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ドキドキ!プリキュア第12話『マナの決意!あたし弟子をとります!』 [ドキドキ!プリキュア]

"あなたマナの何を見てたの!?強ければマナみたいになれるの?そうじゃないでしょ!?"
キュアソード

ある日マナ達のクラスに、突然1年生男子が乗り込んできました。
『失礼します!!!相田先輩!僕を弟子にしてください!!』
いきなり土下座する男子生徒、早乙女純君を前に、マナ達は困惑の色を浮かべました。
彼が弟子入りしようと思ったきっかけは、
昨日本の山を抱えてふらつきながら廊下を歩いていた時、マナに助けてもらったためでした。
純君の代わりに本の山を軽々と持ち上げ、図書室へと向かう姿はとても輝いていて―
『その姿はとても力強くて頼もしくて、まるで、白馬の王子様のようでした』
『白馬関係ないし』
『僕は、相田先輩のように強くたくましい男になりたいんです!』
『マナ、男じゃないし』
弟子入り志願者は過去にも数名いたようで、慣れっこの六花の突っ込みが冴える反面、
マナはいとも簡単に弟子入りを許します。
またマナが面倒事を抱えると頭を抱える六花を他所に、
純君は精一杯頑張ると意気込み十分です。

その日の昼休み。購買前はパンを求める生徒達で黒山の人だかりで、
殺到する注文におばちゃんも対処しきれません。
そこに純君と共に通りがかったマナは、焼きそばパンが買えないと嘆く生徒のために
おばちゃんに声を掛けますが、いつの間にかてんてこ舞いのおばちゃんの代わりに
売店の手伝いを始めました。一方純君はといえば、人込みをかき分けて行く事すらできず、
聖徳太子のように注文を的確に聴き分け、満のようにお釣りの計算も全く間違えていない
超人的なマナの姿にただ舌を巻くばかり。
しかしマナはお手伝い&焼きそばパンを代わりに買う事だけに集中していたため、
自分の分を買う事をすっかり忘れており、
六花に泣きついて弁当を分けてもらう羽目になりました。

その後も階段を踏み外した生徒を保健室へ連れて行ったり、
養護教諭に頼まれて書類を職員室へ運んだり、
その途中で生徒同士の小競り合いを仲裁したり、
体育館の掃除、そしてもちろん生徒会長の執務と、マナの学園生活は大忙し。
下校時の際も、街の人たちの世話を焼き続けながら、ソリティアへと向かいました。
マナは赤ちゃんの世話までしているのかと驚く純君に、アイちゃんを抱っこさせてあげます。
ほっぺたを引っ張られたり、髪を引っ張られたりと、
案の定アイちゃんの餌食になる純君ですが、それでも精一杯あやしています。
六花達は純君が疲れていると気遣いますが、マナだけは違う感想を漏らしました。
『純君って、頑張り屋さんだね』
先輩に比べればまだまだだと謙遜する純君に、
マナは今日の出来事が大変でも楽しいと打ち明けました。
『だって、ありがとうって言ってもらえたり、喜んでもらえたりすると、嬉しいじゃない』
純君は、まだそこまでの余裕を持つ事は出来ません。
本当にマナのようになれるのかと不安を抱くものの、頑張れば僕だって、と思い直します。
『そんな頑張り屋さんの君にはこれ。君の望みがかなうように、このお守りラビーズをあげよう』
遂に男子にまで手を出し始めたか貴様
いつの間にかジョー岡田が現れ、純君にラビーズを授けました。

一方、ジコチュートリオのアジトでは、
絆創膏どころか包帯ぐるぐる巻きのベールが、イーラとマーモに危機感を促します。
今ひとつ緊張感に欠ける二人に対し、キングジコチューが相当怒っていると告げると
本気でやってやろうとイーラが重い腰を上げます。
しかし景気づけに投球!したボールは毎度おなじみガーターで、マーモの失笑を誘いました。
イーラは掟破りのボール連投で強引にストライクを計上し、
絶対にプリキュアを倒すと決意新たに出撃して行きました。

