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映画 ふたりはプリキュア Max Heart [プリキュア劇場版]

プリキュア5シリーズの再見が一段落つき、5GoGoへと進む前に
ふと気分転換に劇場版の再見レビューを不定期で始めてみようと思い立ちました。
MHの再見を終えて以来、当サイトでは約1年ぶりに
なぎさ、ほのか、ひかりの活躍を語る事になり、
この3人が画面狭しと動き回る姿に懐かしさを覚えます。
これでもかと追い込まれるブラックとホワイト、早々に負傷退場するルミナス、
ドレスアップしたなぎさ達の愛らしさ、超ド級ツンデレのスクエア、
藤P似のヘタレ王子など、手探り感や実験要素が伺えるものの、
第一作目にして映画として良く纏まった作品だと感じる、記念すべき一編です。
  
暗い洞窟の奥深く。そこでは朽ち果てた船の主、魔女が水晶球を操り、
世界で最も美しい宝石と言われる、希望の園のダイヤモンドライン入手を企てていました。
船出を命じ、配下のコウモリザケンナー達と共に幽霊船が動き始めます。

暗い洞窟の風景とは裏腹に、タコカフェではいつもの時が流れています。
毎度の如くたこ焼をがっつくなぎさを、お上品に食べるほのかと比較して、
そんな事だからいつまでも彼氏が出来ないと大きなお世話のアカネさん。
当のなぎさは、可愛いと言ってくれる人がそのうち見つかるなどと我関せず、
洗い物中のひかりに振ったところ、単刀直入に「藤村先輩の事ですか?」と返され
口の周りをソースだらけにしながら真っ赤になって誤魔化します。
言ったそばから木俣と共に本物の藤Pが通りかかり、
口元ソースだらけという乙女にあるまじき姿でガチガチに固まるなぎさ。
今日は練習試合だという藤Pに、去り際に頑張ってくださいと声を掛けるのがやっとです。
『なぎさ可愛い♥』
視聴者の気持ちを見事に代弁するほのかは、
そしてアカネさんの胸元にダイヤモンドが輝いているのに気がつきました。
残念ながら(幸いながら?)誰かにもらったものではなく、
自分へのご褒美で買ったと言うアカネさん。
いつもと変わらない、飾らぬサバサバした振舞いながら、
ジュエリーを見につけているだけでどこか大人の女の雰囲気が漂っています。
ともあれひかりに30分の休憩を促し、公園で一息つく3人。
ミップルに永遠の愛の証としてダイヤモンドをプレゼントするなどと
相変わらずのバカップル振りを披露するメップル、ミップルを生暖かく見守っていましたが・・・

『お前達がプリキュアか?答えろ。お前達が伝説の戦士プリキュアなのか?』
突如、不審なコート姿の怪しい者が声を掛けてきました。
こちらの問いには答えず、コートの中からは、複数の声が聴こえてきます。
ドツクゾーンの者やザケンナーとは雰囲気が異なるものの、油断は禁物。
コートが脱ぎ捨てられると共に、無数の弾が襲い掛かってきました。
生身のまま身をかわした後(特にひかりが凄い気がしますが・・・)、変身する3人。

拳そのものとなって襲って来る者達から身をかわしてホワイトが蹴り倒し、ブラックが拳で反撃。
そして相手の動きを逆手にとって同士討ちさせるルミナス。
ひとしきり叩きのめした後白旗が揚がり、呆気に取られて相手を見てみると、
相手はさほど強く見えない7人のカエルの精霊達でした。
彼らのリーダー格、さなえお婆ちゃま孫悟空ラウンドは力を試した事を詫び、
彼らの世界である希望の園を助けて欲しいと申し入れます。
とりあえず、雪城家で事情を聞くことになりました。

光の園とも虹の園とも異なる、空に浮かぶ希望の国。
そこにいろいろな世界のエネルギーを闇の力に変えようと企む
闇の世界の魔女が目を付け、希望の園のダイヤモンドラインを奪うと予告してきました。
カエルの精霊達は(一人を除き)皆、口をそろえて助力を頼みます。
単にダイヤモンドラインが見たいために深く考えずに応じるなぎさとは裏腹に、
ひかりは店の手伝いがある事を心配して及び腰です。
そこにさなえさんがやってきて、慌ててカエル精霊達を押入れに隠すなぎさとひかり。
押入れの中では押すな押すなの大混乱で、
『痛ッ押すなよ』『僕じゃないでございます・・・』
何ということでしょう(笑)。押入れの中から漏れるカエル達の言葉を誤魔化すため
決して本編では見られなかったひかりの変顔が見られます。
さなえさんの用事とは他愛もないもので、ただ洗濯物を取り込んで欲しいと言うだけでした。
雨が降る前にと言い残して立去るさなえさんを見送り、ほっと一息つく3人。

