暗い新宿の街を明るく照らす例のポスター [プリキュアその他]
あの未曾有の大災害から早くも1週間が経ちました。
震災前と今の世間を比較して、まるで別の世の中になってしまったかのような今日この頃、
「何でもないようなことが 幸せだったと思う」
という某虎舞竜の歌のような日々が流れた怒涛の一週間が過ぎました。
一個人として、一社会人として、義捐金を送金したり、
日々の業務の中で被災地を支援したりと色々な事がありすぎた1週間。
それでも被災地の皆様からすれば充分マシな日々を過ごした私にとって、
一プリキュアファンとして出来る事は何なのかを考えた結果、
不要不急の外出が控えられる中、職場が新宿であるという事を活かして
今年も新宿駅メトロプロムナードに掲載された、例のポスターを撮影して参りました。
このポスター群との出会いは震災後の月曜日、3月14日です。
この日は早朝から計画停電が行われるという情報が飛び交っており、
普段利用している錦糸町から総武線→中央快速線という通勤ルートではなく、
第2の最寄り駅である住吉から都営新宿線を利用して出勤しました。
その際都営新宿線も新宿三丁目で時間調整のため長時間停車を余儀なくされ、
やむなく新宿三丁目から西新宿の職場に向かって歩き始めた折、
DX3のポスターが途中4箇所に貼られていました。
そして昨年DX2のポスターが掲載されたメトロプロムナードに差し掛かったところ、
壁一面を埋め尽くす総勢21人のプリキュア達の姿を目にしました。
それからというもの、総武線の代わりに都営新宿線を利用した私は毎朝と仕事帰りに、
少し遠回りになりますがメトロプロムナードを通ってこのポスター脇を通り続けました。
計画停電・節電の影響は避けがたく、普段人が溢れているこの一角も
ご覧の通り照明を少なくして人通りも少ない状況です。
そんな中、照明に照らされておらずとも
彼女達の姿はメトロプロムナードに光を照らすような輝きに満ちておりました。
昨年のこの時期とは異なり、既に「プリキュアぴあ」等で出ているイラストですが、
それでもこのサイズで掲載されている様は非常に見ごたえがあります。
写真撮影をしたのは3月18日ですが、それまで毎日のようにここを通って通勤しておりました。
ある日の事、ここ数日の新宿ではあまり見かけなくなった
小さな女の子連れの親御さんが歩いていた際、明らかにお子様の目が輝き、
そして大喜びしながらポスターに目を奪われる光景を目の当たりにして
彼女達がこの暗くなった世の中及び町を明るくさせる力を持っている事を実感しました。
そしてプリキュアをご存知無さそうな通りがかりの方々の目を惹く効果も上々で、
（それ故に写真撮影をする私は非常に撮り辛かったのですが・・・（苦笑））
ポスターを照らす照明が無いにも関わらず、この一角は実に輝いて見えます。
『ここで倒れるわけには行かないの！いろんな事があったんだもん！』
『でも、乗り越えてきたのよ！』
『だから、あんたなんかに・・・』『今、ここで・・・』
『負けるわけにはいかないの！！』
『ゴーヤーン、確かにあんたは強い。
でもどんなに強い滅びの力でも、絶対に消せない物がある！』
『私達の心から、希望を消す事はできないわ！』
今まさに明日も知れない深刻な事態が起き続ける中、
私が、私達がプリキュアという作品から何を得てきたのか、
どんなメッセージを受けてきたのか、改めて考えさせれれます。
「絶対に諦めない」「何とかなるなる」「幸せゲットだよ」
そのような甘い状況でないのは充分承知しておりますが、
それでもこれまで語られてきたメッセージを信じたい。
一プリキュアファンとして、切にそう願った次第です。
不要不急の外出は避けるべきかもしれません。
それでもこのメトロプロムナードのポスターに描かれた彼女達からは、
この状況に立ち向かえるような何かを感じさせるものがあります。
この土日、もしも足を運べる方がいらっしゃれば、
ぜひご自身の目で見て頂き、そして何かを感じ取って頂きたいと思います。
震災前と今の世間を比較して、まるで別の世の中になってしまったかのような今日この頃、
「何でもないようなことが 幸せだったと思う」
という某虎舞竜の歌のような日々が流れた怒涛の一週間が過ぎました。
一個人として、一社会人として、義捐金を送金したり、
日々の業務の中で被災地を支援したりと色々な事がありすぎた1週間。
それでも被災地の皆様からすれば充分マシな日々を過ごした私にとって、
一プリキュアファンとして出来る事は何なのかを考えた結果、
不要不急の外出が控えられる中、職場が新宿であるという事を活かして
今年も新宿駅メトロプロムナードに掲載された、例のポスターを撮影して参りました。
このポスター群との出会いは震災後の月曜日、3月14日です。
この日は早朝から計画停電が行われるという情報が飛び交っており、
普段利用している錦糸町から総武線→中央快速線という通勤ルートではなく、