マナは相談された事の参考のために沢山の本を借りる等、読書家でもありました。
純君は書架の上にある本を取ろうとしますが、マナより背が低いため届きません。
その様子を見ていた六花と真琴は、純君がここまでついてこられた事を感心していますが、
ダビィは彼の元気が失せていると見て取っていました。
ため息交じりの純君が見上げる書架は、まるで威圧するような高い壁に見えます。

放課後、マナはテニス部の練習に付き合っています。
なぜ・・・テニスウェアじゃなくジャージなんだ!北条先輩を見習いたまえ!
本職顔負けの鋭いサーブを放ち、練習後には純君が両手でも持てない重たいカバンを
マナは片手で軽々と持っていきます。再び純君は、ため息を漏らしました。
河川敷の帰り道、六花・真琴と三人で談笑しながら歩くマナと、
その後をついて行く純君との間には、埋めようのない距離があるようです。
そこに合流したありすは、マナ達の後ろの純君に目であいさつをしました。

『今日もマナちゃんのお手伝いですか?』
『・・・はい』
『それはお疲れ様です』
そう労われても、純君は自分の無力を思い知らされたような一日を振り返り、何も言えません。
その時、河原にいた子どもの帽子が突風で飛ばされました。
すかさず走り出すマナ。純君も後を追いますが、一生懸命走っても、その差は縮みません。
『僕は背も低くて、足も遅くて、力も無くて・・・』
足がもつれて転んでしまった純君と、帽子を見事キャッチするマナの対比は、
あまりにも残酷な現実です。
『どんなに努力しても、僕は先輩見たいにはなれない。強く・・・大きくなりたい!先輩よりも・・・』
純君のプシュケーが黒く染まり始めます。
なれるわけがない、そう思い浮かべた矢先、イーラの囁きが掛けられました。
プシュケーは一気に黒く染まり、イーラがそれを呑みこむと、
大きくなりたい、という純君の願望のような巨体へと変貌します。が・・・
『あれは・・・象?』『象ね』『象ですわ」
『・・・かわいい』
案の定、ベールビーストと同様、ぞうさんイーラビーストも何とも言えぬ脱力感があります。
しかしかわいくてもこいつは純君のプシュケーを奪った相手。
マナ達は子どもを逃がし、変身します。

鼻でロゼッタを巻きつけたと思えばソードを蹴り飛ばし、
ダイヤモンド目がけてロゼッタを投げつけ、ハートも土手に叩きつける等、
ぞうさんイーラビーストはかわいくても強敵です。
『強い・・・!・・・かわいいのに』『かわいいって言うな!』
都度「かわいい」に反応するイーラという脱力感があるものの、
その強さと本気度は本物です。無論純君を助けたいというハートの気持ちも本気ですが、
イーラは望みを叶えただけだとうそぶきました。
『強くなりたい・・・大きく、たくましく』
現に黒く染まったプシュケーの奥底から、純君の想いが伝わって来ます。
『こんなやり方、純君の本当の望みじゃない!』
『でも僕は先輩みたいにはなれないんだああああああッ!』
純君の心の叫びと共に、鼻から水を打ち出してハートを吹っ飛ばすイーラビースト。
続けて水塊はソード目がけて撃ち放たれます。

『あなたマナの何を見てたの!?強ければマナみたいになれるの?そうじゃないでしょ!?』
それを手刀で切り裂いて、ソードは純君の心に訴えかけます。
『マナだって最初から何でもできたわけじゃない。
 誰かの力になりたくて、頑張り続けたから今のマナがあるのよ!』

『出来る出来ないでは無く、大切なのは誰かのために何かをしたいと言うマナちゃんの心!
 強さとは、その心の事です』

ダイヤモンドも、ロゼッタもソードに続き、ぞうさんイーラビーストに立ち向かいながら
純君の心目がけて訴え続けます。
『みんな褒め過ぎ・・・私だってしょっちゅう失敗したり落ち込んだりしてる』
少し謙遜しながら、ハートは立ち上がりざまに鋭い拳を叩き込みました。
『・・・純君と同じだよ』
ぞうさんイーラビーストの胸元のプシュケーが、僅かに色を変えました。

