリキュアになれない理由はありません。
『僕は君と巡り合うためにこの世界に来たんだランス。
 お願いランス。プリキュアになって、僕と一緒に戦ってランス』
ありすの手を取り、再び縷々と訴えるランス。しかし、ありすはきっぱりと申し出を断りました。
『ごめんなさい。私、プリキュアにはなりません』
ショックを受けて飛び去ってしまうランスを見送るありすの目には、
何とも言えぬ寂しさが宿っています。

マナと六花には、ありすがプリキュアになる事を拒む理由に心当たりがありました。
超お嬢様のありすは小学校では物珍しくて浮いており、
それ故にからかわれては都度マナが助けに入っていました。
冒頭で回想された出来事も、その一つです。
『あんたたち、恥を知りなさい!』
その時幼いマナに叱られた男子二人が、
絵に描いたようなヤンキー兄貴を連れて仕返しにやって来ました。
幼いマナは先生を呼びに行こうとする六花を制し、
自分で敵わないからといって年上に頼るような卑怯者ではないと一歩も退きません。
しかし、兄貴の威を借りた男子二人はこれ見よがしにマナに暴言をぶつけます。
出しゃばりで、目立ちたいだけではないかと言われて、マナに戸惑いの色が生まれました。
『お前、みんなからウザイって言われてるんだからな!』
二の句が継げなくなったマナは、いつもの威勢を保つ事もできずに泣きじゃくります。
『違う・・・私そんなんじゃない・・・そんなんじゃないもん!』
自分を守ってくれたマナが侮辱されたと見るや、ありすの目の色が変わりました。
静かに怒りを燃やしながら、卑劣な男子連中の前に立ちはだかり、そして・・・
『取り消して下さい・・・マナちゃんに対する暴言。今すぐ取り消して下さい!!!!

おっとり、のんびり、穏やかと言う形容が相応しいありすがケンカ?
その事実だけでも意外性十分なのですが、その結果もさらに意表を突いていました。
六花はありすがピアノ、習字といったものだけでなく、
空手に柔道、剣道、合気道といった武道全般まで幅広く習い事をしていた事を明かします。
まさか・・・その、まさかでした。ありすが我に返った時、いじめっ子とヤンキー兄貴は
完膚なきまでに叩きのめされて校庭にボロゾウキンのように転がり、
当のありすもまた、己の所業に恐れをなして夕陽の中、一人駆け出して行きました。
『それ以来、ありすは武道のお稽古は全部辞めちゃった。
 ありすは友達の事を馬鹿にされると、怒りで我を忘れちゃうの。
 多分自分でそれを分かってるのね。だから、ありすがプリキュアにならないのは、きっと・・・』

六花はありすの気持ちに理解を示していますが、ランスは未だ釈然としません。
その時、闇の鼓動が感じられました。マナと六花はすかさず立ち上がります。
そしてランスは再び話をすべく、ありすの元へと向かいました。

ジコチュー出現の報をありすに告げるセバスチャン。ありすは動きません。
『私はプロデューサーですもの。現場の事はマナちゃん達に任せます』
『本当は、ご一緒に戦いたいのではないですか?
 私、長らくお仕えして気づきましたが、やはりお嬢様が一番輝いているのは
 マナ様たちと一緒に居る時だと思います。時には、素直になられてはいかがですか?』
仕える相手の胸の内を理解し、時に導く事も有能な執事の条件でしょう。
決して出すぎず、それでいて的確なセバスチャンの助言を受けても、
しかしありすは己を厳しく律しています。
『いけません。私は、怖いのです。いつかまた自分を見失い、
 誰かを傷つけてしまうかもしれない。そんな私にプリキュアの力は・・・危険です』

ありすの脳裏には、あの日コテンパンに叩きのめしたヤンキーの姿が思い浮かんでいます。
『それは違うランス!プリキュアの力は大切な人を守るためのものランス!
 それを・・・怖がっちゃ駄目ランス』
ランスの諌めながら説得する言葉を聞いて、ありすはあの日の祖父の言葉を思い出しました。

