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スイートプリキュア最終回『ラララ~♪ 世界に響け、幸福のメロディニャ!』 [スイートプリキュア♪]

私は数ある交響曲の中で、チャイコフスキーの交響曲第5番が最も好きです。
第一楽章冒頭、暗く重々しく歌われる運命の旋律は途中形を変え、
第四楽章の冒頭そしてコーダにおいては同じメロディが長調に転じて、
堂々と、高らかに奏でられます。短調と長調で印象が異なるものの、
同じ「運命の旋律」を歌い上げるこの交響曲に
どこかスイートプリキュアの物語と共通点を見出せるような気がします。
「不幸のメロディ」で幕を開けたこの物語は、
同じ旋律の「幸福のメロディ」で、間もなく結ばれようとしています。
その歌い手を呼び覚まし、迎え入れるという大きな課題を残したまま・・・
  
重苦しい空気がたちこめ、しんと静まり返った調べの館。
エレンがギターのチューニングをする音だけが、静かに鳴り響いています。
ノイズの脅威はなくなり、世界の危機は去ったというのに・・・
あれから丸一日経った今も、ハミィは目を覚ましません。
響は音吉さんのバリアのおかげで石にならなかった
カップケーキを見つけてみんなに配り、ほんの少し空気が和やかになります。
しかし誰よりもカップケーキに目が無かった筈のハミィは眠ったまま。
人々の石化は幸せのメロディを歌えば解ける筈ですが、
その歌い手であるハミィが目覚めない事には始まりません。
かつて歌姫だったエレンにもその資格はあるものの、
身体を張ってくれたハミィを差し置いて歌う事は出来ないと遠慮します。
ノイズへ突っ込んで行った事もそうですが、戦いの後にも、
ハミィの身体を張った行動がありました―

あの時、ノイズの最期の笑顔を見届けたメロディ達は
ノイズが消えた空に無数の音符達と、ハミィを見つけました。
伝説の楽譜に守られていたハミィは残った力を振り絞って、
周囲の音符を全て楽譜に収め、遂に幸せのメロディが完成します。
『音符が全部、集まったニャ・・・』
ハミィは満足そうな微笑を浮かべたまま、力尽きたように眠りに落ちて
伝説の楽譜に守られながら、ゆっくりと落下してきます。
そしてファルセットを筆頭に、バスドラ、バリトンもまた、石となった姿で落ちて来ました。
ハミィの下へ駆け寄るメロディ達。しかしハミィは目を覚ましません。
ハミィの名を呼ぶメロディの悲痛な叫びが、メイジャーランドに響き渡りました。

『ハミィが幸せのメロディを歌ってくれたら・・・』
そう漏らした後、響は首を横に振り、
エレンにハミィが目覚めそうな元気が出る歌をリクエストしました。
エレンも快諾し、ギターをかき鳴らして歌い始めます。
その歌声に聞き入るうち、響にはノイズの言葉が思い起こされました。
『お前達がいる限り、私は消える事は無い。楽しい事があれば同じように
同じだけ悲しい事がある。その悲しみの中から私は生まれた。
私は悲しみそのもの。お前たちがいる限り、私は永遠に生まれ続ける・・・』

エレンの歌声に耳を傾けながら、響は心の中でハミィに呼びかけました。
『聞こえてる?ハミィ。あの時、ハミィも私と同じことを想ったよね。
 だから、早く目を覚まして。早く世界をあなたの幸せの声で包み込んで・・・』

目を開いた時、響は花畑の中にいました。その花畑を、楽しそうに飛び回るハミィ。
しかしハミィには響の姿は見えておらず、声も届いていません。
エレンも奏もアコも、皆ハミィの事を考えていたらいつの間にかこの世界、
ハミィの夢の中へと導かれていました。
エレンの歌でハミィを想うみんなの気持ちが一つになったために、
ここに来られたものの、どうすれば良いのかはわかりません。
目の前ではハミィが何も知らないように天真爛漫に走り回っています。
『楽しい時は歌うニャ!』
セイレーンと一緒に歌おうと辺りを見回すハミィには、
目の前に居るエレンの姿が見えていません。響も、奏も、アコもみんながいるのに・・・
みんなは音符を探しに行っていると考えて、自分も探し始めるハミィ。
『みんなハミィが幸せのメロディを歌うのを待ってるのよ』
『みんなどこ行ったニャ?』
ハミィには声が届いていません。

その時、エレンの歌声が優しく響きました。
その歌声はハミィに届き、振り返って辺りを見回し始めます。
エレンは歌いながら響達を促し、皆も続いて歌い始めました。
『響、奏、アコ、どこニャ?』
目の前で歌う4人の姿はまだ見えません。しかし、歌声に乗せた想いは届いています。
『泣かないで、ハミィ』『私達、ハミィのおかげで一緒になれた』
『おっちょこちょいで、天然ボケの子猫ちゃんだけど』『ハミィが居ないと、何も始まらない』
ハミィを囲んで、4人の歌声が優しく響きます。
『だから、早く起きておいで・・・』
その歌声の中でハミィは目を閉じ、そして・・・

再び目を開いた時、響達は調べの館に戻って来ていました。
そしてピアノの上で眠り続けていたハミィは・・・
『みんなありがとニャ。ハミィはこんなに幸せな気持ちになれたのは初めてニャ♪
 みんなの歌が、ハミィに幸せをくれたのニャ♪』
みんなが心で繋がれたから、セイレーン(エレン)がいたから、
みんなが来てくれたから、ハミィは目を覚ます事が出来ました。
そして、これからハミィには大仕事が待ち受けています。
『セイレーンの分も頑張って幸せのメロディを歌うニャ』
『あったりまえでしょ!しっかり歌って、世界を幸せにしないと承知しないわよ』
いざ皆の幸せを取り戻すため、幸せのメロディを歌うために出発します。

アフロディテを中心に人々が石となったままのコンサート会場で、
譜面台に楽譜を置くフェアリートーン達。
石になったトリオ・ザ・マイナー達も連れ込んで、いざハミィの歌が始まります。
『行っくのニャ~♪』『がんばって~♥』
ハミィとエレンの軽いノリに突っ込む響。
しかしエレンの目と、ハミィの姿に何かを気付きました。
そして、あの天使の歌声で幸せのメロディが歌われます。

『何て綺麗なメロディ・・・』
皆が聴き入る中、まずアフロディテの石化が解けました。
堪えきれずに涙ぐみ、母の下へと駆けて行くアコ。
国民達の石化も解けて行き、気が付いた国民達は抱き合う母子の姿を目にしました。
国民達は互いに頷き合い、楽器を構えて演奏を始め、
その演奏に合わせてハミィの歌声がどこまでも響き渡ります。
母娘の再開を前に、響と奏の目にも光るものがありました。
宮殿も、メイジャーランドも次第に元の姿を取り戻して行きます。

