今日は加音町音楽会です。本番前に団パパと打ち合わせ中の王子先輩に見とれて、
『王子先輩♥』×11と相変わらずの奏を、冷めた目で見る3人。
音符が一個だけになってしまった今、それどころではありません。
それでも、また集めればいいとエレンも響も奏も前向きです。
音楽会なら音符が集まると考え、大逆転すべく気合を入れなおしました。
この時点で彼女達は、あと音符1個で不幸の楽譜が完成するという事実を知りません。
一方トリオ・ザ・マイナーは最後の1個だと当然認識しています。
最後の音符はファリーに収められた事を思い出すバリトン。
ファルセットはバスドラとバリトンに最後の音符回収を命じました。
『その音符が手に入れば、不幸のメロディが完成する。
そして世界は不幸のどん底に突き落とされるのだ!』
高らかに宣言するファルセットを、頭上からピーちゃん、いやノイズが見下ろし、
出撃していく2人を動かぬ瞳で見つめています。
ノイズが発するノイズは、本来耳障りな音にもかかわらず
トリオ・ザ・マイナーにとって心地よい耳ざわり。
彼らはノイズの声を聞いたかのように満足し、音符を奪うべく出撃して行きました。
さて映画仕様オープニングも終わり、いよいよアコと黄ミューズが加わりました。
エレンと同時のタイミングは予想外だったものの、
続くメフィストのパートがトリオ・ザ・マイナーに差し替わって悪役らしさが増しており、
従来黒ミューズだった場面に差し替わるビートとミューズの絵が良い感じです。
これは最終決戦へと挑むところなのか、それとも・・・?
さて命じられて出撃したものの、この寒空にあの自転車のような乗り物は辛く、
バスドラとバリトンは鼻水を垂らしながら、
あと1個の辛抱だと我慢して、せっせと漕いで行きました。
2人の会話を茂みの中で耳にした響達は、ここで初めてあと1個ということを知り、
絶対に奪われてはならないと改めて気を引き締めます。
が、音符を収めた肝心のファリーは葉っぱを手に踊りまわり、
響達にまじまじ見られて照れる等、いまいち危機意識が薄く、先が危ぶまれそうです。
ファリーにその音符は最後の希望だと言い含める響に続いて、
ハミィもその音符を奪われると世界は
悲しみのズンドコになると念を押しますが、
そのまま「ズンドコ」というフレーズで、ハミィともどもズンドコ節に突入してしまう始末。
見かねたミリーが音符を預かると申し出るものの、
走力や跳躍力に自信があるとファリーは聞き入れません。
ジャンプ力を披露して道の真ん中に着地したファリーを
早速バスドラ達が見つけて、例の自転車で思いっきり突進してきました。
間一髪、ハミィのおかげで難を逃れ、バスドラ達は勢い余って立ち木に衝突。
一同その間に加音町へと逃げ去りました。
とは言ったものの、このままでは再び見つかるのも時間の問題です。
その時、映画館のポスターを目にした響は、ある考えを思いつきました。
響達を追って町へとやって来た2人は鼻を利かせて音符を探すものの、
見当違いの臭い靴を嗅いで顔をしかめるバスドラ、
鏡を見て涙に暮れるバリトンと、異様な姿と相俟って人目を惹きます。
『うわぁ・・・泣いてる』『怖ぇ・・・』
『見せモンじゃねぇぞコラァ!!』
遠巻きに見つめる子供たちを一喝するバスドラも、
化け物呼ばわりされてショックを隠せません。
そんな折、町中に響達の声が響き渡りました。
『これから加音町で映画の撮影が始まります。妖精ファリーが街のどこかにいる
獣のような悪者2人に追いかけられるというストーリー!』
ハンドマイクメガホンを手に町の人々へファリーとバスドラ達の姿をアピールする響。
『ファリーを見かけたら助けてあげてください!』
『町の皆さんも映画の登場人物です!』
エレンと奏もハンドマイクメガホンで町の人々をその気にさせて、
カチンコが鳴ると同時に撮影スタートです。
映画と聞いてバスドラもバリトンも「主役デビュー」のチャンスが回ってきたと
何か勘違いしているようですが、どうみても悪者そのままの姿は目立ちすぎです。