『どうせこいつに聞こえやしない』
ぞうさんイーラビーストはハートを跳ね飛ばし、大きな足を思い切り振り下ろしました。
しかし、砂煙が晴れてみれば狙いは逸れており、イーラは困惑します。
続く攻撃の最中でも足が止まり、ハート達は純君の心が抵抗している事を察しました。
『いつも一生懸命頑張ってる純君に、私キュンキュンした。だから!純君のハートは渡さない!』
四人で重い足を支え、持ち上げて、渾身の力を込めて投げ飛ばしました。
すかさずスパークルソードで怯ませ、
苦し紛れの水塊攻撃はロゼッタリフレクションで弾いて逆に相手を水で包み込み、
その水をダイヤモンドシャワーで凍らせて、仕上げはハートシュートで射抜きました。
『強くなりたいって努力する純君の想い、真っ直ぐな願い。
 それは決して自己中な心なんかじゃない!』

意識を取り戻した純君は、しばしマナと見つめ合い、そして・・・

数日後、最近純君が来ないと気になっていたマナ達は、
花が咲き乱れる花壇に目を止めました。これを仕上げたのは、園芸が趣味だと言う純君です。
『僕、気づいたんです。僕は先輩みたいに強く離れません。
 でも、僕の花を見て誰かが笑顔に、元気になってくれたらいいなって。
 僕が憧れていたのは、きっとそういう事だと思うんです』
真琴には逆に弟子を取れると言われ、謙遜しながら笑う純君。
色々と思い詰めていた彼にも、再び笑顔が戻って来ました。
ところが・・・

『あれがプリキュアか。いい遊び相手、みぃつけた♥』
その光景を不敵な笑みを浮かべながら見下ろしている金髪の少女がいる事を、
マナ達は知る由もありません。


いやあ・・・久々の日曜出勤(というか昨日まで出張)に行っている間、
早く帰宅して録画を見返すまでが待ち遠しい事!
出張中も、もし録画出来ていなかったらどうしよう、などと気が気ではありませんでしたが
杞憂に終わってほっとしています。

閑話休題、マナの万能っぷりを楽しめると言う点では前回と共通しますが、
純君を絡めた第三者視点で描く事によって、異なる方向性で多面的に楽しめたと思います。
背も小さくて力も弱く、ある意味では本来の視聴者であるお子様層に近い立場として
マナのカッコ良さを描き出す上で一役買っていました。
一方で、そんなマナも最初から完璧超人ではなかったと
ダイヤモンドやロゼッタの台詞を通して語る作りによって、
どんなに優れた人間でも努力なしではそうなり得ないのだという教訓も感じ取れました。

憧れの人に近づくために、まず模倣から入るのは一つの手段だと思います。
しかし、かつて薫がみのりをたしなめた時のように、
シリーズを通してでは必ずしも模倣を称賛していません。
向上心は大切ですが、自分にしかできない事を磨く事の方が
自分にも周りにも為になると、私も常々感じています。
ナンバーワンを目指す事ももちろん大事ですが、それが務まるのはごく一部のみ。
むしろオンリーワンの魅力、能力こそが、地に足がついた上で誰もが挑戦できると思います。
無論、マナが「ナンバーワン」であるとは明言されておりませんし、
マナ自身もそれを目指しているとは見受けられません。
むしろマナが頑張っているのは、周囲の人々の幸せや笑顔を見る事によって、
自分自身の幸せにそれを置き換えるという、情けは人のためならずの精神です。
それでも純君のように周囲から見れば、頂点で輝く太陽のように見受けられた事でしょう。
あまりにも眩しすぎる太陽は、直視する事が出来ません。

純君がジコチューになったのは、向上心を利用されたというよりも
マナに対する「妬み」が根底にあったように思います。
マナのように強くなりたい、目標として越えたいと考えて、
プシュケーが染まった時の純君の目からは、昏い歪みが感じられました。
輝いているマナへの尊敬が、敵わぬ対象への憎しみに転じても不思議ではありません。
直後、プシュケーが思い留まった際に「なれるわけない」と
後ろ向きな発言のように見受けられますが、
これはマナを押しのけてでも強くなろうという気持ちを、
そんな風に「なれるわけない」と推し留めたからではないかと考えました。

