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プリキュアと同名駅をゆく~「みらい平」 [プリキュアにちなんだ旅]

 「ドキドキ!」の頃にも主人公5人と同名の駅がありませんでしたが、これは「魔法つかい」でも同様です。「十六夜」や「花海」はともかく、「朝日奈」はありそうな気がしたのですが・・・。
 というわけで、現在放映中シリーズの駅が無いのも寂しいので、茨城にある「みらい」のニアミス駅までつくばエクスプレスに乗って行ってきました。
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 つくばエクスプレスに乗るのは、開業してすぐの頃に筑波山ハイキングへ行った以来10年ぶりくらいでしょうか。沿線にも足を運ぶ用が無く、なかなか機会乗るがありませんでした。久々に乗った印象では、平日午前中の下りなのに、けっこう乗っているな、という感じです。駅の間はまだ開発されていないところが多いのですが、どこも駅前にはマンションやショッピングセンターが立ち並び、ずいぶん変わったと思います。
 もともとは駅の間の農地が広がる光景が続いていた地域なのでしょう。常磐道を車で走っていると、利根川を渡る時など、横風に煽られたりするような平原だったのですが、これからも開発は進むのかもしれません。ちょっと前までは守谷サービスエリアなど、都心を抜けてちょっと走って一休み、という距離感覚だったのに、その守谷まで秋葉原から30分ほどで付いてしまうとは・・・。普段使いの総武線で秋葉原から30分だと、せいぜい津田沼くらいまでしか行けないので、つくばエクスプレスの「速さ」を「早さ」としても実感しました。

 その守谷の隣が、今回の目的地みらい平です。もともとは常磐道のインターチェンジに名が残る「谷和原」だった地域の筈が、大合併の結果、私の嫌いなキラキラネーム市名「つくばみらい市」になったとの事。イメージも大切ですが、こういうセンスって何とかならないものでしょうか・・・。それでもまだ、どこにあるのかさっぱりわからない「さくら市」や「みどり市」よりも、「つくば」が入っているだけマシだと考えます。
 いきなり苦言から入ってしまったのですが、その「つくばみらい市」が、駅前で出迎えてくれました(苦笑)
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 駅周辺は、つくばエクスプレス開業に合わせて再開発されたと思われ、小奇麗に区画整理された街並みが広がっています。そのため、やや散策の面白みに欠けるんじゃないかと思いながら、とりあえず歩き回ってみることにします。まず道路を渡り、駅舎周辺を眺めてみました。
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 逆光になってしまいましたが、駅舎はこんな感じでした。中央のカマボコ屋根の建物です。
 駅前にはロードサイド店舗のような雰囲気のスーパーが目立つ程度で、他にはこれといったものが見当たりません。なぜか飲み屋が目につくのに、ランチ営業してそうなお店も、駅前にあまり見当たりませんでした。新興住宅地だけに、昼間人口が少ないのでしょうか・・・?

 少し歩くと大きな通りに出ました。
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 しかし、人がいない・・・。車もあまり通らず、なんだか異次元空間に迷い込んだような気分です。
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 もっとも、空が広いので、散歩と考えればなかなか爽快ではありました。
 
 ただ、やっぱり殺風景なので、脇道から住宅地を経由して一旦駅に戻ってみることにします。いつも通りネタになりそうなものがあれば採取するつもりで、周囲を見回しながらゆっくり歩きます。ただ、誰もいない住宅地を平日の昼間に余所者がキョロキョロしながら歩いていると、なんだか不審者に思われそうです(笑)。
 真新しく小奇麗な一戸建てと、小規模のマンション、アパートが立ち並ぶ区画整理された住宅地に、ネタ要素など無いと思っていたら、インパクトある名前のマンションがありました。さすがに住戸を移すわけには行きませんので、銘板だけ写します。
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 ここにはサムス・アランが住んでいるのでしょうか(笑)。そして「I」があるなら「II」や「スーパーメトロイド」とかがあったりして(なわけない)。

