長い事酒を呑んできた左党の私でも、
「ぬるいビール」は当然マズくて飲めたものではありません。
ところが、本日の読売に「ホットビール」なる記事が載っておりました。
なるほど普通のビールでは熱すると美味しくなく、黒ビールが推奨との事。
久々に黒ビールを買い込み、試してみる事にしました。
記事によれば、電子レンジで30秒～1分程度温めるとの事。
まずは普段通りビールをグラスに注ぎます。
我ながら泡の比率がいい感じに注げました。
このまま飲みたい衝動を抑え、電子レンジに入れてまずは30秒温めてみました。
ところが30秒では大して温度が変わらず、もう30秒。
それでも気持ちヌルいだけになった感じなのは、
グラスか我が家の電子レンジに問題があるのでしょうか。
結局延べ2分程度温めて、ようやく温まってきました。
（ ﾟДﾟ）！
嗚呼、綺麗な泡立ちは何処へ・・・
当然と言えば当然ですが、泡は文字通りうたかたのように消えていました。
さて、味の方はといえば・・・なるほどこれは面白いです。
黒ビールはもともと普通のビールのようにガブガブ飲むよりも、
味わって飲む方ですので、温めた状態で口に含みながら飲んでもイケます。
とは言っても、泡が無いのが何とも興ざめなので、
これも記事に書いてあった通り、シナモンスティックでかき混ぜてみました。
するとあら不思議。
良い感じに泡が復活してきました。
シナモンの風味が加わる事でまた味に変化があり、これなら普通に楽しめそうです。
まだまだ寒い日が続きますが、今回の経験で私の晩酌ペースに変化が起きそうです。
これまでは帰宅後とりあえずビールまたはハイボールでしたが、
今後はホットビール→晩飯→食後のバーボン入りコーヒー
という流れで温まるのも、また一興です。