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第8話『プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?』 [ふたりはプリキュア]

ファンの間で語り草となっている、ふたりはプリキュア第8話。
名エピソードと名高いだけに私自身何度か見返したはずなのですが、
改めて緻密な構成と演出に感銘を受けました。

歴代シリーズを振り返ると、
意外にもスプラッシュスター本編では「二人のケンカ」は思い当たりません。
これは今回のエピソードの二番煎じにならないようにした配慮かもしれません。
今回に近い話だと、「姉」の咲と「妹」の舞の違いを描いたエピソードがありました。
もっとも、劇場版では大ゲンカする咲と舞ですが・・・。

プリキュア5では今回に近い話で、ケンカではないですがりんとかれんの意地の張り合い。
そして中盤で描かれた、背筋が寒くなるような5人の関係悪化と疑心暗鬼、
絶望的な状況のエピソードが強烈に印象に残っています。
また、5GoGoでのケーキをめぐる珍ゲンカ?などが思い出されます。

さて、「美墨さん」と「雪城さん」のケンカの行方は・・・
  
いつものなぎさの回想中も、目線に飛び込んでくるほのかと藤P。
二人が気になって仕方の無いなぎさは、志穂と莉奈とのやりとりや、
国語の授業中も上の空。朗読するほのかを見て、
『私と正反対。っていうか私が男子なら好きになりそうなタイプ』
とちょっと危ない事を口に出して言っています。
よし美先生に気づかれて『教科書の続き、読む気あるかしら?』
『喜んで・・・』と、苦笑いして答えます。

藤Pとの関係が気になるなぎさですが、なかなかほのかに聞く事ができません。
ほのかと二人きりになり、「話がある」とまでは切り出したようですが、
そんななぎさを茶化すかのように、
『君にも恋をする者の気持ちがわかる筈メポ』と言った後、
ミップルになにやら耳打ちをするメップル。
『何話しとんじゃー!』と怒鳴るなぎさですが、結局ほのかには話を切り出せません。

ほのかの部屋、ミップルの何気ない『ほのかは好きな人いないミポ?』という一言が、
今回の衝突のきっかけかもしれません。
『好きな人?別にいないけど?』と、あっさり返すほのか。
藤Pに憧れているなぎさの気持ちを、察する事ができなそうな雰囲気が伝わります。
『でも、なぎさは違うみたいミポ。藤Pって人が気になってるらしいミポ』
そこにさなえさんが現れ、話が中断されます。
夕陽の差し込む縁台で、なぎさが来たときのほのかが、とても楽しそうだった。
いいお友達ができてよかったね、とさなえさんに言われ、『友達・・・か』と呟くほのか。
改めてなぎさの事を「友達」として意識し始めたようです。

一方のなぎさは部屋で前転後転を繰り返して悶々としていました。
そして半端なちょっかいを入れたために、お約束通り被害に遭う亮太・・・

翌朝通学中の駅前。なぎさの前に現れたのは、藤Pと一緒のほのかでした。
挨拶を交わすなぎさは、藤Pに「青だよ」と言われて初めて信号に気づくほど、
「幼馴染」の二人が気になって上の空です。
この信号の音は「通りゃんせ」ですが、その歌詞「行きはよいよい帰りはこわい」を思うと、
普通は気づかない信号の音を、あえて気づくようにしている演出かもしれません。

ほのかと普通に会話する藤Pと、ちょっと藤Pがこっち向いただけで赤くなるなぎさの
ぎこちない一人を除いて三人で登校する風景です。
『藤村君って昔からそうね』というほのかの一言にも『(昔から・・・)』と、気になる様子。
そんななぎさの様子を見て、なにか考えるほのか。突然、
『そういえば、二人の事、ちゃんと紹介してなかったなって思って』
と切り出し、『え゛!?』と絶句するなぎさと、『・・・え?』と微妙な反応の藤P。
心の準備も出来ていないなぎさには、あまりに突然で戸惑うのも無理はありません。
一応名前程度の自己紹介をなんとか交わすことのできたなぎさですが、
そこに現れた藤Pの友人、木俣を交えた三人を見て、
『(なんか、仲良さそう)』と、ますます気をもんでしまいます。