そしてエレンは目を覚ましたバスドラに気が付きました。
続けてバリトン、ファルセットも目を覚まし、顔を見合わせるトリオ・ザ・マイナー。
いや、その呼び名ではなくメイジャーランド三銃士と呼ぶべきでしょうか。
『良かった、無事で・・・』
心底嬉しそうなエレンの前で、互いの無事を確かめあう三銃士達。
『俺達助かってる!ファルセット、お前も何ともないか!?』
『はい!元通りですぅ!』『夢のようです・・・!』
そして感極まった男どもに飛びつかれ押し潰されたエレンの怒声が響き渡ります。
『重いわッ!』『一生ついていきますぅ!』
『やっかましいわ!』
メイジャーランドの国土も人々も、何事も無かったように元に戻って行きます。
音吉さんとクレッシェンドトーンの封印も解け、
ハミィの歌声が虹と共にメイジャーランドへ降り注ぐ光景が広がります。

『幸せが降り注いでるみたい』
『こんなに気持ちが安らぐなんて・・・』
『この歌の力は人間界にも届いてるはず』
床に伏していたメフィストも目を覚まし、アコとの再会を果たしました。
『これでみんな、新しい音楽を奏でられるのね』
奏の言葉を聞いた響も、「もう一つの声」がきっと新しい音楽を口遊むと確信していました。
『そうしたら、私達も鼓動のファンファーレを響かせよう。それぞれの夢に向かって』

伝説の戦士プリキュアを労うアフロディテに続いて、メフィストも改めて頭を下げました。
気にしていない響達の代わりに音吉さんとクレッシェンドトーンに釘を刺されて、
義父に頭の上がらないメフィストはこれからも苦労しそうです(笑)。
続けてアフロディテはハミィの歌を褒めます。
しかしハミィは一人の力ではなく、セイレーンが一緒に居てくれたおかげだと評して
その言葉にエレンは顔を赤らめました。

そして調べの館でメイジャーランドを後にする響達。エレンもアコも一緒です。
手を振る国民達の姿は、次第に小さくなって行きました。
『みんないい笑顔だった』
『うん、本当に良かったね。諦めずに戦って』
余韻を噛みしめるように語り合う響と奏。彼女達は加音町に凱旋しました。

外の様子を伺いながら調べの館を出てみると、人々は無事に元に戻っていました。
響、奏はそれぞれ両親との再会を、アコは奏太との再会を果たします。(奏太爆発しろ)
聖歌先輩、和音、王子先輩はそれぞれ怖い目に遭った記憶はありますが、
不安な気持ちなどは抱かず、何も心配ないという満ち足りた気分だけが残っています。
さらに北条夫妻だけは、みんなには聴こえなかった歌が聴こえていました。
『パパとママは聴いたのよ。聴いているだけで幸せな気分になれる、
 それはもう素晴らしい歌。響にも聴かせたかったわ』
顔を見合わせて微笑する響と奏の視線の先には、
その歌の歌い手、ハミィの姿がありました。

陽が西に傾き、帰るみんなを見送った後も、響達は調べの館に残っています。
もう少し待ってみたい―
怪訝そうな音吉さんに多くを語らず、ハミィに改めてお礼を言う響達。
柔らかな夕陽が、辺りを照らします。
突如、その空気を引き裂くけたたましい鳴き声が響き、
愕然として振り返る音吉さんとクレッシェンドトーンの視線の先には、
ピーちゃんの姿がありました。
警戒する音吉さんをよそに、ピーちゃんに駆け寄る響達。
『お帰り、ピーちゃん!』『待ってたよ!』
事情を知らない音吉さんは戸惑うばかりです。
『みんなどうしたと言うんじゃ。そいつはノイズじゃぞ!?』
開いた口がふさがらない音吉さんに、響達は口々に先の戦いで得た事を語ります。
『いくら幸せの世界になっても、悲しみや苦しみがすべて消える訳じゃないわ』
『私達はピーちゃんを受け入れた上で、前に進みたいの』
『悲しみを見ないふりをするのが幸せとは言えないもの』
『よく見れば可愛いよ』(可愛い・・・か?)
そう、これからはずっと一緒。
響の手の上でさえずるピーちゃんの目にも、涙が浮かんでいます。
クレッシェンドトーンと音吉さんの想像以上の成長を遂げた彼女達。
これからどんな音楽を奏でて行くのか、先人達が見守る中、
4人は夕陽に目を向けて進み始めます。
『これでみんな一緒に夢に向かって進めるね。私達は、まだまだ変われる』
新しい明日に向かって・・・全休止の後、変身です。

変身した4人に照らされるように、加音町には今日も光が溢れています。
今まで同様、そしてこれからも、奏はパティシエールの夢への第一歩である
スイーツ部で腕を振るい続ける事でしょう。
ギターを手に路上で歌うエレン。その傍らにはハミィが寄り添い、
これからも一緒に歌い続ける事でしょう。
アコには奏太の他にも友達が出来ました。みんなで一緒に、
自然な笑顔で登校できるようになったアコの学校生活はまだまだこれからです。
響は団パパの指導の下でピアノの腕を磨き、そしてリサイタルを開催します。
皆が響の演奏に耳を傾ける中、ステージの上の彼女は
光り輝く未来を象徴するようなスポットライトに照らされて輝いていました。

『爪弾くは荒ぶる調べ。キュアメロディ!』『爪弾くはたおやかな調べ。キュアリズム!』
『爪弾くは魂の調べ。キュアビート!』『爪弾くは女神の調べ。キュアミューズ!』
『届け、みんなの組曲。スイートプリキュア!』
4人に爪弾かれた組曲はここでひとまずフィナーレを迎えます。
しかし、音楽は終わりません。
これから先もずっと、彼女たちの組曲は続いて行く事でしょう。


Bravo!
なんと優しく、温かく、爽やかな最終回でしょう。
美しい結末をありがとうと言いたいです。
プリキュア史上初となる、一切のアクションが無い最終回。
しかし不満どころか、これ以外は考えらえれない程、見事なラストを見せて頂きました。

ハミィを目覚めさせる前半、そして後日談となる後半ともに、
前回到達した境地で貫き、その根底にノイズへの想いも見受けられ、
敵も含めた全ての登場人物がハッピーエンドを迎える展開には大満足です。
エレンはセイレーンに戻れないのか、アコとともにいつかは帰らなければならないのか、
といった点が明らかにされていない等、全てを語りつくしたとは言えません。
しかし過去作の最終回でも触れていますが、
私は観る側に想像の余地を残す最終回というものを評価しています。
それぞれの感性でそれぞれの物語を思いめぐらせる事が出来る。
これを残してくれただけでも、私の中でスイートプリキュアの物語は終わりません。

まずは前回同様、ハミィの描写の数々が目を惹きます。
最期の力を振り絞って音符を収める姿、
そして夢の中の世界において、音符を探し求める事に囚われている姿。
基本的には「天然ボケの子猫ちゃん」として天真爛漫に描かれているものの、
この2点でハミィは相当の責任感と使命感を持っている事が伺えました。
そのハミィを称して「天然ボケの子猫ちゃん」という懐かしいフレーズが
エレンの口から出た事が感慨深いです。
かつて彼女が悪に堕ちていた頃は、見下す意味合いで使われていた言葉ですが、
今回ではそのような意図は全く伺えず、同じ旋律でも見方を変えれば異なると言う
今作の主題にも沿った言葉になっていました。

