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ドキドキ!プリキュア第17話『ショック!奪われたクリスタル!』 [ドキドキ!プリキュア]

今回もまた録画ができず、FOKOのゲージを溜めてしまいそうな今日この頃、
それでも彫刻家の人見先生(でしたっけ?)がおっしゃっていたように
形あるものいつかは壊れます。
これも運命だと割り切って、円盤購入を前向きに検討する事にします。
今から計画的に予算を組まなくては・・・
前回同様、本編を見ながら走り書きしたメモだけが頼りのため、
記憶違いや誤認など、お見苦しい点はご容赦下さいませ・・・
  
箱根の某フジテレビ系施設を思わせる今回の舞台
「森の彫刻美術館」って、ちょっとチャレンジャーですね(笑)
私世代には、このBGMと天気予報が条件反射的に浮かんでしまいます。

そして今回も明らかになった「王女様は彫刻が好き」設定、
どれだけ多趣味なんだと突っ込みたくなる要素が健在で楽しめました。
この後、一体どんな趣味が明らかになる事やら(笑)

閑話休題、今回もまたレジーナの心をどう捉えるか、興味が尽きない一編となりました。
まず「反省」について。そもそも反省とは何かを知らないレジーナにとって、
反省という概念があると知った事が転機になりそうです。
マナは反省とは何か教えてあげると言っていましたが、
今回の本編では結局具体的に教えてはいません。
ただ、像を壊した事(壊したのはレジーナですが)に代わって
4人で頭を下げ、後片付けをするという「行動」を見せています。
今はまだ、レジーナはこれが反省だとは気づいていないでしょう。
しかし後にその意味を知った時、どう考えるのか。
今回の出来事がきっかけの一つになるような気がします。
もちろん反省だけなら猿でもできます。
いかに真摯に相手と向き合い、かつ自分自身と向き合い、そして逃げずにいられるかどうか。
レジーナを待ち受ける試練は、やはり重くなりそうです。
また、今回反省についてレジーナにはっきりと示さなかった事で、
いずれあのエレンの涙の謝罪のようなストーリーにも期待できそうです。

あれほど頑なだった真琴がレジーナを一方的に拒絶しなかった事は好感を持てました。
気持ちの整理をつけるのが少々早いような気もしますが、
いつまでも引きずってレジーナを拒み続ける、という姿はあまり見たくないので
個人的にはこの展開を歓迎しています。
また、そんな真琴にさりげなく気を配れるありすのブレなさにも好印象です。
「本当の友達」関係を醸し出すマナと六花のやり取り等、
レジーナでなくともこの関係が心地良く見えました。

前回の感想で、レジーナは嘘をついていないと指摘したら
まさか今回はっきりと嘘を嫌っていると明示してくるとは思いませんでした(笑)
今回は逆にマナ達が美術館を訪れた目的を隠し、
レジーナは良くも悪くも常に正直を貫いています。
この対比から、嘘も方便とは言いますが、
「自己中」に関しても多面的な見方をして行けるように感じました。
ところで、マナの「嘘をつくと髪をいじる」設定もちゃんと活きていて良かったです。

そんなレジーナの飾らぬ正直さを一気に暗転させるのが、
キーアイテムであるロイヤルクリスタルという事実が皮肉です。
ロイヤルクリスタルが敵陣営の者を区別しているのか、
それともレジーナに善の心が芽生えるのを防ぐために
キングジコチューが仕組んだセキュリティなのか、今の時点ではまだわかりません。
しかし、赤目状態になってからも、善悪は別としてレジーナは常に正直でした。
ひょっとしてロイヤルクリスタルは欲望を増幅させる効果を持ち合わせているのだとすれば、
力は使いようによって良くも悪くもなるという事を暗示しているように思えます。

赤目状態でも「レジーナもキュンキュンしなかった?」というハートの呼びかけに反応しています。
結果的にそれを笑い飛ばす形になりましたが、
見方にってはこのハート=マナの好意的な呼びかけが、
癇に障るものに成り得るという点が興味深いです。
「何勝手な事言ってんの?」と返すレジーナの言い分は、
「私の心まであなたが自由にできるのか?」と問うているようでした。
私としては、これまでのマナの活躍ぶりが小気味よく、好意的に受け止めていますが、
人によってはお節介、出しゃばりと取るご意見も耳にしています。
レジーナを待つであろう転機と同時に、マナにも試練があると予想されますが、
こうした事実を突き付けられた時、彼女達がどう行動するのか、
期待すると同時に、予想以上に重くなりそうな試練にも少し不安が過ります。