とはいったものの、今すぐ来て欲しいというラウンドの訴えには及び腰です。
特にひかりはお店の手伝いをずっと気にしています。
そんな3人を物で釣る(笑)カエル精霊たち。
彼らのお守りである戦士の証はダイヤモンドで出来ており、
皆口々に謝礼として差し出すと申し出、なぎさたちに頭を下げて頼み込みました。
(ただ一人、スクエアを除いて)
熱心なお願いになぎさたちの心が動いたと見るや、
有無を言わさず3人を庭に引っ張り出すカエル達(笑)
そして・・・ ディスイーズ!早口言葉!
『かえるぴょこぴょ三ぴょこぴょこ。あわせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ』
少年少女合唱隊かよ
なぎさ達はおまじないと共に、光に包まれました。

気がついた時、そこはもう希望の国です。
至るところにダイヤモンドが散りばめられた国土は美しく、
国民達の風景も一件平和そうです。
『地殻内部ならともかく、こんなに大量の結晶が露出しているなんて、考えられない』
『どうしよう・・・お店手伝わなきゃいけないのに・・・』
『それで、希望の園のダイヤモンドラインは?』
ほのか、ひかり、なぎさ、三者三様の反応を覗かせますが、
ダイヤモンドラインのある宮殿まで長い道のりを歩く事になり、肩を落としました。
一方その頃、プリキュア達が希望の園にやってきた事を魔女も察しています。

長い長い道のりを歩いき、やや疲れ気味の3人ですが、
辿り着いた宮殿とその前の広場の美しさに目を輝かせました。
広場には剣の稽古をしている王子様がいます。
その顔を見たなぎさは戸惑いを隠せません。それもその筈。王子は藤Pにそっくりです。
ともかく希望の泉を抜け、宮殿内部に入り、カエル達に先導されて王女と謁見します。

今日は女王の誕生日。年に一度希望の力を全ての世界へ送るため、
ダイヤモンドラインを身につける日でもあります。
それに目をつけて、魔女は本日ダイヤモンドラインを奪うと予告してきました。
もしも闇の世界に奪われれば、希望の園だけでなく全ての世界が闇に閉ざされてしまうため
女王は改めてなぎさ達に助力を申し出ます。
『困った時はお互い様。一人はみんなのために。みんなは一人のために』
珍しく慣用句を間違えず、乗りかかった船とばかりに快諾するなぎさ。
ほのかもひかりも、力を合わせてダイヤモンドラインを守ろうと決意しました。

『そんなに簡単に信じていいのかよ?』
皆の歓迎ムードに水を注すスクエア。
彼は雪城家からずっと不機嫌そうな態度を取り続けていました。
ダイヤモンドラインは希望の戦士だけで守るべきだと頑なな態度を崩さず、
一人その場を立去ります。
カチンと来ているなぎさ、へそ曲がりな奴だと諦め気味のラウンドとは異なり、
ほのかだけはスクエアの事が心配そうですが・・・
本日は女王の誕生パーティでもあります。
式典に出席するためのお召替えに向かう途中、
ほのかはなぎさ達に一言断って、スクエアの後を追いました。

『スクエアさんは、この希望の園が好き?』
『当たり前だろ?』
ほのかは一人見張り台に佇むスクエアの許を訪れ、
普段暮らしている虹の園が好きだと言う気持ちを打ち明けて
スクエアの愛国心故のプライドの高さに理解を示します。
大切な人や、大好きな人がいるから自分の国が好き。
ならばみんなで力を合わせてダイヤモンドラインを守ろうと呼びかけますが、
スクエアは心を許しません。
馴れ馴れしく話しかけるなと駆け出して行くスクエア。
一人取り残されたほのかは、寂しそうに目を落としました。

さて、間もなくパーティが始まります。
互いにドレスアップした姿を評して盛り上がる3人。
しかしスクエアは遊びじゃないなどと、相変わらず冷たく水を差します。
『プリキュアなんて威張ったって2人でつるんでなきゃ戦えないんだろ』
ここまで言われたのでは聞き捨てならず、
なぎさはこれまでの事を否定されたかのような発言に食って掛かりました。
『2人で力を合わせる事の何が悪いの!?』
たしなめるほのかの声も耳に入らず、なぎさも次第にヒートアップしていきます。
『今まで色んな事があった。でもほのかと一緒に2人で力を合わせて、そして今はひかりもいる!
 そんな大切な事を否定されて、怒らない人がいる!?』
それでもなお馴れ合っているだけと容赦なく切り捨てるスクエアに
海より深いなぎさの心も我慢の限界を超え、堪忍袋の緒が切れました。
止めるほのかの声も耳に入らず、その手を振り払い肩を怒らせて行ってしまいました。
手を振り払われたショックが大きいのか、後を追えないほのかに代わり、
メップルがなぎさの後を追います。

スクエアの一言がよほど悔しかったのでしょう。
なぎさは無我夢中に、がむしゃらに階段を駆け登り続けます。
そしてなぎさが戻ってこないまま、パーティが始まりました。
ドレスアップした女王と、ちりばめられたダイヤモンドラインの美しさに
ほのかもひかりも息を呑みますが、
一人階段を駆け続けたなぎさは見張り台に腰を下ろしました。
『なぎさ大人気ないメポ』
『解ってる。でもあんまり言うからつい・・・』
メップルに諭され、頭では解っていても、
今戻ると気まずくなりそうと二の足を踏んでしまうなぎさ。
その間にも式典は進み、護衛のカエル達も持ち場を離れたりと気の緩みが見られます。
ほのかとひかりが護衛する中、式典は何事も無く進んで行き、
なぎさが見下ろす風景も長閑で、魔女が襲ってくる気配は見受けられません。が・・・

