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1つのフライパンと牛乳で作るカルボナーラ [男の食卓]

「美味しんぼ」で、単純なだけに上手くつくるのが難しいと言われたカルボナーラ。
しかも、卵の白身を使うのは海原先生も山岡さんも反対だそうです。
が、卵白を捨てるなんて勿体無いこと、一人暮らしの自炊では考えられません。
また、「生クリーム」は牛乳より高い上に、賞味期限も短いため、
一人暮らしではどうしても使い残すことになりがちです。

前にも述べたことがありますが、我が家の調理器具はフライパンと鍋それぞれ1セットのみです。
今回、鍋はスープで既に使用しているため、フライパンだけで作るカルボナーラをご紹介します。
  
1人分の分量ですが、私は1食150gのスパゲティを使うので、やや大盛りになります。
・スパゲティ・・・150g
・ベーコン・・・1枚
・卵・・・1個
・牛乳・・・100cc
・バター・・・10g
・塩・・・小さじ3分の2
・オリーブオイル・・・適量
・粉チーズ・・・適量
・ブラックペッパー・・・適量

まずフライパンになるべく多めに水を入れて、沸騰させます。
沸騰したらスパゲティを入れます。
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この状態でフライパンの縁にスパゲティが触れたままだと、すぐに焦げてしまうので、
なるべく急いで全体が浸るようにします。
沸騰したお湯で火傷しないよう注意して下さい。
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全体が浸ったら、あとはあまりかき混ぜずに、
なるべく強火で吹きこぼれないように茹でます。

なお茹で時間ですが、市販の乾燥スパゲティに書いてある標準茹で時間で作ると、
大抵アルデンテどころかフニャフニャで腰のない出来になってしまうので、
あくまで私の経験上ですが、茹で時間9分のスパゲティなら5分で上げます。
茹ったらスパゲティをボールやざる等に移し、
空いたフライパンにオリーブオイルを薄く引いて1cm幅に切ったベーコンを中火で炒めます。
ベーコンの両面に焦げ目がついたら弱火にして、スパゲティ、牛乳、塩を入れて混ぜ合わせ、
さらにバターを入れて、バターが溶けるまでよく混ぜ合わせます。
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バターが溶けて形が無くなったら皿に移し、粉チーズ(私の場合は目分量ですが小さじ2程度)
と、溶き卵を加え、全体にからめてよく混ぜます。
この際に、卵。特に白身が固まらないよう注意して下さい。
ソースが全体的にクリーム色になったら、ブラックペッパーを振って完成です。

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スープはホールトマト、しめじ、ベーコン、ブロッコリーの茎、玉ねぎ、パプリカで
前日に作ったミネストローネ。
サラダはレタス、パプリカ、玉ねぎ、ミニトマトを盛り付け、
オリーブオイル10cc、白ワインビネガー5cc、レモン果汁3cc、塩少々を混ぜた
ドレッシングをかけました。
カルボナーラだけなら今回の所要時間は15分といったところです。

今ではこの分量で安定して作れるようになりましたが、当初は失敗の連続でした。
火が強すぎて牛乳に膜が張ったり、
牛乳が多すぎてホットミルクに漬けた薄いスープスパ(激マズでした)になったり、
バターを全く使わないで作って全くコクがなくなったり、
バターでベーコンを炒めると、他の具を入れたときに上手く混ざらなかったり。
特に卵が難物で、思い出す限りでも
・最初に牛乳と卵を混ぜて入れたら、スクランブルエッグ和えのようになる。
・牛乳、スパゲティを混ぜた後に卵をフライパンに入れても炒り卵状になる。
・火を止めたフライパンの上で混ぜても、白身が固まってダマになる。
など、今の製法に落ち着くまで、少なくとも10回以上は失敗しました。
確かに「単純だからこそ上手く作るのが難しい」スパゲティです。
ですが、今では市販のカルボナーラ用ソースを買わなくても
満足いく仕上がりになったと思っております。

なお、見ての通り牛乳、オリーブオイル、バター、ベーコン、全卵と、
カロリーや脂肪分は高めだと思いますので、ご注意下さい。

そしてお約束の食後の一杯
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ホワイトホース ファインオールド
今日はストレートの気分でした。
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