純君はラストの花壇作りで道を見出したように見られますが、
既にアイちゃんのお世話の際に答えを出しています。
戸惑い、色々と引っ張られながらも、マナ達のやり方ではなく
自分から「ベロベロバー」などを行ってあやしていました。
『純君って、頑張り屋さんだね』
誰かに言われなくとも自分で考えて行動できている姿をきちんと見ているからこそ、
マナはこのように評したのだと思います。

それにしてもジョー岡田、遂に男子にまで魔手を伸ばすとは・・・(笑)
まさか純君が番君以来(想像上ですが)の男子プリキュアになる、とか(無い無い)
ジョー岡田がラビーズを純君に授ける様を、
まるで不審者を見るような目で見ている真琴もツボでした。
とはいえ、これまでのジョー岡田の行動を見る限り、誰にでもラビーズを授けるとは思えません。
何らかの意味があるのか、それとも・・・?
今回ジコチュー化したしても抵抗出来たのは、プシュケーのお蔭かもしれませんが、
効果がはたしてそれだけだったのか、ちょっと気になります。

ありすが上手く空気を引き締めている様も印象的でした。
河川敷でのやり取りの際、純君の迷いを瞬時に見て取り、
簡単な目礼の後はただ話を聞くだけで、それ以上深くは追及していませんが、
それが逆に出すぎた感を与えず、ただ寄り添うだけで相談相手のようになっていたと思います。

相変わらず固い事ばかり綴っていますので、ちょっと砕きますが・・・
純君の想像上とはいえ「マナ王子」を実際に見るとカッコいいですねぇ。
六花でなくても改めて惚れ直します。
教室で純君の申し出を聞く前の「イス借りちゃってごめんね」→「いえいえ」
など、スイートプリキュアの「和音回」を思わせるやり取り等、
わかる人にはわかるファンサービス?も楽しめました。
そしてラストワンカットのみの登場でしたが、レジーナの可愛らしい事!
前回予告で見て以来、あの悪戯っぽい笑顔にハートを射抜かれました。
今のところ敵か味方か、目的もはっきりしませんが、
高いところから「監視」するように見下ろす姿からは、
満と薫の初登場時のラストカットを思い出し、今後どうなるのだろうとゾクゾクしたものです。
彼女が本格的に動き出す今後の展開に、大いに期待しています。

と、ここまで基本的に純君を応援しながら見て来ましたが、これだけは「絶対に許せない!」
ええ、無論あの「膝枕」の事です。
・・・!いいこと思いついた。俺もプシュケー染めればマナに膝枕してもらえるんじゃ・・・
いや、でもそんな事してマナ達に迷惑かけるわけには・・・
おや?誰かの囁きが耳元で聞こえるようなので、この辺で失礼します。
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だいず

ひざまくらーw
女子会に紛れ込んでたり。 なかなかの羨ましさですよね。
ジョー岡田に喰われてしまえ・・と思った方も多数かとw

いやはや。
実はめちゃくちゃ深い回なのではと思ってます。

なんだろう、何人足りとも、相田マナにはなれない。
彼女は如何にしてヒーロー足りえるか?

プリキュアだから凄い、強いから凄いわけではない。
純くんだって素敵!

みたいな良いテーマが。
あと4人の立ち位置がまた明確だなって。


ダイアモンドもソードもロゼッタも。
キュアハートになろうとしているわけではないんですよね。
そんなのも伝わってきて。 
なんか深いなぁとか思ったりしました!
by だいず (2013-04-24 21:51) 

横浜学園都市部

正に成田さんらしい脚本で、正にタナカリオン(田中裕太さんがtwitterでつけてるHN)らしい演出だった今回。

いつ見ても超人的な活躍で、圧倒するマナ
そんなマナに憧れるあまり強い願いをイーラに漬け込まれる純。
純粋な願いと憧れは、誰しも持つ欲望として昇華してるとなると、恐ろしい物です。