『力とは相手を撃ち従えるためのものでは無い。
 良く考えよ。お前が拳を振るったのはなんのためだ?
 力は己の愛する者を守るためのもの。それを忘れなければ二度と力に飲まれる事は無い。
 ありすよ。恐れるな。己を磨き、心を高めよ』
あの事件の後、ありすを諌め諭した祖父の言葉。
力の意味、力の目的、力の使い道。そして、今守るべきもの・・・
ありすの持つラビーズが、持ち主を認めたかのように光を発しました。
『ありがとうランスちゃん。私はもう、恐れません』

『俺ノSOUND良ク聴ケYo!俺ノLUNCHハカツサンド、Yeah!』
公園で、今度はヒップホップ風ノリのラジカセジコチューが騒音を撒き散らしています。
変身するマナと六花。
『愛を忘れた悲しいラジカセさん!このキュアハートが・・・』
今回のジコチューは口上の途中で攻撃してくる等、お約束破りを披露しました。
何て自己中な奴でしょう。
さらにしっかりとコンセントが差さっており、先ほどのように電池切れを待つ作戦も使えません。
コンセント抜けばいいだろ、と思ったのは私だけじゃないと思いますが(笑)
ハートとダイヤモンドはジコチューが伸ばしたカセットテープ(懐かしい)に
足を絡め取られて投げ飛ばされ、プリキュア危機一髪のその時、車が駆けつけました。
『お待ちなさい。それ以上私の大切な友達を傷つけるのは、許しません』
そして改めて、ランスに変身を申し出ました。ランスにとっても願っても無い事。
こうしてまた一人、あざとい新たなプリキュアが誕生します。

『ひだまりポカポカ、キュアロゼッタ』
照明効果が新たな戦士誕生を演出します。(四葉財閥というかセバスチャンの演出?恐るべし)
特異な変身口上はダイヤモンドに突っ込まれ、続く口上もまたイーラの突っ込みを誘いました。
『世界を制すのは愛だけです。さあ、あなたも私と愛を育んで下さいな♥』私めで良ければ、喜んで
『なんだそりゃ、やっちまえジコチュー』
ジコチューの音波を避けたロゼッタに、カセットテープ攻撃が迫ります。
腕を絡め取られるも、柔道の心得を活かした一本背負いで逆にジコチューを投げ飛ばしました。
『すごい・・・これが大切な人を守るための力』
バズーカのような最大音波攻撃に対し、受けて立つロゼッタの技とは、
『カッチカチのロゼッタウォール!』
防御だけではなく、逆に最大の攻撃にもなりました。
ロゼッタが力を込めると、周囲に溢れていた暴音が消えます。
その現象をダイヤモンドはノイズキャンセリングと理解しました。
ジコチューはマイスイートハートで浄化され、ランスのパートナーも見つかり、プリキュアも三人。
これにて一件落着、と思われますが、実はプリキュアはもう一人います。
そのもう一人、キュアソードの存在をありすに打ち明けるマナ。
ありすにはその心当たりがありました。
あの日防犯カメラに映っていたのはマナ=ハートだけではなく、もう一人いました。
それがこの人だとありすが指さしたのは、真琴が宣伝しているエースティのポスターです。
まこぴーが、プリキュア・・・?マナの驚きの声が、夜の公園に響き渡りました。


今回初見で観た時は、ぶったまげたあまりテレビの前で何度ものけぞったものです。
絵に書いたようなセバスチャンの超万能執事っぷり、
そしてありす自身のキャラの物凄い濃さ、
四葉財閥の凄まじさ(恐ろしさ?)が、この一語に端的に込められている「クシャポイ」etc.
第二話では全く出番が無く第一話第三話で顔出し程度だったありすが
一気に表舞台に躍り出たストーリー構成は見事でした。

第一話の印象ではこまちやブッキーといったおっとり系キャラ以上に
のんびり天然さんというイメージが強かっただけに、
「武闘派お嬢様」のインパクトはクシャポイ以上に強烈でした。
まさかこんな可愛い女の子が一人で男子3人をボコボコにしてしまうとは・・・
(某pixivのタグ「血だまりボカボカ」には爆笑しました)
確かにこまちブッキーも怒らせるととっても怖かったですが、
ありすはそれ以上に「怒らせるとヤバい」感が伝わって来ました。

