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スマイルプリキュア第35話『やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ~ル!?』 [スマイルプリキュア!]

あ・・・ありのまま今起こった事を話すぜ!
『おれはプリキュアを観ようと08:30に待機していたら いつのまにかロボットアニメが始まった』
な・・・何を言ってるのか わからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった・・・
頭がどうにかなりそうだった・・・
特撮だとか演出だとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・
  
僕らのロボッターVSワルブッター 月面で繰り広げられる最後の戦い!
『今日こそお前の最期だ!!』
満身創痍のロボッター。しかしパイロットのタケルもロボッターも、ここで倒れる訳には行かない!
地球の人々の笑顔のために、彼らは何度でも立ち上がる!
これまで培われてきた絆の証、幾多の敵を打ち破り困難を乗り越えて来たあの技で・・・
エネルギーをフルパワーに充填して放つウルトラ・ロボッター・パンチ!
遂に宿敵ワルブッターを倒し、彼らの手で地球は救われたのだった―

その一部始終を店頭のテレビで観てやよいは大はしゃぎ。
続く鉄人戦士ロボッターDXの新商品CMを観て、さらにテンションは高まります。
(今ならタケルのフィギュア付き 9,880円 これは高いのか安いのか・・・?)
しかし一般的女子のみんなにはイマイチついて行けず、
あかねとなおは関心を見せず、れいかは良くわからずにきょとんとしたまま。
みゆきとキャンディだけが妙に興味を示しています。
明日はその新商品の発売日。ロボッターについて熱く語ろうと、やよいは大張り切りです。

バッドエンド王国は今日も平和でした(笑)
ウルフルンはワルブッターのおもちゃを操り、
ワルブッターをやりたいとゴネながらロボッターを操るアカオーニと
一緒に仲良くワルブッターごっこに興じています。
ごっこ遊びで盛り上がる男2人と異なり、マジョリーナは全く関心を持っていませんでしたが、
そのロボットにプリキュアを倒すヒントを見出して、
ワルブッターのおもちゃを2人の手から奪い取っていつもの怪しげな釜へ投入。
いい年して嘆くウルフルンとアカオーニを他所に、マジョリーナは勝つ気満々です。

さてロボッターの新商品発売日。おもちゃ屋さんには長蛇の列が出来ています。
並んでいる間にロボッターの事をじっくりと教えてあげると、
分厚いロボッター大図鑑をれいかに手渡し、
全く関心の無いあかね、なおを他所にこちらもやる気満々です。
と、そこにウルフルンとアカオーニが新発売のおもちゃを求めて乱入。
一般客に凄みを利かせるなど、どこぞのキャラクターショーのようなノリです。
行列の中ほどでみゆき達と鉢合わせ、飛んで火に入る夏の虫だと
(いや、むしろ君たちが来たんじゃないか?)
バッドエンド空間に包み込みました。たちまち沈んでしまう人々。
『プリキュア。今日こそお前達の最期だ!』
そのウルフルンの言葉を聞いたやよいの脳裏に、ワルブッターとの決着の場面が重なります。
『ロボッター。今日こそお前の最期だ!』
やよいは続くロボッターとタケルの台詞を借りて、みんなを促し変身します。
『そうはさせない!地球の人々の笑顔を守るために、私たちは何度でも立ち上がる!』
もっとも、やよい以外はきょとんとしたままでしたが・・・(笑)

変身した5人を前に、マジョリーナはすかさず銃のようなものを向けました。
ロボニナールという毎度おなじみのネーミング通り、
その光線を浴びると巨大ロボットになるという代物です。
銃口を向けられ、想定外の事態に戸惑うウルフルン。
狼王ロボ(そのロボじゃない)誕生かと思いきや、
隣のアカオーニが盛大なくしゃみをしたためにマジョリーナの手元が狂い、
光線はハッピーに命中しました。やられた?と思ったら何ともありません。
と思ったら次の瞬間!なんとハッピーの身体がどんどん巨大化していくではないか!
これにはプリキュアだけでなく三幹部も唖然。さらに巨大化しただけでは無く・・・
『なんやこれ・・・』『ハッピーが・・・』『ロボットになっちゃった!!』『これは予想外の展開です』
いや、本当に予想外です。これは(笑)

ロボニナールは一度しか使えないため、せっかくのマジョリーナの新商品は台無しです。
それならばと、同時に黒ッ鼻を取り出すウルフルンとアカオーニ。
互いに早い者勝ちだと競いながら、全く同時にワルブッターロボをハイパーアカンベェ化し、
それぞれ体内に入って同化、というよりコックピットに乗り込みました。
『すごいすごーい!映画みたい♥』『敵だけどかっこいい!』
敵を目前にしているというのに、無邪気にはしゃぐピースと裏腹に、
サニーとマーチは全くついて行けません。
かたやウルフルンとアカオーニも互いに功を求めてモメていますが、
ハッピーロボを先に倒した方が勝ちだと決めて襲いかかって来ました。
迎え撃つハッピーロボ!・・・しかし、ハッピーの意志で体を動く事すら出来ず、
ワルブッターアカンベェのパンチをまともに喰らいました。
『誰かが操縦しないとロボットは動けないんだよ!』
『それは困りましたね』『興味ないな~』『すこぶる興味ないね』
あの、君たち・・・真面目にハッピーの危機だと思うんですけど・・・
その間にもハッピーロボは海へと蹴り落とされてしまい、誰かに操縦して欲しいと訴えました。
するとハッピーロボの胸が開き、それを観たピースのテンションが上がります。
『おお~!あれはまさしく操縦席!みんな、早く乗り込むんだ!』
他のみんなとの温度差は広がる一方ですが、ピースの鼻息は荒いです。
『我々が地球の平和を守るのだ!』

