『剱崎』を再訪してみました [プリキュアにちなんだ旅]
最近公私ともに忙しく、少し余裕がなくなっていたようで・・・
海でも見て心機一転リフレッシュしようと、約4年前に訪れた三浦半島の先端へ行ってきました。
当時は下調べせずに訪れたので、今回は少し事前調査をしてみると、剱崎から海岸沿いに岩礁を伝うルートが「関東ふれあいの道 三浦・岩礁のみち」というハイキングコースになっているようです。運動不足気味の身ではありますが、その10㎞ほどの道のりを歩いてみました。
※「旅行」カテにするつもりが、予想外の発見があったので「プリキュアにちなんだ旅」にしています。
以前訪ねた時と同じく、京急三浦海岸駅から剱崎行きのバスに乗り、前回降りた「剱崎」バス停の一つ手間「松輪」で下車。ここから約10㎞の道のりが始まります。
キャベツ畑が広がる先に海が見える車道をしばらく進むと、
うっそうと茂る木立の間の下り坂を降りて行きます。
すると小さな漁港がありました。ここまで約1.5㎞。
漁港の端の細い入口から、本格的な岩礁ルートが始まるようです。(この時はまだ「ヤツら」がおとなしかったので気にならなかったのですが・・・)
岩礁地帯に足を踏み出すと、以前訪れた剱崎灯台が見えました。
砕けた貝殻でうっすらピンク色に染まった浜。海水も透き通っていてきれいです。
剱崎灯台の下にあった碑。
反対側はこんな感じです。海と岩礁が織りなす雄大な光景が広がっています。
入り江の海水は透き通っていて美しく、ここは本当に神奈川県なのか、信じがたい気分です。
ワイルドな趣の橋。その横には
海蝕洞が口を開けていました。(まだこのときは「ヤツら」の気配がありません)
橋を渡った先、右手に繁る草むらのあたりから、少し嫌な気配を感じ始めました(汗)
風も無いのに、私が歩くと共に、カサカサ音を立てながら草が揺れます。
ふと足元を見ると・・・フナムシが2~3匹、草の間に逃げ込むのが見えました。ということは、この草の根元には、そして草を揺らしているものは・・・一気に鳥肌が立ってきました。
なるべく足元を見ないようにして、草が無いところを歩こうとしたのですが、道は無情にも
こんな感じで続いています。私が歩く度、両側の草がカサカサ言ってます。風はありません(汗)。緑川なおちゃんでなくとも、これはキツいでしょう・・・
もしも焦ってバランスを崩し、草むらに転倒でもすれば、それこそ目も当てられません。注意深く、かつ足早に、この地帯を抜けました。
木立の道を抜けると一気に視界が開けます。この雄大な景色の前では、3~4匹のフナムシが這い回っていてもさほど気になりません。
ルート上の至る所にこのような標識があり、道に迷わず歩けます。フナムシさえ気にならなければ、手軽に絶景を堪能できる良いコースだと思います。
江奈湾からしばらくは、小さな集落の中の車道を行きます。「剣崎小学校」(ここはまこぴーと同じ漢字表記です)を横目に過ぎ、
葦が繁る干潟を横目に進んで行くと、
道が二手に分かれます。実はハイキングコースは右手の道で、前回見失ったバス通りも、こちらでした。
直進する道の先には、前回通過したトンネルが見えます。
坂を上って再び畑の間の道を行き、
毘沙門天にお参りして
再び海岸へ。
くどいようですが、神奈川県、それも都営浅草線から一本で来られるところとは、にわかに信じがたい光景が続きます。
すると行く手にスーパーマリオのフィールドのような道が現れました。
これだけなら楽しそうな道ですが、この杭の根元には例の如くフナムシが蠢いておりまして・・・。バランスを崩さないよう右の岩壁に手を付きながら進もうにも、実は右の岩壁にもフナムシの群れが(汗)。落ちたら(別の意味で)死ぬ。まさにスーパーマリオです。
細心の注意を払い、なんとか通り抜けました。
ここまでで道中の3分の2を消化し、毘沙門湾へ。囲炉裏で焼いた魚が有名という、毘沙門茶屋さんで昼食にすることにしました。すると店内には・・・
いちか(の中の人)のサイン、だと・・・!?