突如、空から幽霊船が現れました。
迫るコウモリザケンナー達から女王を守るべく、懸命に応戦するカエル達。
頼みの綱のプリキュアは、なぎさとほのか2人いないと変身できません。
なぎさも急いで階段を駆け下りますが、距離がありすぎます。
その間にも幽霊船の船首から波動砲(笑)が放たれ、
なんとか食い止めるべくひかりは単身ルミナスへと変身しました。
しかし魔女を相手にルミナス一人では太刀打ち出来ません。
王子はただ怯えるばかり、カエル達の助力があっても力の差は歴然で、
階段を降り切ったなぎさも逃げ惑う国民達に阻まれてほのかの許へ辿り着けません。
ほのかは女王を庇い、なぎさを信じて待ち続けますが、
遂にブレスレットは魔女の手に落ちました。
魔女の目的はジャアクキングの復活。闇の世界がすべてを支配すると
高笑いする魔女に、傷ついた体で取りすがるルミナス。
しかし遭えなく振り払われ、絶体絶命の状況の中、やっとなぎさが到着しました。
キュアブラックとキュアホワイトが揃い、これで安心。と思いきや・・・

時既に遅く、魔女は高笑いを残して引き上げていきました。
去り際に波動砲を放ち、吹き飛ばされる2人。
女王は倒れ、ダイヤモンドラインは奪われ、そして単身戦ったルミナスも深手を負い、
ブラックは何も出来なかった事にただ呆然としました。
『ごめんね・・・私のせいで・・・ごめんなさい・・・ッ』
力なく膝をつき、ただただルミナスに詫びるブラック。
追い打ちを掛けるようにカエル達に責められ、スクエアの言葉がブラックに突き刺さります。
こんな奴ら当てにならない、怖くなって隠れていたなどと扱き下ろされても、
ブラックは一切の弁明をせず、ただ己の無力と過失を悔いて力無く立去りました。
『本当に・・・ごめんなさい・・・』

ベッドに横たわる王女、倒れたルミナス、悔しさを噛み締めるカエル達・・・
ブラックは一人、希望の園を見渡す見晴台で膝を抱え、肩を震わせ続けます。
様子を見に来た王子はブラックを君だけのせいじゃないと気遣い、
自分も戦う勇気が出なかった事を引き合いに出して慰めました。
そして固辞するブラックに戦士のお守りを差し出します。

『行こう、ブラック』
ホワイトはブラックが降りてくるのを信じて待っていました。
ルミナスのためにも、奪われたものは取り戻そうと、
スクエアを除く全員が暖かくブラックを迎え入れてくれます。
『自信が無ぇんなら一緒に来ねぇ方がいいぜ』
『それ以上言うのはやめて!私はブラックを信じてる』
毒づくスクエアに間髪いれず、きっぱりと返すホワイト。
さすがのスクエアも、それ以上何も言えません。

ダイヤモンドラインが奪われた事で、希望の園のバランスが崩れ始めました。
希望の泉の水が引き始め、泉が枯れる前にダイヤモンドラインを取り戻さないと、
希望の園は消滅してしまいます。
『私達は必ず約束を守ります。安心して待っていて下さい』
改めて王子達に約束し、カエル達と共に飛び立つプリキュア。
見送った後、王子も戦う意志を持って飛び立とうとしますが・・・
戦士のお守りをブラックに渡しているため飛び立てず、無様に転げ落ちました。だめだこりゃ。

船の墓場。その名に相応しく、色々な時代の行方不明になった船が集まる一帯に、
魔女の隠れ家がありました。プリキュア達の来襲を知り、
先手を打ってコウモリザケンナー達が襲ってきます。
カナヅチのブラックは海に落ちそうになって焦りますが、
ホワイトに手を掴まれて足場のある場所に着地。ブラックの本領発揮です。
次々とザケンナーを殴り倒し、とっさに伸ばした手がザケンナーの鼻の穴に入るなど
「軽さ」も散りばめながら、ホワイトと共に次々とザケンナーたちを蹴散らしていきました。
優勢と想われましたが、突如現れたボスザケンナーに叩きのめされる2人。

『負けられない・・・ルミナスのためにも・・・絶対に・・・!』
もう先ほどまでのクヨクヨしていたブラックではありません。
ルミナスのために立ち上がり、ボスザケンナーに凄まじい猛打を叩き込みます。
そしてホワイトと共に強烈な一撃を浴びせ、ボスザケンナーを海へと叩き落しました。
しかし、まだ終わっていません。再び姿を現すボスザケンナーを前に身構える2人。ところが・・・
モタモタしている奴は嫌いだという理由だけで、魔女に粛清されるボスザケンナー。
部下を部下とも思わぬ所業に、2人は怒って手を繋ぎ、
マーブルスクリューMAXの体勢に入りますが・・・
幾多の敵を打ち倒し、闇の戦士達を撤退させてきたマーブルスクリューMAX。
しかし魔女に片手で跳ね返され、プリキュアとカエル達の足場の船は炎上し、
後には引き上げて行く魔女の高笑いが響き渡りました。

