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スマイルプリキュア第3話『じゃんけんポン♪でキュアピース!!』 [スマイルプリキュア!]

なぜか異様に愛される黄色キャラの伝統どおり、これまでの変身しない2回分の登場でも、
あざといまでの可愛さが際立っていた黄瀬やよい。
そして彼女ほど泣き虫のキャラクターも、これまでに類を見ません。
しかし、泣き虫で引っ込み思案とは、果たして弱い事なのでしょうか。
涙の下に秘めた憧れと譲れぬ想いが弾けるとき、3人目のプリキュアが誕生します。
・・・それにしても「じゃんけんポン♪」って(笑)
 
昼休みのお弁当タイム。みゆきとあかねは屋上で、
スマイルパクトとキュアデコルの使用法についておさらいしています。
前回手に入れたバラのデコルをバラの花に変えて見せて、得意気のみゆき。
『あかね君。キュアデコルを手に入れるのがプリキュアの使命なのだよ』
『たった1日先輩なだけで偉そうやなぁ・・・』
そう、たった一日で二人はこんな軽口を言い合える間柄になっています。
全部で五人いるプリキュア探しに関しても、一緒に探そうと張り切っていると
屋上の隅に一心不乱に絵を描いているやよいの姿が目に留まりました。
その背後から覗き込んだ二人は、
良く書き込まれたアメコミ風の絵を観て感心し、思わず声を上げました。
『見ちゃダメぇえええ!』
突然のことでびっくり、慌てて絵を隠すやよいかわいいよやよい
しかし二人に上手だと褒められて、少し自信がついたのでしょう。
こういう絵を描くのが好きなのだと打ち明けますが、
クラスのみんなに見せる程の自信はまだ持ち合わせていません。
『恥ずかしいよ・・・どうせからかわれるもん。2人とも、みんなには言わないでよね』
やよいは念を押し、スケッチブックを手に屋上を後にしました。

一方バッドエンド王国には、鉄を打つ音が響いています。
『やっかましいわ!』(台詞は一部異なります)
プリキュアに煮え湯を飲まされて苛立っているウルフルンは、
金棒を鍛造している赤鬼、アカオーニに文句をつけます。
しかし逆に役立たずと見下され、手本を見せると出撃していくアカオーニを
苦々しく見送るしか出来ません。

クラス会では「クラス対抗美化週間ポスター」の描き手を募るものの、立候補者はありません。
推薦でもと促すれいかの声に、みゆきはやよいを推し、あかねもそれに追随します。
クラスメイト達からは意外そうなどよめきが上がりました。
推されたやよいも突然の事で困惑を隠せませんが、他に立候補者も対立候補もなく、
自信なさそうに、それでも僅かに微笑を浮かべて頷きました。

しかしやよいは他のクラスの担当者の実力を知るだけに及び腰です。
岡本太郎のオマージュの如き美術部のエース、蘇我くん。
少女マンガを描くのが得意なカリスマ、花咲つぼみさんもとい美川さん。
女子を美人に描くタラシ野郎、王子隊の博尺先輩もとい成島くん。
やよいは泣き虫で自信が無く、本番に弱いと漏らし、早くも諦め気味です。
その反応を見たあかねは、やよいに推薦した事を謝り、断りに行こうとしますが、
みゆきは逆に、本当は描きたいのではないかと直感しました。
『黄瀬さん。私ね、本で読んだ事があるの。絵は心を映す鏡だって』
確かにやよいはちょっぴり泣き虫。それでも優しくて思いやりがあるからこそ、
かっこいいヒーローの絵が描けるのだと指摘します。
結果はともかく、黄瀬さんがやってみたいのなら・・・
やよいの心は決まりました。そうと決まれば、二人とも協力を惜しみません。

全身攣りそうなポーズに引きつった笑顔でモデルを務めるみゆきの下に、
あかねが実家のお好み焼きを差し入れとして持って来ました。
二人の協力の下、絵を描くやよいの姿を、れいかは微笑を湛えてそっと見守ります。
帰宅後も、教室でも、やよいは絵筆を動かし続け、遂にポスターが完成しました。
「校内美化ヒーロー クリーンピースマン」
どことなく地方自治体のヒーローに見えなくもないですが(笑)
モップを手にしたヒーローはいい笑顔です。
『二人のおかげだよ。それに二人に言われてわかったの。私、色んな事から逃げてた。
 本当はこのポスターも描きたいって思ってたのに、言い出せなくて・・・』

『大丈夫。黄瀬さんは最後まで頑張ったじゃない』
『そや!いまのやよい、めっちゃカッコええで!』
偉業を称える二人の言葉に、やよいは涙を流して笑顔を作りました。
夕陽が三人を、街を優しく照らします。
ところが・・・友情の匂いを嗅ぎつけて、アカオーニが上空に姿を現しました。

結果発表の日。
みゆきとあかねが張り出されたポスターを見に行くと、やよいは既に来ていました。
結果は努力賞。手伝ってもらったのに金賞を逃してしまったと詫びるやよいを、
二人は努力賞だって凄いと評価しますが・・・
そこに蘇我くんとその取り巻きがやって来て、金賞を取った事を鼻にかけ、
やよいの作品を見下す暴言を吐きました。みゆきとあかねはあまりの物言いに反論するも、
当のやよいは自らポスターを剥がし、学校を飛び出してしまいました。
その姿をアカオーニに見咎められているとも知らずに・・・

