『輝け!スマイルプリキュア!』
開幕早々、名乗りを上げる新たな5人の戦士達。
その姿が収められた絵本が、鳥のように羽ばたいて飛び発ちました。
中学2年の星空みゆきは、転校初日だというのに早くも遅刻気味。
この物語の主人公となる絵本好きな彼女は、遅刻というピンチの中にも
綺麗な空、はためく蝶の姿に、小さな幸せを見出しています。
事実みゆきは元気いっぱい、ウルトラハッピー!
駆け足はスキップに変わり、行く手には曲がり角が見えました。
お約束の「素敵な出会い」に期待しますが、そんなウマい話は当然あり・・・ました。
どこからともなく聴こえる声。しかし辺りを見回しても何も見当たりません。
ところが、太陽の中から鳥かカラスか、
次第に近づいてくるそれに目を凝らすと、本がこちらに飛んできます。
そして本から飛び出して来た珍生物と、互いに顔面でぶつかり合いました。
これは運命の出会いか、それとも・・・
『かわいいーーー♥!!』絵本の国、メルヘンランドの妖精キャンディと名乗った妖精の愛らしさに、
まるで
いつきのように見境もなく頬ずりするみゆき。
続いて「絵本の国」と聞いて、
肉球に触れた奏の如くますますテンションが上がります。
『ねえあなた、私とお友達に・・・』みゆきが我に返った時、既にキャンディの姿はありません。
今のは夢だったのか・・・?しかしキャンディが落として行った本は、ちゃんと残っていました。
やっぱり夢ではありません。同時に、チャイムの音という現実も(笑)
『何だろう。これからとびきりハッピーな事が始まる気がする!』何とも言えない期待に胸を弾ませ、みゆきは学校へ走って行きました。
転校生を待ち受ける洗礼、自己紹介に備えて、みゆきは万全の練習を積んだ筈でした。
しかし、いざ皆の前に立つとあがってしまい、言葉が出ません。
あれこれ考えているうちにすっかり固まり、
教室の後ろから急かされてようやく口を開きました。
『えっと・・・星空みゆきです!私、えと、・・・とにかく、宜しくお願いします!』これだけ言うのがやっとのみゆきに、先程急かした子は少々拍子抜けのようですが、
代わりに自己紹介すると申し出て教壇前へと出て来ました。
『見た感じおっちょこちょいやけど、芯はしっかりしてる。
ほんで、星を見るのが大好きな弟がおって。名前は、せやな・・・星空みたろー』みゆきを観察して代弁した自己紹介に、クラスに笑いが起こりました。
『あかね。星空さん困ってるでしょ』『そうですよ。それに挨拶は自分でしないと・・・』そうたしなめられたあかねは、ついでにこの2人をみゆきに紹介します。
スポーツ万能で義理堅く情にもろい、例えるなら女番長、緑川なお。
クラス委員で生徒会副会長、勉強が出来て男子にモテモテのお嬢様、青木れいか。
そして日野あかねもまた、去年大阪から越して来たと改めて自己紹介して、
お後がよろしいようで、Merci beaucoupと軽いノリで席へ戻りました。
『気にしないで下さいね。
あかねちゃんは星空さんの緊張をほぐそうと思ってふざけただけだから・・・』そっとみゆきに囁いた少女の事も、あかねは振り向き様に紹介しました。
ちょっと突っ込んだだけですぐ泣き虫だと紹介された黄瀬やよいは既に涙目です。
『余計な事言うなでゲソ!泣いたのは・・・たったの3回だけじゃなイカ!』(注:台詞は一部異なります)
ともかくこの一連の出来事でみゆきの緊張も解け、改めて自己紹介しました。
絵本が大好きで、小さい頃から沢山読んでいる事。
ハッピーエンドの結末のような幸せを日々探している事。
みゆきにとってのハッピーとは何か、上手く説明できませんが、
この辺がキラキラ、胸がワクワク、とにかくウルトラハッピーという感じの事と結び、
お約束展開ではありますが、あかねの後ろの空いている席に着席しました。