取り巻く子供たちを『やっかましいわ!』とかつての上司の決め台詞で
一喝するバスドラの前に、
正義のヒーロー太陽マンが現れました。
『何、太陽マンって・・・』
バスドラの突っ込みがまともに見えてしまう程の超展開。
『ファリーは俺が守る!』
ノリノリの奏太、いや太陽マンは、バスドラにパチもんファリーを見せつけて
『行くぞ!スーパーダッシュ!』
同伴のアコまで一緒にポーズを取らされ、何をするかと思いきや
180度向きを変えて一目散に走り去ります。
バスドラは逃がすまいとして、バリトンを掴んで投げる、というとんでもない攻撃に出て
気の毒にバリトンは奏太とアコが身をかわした事により、正面から電柱に激突しました。
『ここまでだ太陽マン』
案外ノリの良いバスドラに追いつめられ、苦し紛れにファリーを投げ捨てて逃げる奏太。
ファリーを手にしてご満悦のバスドラですが、その背中に「ハズレ」と書いてあり、
子どもに馬鹿にされて悔しさを噛みしめる羽目になりました。
そしてバスドラに怒りを燃やすバリトン。しかし仲間割れをしている場合ではありません。
2人の前に本物のファリーが姿を現します。
ファリーもただ出てきただけではなく分身の術、と称して
身体を黄色く塗った他のフェアリートーンと共に2人を翻弄しました。
ならば全部捕まえるまで、と8体のフェアリートーンを追い回すバスドラとバリトン。
ところが町の広場に踏み込んだバスドラは、思わず松田優作のような声を上げました。
『なんじゃこりゃあ!』
町の広場はパチもんファリーの山、山、山・・・
『名付けて、ファリーを隠すならファリーの中作戦!』
奏の作戦は見事成功。それでもバスドラとバリトンはしらみつぶしに
根気よく探し回りますが、再び偽物を掴まされて煮え湯を飲まされました。
どうやら音吉さんまでもが精巧なパチもんを作っているようです。
それでもファリーは危機感に欠けたまま不用意に飛び回り、
『僕はファリーじゃないファファ』と弁解した事で、
その語尾から本物と確信したバスドラ達に追い回される事態になりました。
響達はバスドラ達が追いかけているファリーの精巧さに驚くも、
追われているのが本物のファリーだと気づき、対処に迫られます。
指笛を吹く響。まさか、これは・・・ わお・・・わお・・・
『お助け和音ちゃん参上!』
久々登場の和音、サッカーボールを手にどこからともなく駆けつけてくれました。
バスドラ達の前に立ちはだかり、和音ハイパースペシャルシュートを叩き込みます。
生身の少女のサッカーボールにフッ飛ばされたバスドラの前に、
今度はこれまた久々となる、聖歌先輩が優しい笑顔を浮かべて登場。
『弱い者いじめは関心しないわね』
この笑顔に、こまちのような底知れぬ恐ろしさを感じたのは私だけではないでしょう(笑)
二刀流ホイップクリームを構え、何をするのかと思えば、バスドラとバリトンを
巧みにケーキの中へ封じ込めるという、半端ないスキルを披露します。
『そこでおとなしくなさってて♥』
あくまでも穏やかに、にこやかに決める聖歌先輩の勇姿に奏の黄色い声が飛びます。
『かっこいい聖歌先輩!』
『やめてよ聖歌先輩!』
すっかり乗せられてしまっているバスドラの前に、今度は王子先輩率いる王子隊が登場。
『ファリーを助けなきゃね』
彼らもまた、あくまで物腰柔らかに、しかし仕事人のように巧みに2人を縛り上げました。
『悪者、捕獲!』
王子先輩の勇姿にすっかり正気を失った奏の黄色い声が響き渡る中、
バスドラ達をさらに災難が襲いました。
王子先輩目がけて突進してきた親衛隊女子生徒達に無様に踏みつぶされる2人。
『もうやだ・・・』『
とっととおうちに帰りたい・・・』
泣き言を漏らすのも無理はなく、民間人にここまでやられる2人が不憫でたまりません。
それでも、
さっさとおうちに帰る事など許されず、
2人はファルセットにふがいなさを一喝されてしまいました。
ファルセットには、ファリーの性格を利用した作戦がある様子です。
正統派悪役の笑みを浮かべるファルセット、果たしてその恐るべき策とは一体・・・?