『やっぱり、私の絵なんて・・・』
人知れず嘆くやよいの前にアカオーニが現れ、
泣き虫、弱虫、果ては努力しても無駄と罵ります。
『そんな事解ってるよ。でも、絵を描くのが好きだったから・・・』
絵を描く事そのものが好きだという、やよいの気持ちは変わりません。
しかしアカオーニが絵の具を握り潰して未来を塗りつぶし、
黄昏時と化す世界で、生徒達が次々と夢や希望を失い始めると、
やよいも同様、絵を描く事をやめようという気持ちになりました。
ピエーロ復活を告げる時計の針が「3」へと進みます。

駆け付けたみゆきとあかねに、金棒を振るうアカオーニ。
暴風が巻き起こり、やよいの手から飛んだポスターが、アカオーニの顔にまとわりつきます。
それをクシャクシャに丸めるアカオーニに憤る二人。
ポスターに描かれたクリーンピースマンはアカンベェと化し、
みゆきとあかねは共に変身して立ち向かいます。

初対面となるアカオーニの力か、はたまたやよいの描いたヒーローの力か、
モップを振り回すアカンベェは強く、苦戦を強いられます。
状況を打開すべく、早速気合を込めてハッピーシャワーを放ちますが、
なんということでしょう(笑)。先週に続けて技は命中せず
渾身の一撃をかわされて、ハッピーは早くもバテバテです。
続いてサニーはサニーファイヤーを放つものの、
今度は十分に力を溜めなかったため、直撃したのに全く効いていません。
もう技は出せない二人を、モップとチリトリを振りかざしたアカンベェの一撃が襲います。
『弱い奴がいくら努力したって無駄オニ』
それでも二人は諦めません。ハッピーはアカオーニに力強く反論します。
『無駄かどうか、私にはまだわかんないけど、
 一生懸命描いた黄瀬さんの努力をバカにするのは、許せない!』

その言葉を聞いたやよいは、無気力状態から解放されました。

しかし目の前に広がる異様な光景を前に、やよいは戸惑いの声を上げました。
そしてハッピーの声を聞いて、その正体はみゆきなのだと判断します。
『その声。もしかして星空さん?』
『それは秘密なの』『だからそんなん言うたらバレバレやろ!』
そんな突っ込みをしたらあなたもバレバレやろ!というのはさておき、
アカンベェはやよいに狙いを定めて襲って来ました。
やよいを守るべく抗うハッピーとサニー。しかし技を放った事によって抗う力は既に無く、
容赦なく畳み掛けられる攻撃の数々に、追いつめられて行きました。
倒れた二人にとどめを刺すべく、アカンベェが迫ります。
『怖い、怖い、怖い・・・でも・・・』
怯え、震え、逃げようとしたやよいは、二人が絵の手伝いをしてくれた事を思い出しました。
そして絵の完成を喜び、絵を貶す発言に怒り、先程も体を張って守ってくれた二人・・・
『二人は私の・・・私の大切な・・・』
やよいは精一杯手を広げて、アカンベェの前に割って入りました。
『私は弱虫だけど、すぐ泣いちゃうけど、
 二人は私が勇気を出すきっかけをくれた大切な友達だもん!
 二人を傷つけるのだけは・・・許さないんだから!!』

その時、光が弾けました。

突如現れたスマイルパクト、その説明をするキャンディに戸惑いながら、
良くわからないけどやってみると変身を始めるやよい。
変身を遂げた後の音まで「ポンッ♪」とは、
予想はしていましたが、何とかわいい変身バンクでしょう。
そしてやよいが姿を変えた新たなプリキュアが、満を持して名乗りを上げます。
『ぴかぴかピカリンじゃんけんポン♪キュアピース♪』
その愛らしさはハッピーを虜にし、その口上はサニーの突っ込みを誘い(笑)
ピースは変身した自分の姿に戸惑うよりも、
本物のスーパーヒーローのようになれた事が嬉しそうです。
早速アカンベェを前に構えを取るピースの勇姿に、ハッピーもサニーも期待を抱きますが・・・

『嫌ぁあああああああああ!』
なんということでしょう。アカンベェの怖さに圧されて、変身早々敵前逃亡とは・・・
泣きながら逃げ回る等、ブロッサム先輩を上回る始末です。
『そんな事言われたって、怖いんだもん!』
逃げる内にピースは躓いて転んでしまい、そこにアカンベェが迫ります。
しかし涙目で怯えるピースが泣き声を上げると、電撃がアカンベェを襲いました。
これにはアカオーニも開いた口がふさがりません。
浄化の力は雷だというキャンディに言われるがまま、
ピースは戸惑いながら気合を込めて行き、そして・・・
『プリキュア!うわぁ!ピースサンダー!』
技の途中で自ら起こした雷にビビりながら(笑)
アカンベェを撃退しました。生徒達も立ち直り、キュアデコルも無事入手します。

今日から黄瀬さんも、伝説の戦士プリキュアの仲間と言われて
やよいは目を輝かせて張り切りました。
『やる!だってずっと憧れてたんだもん!世界を守るスーパーヒーロー!』
やよいが本当に欲しかったものは、勇気。そして・・・
『あの、星空さん。みゆきちゃんって呼んでもいい?』
新たに名前で呼び合える友達が、もう一人増えました。
互いにやよいちゃん、みゆきちゃんと呼び合い、感極まったやよいの涙声が響きます。
『よろしぐ・・・みゆぎぢゃん・・・』
『何で泣いとんねん!』
『泣いてないもん・・・』


いやはや、もう言う事はありません。と言ってしまっては何も書けませんので・・・(笑)
可愛い黄色の伝統に基づき、あざといと言われようとも、
とにかく可愛く魅せようという執念がビンビン伝わってきて終始ニヤニヤが止まりませんでした。
変身バンクは絵もさることながら音に至るまで、
そして視聴者の代わりにサニーが突っ込んでくれた独特すぎる口上といい、
プリキュアの黄色キャラに求めるものを見事に描いてくれたスタッフの皆様には感服します。
まさかの敵前逃亡や、自ら起こした雷にびっくりしてしまう等、
キュアピースの戦士としての実力は、現段階では未知数です。
だからこそ、これから先の成長物語にも期待が持てるのではないでしょうか。

