前作開始時からの1年で、かれんは最も変わったと言えるでしょう。
当初は責任感の強さゆえに何でも一人で背負い込み、
時として人の意見にあまり耳を傾ける余裕が無いように見受けられる姿から、
やや近寄りがたい雰囲気がありました。1年間を経て変わっていったかれんが、
広く意見を集めるために設けた「目安箱」。他愛のないものから大切なものまで、
価値のあるなしだけでは推し量れないものを守ろうとするかれんは、もう一人ではありません。