プリキュアと同名空港・駅をゆく~「台湾桃園空港」「高鐵桃園站」 [プリキュアにちなんだ旅]
初日の夜は関西空港内の日航ホテルに宿泊しました。
ただ、旅程上翌朝のチェックアウトは朝05:00と滞在時間が少なく、
せっかくの良いホテルだったのに、もっとゆっくりしたかったのが残念です。
さて、勘の良い方はお察しと思われますが、今回は「桃園」と「ピーチ」にこだわり、
この後「ピーチ」に乗って台北の「桃園空港」へと向かいました。
もっとも、読みは「ももぞの」ではなく「とうえん」ですが・・・
ピーチの台北行き午前便のフライトは、朝07:05発と早く、
国際線の搭乗手続きや出国審査時間を考慮すると、
大阪からではJR、南海の始発に乗っても間に合いません。
さらにピーチが発着する関西空港第2ターミナルまでは、バスで7~8分を要するため、
このフライトに乗るには前泊するか、車で来るかしかなさそうなのですが、
蓋を開けてみればこの便は満席状態でした。みなさん一体どうやって来ているのでしょう・・・?
その関西空港第2ターミナルはLCC専用ターミナルというだけあって、
とことん無駄を省いたシンプルな構造、悪く言えば倉庫のような印象で、
国際空港にある「これから海外旅行に行くぞ!」という高揚感が感じられないのですが、
これも新しい旅の形として、次第に認知されて行く事でしょう。
チェックイン、出国審査を済ませて出国エリアへ移動すると、なんということでしょう。
ここは総統メビウス様の影響下にありました。
(これは単なる喫煙所ですので、念のため・・・)
搭乗口から先の通路も倉庫のように簡素な造りで、
初めて海外旅行に行かれる方にとってみれば味気無さが感じられるかもしれません。
ただボーディングブリッジではなくタラップからの搭乗という事で、
冒頭のような写真が撮れるのは独自の魅力がありそうです。
そして機内は、覚悟していましたがやっぱりシートピッチが狭いです。
国内線や、台北程度の短距離国際線なら何とか行けるかなといった感じでした。
多少の延発があったものの順調に離陸。
久々に乗るエアバス機の、ボーイング機とは異なる独特の静かなエンジン音を楽しみつつ、
眼下に宮崎空港?を見下ろした後、洋上飛行に移ってからは
朝が早かったために眠っている内に、台湾桃園空港アプローチの時間になりました。
着陸態勢中はデジカメの電源が入れられないために写真はありませんが、
美しい海と海岸線、空港の織り成す景色は素晴らしかったです。
またピーチの機内では関西弁のイントネーションでのアナウンスや、
到着時の「ほんま、おおきに」等が飾らぬ雰囲気を醸し出しており、
再び乗ってみたいと思わせる独自のサービス展開が楽しめました。
今は関空中心の路線網のため関東に住んでいると乗る機会があまりないのですが、
近々成田線に就航する予定との事。楽しみにしています。
さて、桃園空港内はいわゆる普通の「国際空港」のため、これといった写真はありません。
また周辺ももちろん空港地区のため、「ラブ」や「ピーチ」に因むものは無いと判断し、
台北市内へと向かう事にしました。
通常、桃園空港から台北まではバスを利用するのが一般的ですが、
今回は台湾高速鐵道、いわゆる台湾新幹線に乗ってみました。
それだけでなく、この地の「桃園駅」の雰囲気も見てみようと思ったからでもありますが・・・
高鐵桃園駅まではバスで15分程度です。
途中から見えてくる高鐵の高架橋は、日本の新幹線とそっくりです。
そして高鐵桃園駅に到着。
ここも日本の新幹線駅と同様に、開業と合わせて再開発されたような雰囲気です。
私は中国語はもちろん出来ません。画面の漢字案内を判読しながら、
なんとか自動券売機で切符を購入しました。台北まではわずか20分。
バスに比べて少々高い(それでも日本円で約500~600円くらい)ですが、
時間が読みやすいという事で、次に訪れた際にも活用したいです。
そろそろ出発時間が近くなったので、ホームへと降りてみました。
日本の新幹線駅と異なり、柵が無いためか
新幹線の地下駅というよりも、どことなく地下鉄の駅のような印象です。
しばらくして、列車が入線してきました。
行先が「台北」でなければ日本の新幹線そのものです。
車内の雰囲気も、前日名古屋まで乗車した東海道新幹線そのままで、
日本の新幹線技術を輸出して作ったという事を、実体験として感じる事が出来ました。
走行音や加減速なども新幹線と同様、走り出してからも実に快適です。
今回はわずか20分程度の乗車だったので、
次の機会には反対側の左営まで全線に乗り通してみたいと思いました。
なお、新幹線にもあるような「車内誌」がこの台湾高鐵にも用意されており、
中身は当然中国語なので読めませんが、気になる記事がありました。
「戦隊系列」と「假面騎士」のSpecial Liveらしいです。
どうせなら「光之美少女」の方を観てみたかったですが、
これらが台湾でも市民権を得ている事を実感しました。
