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フレッシュ第6話『消えたハンバーグ!大好きなものを守れ!!』 [フレッシュプリキュア!]

最近は残業が多く、21時に炊けるようセットした炊飯器のおかげでご飯はありますが、
おかずは惣菜を使うことが多くなりました。
「自炊」を続けるというのは結構難しいことです。
一人暮らしの場合、自分の気分や懐具合に応じて外食や惣菜でも構いませんが、
家族がいる場合、料理の先に見える家族の顔があるからこそ、
頑張れる、かつ作り甲斐があるのだと思います。
そして、家族の手伝いがあるからこそ・・・
  
今回はラビリンス総統メビウスの前に呼び出される洋館三人組から始まりました。
2回ぶりのイース様の登場です。
メビウスも野望を妨げるプリキュアの存在に対し危機感を抱き、
イース様達に一刻も早く退けろと指示します。
そして今回はサウラーの初出撃と相成りました。

所変わって町のスーパー。ラブの母あゆみさんはスーパーのレジで働いているようです。
そこにダンスレッスンの後、夕食の食材を買いに来るラブたち三人。
母子の会話から、仕事が遅い日はラブが夕食を作っていることが伺えます。
今夜はハンバーグを作るための食材を買ったラブに、
付け合せとしてラブの苦手な人参を追加するお母さんでした。

余談ですが、ラブは「簡単」と言っていましたが、ハンバーグは
・・・玉ねぎをみじん切りにして炒め、冷ましてから挽肉・卵・パン粉と混ぜて種を作り、
よくこねて形を作って両面を強火で焼き色をつけてから、弱火でじっくり中まで火を通す・・・
結構手間のかかる料理だと思いますが・・・

夜の学校に現れるサウラー。FUKOのゲージを効果的に上げるには、
大人より純度の高い子供の悲しみを集めればいいと、子供の好きなものを消そうと目論見ます。
まさに外道です。黒板と黒板消しをナケワメーケにするサウラー。

その頃、ラブは両親の分と合わせて三人分のハンバーグを完成させたところでした。
タルトも食べたそうにしていましたが、タルトの夕食はドーナツのようです。
ラブは付け合せの人参をどうしようか迷っていますが、宅配便が来て玄関へ。
その隙を狙ってタルトがつまみ食いしようとしますが、
ナケワメーケの力により、ハンバーグの「存在そのもの」が消えてしまいます。
他の家の食卓や、ハンバーガーの中などからも・・・
戻ってきたラブはハンバーグが消えたことに気づき、当然タルトを疑います。
が、お母さんも帰ってきてしまい、お母さんへの弁解をしますが、ラブが食べたと疑われ
好き嫌いを直して欲しいから人参を入れたというお母さんに対し
これから作ろうと思っていたと反論したところ、そこから親子喧嘩が始まり・・・
『一生懸命やってるのに・・・お母さんなんて大嫌いだよ!』と
泣きながら部屋にこもってしまうラブ。
町でも同じようにハンバーグが消え、サウラーの目論見通り、不幸が集まっているようです。
まさに外道です。

翌日、公園に集まった三人。美希とブッキーは事情を聞き、
『もうお手伝いなんてやらない』というラブに、
『お手伝い、どうして始めたの?』と問いかけるブッキー。
『遅くまで働いて、いつも頑張っているお母さんを見ていたら応援しなきゃって』
とラブ。小さいときからお手伝いしてきたことを思い出し、
『そんなに頑張ってるお母さんを嫌いになっちゃったの?』と諭すブッキー。
そして美希の提案で、今夜の食材をお母さんのスーパーに買い物に行く事に。
同じ頃、仕事中のお母さんも、少しきつく当たりすぎたと思ったのか、
早く帰ってご飯作ろうと早退してしまい、すれ違いに・・・

夕方になり、本格的に作戦を開始したサウラーの手により、
「ゲーム」「お菓子」「ドーナツ」など、どんどん消されてしまいます。
まさに外道です。
ラビリンスの仕業と気づき、元凶を探すラブたち三人。
そのころサウラーは『お母さん大好き』という親子を見て、
子供が本当に大切な「母」の存在を消そうとして・・・

元凶を探している途中に自宅の前を通りかかり、急にお母さんが心配になります。
心配するラブを気遣い、お母さんに会ってくるよう促す美希。
そして玄関を開け、台所へ向かいます。
『お母さんはいつも一生懸命で、だからお手伝い頑張ろうと思ったんだ』
味噌汁を調理中のお母さんの姿が見え、
『大嫌いなんて言ったけど、やっぱり私、そんなお母さんが・・・』
とお母さんの元へ行こうとした目の前で、ついに「母」が消されてしまいます。
ついさっきまで、そこにいたはずのお母さんが消え、
持っていたおたまが床に落ちる乾いた音が響く台所・・・
先ほどの親子のお母さんも消え、夕焼けの下、取り残されたレジ袋と転げ落ちたリンゴ・・・

打ちひしがれるラブの元に、サウラーの居場所を突き止めた美希、ブッキーが駆けつけます。
『私達の家族を取り戻しに』戦いに向かう三人。
サウラーと相対し、卑怯だと責めますが、『知的と言ってくれたまえ』と居直るサウラー。
イース様や憎めないウエスターと異なり、まさに外道です。
黒板消しナケワメーケに立ち向かいますが、チョーク攻撃などの前に苦戦します。
が、「お母さん」のことを思い出し、奮起するプリキュア達。
パイン、ベリーと続き、ピーチが思いのたけを込めた渾身の一撃でナケワメーケ撃退。
『少し計算が違ったようだ』と、捨て台詞を残して撤退する外道サウラー。

そして三人それぞれ心配な家族の元へ向かいます。
ラブが灯りの消えた家の玄関を開けると・・・灯りが付き、お母さんが出迎えてくれました。
感極まってお母さんに泣き付き、謝るラブ。
お母さんも言い過ぎたと謝り、いつもお手伝いしてくれるラブに『ありがとう』と言います。
お母さんの作った夕食の他、いつの間にか戻ってきたハンバーグも加わり
ボリュームたっぷりの夕食。その前に・・・人参グラッセを食べるよう勧めるお母さん。
美希、ブッキーもそれぞれの家庭で食卓を囲み、
戻ってきた町の明かりをバックに『お母さん大好き』というラブの独白で締めます。

ところでラブのお父さんはわりとお調子者のようで、
『しあわせグットだよ』『しあわせバットだよ』とおちゃらけていました。
その夫婦間のやりとりは、初代の美墨夫妻を彷彿とさせます。

今回はおそらくMHの以来の親子喧嘩で、親子間のすれ違いと、
不安を煽る夕暮れの演出が相俟って、秀逸なエピソードでした。
いくつになっても親にとって子は子。
先日実家に帰ったばかりの私にとっても、感慨深い内容でした。
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