『日野さん、よろしくね』続けて始まるホームルームの最中、みゆきはふと目を向けた窓の外に、
飛び回るキャンディの姿を見つけました。
思わず声を上げて立ち上がるみゆき。しかしあかねには何も見えません。
放課後。学校を案内しようというあかねの申し出を遠慮したみゆきは、
朝のキャンディの事は夢ではなかったと確信し、
校内のどこかにいるかもしれないと考えていました。
『よっしゃー!学校の中を探検だぁ!』知らずの内に拳を振り上げて大声を出していたみゆきに、
周囲の視線が痛く突き刺さりました。
ともあれ、音楽室、理科室と経て、図書室へとやって来たみゆきは、
本が光っている事に気が付きました。
「ふしぎなとびら」
その本を手に取ると、光は書架の奥から発せられています。
もっと良く見ようと本を右に寄せると一段下の棚が光り、
続けてその棚の本を左に寄せると正面の棚が光り、
その都度何かのスイッチが入っているような現象が起きます。
今度は両手で広げるように正面の本を動かすと、再びスイッチが入り・・・
書架の至る所が光り始め、みゆきはその光の中へと吸い込まれて行きました。
同じ頃、屋根の上を飛び回り、プリキュアを探すキャンディ。ところが・・・
『狼が来たクル・・・』
その行く手に狼男の姿を見つけ、戦慄します。
みゆきは森の中に開けた空間、のような場所へと紛れ込んでいました。
木々の間に書架が並ぶ、幻想的な光景。
本好きのみゆきにとっては理想的な場所です。
その書架に並んでいる本は先程キャンディが残して行った本と同種だと気づき、
試しに書架へ収めてみると、先程と同様に書架が光り始めました。
同時にキャンディの声が聞こえて来ます。
書架の光を覗き込んだみゆきは、町を逃げ回るキャンディの姿を見つけました。
本の間に顔を突っ込んでみても良く見えず、
本を再び右に左に、そして両方へと寄せて行くと、再び何かのスイッチが入ります。
また・・・?と思ったのも束の間、みゆきは再び光の中へ吸い込まれて行きました。
みゆきが飛び出して来たのは、商店街の本屋の前。
戸惑うみゆきを見つめる、街の人たちの視線が痛いです。
キャンディは、少し見回すと見つかりました。
屋根の上を逃げ回るキャンディが足を滑らせて落ちるのを受け止めるみゆき。
その手の中から怯えて逃げ出そうとするキャンディを留めますが、
キャンディはみゆきではなく、「狼」から逃げていました。
『空から狼が来たクル』
狼少年じゃあるまいし・・・みゆきが空を見上げると、本当にそこに狼男が浮いています。
狼男・ウルフルンはおもむろに本を取り出し、絵の具を塗りつぶして
真っ白なページに無造作に塗りたくりました。
塗り潰されたものは白紙の未来。あたりが暗くなり、悪い未来へ進もうとしています。
町の人々は一様にうなだれて、夢も希望も失って、
人々からは黒い靄のようなものが立ち上り始めました。
『人間どもが発したバッドエナジーが、悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくのだ!』
ご親切に説明してくれるウルフルン(笑)。
そしてピエーロ復活を知らせる時計の針が、1つ進みました。
『世界をバッドエンドにしちゃだめクル!』
そのキャンディの叫びを聴いて、ウルフルンがみゆきの前に降り立ちます。
『未来は全てバッドエンドになる。頑張っても無駄なだけだ』
『違うクル!無駄なんて絶対に無いクル。頑張ったらきっとハッピーになれるクル!』
そのやり取りを呆気にとられて聴いていたみゆきは、キャンディの言葉にはっとしました。
そしてウルフルンからキャンディを守る決意を固め、しっかりと抱きしめます。
『キャンディの言う通りだよ。私だって今日自己紹介上手くいかなかったけど、