響は歌い始める前のハミィとエレンとの軽いやり取りに、思わず脱力していましたが、
直後エレンとハミィの姿を見て何かを感じていました。
それが何かは明確には描かれていませんが、
私は第3話の「音を楽しむ」第10話の「音楽に目的はいらない」
を思い出したのではないかと思いました。
この場面のハミィとエレンには、世界を元に戻す使命があるにもかかわらず、
一切の気負いがありません。緊張したり余計な事を考えていては音を楽しむことなく、
かつて団パパが厳しく言ったように「音楽を奏でていない」となってしまう事でしょう。
純粋に音楽を楽しむ事こそが皆の幸せに繋がるという本作のテーマが感じられました。

そして「ハミィが居ないと何も始まらない」という台詞の通り、
この物語の開始も、響と奏がプリキュアとなったきっかけもビートの覚醒も
ノイズの救済に至るまで、ハミィが居ないと始まりませんでした。
さらにハミィが居ないと幸せのメロディが歌われず、
未来へ続く人々の歩み=音楽の開始も始まりません。
それだけの責任がかかっていながら、ハミィは目を覚ました際、
幸せな気持ちになれたとお礼を言います。
皆の歌声が届いた事や、皆の想いを受け取ったという事もありますが、
私としては誰かに必要とされていると知った事こそが、
幸せな気持ちになったという事ではないかと思いました。
ノイズも前回、それを確信して笑顔を見せました。
響にとっての奏、奏にとっての響も同様ですし、エレンとハミィ、
アコと音吉さんや両親など、皆それぞれ、必要として必要とされる者がいます。
誰かが誰かを必要としているからこそ、そこに想いが通じ合い、
人と人とがつながって、生きとし生ける営みの音「音楽」が奏でられるという
「音楽」を通して「生きる」事を肯定する作品に相応しいテーマが感じ取れます。

ハミィが大きくクローズアップされているため、
相対的にエレンの描写が多いのも良かったです。
トリオ・ザ・マイナーが吸収された時、そしてハミィが特攻した時に
さほど多くを語らせなかっただけに、
今回のエレンの発言や仕草の数々には楽しませて頂きました。
何と言っても一番期待した「やっかましいわ!」が帰って来た事がたまりません(笑)
かつての関係に戻ったようにも見えますが、この時マイナー改め三銃士は
「セイレーン様」ではなく「セイレーン」と様を付けずに呼んでいます。
かつての上司と部下の関係ではなく、やかましいながらも気のおける仲間として、
新たな関係を気付いて行ける事を示唆しているようでした。
それでなくとも、自然な姿のエレンが観られた事はファン冥利に尽きるものです。

そしてピーちゃんを新たに迎え入れる場面。
これこそがスイートプリキュアの答えであり、響達の到達した境地です。
ノイズは悲しみが集まって生まれた存在であり、
人が生きていく限り悲しみが消える事など、決してありません。
だからこそ、再びピーちゃんが生まれました。
その悲しみから目を背けず、受け入れた上で共に生きていく事を選んだ響達。
思えば昨年は本当に苦しく、悲しい一年でした。
実際に苦難に見舞われた方にとって、この答えは気休めかもしれません。
現に、私の身内にも被害があり、完全に受け入れる事など出来ません。
それでも歩みを止めない、止めてはならないという想いであったり、
諦めずに戦う事で笑顔を取り戻せるというメッセージは、
少なくとも私の心にはしっかりと届きました。

前回、涙の意味を問うたノイズに、明確な答えを出さず、
いつか分かると答えたメロディ達。
今回響達に迎えられたピーちゃんの目には涙がにじんでいました。
前回のメロディ達に応えるような涙を見た時に、
一番小さな海を通して響達と繋がり合える関係になれたのだと、
ノイズは本当に救われたのだと感じました。
さらにもう一つ「世界中の人が敵になったとしても、ママだけは味方でいてくれる」
という言葉も思い起こします。音吉さんやクレッシェンドトーンが戸惑ったように、
悲しみを受け入れるという行為は誰にでも出来る事ではありません。
ノイズ=ピーちゃんの存在を受け入れる事は、
多くの物からピーちゃんを守る事になるかもしれません。
それでも響達はピーちゃんを受け入れて行けるでしょう。
この場面では直前に両親との再会シーンがあった事も相俟って、
彼女達に受け継がれた母性をも感じる事が出来ました。
もっとも「きれいなピーちゃん」と「よく見れば可愛い」には笑わせて貰いましたが(笑)

少し話が逸れますが、今回笑ったり妄想させて頂いた他のポイントについて。
♯石化したアフロディテを不安そうに見るアコを、優しく支える奏
 既に義理の姉妹とも言えそうな関係にはもう脱帽するしかなさそうです(笑)
♯奏の台詞「何て綺麗なメロディ・・・」
 これがキュアメロディこと響を称えているように聞こえてしまった私は末期かもしれません。
 最近少し薄めだった「ひびかな」成分を妄想させて頂きました(笑)
♯奏太とアコの再会
 奏太はアコが何かを成し遂げて来た事を薄々気づいているようにも見受けられます。
 直後のアコの対応と相俟って、最年少ながらもっとも公式に近いカップルには
 素直に拍手を贈るしかなさそうです(笑)
♯響のリサイタルの際、ちゃっかり両肘掛を占領している音吉さん
 実はこれに一番笑いました。音吉さんの隣は和音、その隣は聖歌先輩です。
 となると、和音は肘掛を使えない事に・・・? 音吉さん、流石は先代の王です(笑)

毎年この時期、別れがつらく感じられますが、今年はとくにその傾向が強いです。
スイートのキャラクターデザインが私好みだった事も大きいですが、
このシリーズのレビューは難産のものが多かった事も影響している気がします。
これまで以上に、スイートプリキュアの感想執筆は苦労した感がありました。
しかし、今では響と奏、エレンやアコと同様に、
私自身が共に考え、悩んできたからだと思っています。
一年を通して一緒に考えてきた彼女達との別れは悲しいものです。
悲しみは消える事は無いという少し切ない結論のとおり、
素晴らしい大団円を観た充実感の片隅には、一抹以上の悲しみがあります。
これから先、彼女たちの前途にも悲しみを抱く事は多々あるでしょう。
響は音楽の世界の厳しさに挫折をを味わう事もあるでしょうし、
奏はひょっとしたら王子先輩への想いが届かないかもしれません。
エレンとアコは、いつかメイジャーランドへ戻る日が来る筈です。
"しかし、それを受け入れて共に歩まなければならい"
"そのために、変わらなければならない。変わる事を恐れてはならない"
カーテンコールのような最後の変身シーンはファンサービスでもあった事でしょう。
それでも、その中にはしっかりと、上記のメッセージを感じ取る事が出来ました。

ノイズさえも笑顔で受け入れた、スイートプリキュアの物語。
その「笑顔」の名を冠する次回作は果たしてどうなるのでしょうか・・・
プリキュアシリーズという「組曲」は、まだまだ終わりません。
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Merci

想像以上のラストでした。「響と奏の物語」、「エレンの物語」、「アコの物語」、そして「ハミィの物語」・・・様々な軸が1つにまとまって、そして「負の要素を受け入れて生きて行く」と言うテーマを、とことんまで貫き通してくれましたね。

