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スマイルプリキュア第46話『最悪の結末!?バッドエンドプリキュア!!』 [スマイルプリキュア!]

これまでの記事をご覧の方々はご存じと思いますが、私は大のイース様信者です(苦笑)
もとい、イース様だけでなく満と薫ダークプリキュアエレン「様」
同年代の男子だったキリヤ、そしてダークドリームを筆頭としたダークプリキュア5など、
プリキュアと同世代である敵側の少年少女達に、強く惹かれて来ました。
敵側とプリキュア側の間で任務と友情との間に葛藤し迷う姿や、
「父の愛」を求めての「姉」への嫉妬という悲しい宿命、そして敵であるが故の
「滅びの美学」がもたらす儚い美しさが、私の心を捉えてなりませんでした。
そんな私の大好物?であろう、バッドエンドプリキュア。
その唐突な登場に期待と不安を抱きながら、今回の視聴に臨みました。
  
突如現れた自分のコピーのような相手、
バッドエンドプリキュアを前にした本物のプリキュア達に緊張が走ります。
ジョーカーが指を弾く音を合図に、静かに歩み来る五人の闇の戦士達。
そのうちの一人、バッドエントハッピーは意外な言葉を口にしました。
『私ね、ハッピーな事がだーい好き♥』
その真意は、他人が不幸になろうが絶望しようが、自分がハッピーなればそれでいいという、
みゆきの望むハッピーとはまるで異なる独善的なものでした。
『人が苦しんでるのを見ると、ああ私は幸せなんだって、すっごく嬉しい気分になるの。
 だから・・・私、世界中を不幸でいっぱいにしたい』

残りのバッドエンドプリキュア達も、一斉に顔を上げました。
その瞳は冷酷な光を湛えています。

開戦直後、弾き飛ばされたプリキュア達の背後にジョーカーは異空間を開いて、
一人ずつ分断しました。残ったのはミラクルジュエルを守るポップのみ。
バッドエンドプリキュアとは悩みも迷いも無い、戦うマシーンであり、
馴れ合っているプリキュア達では勝てないと、ジョーカーは自信たっぷりに言い放ちます。

岩石が浮かぶ無機質な空間。
バッドエンドハッピーの拳を受け止めたハッピーは反論します。
『苦しむ人を見るのが喜びだなんて、そんなの本当のハッピーじゃないよ!』
『まずはあなたを不幸に落とすの』
バッドエンドハッピーは、そう冷たく笑いながらハッピーを殴り飛ばしました。

紫色の火の玉を避けるサニー目がけて、
足の裏からジェット噴射でアトムみたいに(笑)襲い来るバッドエンドサニー。
『ウチは太陽・・・世界中を焼き尽くす太陽。サニーは2人も要らんねん。太陽は一個でええ』
バッドエンドサニーはそう言いながら燃え盛る劫火を背にして立ちはだかります。

大きな花の上に落ちてくるピースの上に、着地に失敗したラピ
同じようにバッドエンドピースが落ちてきました。チョッピも着地失敗したチョピ
『きゃっ!ごめんなさいごめんなさい!痛かった?ねえ痛かった?
 痛かったよね・・・許してなんかもらえないよね』

涙目であたふたと謝るバッドエンドピース、その意外な展開に戸惑いながらも、
ピースは彼女を気遣って大丈夫だと肩に触れますが・・・直後、感電させられました。
『あはははっ♪ 引っかかったぁ♥ 大成功★』腹黒いなさすが黄色腹黒い

疾走するマーチを、同じく俊足のバッドエンドマーチがどこまでも追って来ます。
横に回り込んで蹴り飛ばし、更に俊足で追いすがり、
踏みつけるようにマーチを蹴り続けます。俺も踏んで下さい
『邪魔者は踏みにじる。強い方が弱い方を痛めつける。
 敵は容赦なく徹底的に叩き潰す。それが私の直球勝負』


『美しい・・・美しさこそ正義。この世界には美しいものだけがあれば良い』
煌々と燈る月を見上げて振り返るバッドエンドビューティ。
そこには既に痛めつけられたビューティの姿がありました。
『なんて見苦しい。そんな無様な姿でビューティを名乗る資格は無い』
冷たい目と剣の切先が、ビューティに鋭く突き付けられます。

ミラクルジュエルを守りながら逃げていたポップも、ジョーカーに追いつめられていました。
劣勢に立たされている五人の現状を見せつけて、
ミラクルジュエルを要求するジョーカーに、ポップはミラクルジュエルを求める真意を問います。
ミラクルジュエルを得て、一体何を叶えようというのか、と。
『それは・・・そんなものありません!』
ジョーカーの答えは意外でした。
ピエーロの力をもってすればミラクルジュエルに頼らずとも世界を滅ぼす事は容易であり、
世界を滅ぼした後の後顧の憂いを絶つために、
希望・奇跡をもたらすミラクルジュエルを「破壊」する事こそが、ジョーカーの目的でした。
不気味な笑い声が、暗い空の下にこだまします。
ミラクルジュエルの破壊とは、それ即ちキャンディを喪う事。
それを知ったハッピーは居ても立っても居られずに飛びたちますが、
その行く手をバッドエンドハッピーが塞ぎました。

ジョーカーもジュエルを手放さないポップごと始末しようと、
無数のカードをドリルに変えて(なんて悪趣味な奴・・・)
その凶刃が今まさにポップに迫るその時、突如ロイヤルクイーンが立ち上りました。
ポップを庇うその姿にジョーカーは一瞬たじろぐものの、
今目の前にあるロイヤルクイーンの正体を見抜き、高笑いを上げました。
曰く、ロイヤルクィーンは既にこの世には存在せず、
ミラクルジュエルを守ろうと言う残留思念のみが最後の抵抗をしているという事実。
ロイヤルクィーンもそれを否定せず、さらに驚くべき事実を口にしました。
『キャンディは・・・私の娘には、手出しさせません』な、なんだってー!

その発言から、ジョーカーはキャンディとミラクルジュエルの秘密を全て理解しました。
キャンディは時期メルヘンランドの女王であり、ミラクルジュエルとは女王の卵で、
「どんな願いも叶う」という伝承は、卵を守るためのカモフラージュに過ぎないのではないか。
さらに、仮に今新女王が誕生したとしても、
生まれたばかりではピエーロに及ばぬ筈と考え、ミラクルジュエルへの関心さえも捨てて
ロイヤルクィーンに全てが絶望に染まる様を見せつけます。
果たして地球そのものからバッドエナジーが立ち上り、
ピエーロ復活を告げる時計の針がグルグルと回り始め・・・世界は砂漠と化しました。
終末を告げるカウントダウンが始まろうとしています。

地球が荒野と化した事は、戦いの場の皆にも知るところとなりました。
『最高に不幸な瞬間だね♥』
追い打ちを掛けるように、バッドエンドハッピーはハートを象った指にエネルギーを集め、
『そのまま消えちゃえぇええええッッ!!!』
最高にドスを効かせた声と共に、ハッピー目がけて撃ち放ちました。
同じ頃サニー、ピース、マーチ、ビューティもそれぞれ劣勢に立たされています。

涸れた荒野と化した世界に立っているのは、ロイヤルクィーンとポップのみ。
しかしプリキュアもミラクルジュエルが役立たずだとなじられ、
今までの努力も無駄だったと嘲られても、ロイヤルクィーンは毅然とした態度を崩しません。
未来を見る力を喪わなければ希望もまたあると、キャンディとプリキュアを信じ続けています。

『ピエーロ様が復活したら、何もかも終わりだよ。不幸だねぇ、絶望だね♪』
無邪気に勝ち誇っていたバッドエンドハッピーは、
砂煙の向こうに立ち上がるハッピーを目の当たりにしました。
『絶望なんて、しない。明日を信じて今を頑張る。全力で頑張るの。
 私は今まで、ずっとそうして来たもん!』

既に世界が涸れてしまっていても、ハッピーは微塵も諦めてなどいません。
『諦めずに頑張っていれば、きっと未来はキラキラ輝くから。私は、キュアハッピーだから!』
ロイヤルクロックが反応し、ハッピーの全身に光を宿しました。

