れいかがメインで描かれる話のサブタイトルは、
初変身の第5話を除き、いずれも「れいかの悩み~」で始まっています。
真面目で成績優秀、自分に厳しく他人にやさしい青木れいかという少女は
およそ非の打ちどころのない人間に見えますが、
だからこそ真理にぶつかった際に迷いが生まれてしまうのでしょう。
そんなれいかの代名詞ともいうべき「道」を巧みに織り交ぜて彼女自身が今どうあるべきか、
そして今後どうすべきかを掘り下げた、まさしく道を指し示すような一篇でした。