まさかこんな出会いがあるとは思わず、本当に驚きました。他にも具体名は挙げませんが、数々の著名人のサインがありました。
そして焼き魚は評判通りの絶品。今までの人生でこんなに香ばしい焼き魚を食べたのは初めです。三浦大根の切干大根、三浦の春キャベツの胡麻和え等、付け合せも絶品で、美味しゅうございました。
ただ左党の私としては、この後も岩礁歩きがあるため、アルコールを控えなければならなかったことが残念です。メニューにあるサザエなど肴にしてビール飲んだら最高だと思うのですが・・・次の機会には岩礁歩きではなく、この店を目的にしたいものです。それだけの価値があるお店でした。
再び岩礁地帯へ。もはや草むらがガサガサ言うのは慣れました(笑)
こんなに広々とした岩棚や、
荒々しく流れ込み、流れ去る潮を見ていると、
些細なことに怯えたり、悩んだりするのが実に小さく思えて来ます。
「盗人狩」という、泥棒も足をすくませてあっさり捕まったと言う崖を眺めて、
はるかカナタへ広がる外海の果てしない広さを実感し、
再びワイルドな道(頭上に覆いかぶさっている岩壁にもフナムシが蠢いています)を通過して
風力発電の風車が見える宮川湾へ。正味4時間ほどの道のりを踏破しました。
この後は城ヶ島へ渡り、
「きららの湯」で疲れを癒して帰って来ました。お風呂は人工温泉ながら、広い海を見ながらの露店風呂がなかなか快適でした。
「剣崎」と「きらら」は計画通りでしたが、まさかいちかにも縁があろうとは・・・
そして心身ともに少し疲れていたタイミングでこの景色に触れ、再びモチベーションが沸いて来ました。改めて仕事(とプリキュア再視聴感想)に向けて頑張ろうという気になった、有意義な旅行でした。
都営浅草線から京急方面の終点手前まで行って20分ほどバスに乗ればこの体験ができますので、日帰りプチ旅行にいかがでしょうか。フナムシさえ気にならなければ絶景を楽しめるお勧めコースです。
海でも見て心機一転リフレッシュしようと、約4年前に訪れた三浦半島の先端へ行ってきました。
当時は下調べせずに訪れたので、今回は少し事前調査をしてみると、剱崎から海岸沿いに岩礁を伝うルートが「関東ふれあいの道 三浦・岩礁のみち」というハイキングコースになっているようです。運動不足気味の身ではありますが、その10㎞ほどの道のりを歩いてみました。
※「旅行」カテにするつもりが、予想外の発見があったので「プリキュアにちなんだ旅」にしています。
以前訪ねた時と同じく、京急三浦海岸駅から剱崎行きのバスに乗り、前回降りた「剱崎」バス停の一つ手間「松輪」で下車。ここから約10㎞の道のりが始まります。
キャベツ畑が広がる先に海が見える車道をしばらく進むと、
うっそうと茂る木立の間の下り坂を降りて行きます。
すると小さな漁港がありました。ここまで約1.5㎞。
漁港の端の細い入口から、本格的な岩礁ルートが始まるようです。(この時はまだ「ヤツら」がおとなしかったので気にならなかったのですが・・・)
岩礁地帯に足を踏み出すと、以前訪れた剱崎灯台が見えました。
砕けた貝殻でうっすらピンク色に染まった浜。海水も透き通っていてきれいです。
剱崎灯台の下にあった碑。
反対側はこんな感じです。海と岩礁が織りなす雄大な光景が広がっています。
入り江の海水は透き通っていて美しく、ここは本当に神奈川県なのか、信じがたい気分です。
ワイルドな趣の橋。その横には
海蝕洞が口を開けていました。(まだこのときは「ヤツら」の気配がありません)
橋を渡った先、右手に繁る草むらのあたりから、少し嫌な気配を感じ始めました(汗)
風も無いのに、私が歩くと共に、カサカサ音を立てながら草が揺れます。
ふと足元を見ると・・・フナムシが2~3匹、草の間に逃げ込むのが見えました。ということは、この草の根元には、そして草を揺らしているものは・・・一気に鳥肌が立ってきました。
なるべく足元を見ないようにして、草が無いところを歩こうとしたのですが、道は無情にも
こんな感じで続いています。私が歩く度、両側の草がカサカサ言ってます。風はありません(汗)。緑川なおちゃんでなくとも、これはキツいでしょう・・・
もしも焦ってバランスを崩し、草むらに転倒でもすれば、それこそ目も当てられません。注意深く、かつ足早に、この地帯を抜けました。
木立の道を抜けると一気に視界が開けます。この雄大な景色の前では、3~4匹のフナムシが這い回っていてもさほど気になりません。
ルート上の至る所にこのような標識があり、道に迷わず歩けます。フナムシさえ気にならなければ、手軽に絶景を堪能できる良いコースだと思います。
江奈湾からしばらくは、小さな集落の中の車道を行きます。「剣崎小学校」(ここはまこぴーと同じ漢字表記です)を横目に過ぎ、
葦が繁る干潟を横目に進んで行くと、
道が二手に分かれます。実はハイキングコースは右手の道で、前回見失ったバス通りも、こちらでした。
直進する道の先には、前回通過したトンネルが見えます。
坂を上って再び畑の間の道を行き、
毘沙門天にお参りして
再び海岸へ。
くどいようですが、神奈川県、それも都営浅草線から一本で来られるところとは、にわかに信じがたい光景が続きます。
すると行く手にスーパーマリオのフィールドのような道が現れました。
これだけなら楽しそうな道ですが、この杭の根元には例の如くフナムシが蠢いておりまして・・・。バランスを崩さないよう右の岩壁に手を付きながら進もうにも、実は右の岩壁にもフナムシの群れが(汗)。落ちたら(別の意味で)死ぬ。まさにスーパーマリオです。
細心の注意を払い、なんとか通り抜けました。
ここまでで道中の3分の2を消化し、毘沙門湾へ。囲炉裏で焼いた魚が有名という、毘沙門茶屋さんで昼食にすることにしました。すると店内には・・・
いちか(の中の人)のサイン、だと・・・!?
