現実に東京に住んでいると、時折東京砂漠に身を置いているような
世知辛さを感じる事もありますが、愛着があるのもまた事実。
今では首都圏以外に住んでいる自分の姿を想像する事が出来ません。
私の住むあたりは「下町」で、昔ながらの商店街もあり、
「おしなりくん」や「ソラカラちゃん」なるマスコットがいたりと、
町に親しみやすい雰囲気がある事も左右していそうです。
のぞみ達が訪れた大都会もまた、長い歴史に裏打ちされたマスコットや集会場の逸話、
そして様々な人々の人生が交錯し、活気溢れる姿の中に、
人々の街を思う気持ちが内包されていました。