『ウチな、天気がいいと、何か嬉しくなんねん。
 晴れた日に友達と中庭でお弁当食べたり、外で遊んだりする。それがめっちゃ楽しいんや』

穏やかに語り始めるサニーに対し、バッドエンドサニーは全てを焼き尽くすと言い放ちます。
サニーはその火球を受け止め、握り潰し、高らかに「太陽」について謳い上げました。
『太陽は人を傷つけるもんやない!太陽はみんなを照らしたり、温めたりするんや。
 ウチはそんな太陽みたいになりたい。ウチは太陽燦々の、キュアサニーやからな!』

ロイヤルクロックが反応し、サニーの全身から炎が立ち上りました。

ロイヤルクロックが反応し、全身に柔らかい光を纏ったピースは、
バッドエンドピースに穏やかに語りかけました。
『ねえ、知ってる?ピースって平和って意味なんだよ
 私はパパやみんなからいっぱいの愛を貰ったおかげで、人に優しくしようって思える。
 私もみんなに貰ったこの優しさをいろんな人に分けて行きたい。
 そうすればきっと、世界は少しずつ平和になるって思うから』

それは夢見るお姫様の綺麗ごとだとなじるバッドエンドピースの言葉を認めながらも、
自分の目指す「Peace」のために、ハッピーは再び名乗りを上げます。
『そうだね、きれいごとかもしれない。でも私は少しでも世界が平和になって欲しい。
 みんなが笑顔になるのを目指して頑張るよ。だって私は、キュアピースなんだもん』


巨大な光弾を必死の形相で受け止めるマーチを、潔くないと切り捨てるバッドエンドマーチ。
確かに今のマーチは、決してスマートではありません。
『笑いたければ笑えばいい。馬鹿にされたって構わない。
 あんたは私より強くても、例え世界が滅んでも、私は絶対に負けない!』

ロイヤルクロックに反応し、マーチの全身から風が吹き上げました。
そして力強く一歩踏み出して顔を上げ、自らの名を改めて名乗ります。
『私はキュアマーチ。ピンチの時こそ勇気をもって、全力で前に進むんだ!』

戦いの果てに膝をついたビューティに
バッドエンドビューティは養豚場のブタでもみるかのように冷たい目を向けました。
『なんて醜い・・・美しい私、薄汚れているあなた。勝者は一目瞭然でしょう?』
そのように見下されても、ビューティの信ずる「美」の価値観は揺らぎません。
『本当の美しさと言うのは、姿かたちの事ではありません。
 美しさとは心。人が人を思いやる、その心です』

心を否定し、強くて勝つ者だけが美しいと切り捨て、剣を向けるバッドエンドビューティ。
その時ロイヤルクロックが反応し、周囲に冷気が立ち込めました。
『人を思いやる清き心。それは静かにゆっくりと降り注ぐ雪のようです。
 私の名前はキュアビューティ。私はその美しい心を守ります!』

両の手に剣を構え、ビューティもまた、高らかに己の名と共に宣言しました。

バッドエンドシャワーに、真っ向からハッピーシャワーシャイニングを放つハッピー。
両者の力は拮抗しています。

『焼き尽くしたらぁ!』
バッドエンドファイヤーに対する、サニーファイヤーバーニング。
その炎は、バッドエンドの炎を押し返しました。

『今度こそバイバイ!』
バッドエンドサンダーの太い稲妻が、ピースを打ち据えます。
ピースはその雷光の中で身じろぎもせず、ピースサンダーハリケーンを打ち返しました。

バッドエンドシュートの巨大な光球。その紫色の光球を、
マーチはマーチシュートインパクトで真っ向から蹴り返しました。
紫色を緑色に染め上げ、蹴り返した球がバッドエンドマーチを包み込みました。

『覚悟なさい!』
無数の雪の結晶から放たれる、バッドエンドブリザードの吹雪。
ビューティは二本の剣を合わせて弓を象り、弦を絞りました。
『覚悟なら、既に出来ています。
 私達みんなの大切な未来を守るため、あなたには絶対に負けません』

ビューティ―ブリザードアローが、バッドエンドビューティを射抜きました。そして・・・・

『世界はもう終わりだよ。あなたが何をしたって幸せに何てなれないの』
余裕の笑みを浮かべるバッドエンドハッピーに対し、懸命に抗うハッピー。
『そんな事ない!みんなで頑張れば絶対にウルトラハッピーになれる。私はそう信じて進む!
 ネガティブな私ッ!どいてぇええええええッ!!!』

雄叫びと共に懸命の力を込め、遂にバッドエンドサワーを押し込みました。

バッドエンドプリキュアを倒すと同時にみんな元の世界に戻り、デコルも全てが揃いました。
『ジョーカー!私達はあなたには負けない。世界を絶対にバッドエンドにはさせない!』
絶対の一手を破られたためでしょうか。ジョーカーの様子が変です。
狼狽したような態度で、深く嘆いたような表情を浮かべて後ずさりし、
その姿はまるで激しく絶望したようにも見えますが・・・
直後、ジョーカーはまるで発狂したように笑い出しました。
『お前ら!本当に何も分かってねえな!もう手遅れだって言ってんだよォ!』
慇懃無礼な仮面を脱ぎ捨て、剥き出しの本性を露わにするジョーカー。
その間にも時計の針は回り続け、遂に「その時」が訪れました。
天の上に浮かぶ巨大な卵に、ジョーカーは目覚めの時を告げます。
直後、卵は消えて、同時に黒い粘液が降って来ました。
それは今までもバッドエンドに染めて来た、あの黒い絵の具です。
そして、目の前のジョーカーもまた、全身を絵の具にドロドロに包まれていました。
『光栄です。ピエーロ様の一部になれるなんて。ご一緒に、世界をバッドエンドに・・・』
そう言い残して、跡形も無く溶け去るジョーカー。一体、これは・・・

地鳴りがします。
見ると山の向こうから次々と、山を圧倒する程大きな者達が立ち上がり始めました。
それはメルヘンランドをバッドエンドに染めた、絶望の巨人です。
最悪の事態を前に、ポップは奇跡を願いながら最後のデコルを収めました。
するとミラクルジュエルが光を放ち、光の中から現れたのは・・・


あーん!バッドエンドプリキュアが死んだ!
くすん・・・美形薄命だ・・・
先週引き際で登場してまだ1週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
ダークドリーム達と差がありすぎるわっ!!泣いてやるぅ
・・・・・・すみません、いきなり失礼しました(笑)
正直、初見で観た折にはこんなにあっさりとやられていいの?と思ってしまい、
一話で決着がついたのが少し残念だと感じてしまいました。
また、五人をそれぞれ異空間へ分断しての戦いなど、
「鏡の国」との共通点が多いつくりをどう評価したものか、少し悩みました。
しかし冒頭に挙げた同世代の少年少女達と異なり、
最後まで迷いや悩みを微塵も感じさせずに倒された事を、
これまでに無い事として評価したいです。

ところで、バッドエンドのみんなはキャラクターの造形が実に魅力的で、
本当に今回限りの登場なのが惜しいです。
しかし逆に今回限りだからこそ凝縮された短い間に魅力を詰め込めたようにも感じます。
どちらかというと彼女達の立ち位置はイース様のようなライバル的存在というよりも、
ハートキャッチにおけるミラージュのような存在に近く、(ミラージュは「悪」ではありませんが)
自ら正対し、向き合い、乗り越えるべき心の闇のようでした。
そうなると、この手のキャラクターを延命させることはストーリー上も好ましくなく、
一話限りの登場となった事もやむを得ないと思います。
もっとも終盤の今ではなく、中盤「怠け玉」の一環として登場しても良かったかもしれませんが、
今となっては「たら」「れば」の話ですので、
むしろ魅力的なキャラクターを最終盤に投入してくれた事を感謝したいです。