あまりに早く台北市内についてしまい、ホテルのチェックインにも時間があるため、
とりあえず大きな荷物はコインロッカーに預け、次の目的地へと向かいました。
ところで余談ですが、このコインロッカーはなかなかせわしなく、
「扉を閉めたら60秒以内に硬貨を投入すること」と日本語での注意書きがありました。
それに焦って金額をよく確かめないまま50元硬貨を投入してから、
実際は20元で済んだ事を知って悔しい思いをさせられました。
さらに説明文を最後まで読んで行くと「このロッカーはつりをくれなくて」という、
意味は通じるものの微妙なニュアンスの日本語が書いてあり、
30元分を損したものの、この表記が妙にツボで楽しめたので、良しとします。
ただ、旅程上翌朝のチェックアウトは朝05:00と滞在時間が少なく、
せっかくの良いホテルだったのに、もっとゆっくりしたかったのが残念です。
さて、勘の良い方はお察しと思われますが、今回は「桃園」と「ピーチ」にこだわり、
この後「ピーチ」に乗って台北の「桃園空港」へと向かいました。
もっとも、読みは「ももぞの」ではなく「とうえん」ですが・・・
ピーチの台北行き午前便のフライトは、朝07:05発と早く、
国際線の搭乗手続きや出国審査時間を考慮すると、
大阪からではJR、南海の始発に乗っても間に合いません。
さらにピーチが発着する関西空港第2ターミナルまでは、バスで7~8分を要するため、
このフライトに乗るには前泊するか、車で来るかしかなさそうなのですが、
蓋を開けてみればこの便は満席状態でした。みなさん一体どうやって来ているのでしょう・・・?
その関西空港第2ターミナルはLCC専用ターミナルというだけあって、
とことん無駄を省いたシンプルな構造、悪く言えば倉庫のような印象で、
国際空港にある「これから海外旅行に行くぞ!」という高揚感が感じられないのですが、
これも新しい旅の形として、次第に認知されて行く事でしょう。
チェックイン、出国審査を済ませて出国エリアへ移動すると、なんということでしょう。
ここは総統メビウス様の影響下にありました。
(これは単なる喫煙所ですので、念のため・・・)
搭乗口から先の通路も倉庫のように簡素な造りで、
初めて海外旅行に行かれる方にとってみれば味気無さが感じられるかもしれません。
ただボーディングブリッジではなくタラップからの搭乗という事で、
冒頭のような写真が撮れるのは独自の魅力がありそうです。
そして機内は、覚悟していましたがやっぱりシートピッチが狭いです。
国内線や、台北程度の短距離国際線なら何とか行けるかなといった感じでした。
多少の延発があったものの順調に離陸。
久々に乗るエアバス機の、ボーイング機とは異なる独特の静かなエンジン音を楽しみつつ、
眼下に宮崎空港?を見下ろした後、洋上飛行に移ってからは
朝が早かったために眠っている内に、台湾桃園空港アプローチの時間になりました。
着陸態勢中はデジカメの電源が入れられないために写真はありませんが、
美しい海と海岸線、空港の織り成す景色は素晴らしかったです。
またピーチの機内では関西弁のイントネーションでのアナウンスや、
到着時の「ほんま、おおきに」等が飾らぬ雰囲気を醸し出しており、
再び乗ってみたいと思わせる独自のサービス展開が楽しめました。
今は関空中心の路線網のため関東に住んでいると乗る機会があまりないのですが、
近々成田線に就航する予定との事。楽しみにしています。
さて、桃園空港内はいわゆる普通の「国際空港」のため、これといった写真はありません。
また周辺ももちろん空港地区のため、「ラブ」や「ピーチ」に因むものは無いと判断し、
台北市内へと向かう事にしました。
通常、桃園空港から台北まではバスを利用するのが一般的ですが、
今回は台湾高速鐵道、いわゆる台湾新幹線に乗ってみました。
それだけでなく、この地の「桃園駅」の雰囲気も見てみようと思ったからでもありますが・・・
高鐵桃園駅まではバスで15分程度です。
途中から見えてくる高鐵の高架橋は、日本の新幹線とそっくりです。
そして高鐵桃園駅に到着。
ここも日本の新幹線駅と同様に、開業と合わせて再開発されたような雰囲気です。
私は中国語はもちろん出来ません。画面の漢字案内を判読しながら、
なんとか自動券売機で切符を購入しました。台北まではわずか20分。
バスに比べて少々高い(それでも日本円で約500~600円くらい)ですが、
時間が読みやすいという事で、次に訪れた際にも活用したいです。
そろそろ出発時間が近くなったので、ホームへと降りてみました。
日本の新幹線駅と異なり、柵が無いためか
新幹線の地下駅というよりも、どことなく地下鉄の駅のような印象です。
しばらくして、列車が入線してきました。
行先が「台北」でなければ日本の新幹線そのものです。
車内の雰囲気も、前日名古屋まで乗車した東海道新幹線そのままで、
日本の新幹線技術を輸出して作ったという事を、実体験として感じる事が出来ました。
