かつてマックスハートにおいて、クィーンの覚醒を促すバルデスに対して
なぎさがきっぱりと言い切った台詞がありました。
『誰かの犠牲の上に成り立つ世界なんて要らない』
大のために小を犠牲にする事は、現実ではやむを得ない事かもしれません。
しかし、たとえ理想論であったとしても、このような決意をはっきりと明言したなぎさの姿は
今なお私の中に燦然と輝いています。
明らかに「仲間」であったひかりの存在のために言い切ったなぎさの意志はシリーズを超え、
さらに昨日の敵を今日の友とする懐の深さを加え、響へと受け継がれていました。