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公平である事の難しさ [プリキュアその他]

私は常日頃、「全てのシリーズに等しく愛を注いでいる」旨の記述をしておりました。
それは変わらぬ信念のつもりだったのですが、矛盾があったような気がします。
というのも、フレッシュを「一番大切な作品」と位置付け、
スプラッシュスターを「一番好きな作品」と言っている時点で、
既に一番と二番以下という序列が生まれてしまっています。
そこに僅かでも愛情の差が出てしまっているとすれば、
他のシリーズに冷淡になってしまっている部分があるのではないかと考えさせられました。
特に両作品に挟まれている5シリーズに関して、
敵キャラクターの最期の扱いには未だ納得できていない事もあり、
どこか否定的な目を向けてしまっていたのかもしれません。
私は、私が思っている程、プリキュアシリーズへの想いを伝えられているのだろうか・・・?
全ての人が満足するような文章を書く事など、絶対に不可能だと解っています。
それでも、少なくとも人を不快にする感想だけは書きたくないと考えており、
またシリーズの魅力を貶める文章も書きたくないと考えています。
私のあるべき姿勢について、改めて意識しないと流されてしまいそうな危機感があり、
自分に言い聞かせる意味で、教訓としてここに残しておきます。
そして「等しく愛情を~」という言葉は今後使わない事にします。
それを踏まえて、全力でスマイルのシリーズと向き合うつもりです。
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コメント 6

OONO

こんばんは。
色々とお疲れのようですね。
自分的には、プリキュアは楽しむためのものなので、仕事みたいに「○○せねばならない」というふうには考えないようにしています。
ついでに言うと、自分のブログについては、自分が思っている事が伝わって、自分が満足できさえすればいい、と考えております。
僭越かとは思いますが、何かの参考になればいいと思い、書かせて頂きました。
それでは。
by OONO (2012-04-16 21:50) 

スティクス

>OONOさん
お久しぶりにコメントを頂けて嬉しいです。
そしてお気遣いありがとうございます。
おかげさまで、前作で「音楽は楽しむもの」というテーマを学んだのに、
私がプリキュアを楽しまずにどうするのだと、
改めて気がつく事が出来ました。
いろいろとネガティブな思考に囚われていましたが、
なんとか立ち直る事が出来た気がします。
やっぱり「読ませる」ものではなく「書きたい」ものを書いた方が、
書いていて楽しいですね。
この度は暖かいご支援、ありがとうございました。
by スティクス (2012-04-16 23:28) 

やまぴょん

スティクスさん、こんばんは。

おっしゃることは分かりますが、考え過ぎだと思いますよ。

確かに 「全てのシリーズに等しく 愛を注ぐ」のは不可能ですが、
逆にそれは百も承知で、あくまでスティクスさんがそうありたいと思う意志ととらえています。
なので、決して矛盾しているとは思わないし、
今までの感想を読んできた者として、堂々とそう言って構わないと思います。

5については、もしよろしければ今度私なりの解釈を書かせていただきますね。
by やまぴょん (2012-04-24 21:02) 

スティクス

>やまぴょんさん
このようにネガティブな事を書き連ねてしまったものに、
暖かいコメントありがとうございます。
この時期、いろいろと溜めこんで疲れていたのは事実ですが、
迷いがあると普段の感想にも影響し、
思い通りに書けずにまた・・・といった悪循環に陥りかけていました。
それでもやっぱり私はプリキュアが好きなんだと、
皆様のコメントで再認識する事が出来、感謝しております。
心強い限りです。

5についてのご意見も、真摯に受け止めさせて頂きたいと思います。
機会がありましたら是非、宜しくお願い致します。
by スティクス (2012-04-24 23:29) 

横浜学園都市部

個人個人の捉え方次第では、そのお話が個人的に傑作に見えても、周りが評価悪く感じる事があれば、その逆の然り。

どんな作品でも、纏わりつくようなものです。

プリキュアとて例外ではありません。

作品の感想を書くことは、各々が作品にどういう感情で見ているのかにもよります。

ずっと前スイート47話の感想で、クレッシェンドの出番が少ない事に対する不満めいた事を書いた事が御座いますが、そもそもスイートは年間を通して見ていないと筋が通らない「一見さんお断り」な構成でした。

メッセージを伝える姿勢と唯一ブレないハミィを通しての響達の成長を丁寧に描いているからこそ、『悪』ではなくて『哀しみの権化』だったノイズに呼び掛ける姿が映えたのでした。

45話で音吉が独力でパイプオルガンを完成させても、それは結局何の意味も持たずに壊されてしまうという噛ませ犬的な展開には、苦労を無駄にさせている酷い展開だと思っては居ましたが、結局は「一人で作っていた」というのがテーマにそぐわなかったからこうなったって感じには思いますし、哀しみは取り去るしかないと考えていただけでは辿り着けない答えを響達が掴む展開は見事でした。

ですが同時にノイズの真実を知った際の響達の態度の変わり方がやたらと洗脳に近しく感じられるのと、「音楽」をテーマにしている割には文学的要素でしか、機能していないのにも首を傾げられました(後者はそれを良い部分と捉えてもいるので、割り切れば結構楽しめました)。
by 横浜学園都市部 (2012-05-13 14:54) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
誰もが同じ感想を抱く事など無い。
当然分かり切った事ですし、現に私が書いた内容に違和感を覚えたり、
私が辛辣に書いてしまった話に愛着を持たれている方もいらっしゃるでしょう。
万人が100%満足する事もあり得ませんし、
それこそ「洗脳」以外の何物でもないと思います。

>一見さんお断り
私としては構成に多少の傷はあったとしても、
通して観る事で伝わるメッセージや意図が伺え、
全48話の続き物として観ると良い出来だったと考えております。
しかしスイートに限らず、他のシリーズやプリキュア以外のものも
一話を見逃した状態で入り込み辛いのは確かですし、否定できません。
それこそサザエさんや寅さん、水戸黄門の境地に達しないと
一見さんお断りではないと言えないと思います。
欠点と見るか、長所と見るか、ここでも見方が異なるという事でしょう。

音吉さんの敗因に関しては3つあると考えています。
まずはご指摘の通り「1人」で作っていた事。
響達に負担をかけまいと見るのが自然ですが、
悪く言えば信頼していなかったとも言えます。
次いで勝ちか負け、白か黒の両極でしか見られなかった事。
最初から和解という選択肢が無い以上、あの力に対抗するには力しか無く
それが及ばなければ敗れるしかありません。
最後にこれが一番深刻ですが「良い音楽が正義」と考えていた事。
どんなに良いものでも無理に聴かせては苦痛でしかありません。
オルガンの音色に悲鳴を上げるノイズやマイナー達の姿は
裏を返せばそのままメイジャーランド側の被害と同じことが言えます。
それ故に敗北が必然となってしまったキャラクターになってしまったのは
気の毒ではありますが、導く存在として、そして後に託す存在として
全てが無駄に終わらなかった事は評価したいと思います。

音楽に関しては、私もクラシック愛好家として突っ込みたい事はあります。
しかし横浜学園都市部さんが疑問に思われている47話、
最終回や46話の展開は個人的には大変肯定的に受け止められました。
各話の私の感想をお読みいただければお分かり頂けると思います。
私の見方も正解ではないですし、批判を頂戴するのも無理はありません。
それでも私は各作品を肯定的に受け止め、
作品への愛を前面に押し出して作品の魅力を伝えたいと考えております。
短所や疑問点を指摘するよりも、
長所を伝えるほうが楽しいと思うのですが、いかがでしょうか?
by スティクス (2012-05-13 21:28) 

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