かねてからプリキュアファンの間で大きな話題を振りまいていた「プリキュアぴあ」。
昨日の記事のラストで軽く触れましたが、私も某通販を利用して購入し、
昨日届いた冊子を昨晩寝る前にざっと目を通そうとしましたが・・・
1ページもおろそかにできないほどぎっしりと詰め込まれた内容に目が放せず、
今朝は寝不足のまま出勤するという嬉しい悲鳴を上げることになりました。
まず始めにお詫びします。
これだけの内容を持つ冊子のため、私はまだまだ十分読み込めておりません。
非常に大雑把な感想しか述べる事が出来ないのですが、
とにかく素晴らしい物を読ませて頂いたという
この満足感を言葉にせずにはいられませんでした。
一見女の子向けのように見えなくも無いですが、
その内容は大人のファンにとってかゆいところに手が届く、
歴代の主要スタッフの皆様のインタビュー&対談が相当な分量で詰め込まれています。
にもかかわらず、オールスターズDX3の見どころをダイジェストで紹介する
冒頭のカラーページの華やかさ、各キャラクターのイラストと紹介文は
お子様が読んでも十分楽しめるものになっています。
そして各キャラクターに生命を吹き込んでくださった声優の皆様による
想いが込められた(一部山口勝平画伯と田中理恵画伯が活躍されておりますが(笑))
手書きの色紙のようなコメントからは、それぞれのキャラクターへの愛と、
関わった作品への、そしてプリキュアシリーズへの溢れんばかりの愛が
誌面を超えて伝わって来るように感じられました。
個人的には相変わらずの大爆発&顔芸でマリンらしさが光る水沢史絵画伯、
パインやブッキーではなく、味のあるタルトを描いて下さった中川亜紀子画伯、
パッションだけでなくイース様も「いつまでも一緒」と加えて下さった小松由佳画伯、
なんとも暖かみのある手作り感が素敵な前田愛画伯のものがお気に入りです。
これだけ詰め込んでいるにもかかわらず、
決して一見お断りのコアなファン向けだけになっていないのが素晴らしいです。
購入された方の中には、スイートプリキュアの新シリーズスタートをきっかけに
これまでプリキュアに無縁だった方が興味を持たれた、という方もいらっしゃるでしょうし、
紅白などで話題を大いに振りまいてくれたおかげで興味を持たれた、
あるいはお子さんのために買ったつもりの親御さんもいらっしゃる事でしょう。
そのような方々に対しても、歴代シリーズの簡単な紹介や劇場版の紹介とともに、
プリキュアとはどのようなコンセプトで始まり、
どのような過程を経てどう進化して行ったのか。
その中でも変わらず一貫しているテーマとは何なのかが、
製作者の方々の熱意の伝わる対談・談話と共に、実に丁寧に語られています。
そしてそれこそが、長年のファンとしてもぜひ聞いてみたかった製作陣の言葉であり、
拝見して見たかった仕事ぶりでもありました。
対談・インタビューの内容や、初期設定画について等、もっと掘り下げてみたいのですが、
(特に鷲尾プロデューサーの談話と仕事ぶりには大いに感銘を受けました)
いかんせん私もまだまだ読み込んでいないため、今の段階ではあまり語る事ができません。
それでも、この冊子が素晴らしい物であったという事を、
語らずにはいられなかったため、深く考えもせずに支離滅裂な文章を綴ってしまいました。
後から読み返したら少々恥ずかしくなりそうな気が・・・
ともかく、ここをご訪問頂いている皆様の中には既にお持ちの方も多いと思いますが、
まだ未読のファンの方には声を大にしてお勧めしたい、充実した一冊と思います。
SS紹介ページの満と薫が逆、という少々残念なミスも見受けられましたが、
それを差し引いてもファン必携となるであろう一冊。
プリキュアスタッフ陣の皆様だけでなく、この冊子を企画・製作された
「ぴあ」のスタッフの皆様にも大いに感謝したいと思います。