バッドエンドハッピーは後述し、個々の魅力特徴について触れてみます。
バッドエンドサニー
 本文中「アトム」などと書いてしまった(笑)あのジェット噴射、ちょっと笑えました。
 関西弁の敵キャラは何とも言えない凄みがあり、台詞回しの数々もカッコいいのですが
 サニー=あかねが秘めている「女としての魅力」が滲み出た
 何とも言えない色気が魅力的でした。
 それにしても「焼き尽くしたらぁ!」って、女の子の台詞じゃないですよね(笑)
バッドエンドピース
 いやあ、敵になっても黄色はあざといと認識しました。
 あのフラッピチョッピ、もとい落下の場面から、思いっきり狙い澄ました腹黒さと、
 修学旅行でやよいが見せた黒い笑顔?に通ずる腹黒い笑みがツボでした。
 それでいてダークレモネードのような、無邪気さに通じる残酷さを併せ持ち、
 小悪魔チックな魅力に満ち溢れていました。
バッドエンドマーチ
 多分、私は「M」なのでしょう。一応自覚しているつもりです(笑)
 あの踏みつけるような連続蹴りと、見下すような目にはゾクゾクさせられました。
 大きな光弾をそっと蹴り出す様にも独特のカッコ良さがあり、
 俊足、蹴り技主体の華麗な戦いっぷりにも惚れ惚れしました。
バッドエンドビューティ
 流石は西村さん、敵のプリキュアといえど、ダークドリームとは違う演技に感服しました。
 それにしてもバッドエンドビューティは本当に美しいからいいですが、
 あのナルシストっぷり、コブラージャさんが言いそうな台詞の数々には
 大真面目なシーンなのに逆に笑えて来ました。
 欲を言えばもっと剣戟での戦いを期待したかったので、それが少々残念です。

さてバッドエンドハッピーですが、
バッドエンドピースとは別ベクトルの「無邪気さが持つ残虐性」が滲み出ていており、
さらに時折狂気を感じさせると言う肉付けが見事です。
「狂気」が伺えるのは、彼女が常に笑みを浮かべている事でしょうか。
しかし、たとえそれが嘲笑や冷笑であったとしても、
「スマイル」を保ち、謎の少女に言われた「笑って」を貫いているところを見ると、
あの冷酷な考え方や性格もまた、みゆきの内面にほんの僅かでもあったものかもしれません。
現に聖人君子でない限り、どんな人間にも必ず悪い一面はある筈です。

冒頭のバッドエンドハッピーの語りには、
まず「ハッピーな事が大好き」という意外な語り出しにぐっと興味を惹きつけられ、
直後、独善的な幸福で一気にこの娘は「敵」なのだと感じさせる凄みがありました。
さらに続く、いわゆる「人の不幸は蜜の味」というノーザ「さん」が好きな言葉に、
私自身も思わずドキっとさせられる恐ろしさがあり、胸に突き刺さりました。
確かに私も、そういう一面を持つ事が否定できません。
絶対的な幸福の指数ではなく、周囲と比べてどこかで見下し、
相対的に自分を幸福だと感じた事が無いとは言い切れず、
そんな私に警告するように聴こえた、とても耳が痛い台詞でした。

そのバッドエンドハッピーに対し、ハッピーは「どいて」と叫んでぶつかりました。
「消えて」ではありません。今は脇によけたとしても、
決して目を背けて見ないようにする事では無いと思います。
意図したものかはわかりませんが、バッドエンドハッピーを押し負かした際、
ハッピーシャワーの光は彼女を包み込んでいるように見えました。
己の悪い面から目を逸らすのではなく、
受け入れた上で前に進もうという意思が伺えるようなきがしました。

今回は言うまでも無く最終盤です。すなわちみゆき達五人は既にこの一年の戦いを経て
個々が大きく成長し、その間の絆も非常に強固なものとなっています。
五人誰もが、戦闘力では圧倒されたとしても、
バッドエンドプリキュアの言い分に惑わされる事はありませんでした。
この成長が認められただけでも、大きな収穫があったと思います。

皆が再起を図る場面では、特にサニーのものが印象的でした。
プリキュアは地球のため、みんなのために戦っていますが、
それもいいけど忘れちゃいけない事は、ごく普通の日常を守りたいが故に戦っています。
サニーが口にする何気ない日常、それを見守り暖かく照らす太陽に
自らを置き換えて決意表明する様は、サニーでなければ出来ないものでした。
もちろんピースの「父の愛」から世界平和へ至る高い理想や、
マーチの何があっても揺るぐ事の無い強い信念、
人の心に美を見出し、「覚悟」を曝け出すビューティ、
いずれもこの一年の足跡が伺える、素晴らしいものだったと補足しておきます。

そしてジョーカー。現時点で私の嫌いな敵キャラ第一位の座に輝いているくらい(笑)
本当に本当に嫌な奴だと思います。
しかし裏を返せば、それは敵キャラとしては理想的なものと言えるでしょう。
三幹部達があのように憎めない連中だったので、憎まれ役をほぼ一手に引き受け、
対するプリキュアに敵としての存在感が負けていないのはある意味凄い事です。
三幹部達があれ程恐れていた、迫害され嫌われる事も全く厭わず、
むしろそれが光栄であるかのような振る舞いを見事に貫徹したキャラクターでした。
それにしてもあの嘆きの表情と発狂したような笑い、
そして絵の具にドロドロに溶けた姿の気持ち悪い事といったら・・・
作中でもハッピー達がドン引きしているように見えましたが、
テレビの前の同様に私もドン引きしていました(笑)
果たして、彼の役割は本当にこれで終わりなのか、それとも・・・

ロイヤルクイーン、キャンディ、ミラクルジュエルの設定に関しては
やや唐突感が否めず、特にキャンディの「母」というのが急すぎるようで少し残念です。
という事はポップの母でもあるのか、それともポップは血縁関係に無い兄なのか、
こうした事情が残り2話で明らかにされるのでしょうか・・・?
そういえば前回ハッピーをナウシカに例えて評しましたが、
本物のナウシカがいらっしゃった事を失念しておりました(笑)

どんどん悪化する状況を前に、新たに目覚めたキャンディがどう関与するのでしょうか。
あと二話でありながら先の読めない展開に、気を揉む日々が続きそうです。
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極北

こんばんわ。

バッドエンドプリキュアはずいぶんあっさりでしたね。「鏡の国」のような自身の複製ではない為、惑わされることもさほど無かったのでしょう。
それでも、ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティというプリキュア名に対する言及があり、その点は収穫でした。特にやよいが世界平和を考えていたとは…。

そして今回どちらかというと軸足が置かれたのは、ジョーカーとキャンディについてでした。ジョーカーの真の目的→ミラクルジュエルの真実、の流れは驚きの連続でした。SPWさんにも劣らないジョーカーの解説と、勝手に自己解決してしまう潔さには違う意味で驚きましたが(笑)。

ピエーロ復活の場面で、黒い絵の具に溶かされていくジョーカーの不気味さは彼の真骨頂といった所でしょうか。カワリーノのように見限られるでもなく、ファルセットのように突然飲み込まれるでもなく、ピエーロの一部となることを光栄と言ったのは、敵ながらさすがだなあと思いました。

最後に。三幹部の忘れ去られっぷりが清々しい程でした。世界無くなったけど、君ら大丈夫なん?って感じです。


by 極北 (2013-01-13 22:20) 

幸下人(しあわせげっと)

「最強モブ伝説・飛翔!!岡田まゆ」
略してスマプリ。
咲「略してないじゃん。」
残すところあと2話ですね。
スティクスさん、今年最初のコメントです、幸下人です。

終盤の展開予想について前回からすごい数のコメント。
多少辛口なものもありますし、
このシリーズに温かい愛情をもって見守られる貴殿においては、
少々コメント返しにつらさもあったのでは、と邪推しています。

私自身も、シリーズ終盤の展開に思うことはあるのですが、
スタッフを信じて見届けたい心境なので、
その点のコメントは控えることにします。

ジョーカーさん、本気で勝ちに行くのなら、
「バッドエンド岡田まゆ」を5人とガチ勝負させるべきでしたね。
少なくともテレビの前の某神父、
全身ガクブル・放心状態が数日収まらず、
翌日の国技館相撲観戦はキャンセル必至だったでしょうに・・。

ジョーカーさん、その点を考慮すればスティクスさんが嫌うほど、
「意地悪」じゃないですよ・・。

エピローグで岡田まゆを筆頭に、クラスメートたちの再登場はあるのでしょうか。
前作最終話の西島○音のように、
スタッフの並々ならぬ「まゆ嬢無駄推し」のワンカットに期待、です。
by 幸下人(しあわせげっと) (2013-01-13 22:22) 

ミスタープリキュア

なんというあっけない結末だったか。

「こんな時期に」と不安げだったが、やはりという結果に。ムーンライトを一度は倒した実績を持つ「HC」のダークプリキュアとは、雲泥の差、せいぜい「映画5」のダークプリキュア5と同程度だった。これではピエーロ召還のための時間稼ぎでしかないのではないか!?