思えば、一見すると天然ボケのキャラクターながら、「スイート」の作中で「取るべき行動」を一貫して取っていたのは、ハミィだったと思います。前回のノイズに飛び込んで行った姿には、セイレーンが不幸のメロディを歌おうとした際、「セイレーンが一緒に泣いてくれるだろうから構わない」と言い切ったのを思い出しました。逆に言うと、どんな不幸になっても、ハミィはセイレーンのそばにいると言う事ですよね。ハミィ自身は、プリキュアになることは出来ないけれど(何の大きな力も持っていないけれど)、悲しみを抱えた人と一緒にいることは出来る、その事の強さ、尊さが強く感じられました。そして、夢の世界で誰の声も聞こえず不安なハミィは、ただ天然ボケのお幸せキャラじゃなくて、ちゃんと寂しさも知っているんだなぁ、と。だからこそ、ハミィが幸せのメロディを歌うにふさわしいのだと思いました。

前回のノイズの笑顔だけでも救われた気分になりましたが、ちょっと期待していた通りのピーちゃんとしての生還に、本当にこのシリーズを見て来て良かったと思いました(やってくれるかな? でもどうだろう?と思っていたので)。そして、「ノイズ」ではなく、一瞬でも時間を共有した「ピーちゃん」として、ノイズ自身も変わることを決意したんだなぁ、としみじみしました(ラストの中尾さんの役名が、『ノイズ』ではなく『ピーちゃん』だったのに、さらにうるうる)。ラスボスも含めた、本当に「全員」の笑顔のハッピーエンドで終わってくれるとは・・・。

思い返すと、スイートは「人に優しく、自分に厳しい」展開が多かった気がします。自分の意に沿わぬ存在を、どこまで受け入れられるのか?と何度も問われる展開は、ド直球に心に突き刺さることが多かったです。本当の優しさとは、強さとは何なのか・・・私自身も考えさせられましたし、この話を見て育った子供達は、きっと優しく強くなってくれるだろうとも思いました。

スティクスさんの感想は、スイートをさらに深く味わうことが出来る道しるべでした。スイートのメッセージ性に強く感銘を受けながらも、結構批判を目にすることも多かったので、自分の中で少し迷いが生じることもあったのですが、こちらの感想を読むたびに励まされ、また改めてスイートで描かれたテーマを強く感じることが出来ました。本当にありがとうございました。

スイートがあまりに私の心のど真ん中にハマり過ぎたので、次のスマイルにどれだけ乗れるか個人的には不安なのですが、またスティクスさんのお力を借りつつ楽しめたらなぁ、と思っております。
by Merci (2012-01-29 21:40) 

スティクス

>Merciさん
早速のコメントありがとうございます。
良い最終回でしたね。未だ余韻が冷めやらぬ中、
実は今スイートを最初から見返していたりします。

改めて見返すと、ご指摘の通りハミィの一貫性が凄いですよね。
ちゃんと悲しみも知っている、という点も、滅多に見せない涙であったり
月を見上げたりといったところで描かれていました。
どんな不幸になってもハミィはセイレーンの傍に居るという事は、
その逆もまたしかりで、今回花畑でエレンがハミィに歌い掛けるところでは、
ハミィから受け続けてきた想いを返したように見受けられました。
エピローグの路上ライブで寄り添う姿を観ていると、
これから先もこの2人(2匹?)の物語が続いて行く事が予感されますね。

ピーちゃんの生還も予想通りではありましたが、
期待通りの事を裏切らずにやってくれた事が嬉しいです。
エレンの「やっかましいわ」もそうですが・・・(笑)
ノイズも変わりたいと望んだからこそ救われたというのは
前回でもしっかりと描かれていましたね。
その結果、単に消え去るだけでなく新たに生まれ変われた事が
最後に「変わる」事を宣言して変身を披露したプリキュアの姿と相俟って
本当に感極まりました。
クレジットの「ピーちゃん」にも、細かい所まで配慮されていたと思います。

>人に優しく、自分に厳しい
確かにご指摘の通りかもしれません。それでも私はこの作品の中に、
「頑張りすぎなくてもいい。時には思い切り甘えてもいい」
という語り口があったとも感じています。
それが私自身の経験とシンクロする事があり、
考えさせられながらもプラスに受け止める事が出来たと思います。
そしてプリキュアとは子供に夢を与える作品ですので、
例えばこれを機に音楽に興味を持つ子が増えるといいですね。

私の駄文へのお褒めの言葉を頂き、恐縮です。
逆に私自身も、温かいコメントに励まされております。
プリキュアシリーズの魅力を発信し続ける上で、
こうして色々な方のご意見を元に新たな解釈が生まれ、
さらにプリキュアを楽しむことが出来る。
人との繋がりと、音楽は止まらないというテーマを
響達と同様に感じ取る事ができ、充実していたと思います。

実は私もスマイルには不安7割、期待3割と言ったところです。
しかし、かつてフレッシュを機に足を洗おうとしていたり、
ハートキャッチを機に卒業しようとしていた私の事ですので、
こればかりは毎年恒例の不安と期待だと思っています。
来週以降の新たな物語にも、私と共にお付き合いいただけたら幸いです。
by スティクス (2012-01-29 22:45) 

龍

言葉がありません。見事、それしかないですよね。まさにこの作品を象徴するような、この1年のラストにふさわしい、心温まるエピローグでした。

Aパート、「幸せのスキャット」と題されたこの曲は、もともと「エレンの歌」として作曲されました。「スキャット」は声を一つの楽器として表現することが目的で、即興的な意味合いも込められています。
46話で「自分だけの曲を作ってみんなで演奏したい」と言っていたエレンが、ハミィのために即興で歌った曲。22話で「一緒に歌おう」とハミィに誘われたエレンは、結果的に辞退しましたが、この曲こそが「幸福のメロディ」の前章曲と言えるでしょう。

ハミィのイメージは、「招き猫」だと聞いています。物語は響と奏からスタートしましたが、よく考えればハミィの旅路から始まったものでした。Aパートを丸ごとこのエピソードに費やしたことからも、幸せを招く「陰の功労者」に対する労いと感謝の気持ちが伝わってきます。

普段一緒に過ごしていた響も忘れていたことですが、ハミィとエレンは一流の音楽家でした。私も団パパの言ったあの言葉が脳裏をよぎりましたし、あの時の2人は普段と変わらないながらも、どこか神々しさを感じました。
音楽家を目指す響にとっても、きっと素晴らしい体験になったことでしょう。
「幸福のメロディ」はハミィのソロではなく、エレンとのデュエットでもない。響達3人、さらには石化の解けたメイジャーランド人の演奏も加わって、壮大な「組曲」になりました。それにしても、その歌声が聞こえていた北条夫妻には本当に頭が下がります(笑)。

目覚めたメイジャー三銃士。真っ先にファルセットを心配するバスドラは本当にいい奴です。ちなみに3人の台詞は、バスドラ(号泣して言葉にならない)、ファルセット「ごめんなさい、ごめんなさい」、バリトン「一生ついていきます」。一般市民、しかも猫に国防を任される騎士がかしずく、というのもなんですが、きっと彼らもいい関係を作れるはずです。もっとも、彼らやメフィストが加音町に遊びにきたら、エレンやアコは苦労するでしょうね…しょっちゅう「やっかましいわ!」になったりして。