めげずに頑張ったらクラスのみんなが助けてくれて、何とかできた』どんなことも最後まで頑張りぬけば、いつか絶対ハッピーになれる。
そう宣言するみゆきの言葉を話半分で聞き流し、襲ってくるウルフルン。
怯えるキャンディをギュッと抱きしめながら、みゆきは震えています。
怖いに決まっている。けれど・・・
『こんな小っちゃな子がいじめられてたら、誰だって守ろうと思うよ!』ウルフルンは標的をみゆきに変えました。
満月が浮かぶ空の下、泣きながら逃げるみゆきを、ウルフルンは楽しんで追いつめて行きます。
怖くてたまらない。けど、キャンディを置いて逃げるなんて出来ない―
泣きながら、逃げながら、それでもみゆきは
キャンディの言っている事が正しいと信じ、守り通すとの決意は揺るぎません。
しかし、全部無駄だと主張するウルフルンの言葉通り、
空しく転んでしまい、遂に追いつめられました。
諦めてキャンディを渡すよう迫るウルフルンを前に、それでもみゆきは諦めません。
『私、頑張るって決めた事は絶対に最後までやるんだもん!それが私の、それが私の・・・』ウルフルンはその話を最後まで聴かずに、みゆきに爪を突き立てますが・・・
『ハッピーなんだから!!!』その時、みゆきの中から光が弾けました。
『何なのこれ?』『もしかして、チミが?』
『そうです、私がキュアハッピーです』みゆきが伝説の戦士プリキュアと察し、キャンディは興奮気味にまくしたてました。
スマイルパクトにキュアデコルをセットし、プリキュアスマイルチャージと叫ぶよう促す等、
新たなおもちゃの使い方を的確に説明するキャンディに言われるまま、
みゆきはパフを当てて変身して行きます。
『キラキラ輝く未来の光。キュアハッピー!』変身後の自分の姿に、恒例の戸惑いを見せるハッピー。
いつきがやりそうでやらなかった、自分の姿を可愛いと言う等の壊れっぷりに、
すっかり呆れてるウルフルンが良い味出してます(笑)
しかしハッピーは戸惑ったり、喜んだりするだけではいけません。
戦士である以上、ウルフルンと戦わなければなりません。
『無理無理だって怖いもん!』『えーーー!?プリキュアなのにクル?』
そのやり取りの途中で襲ってくるウルフルンを前にしたハッピーは、
狼が相手と考えて、民家の煉瓦塀の後ろに隠れました。
『三匹の子豚じゃ、狼さんは煉瓦のお家を吹き飛ばせなくって、ハッピーエンドよ!』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
おそらくウルフルンも目が点になっていた事でしょう。そして、壁を怪物へと変えました。
『こいつの名はアカンベェ。ピエーロ様の力でキュアデコルのパワーを
バッドエンドに変えて生み出した怪物だ』
相変わらずウルフルンはキャンディ以上に丁寧に説明してくれます(笑)
ともかく、襲って来るアカンベェを前に怖がったままのハッピー、早速敵前逃亡です
・・・と思いきや、飛び退いた勢いで本人も驚く大ジャンプで、遥か上空へ跳び上がりました。
『なんじゃこりゃあ!』松田優作のように驚くハッピーに、ウルフルンも一瞬呆気にとられたものの、
すぐに気を取り直してアカンベェをけしかけました。
上空へ追ってくるアカンベェを前に、思わず怯えて手を出すハッピー。
今度はその手の強烈なパワーにアカンベェは撃沈されました。
ようやくハッピーも自分は世界を守る戦士なのだとその気になって、
テレビのスーパーヒーローのようだと気合を入れた矢先、
アカンベェの上に着地していたと気づき、怖がって再び飛び退きました。
戦おうとしたり逃げたりと、忙しいハッピーに呆れているのでしょうか。
それでもウルフルンは再びアカンベェをけしかけます。
ハッピーも、逃げてばかりではいられません。
プリキュアの癒しの力、ハッピーシャワーで浄化するよう促されて踏み留まりました。