しかしピースに関しては、善悪双方とも良かった。キュアピースを嘘泣きで誤魔化して電撃をお見舞いし、「引っかかったァ、大成功!!」と喜ぶバッドエンドピースは憎たらしい反面、結構可愛かったが、最後BDに向って、笑顔で「だって私はキュアピースなんだもん」と発言するキュアピースはもっと可愛かった。

そして予告では、キャンディが「GoGo」のココ・ナッツ・ミルク・シロップみたいに、人間態になっているではないか!? それもプリキュア風に!! という事はこれが本来のキュアキャンディで、本作8話に登場したキュアキャンディ(肉体はキャンディ、心はみゆき)はアナザーバージョンって事か!? ますます気が置けない展開になってきた。

さて東映アニメサイトで、NewStage2の情報が段々と知られる様になってきた。ネタバレは嫌なので、一部だけ言っておく。
1.舞台はAS初の異世界。
2.登場プリキュアは新登場のドキドキ組含め32名(例によって満・薫・フラワーは無し。またエコーも無し)。
3.前作のエコーに匹敵する新プリキュア登場の可能性は低い!!
以上。さてどうなるのか。
by ミスタープリキュア (2013-01-13 22:44) 

横浜学園都市部

「幸福と不幸は表裏一体」を地で現した回でしたね。

みゆき達スマイルプリキュアとは、価値観が真逆な戦闘マシーン・バッドエンドプリキュアとの対決を描いた今回。

バッドエンドプリキュアは、オマージュ元のダークプリキュア5が「鏡に写る自分の相反する性格」だったのに対し、彼女等は「歪んだ己の信念」として描ききっちり差別化を図りました。

歪んだ己の信念を断ち切る意味では、此方はちゃんと倒しましたね。

その中で見所と言えば、ピースのあざとが、公式化した感じがバッドエンドピースの行動で分かる感じですね。

他にもある意味レギュラー声優陣の本気が窺えるバッドエンドプリキュアの演技力にも感嘆させられます。

一方ミラクルジュエルが、ロイヤルクイーンに代わる新たなクイーンの命に成ったのは、衝撃的でした。

そしてジョーカーは、最期の最期までピエーロに忠誠を誓いましたね。

一部と成り行く中でも、皇帝の為に命を差し出すその姿は、敵ながら天晴れですね。

ところで知らない内に地球がまた砂漠に成りましたね。

2年前もこんな感じでしたね…

次回は遂に最終決戦!

完全復活したピエーロを相手に、笑顔は届くのか!?

脚本は成田良美
演出は劇場版の監督を務めた黒田成美
作監はなまためやすひろでお送り致します。

今週のスタッフ
脚本:成田良美×演出:三塚雅人×作監:河野宏之

ダークプリキュア5をよく知る成田さんによって、かなり濃い展開を繰り広げました。

それにしても遂にキャンディも人間になれるのか…ポップもなれたし、やっぱり川村キャラの妖精は一味違うなぁ…

by 横浜学園都市部 (2013-01-14 01:55) 

具米

先週に引き続き、物語の終焉に近付いたこともあって唐突な展開や
駆け足による描写不足が気になりましたが、今回はかなり
引き込まれる話でした。(先週は色々とモヤモヤして、口を開くと
バッドエナジー砲が出そうで自粛してました)

BEプリキュアは個人回に出しても良かったんじゃ?とも思いましたが
この一年を通して様々なものを得て成長した彼女たちの覚悟の強さを
再確認するために、正面からの否定ではなく揺さぶりに近い形で
『幸せとは何か』を浮き彫りにしたのかと思いました。

みゆきとあかねは結構近く「自分一人だけでは幸せにはなれない」
どんな状況でも「真っ直ぐを諦めない」なお(脳筋とも言う)
れいかの考える美しいものとは、姿形=人からどう見られるか
ではなく「心の在り方=自分が何を思い何をしたいのか」
雪の様に手で触れれば儚く消えてしまいそうになる清き心。
けれどしんしんと降り積もれば、それは美しく光り輝く銀世界に。

そしてやよい。
理想の自分と現実の自分のギャップを自覚しながらも、諦めずに
近付こうとするのが彼女の強さだと以前言いましたが、今回の
「奇麗事でも途方も無い理想でも、そのために少しだけでも前に進みたい」

「どうせ叶わないのなら最初からやらなければいい」という『思考の停滞
=バッドエンド』に対するカウンターが『真実に向かおうとする意志』だと
考えていたので、一つだけでも、少しだけでもやっていこうと微笑みかける
ピースにはシビれました。
いやねー。マジョリーナじゃないですけど、一番人気のキャラに対して
斜に構えてしまうへそ曲りのはずなのに。れいかさん推しだったんですけど
今回でやよいちゃんに転びそうですわ。可愛いだけじゃないぜ、この娘。

個人的には「頑張って、必死に頑張って、もう駄目だと思えるくらい
頑張って、それでも叶わなかったらどうするの?」
という根性至上主義へのカウンターが有るといいな、と思っていましたが
下手に描写するとそれこそ「何もしなくていい」に繋がってしまいかねない
難しい部分なんですよね。

まさかのロイヤルクイーンの消滅済ですが、メルヘンランドでも
バッドエンドとは異なった「停滞」によって三幹部のように悲しみを負う
妖精が出てくる状況を変えるために、新しい女王を生み出すことで
変革を期待したのかもしれません。
ハナちゃん、もといキャンディが5人と過ごしたこの一年を振り返り
どのような新しいメルヘンランドを構築していくのか注目したいです。
by 具米 (2013-01-14 02:29) 

スティクス

>極北さん
このあっさり感に最初は???となってしまったのですが、
「コピー」では無かったと考えるとこれで良かったのかもしれません。
自分の名を改めて名乗る場面は熱かったですね。

>ジョーカーの解説
確かに、あのSPWを髣髴とさせる名解説ッ
狂気を感じさせる様と相俟って、さすが三ツ矢さんでした。

>敵ながらさすが
嫌いなどと書いていますが、己の道を最後まで貫いた点は見事でした。
ただ、ちょっと気持ち悪すぎたかなぁ・・・あれ(笑)

>三幹部
私も触れようか迷ったのですが、
元三幹部の皆さんに全く触れていないのがちょっと残念ですね。
by スティクス (2013-01-14 08:02) 

スティクス

>幸下人さん
今までに無いタイプの個性があるクラスメイトキャラで
私もあの子、結構好きです。
絵的にも華がありますし、もう一花咲かせて頂きたい気はしますね。
個人的には佐々木なみえ先生押しなので、
先生を交えてのクラスの風景がワンカットでもあればいいのですが・・・

>略してないじゃん
カレッチ「何ィッ!突っ込まれるとは・・・」
いや、本来はキントレさんですけど(笑)

>バッドエンドの岡田まゆ
ある意味今までにない強敵かもしれませんね。特にピースにとって。
となると、対マーチ用最終兵器は金本ひろこさんでしょうか(笑)
本当にそうなっていたら、ガクブルどころかメシウマだったかもしれません。
ただ真面目に考えてクラスメイトと戦うというのは
プリキュア的にはあり得ないですから、想像で楽しむ事にします。

ところで、コメントに関するご配慮ありがとうございました。
ご想像のとおり、負担になっていないと言えば嘘になります。
それでも私の基本方針を曲げずに貫きたいと考えています。
by スティクス (2013-01-14 08:10) 