その可愛さはED導入部に於いてもぬかりなく、
転んでしまうという斜め上を行く発想には脱帽するしかありません。
さらに打ち付けた鼻が赤くなっているなど、
細部までとことんこだわっている事には敬意を表します。

さて、やよいは泣き虫で自信が無く、引っ込み思案で弱虫だと
自他ともに言われていますが、果たしてそこまで弱い子だとは思えません。
大好きな事に関しては譲れないものを、彼女は持っています。
そして気のおける相手だからかもしれませんが、
あかねの突っ込みに対して涙目になりながらもきちんと反発出来る等、
怖がりのベールで包んだ心の奥底では、しっかりと揺るぎないものが感じられます。
みゆきは今回、「絵は心を映す鏡」という言葉を通してやよいの本心を見抜きました。
その言葉通り、やよいの描いたポスターのクリーンピースマンも、
脇に描かれたキャンディも良い笑顔をしています。

それにしてもクラス会の最中に、最前列で堂々と絵を描いているやよいは
私を推薦してくださいと言っているようなものですが・・・(笑)
案外本人は心のどこかで、そう思っていたのかもしれません。
やりたいけれど、立候補する勇気がなく
誰かに推薦してもらうのを待っていたと言う風にも見受けられます。
好きな物を胸を張って好きと言えないのは、私も同様です。
私の知人は、私がこれほどプリキュア好きとだいう事を知りませんし、
私も打ち明ける事は出来ません。
しかし、打ち明けたり人に評価される事をもって強さと同義ではないでしょう。
好きなものに向き合い、とことん追求するというのも、また一つの方向性だと思います。
他人の評価を気にしてしまうという点で、私はやよいの気持ちが良く分かります。
もっとも私はやよいのように強くはなれないのですが・・・

「努力賞」とは、どのように受け止める賞なのでしょうか。
思えば小説を書き続けてきたこまちも、作中で最終的に得た評価は努力賞でした。
それをさらなる研鑽の励みに変える事が出来たのは、
こまちが年間を通じて成長してきたからこそだと思います。
やよいにとってま今はまだ、物語が始まったばかりの状態ですので、
現実を見せつけられただけかもしれません。
しかし金賞を取ってしまえば、もう上はありません。
さらに上を目指せるという意味でも、今後のやよいの成長を示唆しているように思えました。

さて、絵は心を映す鏡という言葉は今回の展示作品にも良く現れていました。
金賞をとった蘇我君の作品は、よくありがちな啓蒙ポスターのようで
力作である事は分かりますが、歪んだ性根を表しているような禍々しさがありました。
女子を美人に描くという成島君の作品は、蓋を開けてみれば爽やかな内容のポスターで
彼の評判だけを聴くとタラシのようにも見えるのですが、
その内面は案外素直なのかもしれません。
蘇我君とその取り巻きのようなタイプの人間が描かれるのは、
プリキュアシリーズにおいては稀で、昨年のディーバくらいしか思い当りません。
守るべき人間であっても嫌な奴は当然いますし、
それは反面敵であっても好感を持てる者が多い事にも繋がります。

アカオーニはその初登場時に於いて、
美術部の連中同様にウルフルンを見下していましたが、
そのアカオーニが「友情の匂い」を嗅ぎつけているところが気になります。
友情を否定し、弱虫のものだと言い放つアカオーニ。
しかし「赤鬼」と「友情」と言えば「泣いた赤鬼」が容易に連想されます。
果たしてウルフルンとの関係や、ピエーロとの主従関係がどのようなものかは
今はまだ分かりません。しかし、鬼にとって悲しいながらも美しい友情関係が伺える
「ハッピーエンド」とも取れるこの作品がどこかで絡んできそうで気になりました。
もっとも、桃太郎の鬼のようにただ退治されてしまうだけの存在かもしれませんが・・・

それにしても落雷でビビるとは・・・NSでは雷が苦手なピーチが大丈夫か心配です。
そしてNSといえば、ルミナスと対面したピースが妙な恐怖感を抱いたりして(笑)
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横浜学園都市部

やよいに関しては、弱気な性格でありながら芯が強いという情報は知っていましたけれど、ヒーローに憧れていたのは意外な感じが見受けられましたね。

ピースの名乗りは明らかに突っ込み所満載な上に、ハッピーやマーチ以上に恥ずかしい名乗りをしていますが、雷の力を使いこなしたら強く感じますね。

友情の否定はスイートで、弱い物は弱いはハートキャッチで散々触れただけに、其処を重点的に纏めているのは凄い物です。

それにしてもまさか声を遣っているのは、イカ娘で有名な金元さんとは思いませんでしたね。

次回はマーチ回。なおを演じてる井上さんは、実は5をやっていた頃、同じ時間帯の別の局のアニメのキャラをしていましたが、メンバー内では一番プリキュアをやりたかったと嬉しく意気込んでいたみたいです。

追伸:実はやよいの身長はアコと一緒だそうです。恐らくNSではアコ共々えりかに弄られそうですね。
by 横浜学園都市部 (2012-02-19 18:21) 

横浜学園都市部

訂正:ハッピーやマーチ→ハッピーやサニーです。

思えば日産の車メーカー違いですね。
by 横浜学園都市部 (2012-02-19 18:23) 

なぎほの

絵が好きなくせに人に見せるのが怖い・・・

友達欲しいけど、本当の自分を出すと馬鹿にされたり、嫌われるんじゃないかと一歩踏み出せない・・・

この2つがハモって聞こえてくるような物語でした。

二人が黄瀬さんの背中を押して、一歩踏み出すきっかけを与える→二人がピンチに陥ったとき力を貸したいと思う→プリキュアとして覚醒する、という流れは綺麗でした。

ヒーローにあこがれて、ヒーロー物の絵を描いていた黄瀬さん。
そのあこがれのスーパーヒーローになれたけれど、本当に欲しかったのは「友達」だった、というオチが何とも良かった~♪

そして、キャンディが言っていたプリキュアの資格、「友達を大切にする子かもクル」が、自然に描写されていて、私には◎でした!