コックピットは機械だらけで狭く、女子の関心を惹くような所ではありません。
約一名を除いて(笑)。当然、そのピースが操縦席に座らされます。
襲い来るワルブッターアカンベェを迎え得るべく操縦桿を握ると、
ハッピーロボ大地に立つ。こいつ・・・動くぞ・・・
ところがカッコ良く受け止めるどころか、ピース操るハッピーロボは珍妙なポーズを取るだけで
ワルブッターアカンベェの攻撃をまともに喰らいました。
続く攻撃を避けるべくボタンを押すと、髪がクルクル回るだけ。何か意味あんのかその機能(笑)
ピースはロボッターがカッコいいから好きなだけで、
操縦方法などわからないと涙目で訴えました。だめだこりゃ。

そうこうしている間も、2体のワルブッターアカンベェの攻撃は止みません。
誰かがハッピーロボを操縦しなければ・・・
ところがサニーとマーチは機械オンチ、ビューティも方法が分からずお手上げです。
『誰かなんとかしてぇ~』
自分では動けないハッピーロボの切実な声空しく、突っ込んでくるワルブッターアカンベェ。
その時、再びハッピーロボ大地に立つ。こいつ・・・動くぞ・・・
と思ったら今度は珍妙な踊りを踊り始めました。操縦者はサニー。
体で覚えるんだと見よう見まね、気合で操縦を試みますが、
腕や上半身がグルグル回るだけで、そのまま体勢を崩して自滅する羽目になりました。
これなら自分で戦った方がはるかにマシです。

再び立ち上がるハッピーロボ。三度目の正直なるか・・・
なりませんでした(笑)
今度はその場でひたすら足踏みを続け、
一応その妙な動きを警戒したアカンベェを慎重にさせる効果はありましたが、それだけです。
操縦者マーチは必死の形相で、気を散らさぬよう操縦に集中しますが、
攻撃はおろか足踏みを続けるだけ。
ロボットなのにハッピーロボも疲れてしまい、足がもつれて転倒しました。
そこにワルブッターアカンベェが襲いかかり、ハッピーロボ大ピンチ!
と、その時!

ハッピーロボの目が光り、立ち上がるや否や相手の背後に回り込んでキック!
すごいぞハッピーロボ!
操縦者はビューティです。続く相手の攻撃を華麗にかわし、いなし、投げ飛ばす!
強いぞハッピーロボ!がんばれハッピーロボ!
ビューティは先程やよいに借りたロボッター大図鑑を読んで操縦を覚えたとの由、
さすがはれいか、頼りになります。っていうか、ニュータイプですか?

逆に劣勢に追い込まれたワルブッターアカンベェ達には、とっておきの切り札がありました。
バッドエンド・ドッキング!なんということでしょう。合体して一体のロボになったッ!
『合体したクル』『合体しただわさ』『合体したぁああっ!』『合体したな』『合体したね』
それだけでは無い、ジェットを噴射して空高く飛んだッ!
『飛んだクル』『飛んだだわさ』『飛んだぁああっ!』『飛んだな』『飛んだね』
冷めきった面子の中に約一名、異様に興奮している者がいます(笑)
上空から攻撃しようと企てる合体ワルブッターアカンベェ。
しかし中の操縦者二名がパンチorキック、チョップor回し蹴りでいがみ合い始め、
都度合体ワルブッターアカンベェはカッコいいスタイルが台無しの珍妙な動きを披露しました。
ともかく、敵が合体するならばこちらも合体です。
ピースは大張り切りで外のキャンディ隊長(いつの間にか)に呼びかけました。
『ハッピーロボ!ウルトラ合体モードよ!』
一体何と合体すんだよ・・・当のハッピーロボも目をパチクリ
しかしキャンディ隊長には意図が伝わりました。
デコルの力で、ハッピーロボに羽が付きます。はばたきます。
『悪者め!このハッピーロボが懲らしめてやるぜ!』(戦ってるの君じゃないだろ)

この状況にウルフルン、アカオーニも共闘方針に転換。
マジョリーナとキャンディがそれぞれに声援を送る中、両者遂に激突します。
ハッピーパンチだ!続いて攻撃をかわして蹴り落とせ!
ハッピージェットを噴射して空中戦だ!
行け!ハッピーロボ!戦え!ハッピーロボ!
ワルブッターアカンベェも負けてはいません。
ワルブッター・ダークサンダー、ワルブッタービームで反撃を畳み掛けますが、
無敵のハッピーバリアがその光線を弾きました。凄いぞ!強いぞ!ハッピーロボ!
ハッピーキックを叩き込め!
ウルフルンとアカオーニが再びいがみ合い始めた今がチャンスだ!
『よーし、最後はウルトラハッピーパンチだ!』
『必殺技ですね。583ページにありました』あの・・・れいかさん・・・(笑)
ハッピーエネルギーを充填し、ウルトラハッピーパンチが炸裂!
『あ゛あ゛ッ゛私の手が!』
右手がすっ飛んで行った事に戸惑う当のハッピーロボを他所に、
ウルトラハッピーパンチがワルブッターアカンベェを叩きのめす!

と思った折、そのパンチが消えました。
それだけでなく、ハッピーロボも消えて、元のハッピーの姿に戻りました。
『あ、手あった』
すっ飛んで行った右手が普通にある事に安堵するハッピー。
元に戻ったのは、一度しか使えないなら用済みだと気づいたマジョリーナが
ロボニナールを破壊していたためでした。
『そんな・・・ハッピーロボが敵わないなんて・・・』
肩を落とすピース。いや、そのりくつはおかしい
対抗する手立てを失ったプリキュアに、ワルブッターアカンベェが迫ります。
打つ手は無いのか・・・

『大丈夫だよピース!
 地球の人々の笑顔を守るために、私たちは何度でも立ち上がる。そうでしょう?』

ハッピーのその言葉は、ピースの脳裏にロボッター作中の台詞を思い出させました。
『地球の人々の笑顔を守るために、私たちは何度でも立ち上がる。そうだろう?』
『そうだったなロボッター。あの技で決めるぜ!』