『覚悟しなさい!』『今度は何だ・・・』
『ハッピーハッピー、ハッピーシャワー!』観てるこっちが恥ずかしくなるような、決め台詞とポーズ。しかし、何も出ません。
さすがに恥ずかしかったのか、ハッピーは真っ赤になりながら、
何度も何度も試みますが、何も出ません。
キャンディに気合いが足りないと指摘され、チョーやる気だったと反論するハッピー。
だからこそチョー恥ずかしそうです。
しかし、逃げてばかりではハッピー(幸せ)も逃げてしまうと思い直し、
涙を浮かべながらも高らかに言い放ちました。
『悪い狼さんなんかに・・・絶対負けたくない!!』突如、スマイルパクトが反応し、ハッピーはキャンディに促されるまま気合を込め続けます。
力が吸い込まれ、力が抜けるのを感じるものの、休まずに力を込めるよう促されて、
気合いだと連呼しながら力を込める様は、さながらアニマル浜口か。
業を煮やしたウルフルンがアカンベェをけしかけたその時、
弾ける力をハートに象った手に集め、遂にハッピーの技が放たれました。
『プリキュア・ハッピーシャワー!』撃退されるアカンベェ。同時にハッピーに猛烈な疲労感が襲って来ます。
『ハッピーシャワーはとてもパワーを使うクル』
『先に言ってよ・・・』怖かったと言うハッピーの下へ、天からキュアデコルが降って来ました。
そしてウルフルンもいつの間にか姿を消し、月も消え、町は元へと戻りました。
キャンディは改めてみゆきにプリキュアの目的を説明します。
プリキュアになってキュアデコルを集め、キャンディの世界を救う事だと言われても、
未だみゆきには実感は沸きません。しかし、何か面白そうなものを感じていました。
『何だろう。とびきりハッピーな事が始まっちゃったかも・・・』第一話の展開として、これは理想的なものではないでしょうか。
私の不安を一気に払拭し、期待を大いに上回った、楽しい30分間でした。
まず始めに、主人公となる5人について。
毎年、私は新シリーズへ臨むにあたり、事前情報を極力シャットアウトしています。
そのため、このスマイルプリキュアシリーズも、各キャラクターの変身前後の名前と、
メインキャストの皆様の名くらいしか情報を得ていませんでした。
概ねプリキュア5の面々の色分けと共通するのではないかと考えていた中で、
まずは緑川なお=キュアマーチの異色さが目を惹きました。
てっきり
こまちのようなのんびり屋の文化系と思いきや、
彼女が本格稼働した後、どんな活躍を見せるのか、今から楽しみです。
もっとも
「番長」というくくりでは
ある意味こまちも裏番長的な存在感がありますが(笑)。
タルトをはじめとしたスイーツ王国の面々や
クモジャキーといった例外を除き、
初の方言キャラクターとなる日野あかねも、
もともとりんちゃん好きな私だけに、
初変身となる次回が楽しみです。
一見無神経のように見えて実は細やかな気遣いが出来、
そして人間観察力に優れている事など、第1話の時点である程度の性格が描かれ、
さっぱりとしてきっぷの良い彼女は、みゆきの良き理解者となる事でしょう。
レモネード→
パイン→
サンシャイン→
ミューズの流れを継いで、
優遇される黄色の伝統、黄瀬やよい=キュアピースの可愛さは
今回の短い出番とOP・EDでも突出していました。
泣き虫という事もあり、守ってあげたいと思わせるオーラが半端ありません。
それでいてきっぱりとあかねにも反論できる等、
根の深いところで芯の強さを持ち合わせているようにも見受けられます。
最後にキュアビューティとなる青木れいかは、
今のところかれんに通じる要素が最も近いように思えました。
弓道を嗜んでいるという彼女の事、おそらく凛とした美しさを見せてくれる事でしょう。
ただ、初期のかれんよりも人当たりの良さが感じられたので、
このあたりがどう肉付けされて行くのか、今後に期待です。