残り2人が、どういうプロセスを踏んで覚醒するか楽しみですw
by なぎほの (2012-02-19 19:01) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
私も1話の時点で芯の強さを感じましたが、
ヒーローへの憧れ(ヒロインではなく)は面白いですね。
少女マンガ的なものではなく、アメコミ風なものが好きな影響なのでしょうか。

ご指摘の通り、スイートとハートキャッチの流れを踏まえた上で
好きな物は譲らないという今回の展開は良く考えられていると思います。

私はプリキュア以外のアニメはほとんど見ていないのですが、
数少ない例外が「イカ娘」なので、金元さんの抜擢は感慨深いです。
NSでのひかりやポプリとの共演が密かに楽しみです。
失礼ながら井上さんについてはあまり詳しく存じないのですが、
これまでの数少ないなおの出番でも魅力的なお声の持ち主だと
思いましたので、その意気込みを知った以上、
なおが本格稼働する次回以降に期待が高まりました。

>サニーとマーチ
確かに、日産繋がりですね(笑)
ダイハツのイース様も含めて、痛車作りが出来そうです
by スティクス (2012-02-19 20:10) 

スティクス

>なぎほのさん
絵を描くという共通点で舞との違いをどう出すかを注目していましたが、
人の評価や意見が気になるという不安を前面に出し、
完全ではないにせよ、それを少しだけ克服するという展開は見事でした。
今はまだ、本当に泣き虫で弱虫かもしれませんが、
ここから先の成長が本当に楽しみです。

今回冒頭、一人で絵を描いている描写からは、
普通に接する事の出来るクラスメイトはいても(あかね等)
本当の意味での友達という段階までには至っていなかったのでしょう。
ヒーローの憧れよりも望んでいた友達が出来て、良かったですね。
友達を大切にする子がプリキュアになれるという点も、
前回のポッと出ではなくしっかりと生かされていて好感が持てますね。

こうなると次回のなお、その次のれいかがどのように変身するのか、
これまでの描写からは「あかね+やよい」と「なお+れいか」のように
やや分かれて描かれていたので、この距離をどう縮めるのか、
スタッフの皆様の力量を見せて頂きましょう。
by スティクス (2012-02-19 20:21) 

サンカルロ

相当ご無沙汰しております(苦笑)
Styxさんブログも、今はすっかりプリキュアレビュー人気ブログの一翼ですね。キャラデ川村さん&プリキュアの申し子大塚SDを得た「スマイル」は絶好調ですね。私たちが見たかったプリキュアはコレなんだ!と思わせる造りで、プリキュアシリーズ最高峰の期待感が高まって止みません。毎週日曜日、Styxさんのレビューとあわせて放映を楽しみにしています。
今週のEDでピースがこけたところにStyxさんの論評がなかったのは、少しだけ意外でしたけど(笑)
by サンカルロ (2012-02-20 03:19) 

スティクス

>サンカルロさん
お久しぶりです!再びコメント頂けて嬉しいです。
プリキュア系の記事への初コメントをサンカルロさんより頂戴した頃を
懐かしく思い出しました。これからも再び宜しくお願い致します。
蛇足ながら、転んだピースの事については触れているのですが、
これも文章が長くなってしまった事の弊害かもしれませんね。
以前と比べてだいぶ文章がクドく長くなってしまったのですが、
これを機に初心を大切にしたいものです。

by スティクス (2012-02-20 22:13) 

幸下人

スティクスさん、こんにちは。幸下人です。

「1日先輩」の台詞は衝撃を受けました。
「1日」というのはあかねが「ちょっとの間」という象徴的意味で言ったものと解釈したいです。

単に時系列のつじつまのことを言っているのではありません。
仮に言葉通り、みゆきにとって、転向初日、2日目と連戦だとしたら、いくら天真爛漫な彼女でも神経が休まらないでしょうし、かわいそうだからです。

もちろん、敵は律儀に週1回づつ襲ってくるわけではありません。
過去作にも、最終決戦以外で2日連戦はあったように記憶しています。

プリキュアたちは年間何戦しているのでしょうか?
放映されない戦いもあるのでしょうか。

アイテムのコレクションの数や、今作の場合、ピエーロ復活の時計の目盛りを考えると、作中の戦いが全てだと思いたいです。ピエーロ復活まで22戦。最終決戦までに年間44戦ほど。

フレッシュの序盤でも描かれましたが、彼女たちには学園生活を楽しんでほしいですし、もちろん敵はいつ襲ってくるかわかりませんが、戦っていくうちに、「月4回くらいかな・・」と相手の出てくるペースがわかってきて多少は気が休まるでしょう。
戦国時代の合戦も、年がら年中戦ってばかりではなかったようです。

欠席のウルフルンを「狼さん」と、さんづけで呼ぶみゆきに好感。
あるいはまだ夢と現実の区別がつかず、相手が敵という自覚がないだけかもしれません。

「エターナル!」って組織名で呼ばれるよりよっぽどマシ。
「トリオザマイナー!」って3羽ひとからげによばれるよりマシ。
だけど、
「サウラー!」ってベリーに呼び捨てにされるのは・・・・うらやましい・・。
ベリーキックで蹴られるのはもっとうらやましい・・・。