そして唐突に、『でも良かったわ、美墨さんに藤村君を紹介できて』とほのか。
さらに『だって、前から話したいと思ってたんでしょ?』
『ちょっと、雪城さん!』と、あまりの事に戸惑い、声を荒げるなぎさ。
顔から火が出そうになり、『そんなの・・・そんなの・・・・ありえないっ』と
居たたまれなくなって駆け出していくなぎさを追うほのか。取り残され呆然とする藤Pと木俣。

なぎさは直接藤Pの事をほのかに話したことはなく、「なぎさ→メップル→ミップル→ほのか」
と間接的にほのかがこの事を知ってしまったため、なぎさからすれば唐突すぎる事。
ほのかに悪意が全くないことが、事態に拍車をかけています。

河川敷でなぎさに追いつくほのか。
『待って美墨さん。私何か・・・』『余計な事しないでよ!』
『え・・・?私はただ、あなたと藤村君が話せるきっかけができればいいと思って・・・』
『それがおせっかいだって言うのよ。勝手に決めないでよ!
 私がどうしたいかなんて、なんであなたに分かるのよ。
 それとも自分が考えてる事はいつも正しいとでも思ってるの?
 ちょっと無神経すぎるんじゃない?』
『無神経って・・・』『雪城さんなんかに、私の気持ちが分かるわけない』
『美墨さん!』『もういいからほっといて!!』
と、ほのかの手を振り払うなぎさ。そして、感情のままについ決定的な一言を・・・
『あなたなんてプリキュアってだけで、
 友達でも何でもないんだから!!』
絶句するほのか。警告するように電車の警笛が鳴り響き、鉄橋を渡る電車の音。
そして、失言に気づくなぎさ。
『・・・そうね・・・余計な事だったかもね・・・』
今にも消え入りそうな声で、背を向けて歩き出すほのか。その表情は伺えません。

先述のさなえさんとのシーンで、なぎさを「友達」として意識した矢先なので
ほのかも心に大きなダメージを負ってしまった事が感じられます。

授業中、浮かない表情のほのか。
志穂・莉奈と三人で屋上で昼休みを過ごすなぎさも、言い過ぎた事を気にしている様子です。
そこに現れるほのかですが、なぎさを見て反射的に帰ってしまいます。
『雪城さんとケンカでもしたの?』と気遣う莉奈に『・・・ちょっとね。はぁ・・・』
やはりなぎさも『(なんであんなこと言っちゃったんだろう)』
と、言い過ぎてしまった事を悔やんでいます。

放課後、夕暮れの昇降口で、三人で帰ろうとするなぎさ・志穂・莉奈。
『なぎさ!あのさぁ、もしも何か・・・』と切り出す莉奈を遮るように現れるほのか。
場の雰囲気を察したのか、外す莉奈と志穂。その際
『悩み事があるなら何でも言いなよ。私達は何があってもなぎさの味方だからね』
『そうだぞ!私達は友達だろ!』と言う莉奈・志穂を見つめるほのか。
『ありがとう』と返すなぎさの表情は夕陽で照らされていますが、
ほのかには影がかかっています。
『朝の事はごめんなさい。あれからいろいろ考えたの。私にこれを持ってる資格無いなって
 このままだと、またあなたに嫌な思いさせちゃうかもしれないし・・・
 それに、やっぱりこういうのってお互い信頼し合える人の方がいいと思うし・・・だから』
と、なぎさにミップルを渡し、駆け出すほのか。
そこまで思いつめていることに戸惑い、立ち尽くすなぎさ。

この屋上と昇降口のやりとりで、既に「友達」であるなぎさたち三人の中に入れない。
志穂・莉奈のなぎさに対する気遣いで「友達」とは何なのかを思い知らされ、
どんどん悪い方へ自分を追い込んでしまうほのかの心痛が感じられます。

