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花の都で聖地巡礼・・・ですか?(パリその2) [プリキュアにちなんだ旅]

いつきとオリヴィエが登ったシテ駅の階段の先には、ノートルダム寺院があります。
その手前には「花の蚤の市」といった感じの露店が並んでおり、
ここだけを見れば、つぼみが望んでいた「花の都」と言えそうです。
さて、ノートルダム寺院といえばパリの有名な観光名所であり、世界遺産であり、
カジモドが隠れ住む「ノートルダムのせむし男」の舞台でもあります。
ただし「花の都」の映画本編ではさほどクローズアップされてはいませんが、
それでも最終決戦時など、時折その姿は映り込んでいました。
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教会内部に入ると、本物の教会建築が持つ荘厳な雰囲気と
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ステンドグラスから差し込む光の美しさに目を奪われます。
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クリスチャンどころか一切の無宗教の私にも、何か心に感じ入るものがありました。

ノートルダム寺院からセーヌ川を渡った先にあるパリ市庁舎。
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この市庁舎前広場はOP直後のつぼみ達が楽しんでいた場所ですが、
まだ早い時間だったためか、花屋さんはありませんでした(笑)
その後再び地下鉄に乗り、次の目的地エッフェル塔へと移動します。
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それにしても、この地下鉄の駅入り口もOPで見たような気が・・・?
地下鉄の入り口すらも絵になります。

途中で乗り換えてトロカデロ駅へ。
この駅前、シャイヨー宮前の広場はエッフェル塔の格好のビューポイントであり、
映画冒頭でつぼみ、えりか、いつきが記念撮影をしていた場所でもあります。
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えりかのように、塔を手に乗せるポーズで撮っている方も見受けられました。
残念ながらローラーブレードでパトロールしている警察官はいませんでしたが(笑)

エッフェル塔を間近で見上げた後、少し疲れてきたので
セーヌ川遊覧船に乗って川からパリを眺める事にしました。
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セーヌ川に架かる橋は川面から見る事を前提として作られているのでしょうか。
橋脚、欄干などの見事な意匠に目を奪われます。
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オルセー美術館を見上げつつ、
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再びノートルダム寺院まで、約45分間の短い船旅を楽しみました。
この後もまだ船に乗れるのですが、少し時間が惜しくなったのでここで下船します。

船着き場から少し歩いたところにある、「サン・ミッシェル広場」
ここは服を取りに来たいつきが、オリヴィエと休憩しながら語り合った場所です。
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サン・ミッシェル、すなわち天使ミカエルが悪魔を踏みつけている像。
『人に自分を知ってもらうって、大切な事なんだな、って』
いつきがオリヴィエにこう語る場面の舞台が、なぜこの場所なのか、
この場所で実物を見るまでは良くわかりませんでした。
しかしこの後モン・サン・ミッシェルを訪れ、その都度ミカエルの像を観る度に
何となく感じた事があります。
悪魔を踏みつける、それはキリスト教世界では疑いなく当然かもしれません。
しかしそれは悪魔という相手を知ろうとしない行為なのではないかと。
いつきとオリヴィエの語らいに唐突に挿入される、この像の姿は
いつきの言葉の反対に位置するものなのかもしれないと、そんな考えが浮かびました。

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