これまでのシリーズでは中盤でラスボス的存在と一戦を交えていますが、
プリキュア5以降、徐々にラスボスとの対峙が遅くなる傾向があります。
既に登場しているものの、その強さは未知数だったデスパライアとの衝突が描かれるも、
デスパライアと相対する前の、平穏な一日の描写が非常に印象的です。
その他愛のない日常に永遠に浸る事のできない宿命を自覚するココと、
永遠の命を求めるデスパライアの主張が交錯する、後半へ向けての転機となる一編です。