ピースは涙を拭い、続くタケルの台詞を引用して皆を促します。
『そうだったねハッピー。あの技で決めるよ!』
「あの技」すなわちロイヤルレインボーバーストでハイパーアカンベェを撃退しました。

町も平穏を取り戻し、おもちゃ屋の前ではロボッターを手にした子供達の笑顔が輝いています。
『ロボットってただの機械やないんやな』
『そうですね。ロボットには子供達を笑顔にする魅力があるようです』
『それに立ち上がる勇気もくれた。私も少しだけ良さが分かったよ』
とはいっても、みゆきはもうロボットになるのはごめんです。
『大丈夫だよ。私、今度は操縦ばっちり覚えるから』
いや、そういう問題じゃないんですが・・・
そして子供達と同じくロボッターを手にしたやよいもまた、改めてその魅力を認識しました。
『鉄人戦士ロボッター。どんな困難に立ち向かう勇気をくれる、私のスーパーヒーローなんだから』


大真面目にやった悪ノリ?というべきか。とにかく笑わせて貰いました。
いわゆる「公式が病気」という言葉がこれほど的を得るものはないだろうと言うくらい、
とことんブッ飛びまくった話のノリはとても楽しかったです。
微妙に古臭い(失礼しました)ハッピーロボをはじめとした各種ロボットデザインなども、
往年のロボットアニメを髣髴とさせて、懐かしさが感じられました。
・・・と言っても実は私、ファーストガンダムくらいしかまともに語れる作品が無いのですが・・・

しかし、楽しかった反面いろいろと疑問を抱いてしまったのも事実。
私は昨年の一時期から批判的な感想は書かないよう心掛けているつもりですが、
今回は少し気になったので触れさせて頂きます。
真面目に見ると、やよい=ピースの危機感、緊張感の無さには違和感を覚えました。
憧れていた世界に入り込み、憧れていたものが目の前で活躍するという
理想の空想の世界が現実になってしまった時、何が出来るのか。
何も出来ませんでした。
既に当初の弱いプリキュアではなく幾度となく困難を乗り越えて
歴戦の戦士になりつつある彼女が行ったのは、ただ口を出しただけです。
大張り切りでビューティやキャンディに指示を出すのはまだ良いです。
いくらカッコ良くても、相手は敵だという事を忘れて目を輝かせるのはいかがなものか。
それも「友達」であるみゆきが本当に追い込まれ、痛めつけられているにもかかわらず
余りに能天気すぎるのが引っかかりました。
冷めまくっているサニー、マーチも同様で、
動けないから操縦して欲しいと訴えるハッピーロボに対し、
興味ないの一言で切り捨てるのは友達を見捨てた事にならないのかと、違和感が残りました。

前回の豊島君の物語を観た翌週だけに、
興味無いと冷めているあかねとなおにも疑問を抱きます。
豊島君にしてみれば、ファッションショーは興味が無かった筈。
それ以外の男子の気持ちも、ある程度は同感だった事でしょう。
自分が興味を持てないものに参加を余儀なくされる事がいかに苦であるか、
豊島君の気持ちが少しはわかったのではないかと思いたいです。

そして何より一番引っかかったのは、
確かに今回は前述の疑問を抱きながらもとても楽しく観たのですが、
果たしてこれは「プリキュア」だったのかという事です。
我々大人の視聴者からすればネタがてんこもりのギャグ回で割り切れますが、
本来のターゲットであるお子様達は、果たしてついてこられたのでしょうか。
大方はあかね、なおと同様の反応だったように思えます。
もちろん新たな可能性に挑戦するスタッフの皆様の意気は大いに評価しています。
挑戦せずに後悔するよりも、挑戦した方がより優れた作品を作る上での糧となるでしょう。
ただ私個人の意見としては、ちょっと焦点がブレてしまったように思いました。
話としては面白かったものの、プリキュアとしてはどうなのかという点で、
「名探偵こまち」「カオルちゃんの正体」と同じ感想を抱きました。

と言っておきながら難ですが、ストーリーに内包されているテーマ自体は優れていると思います。
「プリキュアってただのアニメじゃない」
「プリキュアには子供達を笑顔にする魅力がある」
「立ち上がる勇気をくれた」
ラストシーンで、ロボッターのおもちゃを手にした子供達を観たあかね達の台詞の
「ロボット」という単語を「プリキュア」に置き換えれば
そのまま日頃のプリキュアが示唆してくれているものです。
そして困難に立ち向かう勇気をくれるという締めのやよいの台詞は、
彼女は自覚していないかもしれないけれど、
貴方もその一人として立派に使命を果たしているんですよ、と言ってあげたくなりました。
確かにやよい=ピースは今でもすぐ泣きます。今回のように調子に乗りすぎる事もあります。
それでも、根本ではブレない優しさと、本当に窮地の時でも逃げないという強さを持っています。
何度でも立ち上がるというロボッター作中の台詞通りに、実際何度でも立ち上がって来ました。
作中の言葉に触発されてやる気を出す様には、私自身も苦境に陥った折、
何度でも立ち上がって来た歴代のプリキュア達の姿に触発されて
再び立ち上がって来られたという事実と重ね合わさりました。

それにしても冒頭のウルフルンとアカオーニには和みました。
ウルフルンに至っては尻尾まで振ってますし(笑)
あの野獣の本性をむき出した姿とのギャップが何とも言えません。
それだけに、いずれ来るであろうジョーカーの次の一手、
そして黒っ鼻が彼らの身体にもたらすリスク、
ジョーカーの捨て駒になりはしないかという懸念がより一層高まりました。
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横浜学園都市部