船には火薬が積んであり、所々で爆発が上がります。
手分けしてカエル達を救出すべく船の中を探し回るブラックとホワイト。
ブラックは倒れたスクエアを見つけて助けに向かいますが・・・
救助した4匹のカエル達と共に近くの船へ上がったホワイトは、
背後の船が大爆発を起こすのを目の当たりにしました。
悲痛な叫びを上げるホワイト。しかしブラックがこれでやられる筈はありません。
爆風で飛んできた樽の中から、スクエアともう一匹と共に出てくるブラックに
胸を撫で下ろす一同。ところがあと一人、一番幼いマーキーズの姿が見当たりません。
まさか・・・嫌な予感が支配する中、近くを漂う瓦礫に
マーキーズのマントが引っかかっていました。仲間を失い、嘆き悲しむカエル達。
ブラックとホワイトは、再び無力感と絶望感に包まれました。

『もう余計な手出しはしねぇでくれ!誰のせいでマーキーズが・・・』
『それは違う!全ての原因を作っているのは闇の世界の魔女なんだ!』
口論するスクエアとラウンドですが、そんな事をしている内に
希望の園が消えてしまえばマーキーズも浮かばれません。
『許せない・・・絶対に・・・絶対に!』
静かに怒りを燃やすブラック、ホワイトと共に、
6人になってしまったカエル達は爆煙の横を、ふらつきながら飛んで行きます。
そして魔女のアジト、ザケンナー達が見張る洞窟を見つけました。

ちなみにマーキーズはといえば・・・
魔女の背後の首筋に引っかかって、ちゃっかり無事に生きています。
志村、うしろ!と言いたくなる程、マーキーズの存在に気付かない魔女。
どうもドリフネタが多いような気が・・・(苦笑)

そんな事とは露知らず、マーキーズの弔い合戦とばかりにザケンナー達を蹴散らしながら、
ブラック、ホワイトとカエル達は洞窟の奥を目指します。
最奥部で魔女の船を発見し、ブラックは見事魔女の手からダイヤモンドラインを奪い取りました。
しかしダイヤモンドラインは魔女の魔力の影響で非常に重くなっています。
重さにたじろぐブラックを狙い撃ちしようとする魔女を止めるホワイト。
ダイヤモンドラインをカエル達に託し、魔女に三度目の戦いを挑みます。
ルミナスやマーキーズの分の想いを込めて、反撃に転ずるブラック。
魔女は強く、一筋縄では行かない相手ですが・・・
『大事な事思い出した。今日はスーパーハバラのお菓子コーナー半額セールだったの。
 チョコレート買いだめしとこうと思ったのに、間に合わないじゃない!』
ホワイトは口を尖らせるブラックに少し呆れながらも、
ブラックらしさが戻って来た事に安堵しました。
『早く片付けてチョコ買いに行かなきゃ』
『そうね、売り切れちゃうもんね』
魔女の頭上からホワイトが、下からのブラックの一撃がモロに入り、
魔女の首筋からマーキーズが転げ落ちました(この事にまだ2人は気付いていません)
よろめく魔女のボディに凄まじい猛ラッシュを叩き込み、
そして壁に魔女を叩きつけるブラック。やった、と思いきや・・・
一点!そして一瞬!ほんの一瞬の油断だった・・・魔女はこの一瞬をのがさなかった!!
プリキュアは魔女が「あなどれない敵」だということを再び思い知らされた!
目にも留まらぬ速さで2人に近付いた魔女の、強烈な一撃が2人を襲います。

泉の水はどんどん引き続け、残された時間は僅かです。
カエル達は何とか希望の園へ戻って来たものの、
ダイヤモンドラインの重さにすっかり息が上がっていますが、
タイムリミットまでに宮殿へと運ばなければなりません。
懸命に運ぶも次々と脱落していき、残るのはラウンドとスクエアのみ。
2人だけでも運び続け、道の反対側からは目を覚ましたひかりが
ふらつきながら2人の許へと歩み続けます。

ブラックとホワイトは完膚なきまでに打ちのめされ、立ち上がる事が出来ません。
魔女も相当のダメージが残っていると見受けられますが、本当に強いのはこの私だと
ザケンナー達を引き連れて再びダイヤモンドライン奪還に向かいました。
魔女が出発したのを見計らって、隠れていたマーキーズがブラックとホワイトに駆け寄ります。
倒れたプリキュアを前に涙目のマーキーズですが、泣いてばかりではありません。
例の「かえるぴょこぴょこ~」で一人でも頑張って飛ぼうとします。
しかし傷ついた2人を連れて飛ぶにはあまりにも力不足です。
その時、ブラックが王子に託されたお守りが反応しました。

