私は今までUHF局というものを殆ど見てきませんでした。
そのため、まさか東京MXテレビで毎日プリキュアの再放送をしていた事に
昨日まで気が付かず、灯台下暗しとはこの事です。
しかも昨日はプリキュア5GoGoの最終回でした。
もっと早くこの事を知っていれば、アナログ放送の3倍で録画した
低画質のプリキュア5GoGoを再録画できたのに・・・と、悔やみきれません。
(新聞のテレビ欄では、昨日は「プリ(終)」今日は「プリ(新)」となっており、
これでは気付くものも気が付きません・・・)
しかし、昨日がプリキュア5GoGoの最終回ということは・・・
順当に、本日からフレッシュプリキュア!の再放送が始まりました。
ハートキャッチシリーズ開始を機に買い換えた地デジBDレコーダーでの
再録画をすべくタイマーをセットして何度も再確認し、万全の体制を整えて出勤しました。
この再放送枠は夕方16時30分からです。
少し思い出話になりますが、私が子供の頃は(首都圏ローカルかもしれませんが)
この時間帯はルパン3世、YAWARA!、ダーティペア、シティーハンター、
キャッツアイ、美味しんぼ等、やや高めの年齢層向けのアニメ再放送枠で、
毎日とは言わないものの、この時間帯の再放送を楽しみにしていたものです。
しかしいつしか民放各局はこの時間のアニメ再放送から撤退してしまい、
今あるのは番宣バラエティと、ニュースという名の情報番組ばかりです。
これも時代の流れといえば致し方ありませんが、侘しさを感じるのは私だけでしょうか・・・
何はともあれ、本日帰宅して久々にフレッシュプリキュアの第1話を、
それも今まで録画してあったものより高画質のものを見て、
ほんの1年半前に見たものが実に懐かしく感じられました。
「ふたりはプリキュア」「マックスハート」と再見レビューを重ね、
現在「スプラッシュター」を並行視聴している私にとって、
再見は初見と違った印象を感じる事を知っているつもりでしたが、
毎週日曜に見ていた時と異なり、まさに「フレッシュ」な新鮮さを感じました。
それはラブ=キュアピーチが特に中盤の大きな困難と向き合い、
悩み、迷い、成長していった姿を既に知っているからこそ、
第1話の初々しさと、既に変らぬラブらしさを見る事が出来たからだと思います。
何よりも他人の幸せのために涙し、他人の幸せのために一生懸命になれる。
そして憧れのミユキさんを守る為に、震える手でマイクスタンドを振り回し、
ナケワメーケに立ち向かう姿。成長するところは成長し、ブレないところはブレない。
桃園ラブというキャラクターの持つ魅力を再認識した次第です。
そして何より、私がプリキュア感想を始めるきっかけとなったイース様です。
怒涛のような中盤の展開を既に見てきたからこそ、
純粋な悪役として登場するイース様の敵キャラクター故に醸し出される
冷たい美しさは再び私の心を惑わすに充分でした。
イース様はこれからどうなるのかと気を揉みながら見た初見時と異なり、
彼女の破滅、憔悴、憧憬、そして・・・転生、贖罪、幸福、家族愛、友情、そして別離。
順を追ってイース様の劇的な一年を再び辿れる事には、
楽しみでもあり複雑な想いも感じます。
改めて私のプリキュアレビュー処女作である、フレッシュ第1話を見返すと
現在の私の文体、表現とまるで異なっており、少々恥ずかしさを覚えます。
改めて今、フレッシュ第1話レビューを執筆すれば違ったものが出来ると思いますが、
当時の私の感想、表現を残すことが大事だと思いますので、そのままにしておきます。
ハートキャッチ、スプラッシュスターと並行して、これから更にフレッシュを観る事になります。
フレッシュに関しては時折このような駄文を書くかもしれませんが、
各話のレビューを改めて執筆したり、既存のものは加筆修正しない所存です。
明日は今に至るまで唯一の水着姿を披露する美希と、ジュースの海に溺れさせるイース様。
あさってはブッキー初変身と、後にイース様が罪悪感に苛まれるラッキー君、
しあさっては、まだまともにイケメン悪役しているウエスターさん。
と、今週放映分だけでも楽しめるラインナップが揃い、
これから1週5話、フレッシュ全50話を視聴できる10週間の毎日が楽しみになりました。