さて、ジョー岡田さん。
本名ジョナサン・ジョースター・クロンダイク、でしたっけ?
あんなに凛々しく美しい婚約者がいるにもかかわらず、
女子中学生に「マイスイートハート」「素敵なレディ」などと
甘い言葉をささやいておりましたが、一体どういう事なのでしょうか。
弁明は体育館裏でお伺いするとしましょう。
とまあ、それはさておき神出鬼没に登場したかと思えば
相変わらずの上手なはぐらかしっぷりで抜け目のない様を印象付けた後だけに、
プリキュアの危機で登場した際の意外性が引き立っていたと思います。
ただ欲を言えば、今後も少女達自らの力で道を切り開いていく姿を見たいと思いますので、
これから先の手助けに関してはコッペ様くらいの手出しに留めて欲しいです。
それにしても、彼ののっぽさんのような帽子に
レジーナが見事突っ込んでくれた時には快哉を上げたくなりました(笑)

次回、野郎の恋バナはどうでもいいです。アン王女様目線で見せて頂ければ(笑)
ともかく、ジョー岡田、アン王女とトランプ王国絡みの伏線が明らかになる事で、
中盤の山場を描く舞台が次第に整っていく事でしょう。
私も録画体制を何とかして、来るべきものに備えたいです。
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横浜学園都市部

実はギスギスが大嫌いな根性なし(初代8話とかスイートの序盤も実は個人的に非常に苦手)故に、前回の話は見るの結構辛かった人の今回の感想です(実は赤ん坊の泣き声が出た話もNGだった事もここでカミングアウトします)。

今回は何といってもジョー岡田ことジョナサンに総てを持ってかれた印象ですね。

前回と比べると未だに許せない部分はあれど、徐々に考えを改めてくれる真琴とレジーナの関係は見ものです。

そしてありすと真琴のやりとり。

今回脚本したスマイルのシリーズ構成だった米村さんが、前回担当した13話でも、ラストで真琴がありすを褒める場面がありましたね。

マナりつもいいけど、自分はこの2人の方がもっと好きです。
何気に一緒に映る事が多いので…

また六花もなんだかんだ付き合ってあげる的な発言もしているとおり、実はマナを中心にしつつもそれ以外が空気にならないように、一言だけでも緩急を入れて調整してることで、全員が見せ場を維持してるのがこの作品の魅力ですね。

さて…実は3匹目のドジョウ臭が漂いまくりなレジーナ(念の為に行っておきますが、あくまで現時点ですしそれ以前の2人はもう分かりますよね)が、今回は前半と後半の落差の激しさもある意味では魅力ですね。

今回豹変した原因は恐らくクリスタルにあると思わるますけど、それまでは何事もなかったかのようなアイちゃんが、此処に来て大泣きというね(上述しましたけどそこだけ音消して字幕にしました)。
この部分は恐らく転生フラグといってもいいかもしれません。

ハートと赤目レジーナのやりとりは、確かに今後のマナの通る道かもしれません。
親切心から良かれと思ってやった事が裏目に出てくる展開を通して、一度は挫折を経験しておかないといけない問題になるわけで、この部分の徹底したかによって、今後の評価が別れます。

因みに今回のジコチューは、石化したソード達を壊さなかったのは一番の良心でしたね。
恐らくこれがベールが出してたら、真っ先に壊してたでしょう。
なんてったって彼は、巫山戯た形でアイちゃんを本気で殺そうとしてたし…

あと最後に、ずっと前12話でマーガレットのやつの花言葉の事で質問されたのちょっとこの場を借りてお教えいたします。

実はマーガレットの花言葉には「恋を占う」とか「心に秘めた愛」があります。

よく花占いで使い花がマーガレットだったのはその為です。
by 横浜学園都市部 (2013-05-26 13:27) 

かぐや

 どうも、お久しぶりです。

 今日も面白かったですね。

 でも、「森の彫刻美術館」は明らかに箱根の某施設のパロディですよね・・・。あからさま過ぎですが大丈夫でしょうか。(笑)

 さて、今まで見てきて思ったのですが何故マリー王女様は今までのように「女王様」ではないのでしょうか?