個人的にはやはりありす大好きになりましたからね。
だから落ち込んでる純に真っ先に気づいて話しかけに行くところがお気に入りですね。

10話からこの3話は、如何にマナが凄い活躍をしてて、マナの足りない部分を六花とありすが補っているからこその強さが分かりますね。
同じキャラ造形であるフレッシュのラブも同じなのだが、マナの方が更に上手なんですよね。
真琴はこの中に早く追いつかないと、先にやられてる印象が強すぎるので、なんとか一刻も早く輪に入れる日を願うばかりです。

今回は『マナはあくまで人の為に強くなろうとしたけど、純は自分の為に強くなろうとしてた』事で対比になっているのが見事ですね。

又冒頭の花壇越しに純が拳握るのを、ちゃんとラストで回収してました。

花がマーガレットだったのは、『ちょっと恋心入れたかった』っていうスタッフのお遊びなのかもしれません。

又今回の一件で、自己中の定義が、後半の描写で覆しかねない重要な鍵になるかもしれない話にも感じられましたね。

by 横浜学園都市部 (2013-04-25 08:03) 

はっさく

ひざまくらもそうですが、「(一生懸命な純君に)あたし、キュンキュンした!」の下りと言いマナちゃん無暗やたらに愛をふりまきすぎですよ!
あんなにキュンキュン多用してたら男子はみんな勘違いしちゃいますよw

それはともかく今回もマナちゃん無双というかハイスペックぶりがハンパなかったですね。
男子顔負けどころか人間離れしてますよw他校の選手のクセを完璧コピーとかどういう能力ですか!
白馬の王子サマイメージもなかなか様になってましたね(笑)王子というかポーズがナポレオンみたいでしたけど。

ただ、そうした超人スペックを身につけたのも自分のためじゃなく、
周りの人の笑顔や幸せのために努力した結果だというのがマナちゃんらしいですよね(そしてそれが結果的に自分の幸せでもある訳で)

しかし、前回もそうですがそうしたマナちゃんの美点が、同時に欠点にもなりうるという描写も同時にされています。
いつも誰かのために一生懸命、誰にでも愛をふりまくマナちゃんの姿勢が、はからずしも純君を傷つけてしまった訳で。
純君が運んでいた本を全部一人で運んでしまう描写など、彼女が愛をふりまくことが時として人のためにならない、言い換えれば(マナちゃん本人の)独りよがり、つまりジコチューなのではないかとも考えられます。

ただ10話で、ジコチューは誰の心にもあるものだとありすが言っていましたし、誰かのためになにかしたいという心が悪である訳でもありません。
個人的には、マナちゃんがジコチューにならないでいられるのは「友達」がいるからだと思います。
あっちこっちでマナが仕事や相談を抱え込んできても、六花が生徒会の業務をカバーしてくれたり、弁当をわけてくれます。ありすはマナが見落としがちな周りの人の心を汲み取ってそれとなくフォローしてくれます。
一人だけで頑張っても、それはただの独りよがり、ジコチューになってしまいます。でも友達がいれば、おたがいをカバーしあうことができる。マナが一人で突っ走れるのは、友達がいるからだとも考えられます。
by はっさく (2013-04-25 16:04) 

ジル☆ペリット

>純君がジコチューになったのは
この場面。早乙女君がマナのように強くなりたいと願うことでプシュケーが大きくなることに、はじめは非常に違和感を感じました。
そんなふうにはなれないとの諦めの言葉でプシュケーはしぼみましたが、自己中ではないにしろこれはマイナスの感情ではないか、と真剣に考え込んでしまい、その直後のシーンが頭に入ってこなかったくらいです。

その後のソード達の言葉が心に突き刺さりました。
「あなたマナの何を見てたの!」
「マナだって最初から何でもできたわけじゃない」
「強さとは、その心の事です」
安易にスーパーマンになれると考えていたことや、表面的なカッコよさだけを見ていたことがプシュケーを膨らませたのかな、と解釈しました。

>マナに対する「妬み」
なるほど。その感情はあったかもしれませんね。
何気に今回は深いです。

>まるで不審者を見るような目
でしょ、でしょ。ツボでしょ。
象さんの足を持ち上げるときのソードとロゼッタの踏ん張り顔も・・・いいっス!

by ジル☆ペリット (2013-04-26 00:52) 

ぽじた

今回も良い話でしたが、純くんの所業によって大きいお友達が大量にジコチュー化しそうですね
マナの膝枕はギリギリ許すとして六花の膝は俺がもらう!