そのありすの「強さ」は、前例の少ない独特のものだったと思います。
悪ガキ連中にからかわれている時点で拳を振るう事も当然出来る筈ですが、
どんな目に遭っても決して自分のためには怒らないという、
己を厳しく律する事の出来る「強さ」。
本当に強い者とはどういう人間なのかを端的に表しているようです。
今後、このありすの「暴走設定」が再び描かれる事はあるのでしょうか。
もう一度観てみたい気持ちはありますが、私としてはおそらく無いと思います。
再びありすが暴走するような事になってしまえば、
それはプリキュアの道を選んだ彼女の姿を否定してしまうように思えるので・・・
もっとも、敵側があまりに卑劣な手段を用いるようなことがあれば、
例えば中盤の山場や最終回近辺で暴走してしまうかもしれませんが・・・

ところで当初は視聴者としてもありすの事情を知らない為、見ているこちらとしても
ハートとダイヤモンドに戦わせてのんびりお茶しているありすには違和感を覚えます。
その行動に疑問を抱くランスと視聴者の視点が重複し、
マナと六花による昔語りでありすの抱えている不安が明らかになる構成は見事でした。
金や口は出すけれども、汗をかかない、血を流さないといった、
現場を知らない者による経営、プロデュースなどは私は否定的に捉えています。
幸いなことに私の働く会社はそのような事が無いため恵まれている事を感謝したいですが、
色々な企業のトップインタビューやIR情報などを観ると、
どうも最近はそのような企業経営者が増えているように思えます。
無論ありすはそんな人物ではなく、また祖父の言動を見る限り
四葉財閥そのものも健全な企業理念を持っていると伺えますが、
このような状況への警鐘が暗に見て取れるような気がしました。

ランスのキャラが立っていた点も評価したいです。
一番マイペースで呑気者に見えた妖精だけに、逆にその言動には曇りが無く、
訴えたい想いがストレートに伝わって来ました。
妖精達の中では既にダビィがとんでもない個性を発揮していますが、
このランスだけでなくシャルル、ラケルいずれも単なる変身アイテムだけでなく
パートナーとして、あるいはそれ以上の存在としてのポテンシャルがありますので、
妖精達に主軸を置いた展開にも期待しています。

それにしても悪ガキ2人のみっともない事!
虎の威を借る狐ほど、見苦しいものはありません。
これまでのシリーズに登場した敵キャラクターにも、このような者はいません。
時には守るべき人間の方が、戦う相手よりも醜いものになり得ると言う点、
事実「ジコチュー」システムもそうですが、
人の心の醜さに直面してプリキュア達が迷うという話も考えられそうな気がしました。

ところですこぶるどうでもいい話ですが、72色の色鉛筆・・・懐かしいですねぇ。
クラスに2~3人はそんな多色のクレヨンやクーピーを持っている子がいた事を思い出します。
ただあれって、使いづらい色が多かったですよね?
「はいみどり」とか、「はいあかむらさき」とか、どうやって使い分けていたのやら(笑)

さて「黄色」の誕生と言えばどんな味付けをしてくるのかと身構えておりました(笑)
案の定ハートやダイヤモンドよりも力が入っていると思われる変身バンクといい、
黄ミューズの変身時ポーズを思わせる愛らしさであったり、
変身と同時に照明が周囲を彩る演出(byセバスチャン?)であったり、
「ぴかりんジャンケン」に匹敵する妙な口上など、やはり黄色の伝統は健在でした。
変身直前、暗い逆光の中に現れるといった演出もカッコ良く、印象深いものだったと思います。
もっともこの表現は、ありすの迷いを暗に「闇」として、これから向かうべき道を「光」として
対比させて描いたものだと解釈しています。

それにしても今時の中学生は「ラジカセ」知らないんですね・・・
ジェネレーションギャップは遂にここまで来たかという感がありました。
今回ハートたちが縛られたカセットテープも知らなさそうですので、
お子さんに「アレ何?」と聞かれた親御さんが居たかもしれません。
追い打ちを掛けるように「ノイズキャンセリングって何?」と聞かれて
ますます親御さんが答えに窮する姿が目に浮かびます。