 このまま進んで行くと、なんと「立浪部屋」がありました。ここから国技館に通うのは遠いんじゃないかと思いましたが、先ほどのつくばエクスプレスで秋葉原へ出て総武線で2駅なら、以前中野新橋にあった貴乃花部屋と時間距離はさほど変わらないのかもしれません。もっとも、部屋の写真は撮り損ねてしまいました。普段周囲に相撲部屋がある地域に住んでいると、さほど珍しくなかったもので・・・と言い訳しておきます。相撲ファンなのに・・・

 そのまま道を進んで行くと、なんということでしょう。「フェリーチェ」という名のアパートがありました。こちらの銘板を写そうとすると、どうしても住居部分が写ってしまうので、こちらを撮影しました。
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 はーちゃん専用ゴミ集積場(笑)。そして非番とは言え、良く晴れた平日の午前中に、ゴミ集積場の写真撮ってる私っていったい・・・

 高速走行しているだけに、厳重に金網に覆われた線路を越えて、駅の反対側へ行ってみました。
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 こちら側も、やや殺風景な空間が広がっており、あまり見るべきものは無さそうです。
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 この「駅めぐりシリーズ」では地図を使わずに直感と勘だけで歩いているのですが、どうも方向感覚がわかりにくい街並みで、ちょっと道に迷いました。気づいたら広い公園に出ており、公園の向こう側には常磐道と、筑波山が望めます。
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 この写真だと分かり辛いんですが、一応、筑波山は中央やや右寄りにあります。

 この公園、広い空間の中に木が残された一角があり、さながら杖の木のような雰囲気です。
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 おそらくご神木なのでしょうか。区画整理や公園整備を乗り越えて残された一角に、「みらい」の中の「過去」をみたような気がします。

 昼食をどうしようかと思っていたところ、駅へ向かう途中で「つくば美豚」というコピーが目に留まり、こちらの定食屋さんへお邪魔する事にしました。メニューの中心はラーメンのようですが、そのつくば美豚を使った生姜焼き定食、そして炙りチャーシュー定食もあり、チャーシューがおかずの定食とは珍しいのでこちらを頂きました。
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 チャーシューはほろほろと口の中で溶けるような柔らかさで、美味しゅうございました。

 そして駅へ向かう道すがら、これまで「~みらい平」や「みらい平~」という店や地名は目にしたものの、ずばり「みらい」が無いと思っていたところ、こちらの看板を見つけました。
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 どうやら不動産屋さんのようです。ワクワクもんだぁ!

 まだ生まれて間もない発展途上の町らしく、これといった見どころは見当たりません。しかし、「みらい」に向けてこれから少しずつ歴史を積み重ねて、独自の町になって行くところだと思います。10年ほど後に訪れると、また違った発見がある町になるのかもしれません。
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急行・快特本八幡

みらい平駅のほかには、ニアミス駅でしょうか、横浜のみなとみらい線に「みなとみらい駅」があり、この駅は桃太郎電鉄シリーズでは単に「みらい」となる駅です。「はなみ(花海)」という駅も福岡県古賀市に西鉄宮地岳線(現在の貝塚線)「花見」駅、石川県にものと鉄道能登線「波並」駅が存在しており、いずれも廃止となっています。
by 急行・快特本八幡 (2016-12-14 05:56) 

スティクス

>急行・快特本八幡さん
みなとみらい駅は何度も行ったことがあるので、まだ行ったことが無いみらい平に行ってみました。あちらはプリキュアオールスターズの聖地としても有名ですし、あえて私が紹介するまでもないかな、と思いまして。
ニアミス駅を含めると結構な量になるので、今後これらを巡るかは未定です。いくら私がイース様信者でも、「東××」を入れると収拾がつかなくなってしまいますから。廃駅についても同様です。
by スティクス (2016-12-14 07:42) 

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