走行音や加減速なども新幹線と同様、走り出してからも実に快適です。
今回はわずか20分程度の乗車だったので、
次の機会には反対側の左営まで全線に乗り通してみたいと思いました。
なお、新幹線にもあるような「車内誌」がこの台湾高鐵にも用意されており、
中身は当然中国語なので読めませんが、気になる記事がありました。
「戦隊系列」と「假面騎士」のSpecial Liveらしいです。
どうせなら「光之美少女」の方を観てみたかったですが、
これらが台湾でも市民権を得ている事を実感しました。
あまりに早く台北市内についてしまい、ホテルのチェックインにも時間があるため、
とりあえず大きな荷物はコインロッカーに預け、次の目的地へと向かいました。
ところで余談ですが、このコインロッカーはなかなかせわしなく、
「扉を閉めたら60秒以内に硬貨を投入すること」と日本語での注意書きがありました。
それに焦って金額をよく確かめないまま50元硬貨を投入してから、
実際は20元で済んだ事を知って悔しい思いをさせられました。
さらに説明文を最後まで読んで行くと「このロッカーはつりをくれなくて」という、
意味は通じるものの微妙なニュアンスの日本語が書いてあり、
30元分を損したものの、この表記が妙にツボで楽しめたので、良しとします。
2013-09-16 11:21
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コメント(7)
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ピーチエアで台湾桃園へ、しかも桃園空港に「メビウス」とは…どことなくフレプリにこだわったかのような国際空港ですね…。ちなみにピーチエアはANAを筆頭株主に持つ格安航空会社です。それはさておき、
>車内の雰囲気も/日本の新幹線の技術を
そうなんです。“台湾新幹線”の車両は東海道・山陽新幹線の700系をベースに造られています。それ故に、開業前にJR西日本から0系の先頭車を譲り受け、試験車(だったかな…)として使われたくらいですし。
ところで新幹線の愛称といえば、東海道・山陽に「のぞみ」のほか「ひかり」があって、秋田新幹線は「こまち」があり、プリキュアと“同名”の新幹線はそれくらいでしょうか。日本の新幹線駅で地下ホームといえば、上野駅があり、地下4階にホームがあります。
by 急行・快特本八幡 (2013-09-16 15:08)
>桃園空港に「メビウス」
桃園空港ではなく関西空港でした。大変失礼致しました。
by 急行・快特本八幡 (2013-09-16 15:12)
日本の作品は約2年経つと海外版ができるんだな…勉強になります(^q^)
by きすけ (2013-09-16 21:12)
本八幡さん(勝手に略してすみません)には情報面で、色々敵いませんね。
最近は日本で製造された車両が世界進出してる噂は聞きますが、この高鐵のは結構貴重ですね。
桃園を後にして台北へ出発したあと、まだまだ続く旅の顛末…じっくり見届けさせていただきます。
by 横浜学園都市部 (2013-09-17 21:19)
>急行・快特本八幡さん
相変わらず物知りですね。某うんちく女王顔負けです。
私は「のぞみ」「ひかり」「こまち」は全て乗りましたが、
「スーパーこまち」はまだ乗っていません。ミント砲喰らいそうですから。
あと、東北・上越新幹線に乗るときは、東京から乗るより200円安いので、
いつも上野駅を使っています。ちょっとセコいですけど。
ピーチがANA系、ジェットスターがJAL系で、
エアアジアがANAと合弁解消しバニラに名称変更する等、
日経などでも話題になっていました。
そういえば帰りの桃園空港ではピーチのチェックイン業務を
エバー航空が代行していました。ANAと同じスターアライアンス繋がりですね。
ところで、桃園空港と関空を間違えるのはちっとも失礼ではありませんよ。
むしろ、他の事に気を遣って頂いた方が、私としても嬉しいです。
by スティクス (2013-09-18 22:16)
>きすけさん
私は「戦隊モノ」と「仮面ライダー」に疎いので、
これが2年前のもの(なのでしょうか?)だと逆に教わった気分です。
ともかく、参考にしていただいてこちらも嬉しいです。
お時間があれば、リンクを貼った「光之美少女」の台湾版wikiも読んでみて下さい。
各シリーズのキャラ紹介など、いろいろと面白いですよ。
あと今回は私が関西へ足を踏み入れていたので、
機会があれば一度お会いしたかったです。
次があれば、是非酒でもご一緒にいかがでしょうか。
by スティクス (2013-09-18 22:22)
>横浜学園都市部さん
この次は、「聖地巡礼」してきます。
その後もう一つ、とある駅を訊ねて来ます。
どこへ行ったのか、いろいろ予想してみて下さい。
by スティクス (2013-09-18 22:23)