歴代のプリキュアの中で、ゆうゆうは前作のありすと双璧を成す落ち着きと、完成した人格を持ちあわせています。ありすが大財閥のお嬢様で、企業経営を務めていたことを考慮すると、お弁当屋さんの次女にすぎない彼女が、なぜここまで円熟した人格を形成しているのか、ある意味謎多き存在でもありました。
 「あの子」の思い出とともに、彼女の人格形成の秘密が、少しだけ明らかになる今回。そして「ファントム爆発しろ!!」とならずに胸を撫で下ろした一編でした(笑)