今回のお話は、スタッフ面で本気を見せています。

というのも、90年代に勇者ロボシリーズで沸かせ、スーパーロボット大戦シリーズで有名な大張正己氏が、満を持して原画に参加したからなのですから。

一方肝心のプリキュア側は、小島さんの活躍といってもいいでしょう。

詳しくはこちらも後述しますが、スイートでやたら睨み顔が、凛々しく描く傾向を見せつけていたら、小島さん流石だと言いたくなります。

さてストーリーなのですが、今回は終始ロボアニメの雰囲気を見せつけなが、そっち方面で熱血なやよいが大活躍してました。

やよいはどちらかというと趣味の面では、年相応の少女ではなく、小学校男子に傾向があるそうですね。

まぁあかねとなおは、一応常識人ポジションとして並べていたから、ああいうリアクションになると思いますね。

ついていけないと仰っていますが、そもそもロボアニメで強力な逸材である大張さんを起用した時点で、女児向けとはかけ離れた内容になると思っていたので、さほど影響を受けませんでしたね。

スマイルでは、元々鷲尾P作品時代にあった『諦めたら其処で終わりになる』という雰囲気を呼び戻してる傾向があります。

そしてその雰囲気は数々のヒーロー作品にとって、当たり前ながら大切な物として用意されてます。

かくいうロボットアニメ界でも一種のヒーロー作品ですから、強大な敵に立ち向かう勇気を受け継いでいる描写に、毎回燃え上がらせられるものです。

ハッピーロボがロボッターの台詞を言って、心情を重ねさせる部分には、これがヒーローをやる上で、大切なのではないかと、考えさせられるものです。

さて次回は主役はあかねです。

再び気持ちを切り替えてみてもらう甘酸っぱさ全開話になりそうですね。

演出は田中裕太
作監は稲上晃でお送り致します。

今週のスタッフ

脚本:成田良美(担当回は次回まとめます)
今回はこういう内容になってしまいましたが、来週も引き続き登場し、今度はギャグを封印した真面目な内容として描かれる模様です。

演出:大塚隆史(シリーズディレクター)
今回はディレクター自ら演出に参加しましたが、実を言うと大張氏を原画に登場させた発起人。

twitter内でのツイートでは、大塚ディレクター自身は大張さんの事を大いに気に入っているみたいで、作品が好きですみたいなツイートを稀に見かけます。

今回は大変喜んでいたそうですよ。

関係ありませんが、彼は川村さん同様スイートには、不参加だったみたいです。

担当回
初代(全て演出助手):33 36 38 40 43 45 47
MH(15話と35話以外は演出助手):1 3 5 7 10 15(演出・立仙裕俊・西尾大介ディレクターと連名) 17 19 22 24 26 28 30 33 35(演出) 47
S☆S:2 8 15 25 35 40(小村敏明ディレクターと連名) 43(大塚健氏と連名) 48
5:3 12 19(志田直俊氏と連名) 27 30(小村ディレクターと連名) 34 47(石平信司氏と連名)
5GoGo!:4 11(石平氏と連名) 18 22(小村ディレクターと連名) 27  
フレッシュ:36 43
ハートキャッチ:19 30
スマイル(ディレクター):1 5(池畠博史氏&岩井隆央氏と連名) 23

絵コンテ&ロボデザイン:大塚健

ロボアニメの作品に数多く手がけることが多い上に、大張氏や大塚ディレクターとも共同演出することも多め。

担当回
S☆S:43(大塚ディレクターと連名)
5:14(松本理恵氏と連名)、39(小村敏明ディレクターと連名)、48(座古明史氏と連名)
5GoGo!:9(座古氏と連名) 17(松本理恵氏と連名) 37(座古氏と連名)
ハートキャッチ(全て原画):4 33(ムーンライトの変身バンク)
スマイル:今回

作監:小島彰

初代の原画を経て、ハートキャッチでシリーズに本格参戦。

因みに原画面では、スレイヤーズにも関わった経歴がある。

前述したとおりやたらと凛々しい感じの表情が、目立つデザインが多い傾向がある。

担当回
初代(全て原画担当):1 4 12 47
MH(全て原画):6 14
ハートキャッチ:2 9 17 25 36 44
スイート:1(山岡直子・山崎展義氏と連名) 8 34 43
スマイル:1(原画) 4 13 26 32(原画) 35

原画:大張正己

ロボットアニメ界では知らない人はいない最高の逸材。

彼自身のアニメには、ポルン役の池澤春菜氏やいつき役の桑島法子氏が主要キャラクター役で起用して活躍する傾向がある。
by 横浜学園都市部 (2012-10-14 21:31) 

具米

何かバリってるロボだ思ってたらやっぱり大張さんだったでござる。

これまでに何度かみゆきの主人公性についての考察を見ましたが、
今回の暴走状態とも言えるやよいに対する態度から見て
「他人が楽しんでいるものは、自分にも楽しめるんじゃないだろうか?」
という価値観を持って動いているのではないかと思いました。

自分が興味を持っているものを興味の無い人に対して強烈にアピールした
ものの、冷たい反応しかなかった時のいや~な汗の感覚。
オタクを自覚している人が感じたことが無いとは言わせませんよw
(最近は「探査機はやぶさ」や大河の「平清盛」を親にプッシュして引かれました)

興味が無い物に対して「分からないから遠ざける」という傾向が、なおの様に
機械音痴と呼ばれる人達に見られますが、最初から否定してしまわずに、
まずは知識を得て理解を深めようとするのがれいかなら、とにかく一緒に
楽しんでから理解を深めていくのがみゆき(andキャンディ)であり、それが
彼女の目指す「みんなでウルトラハッピー」への第一歩なのかと考えました。
(あかねは実践主義のように見えて、思考のドツボにはまり易い?)