ファリーは自分が凄いから逃げられたのだとすっかり慢心し、
レリー、ミリーの忠告も聞かず、フェアリートーンの中で一番強くて賢いと自惚れています。
そこに2人を率いるファルセットが登場。
さっきまでの自信はどこへやら、ファリーはレリーの後ろへ素早く隠れ、
不敵な笑みを浮かべるファルセット。その策とは・・・
『本物が全然わかんなぁ~い!僕はリーダー失格だぁ~!』
なんと泣き落とし。気弱で泣き虫で癒し系のファルセットさんが再び帰って来ました。
さすがのファリーも怪訝そうですが、ファルセットの泣き落としは続きます。
『こうなればもう悪い事はやめて、いい人間になろう。すまなかったファリー。
今まで自分たちのやってきた悪事の数々、許してもらえないだろうか』
涙ながらの訴えをレリーは警戒したままですが、
ファリーは安易に信用してファルセットの前へ飛び出して行きました。
絶対の絶対の絶対に悪事はしないというファルセットを信用し、上から目線で許します。
『よかろう、許してやるファファ!』『ありがとうございますぅう』
『これにて一件落着!』
水戸黄門の大団円のように皆でファファファと笑い合いますが、
これがファルセットの狙いであり、その隙をついてファルセットはファリーを手中に収めました。
騙された事に気が付いても後の祭りです。
現場に駆けつけた響達は、ファリー救出のために何をするかと思えば、
ハンドメガホンで再び町中に呼びかけました。
『町中のみなさーん!映画のクライマックスです!
ファリーの大ピンチを助けてあげて下さい!!』
響の呼びかけに応じて、和音を筆頭に町の人々が続々と集まって来ました。
あくまで映画の撮影だと思っているのでしょう。
トリオ達を取り囲み、ファリーコールと共にトリオ達を胴上げして手玉にとり、
その間にファルセットはファリーを取り落しました。
群衆が見上げる中、ファリーを求めて響とバスドラが空高く跳び上がります。
屋根の上まで跳び上がる、常人とは思えぬジャンプ力を披露する響。
響コールが鳴り響く、ファリー争奪戦。響か、バスドラか、勝つのはどっちだ!?
続きはCMのあとすぐ!
太陽を背に交錯する2人。
この手の展開では響が勝つのがお約束と言えますが、
なんと響が手にしたのは「ハズレ」。パチもんファリーです。
バスドラは本物のファリーを手にしながらも着地に失敗して屋根に激突、
そのまま地面に埋まり、ボロボロになりながらファルセットに献上しました。
ファリー危機一髪のその時、団パパがタクトを振り下ろすと共に
王子隊も加わるオーケストラの演奏が始まり、長調の旋律に耳を塞ぐトリオ達。
その隙にファリーは逃れる事に成功しますが、
業を煮やしたファルセットはネガトーンを召喚しました。
ファリーの体内から音符が抽出され、
町中のパチもんファリーが一か所に集まってネガトーン化。
その際本物のファリーはネガトーンの中に取り込まれてしまいました。
ファリーを救助すべく、変身する4人。
『最近の映画は凄いなぁ』
町の人々は呑気なもので、この期に及んで映画だと思っていたようです。
それが仇となり、悲しみの音波に襲われる事態となりました。
ネガトーンを止めるだけでなく、ファリー救出のために挑みかかる4人。
正面から挑むメロディ、リズムに、パチもんファリーを打ち出して攻撃してきます。
その攻撃がメロディを直撃し、リズムを挟み込む等、
当初はやや押され気味ではありますが、ビートがリズムを解放し、
太陽の中からミューズが突っ込む等、次第に押し始めます。
ネガトーンの懐に飛び込んだミューズはファリーを救出しようとするものの、
パチもんファリーの攻撃を受けて弾き飛ばされてしまい、
気付いた時にはプリキュア達をパチもんファリーが完全に取り囲んでいます。