さて、みゆきは少なくとも母と同居のようですね。プリキュアシリーズ、家族関係が「現代を表している」というか、視聴者である幼児の家庭環境に配慮しているというか。
5人がどのような家族構成なのかも楽しみです。

さて、本編の主人公、キュアピース。あとででてくる緑と青が、やりにくいったらありゃしない最終兵器ぶり。
後ろ髪がイカっぽいのは偶然でしょうか?故・天本英世さんの意思を継ぐイカっぷりですね。美希はイカは大丈夫なのでしょうか。

今回台詞1つだけのなお、次回1話でどこまでキャラを立てられるかは、スティクスさんご指摘の通り、スタッフの腕の見せ所ですね。
OPを見る限り、テレ朝で2時間スペシャルができそうな大家族のようですが・・。
by 幸下人 (2012-02-21 04:08) 

スティクス

>幸下人さん
「1日先輩」の解釈について、思わず唸らされました。
なるほど彼女達は普通の女子中学生ですし、
いつどこから襲ってくるかという恐怖にさらされていると思うと、
考えさせられます。かくいう私もかつて初代の感想を書いていた頃、
戦いの日々に対する不安を抱いたなぎさを見ていた筈なのに、
夏休みの終盤、不安に苛まれたほのかを見ていた筈なのに・・・
新米兵士もよく神経をやられると聞きますので、プリキュアの活躍の裏、
というものについても、もっと考慮に入れて見たいと思いました。

さて、みゆきの「さん」呼びは私も気に入っています。
思えば基本丁寧語のつぼみでさえも、敵に「さん」付けはしていませんし、
おっしゃる通りの「ナイトメア!」「エターナル!」もちょっと気の毒ですよね。
マイナーもさることながら、初代からSSにかけても名前で呼ぶ事は少なく、
大抵「あんた」か、良くて「あなた」でしたから。
その点「カレーパン」「ハナ・ミズターレ」はマシな方かもしれません(笑)
そして、私もベリーキックはもとより、せっちゃんに「ウエスター!」などと
呼び捨てにされたいものです。

>家族構成
なるほど、弁当の構成から母の存在を知る事が出来ますね。
あかねも実家がお好み焼き屋という事から、両親の存在が伺えますが、
転勤があるような職種ではないのに、
なぜ大阪から転校してきたのかが少々気になります。
あくまで実家が大阪で、東京支店の開設のためなのか、それとも・・・?
なおの大家族というのも珍しいですね。
これまでは多くても夏木家と明堂院家の5人でしたので
兄弟姉妹だけでこれを上回る緑川家は果たしてどうなるのか。
少ない出番にもかかわらず、私のハートをキャッチした
なおが動き出す次回が楽しみです。
by スティクス (2012-02-21 22:48) 

通りすがり

はじめまして
まことに申し訳ありませんが異論があるので書き込ませていただきます。
あかねの言った「一日先輩」は字義通り解釈した方がよいと思います。
みゆきとあかねのプリキュア覚醒の間隔が数日或いは一週間開いていた場合、
時間差を明確にする=「○日先輩」「一週間先輩」
時間差をあいまいにする=「すこし先輩」「ちょっと先輩」
というようにいくらでも言い様があり、敢えて「一日先輩」と間隔を特定した表現をする必然性があるようには思えません。
もし本当に二人のプリキュア覚醒の間隔が開いていて二連戦していないのならばなおのこと「一日先輩」という二連戦を連想させる表現は使わないと思います。
それから二連戦と書くと「過酷」とか「疲労」とか連想してしまいますが、
逆にみゆきは二日連続で大切に出来る仲間に出会えた、あかねは初対面の翌日に大切に出来る仲間に出会えた、
とポジティブに考えればむしろ最高の日々なんじゃないかと思います。

いきなり乱入して乱筆乱文、失礼しました。



by 通りすがり (2012-02-22 01:06) 

幸下人

幸下人です。

「一日先輩」の件、スティクスさんブログのみならず、各ブログ、スレッドなどで検証がされているようですね。

私なりに1話、2話を最視聴したのですが、
「1日先輩」が成立するには、

・1話の内容=みゆき転校1日目エピソード
これは異論がないでしょう。

・2話
Aパート
午前の体育の授業後のお弁当=みゆきがプリキュアになっているので2日目

・バレー部の練習試合1試合目=これも2日目

・2話のあかねの橋の下の特訓=背景が夕暮れ、かつ、みゆきがかばんを持っているので放課後と考えるべき
(この特訓が放課後ではなく、クラブ活動休憩時間のの「短い空き時間」を利用したと解釈できるかが難しいところ)

・夕暮れに鉄塔に立つウルフルン
このシーンは独立したイメージで、みゆきの時系列と無関係と解釈しても良い


Bパート
・バレー部の試合2戦目=あかね初変身
放課後、あかね特訓後同じ日の試合にしては外が明るすぎる
(これが、みゆき転校2日目と判断できるかが難しい点です。)

以上により
みゆきの初変身(初戦)~少なくとも1日~あかねの初変身(みゆき2戦目)
の流れと解釈しました。
つまり「1日先輩」はあくまで象徴的意味の発言、あるいはあかねの(スタッフの?)「勘違い」、という解釈です。(最短でも2日先輩)

ポイントはキャンディーで、みゆきがキャンディーを抱いている場面は転校2日目以降と考えざるをえず、1話と2話が実は同時進行、たとえばバレー部の練習試合1試合目がみゆき転校初日、と解釈するのも難しいのです。