スティクス

>ミスタープリキュアさん
あっけない、と言ってしまえばそれまでですが、
この時期このタイミングで、短い出番に限って登場した事に
何か意味を見出すべきだと考えて今回のレビューを執筆したつもりです。
悪い様にみればいくらでも言えてしまいますが、
それは私としても、ここにお越しの皆様にとっても不本意だと思います。

可愛さ(特に黄色)については、もはや言う事無しですね。
ご指摘の反撃時のピースも可愛かったですが、
それにも増してピースの「カッコ良さ」も出ていて良かったと思います。

>キュアキャンディ
なるほど、もともと素質があったという事ですね(笑)
どんな活躍を見せるのか、楽しみです。

>NS2
気になる情報がちらほらと・・・
ただ私は劇場公開ではなく、BD発売まで内容を知り得ぬため、
このくらいに留めて頂けるとありがたいです。
by スティクス (2013-01-14 08:18) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
こうして比較して頂くと、ダークドリーム達との違いが良くわかります。
歪んだ己の信念と見れば、今回のように決着をつける方が相応しいですね。

>ピースのあざとさが公式化
分かっていてもこのあざとさ(笑)
この路線、次作ではやっぱりロゼッタが引き継ぐのでしょうか・・・

>声優陣の本気
特に福圓さんが素晴らしかったです。
可愛らしい「悪」を演じながら、あのドスの効いた叫び声の落差ときたら・・・
ハッピーの雄叫びも熱演で、同じ「叫び」でも
違う演技を使い分ける様が見事でした。

>地球がまた砂漠
これまでもHCだけでなく、例えばシタターレ姐さんが単独でやったりと、
世界は何度も砂漠化しましたから・・・
滅びの世界のイメージはやっぱり砂漠なんですね。

>ダークプリキュアを良く知る
知るからこそ、同じ展開に持っていかずに深く掘り下げられたと思います。
流石、プリキュアに長く関わっていらっしゃる方だと思いました。

>遂にキャンディも人間に
逆にロイヤルクイーンの妖精体を見てみたい気もします(笑)
by スティクス (2013-01-14 08:28) 

スティクス

>具米さん
私も時折、感情のままの下書き記事を書いた後、
清書の段階で大幅に軌道修正しながら書く事がありますので、
色々とおっしゃりたくなるお気持ちも分かります。
唐突、というのは仕方が無いですね。
丹念に伏線を積み上げて消化していくというのは難しいですから。

>覚悟の強さを再確認
追いつめられても誰もブレませんでしたから、
本当に五人とも強くなったと思います。
揺さぶりをかけた存在としては、ミラージュに通じるものがありますね。

>思考の停滞=バッドエンド
私も停滞がもたらす閉塞感は好ましくないと考えているので、
これを打ち破るような彼女達の成長と活躍に胸躍らせています。
理想を求めるのは難しく、特にピースの掲げたものは
バッドエンドピースに指摘されるまでもなく「きれいごと」かもしれませんが
その乖離を認めながら「向かおうとする意志」を見せたのが良かったです。
本当にピースは時折見せる本気が凄いですね。
決して可愛いだけの子ではありません。

>根性至上主義へのカウンター
これは昨年スイートの母の日回や山籠もり回で描かれた
「無理をしすぎなくてもいい」「時にはギブアップしてもいい」
という優しさが表していると思います。
この良い意味での力の抜き加減は、
かつて病んだ私にとっても心に安定感をもたらしてくれました。

>メルヘンランド
停滞こそ怠惰=バッドエンドに繋がるという意味では、
かつて描かれたメルヘンランドは停滞が顕著に伺えたので、
また新たな三幹部が生まれる事の無いよう、
この状況が変革されるのか気になります。
それにしてもロイヤルクイーン消滅済みは意外でした。
死→転生を繰り返す不死鳥みたいな存在なのかもしれませんね。
キャンディからも火の鳥みたいなのが立ち上った事がありましたし。
by スティクス (2013-01-14 08:49) 

sirakiya

はじめまして。

キャンディとロイヤルクイーンが母子関係にあることへの疑問についてなのですが、メルヘンランドを現実の絵本(物語)を取り巻く世界を抽象化したものと捉えてみると合点が行くかもしれません。
つまりメルヘンランドの妖精たち=絵本(映画やアニメやドラマ含む)を作り上げる役者さんや声優さん、出版のために働いている人など。そしてロイヤルクイーン=絵本の読み聞かせ手である母親ということです。

母親であるロイヤルクイーンは子であるキャンディを庇護し、物語を読み聞かせてその役割を終えます。キャンディはその母親の物語を受け止めて次の世代へ物語を紡ぐ、みたいな。この視点からだと父や兄の役割は母親ほど大きくありませんので相対的に扱いは小さくなります。娘がいることが重要なんであって、なぜ娘がいるかの経緯に特に価値はないわけですから。

今回の話で重要なのは「母は死ぬ」というキャンディ(と世界中の女の子たち)にとっての過酷な現実が描かれたことだと思います。更に言えば「母は死ぬ」という事実を受け入れる事は「自分もいつか死ぬ」と言う事も受け入れなければならなくなると言うことで、正直これまで比較的ほのぼのとした物語を描いてきたスマイルプリキュアがこのような展開を迎えたことに私は驚きを禁じえません。

スマイルプリキュアの物語冒頭でプリキュアの絵本が空へ羽ばたいていくシーンがありますが、母が絵本を通じて娘に永遠の命を受け継がせる不死鳥だとする見方も面白いかもしれませんね。ここでの絵本とはプリキュアたち(現実の人々も含みますが)の物語、不死鳥の描く軌跡(れいかの言うところの道)こそが光り輝く未来への道しるべです。
by sirakiya (2013-01-15 00:28) 

やまぴょん

スティクスさん、こんばんは。

今回の話も賛否ありそうですが、バッドエンド・プリキュアに関しては私はあれでいいと思っています。
私もダークプリキュアを思い浮かべたのですが、同じことをやっても仕方のない話。もっと前にやるというのは確かにあったかもしれませんが、一話で完結していいと思っています。時間稼ぎの指摘もありましたが、ある意味ではその通りだし(それが悪いとは思っていない)、ある意味では個々のアンチテーゼとも思っています。

それよりも今回ジョーカーが消えたことの方が驚きでした。キャンディ(ミラクルジュエル)の正体もそうですし。

今までジョーカーの登場とともに話が進んでいたので意外でした。こうなるとジョーカーの意図が分からないのが気がかりです。私は敵の主張から話を読み取るので、もしこのまま出てこないとしたら消化不良になってしまいます。苦笑
それはあと2話あるので、そこに期待します。

キャンディについては、今まで一緒に過ごした時間が意味を持つのかなと思っていますが、どうなのでしょう。

いろんなことをひっくるめてあと2話を楽しみにしたいと思います。
by やまぴょん (2013-01-15 01:12) 

アッキ一

お疲れ様です。御多忙の中アニメ視聴、ブログ更新、コメントの返信、なかなかできることでは御座いません。(自分のコメントもその要因の一つというのは棚上げでゴザル)

まず、前回のスティクスさんの感想にあった三幹部に対して「甘い」という意見をもたれたことですが、ウルフルン達は23話で勧善懲悪の流れからコテンパンに倒されています。
あの演出は、悪者として本編のなかで一度死を通しているとみて良いのではないでしょうか。にもかかわらず、これはハッピーエンドではないと物語は続きました。
ならば死んで生まれ変わるというような表現方法を演出するとあまりにもウルフルン達に対して厳しすぎるし、それでは救えないのは明らかです。今回のプリキュアのテーマとずれている気もします。
また、ウルフルン達が多くを語らなかったのもバッドエンドや自らの立場に対して理解していないからではないでしょうか。もし、あの場面で自分たちの悲惨な境遇やこうなりたいなど多くを語ると理解した上で暴れていたことになり、被害者的なイメージが薄れてしまうかもしれません。何か理不尽なものに圧迫されて苦しんでいることが伝わればそれでいいと思います。
本当に目指したい場所はウルフルン達もプリキュアも同じはずです。お互いが遊ぶような展開が多かったのもそのせいでしょう。ならば握りこぶしを解くだけで今のプリキュアなら簡単に歩み寄れるのではないでしょうか。チョロいもんです(笑)。

では誰がバッドエンドの攻撃的なメッセンジャーの役回りをするのか?