 王女様がいるという事は国王・王妃が当然いるのでしょうが、存在そのものが明言されてませんね?これらの事は今後語られるのでしょうか・・・。
by かぐや (2013-05-26 21:29) 

やまぴょん

スティクスさん、こんばんは。久々にPCからです。

(このところ、通勤or帰宅の電車の中から等、スマフォからの発言が多かったので結構書くのが手間でした。やっぱり携帯やスマフォの入力は苦手。苦笑)

あくまで個人的な今回の見どころをとりとめとなく。

一つはロイヤルクリスタル登場(目が赤くなる)前後のレジーナの態度の変化です。少なくともそれまでのレジーナはマナの言葉を受けて少しずつ前に進んでいたので、あれがキッカケで何か封印が解けたのかなという印象を受けます。そこまでのレジーナの態度に騙す印象が見られなかったので、あれを芝居だとは思いたくないのが正直なところです。(セイレーンも騙してはいますが、ハミーから見た印象はともかく、視聴者からは騙しているのがありまりでした。)
これを受けて、マナが試される段階に来ているのかなという印象を受けます。

次にマナに関して、私は基本的にここと六畳半のすごし方以外の感想は考察・洞察が浅いので読んでいないのですが、
>人によってはお節介、出しゃばりと取るご意見
そのような方のさもしさ(は言い過ぎでしょうが、心の貧しさ)を感じています。確かに、彼女はお節介を焼きすぎだとは思います。しかし、田舎の生活をそれなりに知っている私にとって、お節介は隣近所さえ知らない都会の人間に対してのアンチテーゼのように思っています。そして彼女のお節介は友達からの適切な助言もあり、必要以上には立ち入っていません。しかも心底困っている人を助けたいことが根底にあります。それを理解できないところに現代人の冷たさを感じていて、残念に思います。実はありすをいじめていた子たちの発言は伏線になっているかもしれないですね。これは価値観の分かれるところだとは思います。もしかしたらこの意見が出ていることが、レジーナの変化とともにマナにとっての試練を生むかもしれないです。

ジョー岡田について。彼は明らかにコッペ様のような存在だと思います。そうでなければとっくに登場していたと思います。今回ぎりぎりのタイミングで出てきたのも、逆に基本的には彼女達に任せていてのことだと推測しています。正体を明かしたので、次回以降、もう少し詳しい状況が出てくるかもしれませんが。

だんだんと中盤に向けて土台が出来つつあるのかもしれません。それに伴って三幹部の意味合いが薄れそうなのが気がかりですが…
by やまぴょん (2013-05-26 22:15) 

ミスタープリキュア

お久し振り。

やはりジョーはトランプ王国の住民だったのか。前々から薄々感じてはいたが。しかし皆が言っている通り、今後もコッペ(つぼみの祖父「花咲空」もどき)程度の行動しか見せないのだろう。コージ・夏・シローの様な徹底した活躍は、あまり見せない方がいいと思う。

一方の「ジコチュー」側だが、最近はレジーナが目立ちまくり、トリオの方は影が薄くなり出してきた。こうなるのは「『プリキュア』のワル」の伝統だが、ちと早すぎるのでは。前作のバッドエンド三幹部は最後近くまで目立ったというのに。こうなると、今後レジーナはどうなるのだろう。そしてトリオ側はどうなるのか。

ところで報告が遅れたが、3週間前に放送した「DX2」を見事録画し、拝見している。これで他のオールスターズ映画も録画したい。だが、私めの居るT県U市の図書館にはプリキュアDVDが全く無く、他の一部の町の図書館には有るのだが、取り寄せは出来ないというのだ(ハップップー)。こうなりゃ、ビデオ屋でレンタルするか、CS無料放送を気長に待つしかない(きびしいなァ)。
by ミスタープリキュア (2013-05-26 23:49) 

モグ

スティックスさん、お久しぶりです。
ブルーレイが壊れたとの事、お気の毒様です。
魔法少女レジーナさんに頼めば、
指パッチンで直してくれるかもしれません。
とんでもないものに造り変わるかもしれませんが

「王女様は〇〇が好きだった」シリーズ、無理やり感があり
気に入っているのですが、ロイヤルクリスタルもそろうので
次が最後かもしれませんねー
ラストは、どんなものになるんでしょう
①「王女様は、羊羹が好きだと思うの」
②「王女様は、オードリーの大ファンなんや」
③「王女様は、ロボットアニメが大好きなんだよ!」
by モグ (2013-05-27 20:47) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
初代第8話が苦手だとは・・・意外でした。
不朽の名作だと推していても、みんながみんな受け入れる訳では無いという
当たり前のことを思い知らされた気がします。

>ジョー岡田ことジョナサン
確かに、あのタイミングでの登場とか狙ってますよね、奴は(笑)
わざわざ鎧持ってきてたのかなどと、いらん事考えちゃったりしました。

>一言だけでも緩急を入れて調整
誰かの当番回であっても、全員に何らかの存在感があるのが良いですね。
今までの経験を踏まえてより良いものを目指していると言う感じがします。

>3匹目のドジョウ
ええ、メロンパン好き(にされてしまった)方と、
ロリコン(にされてしまった)方の事ですね。(あれ?違う・・・?)