『あきらめろプリキュア。お前たちに勝ち目はない』
ファルセットの言葉と目の前の状況に、捕らわれのファリーは不安そうですが・・・
『たとえ勝ち目がなくたって!絶対諦めない。ファリーを助け出して見せる!』
先程直撃したパチもんファリーを豪快に打ち返すメロディに続き、
かかと落としを叩き込むリズム、上空へ舞いながらパチもんをあしらうミューズ、
ラブギターロッドでパチもんを仕留めるビート等、
4人それぞれがカッコよく、豪快に立ち回ります。
互いの背中を預けるビートとミューズ、力のこもった一撃を叩き込むリズムに続いて
メロディはパチもんファリーの頭上を飛び渡って、捕らわれのファリーを目指しました。
そしてメロディの手がようやく届き、無事ファリー救出成功です。
すかさずスイートセッションアンサンブル・クレッシェンドでネガトーンを撃退しました。
音符もファリーも取り戻し、一件落着。
決して油断した訳では無いでしょう。しかし、気が緩んだのも事実です。
その一瞬の隙を、ノイズは見逃しませんでした。
音符を奪い取り、飛び去るノイズ。茫然とするメロディの足元に、
先日までピーちゃんと呼んでいた鳥の羽根が散らばっています。
『うそ・・・最後の音符が・・・』
ファルセットが最後の音符を楽譜に埋め込むと、
遂に不幸のメロディが完成しました。
ノイズが見下ろす下で、ファルセットの高笑いがマイナーランドに響き渡ります。
柔らかな夕陽に包まれて、音楽会はつつがなく進んでいました。
和音、聖歌先輩をはじめとする人々は、今日一日の撮影が楽しかった事、
そして演奏を聴いて笑顔がこぼれていますが、
時計塔の小部屋からその光景を見下ろす響達の心は晴れません。
不幸のメロディが完成したら、世界は悲しみに包まれてしまう・・・
この笑顔が消えてしまう・・・
しかし案ずる響達とは裏腹に、音吉さんは自信を失っていません。
『音楽がある限り、世界は大丈夫じゃ』
結果としてファリーを守ってくれた町の人たちを悲しませるわけには行かないと、
力を合わせてみんなを守って見せると、改めて誓い合う4人。
柔らかな夕陽が照らすその顔は、決して暗くはありません。
スイートプリキュアのシリーズにおける、ギャグの際立つ一編といえば
真っ先に
第30話が思い浮かびます。
この時も今まで見た事の無いようなフッ切れ感が爽快で、
テンポの良い展開というものがいかに楽しいか、改めて実感しました。
突っ込みどころ満載どころか、むしろ突っ込んで下さいと言わんばかりの
数々のネタや台詞回しの捻り具合がただただ楽しく、
和音、聖歌先輩、王子先輩といった久々登場のキャラクターや、
ファリーをはじめとするフェアリートーンやトリオ達もが生き生きと動き回り、
「脚本によって動いている」のではなく、「キャラクターそのものが動いている」ようで
各キャラクター達が血肉を持って感じられました。
奏太の太陽マンにおとなしくアコが従っていたり、
町の人々がいとも簡単に映画の撮影だという事を信じ切っていたり、
響が生身で「露伴とジャンケン小僧の戦い」のように屋根の上まで跳び上がっていたり、
和音、聖歌先輩、王子隊が「ライフコッドの村人」並みに強かったりする等は、
疑問に思う事そのものが突っ込みなのでしょう。
そして久々と言えば、奏のブッ壊れぶりも堪能しました。
本当にこの子は「たおやか」なんですよね?(笑)
何も考えず、頭をからっぽにして楽しむ事が出来ました。
また、「たおやか」にもかかわらず重い攻撃を叩き込み続けるリズム、
互いの背中を預ける安心感が感じられるビートとミューズ、
そして反撃に転じてからのメロディの手刀?のキレなど、
アクションパートにも見応えがありました。