寝ている間にそんな事になっていたと知り、ほのかと和解するよう
なぎさに告げるミップルとメップル。
それがわかっていてもどうしたらいいかわからないなぎさに、
『その手帳に自分の気持ちを書いて整理してみたらどうミポ?』
と、他人に読まれる心配の無いプリキュア手帳を提案するミップル。
『本当の気持ち・・・』とつぶやくなぎさですが、
『ありえないありえないありえないありえない・・・・・・・・・・・・・・・』
とひたすら書き殴るなぎさを見て『なぎさが壊れたメポ・・・』と嘆くメップル。
一方ほのかも手帳を手に取り『この手帳もミップルに返さなきゃ』と考えていました。

このミップルのアドバイスですが、現実社会でも結構役に立ちます。
私も人に言えないような不満、持って行けない怒りなど、誰かに不平をぶつけたりしないように、
常に簡単なメモ帳を持参して、とりあえず気になることを書き留めています。
「プリキュア手帳」の宣伝だけに終わらず、現実にアドバイスとしても伝わる点も優れています。

翌日、ちょっとぎこちなく、無理してほのかに話しかけようとするなぎさ。
『ゆっきしーろさん!おはよう!』『・・・おはよう』
『ゆっきしーろさん!一緒にお弁当でも』『ごめんなさい、これから生徒会の打ち合わせで・・・』
『ゆっきしーろさん!重そうだね、ゴミ捨て手伝おうか?』『軽いから一人で大丈夫・・・』
なぎさの気持ちはわかりますが、不自然な態度だと、かえって身構えてしまうものです。
『明日はちゃんと雪城さんと仲直りできますように』
と、帰り道に神社で手を合わせるなぎさ。「神頼み」とメップルにからかわれても、
ぎこちなくも今日一日なんとかしようと努力していました。
神頼みだろうとも、積極的に行動するなぎさの姿勢は見習いたいです。

が、プリキュアである以上避けられない「戦闘シーン」のため、現れるゲキドラーゴ。
今回はザケンナーではなく、ゲキドラーゴ自身が木と一体化して攻めて来ました。
たまたま神社の前を通りかかり、なぎさの悲鳴を聞きつけて駆けつけるほのか。
ゲキドラーゴの枝に縛られたなぎさを目にしますが、後ろからゲキドラーゴに攻撃され、
とっさにカバンで攻撃を受け止めますが、カバンの中身が散乱してしまいます。
ゲキドラーゴはミップルとメップルも奪いますが、なぎさがクロスでその枝を叩き、
ミップルとメップルを落とします。
『早く!早くメップルを!』と、ほのかを急かすなぎさ。
その間にもほのかにはゲキドラーゴの攻撃が加えられ、懸命に避けています。
『何やってんの、早く早く』『早くって言ったって・・・』
『もたもたしなーい!』『もたもたってあなた!』
この間、生身でゲキドラーゴの攻撃を避けているほのかは、
本人が思う以上に運動神経や反射神経が良さそうです。
そしてほのかはジャンプで攻撃をかわしつつ、『もたもたなんか・・・してません!』
とメップルをなぎさに投げた後ミップルを手に着地して変身。

・・・ですが、変身した後も
『ちなみに私!モタモタなんかしてませんから!』
『もう・・・言葉のアヤじゃない。細かい事気にしない』
『それに!自分の考えてる事がいつも正しいとも思ってません!』
『今そんな事言ってる時なの?』
『だからこういうことはちゃんと話し合わなきゃ』
『話し合いで解決しようなんて、優等生が考えそうなことだわ』
と、ゲキドラーゴそっちのけで言い争いを始める二人。
業を煮やしたゲキドラーゴが『オレ無視スルナー!』と攻めてきても
身をかわし、反撃しながら口論し続ける二人。
『あなたねえ、話し合いはお互いを知るために大切なことでしょ』
『やっぱあたしたちって正反対』
『そうね、全然違うわ』『全然違うわね』
『違いすぎるのよ!』『腹立つくらいね!』
そして二人同時に『うるさい!今大事なお話中!!』とマーブルスクリューを放ち、
あっさり撃退されるゲキドラーゴ。今回はタイミングと相手が悪かったです。
ゲキドラーゴを退けた二人は同時に、
『とりあえずよかっ・・・』と言いかけますが、無言で散乱した教科書類をまとめ、
『・・・じゃあ、そういうことで』『・・・さよなら』と、ぎこちなく別れる二人。

