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スプラッシュスター第26話『咲には内緒!ドッキドキの夏合宿!』 [ふたりはプリキュアSprash Star]

お化け話が展開された今週のハートキャッチのように、
こちらも夜の学校で起きる怪談がエッセンスとして加えられます。
咲に内緒である計画を進めるソフト部と舞ですが、
隠し事が下手な舞と、極めて鈍感な咲の可愛らしさも光り、
前回以降ノリノリの活躍を見せるシタターレ姐さんのアドリブなども楽しめる一編です。
 
ソフトボール部は秋のリーグ戦に向けて夏合宿が始まります。
もも姉泉田キャプテンは咲のピッチングだけではなく、
バッティングを徹底的に強化して得点力の向上を課題に挙げ、練習スタート。
マウンド上の咲も、満と薫の生存を確信したことで、
心機一転ソフトも頑張ろうと気合を入れますが、
打席に立つ仁美と捕手の優子がなにやら内緒話をしているのが気に掛かりました。
グラウンド脇では、もも姉とさくらママの来海母娘泉田キャプテンと篠原先生までもが
咲の方に目をやりながら、なにやら耳打ちしています。

一方ダークフォールでは・・・
失敗を嫌味ったらしく指摘するゴーヤーンに対しても
シタターレ姐さんは相変わらず余裕たっぷりで、
イメージどおりの完璧なやり方でないと美学に反すると高笑いしながら
ゴーちゃん呼ばわりして出撃していきます。
その完璧なやり方とやらに期待したいものですが・・・

練習も終わり、夕方の家庭科室ではみんなで夕飯の支度をしています。
玉ねぎ担当の咲は、劇場版の美希のように泣きながら玉ねぎを切っているところ、
舞が差し入れのスイカを持って手伝いにやってきました。
ところが、舞も篠原先生となにやら明日の準備についての内緒の話をしており、
明日の準備?と訊ねる咲を歯切れ悪く誤魔化しますが、
その後も他の生徒たちと何やら内緒の打ち合わせをして、咲は奇妙な違和感を覚えます。
次いで健太もタコめしを手に登場。
ほしのや伝統の寒い洒落、たこさんたべてね!を披露して優子以外はドン引きです。
夕食時にはなぜか舞と健太も同席し、
自身が味付けをしたカレーを健太に褒められ、一気に照れる優子。あまずっぺぇ~

ソフト部員たちの荷物が無造作に置かれた体育館。
咲の荷物には案の定ムープとフープが紛れ込んでおり、
夜の体育館を、校舎を探検と称して飛び回ります。
そして単身おっかなびっくり懐中電灯を手に何かを取りに
校舎へ向かう健太に見つかり、人魂と勘違いされました。
恐怖に駆られて駆け出した健太は、前を行く篠原先生に気付き
安堵して声を掛けたのも束の間、振り返った篠原先生は顔が無いのっぺらぼう。
さらにその首がろくろ首のように伸びて健太に迫り、
りんちゃん健太の悲鳴が夜の学校に響き渡りました。
追って来る首を振り切り、なんとかみんなの居る家庭科室に逃げ込む健太。
その前に本物の篠原先生が現れ、お化け呼ばわりされた先生は少々不満そうです。
ちなみに・・・ろくろ首のっぺらぼう先生はシタターレ姐さんだったのは言うまでもありません。

食事の後片付けも終わり、ソフト部員たちは体育館に布団を敷いて
明日の朝練に備えて消灯時間を迎えます。
その前にみんなで風呂入ったよな?泉田先輩おp(以下自粛)
ハードな練習と食事のため、咲はみんなが呆れるほど早く寝息を立て始めますが・・・
ふと、咲が目を覚ました時、周りの布団には誰も居ません。
懐中電灯を手に、おっかなびっくり校舎内を行く咲をからかうフラッピですが、
不意に白いものが階段を上る様を見て震え上がる2人。

ちなみに白いものは大きな布を被った仁美と優子で、
教室では舞や泉田キャプテンも手伝う中、明日の準備が着々と進められていました。
仁美と優子は飾りつけに使う布を取りに行っただけで、
黒板には大きく‘HAPPY BIRTHDAY 咲’と描かれています。
咲本人もすっかり忘れている誕生日。
しかしみんなが準備に盛り上がるその前夜、校庭の蛇口が捻られ、
校庭に徐々に水が張り巡らされて行き・・・

フラッピ、チョッピそれぞれ嫌な気配を察して、咲と舞は校内で合流します。
ずいぶん夜も遅いのにまだ舞が学校にいるのに首を傾げる咲に、
舞の答えは妙に歯切れが悪く、みんなも教室にいるから大丈夫、
と口を滑らせてしまう等、隠し事が下手という意外な一面が披露されます。
咲にこれ以上追求される前に窓の外を水流が迸り、
水道管のウザイナーと共にシタターレ姐さんが登場しました。
美容の為に夜は早く寝るというハナ・ミズターレ姐さん(また咲に間違われた名)に
「こんな時に限って」どうして出てくるの?と漏らしてしまう舞は
再び咲に疑問を突かれ、やんわりと誤魔化すという隠し事の下手っぷりを披露しますが、
とにかく変身して立ち向かう2人。