ところでご存じの方もおられると思いますが、
私、タイツフェチである旨、時折本文中に織り交ぜておりまして・・・
ありすの黄タイツも無論ですが、幼い六花が穿いていた「白タイツ」
あれ・・・初めて見た時・・・なんていうか・・・その・・・下品なんですが・・・フフ(以下自粛)
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幸下人(しあわせげっと)

スティクスさん、こんにちは。幸下人です。

>こう青くてふわっとして、キラキラしてやがってさ

衝撃的でした。
過去に敵幹部がプリキュアを「肯定的に」表現した例が思い当たりませんでしたので。
否定的な表現はバスドラの「俺作戦1号」の例を挙げるまでもないですが・・・。

ズバリ、「イーラ・六花フラグ」の読みです。
少年幹部はキリヤの印象が強いせいかもしれませんが、
ニチアサのヒーローをわざわざ起用しているのですから、
アマズッペェ展開に大きく絡んでくるのは間違いないでしょう。

>妖精達に主軸を置いた展開にも期待しています。

ハミィ、キャンディと天然キャラが続いたせいか、妖精の繊細な心理描写が光りますね。
おっしゃるとおり、フェアリートーンばりの大活躍回が期待できそうです。


そして四葉財閥と御子柴グループ。
情報収集、情報操作のスケールが、国家権力に匹敵しますね。

動物病院のひとり娘のスリーサイズはおろか、
3D-MRIでカラダの隅々まで再現し、海洋堂にヤミで作らせた
「シリコン製・等身大フィギュア」ペロペロしてんじゃネェぞ!健人!

裕喜の分も作ってやれよ・・。

by 幸下人(しあわせげっと) (2013-03-16 22:17) 

スティクス

>幸下人さん
こんばんは。早速ありがとうございます。

>敵幹部がプリキュアを「肯定的に」表現した例
確かに、なかなか思い当らないですね。
バスドラ「俺作戦第1号」や「アカルンを探せ」のウエスターさん手製人形など
逆パターンはいろいろありますが・・・
と思っていたら、「迷探偵こまち」を思い出しました。
この時確かスコルプさんが「プリキュアの結束は固くチームワーク抜群」
などと報告書に書いてしまいアナコンディさんに
ダメ出しを喰らっていたと記憶しています。

>イーラ・六花フラグ
ストーリーを劇的に彩ると言う意味ではものすごく興味をそそる一方で、
この2人にほのかとキリヤのような悲劇を
味あわせたくないという気持ちもあったりします。
なにせ18号に巡り合うまで寂しい青春を送っていたクリリンですから、
案外女性関係には奥手・・・かも?

>フェアリートーンばりの大活躍回
私もあの手の話をもう一度見てみたいです。
私の感想文中でまだ明かしていないのでここでは詳しく記述しませんが、
ダビィの「変わり身」のように妖精達みんなが
異なる姿を見せるというのも面白いかもしれませんね。

>国家権力に匹敵
もはや怒らせたら怖いどころか、敵に回すとヤバいレベルですから(笑)
あの悪ガキたちが社会的に抹殺されていない事を祈るばかりです。

>海洋堂にヤミで作らせた
あの野郎・・・そんなもの密造していやがったとは・・・
私にも一つよこせください。言い値で買わせて頂きます。
by スティクス (2013-03-16 23:16) 

具米

お久しぶりのコメントです。
日本中(誇張)がオールスターズNS2の話題で持ちきりですが
自分もスティクスさん同様BD・DVD待機組なので、誰がしゃべって
誰が台詞無しか等の情報のシャットアウトに余念が無い状態です。

脅威の経済力と情報収集能力を誇る四葉財閥のご令嬢、ありすちゃんですが
これまでのいわゆる「お金持ち・お嬢様キャラ」と違うのは世間とのギャップや
自分の持つ影響力を自覚してフルに活用してる時点でしょうか。
だからこそ笑顔で言う「クシャポイ」が恐ろしく感じるのでしょう。
変身前の本人の戦闘力がいつきレベルなのにはひっくり返りましたが。
セバスチャン以外にも高性能な使用人が影に控えてそうな予感。
社会的「クシャポイ」だけでなく物理的「クシャポイ」もOKですね。