確かにこれをプリキュアでやる意味は何なのか、という話はどのシリーズにも
ありますがプリキュアでどこまでやれるのか(やっていいのか)というラインは
別に設けなくてもいいと思います(何でもアリとはまた違いますが)
自分の中の基準を一度決めてしまいますと、そこから外れた(と思った)時点で
作品への愛情が一気に反転して、アンチへと変貌してしまった人を
見たことがあるので、その辺りはニュートラルな感じを心掛けています。

ウルフルンとアカオーニ、お前ら今までで一番良い笑顔してたよ。
by 具米 (2012-10-14 22:14) 

幸下人(しあわせげっと)

スティクスさん、こんにちは。幸下人です。

楽しめるエピソードでしたが、放映タイミングの問題でしょうかね?
シリーズ序盤の10話前後もっていけば、プリキュア新境地として伝説になったでしょう。
新たな視聴者層も取り込んで・・。

中盤の「バッドエンド王国・死闘編」が作品全体のターニングポイントになっているはずなのに、
たとえば今回もマジョリーナとキャンディが肩を並べて観戦するなど、
あいかわらず両陣営に緊張感がなく、「ヤッターマン」に繋がるようなこのシリーズの特徴と割り切って見てはいますが、これでは、
「ジョーカーさん、あの人、ひとりシリアス。」
とガンダムZZのエースパイロットに言われかねませんね。

そのあたり、スティクスさんも多少ご不満があるのではないでしょうか。

おそらく今後、3幹部はジョーカーに裏切られ、最終盤で改心するのでは、と予想していますが、
現段階では、まだまだ悪役をしっかり演じてくれないと、改心したときのカタルシスが物足りなく感じてしまいそうな懸念もあります。

「プリキュアの悪役はどのみちラストでいい人になる。」
という「お約束?」めいた流れが出来つつあるこの数年。

私もその流れ自体は支持しています。
だからなおさら、「よくぞ改心してくれた。」という満足感にひたりたいですね。
もちろん予想に反して「改心しない、悪役は永遠に悪役(悪人ではなく)」、の展開のほうが、メルヘンの世界ではスジが通っていますが。
(この点はスティクスさんも以前から指摘されていますね。)

本編、ハッピーロボの外観があんまりロボットらしくなかったのは、
幼女に配慮しているんだと感じました。
本音を言えば5人で5台のマシーンを操り、合体させてほしかったのですが、
頭部はやよい機「ザクレロ」で、
脚部はなお搭乗「ビグ・ザム」(緑の伝統、砲撃もOK!)
う~ん・・。想像しただけでキモイ・・・。

by 幸下人(しあわせげっと) (2012-10-14 23:27) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
ロボットものの権威とも言える方をゲスト作画に迎えていたのですね。
それだけ本気でロボットものをやりたかったという熱意が伝わって来ます。
ただタイミングの問題なのか、
私としてはその熱意が向いているベクトルが少しズレているような気がして
そこに温度差が生じてしまったかもしれません。

尤も、私自身がロボットものにあまり詳しくないために
このような見方をしてしまったかもしれません。少々反省しております。

ただ、大塚監督のツィートがまた引っかかってしまいました。
作り手が楽しみながら、喜んで作る事は大切ですが、
本来の視聴者を喜ばせる前に、制作側が喜んでどうするんだと。
・・・うーん。どうも今回は色々と複雑な気持ちです。
なんだか楽しんで視聴された方に申し訳なくなりました。
いや、私も十分楽しかったのですが・・・

>諦めたら其処で終わりになる
これを作中作で用いて奮起させる構成は良かったですね。
実際私たちも作品世界の台詞によって勇気づけられる事がありますので、
同じく台詞をダブらせるピースの気持ちが解ります。

すみません。何だか色々とモヤモヤしてしまって。
次回は気持ちを切り替えて臨みたいと思います。
by スティクス (2012-10-15 06:40) 

スティクス

>具米さん
みゆきの資質についての考察、凄く納得できますね。
確かにこれまででも、
みゆきは他人の趣味嗜好にとやかく言う事はありませんでした。
これはとても難しい事で、現に今回私も斜に構えて観てしまっていますし、
自分も楽しんでしまおうと言う視点が足りなかったかもしれません。
興味が無い事でも、踏み込んでみれば面白いかもしれないという好奇心、
勧めててくれた人と一緒に楽しもうという姿勢。
みゆきが何故この作品の主人公足り得るか、改めて実感した次第です。

>自分が興味を持っているものを興味の無い人に対して強烈にアピール
ええ、私も常日頃あります(笑)
プリキュアは周囲には完全に隠していますが、
ジョジョとか、HM/HRとか、相撲とか・・・
最近では私も清盛で同じ想いをして随分悔しかったものです。
私も、平清盛は高く評価しているのですが・・・本当に残念です。
先日までの禿たちとか、凄く印象的だったのに・・・

>分からないから遠ざける
確かになおはその傾向が強いですね。
虫や、お化けもその一例のような気がします。
もちろん完全無欠な人間ではないからこそ、
血の通ったキャラクターになりますので、
こうした一面を含めてなおという個性を確立していると考えています。

>作品への愛情が一気に反転して、アンチへと変貌
私もこういう不幸な事例を目の当たりにした事がありますので、
自分の中の価値観は一本通したとしても、
そこから外れたといって作品を嫌う事が無いようにしているつもりです。
もちろんそんな事をさせないと、スタッフの皆様を信じておりますが、
私自身ももう少し柔軟な視点で作品に向き合えるよう努めようと思いました。

>ウルフルンとアカオーニ
これは異論がありません(笑)。不覚にもちと萌えてしまいました。
by スティクス (2012-10-15 06:55) 

スティクス

>幸下人さん
やっぱり私も放映時期が難点だったように思います。
確かに前半とまでは行かずとも、せめて怠け玉エピソードの前だったら
また違った見方になった気がします。
やっぱりこの時期に及んでの緊張感の無さが引っかかってしまい、
例えば今回の作戦が、仮にジョーカーが本気で始末をつけるために
仕組んだものだったら果たしてこうもユルくなったのか、
などと色々変な方向に考えてしまいました。
尤も三幹部達とのそのユルい関係こそがある種の魅力とも言えますが・・・