「アッとビックリ! 驚きの白さ!!」。冗談はさておき、Aパートの響の表情に不安はなく、むしろ明るいものでした。彼女(達)は最初からずっとこの時を待ち望んでいたはずです。「悲しみ以外の涙」の意味をピーちゃんも知ったことを、かつてその言葉を教えた音吉さんの前で見せたことも感慨深いですね。
ところで、映画に登場したハウリングは、実体のない霧のような姿でした。おそらく彼とメイジャー3は、ノイズの憎悪の一部が独り歩きして生まれたものだったのでしょう。悲しみを嘆くだけではなく、そこから喜びや幸せが生まれることを知った今、ピーちゃんはもう大丈夫です。響達がそうしているように、もう彼を「ノイズ」(不要な雑音)とは言わせません。もっとも、ビビる音吉さんのリアクションと、「良く見れば可愛い」には笑いましたが。
それにしてもピーちゃん、もしキルンで通訳したらあの口調で喋るんでしょうか? かつてのコロネのように、響達にとっては意外といい突っ込み役…もとい相談相手になったりして。

最後の変身、最初は尺が余ったのかと思いましたが、同時に流れた4人の後日談を見て、考えが変わりました。「2人」から「3人」、「4人」と来て、最後の最後に「みんなの組曲」。敵と戦うためではない、新しい自分になるための「変身」なのでしょう。素敵じゃないですか。

「プリキュア」の物語はまだ終わっていません。バトンを受け継ぐ「スマイル」も、きっとすばらしい作品になるでしょう。次週が今から楽しみです。

高橋晃氏「僕はキャラクターデザイン自体が2回目で、経験不足の自分で良いのか? とも思いましたけど、エレンやアコ(特にミューズ)の造形は結構自分の趣味を入れてみたり(笑)、いろいろ楽しめました。映画のこともあって、23話から最終回まで本編に参加できなかったのは残念でしたが、映画もきつかった。終わらないんじゃないか、と何度思ったことか(苦笑)。おかげで私生活がかなり犠牲になりましたが、とても充実した1年でした」
by 龍 (2012-01-29 22:47) 

なぎほの

素晴らしい最終回でした!

最終回で戦闘シーンがない構成は、初の試みですね。
今日の1回のために、これまでのすべてのエピソードがあったと認識させざるを得ない、最高の纏め方でした。

ノイズは、前回の最終決戦で「自分は人間の悲しみから生まれた」と言っているように、現実社会における「悲しみ」の象徴です。
人間にとって、悲しみは忌み嫌われるもの、避けて通りたいものです。

それはノイズにとって、自分が否定され受け入れてもらえない存在であることを意味します。
そのため彼は、世界から音を消し去り、自分自身も消そうとしていました。

最終決戦で、初めてノイズは自分の存在を認めてもらえます。
そしてピーちゃんとして再生しました。
受け入れてもらえたピーちゃんは、涙をこぼして喜んでいます。
最終決戦で響が「いつかわかるよ」と言った、「悲しみ以外の涙」を知るんですね。
こういうところもきちんと繋がっています。

しかし、彼の再生は「悲しみは無くならない」ことを象徴しています。

スイートが一番言いたかったのは、「悲しみや苦しみは絶対に無くならないのだから、受け入れた上で、前に進んで成長していく」ということだったんですね。

また、ハミィが意識を取り戻すエピソードも素晴らしかった。
ハミィにとって、セイレーンは大親友であり、心の支えです。
元々ハミィが歌姫に選ばれたのは、セイレーンのおかげです。
セイレーンにとっても、ハミィが自分を一番必要としてくれていることを再認識させられる場面でした。

ハミィが「幸福のメロディ」を歌うシーンで、ハミィとセイレーンの掛け合いが軽いので響が突っ込みを入れますが、セイレーンは黙って、ハミィが歌うのを待っています。
セイレーンがハミィを見つめる目は信頼にあふれていて、それを響が感じ取っているところも、丁寧に描かれています。

最後に変身シーンを持ってきたのも良かったです。
響の「私達はまだまだ変われる。新しい明日に向かって変身するのよ!」は、「変身=戦い」だけではなく「変身=成長」を意味しています。
この点を強調したのも、シリーズ初ではないでしょうか。

非日常に戦闘があるのではなく、戦いは日常の中にある。
悲しみや苦しみ、憎悪、諦め、誤解、中傷、様々なことを克服して成長するための戦い。それは日常を豊かに送るための戦いです。

「音吉さん、いくら幸せの世界になっても悲しみや苦しみは全て消えるわけじゃないわ」
「私達はピーちゃんを受け入れた上で前に進みたいの」
「悲しみを見ない振りをするのは幸せとは言えないもの」
「よく見れば可愛いよ」

これがすべてかな。

悲しみや苦しみは悪いことじゃない。
あって当たり前のもので、ありのままを受け入れて、共に前に進んでいくことが大事だと、子ども達に伝えている素晴らしい作品でした。
by なぎほの (2012-01-30 00:15) 

スティクス

>龍さん
本当に良かったですね。一夜明けた今でも余韻が残っています。

>エレンの歌
確かに、即興でしたね。即興だからこそ、
その時の気持ちが素直に込められて
ハミィの夢の中へ足を踏み入れると言う奇跡が起こせたのだと思います。

>壮大な組曲
皆で演奏を始めるところは凄く印象的でした。
誰が欠けても幸せのメロディは完成しないと言うようでもあり、
音を楽しむという事を見事に体現していたと思います。
北条夫妻に歌声が届いていたのも、
その事を良く知っている一流の音楽家だからこそかもしれません。
その点、王子先輩はまだまだこれからという事でしょうか・・・(笑)

目覚めた三銃士の台詞の数々も、彼らの個性が出ていて楽しめました。
加音町でそっとエレンを見守る姿を想像すると楽しくなります。
「そっと」どころではなくなって
「やっかましいわ!」と言われる姿が目に浮かぶようです。

そういえば「涙は一番小さな海」は音吉さんから教わった言葉でしたね。
さらにその上の境地へ達した事で、ノイズを救っただけでなく
響達がこの1年、特に夏以降大きく成長した事が伺えます。
劇場版に関しては3月のBD発売まで未見なので、
今回の最終回と比較して色々と考えられそうですね。
>キルンで通訳
確かに、コロネみたいになりそうです。
でもコロネよりも若そうだし・・・どうでしょう(笑)

最後の変身について、何のために「変身」するのか、
色々な意味合いが込められていそうですが、
「新しい自分への転換」と共に未来へ歩み出すようで、
後日談と相俟って本当に良かったですね。

高橋氏のコメント、苦労しながらも楽しんでいらっしゃったと知り、
どちらも表裏一体なのだと改めて感じます。
高橋氏のお蔭で本当に魅力あるキャラクター達が観られました。
またいつか、機会があれば再び観てみたいです。
by スティクス (2012-01-30 06:38) 

スティクス

>なぎほのさん
ここに収束するべくして、この1年があったと思えるような
素晴らしい最終回でした。
誰もが避けて通りたい悲しみを受け入れるという事、
受け入れて前に進むという事・・・
これだけをとってもノイズの存在価値がありましたし、
ピーちゃんの涙の意味、前回のメロディ達の涙に対する答え、
こういった要素が見事にまとまっていました。

