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番外 ウィスキーはお好きです。 [酒]

以前から拙い私の手料理紹介の最後には
たいてい食後の一杯としてウィスキーが出てきます。
かつて故・金子信雄氏が出演していた料理番組では
お酒好きで呂律が回らなくなるほど金子氏は酒を呑んでおりました。
私はそれほどではありませんが、帰宅後、料理前、食前、食後、就寝前、
結構な頻度でウィスキーを中心に呑んでおります。

かつては帰宅後、とりあえずビールだったのが、とりあえず発泡酒、
とりあえず第三のビールとなり、いつの間にか足を踏み入れたのが
奥深く愉しい酒の世界でした。
  
我が家のキッチン兼ダイニングには、常時6種のボトルを置いております。
原則として、
・国産大手二社、サントリーとニッカを1種ずつ
・ブレンデッドスコッチ 2000円以内で買える異なる銘柄を2種
・バーボンまたはアメリカンウィスキー1種
・ブレンデッドスコッチ 2000円以上3000円以内で買える銘柄を1種
です。シングルモルト、3000円以上の高級ブレンデッドは外で飲む方が愉しめるので
原則として家には置いていません。
そんなわけで、現在のラインナップはこちら
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国産大手2社は、サントリー「角」、ニッカ「モルトクラブ」
2000円以内のブレンデッドスコッチは「カティサーク」「ホワイトホース ファインオールド」
バーボンは「フォアローゼス」
2000円以上のブレンデッドスコッチは定番の「ジョニ黒」です

ウィスキー通の方には私のような入門したての者が説明するまでもないですが、
ほんの少し、用語の説明をします。
「シングルモルト」は単一の蒸留所で、麦を原料に作られた酒のみを瓶詰めした物。
日本ではサントリーの「山崎」「白州」、ニッカの「余市」「宮城峡」が該当します。
「ブレンデッド」は複数の蒸留所の酒や、麦以外の穀物を原料にした酒をブレンドした物。
前述の「角」「カティサーク」「ホワイトホース」「ジョニ黒」他多数が該当します。
「スコッチ」はスコットランドで製造されるウィスキー、
「バーボン」はアメリカ・ケンタッキー州でトウモロコシを主原料に作られるウィスキー
同じ製法でもケンタッキー州以外のウィスキーは「バーボン」とは呼びません。

ウィスキーにはまるきっかけは、最初は単純に酒代の節約でした。
一見ビールより高そうでも、アルコール度数が40%もありますので、
一度に多く呑みません。シングルで30cc、ダブルで60ccと言われています。
そしてその日の気分で濃い目、薄めの水割りにしたり、
ロックやストレートで呑める時もあり、
喉が渇いた帰宅後にはとりあえずキンキンに冷やした水で作る水割り、という風になりました。

奥の深さ、種類の豊富さではワインや日本酒もありますが、
ウィスキーより度数が低いにもかかわらず、なぜか二日酔いになる確率が高いです。
また、ワインはボトルを開封してしまうと劣化する前に飲まなければいけませんが、
ウィスキーはすぐには劣化しない、という点で、一人暮らしにはもってこいでした。

そして各種酒の呑み比べ、スコッチ・ブレンデッドの原酒になる
スコットランド各地のシングルモルトを知り始めてからは、
すっかりウィスキーの魅力に取り付かれていました。

そして自宅に置く酒の基準ですが、
・サントリー製品:ほぼ「角」に定着しています。
 一応「トリス」「オールド(ダルマ)」「ローヤル」「リザーブ」も一通り試しましたが、
 普通の「角」が値段と味のバランスが丁度良いです。
 「響」は外で飲むものと割り切っています。
・ニッカ製品:気分により「モルトクラブ」「オールモルト」「スーパーニッカ」
 のいずれかです。結構ニッカ製品は気に入っているのですが、酒屋さんや
 量販店ならともかく、スーパーの酒販コーナーでは「ブラックニッカ」が主流で
 あまり置いていないため、その時の気分で選んでいます。
・2000円以下のスコッチ・ブレンデッド
 なるべく異なる個性の2種になるように選んでいます。
 価格条件を満たすものでは先述の2種の他、「ジョニ赤」「バランタイン・ファイネスト」「ベル」。
 現在は呑みやすい「カティサーク」と、少し個性の強い「ホワイトホース」にしています。
・バーボンまたはアメリカンウィスキー
 1500円程度で入手できるボトルを選んでいます。そうなると「フォアローゼス」の他、
 「I.W.ハーパー」「アーリータイムズ」「ジャック・ダニエル(バーボンではありません)」
 の中から気分によって選びますが、個人的な好みで「フォアローゼス」が多いです。
 「ワイルドターキー」「メーカーズマーク」等は外で飲みます。
・3000円以下のスコッチ・ブレンデッド
 かつての高級品の代名詞「ジョニーウォーカー黒ラベル」いわゆる「ジョニ黒」が多いですが、
 家に「ジョニ赤」が既にある場合やその時の気分によって「シーバス・リーガル」も選びます。
 貧乏性のため、本当にチビチビと呑んでいますが、確かにこの価格帯のものは
 「美味しい」というより「旨い」と感じます。
 なおこれ以上の「オールドパー」などは外で飲みます。

ウィスキーを呑み始めて1年程度ですが、すっかり魅力に取り付かれてしまい、
徐々にウィスキーヲタになりつつあります。
が、なにぶん薄給ヲタリーマンのため、まだまだ呑んだ事のない酒が沢山あります。
購入しないのでシングルモルトの好みは書きませんでしたが、
サントリーの「白州」、スコッチでは「グレンモーレンジ」「ストラスアイラ」「タリスカー」
「スプリングバンク」「マッカラン」「カリラ」「ラフロイグ」・・・などなど
味も個性も全然違う酒たちを好んで呑んでいます。

今回、ウィスキーについて書きたくなったのは、職場の同僚や友人達など、
普段よく飲みに行く方々は「ビール」「焼酎」は皆飲むのですが、
ウィスキーを良く呑むという方が殆どいなかったため、
私と同年代の方はあまりウィスキーを好まないのか?とちょっとした疑問を持った為でした。
これを機に少しでもウィスキーの魅力を伝える事が出来れば幸いです。

なお、予めお断りしておきますが、私は酒造・酒販業界関係者ではありません(笑)。
また、未成年者のプリキュア視聴者の皆様、お酒は20歳になってから楽しんで下さい。
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