そこでバッドエンドプリキュアが御登場ですね。最初は蛇足のキャラになるんじゃないかと心配してましたが、そのやり取りや熱演はまさにネガティブを吹っ飛ばされるものでした。
バッドエンドプリキュアのセリフや動きにはプリキュアを真似るというより攻撃的な反射の印象を受けました。プリキュアたちの考えを少しひっくり返すだけでこのトゲトゲしさ。人の不幸が嬉しいというセリフはウルフルン達には言わせてはいけません。
スティクスさんの感想にもありましたが、誰だって尖った部分はありますし、不幸を見て笑うことはありますよね。
プリキュアも反射された言葉に反論で返してはいませんでした。それも事実です。
でも…これですねっ!

「ネガティブな私! どいてぇぇぇっ!!!」

このセリフまわし、凄くいいですね。受け入れると同時に置き去っていくみたいな、なんというか幸せへの信念、執着心すら感じます。バッドエンド達を退けた浄化技は覚醒した時のものでしたね。バッドエンドの思想ではたどり着けなかった強さの証としても演出効果大です。またチーム戦をとらなかったのは誰かに乗っかった考えにならないような意図があるのかもしれないですね。ちょっと見たかったけど…
でも、各バッドエンドプリキュアの演技も凄かったし、ある意味すごく贅沢な回だったのではないでしょうか。

ちなみに、バッドエンドマーチがお気に入りです。カッコイイと思いました。直球勝負の反射はやっぱり直球勝負。あの考え方って少年マンガとかだと人気キャラになりそうな。


キャンディ様(笑)についてはまたの機会に。

ジョーカーについてはこの三人で。

あかね「なんやこのチョコレートフォンデュ」 なお「いちごデコルを使っていっただきマース♪」 れいか「なおは昔からチョコレートフォンデュが(以下略)」
by アッキ一 (2013-01-15 09:59) 

バディムの人

ただ世界の破滅を望み、あっさりと滅びを受け入れたジョーカー。
滅びながらも、自分の娘に希望を託したロイヤルクイーン。

どちらも結果は同じだと言うのに、その心の在り方はかなり違うように思いました。未来に希望を抱く人々がハッピーエンド派で、逆に希望もないもないのがバッドエンド派ということでしょうか。

ただ、ジョーカーに何の願いもなかったのはわかります。怠惰な世界を理想郷と語るくらいですから。
こうなると、ピエーロ自身はなぜバッドエンドを望んでいるのかが気になりますね。

最終的に自らの破滅も願いなら、スイートのノイズにかなり似ていますけど。そこまで未来を悲観する理由は何なのやら。

バッドエンドプリキュアは、友達を作らなかったみゆき達のなれの果てといった感じでしたね。

ハッピーが「ネガティブな私」と表現したあたり、バッドエンドハッピーと似たようなことを考えていた時期もあったようですし。

バッドエンドビューティにしても他人が期待しているような道……つまり一見綺麗な道を選び続けた先にいたビューティのような気がします。

自分の心に従う選択をしなかったビューティでは、心を守るという回答には至れなかったと思いますね。

しかし、バッドエンドサニーは普段遠距離攻撃しているのに、なぜ必殺技のファイヤーは突撃なのでしょう。後のピースとマーチが敵の力も自らの力に変えて攻撃する感じだったので、遠距離攻撃ならサニーもやれたと思うのですけど。

逆に3人同じパターンが続くことになるので突撃なのでしょうか。……最後まで遠距離攻撃だけだったら、臆病者扱いされそうで嫌だったとかではないはず。
by バディムの人 (2013-01-15 15:34) 

スティクス

>sirakiyaさん
はじめまして。今後とも宜しくお願い致します。
ところで居酒屋さんでしょうか?だとすれば是非、お世話になりたいです。

>母子関係
なるほどそういう見方をすれば合点がいきますね。
事実神話などでも皆が神々の子だったりしますし、
その結果人の世が広がる=物語の輪が広がると捉えられそうです。

>母は死ぬ
そこまで重く考えませんでした・・・
実際にロイヤルクイーンが既に死を迎えているという事実を
そこまで重いものとして受け止めなかったのは、
ある程度お子様向けのオブラートにくるんだ成果かもしれません。
私もそのオブラートで安心して、そこまで深く踏み込めませんでした。
「自分もいつか死ぬ」という観点では、
私はスプラッシュスター第47話の台詞が印象に残っています。
咲と舞、14歳の少女二人がこのような台詞を残した事で
命とは何なのか、色々と考えさせられたものです。

>不死鳥
死を迎えた後、炎の中から新たな不死鳥が生まれるような、
道を継いで行く物語。なのかもしれませんね。
by スティクス (2013-01-15 22:22) 

スティクス

>やまぴょんさん
バッドエンドの皆さんは一話で退場するのが惜しまれる
魅力的なキャラクターではありましたが、
冷静にストーリー全体との兼ね合いを考えると、
やっぱり今回のようなつくりは必然だと思いました。
時間稼ぎという件も、ある意味的を得た評価かもしれません。

>ジョーカーの意図
本当にただピエーロのためだけに、尽くす事が全てだったのか、
今の時点では何とも言えませんね。
予告では昨年のノイズ様最終形態のような姿がちらほらと見られましたが、
果たしてあのピエーロ(ひょとしてジョーカー?)には、
ジョーカーとしての記憶が受け継がれているのか、
人格の主導権を握っているのは果たしてどちらなのか・・・?
そもそもピエーロ自体がはっきりとしていないキャラクターなので、
まだひと波乱ありそうな予感がします。
by スティクス (2013-01-15 22:29) 

スティクス

>アッキーさん
お気遣いありがとうございます。
平日仕事の後帰宅すると22時頃。
それから夕飯&コメント返しをしていくと実際にかなり負担もあります。
かつて週3本プリキュア視聴記事をどうやって執筆していたのか、
今となってはもう真似できそうにありません(笑)

>三幹部
中盤で一度やられたと見れば、その後のほのぼの展開が違って見えます。
あれ程死闘を繰り広げたプリキュア達と、
ワイワイ仲良く(実際は敵対していますが)やり取りしていたのが、
実は少々引っかかっていました。
バッドエンドにおける彼らの立場、本質を理解していないという事、
全てをひっくるめて考えると、非常に明晰に見えて来ます。
>本当に目指したい場所
だからこそ、「遊ぼう」という呼びかけに応じられたのかもしれませんね。

>バッドエンドプリキュア
ウルフルン達三幹部では、その点確かに補えなかった気がします。
「ネガ」と「ポジ」は本当にちょっと反転するだけの事ですから、
自分自身のもう一つの暗部を見つめる事で、
より一層人間としての成長があると思います。
だれでも「ネガ」の部分など正視したくありませんから・・・
現に、私もそうですが。

だからこそ、私も感想で書いた「どいて」の言い回しが良かったです。
私は受け入れて前に進むと解釈しましたが、
「受け入れると同時に置き去る」という見方もアリですね。

>バッドエンドマーチ
鋭く研ぎ澄まされたなお=マーチを見ているようで、
スタイリッシュでカッコ良かったですね。
あと、サディスティックなところも(笑)
余談ですが、私ダークミントも大好きだったりします。
・・・って、私やっぱり「M」っぽいです。

>チョコレートフォンデュ
だったらいいんですが・・・
あんなのいちごデコルでも美味しくならなさそうです。
「このチョコレートフォンデュを作ったのは誰だあっ!!」
by スティクス (2013-01-15 22:43) 

