いずれ誰にも分け隔てなく訪れる死への恐怖を紛らわすためでしょうか。
人は大昔から永遠の命への夢を抱いてきました。
しかし、永遠の時をたった一人で過ごす事の孤独感と絶望感は、
人智を越えた存在か、神でも無い限り耐える事はできません。
そして、その間にも恐怖、不安は絶え間なくやってきます。
「神」になる事ができなかった哀れな女の絶望に、希望の手を差し伸べるのぞみ。
プリキュア5の物語は、シリーズ全体を通しても異色の結末を迎えようとしています。