魔女の再来を知り、王子もいつまでも弱気ではありません。
馬を駆り、脱落した4匹のカエル達を連れてラウンド、スクエア達と合流しました。
そしてよろめきながら歩き続けてきたひかりも合流します。
容態を気遣われても、ひかりの使命感は揺るぎません。
逆にこれまで頑張ってきたカエル達を気遣い、王子と共に馬に乗って
ダイヤモンドラインを王宮へと運ぶ役を引き受けました。
馬を見送り、ほっと一息つくカエル達。しかし、まだ休息の時は訪れません。
空からザケンナー達が襲い掛かり、抗戦を余儀なくされます。
そして魔女は宮殿へと急ぐ馬と、その上のひかりと王子に目をつけていました。

やっと辿り着いたひかりと王子を、先回りした魔女が待ち受けていました。
プリキュアはお陀仏にして来たと言い放ち、改めてダイヤモンドラインを渡すよう迫る魔女を前に、
王子は精一杯の勇気を振り絞って剣を抜きます。
腰が引け、震えが止まらず、恐怖を隠せなくても、王子は退きません。

その頃、ザケンナーと苦しい戦いを強いられていたカエル達の前には
頼もしい援軍が到着していました。
『お待たせ!』『ごめんね、遅くなって』
復活したプリキュア、そして無事に生還したマーキーズ。
ザケンナー達を瞬く間に蹴散らし、魔女が宮殿に向かった事を知り、
みんなが頑張っているのに、自分が休んでいるわけには行かない、
と言うひかりの思いを噛み締めながら、急ぎ宮殿へと向かいます。

いくら勇気を振り絞ったとはいえ、王子の力ではとうてい太刀打ち出来ません。
王子に魔女の攻撃が迫るのを見て、その間に割って入り、身を挺して庇うひかり。そして・・・

駆けつけたブラックとホワイトが見たものは、くずおれるひかりの姿でした。
魔女やダイヤモンドラインに目もくれず、真っ先にひかりに駆け寄る2人。
そして、ブラックはただただ、ひかりに謝り続けます。
『私も・・・一緒に・・・ブラックや・・・ホワイトと一緒に・・・仲間と・・・一緒に・・・』
うっすらと目を開き、そして再び意識を失うひかり。
約束や友情を下らない物と扱き下ろす魔女に、ブラックの怒りが静かに沸き上がります。

『あなただけには、絶対に負けるわけには行かない・・・
 私達こそ教えてあげる。本物の強さも、美しさも、決して目に見えるものじゃない。
 どんなに強い人より、どんなに優れた武器より、人が人を信じる気持ち、
 仲間を大事に想う気持ちこそが、この世で一番強く美しい。
 一人はみんなのために、みんなは一人のために。
 その気持ちさえあれば絶対に負けない。負けるわけが無い!!
 そんな事もわからないあなたに、自分の仲間すら信じる事が出来ないあなたに、
 絶対負けるわけには行かないの!!!』

立ち上がり、手を伸ばし、手を繋ぐブラックとホワイト。
手を繋いだだけでザケンナー達を一斉に吹き飛ばすほど、その力は漲っています。
それでも、遂に本気を出し、巨大化する魔女との戦いはまだ終わりません。
自分以外の物は利用しのし上がるための道具でしか無く、
本物の強さの前では友情など役に立たないと、強大な力をもって2人を襲います。

『立てる?』
『体が、しびれて・・・でも、行くしかない。そうだよね・・・』
ブラックの目は全く諦めていなません。
『諦めるなんて・・・ぶっちゃけありえなーい・・・』
少しお茶らけて照れながら軽口を叩くホワイトかわいいよホワイト
抗う意志を固めるプリキュアを、倒れたひかりを
カエル達が、王子が、女王が、みんなが心を一つにして、
希望の園とダイヤモンドラインの力を信じて囲みました。
その動きに気付いた魔女の一撃が皆の死角から迫り・・・

魔女の動きを察したのは唯一人、スクエアのみです。
単身飛び出して魔女の一撃を止め、人知れず倒れるスクエア。
そんな中、ひかりはルミナスとして復活しました。
立ち上がる3人に、カエル達が次々に戦士のお守りを差し出します。
そして最後に、スクエアが傷ついた体でお守りを差し出しました。
『後は・・・頼んだぜ・・・』
皆の想いを受け、ブラック、ホワイト、ルミナスは金色に輝くスーパープリキュアへと変貌します。

漲る力で魔女を超高速であしらう3人。
魔女は先ほどブラックにぶちのめされた際、脇腹を痛めていました。
守るべきもののために、弱点となった脇腹目掛けて
エキストリームルミナリオを放ち、遂に魔女を倒しました。
ダイヤモンドラインが戻ると共に、希望の園を覆っていた暗雲が晴れます。
女王はダイヤモンドの奇跡だけでなく、同時に3人の勇気が奇跡を起こしたと微笑みました。

そして、別れの時が訪れます。
マーキーズと親しくなっていたため、別れを惜しんでダダをこねるポルンを
またいつか会えると慰めるひかり。
そしてなぎさとほのかは預かったお守りをカエル達へと返しました。
お守りがあればいつでも希望の園に来られるのですが、
お守りはカエル達の大切なものだと固辞して、
また力が必要な時は必ず助けに来ると約束します。
抱き合って泣くポルンとマーキーズ。別れを惜しむ空気の中、この場にいない者がいます。