スティクス

>バディムの人さん
ご指摘のとおりジョーカーとロイヤルクイーンを対比してみると、
その求めるものの違いが良くわかります。
希望も何もない=バッドエンドとは、即ち怠惰な世界ということにも繋がります。
そうするとジョーカーにとってはこれが望みだったというのも頷けます。
ただ主君に尽くすのではなく、
ピエーロの一部になる=思考を委ねるものだとすれば、
今回の結末はジョーカーにとって破滅ではなく
現状維持・安定志向という事なのかもしれません。

>ネガティブな私
転機が無ければ、みゆき自身がああなった可能性もあるという事ですね。
ビューティもそうですが、他のみんなも幾重に分かれた選択肢の果ての
なり得たかもしれない自分の一人だったのかもしれません。
そう考えると、バッドエンドプリキュア達も悲しい存在です。

>必殺技のファイヤーは突撃
あのアトム式ジェット噴射といい(笑)
多分何か思うところでもあったのでしょう。きっと。
by スティクス (2013-01-15 23:03) 

ロドリ下衆

こんばんは。

泣いても笑っても、今回の話を含めあと3話。
スイートの途中からからプリキュアにハマったため、
一年通してしっかりと見てきたのはこのスマイルプリキュアが
初めてなので、ほぼ一年間彼女たちの成長の過程を見守って来た
身としては、感慨深いものがありますね。

そんな一年の、みゆきたち5人の心の成長の集大成ともいえる、
熱い内容でした。

結局バッドエンドプリキュアは、5人の分身、内なる自分というよりは、
パラレルワールドの別の世界の自分的な扱いで、
中盤の決戦でもし敗れていて、ピエーロが世界を絶望に落としていたら
自分たちもこうなっていたかも、という『if』の世界のプリキュア、
といった感じでしたね。

または、もし怠け玉に完全に取り込まれてしまっていたら・・・という
バッドエンドルートの結末の成れの果てだったのかも・・・?

いずれにしても『自分の中にいるネガティブな面を持つもう一人の自分』、
という立ち位置とはちょっと違うかな?と思います。

しかし、ハッピーだけは『ネガティブな私、どいてぇーーーッ!!』の
台詞が表す様に、そういった面を持つ自分もいる(いた?)と
認めている様な印象を持ちました。

もしあの時、不思議な少女が現れず、スマイルの大切さに気付かぬまま
思春期を迎えていた場合、ともすればB.E.ハッピーの様な他人の不幸
と相対的に自分を比べ、己の幸せを実感する様な寂しい人間に
なっていたかも知れません。

それを誇大にしたものが、より攻撃的に他人を不幸に陥れて、
自分の幸せを噛み締めるという、今回のB.E.ハッピーの姿なのかな、と。

最終的にはB.E.Pは超必殺技によってあっさり殲滅させられましたが、
やはりジョーカーによって作られたただのコピーだったので
改心する様な迷いも見せず、あまり悲哀も感じさせない展開だったので、
結末としてはこれで良かったと思います。

浄化後もカードに戻って消滅していたんで、やっぱりあれは
ただプリキュアの容姿を象っただけの敵、と解釈しています。

この終盤でB.E.Pを出して来た意味は、具米さんも仰っていましたが、
僕も同様の見解で、5人の成長と何を言われようと決してブレない
信念の強さを再確認するためかと思います。

まあ、あと3話しかないのにここに来て無理にドラマを詰め込むと、
また唐突展開を引き起こして消化不良を起こすのは
目に見えてますからね(^^;


そしてまさかのミラクルジュエルガセネタ、ロイヤルクイーン消滅済、
キャンディ次期女王&人化、ジョーカー願いなし&消滅と、
またすごい展開になって来ました。

今回も『この世に存在しない』という、『命の消失』即ち『死』を思わせる
キーワードがありましたが、前回ほどストレイツォ・・・じゃなかったw、
ストレートには感じなかったので、良かったです。

人間界やメルヘンランド、バッドエンド王国等、色々な『世』界がある
プリキュアの物語なんで、多少強引ではありますが、『この世』というのを
『メルヘンランド』と取る事も出来そうなので、直感的にはあまり『死』を
連想しなかったのかな?と自己分析しております。

2週連続で『命を…』とか言ってたら、『このロドリ下衆、容赦せんッ!!』(笑)

そしてジョーカー。
潔い程のブレない悪っぷり。
やっぱりこういうキャラも必要ね♪

救い様の無い悪の思念だけが固まったものがジョーカーなのかも
知れませんね。
まだわかりませんが、結局ピエーロを傀儡としている様な事も無く、
従順にピエーロの一部になる事を悦び消滅。

ジョーカーは結局、お化けだったんですね。溶解(妖怪)しただけにww

冗談はさておき、あの溶けていくジョーカーを見た時、
ピエーロが復活して世界をバッドエンドで完全に覆った時、
人々もまたジョーカーの様に溶けて吸収されていくのか?と
想像してしまい、その中に5人の家族や先生、クラスメイトたちも
いるかと思うとさすがにゾッとしました。


それにしても声優さんたちも今回は存分に実力を発揮していましたね!

前述したジョーカーの狂気に染まっていく様、さすが三ツ矢さん、
圧巻の演技です。

プリキュア役の5人も、悪側と善側の演じ分けが見事でした!

一つの作品の中の一人のキャラクターの、ベクトルの違う二つの面を
演じるのって、すごく難しそうな気がしますし、同じ声で異なる面を
表現するのって、逆に違う声を出して演じ分けるのよりも
相当難しそうな気がします。

まあ飽くまで素人考えですけどね(汗)



次回はいよいよピエーロ復活!
あんな山よりもデカい巨神兵・・・もとい、絶望の巨人も現れ、
プリキュアはどう対抗していくのか!?見ものですね。

まだ巨人もピエーロも完全覚醒前で出現が早すぎて崩壊する、
なんてオチは無いとは思いますが。。。『腐ってやがる、早過ぎたんだ』w






余談ですが、近々プリキュアや他のアニメ、マンガ等の感想、
日々の感じた事等、雑記を綴ったブログでも立ち上げようかな~?
などと考えております。

職場等でヲタヲタしい面は封印しているので、どこまで晒すか、
それとも立ち上げ自体を辞めるか決めかねていますが・・・

でも自分の考えを客観的に整理したり、過去を振り返った時に
『ああ、この頃の自分はこんな事を考えていたんだ』と
現在の自分と比較したりするのも良さそうなんで、
とりあえずは立ち上げてみようかな?と思っております。

その際はぜひ、リンクをよろしくお願いしますm(_ _)mペコリ
by ロドリ下衆 (2013-01-17 02:42) 

スティクス

>ロドリ下衆さん
このシリーズが初めて最後まで観るものとなるのですね。
私も初めてリアルタイムで全話を視聴したS☆S視聴当時を思い出します。
一年を通してその足跡を追う事で、妹(そろそろ娘?)の成長を見届けたような
何とも言えない感慨と、一抹以上の寂しさが過るこの感慨、
今年も間もなく訪れようとしています。

>『if』の世界のプリキュア
どこか歪んだ彼女達が、皆それぞれオリジナルがそうなったかもしれない
という危うさが滲み出ているのが独特でした。
どこでこのように転じてしまうかわかりませんし、
誰しもなり得る可能性がある、中々難しい存在のキャラクター達でした。
確かに姿かたちは魅力的ですが、内面の深みを持たせなかったのは
悲劇性を感じさせない意味でも良かったかもしれません。

>無理にドラマを詰め込む
そうですね。二年目があるならいざ知らず、
全体の構成を考えると、この展開で良かったと思います。

>世
いわゆる「あの世」なるものも、一つの「世」界と考えれば
ロイヤルクイーンの秘密にも悲愴感が薄れる気がします。
やっぱりプリキュアでは「死」を身近に引き寄せて欲しくないので、
この言い回しは良かったと思います。

>ジョーカー
本当に嫌な悪役を貫いてくれて、悪役としては大成功なキャラだと思います。
三ツ矢さんの力量も大きいですね。
腹に一物ありそうな慇懃無礼さと、滲ませる狂気、
真摯の仮面をかなぐり捨てた後のドスの効かせ方など
さすがの存在感で演じ切っており、
次回以降もラストまで絡むのかが気になります。
もちろん、玄田さんもしっかり出て下さると信じていますが・・・

>『腐ってやがる、早過ぎたんだ』
なんて事になったらそれはそれで(笑)


ところでブログ立ち上げをご検討されていらっしゃるとの事、
開設の折にはこちらこそ宜しくお願いしたいです。
今まで頂戴した数々のご感想、私のサイト内のコメントの枠内に収めるには
あまりにもったいない程の質・量でしたので、
ぜひぜひ、頑張ってみて下さい。
もちろん、運営には人には言えぬ苦労もありますが、
逆にやり甲斐、喜びもまたあります。
出来上がりましたら遊びに行かせて頂きます!
by スティクス (2013-01-18 23:49) 

元通りすがり

環境で悪になっただと?
ち が う ね ッ !
こいつらは(ジョーカーが作った)生まれついての悪だッ!

