先週のように、ストーリーの謎に迫る一編ももちろん面白いのですが、
ハートキャッチシリーズの特徴は、心の奥に秘めた想いや悩みを利用されても
それを糧に少し元気になる、少し前向きになる人々を描いている事だと思います。
5月の第2日曜、母の日が描かれるのは意外にも全シリーズ通して今回が初めてです。
「姉」にして「母」の重責を担う少女の優しさ、悲しみ、そして記憶の片隅に残る母の言葉。
満を持しての母の日エピソードに相応しく、実に感動的に描かれた一編です。