ありすは回を重ねるごとに深みが増して、第一印象はいまいちだったのに今はすごく好感が持てるキャラになりました。
現状は人の感情に敏感で辛さを和らげてあげる大人のような立ち居地にいるので砕けたシーンもいつか見てみたいですね。
今週は踏ん張りシーンで一瞬ビーストモードになっていましたがやはりあの顔トキメキます。
次回予告の30秒版でありすが怒るフラグが立っているのでついにロゼッタの鉄拳制裁が見れるのではないかとワクワクしますねえ。
by ぽじた (2013-04-26 13:20) 

スティクス

>だいずさん
ええ、膝枕ですよ膝枕!
女子会といい、本当に純君が羨ましいです。
ジョー岡田に手籠めに(以下自粛)

>プリキュアだから凄い、強いから凄いわけではない
この一言で今回を見事に言い表していらっしゃいますね。
会長だから凄いわけでもないですし、
努力も失敗もあった事を踏まえて、そこに至った経緯というか
マナの凄さは「笑顔を見て嬉しくなりたい」一点で
ここまでこなせるようになり得た事だと思います。
もちろん、純君にしかできないオンリーワンの描写も光りました。

>キュアハートになろうとしているわけではない
常に一緒に居る六花、少し距離を置いたところからしっかり見ているありす、
付き合いは短いながらも人となりを理解している真琴と、
三者三様の視点も印象的でした。

by スティクス (2013-04-26 22:46) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
言われてみれば、成田先生らしい一編かもしれませんね。
それにしても「タナカリオン」ってw

>純粋な願いと憧れは、誰しも持つ欲望として昇華してる
一歩間違えば妬みに繋がると言う危うさ、
心のデリケートさなど、なかなか深いところを突いていると思います。

>ありす
ロゼッタ初変身や真琴の転入回などで少し見せた内面の描写が
こういった細やかなところに活きて来ますね。
四葉一家の話など、ありす中心のエピソードも楽しみです。

>マナの足りない部分を六花とありすが補っている
最近では真琴もちゃんとその輪に入っていると思います。
比較で挙げられているラブは、いざという時に厳しく接する事の出来る
美希の存在が結構大きいと思いますよ。
その点、ちょっとブッキーが弱い気もしますが・・・

>マナはあくまで人の為に強くなろうとしたけど~
と思わせてマナも人の喜ぶ姿を見ると「自分が」嬉しくなるという
情けは人のためならず、という感が伝わって来ます。
案外純君とは似た者同士と言えるのかもしれません。

>花壇
冒頭では少し寂しい花壇でしたが、
最初に印象づけてラストで上手に回収するのも上手いですね。
ただ、「マーガレット」はちょっとわかりませんでした。花言葉でしょうか?
by スティクス (2013-04-26 22:57) 

スティクス

>はっさくさん
マナの台詞も言われてみれば結構キてますね(笑)
無自覚に男子をオトしていたつぼみの系譜も引いていそうな気がします。

>マナちゃん無双
他校の生徒完コピは本当に凄いです。
今までのスポーツ万能キャラ達より凄いんじゃ・・・?
ラクロス部の助っ人に駆り出されたらなぎさの完コピとかもしたりして。
昨年のれいか王子も良かったですが、マナ王子もカッコ良かったです。

>美点が、同時に欠点にもなりうる
ここがマナというキャラクターの難しいところですね。
眩しすぎる太陽が直視できないように、
知らずに誰かを傷つけかねない点など、
今後おそらく訪れるであろう試練で、真正面から向き合わされそうです。
その時どんな答えを出すのかにも、期待しているのですが・・・

>マナちゃんがジコチューにならないでいられるのは「友達」がいるから
六花達がマナを信じているように、マナもまたみんなを信じているからこそ
この振る舞いが出来るという関係が良いですね。
既に真琴との絆も固くなりつつありますから、
それぞれの持ち味を按分しての四人の描写がこれからも楽しみです。
by スティクス (2013-04-26 23:05) 