一人見張り台に立つスクエアに、身を挺して助けてくれた事のお礼を言いに来る3人。
そっけない態度を取ろうとしていたスクエアでしたが、堪えきれない想いを吐露しました。
『許さねぇからな・・・帰るなんて、絶対に許さねぇからな!守るって約束したじゃねぇか!
 だったらずっとここにいろ!もうどこにも行くんじゃねぇ。帰らないって言いやがれ!』
『・・・スクエアの事、絶対に忘れない』
スクエアを優しく抱きしめるほのか。皆、涙を堪えられません。
『帰らないって言ってくれよ!なぁ!言ってくれったら!!』
スクエアの慟哭が響く中、一つの光が希望の園を離れて行きました。

『ごめんなさい。ちょっと色々込み入った・・・』
休憩時間を大分過ぎてしまったのではないかと、
おっかなびっくりアカネさんの元へ戻ってくるひかり。
しかしアカネさんの時間では、まだあれから30分も経っていませんでした。
雨が降り始め、雪城家に戻ったほのかも、さなえさんに頼まれていた
洗濯物を慌てて取り込み始めます。
希望の園での出来事は夢か現か、こちらの世界のほんの僅かな時間でした。
ダイヤモンドのお守りを惜しみ、藤Pに似ていた王子に少し未練を抱くなぎさを
ほのかは長くいればそれだけ帰りづらくなるとたしなめます。
その時、庭の片隅にカエルを見つけました。
『私達だけで飛んでみようか?』
手を繋ぎ、試しに例の「かえるぴょこぴょこ~」を唱えて跳んで見る2人。
当然飛ぶことは出来ませんが、あれは夢ではありませんでした。
小雨が降る空の下、なぎさとほのか、2人の笑い声が響き渡ります。


私がこの作品を観たのは何年前の事か、既に思い出せないくらい久々に見返しました。
今回の再見にあたるまで見返した事も少なく、
私自身随分と誤解と過小評価していた事が悔やまれます。
というのもあまりにも辛辣な態度を取るスクエア、
なぜかスクエアではなくほのかに八つ当たりしてしまうなぎさという第一印象があり、
DVDになかなか手が伸びませんでした。
しかしいざ見返してみると、スクエアが徐々に態度を軟化させて行く過程から、
彼は今作品のもう一人の主役と位置づけられると認識を改めさせられました。

スクエアの心変わりは後ほど改めて述べるとして、
今作の最大の見どころは、中々本領を発揮できないなぎさ=ブラックの描写だと思います。
既に初代シリーズを終え、プリキュアがどれだけ凄いものなのかは
観ている私達が一番良く知っています。
そして彼女が脆い内面を持つ事も知っているため、失態の責任を感じて
見張り台で一人耐える場面ではなぎさの嘆き、悩み、悲しみが
そのまま伝わって来るように感じられました。
なぎさ=ブラックはこんなもんじゃない、もっと凄いんだ!というジレンマを
観ている側が抱き続けるため、ボスザケンナーや魔女を相手に
猛ラッシュを叩きこむブラックの姿にカタルシスを覚えられるのではないでしょうか。
そして、『お待たせ!』『ごめんね、遅くなって』苦戦するカエル達の前に現れるこの場面も
「待ってました!」と言いたくなるカタルシスに満ちています。

今作のほのか=ホワイトは一歩引いた立ち位置を取る事が目立ちます。
しかしその姿勢がなぎさの良き理解者というべきか、
なぎさがとことん落ち込んでも一人ではなく、ほのかがいるという事実だけで、
大変な安心感が感じられる構成は見事です。
そしてスクエアの心を解きほぐす役割も担うキーパーソンともなるのですが、
個人的に印象深いのは何と言っても照れながら口にする
『ぶっちゃけありえな~い』です。
その言い回しや表情が可愛いのはもちろんの事、
これだけで追い込まれた状況が好転して見える程、インパクト抜群の場面でした。

マックスハートのTVシリーズの方向性がまだ定まっていない段階故の産物か、
ひかり=ルミナスの単独アクション描写という珍しさが目を惹きます。
アクションでの動かし方に試行錯誤が伺えるものの、
自己犠牲的要素の強いひかりの性格自体はTVシリーズとぶれていません。
また非力なひかり=ルミナスが弱った体を押して頑張る姿は健気で、
守ってあげたいオーラが漂っているのも共通しています(笑)
そして本編では滅多に見られない変顔のインパクトも強く、
途中退場しているために出番が多くないものの、
決してひかりの影は薄くなっていませんでした。

短い場面ながら、この3人のドレスアップに触れないわけには行きません(笑)
キュアホワイトを思わせる清楚なドレス姿のほのか。
とってもキュートなミニスカドレス姿を披露するひかり。
そして深くスリットの入ったチャイナドレス姿のなぎさが大変魅力的です。
直後にスクエアとのゴタゴタで険悪な空気になってしまうために
ドレス姿を堪能できる場面は少ないのですが、
改めて「なぎさは何を着ても似合う」という事実が思い出されます。