雪城家では、縁台でほのかとさなえさんが話していました。
『やっぱり合わないのかな』と言うほのかを
『ほのかがどうしたいかが、大事な事なんじゃないかしら。
合ってるか合ってないかは二の次。ほのかにとってその人が大切な人なら、なおさらね』
と諭すさなえさん。「大事な孫娘」のことは何でもお見通しだそうです。

美墨家では、台所で理恵さんのお手伝いをしているなぎさ。
『仲直りしようと思ったのに、またカーっとなっちゃって、あーもう最低って感じ』
というなぎさに対し、理恵さんは
『ケンカをする事は悪い事じゃないでしょ。だって、どうでもいい子とはケンカなんてしないでしょ』
亮太となぎさの関係も示唆している、母としても適切なアドバイスです。

自室でプリキュア手帳を開くほのか。なぎさの手帳と取り違えたと気づき、一旦閉じますが、
『チョコレートケーキが好き♥ 玉ネギは昔からニガテ』
一方のなぎさもほのかの手帳を読んでおり、
『私と美墨さんは全然違う、性格も考え方も価値観も違う。彼女の考えてる事がわからない』

『体を動かすのが好き。勉強は退屈。草のニオイが好き♥
 私の靴下はちょっとクサい。なんちゃって・・・・』
というなぎさの手帳を『ずっとこんな調子なのかしら』と微笑みながら読むほのか。
『良かれと思ってした事で、彼女を怒らせてしまった』
というほのかの手帳を『なんか、漢字多いなあ』と苦笑しながら読むなぎさ。
『晴れた日が好き。雨の日はゆううつ。友達が大好き。ケンカは、嫌い』
『彼女と私は全然違う。だけど、一緒にいると楽しい』
『雪城さんの事、もっと知りたい』『美墨さんと、友達になりたい』

そして、二人とも同じ文で結んでいました。
『私達がずっとこのままなんて、ありえない』

翌日、決裂の場所になった河川敷の土手にいるなぎさに、声をかけるほのか。
『・・・おはよう』
『雪城さん、どうしてここに?』
『なんとなく』
そしておそるおそる手帳を差し出すほのか。
『これ・・・なぎさの。なぎさの、手帳でしょ?』
「美墨さん」から「なぎさ」に呼び方が変わり、笑顔になるなぎさ。
そして・・・『行こ!ほのか』『うん!』
雨降って地固まる。爽やかな余韻を残す、素晴らしい幕切れでした。

ケンカ後はなんとか関係を戻そうと積極的に行動するなぎさに対し、
逃げるように殻に閉じこもって考えこんでしまうほのか。
が、いざ正面から相対してみると、ほのか→ホワイトが逆に積極的に反論し、
なぎさ→ブラックと意見をぶつけ合っていました。
男子ならとりあえず取っ組み合いでもして、疲れてボロボロになった後、
我に返ってお互いを見て笑って仲直り、という風にできますが、
女子であるなぎさとほのか同士が取っ組み合いをする訳にはいきません。
その矛先にされたゲキドラーゴは気の毒ですが、間接的に二人の仲を取り持つ存在でした。
そしてラスト、思い切って名前で呼び始めたのもほのか。
ここぞという時はほのかの芯の強さを感じます。

随所に見られる「光と影」の対比で描写される演出も印象的でした。
・トイレで話を切り出そうとオドオドするなぎさが影にいて、何も疑問を感じないほのかが光の中。
・薄暗いほのかの部屋に、障子を開けて入ってくる夕陽とさなえさん。
 夕陽で明るい縁側でなぎさの事を語っている際も、二人とも顔に「影」がかかっている。
・河川敷では、当初ほのかの顔に光が当たっていて、なぎさには影がかかっている。
 なぎさの一言の後ラストまでは、これまで「影」だったなぎさに「光」、ほのかに「影」
・冒頭の授業中で明るかった教室は、後半の授業中は全員逆光の中。ほのかは常に影の中。
・屋上。光の下で弁当を食べるなぎさたち「友達三人」を見て、すぐ影に隠れるほのか。
 ステンドグラスから差し込む美しい光に、ほのかが影を作る
・昇降口。夕陽の中にいるなぎさたち「友達三人」と、ずっと影にいるほのか。
・月夜の下、縁台で話すほのかとさなえさんのシーン。
 夜なのに、優しい月光で二人の表情は明るく照らされている。
・『これ・・・なぎさの』と不安そうに手帳を差し出すほのかは逆光。受けるなぎさは光の中。
 二人手を取り合った瞬間、二人とも光の中に。