私の先入観で頭が固くなっているのかもしれません。
ぜひスティクスさんはじめみなさんのご見解も拝見してみたいです。

東映スタッフのかたにツイッターで質問するのが一番早いでしょうけど、私はアカウントがありません・・。あしからず。

いずれにしましても、転校してたった数日で親友を2人も作ってしまうみゆきの人柄は、今作品の大きな魅力ですね。
by 幸下人 (2012-02-22 11:53) 

幸下人

別解釈を思いついたのでもうひとつ。

あかねに「プリキュアになったん、いつ?」と聞かれたみゆきが、
本当は数日前にプリキュアになったのだが、あかねに先輩扱いされるのも嫌なので、「ちょっとだけ先輩」と受け取ってほしくて「昨日からよ」と答えた。

これが自分にとってはベストの解釈です。いかがでしょう。
by 幸下人 (2012-02-22 16:30) 

龍

「たった1日先輩」はものの例えでしょうが、最短だと1日目(ハッピー覚醒)→2日目(秘密の特訓)→3日目(サニー覚醒)→4日目(2人がやよいに声をかける)という流れになる可能性もあるので、結構間隔は狭いと思います。

そもそも、作中の時間軸が必ずしもリアルタイムとは限りません。番組開始が2月であることから、序盤で特に顕著です。みゆきが転校してきたのは4月ですから、放送日が2月・3月でも作中は基本的に4月以降なわけで。
その証拠に、第1話の時点で桜が咲いていますからね(狂い咲きでもない限り、関東で2月に咲くなんてありえません)。もっとも、ホワイトデーなんかが話題に出るとわかりませんけど。

それにしても、「スイート」で鍛えられたのか、細かいところを探偵のような目で見てしまう癖がどうも抜けません(苦笑)。実は美化週間のポスターの話題も、第1話のホームルームでさりげなく出ていました。

閑話休題、今までのシリーズで培ってきたものを、さらに熟成させようとしているのには本当に頭が下がる思いです。名前で呼び合えるからと言って、そこまで親しいとは限らない。1年前に転校してきたからとはいえ、あかねはやよいの特技を知りませんでしたし、やよいもあかねの実家がお好み焼き屋であることを知りませんでしたからね。

あかねは第1話で見られたように、少々悪ノリする癖がありますが、基本的に裏表がなく、人当たりのいい性格です。地味なところですが、戸惑うやよいを気遣って断わりに行こうとするのは好感が持てますね。

そんなあかねとの短いやり取りから、「本当はやりたいけど自信がない」という本心に気付けるみゆきも凄いです。その後の台詞も決して計算ではなく、正直に自分の思っていることを言っています。美術部の連中やアカオーニの言動に対する怒りも、ストレートです。その努力が実るかどうか、無駄かどうかは別にしても、「努力したこと」を馬鹿にされる筋合いはない、と。

早い話、今回やよいに必要だったのは評価や結果ではなく、失敗を恐れず、自分に自信を持てること、そしてそれを認めてくれる友人だったわけで、本人もそれを自覚しています。
絵の内容が「ヒーロー」になっていたのはとても分かりやすいですね。みゆき達の後押しがなければ、別の絵になっていたかもしれません。自分で「子供っぽい」と自覚している趣味をストレートに描くことで、やよいは自分の心と真正面から向き合っています。その上でみゆきとも名前で呼び合えるようになった。
大切な事を丁寧に、しっかり描写するのが、この作品のいい伝統です。キュアピースのバンクなどもそうですが、「あざとい」を褒め言葉にしてもいい気がしますね。

投げやりな態度のクラスメイトをたしなめるなお、こっそり屋上に3人の様子を見に来たれいかも、少ない出番の中でいい味を出していました。アカオーニについてはご指摘の通りですが、なまはげのような鬼もいるわけですから、今後の敵役にも注目したいです。
by 龍 (2012-02-22 17:40) 

龍

ところで、前回に続いて気になったのは、キャンディです。プリキュアのことについては秘密にするようみゆきに釘を刺しているにもかかわらず、自分の正体についてはまるで隠す気がなさそうでした。これは個人的な1つの仮説ではありますが、キャンディにとっては自分が「隠れてて」「喋っちゃダメ」と言われることが、むしろ不思議に思えるのではないでしょうか。

そもそも、メルヘンランド(絵本の世界)とは、人間がいなければ存在しなかったもので、今までの妖精の世界と一番違うのはここです。人間がいて初めて成立した世界。もしかしたら、本編よりはるか昔、人間とメルヘンランドの住人達の間には、それこそ交流があったのではないか。だとしたら、あの図書室の仕掛けと不思議な空間は、そんな交流の証なのかもしれません。
しかし、人々が大人になるにつれて、いつのまにかメルヘンランドのことも、妖精のことも忘れられていったとしたら…人間に忘れられていることをキャンディが知らないのだとしたら。

本当のところは違うかもしれませんし、今後も明かされないまま終わるかもしれません。でも、みゆきとキャンディの出会い、それは子供の時にだけ訪れる、運命の邂逅だった…そう考えると素敵だと思いませんか。

それにしても、「ブタのおもちゃ」ってやよいさん…あかねの「羊のヌイグルミ」のほうがまだマシです。どうしたらそう見えるんだか…。
by 龍 (2012-02-22 18:03) 

通りすがり二投目

幸下人 さんへ
改めて一話と二話を見返してみたところ時系列に関しては幸下人 さんの解釈で間違いないと思います、どうもすみませんでした。
もしかしたら私の物言いにあなたを不快にさせるところがあったかも知れません。
もしそうならこの場を借りて謝罪します。