普段登場するサブキャラクターはさなえさんとアカネさんの2人しかいません。
(申し分程度に藤Pと木俣も登場しますが・・・)
しかしこの2人も短い登場シーンで普段どおりであったり、
普段と異なる魅力が描かれています。
さなえさんは本編同様、全てを見透かしているとしか思えないさりげない登場シーンが、
アカネさんはサバサバした姉御肌な態度の下に伺える、女性的な一面が垣間見えました。

カエル達はスクエアの他、野沢雅子さんが演じるリーダー格のラウンド、
ポルンと仲良くなり、マスコット的な愛らしさがあるマーキーズが目立つものの、
他の面々がやや個性に欠けるのが惜しいです。
のんびりやのオーバル、学者風のトリリアントにやや個性を感じられますが、
人数が多かったためでしょうか。
工藤静香さん本人に似せて描いたのか、雰囲気が似ている女王、
当初ヘタレだったものの、懸命に勇気を振り絞るまで成長する王子、
プリキュアに頼りっきりの他力本願ぶりがある意味印象的な(笑)ヒツジ執事。
彼らと合わせると、実に10名のゲストキャラクターがいる事になります。
次の劇場版以降、一転してゲストが少なくなるのは、この点を改善したのかもしれません。

何度と無く繰り返される「かえるぴょこぴょこ~」も、当初は浮いた感じが否めませんでした。
マーキーズを喪ったと思われている状況下では漂う悲壮感が脱力してしまい、
それ以外にも緊迫した空気に水を注しているように見てしまいました。
しかし、ドリフ世代の私はともかくとして、この早口言葉を知らない子供達には、
この台詞はかなりインパクトがあったと思います。
そしてこの言葉が何度も頻出するからこそ、ラストシーンでなぎさとほのかが
2人で飛ぼうと試みる場面に効いて来ます。
戦いを終えて戻ってきたら30分も経っておらず、夢だったのか現実だったのか。
夢ではなく、カエル達と手を携えて共に戦った事は確かに記憶に残っている、
住む世界は違えども、異なる世界に彼らがいて、またいつか会うことが出来るのだという
余韻を残す事に一役買っているように感じられました。

さて、スクエアのあまりの頑なな態度は、前述したように当初あまり気に入りませんでした。
しかし口だけ達者というようなキャラクターではありません。
台詞だけでは伝わらない表情の数々に複雑な想いが伺えたり、
なぎさを弁護するほのかの言葉にそれ以上何も言わなかったり、
物語が進むにつれて、次第に打ち解けていく様が見受けれます。
誰も気付かなかった危機に単身立ち向かい、
皆の危機を一人で救う場面で見事汚名返上し、別れの慟哭で名誉挽回するスクエア。
ところがこの号泣シーンで、あまりのツンデレぶりに
私ははからずも毎回大爆笑してしまいます。
これも今作でのなぎさ=ブラック同様、
徹底的に憎まれ口を叩き続けるからこそのカタルシスではあるのですが・・・(苦笑)

魔女へ反撃する際、気持ちの切り替えのきっかけがスーパーのチョコという点も、
既にMHの最終回、崩壊する世界を前に宿題やあさりの味噌汁がきっかけで
立ち直る姿
を知っていると感慨深いです。
そして本編も含めてなぎさの全台詞の中で最長と思われる台詞は、
この映画のみならず初代~MHという作品のテーマが、
ひいては後のシリーズにも通じるテーマが全て凝縮されているようです。
強さや美しさはひけらかすものではなく、一番強く美しいものは何なのか。
コブラージャさんとクモジャキーのラストバトルの答えとしても通用する言葉。
そして「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」という気持ち。
厳しい現実に向き合うための心構えを改めてなぎさから教わった事が、
この映画を見返しての一番の収穫となりました。

軽い気持ちで始めようとした劇場版レビューですが、
普段の本編の正味3倍近い分量のため、ぶっちゃけ少々疲れました(苦笑)
気軽に出来るものではない事を思い知りましたが、
他の劇場版についても触れたい気持ちはあります。
特に前から好きな作品である「鏡の国」と
先月BDで見て素晴らしい作品だと感じた「花の都でファッションショー」について、
いつか語りたいと思います。とりあえず不定期更新と言うことで、
明日のスイートプリキュア視聴に備えてこの辺で失礼いたします。
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まるっさ

まさしく『東映まんがまつり』というべき(笑)作品w ドラゴンボールとかが劇場版の強敵と普段とは違った世界とかで戦う、そんな感じの。

それだけに終始童心にかえってわくわくしながら楽しめた記憶があります。
ハートキャッチ以外のプリキュアも基本異世界でのバトルなのですが、この作品だけ特に『東映まんがまつり』チックなのはもちろん一作目ゆえの試行錯誤(見る側・作る側両方の)もあるでしょうけど、ここはそれこそ悟空などのジャンプヒーローにも負けないブラックのヒーローっぷりがそう感じさせるのだと思います。
・・・今更ながらやっぱり野沢雅子さん最高です☆ できれば僕より長生きしてくださいね・・・(おい)。

そしてそちらで挙げられたブラックの台詞にずきゅーんと心撃たれたのはいうまでもなく・・・思えばこのあたりからやっと作品そのものだけでなく、ブラック、ホワイトという個々のキャラに対して思い入れが強まったかと。