今回のメンバーは顔芸とまでは行かなくても表情豊かなシーンが
多くて楽しく、感情を前面に押し出すだけでなく瞳や口元、ちょっとした
しぐさだけでキャラの心情を表す場面が多く、丁寧でいいなぁと感じています。

マナも歴代ピンクのように「おっちょこちょいのお調子者」かと思いきや
六花に補ってもらっている部分もあるとはいえ、直感の鋭さだけでなく
「気が回る」キャラなのは新鮮でした。妙な方向への突き進み具合が
緑の羊羹の人を彷彿とさせられますが。

そして六花ちゃん。青、いいよね。
ビジュアルではまこぴー推しだったんですが、ぶたのしっぽで美味しそうに
ご飯を食べてるシーンでノックアウトされました。あと私服可愛い。

そして自分もやらかしましたが、ラケル(青)とランス(黄)の間違い。
今後のパワーアップで全員共通のアイテムではなくモチーフになった
トランプのように「杯・金貨・棍棒・剣」をイメージしたアイテムに妖精が
変身(変形)しないかな、と考えていますが、それはバンダイカーン様
次第ということで・・・
最後に最近のお気に入りプリキュアMADを一つ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19940537
by 具米 (2013-03-17 09:45) 

横浜学園都市部

この話のせいで、完全にありすに首ったけになってしまい、ドキドキ組は誰を好きにしていいのか混乱してます。

経済面や情報面で他の追随を許さぬ四葉財閥の令嬢であるありすの活躍が光りました。

悪ガキの絡みは、ありすにとっても辛いのですが、あれはマナの暗部でもあるんですよね。

マナの正義感は確かに褒められたものですが、悪ガキ達の視点で見たら、あのような意見も真っ当です。

友達を馬鹿にして怒る余りバーサーカー状態になっててたありすの姿は、ジョジョラーのスティクスさんからしたらまるで東方仗助を見てるようにも思えますよね。

最初こそは力に怯えてしまいますが、ランスの説得とその後の祖父(名前は忘れました)との回想からは、正に綺麗なまとまりと変身へのカタルシスに繋がりました。

結局力とは機械と一緒で、良くも悪くも人の思考によって左右されます。

欲望に左右されることなく使えれば、正しく導けます。

セバスチャンは今後も活躍しそうですが、ベールといいお年を召したキャラも結構輝いてましたね。

さて肝心のキュアロゼッタですが、実はこれがありすを好きにさせた決め手でした。

黄キュアの伝統というより、サンシャインの正統後継者的なキャラですが、どちらかといえば、最強の盾役と言った方がいいでしょう。

ロゼッタウォールで放つ際に、『防御は最大の攻撃』は名言です。

一気呵成に攻め込むタイプがいる中、カウンターが効くタイプだと思いました。

それと衣装。

実は事前情報で衣装を見た時、スカートの部分がエコーみたいに感じましたね。

そこそこ太腿を見せているタイプに惚れるせいなのか…それがありす好きの決め手になりました。

そうそう…自分が間違えてたら申し訳ありませんが、キャラが立ってるのってラケルじゃなくてランスじゃないでしょうか…

前回の話でも、『ラケルが放置』なんて書かれた部分があった気がしましたが…
by 横浜学園都市部 (2013-03-17 12:11) 

スティクス

>具米さん
再びコメント頂けて嬉しいです。お待ちしておりました。
引き続き宜しくお願い致します。

>NS2
私も情報シャットアウトが大変でして、とりあえず「プリキュア新聞」と
映画仕様OPやCM以外の情報をなるべく得ないよう注意しています。
7月までは、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶ日々です・・・

>自分の持つ影響力を自覚してフルに活用
水無月家がいわゆる「財閥」では無かった事もありますが、
ここがかれんと異なるところですね。
大企業故の情報網や財力を駆使し、セバスチャンを右腕として活用する様、
これまでに無い設定なので、今後も期待しています。
もっとも、だからこそご指摘の「クシャポイ」の恐ろしさ(笑)もありますが・・・
実際にいつきと組手したらどっちが勝つのか、こちらも気になります。
禁じ手の「プリキュア同士の戦い」ではなく、
あくまで「組手」ならやってもいいと思いますが、いかがでしょう?