第2の最寄り駅である住吉から都営新宿線を利用して出勤しました。
その際都営新宿線も新宿三丁目で時間調整のため長時間停車を余儀なくされ、
やむなく新宿三丁目から西新宿の職場に向かって歩き始めた折、
DX3のポスターが途中4箇所に貼られていました。
そして昨年DX2のポスターが掲載されたメトロプロムナードに差し掛かったところ、
壁一面を埋め尽くす総勢21人のプリキュア達の姿を目にしました。
それからというもの、総武線の代わりに都営新宿線を利用した私は毎朝と仕事帰りに、
少し遠回りになりますがメトロプロムナードを通ってこのポスター脇を通り続けました。
計画停電・節電の影響は避けがたく、普段人が溢れているこの一角も
ご覧の通り照明を少なくして人通りも少ない状況です。
そんな中、照明に照らされておらずとも
彼女達の姿はメトロプロムナードに光を照らすような輝きに満ちておりました。
昨年のこの時期とは異なり、既に「プリキュアぴあ」等で出ているイラストですが、
それでもこのサイズで掲載されている様は非常に見ごたえがあります。
写真撮影をしたのは3月18日ですが、それまで毎日のようにここを通って通勤しておりました。
ある日の事、ここ数日の新宿ではあまり見かけなくなった
小さな女の子連れの親御さんが歩いていた際、明らかにお子様の目が輝き、
そして大喜びしながらポスターに目を奪われる光景を目の当たりにして
彼女達がこの暗くなった世の中及び町を明るくさせる力を持っている事を実感しました。
そしてプリキュアをご存知無さそうな通りがかりの方々の目を惹く効果も上々で、
（それ故に写真撮影をする私は非常に撮り辛かったのですが・・・（苦笑））
ポスターを照らす照明が無いにも関わらず、この一角は実に輝いて見えます。
『ここで倒れるわけには行かないの！いろんな事があったんだもん！』
『でも、乗り越えてきたのよ！』
『だから、あんたなんかに・・・』『今、ここで・・・』
『負けるわけにはいかないの！！』
『ゴーヤーン、確かにあんたは強い。
でもどんなに強い滅びの力でも、絶対に消せない物がある！』
『私達の心から、希望を消す事はできないわ！』
今まさに明日も知れない深刻な事態が起き続ける中、
私が、私達がプリキュアという作品から何を得てきたのか、
どんなメッセージを受けてきたのか、改めて考えさせれれます。
「絶対に諦めない」「何とかなるなる」「幸せゲットだよ」
そのような甘い状況でないのは充分承知しておりますが、
それでもこれまで語られてきたメッセージを信じたい。
一プリキュアファンとして、切にそう願った次第です。
不要不急の外出は避けるべきかもしれません。
それでもこのメトロプロムナードのポスターに描かれた彼女達からは、
この状況に立ち向かえるような何かを感じさせるものがあります。
この土日、もしも足を運べる方がいらっしゃれば、
ぜひご自身の目で見て頂き、そして何かを感じ取って頂きたいと思います。
まだ貼ってあるでしょうか～
今から行って見てみます！
by しぱき (2011-03-26 11:04)
>しぱきさん
コメントありがとうございます。
昨日の帰宅時にはまだありましたので、
おそらく明日の日曜まで貼られていると思います。
ぜひこの光景をご自身の目で見てみて下さい。
生で見ると本当にすごいですよ！
by スティクス (2011-03-26 13:33)
こんにちは。毎朝「約束のメロディ」を聴くのが日課の男です。
この記事は、携帯電話を新しく買って自分がプリキュアの世界へ引き戻すきっかけとなりpixivに入会をしようと決めたきっかけの記事だったりします。
折りしも大地震の最中だったのですが、明るい日本を照らす光にも見えましたね。
余談(ドドリーの秘密):敢えて此処で「#キボウレインボウ#」のドドリーの存在を教えます。
実は境プロデューサーのツイッターによると、ドドリーが不在なのは彼が舞台装置を付けていたらしいです。
境プロデューサーはそれまで「ONE PIECE」を担当していた時代のノウハウを、スイートで生かしている場面が多いです。
第1話の演出が例です。
by 横浜学園都市部 (2011-12-11 02:37)
>横浜学園都市部さん
奇しくも今日はあの日から丁度9か月に当たるんですね。
「もう」9か月というべきか、「まだ」9か月というべきか。
既にあの大混乱は昔のことのようにも思えますが、
首都圏に暮らす者として、あの頃の暗い世の中は忘れられません。
そして、そんな世界を照らしていたこのポスター達も。
ところで、ドドリーの未登場にはそんな逸話があったのですね。
なんとなくこじつけ感が無きにしもあらずですが(笑)。
私はONE PIECEは良く知らないので境氏のノウハウというのが
よくわからないのですが、第1話の演出がそういった例という事であれば、
少し調べて見返してみたいものです。
by スティクス (2011-12-11 22:33)