ところで福圓さんと井上さんが共演している「僕は友達が少ない」というラノベ原作のアニメがあるのですが、
その中で井上さん演じる三日月夜空というキャラの言葉に
「たった一人でもお互いのことを誰よりも大切に思える友達がいれば
きっと人生は輝かしいものになるだろう」というセリフがありましたが、
プリキュアシリーズってそのセリフをストレートに描いたらこうなる、という話なんだな、と思いました。
by 通りすがり二投目 (2012-02-22 19:24) 

幸下人

通りすがり さんへ

謝罪だなんてとんでもございません。不快なことは何もありませんのでご心配頂くに及びません。

私のほうこそ、時系列の件は整合性に違和感を感じていて、そのへんをはしょって書いてしまったので読まれた方々に誤解を与えたと思います。

くどくなりますが、また新解釈です。
「1日先輩」というのは期間のことではなく、プリキュアとしての通算戦闘日数のことだとすれば、つじつまが合います。
やよいから見れば、みゆきは2日、あかねは1日先輩ということになります。
この考え方だと、たとえばあかねが単独戦闘を2日すれば、みゆきを追い越して先輩になりますね。それもいいでしょう。
これでかなりスッキリしました。

言葉というのは受け取りようですね。

そういえば今作のOPで 『明日「へ」Jump!』 と歌っているではありませんか。
これで、かのチョココルネ好きの武人さんからあらぬ誤解を受けることもないでしょう。(もしかしてスタッフ、ここまで狙ってるのでしょうか・・?)

改めまして通りすがりさん、お互いスティクスさんブログの一ファンとして、このコメント欄を多少なりとも盛り上げていきましょう。
by 幸下人 (2012-02-22 22:04) 

スティクス

仕事を終えて帰宅した後、ビール片手にPCを立ち上げ、
自分のページにログインしたらあらびっくり(笑)
まさか、こんなに盛り上がっていようとは思いもしませんでした。
「一日先輩」に関して通りすがりの方、
幸下人さん、龍さん、皆様の解釈やご意見を興味深く拝見しました。

そこで私自身の考えなのですが、肩透かしであれば恐縮ですが、
それほど深く考えるものではないのかな、と思っています。
というのも、私のレビュー文中でスルーしてしまっているとおり、
私はそこまで深い意味を持つと考えずに、軽く流してしまったためです。
とはいえ、小中学生であれば生まれ月が早いか遅いか程度で
先輩っぽいネタを持ち出す事もありますので、
そういった軽いニュアンスだったのではないかと思います。
ちょっとだけ先輩、という意味合いだと言う点では、私も同感です。

幸下人さんの時間軸はとても分かりやすく、
それゆえに象徴的なものや「勘違い」でもあながち的をえていると思います。
しかしはっきりと時間軸を検証すると、例えば5~GoGoは
いわゆるサザエさん時空のため、クリスマスが二度あったり等、
厳密にはつじつまが合わなくなってしまいます。
昨年でも第2話の時点で桜の花があったのに、
第6話でのホワイトデーと、時間軸ではズレが生じてしまいましたので、
あまり厳密でなくてもいいのかなと考えています。

「西の空に明けの明星が輝く頃」という、
ウルトラセブンのとても有名な最終回の台詞も、
矛盾を突かれる事がありますので、多少の祖語は仕方がないかと・・・
むしろ、出会ってからの時間の短さが強調される事により、
短期間で友達が出来たと伺える点、人の輪が広がったと見る事は
私も異論はありませんし、むしろ賛成です。
みゆきの人柄が、これだけでも十分伺えます。

ともあれこれだけ議論が沸騰するのも、
人によって着眼点や受け止め方が異なる事を、
長調と短調になぞらえて描いたスイートを観て得られたからだと思います。
これから先、どんな展開があり、どんな解釈が生まれるのか、
一緒に見届けて参りましょう。
by スティクス (2012-02-22 22:08) 

スティクス

>通りすがりの方
ひとつ前のコメ返しでは一纏めにしてしまい失礼いたしました。
これを機に、再びコメントを頂戴頂けると幸いです。
私もいろいろな見方を知る事で、さらに新たな見方が広がり、
より一層楽しむ事が出来ますので・・・

ラノベ方面は全く疎いのですが、「たった一人でも~」というくだりは
なかなか素敵な一文ですね。
おっしゃるとおり、これから先のなお、れいかとどのような関係を築くのか、
一人でも素晴らしいのに、それが4人も出来た彼女達が、
どんな1年間を歩むのか、共に楽しんで行きましょう。
今後とも宜しくお願い致します。
by スティクス (2012-02-22 22:16) 

スティクス

>龍さん
細かいところへの着眼は、確かに私も感じる事があります(笑)
それでも第1話のホームルームの話題までは気づきませんで、
後ほど確認してみたいと思います。
今、時間を見つけて少しずつスイートの再視聴をしているのですが、
後を知った状態でみると細かい描写に気づかされて、とても楽しいですよ。

さて人間関係についてはあかねがやよいの特技を知らなかったりという点、
実家のお好み焼きを知らなかった点から、お弁当は一緒に食べるけれども
単なるクラスメイトだった、と伺えるのは新鮮ですね。
初期の「美墨さん」と「雪城さん」ほどではないにせよ、
微妙な距離感があるだけに、これが縮まって行く過程が楽しみです。

>早い話、今回やよいに必要だったのは評価や結果ではなく、失敗を恐れず、自分に自信を持てること、そしてそれを認めてくれる友人だったわけで、本人もそれを自覚しています。
「隠れヲタ」の私としては少々耳が痛い事ではありますが(笑)
そもそもここを始めた動機の一つとして、
自分に自信を持つという目的もありました。
時折自信を失ったり、評価を気にしてしまう事もありますが、
皆様のコメントのお蔭で自信を持つ事が出来、励まされています。
私としても、この欄を通じて皆様と意見交換を出来る事が嬉しく、
そして糧になっています。