>表情豊か
オーバーな表情をさせずとも、いろいろと物を言う表情作りがいいですね。
こうした丁寧さは私も評価しています。

>緑の羊羹の人
秋元先輩との関連は思いつきませんでした。
なるほどそういう一面も見られる気がしますね。

>ラケルとランスの間違い
言われて直しました。うわぁ・・・これがしばらく晒されていたとは・・・(汗)
これまでもメップルとミップル、シプレとコフレを間違えていた事があり、
(ひょっとしたらまだ残っているかもしれませんが・・・)
慣れるまで、だけでなく慣れた頃によくやらかしていました。気を付けます。

>プリキュアMAD
これ、私もマイリス登録していました。良く出来ていますよね。
れいかさんとダークドリーム、双方への愛の深さが伺えます。

ということで、私もお気に入りのMADを一つ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18666701?group_id=5749086
by スティクス (2013-03-17 16:11) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
私も今回で一気にありす株が上がってしまい、
四人とも非常に魅力的で迷ってしまいます。
「みんなが好き」で、良いですよね多分。

>マナの暗部
マナが今後ぶつかるであろう壁がこれだと思っていたので、
このシーンを第4話という早い段階で持って来た事も驚きました。
悪ガキ連中を擁護するつもりはありませんが、
確かに正論すぎるものは堅苦しく時に目障りになりますから・・・

>仗助
まさか髪プッツンとのつながりでしょうか(笑)
ともかく六花の時と同様、変身に至るまでの経緯が丁寧に描かれていて、
とても好感が持てました。

>欲望に左右されることなく
つまるところ、これなんですね。
プリキュアの力を欲望のために使った者はおりませんし、
(部屋の片づけ?なんでしたっけ、それ(笑))
そのような展開を描く事は無いと解っていても、
はっきりと自分を見つめさせるというところが良かったと思います。
ありすは自分を良く知っているので、決して暴走は無いと信じたいですね。

>セバスチャン
仮に生身で戦ったとしても強そうな気がします。
ベールとタイマンしたりして(笑)

>最強の盾役
シャイニールミナス先輩を是非目指して頂きたいものです。
「攻撃は最大の防御」は良く聴きますが、
その逆は初めてで、なかなか面白い発想だと思いました。
ご指摘の、カウンターという戦い方にも期待したいです。

>ラケル
>ランス
ええ、間違ってました(涙)しかもかなり多く・・・
おとなはウソつきではないのです。 まちがいをするだけなのです。
という訳で、前回分と合わせて訂正させて頂きました。
多分、もう無いと思いますが・・・
by スティクス (2013-03-17 16:50) 

悩める父メフィスト

ありすの話は 正直 衝撃的でした。

本当の強さとは・・・・
昔やったRPG「wanderer from Ys」にて。主人公が「自分は・・・強い人間なのだろうか?」と相棒に漏らします。すると 相棒は「本当に強い人間は 自分の弱さを知っているものさ」と返す場面があります。 何だかそれを思い出しました。

仲間と一緒に 本当の強さ 本当のプリキュアらしさを きっと身に着けていくことと思います。 戦闘が防御特化に限られるらしいですが、早速ノイズキャンセルという これまたリケジョ解説が必要な技を繰り出しました。これまた楽しみです。

by 悩める父メフィスト (2013-03-18 00:17) 

ジル☆ペリット

第1話でのありすの印象は感覚のずれた典型的お嬢様。
外見からピースの系譜かと思いきや、まさかのサンシャインの系譜。
見事に先の読めない展開でした。

>ランスのキャラが立っていた点も評価したいです。
過去の出来事にとらわれて自分を見失うことへの潜在的な恐れなど、微塵も感じさせない優雅なたたずまい。
プロデュースと言い放ち友人をコントロールしてしまう貫禄。(だってあの二人の引きつり顔。六花の引きつり顔・・・くぅー)
ややもすれば、1段高い所から見下ろしているとも見受けられるありすの心を開いたランス。素晴らしいです。

妖精たちの活躍は今後も期待大です。

最後に今回一緒に視聴していた娘(5歳)からの疑問。
「男の人やのに何でセバスちゃんやの?」
・・・いや、あの、セバスちゃんじゃなくてセバスチャンやから、つまり・・・

by ジル☆ペリット (2013-03-18 01:10) 

スティクス

>悩める父メフィストさん
いや、本当衝撃でした(笑) あの武闘派お嬢様っぷりの強烈なインパクトは
これからも色あせないと思います。

>本当に強い人間は 自分の弱さを知っているものさ
ゴルゴなんかも自分を「臆病」だと言ってますから(ちょっと違う?)

