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花の都で聖地巡礼・・・ですか?(ウィーン) [プリキュアにちなんだ旅]

音楽のあふれる街加音町。スイートプリキュアの舞台であるこの町に匹敵するほどの
音楽の都といえば、ここしか思いつきません。
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ミュンヘンから最高時速200㎞のレイルジェットに揺られる事4時間。
オーストリアの首都ウィーンを訪ねました。
  
ウィーン到着は20時近く、既に暗くなっているにもかかわらず、
町の中心街ケルントナー通りにはストリートミュージシャンの姿がありました。
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日本でよく見かける路上ライヴとは異なり、
ヴァイオリン、コントラバスに木琴という編成でのパフォーマンスとは、
さすがは音楽の都です。
そして世界最高峰と言われるオペラハウス、ウィーン国立歌劇場前では、
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現在上演中のオペラの生中継をしていました。
世界最高のオペラを無料で楽しめるとは、何と素晴らしいサービスでしょう。
ちなみにこの日のプログラムは、ワーグナーの「ジークフリード」。
奇しくも訪れたばかりのノイシュヴァンシュタイン城とも関連のある作品です。
しかし、いくら私がワーグナー好きとはいえ、
この作品を屋外で見続けるのは厳しく、涙を飲んで途中で切り上げました。
(幕間の休憩時間を含めて正味4時間半から5時間はかかる重量級の作品です)

ウィーンの滞在に選んだのは、シュテファン寺院近くの「カイザリン・エリザベート」
皇妃エリザベートの名を冠するだけあってロビーにもその肖像が掲げられ、
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歴史あるホテルだけあって客室にも気品が感じられます。
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なおこのホテルは音楽ファンには有名です。というのも
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モーツァルトを筆頭にクララ・シューマン、リスト、ワーグナー、ブルックナー、グリーグ等
名だたる大音楽家たちが泊まったホテルで、
にもかかわらず価格はお手頃、サービスも良くおすすめの宿と言えそうです。

翌朝、まず向かった先はシェーンブルン宮殿。
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パリでヴェルサイユ宮殿を訪れなかっただけに、
それに匹敵するハプスブルク家の宮殿を堪能しました。
幼いモーツァルトとマリー・アントワネットのエピソードなどを楽しみつつ、
絢爛豪華な宮殿内を見学し、広大な庭園も散策しようとしましたが、
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あまりの広さに断念しました。旅行8日目、だいぶ疲れも溜まっており、
丘の上のグロリエッテまで登って再び降りる自信が無かったもので・・・残念です。

次に向かったのはベルヴェデーレ宮殿。
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今では美術館になっているとはいえその建物と庭の織り成す景色は美しく、
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何よりクリムトの「接吻」の本物に接した感動がありました。
ベルヴェデーレ宮殿の「上宮」と「下宮」の間の庭園には
さまざまな音楽の女神(ミューズ)の像があります。
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シャイニータンバリンを持つキュアサンシャイン(違)
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パインフルートを構えるキュアパイン(違)
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ラブギターロッドをかき鳴らすキュアビート(違)
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そしてパッションハープを奏でるキュアパッション(違)の姿がありました。

さてウィーンといえばザッハトルテとウィンナーコーヒー。
ということで、ザッハトルテの元祖である、カフェ・ザッハーで本物を食して来ました。
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いわゆる「ウィンナーコーヒー」という呼び名はウィーンには無く、
ここでは「メランジェ」と呼びます。
本場で食べているという感慨のためかとても美味で、
ぜひともチョコレートケーキ好きのなぎさに食べさせてあげたいものです。

「音符見っけ!」
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モーツァルト像、その前にはト音記号の花壇があります。
残念ながら今は11月ということで少し寂しい光景ですが、
春夏はちゃんとト音記号の形に花が咲いているとの事。その時期にまた訪れたいです。

次は趣向を変えて、世界一美しい図書館と称される国立図書館を訪ねました。
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RPGなどで「古代図書館」などといった施設がありますが、
まさにその通りの光景には圧倒されました。
ここにはぜひ、こまちを連れてきてあげたいものです。

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ケルントナー通り(右側にサラマンダーが映り込んでいます(笑))
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シュテファン寺院と定番の観光地を巡った後、
一度ドナウ川を見てみようと、地下鉄に乗ってドナウ川を目指してみました。
ところが、駅を出た時、素で( ゚д゚)ポカーンとなりました。
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これは荒川でも江戸川でもなく、ドナウ川です。念のため(笑)
このような発見もあり、旅の最終地ウィーンの散策も楽しめました。

最後の夜にウィーナーシュニッツェルを食し、
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翌朝は7時のフライトに乗るために早朝空港へ。そしてパリで乗り継ぎ
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「おお賑わいの都東京よ!我々は帰って来たぞ!」
10日目の朝、羽田へ戻って参りました。
長いようで終わってみれば短かった旅程。特に後半は駆け足となり、
もう少しミュンヘンやウィーンに滞在したい気もありました。
しかし何事も終わりがあるからこそ楽しめるもの。
なによりもヨーロッパの空気に触れた事で、
これまでと違った目でプリキュアを観る事が出来そうな気がします。
もちろんそれだけではなく、今このタイミングでの一人旅は
人生に於いても大変有意義なものになったと思います。
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なぎほの

嬉しいですね!

東映アニメーション・プレスリリース『「映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?」 2012 Kidscreen Award にノミネート』→http://corp.toei-anim.co.jp/press/2011/12/_2012_kidscreen_award.php

『映画ハートキャッチプリキュア!』が2012+Kidscreen+Awardsにノミネート →http://news.mynavi.jp/news/2011/12/07/047/

『映画 ハートキャッチプリキュア!』が海外でも高評価!Kidscreen Awardにノミネート!→http://news.infoseek.co.jp/article/cinematoday_N0037645
by なぎほの (2011-12-09 21:25) 

スティクス

>なぎほのさん
なんと、こんなに評価されているとは!
一ファンとしても嬉しいですね。
来年2月の最終審査結果でどう出るのかも気になります。
この映画の素晴らしさは仮に賞を逸したとしても、
変わらないというのはファンの皆様の総意でしょう。
もっとも、上位入賞すればさらに嬉しい事でもありますが・・・
結果が楽しみです。
by スティクス (2011-12-10 20:57) 

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