>石化したソード達を壊さなかった
さすがにそれをやったらシャレになりませんから、
そこまでしなくて良かったです。
朝っぱらから石化破壊なんて見たくないですし。

>マーガレット
花言葉はハートキャッチを思い出しますね。懐かしいです。
心に秘めた愛、意味深ですね。
by スティクス (2013-05-27 22:47) 

スティクス

>かぐやさん
おお!久々ですね。再びコメ頂けて嬉しいです。

>箱根の某施設
私なんかはあれを見ると、例に挙げたこの曲を思い出してしまいまして(笑)
ともかく、ドキドキ!の聖地巡礼候補になりそうです。

>女王様
やっぱり年齢的なものかなと思ってみたりします。
例えばババロア女王は中年っぽかったですが、
クレープは王女でしたし、フィーリアの肩書も王女でした。
光のクイーンやアフロディテ様くらいの貫録がついてからが
「女王」と呼ばれるのかもしれませんね。
by スティクス (2013-05-27 22:51) 

スティクス

>やまぴょんさん
私は未だガラケー使いで、携帯は通話とメールだけで十分と考えている
古い世代の人間なので、専らPCから更新、投稿、コメ返しをしています。
携帯でメール打つのも苦手なんです。

>レジーナの態度の変化
封印が解けたという見方もありそうですね。
私もレジーナの性格は裏表が無く、
演技で取り入るようなタイプでは無いと考えているので、
何らかの影響が及ぼされたのは間違いないと思います。
私は欲望を増幅、ではないかと解釈しましたが、
果たして何が正解なのかが気になります。

>心の貧しさ
どこかうがった見方をしてしまうのは私も良くある事なので、
なるべくそうしないよう、作品や登場人物の良い面に注目して
感想を書きたいと考えて来たつもりです。

>都会の人間に対してのアンチテーゼ
物心ついた時からずっと都会暮らしの私としては少々耳が痛いです。
現に今も一人暮らしの気楽さを満喫しているだけに、
自分もマナを理解しているつもりで、
どこか違うのかもしれないと危機感を感じました。
これから先、マナを待つ試練や挫折にどう向き合うのか、
それを六花達がどう支えるのか、レジーナがどう絡むのか、
ジョー岡田ともども中盤の肉付けが厚くなってきた感じがしますね。

もっとも、ベール達3人の扱いがやや気がかりではありますが、
仮にレジーナがマナ陣営につくとすれば、
彼らが引き続き敵キャラを演じ続けると考える事も出来そうです。
by スティクス (2013-05-27 23:02) 

スティクス

>ミスタープリキュアさん
毎週の本編でコメント頂くのは久々ですね。どうもです。

>徹底した活躍は、あまり見せない方がいい
やはり皆さん同じ意見の方が多いようですね。
私もコッペ様程度の立ち位置に留めて欲しいと考えています。

>トリオの方は影が薄くなり出してきた
今はレジーナに文句言いながら取り入ったりしていても、
いつか見返してやろう感が見え隠れしているので、
彼らによる「下克上」を密かに期待しています。
初代後半のベルゼイ達のような存在感が出れば面白そうです。

>T県U市
ひょっとして餃子で有名な町でしょうか。
レンタルしてもさほど高いものでは無いので、
出費せずに後悔するよりも、出費して後悔した方がいいかもしれませんよ。
私ももう、円盤を買う腹をくくりましたので(笑)
by スティクス (2013-05-27 23:11) 

スティクス

>モグさん
今回は久しい方々からのコメントが多いですね。
再びお目にかかれて嬉しいです。
これもBDレコーダーが壊れた事で、逆に集中して視聴出来ていると考えれば
人間万事塞翁が馬!かもしれませんね。

>とんでもないものに造り変わるかもしれませんが
そして私のプシュケーが強制的に染められるのですね(笑)

>「王女様は〇〇が好きだった」シリーズ
真琴の芸能界での先輩(金髪ツインテール)が
「カレー好きだと思います!」と推している姿が目に浮かぶようです。
あと、天然ボケの子猫ちゃんが「カップケーキが好きな筈だニャ♪」とか、
別の学校の生徒会長さんの「道」の掛け軸を見て
書道が好きだったなどと言う姿も想像できるだけに、
オールスターズで観てみたかったですね。
by スティクス (2013-05-27 23:20) 

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