>改心したときのカタルシスが物足りなく感じてしまいそう
そうですね。ウエスターさんやファルセット以外の後期マイナー達も
相当ユルかったですが、もう少しメリハリがあったと思います。
砂漠の使途達も、決めるところで決めてくれたり、
内に秘めた結束が見えたりしたために、
彼らの「砂漠の使途としての人格としての最期」が物悲しく印象的でした。
特にアカオーニなどはジョーカーから事実上の最後通告を
言い渡されているだけに、もう少し緊迫感が欲しいところです。

>改心しない、悪役は永遠に悪役
そうですね。私もこの方向を一番望んでいます。
例えばばいきんまんのように、悪役としての役割、人生を歩みながらも、
愛され理解される存在というものが理想なのかもしれません。

>ハッピーロボの外観
ロボなのに表情豊かだったり、こうした点は楽しかったです。
ストーリー上困り顔が多く、それが妙にハマっていました。

>5人で5台のマシーン
という事はれいかはグフ、あかねはゲルググでしょうか。
ザクレロ+ビグザム+グフ+ゲルググ+ハッピーロボ・・・
うーん、微妙だ(笑)
ビグザムをせめてザクにすれば・・・って、余計微妙になりそうです。
by スティクス (2012-10-15 07:26) 

だいず

スティクスさんどもでーす!

いやー、いろいろ突っ込みどころがある35話でしたが・・
周りの意見はあまり気にしないでどーんと書いていいと思いますよw

なんだろう。
栄養たっぷりのフォンドボーみたいなお話もあれば、コカコーラゼロみたいなお話もある感じで・・ 対象も違うわけですw
うちは「うほ、神回、楽しー」と思ってしまったけれども、そういえば学べるところはないなぁ。「体に良いプリキュア」は一回休みなのねw と納得してしまいました。

ツイッターで仲の良い人が「面白くないと言ったらプリキュアクラスタに批判された人がいて、怖いなぁ」と言っていたのもあり・・ 

100人中100人が大満足するお話を100連続は絶対に無理なんですwええ。ということで、ダメを出すのはありだと思います。


うちの子供さんは・・
ロボハッピーの神がくるくる回るところとかで体よじらせながら爆笑しつつ楽しんでました。 こういうのもありかな、とか思ってますw
by だいず (2012-10-15 23:05) 

ロドリ下衆

先週の次回予告を観ていなければ、誰もがチャンネル間違えたと
思う事でしょう(笑)

オープニングからやってくれちゃったね、って感じでしたが、
本編はさらにブっ飛んだ内容でした(苦笑)

ロボッターDXのCMやロボッター図鑑など、芸が細かすぎw
図鑑は子供向けな本のはずなのに、583ページ以上もあるんですね。
もはや辞書並み(笑)

アカオーニが持っていたロボッターのおもちゃは、
DXが未発売だった事を考えると、1/144のHG(ハイグレード)
あたりのプラモデルでしょうか?でもウルトラロボッターパンチを
余すことなく再現!!僕もコレクションに加えたい一品ですww

ワルブッターを釜に入れられた二人からは、
バッドエナジー大放出してましたねw
いっそのこと自分たちでバッドエナジー出せば、
すぐに溜まるんじゃね?(苦笑)

で、終始ギャグ満載のカオス回でしたが、個人的には僕も
理屈抜きで楽しめました。

何かとロボッターネタに被せて来て、挙句の果てに
変身の掛け声のバンクでは主人公を差し置いての
堂々のセンター獲りを成し遂げたやよいのあざとさっぷりも
さることながら、それに着いていけないあかねとなおの
温度差や、『何でも学習』とばかりに何も疑うことなく
受け入れるれいかも面白かったです。

みゆきに関しても、ロボットになった序盤は実際には相当な
ピンチだったにも関わらず、ロボットのコミカルな表情と
動きで笑えました。
反撃に転じた時には『私すごーい!!』って。。。すごいのは
ビューティさんですwww

まあ、そんな感じでロボットであるが為に危機感が伝わらなかった、
というのがピースを悪ノリさせたり、サニーとマーチを冷めさせた
原因だったのでは、と個人的には解釈しております。

あれがハッピーロボの姿でなく、生身のハッピーのまま
身動きも取れず敵に蹂躙されて痛々しい表情や姿を
晒していれば、当然他の4人の対応も全く違ったものになるでしょう。

深い視点で観てしまうと、確かにあれだけ強い結束で繋がった
5人なのに、仲間のピンチに緊張感が無いと感じてしまったり、
メインの視聴者である小さい女の子たちを置いてけぼりに
している様に感じ取れます。

しかしながら、既に29話では現実世界に戻れなくなるかも知れない
という、良く考えると実際には恐ろしい展開でありながら、
コミカルな描写や演出で敵とのゲームを楽しんでいる様に
描いて見せたりもしていますし、今回はさらにそれを上回る
ギャグ演出やBGMのおかげで、おそらくはメイン視聴者である
子供たちにはスティクスさんが危惧されたような違和感は
伝わっていないかと思います。

まさにその違和感こそが、大人のみが感じるものなのかも
知れませんね、今回の話に限っては。

今回はロボットアニメ界の大御所が参加されているようですが
(僕もその辺にはちょっと疎いので…)、『なぜここに来てロボ!?』
と思いましたが、同じく終盤を迎えるゴーバスターズや、
バンダイさん繋がりでジャイロゼッター(主人公のキャストに注目!)
もヨロシク!!というメッセージでしょうか?(笑)

まあとにかく、ガンダマーとしてはハッピーロボの起動音が
まさに『ガンダム、大地に立つ』だったり、
合体後の翼の生えたハッピーロボのポーズが
ウィングガンダムゼロやフリーダムを彷彿させたりと、
思わずニヤけてしまう素材が満載でした。