まさかこんな出会いがあるとは思わず、本当に驚きました。他にも具体名は挙げませんが、数々の著名人のサインがありました。
そして焼き魚は評判通りの絶品。今までの人生でこんなに香ばしい焼き魚を食べたのは初めです。三浦大根の切干大根、三浦の春キャベツの胡麻和え等、付け合せも絶品で、美味しゅうございました。
ただ左党の私としては、この後も岩礁歩きがあるため、アルコールを控えなければならなかったことが残念です。メニューにあるサザエなど肴にしてビール飲んだら最高だと思うのですが・・・次の機会には岩礁歩きではなく、この店を目的にしたいものです。それだけの価値があるお店でした。
再び岩礁地帯へ。もはや草むらがガサガサ言うのは慣れました(笑)
こんなに広々とした岩棚や、
荒々しく流れ込み、流れ去る潮を見ていると、
些細なことに怯えたり、悩んだりするのが実に小さく思えて来ます。
「盗人狩」という、泥棒も足をすくませてあっさり捕まったと言う崖を眺めて、
はるかカナタへ広がる外海の果てしない広さを実感し、
再びワイルドな道(頭上に覆いかぶさっている岩壁にもフナムシが蠢いています)を通過して
風力発電の風車が見える宮川湾へ。正味4時間ほどの道のりを踏破しました。
この後は城ヶ島へ渡り、
「きららの湯」で疲れを癒して帰って来ました。お風呂は人工温泉ながら、広い海を見ながらの露店風呂がなかなか快適でした。
「剣崎」と「きらら」は計画通りでしたが、まさかいちかにも縁があろうとは・・・
そして心身ともに少し疲れていたタイミングでこの景色に触れ、再びモチベーションが沸いて来ました。改めて仕事(とプリキュア再視聴感想)に向けて頑張ろうという気になった、有意義な旅行でした。
都営浅草線から京急方面の終点手前まで行って20分ほどバスに乗ればこの体験ができますので、日帰りプチ旅行にいかがでしょうか。フナムシさえ気にならなければ絶景を楽しめるお勧めコースです。
今度は「剣崎」ですか。
でも驚いたのは、「毘沙門茶屋」にいちか役の美山加恋さんが訪れたとは!! 訪れたのは「2013年」とありますから、「ドキドキ」真っ最中です。その4代後の主人公に自分がなろうとは!
by MP (2017-05-17 00:18)
>MPさん
約4年ぶりとなりますが、近場なのにずいぶん遠くに来た場所のようで楽しめます。
>「ドキドキ」真っ最中
私が前回この付近を訪れた時には、既にいらしていたようです。何かの収録だったのか、今となっては定かではありませんが・・・
フナムシさえ克服すればいいところなので、機会があればぜひどうぞ。
by スティクス (2017-05-17 22:38)
リフレッシュにも冒険にもなったようで 良かったですね。それにしても、素晴らしい行動力です。
いちかさん、、、びっくりですね。
by 悩める父メフィスト (2017-05-21 18:58)
>悩める父メフィストさん
コメントありがとうございます!
ここは意外とバス停から行きやすく、車の場合も停められるところが多いので、手軽に行けていいですよ。
フナムシさえ気にならなければ、ですが・・・
美山加恋さんのサインは予想外で驚きました。同じ店であの香ばしい焼き魚を召し上がったのかと思うと、感慨深いです。
by スティクス (2017-05-21 22:56)
そして 宮本佳那子さんが 療養から復帰して ED再参戦ですものね!。
by 悩める父メフィスト (2017-05-23 22:40)
>悩める父メフィストさん
「剣崎」繋がりですね!
5GoGo!以来のED再起用には驚きました。
無事復帰されて何よりです。
by スティクス (2017-05-24 07:36)