あとEDも珍しくそれこそ雨空のようにしっとりとした味わいがあって好きです。このままずっとなぎほのを楽しんでいきたいなと思ってた・・・そういう時期が僕にもありました(しみじみ)。

by まるっさ (2011-06-11 13:32) 

スティクス

>まるっささん
続けてのコメントありがとうございます。
なるほど、どこかで見た事がある空気だと思ったら「東映まんがまつり」ですね。
言われて納得しました。懐かしい・・・
そう考えると、「童心に帰ってわくわく」というコンセプトこそが
大切なのかもしれませんね。
確かにこの作品は異世界での戦いや、魔女の幽霊船、ダイヤモンドなど
子供をときめかせる材料には満ちていると思います。

そして、私も野沢さんのヒーローぶりはワクテカものでした。
さなえさんのような落ち着いたご老人役も良いですが、
やっぱり悟空や鉄郎を見て育った私には、
ラウンドや雪空のムタのようなお声を聞くと、
それだけで童心に帰れる気がします。

ラストの余韻も印象的ですし、なぎさとほのかの最初の映画として
やっぱり良作だったと思いますね。
by スティクス (2011-06-11 21:26) 

横浜学園都市部

初代好きな自分に取って、彼女達の活躍やそれを通して考えを改めるスクエアに関心を抱きますね。

スクエアはあんまり他人の力を借りずに自分で何とかしたい、というよりあんまり他人を信用していないように捉えてしまいますね。

妖精騎士の中で群れを好まない感じは「鳥人戦隊ジェットマン」の凱みたいにも思いますね。

しかし過程を通して成長していく姿もありましたので改めて感慨深いですね。

さて、この作品で他に注目してたのは、ハートを演ずる赤江フリーアナ(当時はABCアナ)です。

赤江さんは当時テレビ朝日に転勤して間もない頃に、この作品のアフレコに臨んでいたりしてました。

現在は羽鳥慎一フリーアナ共々テレ朝のニュース番組「情報満載ライブショー モーニングバード!」でも活躍をしています。(噂では犬猿の仲だとか)

スマイル2話でもふれていますが、そのお二人は、現在公開のオールスターズNew Stageでも、冒頭ではモーニングバードがそのままアニメ風に登場するそうです(赤江氏だけ別に重要キャラをします)。

そして赤江氏は、スマイル本編内でも登場が確定している模様です。

どんな活躍を果たすのか楽しみですね。
by 横浜学園都市部 (2012-03-23 12:45) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
私も初見時はスクエアの頑なすぎる姿勢が苦手だったのですが、
このレビューを書くために見返したあたりから、少し認識が変わりました。
あの「誰も気づいていない活躍」は、なかなか印象深いものでした。

あまりアナウンサーには詳しくないため、諸事情は今初めて知りました。
アナウンサーが声優挑戦となると、大抵キャスターやレポーター役なので
(トメさんの中松警部、なんてのはちと古いネタでしょうか・・・)
本編でも登場するとなると、どのような役回りなのかが気になりますね。
by スティクス (2012-03-23 23:17) 

:

初めまして:(ころん)と言います。
自分は逆にスクエアの存在が不満でもありましたね。
と言ってもスクエアが嫌いとかキャラが悪いと言っている訳ではなく彼自身は非常に素晴らしいキャラでした。
でも、妖精騎士は7匹もいるのでどうにもスクエアのキャラが濃すぎた為かどうにも他の妖精騎士のキャラをうすく感じたり、ドラマが足りなかったりと…まあ、キャラが多いし映画という尺もあったりで。
もしこれがTVだったり一匹ずつにスポットを与えて各々のエピソードで不満はなかったのですが。
7匹もいたのにちょっともったいないなというのがこの作品の唯一の不満でしたね。

それ以外の不満がない素晴らしい映画でしたね。ただ、ルミナスが好きなだけにもっと…というのがあったりしますが。
それでは、
by : (2013-03-17 16:14) 

スティクス

>:さん
はじめまして。って、面白いお名前ですね(笑)
この呼び方で宜しいでしょうか・・・ともかく、今後とも宜しくお願い致します。

>スクエアの存在が不満
ご指摘の通り、スクエアの個性が非常に強烈なため、
他の面々が薄くなってしまった感は否めませんね。
私としても今すぐ思い出せるのがラウンドとマーキーズだったりするので、
7人ではなく3~4人でも良かったかもしれません。

とはいえ、最初の映画だけにいろいろ試行錯誤があったと思います。
そしてこの作品があるからこそ、今に繋がる劇場版シリーズがありますから、
忘れ得ぬ作品である事には変わりありません。
by スティクス (2013-03-17 20:47) 

ドリームガール

7匹のカエル達がメップル、ミップル、ポルン、ルルンとお菓子(シュークリームやチョコレートなどの洋菓子)を食べたり、水着姿になってプールで遊んでいる漫画を作ってください。
by ドリームガール (2016-08-14 21:20) 

スティクス

>ドリームガールさん
初めましてでしょうか。コメントありがとうございます。
ただ、残念ながら私は絵が描けないもので…
どなたかが作っていただければよいのですが。
by スティクス (2016-08-27 10:04) 

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