最終的には全員がロボに対して多少なり理解を示していたり、
ロボにしろプリキュアにしろ、ヒーロー(ヒロイン)は子供たちに
無限の勇気と希望をくれる!!というメッセージをありありと
伝えており、ギャグ回ではあるけど完全なるカオス回では
なかったと、しっかりプリキュアらしい教訓を残してくれたと
安堵しております。




次回はまさかまさかのあかねの初恋?
ああいう一見5人の中では最も恋愛とは縁が無さそうな娘の
恋バナはなんかこう、せつなそうな感じで、観ていてヤキモキ
させられそうで。。。く~~~ッ、甘酸っぺーーーーーッ!!!(苦笑)

でも僕も含め、あかね推しには22話以上の苦境に立たされそうですw
バッドエナジー大放出必至!!!
by ロドリ下衆 (2012-10-16 05:00) 

スティクス

>だいずさん
いやあ、すみません・・・そうおっしゃって頂けるととっても助かります。
今自分で書いたものを読み返して、またしても後悔していたりするので・・・
やっぱり「楽しかった」この話の事を私がどう思っているのか読んでみて
落胆してしまった方もいらっしゃると思います。
私も今回は難しい事抜きにすれば楽しんで観ていたのに、
それを難しく受け止めてしまったのが、やっぱり難ですね。

とは言っても、「体に良いプリキュア」だけだと確かに疲れますし、
もっと気楽に、気軽に楽しめば良かったのだと思います。
あえて難しく受け止める事がプリキュアの見方では無いですし。
実際、お子様ウケも良かったのですね。この点では安心しました。

3年半続けて来ても、やっぱり感想を書くのは難しいです。
だからこそ楽しかったりするのですが・・・
また来週、出直して参ります。
by スティクス (2012-10-17 21:59) 

スティクス

>ロドリ下衆さん
予告が無ければ、まさに冒頭のポルナレフ状態でした。
というより、前回の予告を観た時がポルナレフ状態だったりしまして(笑)
カラい評価書いておいてなんですが、私も楽しんだ事は間違いありません。

異様に緻密な細部や、各種芸の細かさ。
ロボットもののセオリーを踏襲したつくりは、
元ネタを知る程楽しめた事でしょう。
他にもロボッターの材質は超合金なのか?とか、
ハッピーロボのキック力は16文キックの200倍とか、
それらしい設定に想いを巡らせるのもまた一興です。

>自分たちでバッドエナジー出せば
ウエスターさんの事ですね(笑)

ロボットなのに表情豊か?なハッピーも良かったです。
ロボットだからこそのコミカルさを
固い事言わずに楽しめば良かったんですね。
実際、本当にハッピーが苦境に立たされていたら
傍観するような子達ではないという事は、
これまで観て来て周知していた筈ですから。

おそらく今回は、私自身がロボットものに(ファーストガンダムを除いて)
さほど関心が無い事が影響してそうです。
そして、その関心の薄さや冷めた見方は、
作中のあかねとなおにとダブります。
「人のフリ見て~」ではなく、私もそこに乗っかってしまい、
それでいてあかねとなおの立場を否定する文章を書いてしまった事が
今となっては反省しています。
思うように感想を書くという事は、本当に難しいです。
その点、今回は私にとっても大きな教訓になりました。
次回こそは気を取り直して臨みたいと思います。

と思ったら、私もあかね推しなので、複雑な気分が・・・
とりあえず平常心を保ちつつ、
バッドエナジーを出さぬよう見届けたいと思います。
by スティクス (2012-10-17 22:41) 

きすけ

『さすがビューティー!俺たちにできないことを(ry』と
あかねちゃん&なおちゃんの『すこぶる~』がまた見れるとは・・・理屈抜きで笑える回でしたねw

まぁ理屈を考えだすと、スティクスさんの述べるように微妙なとこもありましたが・・・終盤だからといってシリアス&真面目な回が続くのもスマイルプリキュアらしくないと私は思います
まぁ過去プリキュアと比べると~所謂カオス回がやたら多い気はしますが^q^


それにしても今回のロボッター・・・自分がガキんちょだった頃リアルタイムでみた『勇者ロボ』の雰囲気がばっちり出ていて(というかゲストで来た原画の人が、まさにその人なんですね)なんか懐かしいな~と感慨深くなりましたぜ
戦隊モノや仮面ライダー、ウルトラマンとかは今でもシリーズが続いていますが、勇者ロボは今のところ凍結?しているし尚更懐かしく感じました

特撮にしろ勇者ロボにしろ「ヒーロー」に対して燃えるやよいちゃんのハートがすごく伝わりましたぜ・・・鼻息荒いピースかわええ
腕があって安心するハッピーやガチャプレイで操作するサニー&マーチ、さすがビューティー!にも萌えましたが^q^

やよいちゃん同じぐらい(むしろそれ以上に)ワルブッターに夢中なウルフルン&アカオーニには大いに笑いましたwww


次回は以前から一部スレで話題になっていたあの野郎が遂に・・・今回とは逆に大友ショック!な回になりそうで・・・ゴクリ
by きすけ (2012-10-20 01:51) 

スティクス

>きすけさん
そこにシビれる あこがれるゥ!
って感じでしたね、今回のビューティは。。
「すこぶる~」再登場も、ファンサービスのようで楽しめました。

確かに理屈をこねてしまった事、私にとっての反省点になりました。
昨年でも終盤に突入してからの「ファリー」などは
理屈ぬきに楽しめたというのに・・・
まだまだ私自身、未熟だという事を実感した次第です。

私自身がロボットものに明るくなった故の感心の薄さを
なおとあかねに投影させてしまったのが反省点だと思います。

>「ヒーロー」に対して燃える
この盛り上がりっぷりは楽しめました。
鼻息の荒さも、可愛い子がやるとこうなるのか、といった発見があり(笑)
狼さんと赤鬼さんの愛らしさには私も悶えたものです。