スティクス

>ジル☆ペリットさん
純君がジコチュー化した経緯に関しては、
私もこの感想を書き上げた後、いくつか他サイト様を拝見してみましたが
賛否両論あるようですね。
プシュケーを染める要因が、向上心というプラスのものであり、
思い留まったのも後ろ向きなものだというご意見が、何件か見受けられました。
私は既に書いたとおり「妬み」を利用されたと解釈したのですが、
なるほど表面だけをなぞったというのも一理ありそうな気がします。

>ソードとロゼッタの踏ん張り
本当、凄い表情してますよね(笑)特にロゼッタ。
プリキュアシリーズにおいて、力いっぱい持ち上げる場面というものは
何かを仕込んでくるという伝統が生まれつつあるような気がします。
マリンとか(笑)
by スティクス (2013-04-26 23:10) 

スティクス

>ぽじたさん
ならばありすお嬢様とまこぴーは私がもらった!
おや、またどこからか囁き声が・・・

>ありす
単なる天然キャラで終わらない、それでいてやっぱり天然という
独特の「間」と存在感は、私も好感が持てます。
やっぱり生まれながらにして責任ある立場にある事を義務付けられていたり
大人達の間で過ごす機会も多いのでしょう。
武道の心得なども、あの人格形成に一役買っているように思えます。
とはいえ次回、久々に本気モードの表情がありましたので、
一体何が起きるのでしょうか・・・
ドキドキ!する反面、少しばかり心配だったりします。
by スティクス (2013-04-26 23:15) 

きすけ

>遂に男子にまで手を出し始めたか貴様
このシーンの真琴の顔www純くんがもっとショタっぽい声ならより良かったのに…残念w

先週の負傷はもう治ったんすね~岡田さん
あと包帯まみれのベールさんを見た時にも疑問に思ったんですが、異世界人の彼らは普通に人間の病院に行ってもいいんだろか…w


純くんがもうちょっと頑張れば本棚の上まで手が届いたはずなのに マナ王子が本を取ってしまったシーンには なんだかな~と感じました…自分もヘタレなんでwこういう「お節介」されることがあったりなかったり…難しいところですね


なんだかんだで『競うな、持ち味を活かせッ!』と園芸に活路を見つけた純くんには安心しました
ハトプリ終盤みたいに「プリキュアに助けてもらったから挫けてられない」人々としてまた出番があるかもしんないすね~


しかしマナさんのハイスペックぶりにビビるwでもどこか抜けている彼女を六花ちゃんとありすちゃんがさりげなく支える姿にほっこりする(^q^)

次回はレジーナちゃんの活躍もですが、ありすちゃんのライバル?五星財閥のお嬢さんにも期待しています
by きすけ (2013-04-27 11:03) 

スティクス

>きすけさん
あの真琴の不審人物を見る目には私も笑わせてもらいました。
確かに、声変わりタイミングの中一男子っぽくなかったかもしれませんね。
それでも、年上から見た可愛い後輩感は伝わって来たと思います。

>人間の病院
一応、ジョー岡田は素性が明らかになっていませんから(笑)
DBが免許持ってるくらいなので、きっと彼も保険証とか持ってるんでしょう。

>お節介
ここがマナを描く上で難しいところですね。
マナからすれば無償の善意のつもりでも、受け手は必ずしもそうは取らない、
このあたり、中盤で向き合うべき課題になりそうです。

>ハトプリ終盤みたいに
という事は唇がふっくらしてたあの子とか、リア充爆発しろ青年とか、
応援団長さんとかが最終盤に応援にくるんですね、わかります(笑)
なんか、ちょっと見てみたいかも・・・

>どこか抜けている彼女を六花ちゃんとありすちゃんがさりげなく支える姿
これがあるから安定感を持ちつつ観られる気がします。
真琴はまだ彼女自身がこの世界に不慣れ&天然なので、
この輪に加わるよりも逆に支えられる姿の方が似合いそうですね。
by スティクス (2013-04-28 15:38) 

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