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バリウムの口直しに作ってみたラタトゥイユ [男の食卓]

今日の朝食はバリウムでした。
本日は年に一度の健康診断。三十路を過ぎるとバリウムを飲んでレントゲン撮影があります。
今日は休みだったので健康診断の後は軽めに蕎麦で済ませましたが、
昨晩から不足している野菜分を補いたいのと、バリウムと発泡剤の胸焼け感が残っているので
保存が出来て応用もきく南仏料理「ラタトゥイユ」を作りました。

まずはいつもどおり食材の整理から。
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まだ日が高いうちに調理写真を撮り始めるのは珍しいです。
今回は2、3日分つくり置きできる量を作るため、
ナス2本、ズッキーニ1本、玉ねぎ1玉、パプリカ1個、にんにく1かけ、
トマト水煮缶1個と、ブラックオリーブ、ローズマリー各適量を使います。
  
極めて簡単に言えば「食材を切って炒めて煮る」料理ですが、
ナスとズッキーニとトマトは必ず使うものの、それ以外の野菜に何を使うか、
野菜をどの程度の大きさに切るのかで違った料理のようになります。

今回は野菜の食感を生かしたかったので全体的に大きめにしています。
ナスとズッキーニは縦半分に切った後、写真のように大雑把に切りました。
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あんまり野菜ゴロゴロにしたくない時は1cm角程度に細かく切ります。
そして玉ねぎも普段はみじん切りにするのですが、今回は5mm幅程度の銀杏切り。
そしてパプリカと食材準備の後に冷蔵庫に眠っていたのを発掘したピーマン半個は
1cm幅程度に薄切りにします。
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にんにくをみじん切りにしてオリーブオイル大さじ2杯程度を伸ばしたフライパンで炒め
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香りが立ってきたら最初にナスとズッキーニから炒めます。
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この順番はナスの炒め物やナス焼きなどを作ったことのある方ならお分かりだと思いますが、
ナスもズッキーニも油をよく吸う野菜なので、
オリーブオイルが染み込んだナスやズッキーニを後で煮込む時に
野菜の中から油分が適度に出てくるためです。

ほぼ均等にナスとズッキーニに火が通り、しんなりしてくるまで炒めた後、
玉ねぎ、パプリカwithピーマンの順に加えて炒めます。
今回は玉ねぎを大きく切っているので、パプリカを加える前に少し時間をかけて炒めています。
大体野菜に火が通ってきたらトマト缶詰をあけて軽く炒め、
ローズマリーを振ってブラックオリーブを今回は4個入れて
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蓋をして弱火で煮込むこと約20分。

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このような感じに仕上がります。
(注:写真では見えませんが、ちゃんと鍋敷を敷いていますので・・・)
ここまで食材の準備から40分と言ったところです。
この状態でももちろん完成といえるのですが、少し蓋をして放置したほうが
味が全体に馴染んで美味しくなります。
まだ夕飯には早いので1時間ほど放置し、トーストと共に盛り付け。

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パンがバゲットじゃないなんて邪道だ!という声もあるかもしれませんが、
独り暮らしではバゲットを使い切れないのでやむなく食パンなのはご容赦ください。
ラタトゥイユはそのまま食べてもメインディッシュの副菜にしても
パンに乗せて食べてもパスタソースにしても相性がよく、
冷蔵庫での保管もできるので重宝します。
特に独り暮らしで仕事から帰ってきてから夕食を作る時、
もう一品作り置きがあると実にありがたいため、たまにストックしておきます。
私が作る料理に煮物系が多い気がするのも、同じ理由からかもしれません(苦笑)
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