ハチャメチャながら愉しい構成、キャラ崩壊しながらも和音や響がとにかく可愛く、
奏とエレン、ハミィもそれぞれの立ち位置からの突っ込みとボケを上手に飛ばし、
奏太やアコに至るまでが実に生き生きと動き回る展開。
それでいて音吉さんとクレッシェンドトーンの関係や、メフィストの過去、
そして巧みにヒーリングチェストの販促までも絡め、
さらにカオスなアクションパート等、これだけ詰め込んでもなお高い完成度を持つ一編。
さながらモーツァルトのディヴェルティメントを聴いたようなひと時を楽しめました。
問題は、いかに文章で書き表すか、ですが・・・これは難しいです(汗)