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スイート、そして初代からの再視聴を終えた自分へのご褒美(笑) [旅行]

5GoGoの再視聴を終えた直後、10日間のヨーロッパ旅行へと旅立った私ですが、
結構タイトなスケジュールを組んでいたので、
まったりと骨休めといった感ではありませんでした。
という訳で明日から始まるスマイルプリキュアに備え、
スイートプリキュアを観終えたタイミングで、雪を観ながら温泉でも・・・
と今朝06:00に思い立ち、栃木の北の方へと行って参りました。
  
まずは2年前にも記事を書いている、あの秘境駅「男鹿高原」へ。
途中鬼怒川温泉までは雪が無く、これは雪見は期待出来ないか・・・と思っていたのですが、
新藤原から先のトンネルを一つ越える度に次第に雪深くなって行き、
トンネルの中にある湯西川温泉駅を出た直後の光景には車内から歓声が上がりました。
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五十里湖の湖面が凍結し、その上に雪が降り積もったのでしょう。
美しい雪景色に期待が高まるも、あの秘境は相当寒いのではないかと
この時点でやや不安になりました。
それでもせっかくここまで来た以上、ここで降りなきゃ男がすたります。
気合のレシピを見せるべく(何のレシピだよ)、心のビートを止めずに
例の如く誰も降りない駅へと降り立ちました。

無人のホーム
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駅前通り(林道)
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駅前広場(ヘリポート)
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駅舎遠景
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過去何度かここを訪れた私も、冬に来たのは初めてです。
危惧したほど体感気温は低くありませんが、
雪に覆われた山深い地にたった一人という、普通なら遭難しかねない状況にいる
途方もない解放感がたまりません。
おそらく半径1㎞以内に誰も人がいないであろう、この静寂。
それでもせせらぎの音であったり、気に積もった雪が時折落ちる音であったり、
先日スイートプリキュアで語られた「音楽はなくならない」という事も実感します。
それにしても、これほど山深く雪深い地にもかかわらず、
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上り電車の行先のほとんどが「浅草行き」な事が実にシュールです。
さて、電車を待つ間に雪が強く降り始め、気づいた時には
先程の除雪されていたホームは既に雪が積もっていました。
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店はおろか、自動販売機も無いこの空間では温かい飲み物など手に入りませんので、
この季節にこの駅を訪れる際には充分な防寒対策の上でお越し下さい。
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流石に寒くなって来た頃、近づいてくる電車の音が大変心強く感じられます。
きっちり時間通りに電車が来るという事も、日本の鉄道の凄さが垣間見られます。

冷えた身体を温めるべく、湯西川温泉駅に併設の日帰り温泉「湯の郷」へ。
ここは駅舎併設という立地の良さながら満足のゆく泉質の温泉があり、
さすがは湯西川の玄関口という感があります。
この施設の向かいには、先程車窓から眺めた五十里湖と、そこに架かる鉄橋が見えます。
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この景色を窓ガラス越しに臨み、程よい湯温の露天風呂も堪能し、
湯上りに休憩所で座布団敷いて寝転がるという
約2時間ほどの至福の時を過ごしました。

今度は1駅戻って中三依へ。
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ここは駅名にこそ「温泉」とありますが、
今回は温泉が目的ではなく、この地の名物である蕎麦を味わいに来ました。
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地元のきのこがふんだんに盛り込まれた蕎麦。美味しゅうございました。
この近くには「どんどん滝」なる滝があるとの事。
冬は凍結するらしいので、軽い気持ちで足を運んでみました。
雪深い静かな集落を行く事約10分。滝がある事を示す看板がありましたが・・・
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膝まで埋まりそうな雪を越えた先にありました。
一瞬躊躇したものの、せっかくここまで来た以上、ここで決めなきゃ男がすたります。
気合のレシピ(だから何の)を見せるべく、心のビートを止めないように
本当に膝まで埋まりながら柵へ近づき、下を見下ろすと、確かに滝が見えました。
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美しく凍結しており、もっと近くで見たいと思うのですが、
ここを下って行くとなると、本当に遭難しかねないので断念。
また別の季節に見に来たいものです。

そしてこの行程で冷えた身体を温めるべく、
川治温泉の共同浴場「薬師の湯」に向かいました。
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男女別の施設内露天風呂も源泉かけ流しで良い泉質なのですが、
ここの真の魅力は、岩風呂と呼ばれる川沿いの露天風呂にあります。
私は今回で4度目になりますが、初めて入る時にはかなりの抵抗がありました。
というのも「混浴」かつ、対岸の旅館や橋からは遮るものが何もなく、
脱衣所も含めて完全に丸見えという構造なのです。
今ではもう慣れたもので、普通に岩風呂につかりました。
ここの湯温は36度程度とかなりぬるく、そのためにずっと入っていられそうな、
むしろ入ったら出たくなくなるような心地よさが特徴です。
今回も延べ1時間以上は入っていたでしょうか。
三依や湯西川程ではないとはいえ、ここにも雪が積もっていましたので、
雪見露天風呂という目的を達成できました。
心機一転、明日の第1話に向けてリフレッシュ出来たと思います。
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なぎほの

首都圏から日帰りで行ける距離で、こんな秘境があったとは知りませんでした。

スティクスさん、なんだかんだと、人生エンジョイされてますわ(^O^)

こういう記事もバシバシお願いします!
「写真あり」が超~うれしいですぅ。
by なぎほの (2012-02-09 19:00) 

スティクス

>なぎほのさん
プリキュア以外の記事にもいつもコメントを頂けて本当にうれしいです。
いいところなんですよ、この周辺。
「何もしない贅沢」でリフレッシュを満喫出来るようでしたら、お勧めです。
ただ、浅草や北千住から乗り換えなしで行けるとはいえ、
延々3時間以上乗りとおしますので、結構時間感覚では遠いです。
私は往復の電車で文庫本2冊を読破してしまいましたので(苦笑)

プリキュア再視聴をしていた頃は仕事を早く切り上げていたので、
その分のツケが回ってきたというべきか、今は結構仕事が忙しいです。
その代りにこうして休日や、帰宅後の生活を楽しもうと思っているので、
これからも旅日記や音楽雑記など綴るかもしれません。
その際はまた、宜しくお願い致します!
by スティクス (2012-02-09 22:46) 

龍

「スマイル」第4話にて、七色ヶ丘の大体の全景が登場しました。掲示板でも話題になっていますが、どうやら茨城県と栃木県の県境付近がモデルのようです。おそらく渡良瀬川と利根川が合流する古河の周辺で、アカオーニが浮いている場面では谷中湖に似た湖が出ています。ということは、鉄橋を渡っている電車は東武日光線かJR東北本線のいずれかがモデルということでしょうか。とにかく、「聖地」がまた増えたようですね。
by 龍 (2012-02-26 11:26) 

スティクス

>龍さん
私も今ググってみたのですが、今日の午前に放映されてから
こんなに早く特定されていたのですね。凄いです。
確かに新興住宅もありそうで、本当にこの辺なのかも・・・?
ただ、NSの舞台となる横浜まではちょっと遠いですね。
ベローネの最寄駅のモデル「新代田」、SSの町に似ている江の島・鎌倉、
フレッシュにおける通称「髪回」の戦闘舞台の北千住説や、
ハートキャッチの舞台の日野市、そしてパリとモン・サン・ミッシェルに続く
新たな聖地となるのでしょうか。
by スティクス (2012-02-26 16:57) 

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