>次回
おそらく「爆発しろ!」の嵐になるんだろうなぁ・・・(笑)
私もそう感じそうな気がしますが・・・
by スティクス (2012-10-20 13:05) 

nero

ロボ回のスティクスさんの考察を読ませていただきました。たしかにスマイルも終盤戦に差し掛かろうという時期に緊張感が足りないですね。やっぱり強烈なライバルが不在だからかな~。ハートキャッチのダークプリキュア、初代のイルクーボみたいなガチな敵がいないとシマりませんね。ピースは本気で戦うと凄いんですけどね~。ナルトのカカシ先生や、ハンターハンターのキルアにもきっと負けないと思います。このままではイカ娘に戻ってしまいそうです(w・・・まぁ後半戦はきっと大塚さんがまた「東映なめんな」とプリキュアらしい展開で盛り上げてくれると信じています。

なんかですね、いろんなサイトで歴代プリキュアの感想やら意見を見てるんですけど、スティクスさんは正統派という感じで共感する部分が多いです。あるブログではスイートを理不尽にボロクソに叩いており、腹が立って素通りできなくなり、「やめてくれませんか」と書いてきました。やめてくれませんでしたけど。
by nero (2012-10-24 11:27) 

スティクス

>neroさん
確かに緊迫感という点では、違った意味での敵側の魅力が必要ですね。
ジョーカーという存在がありますが、出番が限られているために
どうしても締まりに欠けてしまう気がします。
三幹部もいいキャラクターしてますが、例えば昨年同時期に度肝を抜いた
ファルセットのようなサプライズ(マジョリーナタイムはやや近いですが)
があれば、一味違った魅力が出てきそうです。

>ピースは本気で戦うと
ピースサンダーに耐えた時、そしてアカオーニとのガチバトルの時、
この2点は本当に凄かったんですけど・・・(遠い目)
いや、こういうノリノリな一面があるからこそ、
本気で戦った時の凄さが際立つものだと考えています。

私は好きなものの批判を読むと腹立たしいと思うより悲しくなってしまうので
あまり辛い意見は避けるようにしています。
とはいえ万人が同じく高評価を出す事は決してないと思いますので、
時に「プリキュア愛から来る建設的な厳しい意見」
を出されている方のご意見は参考にしています。
理不尽に叩いているのは、見ていて気持ちのいいものでは無いですね。
私も自分を戒めつつ、今のスタンスで続けて行こうと思います。
by スティクス (2012-10-24 23:00) 

やまぴょん

スティクスさん、こんばんは。
前回と今回を二個一にして、今回はあかねとなおの弁護人として登場します。(笑)

> 興味無いと冷めているあかねとなおにも 疑問を抱きます。

この前の豊島君との違いを言えば、あかねとなおは冷めてても結局付き合っていますが、豊島君はとりつく島もない。

もう少し象徴的な話をあげるなら、第6話が典型だと思います。決めゼリフに対して多数決で負けたあかねとなおはちゃんと付き合ったけど、学園祭での豊島君は聞く耳を持たなかった。そのなおが筋が通らないと言うのは筋が通っていると思います。決定方法が悪いと言われればそれまでですが。

前回の話って、実はメルヘンランドの住人とバッドエンドの3幹部の関係の縮図かなと思っています。数で押しては上手くいかないし、だからといってそれに頑な態度をとるともっと悪い方へ向かう。そう言っているような気がします。

これでは前回の感想ですね。(^。^;)

ロボットは…どうなんでしょ。男兄弟がいればロボットものも見るんでしょうけど、うちみたいに一人だと見る機会もないので、どんな風に見えたんだろ。ちょっと気にはなりますね。
by やまぴょん (2012-11-12 22:52) 

スティクス

>やまぴょんさん
やっぱり「愛ある批評」を書くのは難しいです。
私の論調とも上手くかみ合わないような気がするので、
厳しい意見はなるべく避けるようにしたいです。
かといってなんでも評価すれば良いというものでもありませんし・・・
本当に感想記事を書くのは難しいものです。

確かに豊島君と比較して是非を比べてみると良くわかりますね。
私が彼に肩入れしてしまったのは、昔の私を見ているような気がして
妙な親近感が湧き、かつての自分に言いたい事を言っているように思います。
何が正しく、何が誤っているののかを
客観的に観る物差しはありませんので、難しいところですね。

>メルヘンランドの住人とバッドエンドの3幹部の関係の縮図
そういう視点で観るとまた違ったものが見えて来て面白いですね。
確かに多数決、数での力押しは万能ではありませんので、
最大多数の最大幸福を考える事は本当に難しいです。

>ロボット
私はなぜかファーストガンダムくらいしか関心が持てず、
もし昔関心を抱いていたら、今回も違った見方が出来たと思います。
そう考えると、ちょっと残念です。
by スティクス (2012-11-12 23:33) 

やまぴょん

スティクスさん、厳しいor否定的な意見が愛のない意見とは思わないですよ。スティクスさんの意見は愛情があると思っています。

もちろん、私とスティクスさんの意見が全く同じな訳ではないですが、見方の違いは背景の違いであって、それこそこのところのプリキュアに共通のテーマだとも思います。

私があえて「弁護人」としたのも、スティクスさんの感想を自分なりに受けとめた上での別の見方であって、どちらが正しいかなんて私も分からないです。

ですので、書いておいて言うのも何ですが、反対の意見を気にし過ぎないでください。
by やまぴょん (2012-11-13 00:42) 

スティクス

>やまぴょんさん
そうおっしゃって頂けるとありがたいです。
本当に私は信念を貫いているのか?本当に私のプリキュア愛は揺るぎないのか、
道を見失いがちになることも多く、
そんな時にこのようなお言葉を頂くととっても励みになります。

十人十色、皆が同じ見方をするわけではありませんので、
どう受け止めるかによっても印象が変わって来ますから・・・
また異なる視点からのご意見が私の考え方にも影響する事がありますし、
そのように自分を高めて行けたら、と思います。

改めて、お気遣いありがとうございました。
by スティクス (2012-11-13 22:31) 

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