バスドラとバリトンも、扱いの不遇さの全てがギャグとなり得て存在感が光り、
バスドラはアドリブかと思わせる台詞も多く「やめてよ聖歌先輩」には吹き出しました。
すっかり三枚目に転落したバリトンの扱いの悪さは、
それ自身がギャグとなっており、おうちに帰りたい気持ちももっともです。
そんな2人をパワハラすべき立場のファルセットですら、
かつての気弱な姿を久しぶりに見せてくれる始末。
なお、このファルセットの泣き落としを見ると、
本性を現す前の姿はやはり演技だったのかと思わせる等、
ファルセットというキャラクターの性格についても少し踏み込んだ気がします。
このようにはっちゃけた展開ではありますが、
ファリーの「慢心」を反面教師とする教訓も盛り込まれています。
思えば
ファリーはただ一人腕を組むことが出来なかった事があり、
案外その事に劣等感を抱いていたのかもしれません。
その反動が慢心につながった可能性もあると思います。
悔しい想いをした経験があるからこそ、最後の音符を守りきるという大任を
見事果たそうと、そして見返してやろうと思ってしまったのでしょう。
確かに負の一面ではありますが、そういった人間臭い部分も含めて、
フェアリートーンのキャラ立ちというものを改めて実感した次第です。
また、密かにコンプレックスを抱いていたのであれば
一概にファリーの慢心だけを責められないような気もします。
もう一つは逆境に立たされた時、「絶対に諦めない」と言い切れるかどうかです。
戦闘中においてメロディは迷う事なく、そう言い切って反撃に転じました。
しかし、最後の音符が奪われて不幸のメロディ完成という、
それ以上に深刻な事態を認識した時は、かなり落ち込んだ素振りを見せています。
これは当然と言えば当然で、メロディ=響が落ち込む姿を責める事は出来ないでしょう。
現にこれまでのシリーズでも、集めたものや大切なものを奪われた回、
初代第46話や
フレッシュ第44話などで、
打ちひしがれた主人公達の姿を目の当たりにしてきました。
この時はなぎさもほのかも、ラブ達も、
悲壮な決意を胸に最終決戦へと意識を向けていますが、
今回はそれに反し、夕日に照らされ穏やかさすら感じられる決意表明になっていました。
音吉さんの言う通り、形態がなんであれ音楽がある限り大丈夫だと、
根拠はなくとも安心感が感じられます。
と同時に「音楽がある限り」、すなわちノイズの目的である「音楽が無い世界」の
到来の可能性も示唆していると捉える事も出来るのではないでしょうか。
気たるべき最終決戦は、事によるとハードなものになるかもしれません。
またマイナーランドで高笑いを上げたり、上から目線で命令を下すファルセットの姿は
常にノイズの影響下にあるようにも見受けられます。
ファルセットの意志ではなく、ノイズの意志が
ファルセットの口を借りて出ているような、そんな気がしました。
果たしてファルセットだけでなく、マイナー達の扱いがどうなるのか。
結果音符のほとんどをノイズ自身が集めている=マイナー達は役に立たない、
というレッテルを貼られていなければ良いのですが・・・
ともあれ、本来は楽しく楽しむ一編でしょう。
小ネタのうちで目を惹いたのは、響が目にした映画のポスターのうち、
「ハートをつかめ!」が「ハートキャッチ」そのまんまであったり、
「Fresh Little Life」というものから「フレッシュ」という単語に目が向いてしまう事でした。
また和音、聖歌先輩、王子先輩の活躍そのものがファンサービスともいえ、
細かいところでのファンサービスも感じられる一編だと思います。
次回、その和音と聖歌先輩が操られているようで、
特に和音ファンを自認する私としては大いに気になります。
一体、来週何が起きるというのでしょうか??