ジョジョがディオと同じ環境で生まれ育ってもディオみたいな人間になるとは思えないので、
みゆき達が今までどういう人生を送ってきたとしてもバッドエンドみたいな考え方や性格になるとは思えないです。
あくまであれは「真逆のプリキュアとはこういうものだ」というジョーカーの思想が反映された戦士なのではないかと。

環境で良い子になっただと?
ち が う ね ッ !
みゆき達は生まれついての良い子だッ!
by 元通りすがり (2013-01-19 09:11) 

スティクス

>元通りすがりさん
スピードワゴン調で脳内再生されます(笑)
なるほどその見方も一理ありますね。
だからこそバッドエンドプリキュア達は
迷いや戸惑いを微塵も伺わせなかったのかもしれません。
ジョーカーもまた然りですが、間違った思想であっても、
それを貫き通した様は潔さを感じます。
そして悪には悪の救世主が、必要なのかもしれませんね。
by スティクス (2013-01-19 10:43) 

きすけ

ドSなBEハッピーと女王様なBEビューティーのセリフを聞いていたら…なんていうかその…フフ…ぼk(ry
どうやら私もMだったようです(^q^)中の人が一緒でも、こんなにも雰囲気の違うキャラクターになるのか…たまげたなぁ


いや覚醒したゴプリキュア達をみて『やっぱりこっちのがいいよな…!』とすぐに思い直したんですけどねw

みんなかっこかわいいけども、特にピースの「ねぇ知ってる?」から始まる語りには全俺が泣いた…
皆さんのコメントにもあるように、この1年近くのゴプリキュア達の成長があってこその、重みのあるセリフでした
(そして某ダンジョンRPGの話ですが…『いきなり強くなった君にはわからない、これが私達が積んできた経験値の強さだ!』っていう感じの主人公のセリフもなんとなく思い出した俺ガイル)



そんなわけで明日(いやもう今日かw)の対ピエーロ様(プラス?ジョーカー)との戦いでは

ゴプリキュアとキャンディがこの1年近くで育んできた絆がポイントになると思うんすよ…!
ていうか女王様(というよりおにゃのこ)に進化したキャンディが見た目かわいいすぎィィィな件^q^薄い本がまた厚くなるな…w

by きすけ (2013-01-20 03:45) 

悩める父メフィスト(匿名希望)

大変に遅ればせながら あけましておめでとうございます。昨年は初めて貴ブログへおじゃました「記念すべき」年でした。何度でもお礼申し上げたい。

一応ハンドルネーム?決めました。他の方に比べ センスなく お恥ずかしいです。 ムスメというものは(ry。。
一週間 都合でずっと見れず ようやく47と併せて録画で見たので、タイムリーさゼロで申し訳ありません。

BEをぱっと初めて見た時に「何かが違う?・・・」と感じました。よくよく調べると、BEは隊列の並び方が 本物と反対でした。 一方、とかく対比されたyes!ダークは 隊列並びは 本物と同じでした。 各人の鏡写しと グループすなわちスマイル隊の鏡写し・・・ これも演出なのでしょうか?

そして、BEと対峙し 各人覚醒強化でゆらぐことなく乗り越えた「本物」たち。その際のBGMが ブラTマソ回(私が初めて書き込ませて頂いた回でもありました)であかねが空港へひた走る場面の「夢をあきらめないで」!。 とてもお気に入りの曲なので 気分は高揚し 確信を持って 乗り越える様を鑑賞出来ました。

ところで、スティクス様はかなりクラシック音楽にお詳しいようですね。 私もささやかですが聞きますので、楽曲に例えたご感想も 是非拝読したいです(スイート最終回での 長調/短調の関係を チャイコフスキー5番で例えたリポート、幸せのメロディ/不幸のメロディの関係でもあり、絶妙でした!。そして、あの曲 私も大好きです。)

既に47話も放送されましたので、私のコメントへはレスご不要です。どうぞお気になさらず。
寒い折、ご自愛の上、最終回まで頑張ってくださいませ。何のお力にもなれませんが、応援しております。

by 悩める父メフィスト(匿名希望) (2013-01-20 22:28) 

スティクス

>きすけさん
私もあの目で見据えられた時、
なんていうか・・・その・・・下品なんですが・・・フフ(以下自粛)
しかしあの演じ分け、流石プロですね。感服しました。

>覚醒したゴプリキュア
やっぱり、なんかこれじゃない感がありましたから、
外見やゾクゾクする台詞回しに魅せられたとしても、
感情移入する存在としては、オリジナルの五人の方が圧倒的に上でした。
そしてみんなの台詞から、確かにこの一年の経験値が
積み重なっている事がはっきりと伺えますね。
あいにくダンジョンRPGには明るくないので、引用元は後ほど調べますが、
今この状況に相応しい台詞のように思えました。

>キャンディが見た目かわいいすぎィィィ
BEプリキュア同様、もっとこの子の活躍を観たかった・・・
そう思わせる愛らしさでしたね。
この件に関しては、47話の方でお伺いしたいと思います。
by スティクス (2013-01-20 22:50) 

スティクス

>悩める父メフィストさん
本年もどうぞよろしくお願い致します。
そして、良いお名前だと思いますよ。
娘さんをお持ちのお父様として、
メフィスト様のような子煩悩でいらっしゃるのかなとと想像力が働きます。

>隊列の並び方が 本物と反対
なるほど!言われてみれば・・・
鏡に映った左右反転という要素もあるのかもしれませんね。
やっぱり狙ったのでしょうか。

>あかねが空港へひた走る場面の「夢をあきらめないで」
私もこの曲好きです。あのシーンが思い出されて目頭が・・・
それにしても曲名は初めて知りました。
(サントラ方面は手を出していないもので・・・)
あの五人が反撃に転じる様のBGMのタイトルとしても、相応しいですね。
ひょっとして、その事を念頭に置かれた節もあるのかもしれません。

>クラシック
ちょっと好みに偏りがありますが、大好きです。
テーマが音楽だったスイートには絡ませやすかったので、
「魔笛」「トゥーランドット」といったオペラから
モーツァルトの25番と40番、ピアノ協奏曲第20番と第24番
といった短調作品を引用した記事を書きました。
スマイルでは逆に音楽を関連付けた記事をあまり書けませんでしたが、
うまい機会があれば、今後再び試みてみたいと思います。
それにしてもチャイ5、いいですよねぇ(笑)
最近久しく生演奏で聴いていないので、また聴いてみたくなりました。

最後にお気遣いありがとうございます。
実はちょっと風邪気味だったりしまして・・・
無理せず万全の体勢で最終回に臨めるよう、
鋭気を養っておこうと思います。
by スティクス (2013-01-20 23:04) 

救世主

最終決戦が終わるまでプリキュア達の家族などの人々は消滅したかは最後まで不明のままだったからね。MHと同じく。
by 救世主 (2014-01-03 14:51) 

夢旅人

僕だったらバッドエンドピースの策略場面は、
『計算通りです』に線を引くけどね
by 夢旅人 (2014-12-17 17:20) 

スティクス

>夢旅人さん
長い間コメントを返さず、失礼いたしました。
>『計算通りです』
確かに線を引きたくなりますね、あの腹黒さと妙な可愛さには。
by スティクス (2016-08-28 22:07) 

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