今でもあるかもしれませんが、私が小学3・4年くらいの頃、昭和60年前後には、
ボタンを押すとカタパルトのように鉛筆が立ち上がったり、角に鉛筆削りが隠れていたりした
無駄に豪華(笑)なゴツい筆箱が流行った時期がありました。
今回はそんな筆箱の販促話と片付けられてしまいそうな、
現に私も今までそう思って少々軽んじていた話でしたが、
咲と舞の揺るぎない関係、物を大切にする心、冷静なようで複雑な心情を覗かせる満と薫など、
再見して再評価した一編でした。