スイートの後だけに、キャンディの態度や敵側の構成など、
私もいろいろと憶測を巡らせてしまいますが、
これは徐々に解き明かされて行く事を楽しみながら、
毎週紐解いていく事にしたいと思います。
キャンディに関しては、みゆき達5人の関係同様、
未だみゆき達と腹を割って話せる関係ではないという事でしょう。
だからこそ、キャンディとの信頼関係を掘り下げる展開にも期待です。

私も大人になるにつれて、多くの事を忘れたと思います。
そんな子供の頃の事を思い起こさせる、
メルヘンランドとキャンディの解釈、素敵ですね。
私にも忘れてしまった出会いと別れが、いろいろあったな・・・と
ノスタルジーに駆られました。
あの図書館、そして絵本は、郷愁の象徴かもしれませんね。
子どもにとってはお話の宝箱、大人に取っては過去の記憶。
親子で観るにも相応しい感じがしました。
もっとも、私も「ブタ」はちょっと・・・キャンディに気の毒だと思いました(笑)
by スティクス (2012-02-22 22:35) 

スティクス

>幸下人さん
私もいつも、暖かいご配慮に感謝しております。
幸下人さんがいらっしゃる事で、私も大変心強く思っております。

そして「通算戦闘回数」の考えは私も一番すっきりしました。
確かにこれが一番分かりやすそうですね。

>「明日へJump!」
確かに、なぜ今日飛ばないのだとの声が飛んできそうです(笑)
もしも再びDXシリーズにあの筋肉紳士が登場するとすれば、
あの伝説の突っ込みを期待したいものです。

最後に「ファン」とおっしゃって頂き、こそばゆいながらも嬉しいです。
これからも引き続き、宜しくお願い申し上げます。
by スティクス (2012-02-22 22:42) 

通りすがり三投目

幸下人 さんへ
コメント返しどうもありがとうございました。
初めて書き込んだばかりの私をここの住人として認めて下さって嬉しいです。

スティクスさんへ
こちらこそ宜しくお願い致します。

>もしも再びDXシリーズにあの筋肉紳士が登場するとすれば、

これで思い出しましたがハートキャッチの一時間前に放映していた「ゴセイジャー」という番組で、
小杉さんと井上さんが敵組織のボスと幹部という役柄で出演されていました。
井上さん演じる幹部は失策をボスに責められて痛めつけられたあげく
仲間だと信じた相手に裏切られて非業の最期を遂げてしまうのですが、
それがあまりに可哀相なので某掲示板に「スイートの声優は井上麻里奈だと思う」
と書き込んだことがありました。
一年後に本当に井上さんが本当にプリキュアになるとは感慨深いです。
by 通りすがり三投目 (2012-02-23 02:37) 

やまぴょん

スティクスさん、こんばんは。
なんか、すごいコメント数になっていてびっくりです。
そんな中、明けて第4話当日ですがコメントさせてください。

日数に関しては私もあんまり気にしていなかったのでスルーして、
ここはスティクスさんが指摘されている
「やよいはそれほど弱い子でしょうか?」
に焦点を当てたいと思います。

これには逆に「強い」って何ってことも考える必要があると思うのですが、
それは人によって基準が違うだろうし、判断は難しいかもしれないです。
本人が言うようにやりたくても自分で切り出せなかった点は
確かに弱いと言えるのかもしれません。
でも、今回の話を見て、ハートキャッチ第46話の
マリン vs クモジャキーでのマリンのセリフを思い出しました。
力がないコフレがマリンのために立ち上がったのを見て
「例え戦う力は無くても、コフレはあんたより一億万倍強い!」と。
そのマリンから見れば、
今回のやよいの行動はクモジャキーより一億万倍強いとも言えるでしょう。
そんな意味で、泣き虫ではあってもちゃんと強さも同居していると思います。

やよいがこれから、その優しさに根ざした強さをどう育てていくのか、
まだこれから長い時間があるので、ゆっくり見守っていこうと思います。

追:娘がピースのキュアドールを早速買いました。でも、本命はビューティーで、買ってもらう気満々の様子。欲しいからといって簡単に買うわけにもいかず、さて、どうしたものか。苦笑
by やまぴょん (2012-02-26 00:36) 

スティクス

>やまぴょんさん
コメントの多さには正直私も驚いています。
まさに嬉しい悲鳴状態といったところです(笑)

やよいの強さについて、なるほどクモジャキーを引き合いに出すと
分かりやすいですね。弱いと見下し、自分の価値観を押し付ける事が
クモジャキーの悪い一面でしたし(それが魅力でもありましたが)
何をもって強いか弱いかという事は一概には言えないですね。
私も世間に隠れてこっそりとプリキュア好きを続けている以上、
あまり大きなことは言えないのですが、
譲らない所では絶対に譲らないやよいのような姿勢を見習いたいものです。

もちろん、優しさという事も彼女の大きな魅力ですし、
泣き虫、弱虫と自覚しているだけに弱い者へのいたわりがある事でしょう。
残念ながら第4話ではさほど活躍しませんでしたが
(じゃんけんでは魅せてくれましたが)
まだまだ先は長いですので、お互いゆっくり見守って行きましょう。

>本命はビューティ
来週が楽しみですね。そして簡単に買い与えないという
やまぴょんさんの姿勢にも共感します。
ねだればすぐ買ってもらえると思わせてしまっては良くないですから。
お子さんの年齢は存じませんが、例えば進級・進学の4月に入った頃、
良い子にしていたから誰かがお祝いでプレゼントしてくれた、
というシチュであげられるといいですね。
by スティクス (2012-02-26 16:47) 

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