まさか
一人だけ初変身に失敗する、なんて事は無いと思いますが(笑)
そして主人公、みゆきについて。
夢見がちで少し引っ込み思案、
自己紹介に失敗する様からはつぼみを連想し、
またのぞみを思わせる雰囲気も感じられるだけでなく、
「泣き虫」と形容されているやよいが既に居るにもかかわらず、彼女も実によく泣きます。
それでも震えながらキャンディを守ろうとしたり、頑張ると決めた事を貫こうとする意志など、
プリキュア主人公としてあるべきものを既に持ち合わせていました。
今後、5人手を携えて戦っていく際、中心に居るのは彼女の筈です。
なぜみゆきが中心にいるべきなのかは、この2点だけで言い表せそうです。
何よりラストにおいて、こんな怖い目に遭ったにもかかわらず
「ハッピー」と言い切れるところに、彼女の芯の強さを見たような気がします。
さらに、冒頭の登場シーンに於いても遅刻しそうな切羽詰まった状況下で
小さな幸せを見つけ出す等、ハッピーの名に相応しいと思わせるものがありました。
彼女ならば、人々にスマイルをもたらしハッピーにさせてくれるという確信が感じられます。
そして変身シーンは派手さこそ減退したものの、とにかく可愛くてたまりません。
ハートキャッチに通じるような、パフを当てての変身シーンもさることながら、
変身の仕上げにパフを顔に当てる仕草によって頬にうっすらと紅がさす様は、
少女が大人の階段を少し登る姿を暗示しているようにも見えました。
即ち、彼女達の成長を予感させます。
対する敵側陣営は、「狼」「鬼」「魔法使い」そして「ピエロ」と、
久々に人外の者たちとなるようですが、どう描かれて行くでしょうか。
今回登場のウルフルンは「喰っちまう」等、プリキュアの敵としては
「凄ぉ~く痛いよぉ・・・」に匹敵するかなり物騒な発言をしており、
今回まともに悪役しています。とはいえ、かの
カレハーンも第2話で大化けし、
ギリンマ君や
スコルプさんも話が進むにつれて次第に愛されて行きました。
前作の
トリオ・ザ・マイナーも第1話の時点ではあれほど愛されるキャラになるとは
窺い知る事が出来ませんでしたので、これから先の敵方にも注目したいです。
もっとも、ウルフルンの妙な「間」と懇切丁寧な説明ぶりに、
良い味出していると感じている私がいます。
また、今後の伏線らしきものが見受けられるのも興味深いです。
本棚を動かす事で入ったスイッチは一体何なのか。
そして
ピエーロ復活を告げる時計の文字盤が「22」までという事は、
今シリーズ中盤の山場はその復活劇にあるのではないかと想像を掻き立てられました。
OPを含め、過去のシリーズを連想させるような数々も懐かしく、楽しめました。
みゆきを演じる福圓さんは
S☆S9話の友也君として出演されていたようですが、
仁美が先生になった事にマジ驚いたり(笑)、
健太の父ちゃんが狼男になっていたりと、
S☆Sの懐かしいキャストの方々も見受けられます。
OPでの地球へ迫る巨大な手はかつてのジャアクキングを思わせ、
転校直後のやり取りは
ハートキャッチの第1話を思い出したり、
妖精との顔面衝突は
初代や
ハートキャッチの第1話を匂わせ、
何よりプリキュア5のような雰囲気が漂っている事が愉しいです。
しかし反面、これらは過去作の焼き直しとも見られる制約ともなり得る事でしょう。
とはいえ、今日見た限りでは過去の良いものを受け継ぎながらも、
新たな世界を見せてくれると確信できるような手応えを感じました。
先ず来週、あかねがどう描かれるのか。そしてもう一つ大きな興味は、現在「星空さん」「日野さん」と呼び合っている彼女達が
いつ、どのようなきっかけで互いに下の名前で呼び合う事になるのか・・・
これから先の1年も、大いに楽しむことが出来そうだと感じた第1話でした。