>悲しみや苦しみは絶対に無くならないのだから、
 受け入れた上で、前に進んで成長していく
このメッセージで結ばれた故に、
響と奏のケンカも、響の音楽嫌いも、セイレーンの挫折も、
アコの孤独も、全てに意味がありました。
ハミィの夢の中でも、天真爛漫に見えるハミィでさえ
どこかに悲しみを抱いているという事が見受けられ、
それを踏まえた上であのように振舞っているとも見受けられます。
だからこそ、セイレーン=エレンの歌を皮切りに目覚めに繋がるのが
ハミィとの深い関係と理解が伺えました。

>戦いは日常の中にある
確かに、日々何らかの問題があり、悩みがあります。
それを克服するための変身。と考えると、
成長の象徴としてラストの変身の意義が大きいですね。
私もこの一年、しんどいと感じた事が多かったのですが、
みんなと、みなさんと一緒に乗り越えて来た充実感があります。
来週からの新しい一年で何を想うのか、
まだまだ続くプリキュアシリーズが本当に楽しみです。
by スティクス (2012-01-30 06:49) 

やまぴょん

スティクスさん、こんにちは。

実は昨日のプリキュアは出張先のホテルで一人で見てました。
いつもは娘と見ているので、何か変な感じでした。苦笑

最終回に限らず、スイートプリキュアには大変楽しませてもらいました。

一つだけ、いや、二つかな、あるとすれば、
以前に話したミューズの正体を隠すために設定面でやりすぎたことと、
もう少し時間が欲しかったかなぁ…かなり詰め込んだ感じを持っています。
時間の制約のために多少無理をした感があったような。
あと4 or 5話ほどあってもよかったかもしれない気がします。

ただ、それらの点を含めても、
伝えたいことをきちんと描いた素晴らしい作品だったと思います。

あと、前半部も、かなりこちら側に想像の余地を残している気がして、
ハミィの昏睡(?)状態はどうとらえたらいいのかなぁ…と、
少々考えてみました。直感的に納得しているんですが、
いろいろと考え方がありそうで面白いと感じています。

まだきちんと頭の中が整理できていないですが、
あの場面、ノイズの身体は一旦消えましたが、
魂(心)がハミィの心と同化したのではないかと考えています。
一人ぼっちなのはノイズの、でも楽しそうにしているのはハミィの、
両方の性質を表しているように感じています。
5の絶望の仮面ではないですが、
意図せず孤独の底に沈んでしまったのかなと。
なので、そこから覚めるところも、なんとなく5の第24話に似ている気がして、
エレンをはじめ4人の歌(想い)がハミィに届くことで、
ハミィは幸福メロディをみんなに、
特にノイズに届けることを思い出したんだと思います。

多くの幸福とちょっとの不幸をもつハミィ、
不幸から生まれたけど、これから幸福を知るあろうピーちゃん、
実は二人は対なのかなと思います。
その対極の二人が理解し合い、
ハミィがノイズのために幸福のメロディを歌うことで、
ある意味、この物語が終わったのかなと感じました。
(なんか、やっぱり私にとってハミィの物語になっている気がする。苦笑)

その後、4人がピーちゃんを迎え入れ、音吉さんとクレッシェンドトーンに
ピーちゃん(ノイズ)に目を背けてはいけないことを語る場面も、
実に感慨深かったです。
これまでずっと、4人は音吉さんやクレッシェンドトーンに
支えられ、教えられてきた部分が大きかったですが、
最後に音吉さんたちが4人に未来を託し、
それに対して4人が自分たちなりの答えを伝えるだけでなく、
それによって音吉さんたちが教わる形になっているところに、
4人の成長、自立して未来へ向かっていくさまを感じさせました。

響たちも含めて、みんなの未来がどうなっていくのかについては
私も観る側の想像の余地を残す方がいいだろうと思っています。
(土台がきちんとしている中での余地であれば、私も評価しています。)

気分良く終えた最終回を受け、
来週から新たなプリキュアが始まりますが、どうなりますか。
不安をもっても仕方ない(おそらく娘は見続ける)ので、
楽しみにしたいと思います。
by やまぴょん (2012-01-30 11:46) 

横浜学園都市部

個人的には、前回が最終回で今回がアンコールだったと思います。

今までシリーズでした事が有った事をしつつ、しなかった事に挑戦し続けていたスタッフに感服です。

最後の変身の件の響の台詞は、2003年に同じ時間枠で放送して、小清水氏のデビュー作「明日のナージャ」の最後の台詞を意識していたのかもしれませんね。

Merciさん返信で、スマイルには不安とおっしゃいましたけど、其処は川村氏のキャラデザと、オールスターズの監督を経験した大塚氏が何とかしてくれると思っているので、自分は期待しています。


追伸:近々別の話の感想で、同時期に放送していたキャラクターショーの内容を説明します。(youtubeやニコニコでupされていた内容を簡略化しているので、フルはそれぞれの動画サイトをご覧ください。)

質問:スティクスさんは、スイートのキャラソンで何が好きですか?

自分はミューズ以外の3人で唄った新生活応援曲「約束のメロディ」と、ボーカルアルバム2での奏の曲「ファンタスティック・メッセージ」です。
by 横浜学園都市部 (2012-01-30 12:40) 

やまぴょん

スティクスさん

先ほどのコメント、段落を移動させたのに接続関係を変えなかったためにおかしな文章になってますね。(苦笑)

想像の予知に関して、ラストの未来へ向かっていくシーンのコメントを前の方に書いていたのを、後ろに持っていったのであんな文章になってしまいました。

ご了承下さい。(^-^;)
by やまぴょん (2012-01-30 20:19) 

スティクス

>やまぴょんさん
昨日はご出張先でしたか。お疲れ様です。
私も過去二回だけ、出張先で本放送を視聴した事があります。
家で観るのとは違った感じがありますよね。

さて、私もここがこうだったらもっと良かったのでは?と思う点もありました。
ご指摘のミューズの事もそうですし、
エレンが覚醒前後をもう少し掘り下げて欲しいと思ったり、
終盤の奏の存在感がやや薄かったりしたのが少々残念です。
それでも、ごっそり書き換えざるを得なかった事情や、
震災に見舞われた事による制約を踏まえても、
充分満足の行く一年間になったのは流石だと思います。

ハミィの昏睡状態について、ノイズとの同化という解釈は面白いですね。
幸せとは何も知らずにはしゃいでいるのではなく、
辛い事を見据えて乗り越えた先にあるというテーマ、
そして待っている人が居るという事、
確かに5の24話に通じるところがありそうです。
他にも、あの花畑が妙に空虚な印象も受けたので、
枯れた空の泉にいた満と薫や、
ラビリンスから見捨てられて彷徨うせつなの姿も思い浮かびました。
現実を受け止める事が大切なのだと、
これらの場面と共に伝えているように思えます。

音吉さんから教わったものを、
さらに大きくして返すと言う成長ぶりも良いですね。
子は大人が知らぬうちに大きくなると言いますが、
音吉さんから見れば響達もそう見えた事でしょう。
新しい時代を担う上で、経験に裏付けられた知識も大切ですが、
若い力が如何なく発揮できる世界というのは素晴らしいものです。
これから先、4人の進む道が
しっかりと開けているというようにも受け止められて、
この1年の成長を見届けられて本当に良かったと思います。

来週以降、お子さんと一緒に新たなシリーズを楽しまれるとの事、
私もこうして片隅からプリキュアシリーズを応援し続けて参りますので、
引き続き今後とも、よろしくお願い致します。