あと、暴力という暴走を恐れていたありすの技が「守るための技」だった事で
相手を傷つける事を望んでいないという内心が形になったと思います。
ドンと構えている姿が妙に似合う胆力と相俟って、
ロゼッタならではの立ち位置を確立して行く事でしょう。

>ノイズキャンセル
ツェペリさんが波紋を分かりやすく説明した「干渉」の原理とはいえ
さすがに少女向けでは説明するのが難しかったですね・・・
ぜひ、うんちく女王による解説を期待したいものです。
by スティクス (2013-03-19 23:10) 

スティクス

>ジル☆ペリットさん
一見男の子のようで凛としているのに、可愛いものが大好きないつき、
一見ほんわかのんびりしているのに、怒らせると世界が終わる(笑)ありす
黄色の系譜も受け継いで、さらに新たなエッセンスを織り交ぜる様、
そして先が本当に読めない展開は面白かったです。

>1段高い所から見下ろしている
本人にその気が無くても、見ていると少しだけ感じてしまいますね。
だからこそありすの迷い、セバスチャンの適切な助言、
真っ直ぐに気持ちをぶつけたランスの三者がしっかりと噛み合って
立ち上がる姿を丁寧に描いた構成が良かったです。
あと、もちろん引きつり顔も(笑)

>セバスちゃん
そのうち「小野妹子」さんとか学校で習いますから(笑)
てゆーかてゆーかてゆーか、お子様がいらっしゃったのですね。
おそらく世代が近いと思われますので、急に親近感が沸いて来ました。
by スティクス (2013-03-19 23:18) 

Merci

そう言えば「クシャポイ」の時点で、ありすちゃんの肝っ玉の大きさはうかがい知れたのでした・・・後の展開が衝撃的過ぎて忘れてましたが。髪型を含めた容姿と、第1話の「マナちゃんならそう言う」発言から、どちらかと言うと引っ込み思案タイプでマナに引っ張ってもらうタイプのお嬢様かと思いきや・・・でした。あの財力を自覚して動かしたり、プロデュース提案したり、と将来の経営力が楽しみな逸材ですね。思えば、マナや六花とは別の学校に行っている時点で、依存心は少な目と見えます。

御指摘の通り、セバスチャンの万能執事っぷりが凄まじいのも印象的です。指示通りに動くのではなく、ありすのために何が最適かをきちんと考えているというのが、見守る大人としての安心感がありますね。オープニング含めて「両親の影」が見えないありすですが、祖父の言葉と言い、セバスチャンの存在といい、ちゃんと見守られて育ってるお嬢さんだなという感じです。

ちらっと触れられていますが、ダビィの個性もいいですね・・・っと、その辺は次回以降に譲ります^^;;。
by Merci (2013-03-20 16:49) 

スティクス

>Merciさん
いやもう本当に衝撃的というかなんというか・・・
先の読めない展開には驚かされました。
それでいて、ご指摘の「依存心」の件を考えてみると
早くから帝王教育を受けていたからか、自立度が高いのが特徴ですね。
人は見た目によらない好例でした。

>セバスチャン
本来執事は自己主張を控えて主に尽くすものと思いますが、
セバスチャンはその基本姿勢を保ちながらも進言すべきところをわきまえた
仕事ぶりだけでなく、人間的にも魅力がある良いキャラですね。
ところでこの人、どこの国の人なんでしょう(笑)
セバスチャンは本名なのか、それとも・・・?

>ダビィ
ええ、こちらは次回以降で・・・
by スティクス (2013-03-21 22:34) 

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