水を打ち出すだけでなく、ホースを伸ばしてプリキュアを縛り付ける等、
なかなか芸達者なウザイナーに早速身動きが取れなくなる2人。
『この私に逆らおうだなんて、百万年早いマンネン!』
健太のギャグより面白い台詞を吐くシタターレ姐さんの指示の下、
ウザイナーの打ち出す水流は地面を穿つほどの威力を見せ付けます。
身動きがとれないプリキュアに攻撃が仕掛けられようとするのを制止する
ムープとフープもあえなくホースに絡め取られ、
縛られたブルームとイーグレットに水流が畳み掛けられました。
水の中で呼吸が出来ない状況ながら、必死に手を伸ばす2人。
なんとかその手が繋がれると、精霊の力によって水流を弾き返します。
反撃開始。
ムープの月、フープの風の力を得て、早速スパイラルハートスプラッシュで撃退しました。
奇蹟の雫を受け止めた咲は、改めて舞に訊ねます。
『ところで、舞が言ってた準備って何?』
舞はこの期に及んでまだ歯切れ悪く誤魔化します。

そして翌日の昼食前、突然フラッピがお世話をするようせがんだために集合に遅れた咲が、
謝りながら教室へ入ると、一斉に鳴り響くクラッカー。
今日8月7日は、咲の14歳の誕生日です。
みんなで夕べ遅くまでかかった飾りつけや、差し入れを持って来た日向一家に祝福され、
自分でもすっかり忘れていた誕生日をお祝いしてもらい、咲は心の底から喜びを露にしました。
お待ちかねのプレゼントは・・・
ソフト部のみんなからは、遅刻しないようにと巨大な目覚まし時計。
健太は浜で拾ったというほら貝。
なんとも微妙なものがプレゼントされて複雑な表情の咲ですが、
美翔兄妹のプレゼントは心に残るものとなりました。
和也はみんながドン引きしている中で、大宇宙のロマンを感じるという隕石のかけらを、
舞は咲をかたどったクッションをプレゼントし、喜ぶ咲で幕となります。
『みんなありがとう、今日の気分は絶好調ナリ!』


今後しばらく満と薫は名前も語られない扱いが続いてしまうのは止むを得ませんが、
それを差し引いても、終始明るく描かれる咲は久々で、
やはり咲には悲しい台詞や振る舞いよりも笑顔がよく似合います。
咲の誕生日をこっそり企画しようという皆と、鈍感な咲との温度差も愉しく、
真面目ゆえにうっかり計画を漏らしてしまいそうになり言葉に詰まる舞も愛らしいです。

咲と舞の脇を固めるソフト部や健太、和也の人間関係にも
微妙なスポットが当てられていて楽しめます。
健太が来たことであからさまに目が輝いて赤くなる優子、
和也のプレゼントをベタ褒めする咲を複雑な表情で見る健太。
特に健太は表立って口にしないものの、咲に好意を抱いているのは明白に感じられ
和也に妬き、自分を熱烈に見てくれている優子に気付かないという
あまずっぺぇ関係が印象的です。
咲にプレゼントしたほら貝も、その前に自分が吹いてみて咲と間接キ(ry
まあ健太(りんちゃん)は来年も夜の学校で増子さんと共に
骸骨に追いかけられるという目に遭うので大目に見る事にします。

冒頭、あれだけ自信たっぷりに「イメージどおりのやり方」「美学に反する」
などと言っていたシタターレ姐さんの作戦もセコく、
わざわざ篠原先生に化けてまでやった事といえば健太をビビらせただけです。
これが姐さんの美学だとしたら、姐さんの美意識は私には理解できません(笑)
ただ姐さんの最期の戦いでの作戦は、この時篠原先生に化けた事に味をしめたのでしょうか。
だとすると今回はシタターレ姐さんにとって大きな意味を持つことになるのですが・・・

それにしてもソフト部のみんなや舞は何時まで飾り付けをしていたのでしょうか?
いくら朝練に備えて早く寝るとは言え、夕食の片づけをしてから消灯となると、
早くても21時頃と思われます。
それから咲が一眠りして目を覚ますとなると、23時以降でしょうか・・・?

理屈抜きに楽しめる誕生日回のために、あまり語れるポイントが少ないのですが、
深く考えずに楽しむ作品は仕事の後の息抜きとして最適でした。
次回も楽しい夏祭り回のため、最近ちょっと忙し目の私にとって、また楽しめそうな一編です。
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