あと、私も本文でよく前後の文脈がズレていたり、
「てにおは」がおかしかったりする事があるので、お気になさらずに・・・
by スティクス (2012-01-30 22:54) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
前回が最終回で今回がアンコール、
そういう見方もアリかもしれませんね。
それでも、やはり私は今回が最終回かなと感じています。
アンコールはあくまでサービスなので、
今回が無ければ物語はフィナーレを迎えなかったかな、と。
ともあれ、戦闘の無い最終回など、冒険だったと思いますが
スタッフの皆様の挑戦には私も感服しています。

スマイルが不安、というよりも
私としてはスイートが早々に過去の物になってしまう事を
寂しく思う気持ちの方が強いです。
これまでの例を見ても、実際はそんな事は無いのですが、
苦しんで執筆をつづけて来ただけに、
一緒に苦しみを乗り越えて来たという印象が強く、
これまで以上に寂しい気持ちがあります。
とは言っても、前を向かなければ響達が示してくれた事を
私自身が裏切る事になってしまいますので、
まずは気楽にスマイルの第1話を待つ事にします。

あと、せっかくご質問頂いたのに申し訳ございません。
実は私、キャラソンは知らないのです・・・m(_ _)m
いずれ機会があれば、いろいろと聴いてみたいと思います。
by スティクス (2012-01-30 23:10) 

幸下人

スティクスさん、1年間お疲れ様でした。幸下人です。

まずは1年間スイートプリキュアレビューを楽しく読ませていただき、ありがとうございました。

絶賛の嵐のコメントで締めくくられた最終回レビュー、余韻に浸りたいスティクスさんはじめ、他の読者の方々のお気持ちを察すると、控えめにコメントしておくのがマナーだとはわかっているのですが・・・。

新シリーズ開始までの1週間のインタバル、今でなければタイミングを逸してしまう質問を、あえてさせていただくことにします。

今シリーズの制作に当たったスタッフのみなさんは、「3つの命題」を背負って1年間悩みぬかれたのでは、と思います。

1つ目
「伝統を守りつつ新機軸を打ち出すこと」

これは今作品に限らず、2作目以降のプリキュアにかかわる全てのスタッフへの命題ですね。

2つ目
「東日本大震災とどう向き合うか」

これについては、龍さんのコメントを拝読し、大変な苦労をされたことを後で知りました。
これはプリキュアに限らず、全ての映像作品製作者に課せられた命題でしょう。
家族愛を描いたドラマがヒットしたことが、それを物語っています。

3つ目
「『魔法少女まどか☆マギカ』(以下まどマギ)への返歌」

まどマギ(2011年1月~4月放映)は、魔法少女ものアニメのお約束を「逆手に取った」深夜アニメであり、端的に言えば、プリキュアシリーズを逆手に取った実験的作品です。
私自身、この作品は放送終了後に情報を知り、興味本位に見てみたのですが、決してプリキュアを貶めてパロディ化したものではなく、むしろ、まぎマド視点でプリキュアを見てしまう、という思わぬ副作用を生んでしまいました。
スティクスさんのレビューに悪影響を与えるやも知れないので、いままではここにコメントしませんでした。
面白く、いい作品であることは私も感じますし、かつて『クレヨンしんちゃん』も受賞した文化庁の大賞も受けているようです。

プリキュアのスタッフ、『まぎマド』を見て、「やりたい放題できる深夜枠はいいよな・・、こっちは幼児対象やら販促やら変身バンクやら、制約だらけで・・・」
むこうはアニメ大賞、こっちは長年やっても幼児アニメの枠をこえて『ワンピース』ほどまでは大衆に認知してもらえないし、少し画風・キャラ設定をいじくっただけで拒絶反応されるし・・、と愚痴のひとつも出たのかもしれません。

『まどマギ』放映後にスタートした最初のプリキュアシリーズ、スイート。深夜アニメに対抗する必要は全くありませんが、「あそこまで」やられて、何の回答も示さないのも、作り手としての沽券に関わる・・。

そして導いた返歌が、「邪悪なものを、認めて、共存する」ということなのかもしれません。

私は両作品の優劣をつけるつもりはありませんし、スティクスさんにもそれは求めません。

ここでやっと質問です。

『まぎマド』はご覧になりましたか?
エヴァが苦手という貴殿のこと、敬遠されているのでは、となんとなく想像しています。

もしご覧でしたら、ご感想をぜひ頂戴したいです。
まだでしたら、是非、新シリーズ開始までに、ご覧になることをお勧めします。「異質なものを受け入れる」というスイートのメッセージが私たちに届いた今だからこそ、です。

ところで、スティクスさんを結びつける「異質の」3つのものの共通点が、最近になってやっと気づきました。

「形式美」ではないでしょうか。
相撲・クラシック・プリキュア 
これらは皆、洗練された制約の中で美を演出します。

相撲を離れた曙関は四角いリングで何を見たのか?
アドリブを許さないオーケストラを離れ、ジャズの自由な旋律に魅了された音楽家は過去にいたでしょう。
そしてプリキュアの「特殊解釈」としての『まぎマド』

そういうふうにとらえて見るのも一興かと思います。

スイート最終話については、やはり、別れは描きたくなかったんだな、と感じました。(予想ハズレです。)
終始明るいこの作品によく合ったフィナーレがったと思います。

アコの「よく見ればかわいいよ」は、
キントレスキー「なぜ今日飛ばないのだ」
かれん「時々こまちがわからなくなるわ」
とならぶ、私個人の3大名言殿堂入りです。

新シリーズ「スマイルプリキュア」レビューも今まで同様期待しています。
「プリキュア酔い」必至なので、初回は肩の力を抜いて、お感じのことをそのまま飾らずお書きになるのがいいかと思います。

これからもよろしくお願いいたします。


by 幸下人 (2012-02-01 00:22) 

スティクス

>幸下人さん
こちらこそ、私が行き詰まった時のコメントの数々、ありがとうございました。
幸下人さんのご支援が無ければ、
あのまま投げ出していたかもしれません。

さて、確かに今でなければ答えられないご質問ですね。
1)に関しては言わずもがな、伝統と新機軸は相反する中で、
同じことをやっていては過去の流用と言われ、
新しすぎると受け入れられない、という難しい問題だと思います。
確かに雛型と言われかねない展開もあったとは思いますが、
終わってみればスイートならではの持ち味が出来たのではないでしょうか。

2)は想定外の出来事故に、本来のプロットがどうなっていたのか、
それが転換を余儀なくされた事が残念でなりません。
とはいえ、大幅な転換を迫られたにもかかわらず見事にまとめあげた事、
そして震災の年だからこそ伝えたい、伝えられたメッセージというものが
あったのではないでしょうか。
悲しみは決して消えないけれど、受け入れた上で前に進むという
最終回の結論は、まさにこれを表していると思います。