また、冒頭の授業中、ほのかが朗読している「枕草子」が、
仲直りのきっかけになる手帳などにモチーフとして使われている事に初めて気づき、
構成の緻密さに驚かされました。
ほのかは『春はあけぼの(略)夏は夜~』のくだりを朗読していました。
なぎさが読むシーンは描かれていませんが、順当に行けば「秋は夕暮れ~」でしょう。
夕陽の描写は今回、ほのかの部屋、昇降口と効果的に使われていました。
また、一見ただ思った事を書き連ねていくなぎさの書き方は、
枕草子でよく見られる簡潔な文体。だからこそ、本心が伝わってきます。
一方のほのかの文章も、だんだんと率直に本心を書き連ねていき、
枕草子の長い段の随所に挟まれる短い段のように、ほのかの本心が伝わってきます。
他にも深読みすれば枕草子「遠くて近きもの」では「男女の仲」と綴られていますし、
「常に文おこする人」からは、思い切って名前で呼んで手帳を返すほのかと、
それに答えるなぎさの態度に通ずるものがあると思いました。

本筋とは関係ないところでの脇キャラたちも、なんともいえない味わいを見せてくれました。
・冒頭、なぎさの回想中、後ろで流れる志穂と莉奈の超マシンガントーク
『今日放課後行かない?シクレ。あそこの生シュが突然恋しくなった』 『シクレだったら、私は苺のショートケーキかな。あ、でもでもでも西急ホテルで食べたショコラケーキも忘れ難いな』『どんなんだった?』『キャラメルムースがまわりに付いてて、生姜の香りが少ーしあって、とってもアダルティ』『うっそー!』(なぎさの回想で中断)『ヤバ、マジヤバいって』『どうして?チャンスは今しかない』『今月(以下なぎさの独白で聞き取れず)しかもあおむけでお主は牛ぢゃ』『部活ない時は甘えさせてよ』『太るよ』『太らない!』『太るって!』『来月からダイエット』『当分は放課後の生シュも禁止ぢゃな』『肉体労働の後の甘い物は、±0カロリー』『そうそう菅通り沿いの先月できたオープンカフェ』『うんうん、知ってる!なぎさも知ってる?』
 文字に起すだけで大変ですが、これは本編の話と全く関係ない台詞です。
 ひょっとして志穂役の仙台さんと莉奈役の徳光さんのアドリブスイーツ談義かもしれません。
・ほのかの部屋で食事中のミップル
 オムプが屋台を開き、暖簾に『お好み焼きオムちゃん 1号店』とわざわざ書いてありました。
 2号店はメップルのところにあるのでしょうか。また、妙にリアルなお好み焼きでした。
・朝から「藤P」と呼ばれてちょっと嫌そうな藤Pに対する木俣。
 『何怒ってんだ朝から。さてはお前カルシウム不足だろ!煮干食え煮干!』
 牛乳ではなく煮干というところが渋いです。
・屋上で様子がおかしいなぎさに詰め寄る志穂。
 『なぎさ!何かあったろお主!』と、サンドイッチをくわえて
 不気味なしゃがみ歩きで迫ってくる姿に、異様な迫力がありました。
・仲直りしたいことをお母さんに相談中のなぎさの手前で、本を読む亮太
 「井戸幽霊の呪い」を読んで震え、「あ~ネコ」を読んで泣き、「爆笑はまぐり君」を読んで爆笑。
 真面目な親子の会話のシーンでなぜかインパクトを放つ亮太です。

名エピソードと語り継がれるだけに見どころが実に多く、
なかなか端折ることができずに長くなってしまいました。
次回予告は二人の関係が修復したことで、再び漫才が。
『考えろなぎさ!ウーン・・・浮かばんメポ!』『メポ?』
『どうしようメポ、どうしようメポ、どうしようメポ』
『なぎさ、メポってる、メポってる』
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