3)どんな作品なのか、あれだけ話題になりましたので、
私も情報では知っておりますが、未だ観ておりません。
いずれ機会があれば、というのは逃げ口上かもしれません。
あまりにも話題になったが故に、「大人の」視聴者の興味を
プリキュアから引き離してしまったかのようで、
正直なところ、私は困惑してしまいました。
そのような色眼鏡で見てはいけないと思いながらも、
未だに手が伸びないのはこの事が大きそうです。
とは言っても幸下人さんのように、
「まどマギ」も「プリキュア」もどちらもお好きという方は多いですし、
もともと子供向けのプリキュアとはベクトルが異なる作品ですので、
同列で論じる事は違うと、頭では分かっているのですが・・・
せっかくお勧め頂いたのに申し訳ございません。
私が「まどマギ」を観ようと思えるようになるには、
もう少し時間が必要なようです。
感想に関しても、私自身が書きたいと思わない限りは
決して良いものが出来ないと思いますので、
いつになるかはわかりませんが、気長にお待ちいただけたら幸いです。

さて「形式美」について、私自身も思いもよらないご指摘で、
私の好みの傾向はこうだったのかと、我ながら驚きました。
確かに伝統に裏付けれらた美に、私は心惹かれております。
しかし、「相撲」は伝統だけでなく、例えばかつての舞の海関のような
これまでに無いタイプの相撲で魅せる事もあります。
そしてクラシックは楽譜に書かれていない事をしないという制約の中に、
指揮者・演奏家の解釈が加わる事で、新たな視点・発見が都度あります。
プリキュアも同様、新機軸を織り交ぜながらも
成長・生命の肯定というオーソドックスなテーマを貫き、
時折行間を読むように解釈を織り交ぜる事で色々な発見があります。
そういった「伝統に裏打ちされた美における新たな解釈」こそが
私の好むものなのかもしれません。
そうすると「まどマギ」に手が伸びる日も案外早いかもしれませんが・・・?

>別れは描きたくなかった
最後が湿っぽくならなかった事で、
最終決戦がこれまでで唯一、明るい空間だったという事もあり、
爽やかさが一層感じられましたね。

>三大名言
個性的な台詞の数々の殿堂入りを果たした
アコの功績は流石です(笑)
私が選ぶとしたら、なんでしょう・・・
サーキュラス「いや、それはダメだ」
カレッチ「俺はカレハーン。カレッチと呼んでくれ」
アコ「よく見ればかわいいよ」
でしょうか。でもキントレとかれんの台詞も捨てがたいですし・・・
候補が多すぎて、絞り込むのが難しいです(苦笑)

スマイルの初回は、初回ゆえに気構えなく観る事が出来そうです。
新シリーズともども、引き続き宜しくお願い致します。
by スティクス (2012-02-01 20:04) 

メズール

管理人様。はじめまして。メズールと申します。

スイートプリキュアの最終回の高評価ありがとうございました。因みに。スイプリの最終回は前番組の「仮面ライダーオーズ」と比較して見ると余計に感動できます。エレンをモデルになったオーズのメズールを始めとしたグリード達は死にましたがエレンとトリオザマイナーは無事に生き残りました。スイプリの最終回はグリードにとっても救いの意味があったんだと思います。これでGTO 2012、黒の女教師、シュガーレスの駄作三部作さえなければよかったんですが・・・。確かに、うれしいことがあれば悲しいこともあります。私のうれしかったことはエレン達とトリオザマイナーが生き残ったことと悲しかったことはグリードが死んだこととスイプリに会えたこととジェームズ・キャメロンなんぞが存在したことですかね。管理人様は震災の被害にあわれたそうですが、親族の方が亡くなられたのですか?
by メズール (2013-01-25 20:58) 

スティクス

>メズールさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
それもこの時期にスイートの最終回に頂けて、感激です!
私、この作品や最終回を振り返る度に評価が高まって行き、
今では宝物のように大切なシリーズになりました。
現在再放送も始まっておりますので、
これを機に新たなファン層が増えたり、再評価されていくと嬉しく思います。

>仮面ライダーオーズ
私はプリキュアより前に放映している番組は見ていないのですが、
頂いたコメントを見ると、中々深い内容のようですね。
そういえば一度、少し早めにチャンネルを回した折に
モーツァルトのレクイエムがBGMで用いられていて驚いた記憶があります。
機会があれば、少しあらすじ等を読んで勉強してみますね。

エレンとマイナー達だけでなく、
ノイズさえも生かしたラストは私も嬉しかったです。
優しく、そして深い作品に出会えた事は、大きな財産になりました。

>震災
すみません。おおっぴらに言うべきものでは無いので、お察しくださいませ。

by スティクス (2013-01-26 22:03) 

メズール

スティクス様、コメントありがとうございました。そして震災の事について触れて申し訳ございません。

スティクス様のことが心配だったために聞いてしまいました申し訳ありません。それで、スティクス様はスイプリでどのキャラが好きですか?私は黒川エレン、キュアビートです。好き過ぎてエレン、黒川エレン、セイレーン クレッシェンドビートのフィギュアを自作しました。

確かに、スイートプリキュアと同時進行のストーリーだったオーズは最悪の出来であるためなるべく見ないほうがいいと思います。ただし、映画のスイートプリキュアはご覧になりましたよね?あれでハウリングが母親のアフロディテに憑依しハウリングが巨大な翼竜型になるのは「仮面ライダーオーズ 将軍と21のコアメダル」のガラが元ネタになってます。

因みに、エレンの最初の姉御肌からあの性格になったのは同時期にオーズで少女幹部怪人のメズールが復活したため性格が被るためあの性格になったんだと思います。まあ、その後メズールが黒ニーソになり洋館に住むようになったのはエレンの影響ですけど、また21のコアメダルではメズールがエレンのコスプレしていましたけど。エレンとトリオザマイナーが生き残ったのはよかったと思います。ただ、ジェームズ・キャメロンの妨害さえなければ黒ミューズフィギュア発売、題名のない音楽会とプリキュアのコラボがあったのに残念です。
by メズール (2013-01-30 20:43) 

スティクス

>メズールさん
少し身辺が落ち着くまで時間を要し、返信が遅れてすみません。
そして震災の一件はお気になさらないで下さい。
私も言いたい事が言葉足らずだったり、意図したものと違ったりして
読み手の気分を害してしまう事が多々あると思いますので・・・

ところで好きなキャラについて、私はあまり序列をつけたくないので
あえて誰が一番とは言いません。みんなが好きです。
・・・って事で宜しいでしょうか。
私がエレン好きだと言う事は、初期の「エレン様」時代や
中盤の「可愛すぎる」発言などでご理解頂けると思いますが(笑)
響も、奏も、アコも全員それぞれ大好きなんです。(あと、和音も・・・)

あと、世の中には私も含めてジェームズ・キャメロンが
好きな人もおりますので、そのあたりはお知り置き下さいませ・・・
by スティクス (2013-02-11 12:59) 

メズール

スティクス様、度々すいません。

スイートプリキュアが好きでジェームズ・キャメロンも好きとは以外ですね。スイートプリキュアのことは忘れません。
因みに、当時の2011年はキャメロンは映画界で最も稼いだ人物で深海には何度も海底調査に行っていたそうです。因みに、製作総指揮のサンクタムは人が水に苦しめられる内容でした。
by メズール (2013-03-20 09:33) 

悩める父メフィスト

2020年あけましておめでとうございます。いつまでもお待ちしています。1月といえばプリキュアシリーズの大詰めの月、歴代振り返っても類稀な最終回の記事のこちらに 書かせて頂きます。
by 悩める父メフィスト (2020-01-06 20:04) 

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