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スマイルプリキュア第2話『燃えろ!熱血キュアサニーやで!!』 [スマイルプリキュア!]

私は折に触れて夏木りんちゃんがお気に入りだと述べてきました。
活発、スポーツ万能、勝気でボーイッシュにもかかわらず、時折見せる少女らしい一面、
そして5メンバーの中で最も乙女キャラだったという事も、彼女の魅力に拍車をかけていました。
今作の日野あかねは現時点では見た目での判断に留まりますが、
どことなくりんちゃんを思わせます。似ているようで異なり、異なるようで似ている2人には、
最初の変身にあたり共通する事項がありました。それは、友達のために立ち上がった事。
『友達ナメんなぁあッ!』『ウチの友達に、何してくれてんねん!』
  
ふつつかものですが、宜しくお願いします(違)
みゆきの自室。改めて互いに挨拶を交わすみゆきとキャンディ。
刹那、キャンディのお腹が鳴り、もはや恒例の珍獣お世話タイムが始まります。
前回獲得したイチゴのキュアデコルをスマイルパクトにセットすると、
たちまちイチゴが実体化。キャンディはそれを食し始め、
食っていのかよ!?とみゆき同様驚いたのは私だけではないでしょう。
そしてみゆきを驚かせる要素はもう一つありました。
プリキュアは5人いると聞いたみゆきは、喜びながら大きくのけぞり、
のけぞりすぎて床に頭を打ち付ける等、いい意味で先が思いやられます。
その様にキャンディも心配を隠せず、早く他の4人を探して欲しいと注文をつけました。

一方、ウルフルンは本拠地バッドエンド王国で、
前回の怒りを拳に込めて、岩山を殴りつけました。
暗い空に浮かぶ三日月の下、次は必ず仕留めると心に決めたウルフルンの遠吠えが響きます。

今日の体育の授業はバレーボール。バレー部員のあかねは、本職の圧倒的な実力を見せつけ、
運動神経抜群と言われるなおでさえ、そのスパイクは防げません。
さてゲームの最中、やよいがおっかなびっくり受けたレシーブで高く上がったボールを見て、
あかねはみゆきにトスを指示しました。
ところがみゆきは運動神経の方もさほどではなく、お約束通り顔面でボールをトス。
しかし宇野のヘディング事件とは異なり、
あかねはこの高く上がったボールを殺さず、日野ちゃんスペシャルアタックをお見舞いします。
ボールはなおとれいかのブロックを越え、コートに突き刺さりました。
スパイクを決めて満足そうなあかねの後ろでは、
顔面でボールをトスしたみゆきが倒れていますが・・・(笑)
ともかく、あかねとやよいに介抱されたみゆきは、
運動神経抜群の日野さん、そして優しい黄瀬さんを、内心プリキュア候補と見込んでいました。

お昼休み。みゆきは単刀直入に、二人にプリキュアをやって欲しいと切り出します。
密かに学校に潜り込んでいたキャンディは、そのあまりの直球ぶりを目にしてみゆきに飛びつき、
そのまま一緒に東屋から転がって行きました。
改めてキャンディは、プリキュアの事は秘密だと釘を刺し、
そして誰でもプリキュアになれる訳ではないと忠告します。
しかし、プリキュアにはどういう人がなれるのかは、キャンディ自身にもわかりません。
そこに、あかねとやよいがみゆきを追ってきました。
慌ててキャンディを隠し、あかねの追求を誤魔化すみゆきに対し、
あかねは今はバレー部の活動が第一だと、プリキュアの事をはっきりと断りました。
プリキュアを断られたとしても、みゆきは放課後その試合の応援に行きます。

しかし授業の時とは異なり、本職揃いのバレー部の中では、あかねは輝けません。
真のエースであるゆか(初代からのファンとしては友華、だといいのですが・・・?
には敵わず、表情を曇らせるあかねを見て、みゆきも心配そうです。

夕暮れの河川敷。家路に向かうみゆきの耳に、ボールの音が聞こえて来ました。
見ると鉄橋の下で、あかねは一人練習に励んでいます。
丁度顔のあたりから滴がしたたり落ちるのを見て、
泣いていると心配したみゆきは声を掛けようとしますが、その矢先に派手に転倒。
土手から転げ落ちて、逆に心配される始末です。
『それより日野さん、元気出して!
 泣いてると、ハッピーが逃げちゃうよ!スマイルスマイル!』

しかし先ほどの滴は汗であり、単なるみゆきの早とちりで
あかねは別に泣いていたわけではないと、あっけらかんとしています。
『落ち込んだりせえへん。今必要なんは特訓や特訓!』
普段誰にも頼らないと言うあかねも、みゆきの申し出は嬉しかったのでしょう。
みゆきにボールを上げてもらい、一緒にスパイクの練習を始めました。
プリキュア探しが進まない事をぼやくキャンディをよそに、
夕陽に照らされた2人の笑顔は輝いています。

次の試合の日。声援を送るみゆきに応えるように、
あかねは次々とスパイクを決めて行きます。
ところがそこに現れたウルフルンによって、白紙の未来は黒く塗り潰され、
たちまち膝をついて無気力化するバレー部員達。あかねも例外ではありません。
『夢や希望に燃えれば燃えるほど、絶望した時のバッドエナジーは大きくなるのだ』
ピエーロ復活を知らせる時計の針が一つ進みます。
『人間の絶望した顔程愉快なものはない。見ろ、あの絶望の顔を』
みゆきにあかねの絶望した姿を見せつけ、努力など無駄なだけだと扱き下ろすウルフルン。
『無駄なんかじゃない。目標に向かって頑張ってる日野さんを・・・
 私の友達を馬鹿にするなんて、絶対許さないんだから!』

みゆきはあかねを守るように手を広げ、変身します。

キュアハッピー登場と見るや、ウルフルンもバレーボールをアカンベェ化。
可愛くないバボちゃんのようなアカンベェを前にして、やっぱり怖いと怖気づくものの、
ハッピーは希望のスマイルを取り戻すべく気を取り直します。
しかし理想に実力が追いついておらず、打ち出されるバレーボールの弾からは逃げ回るばかり。
それでもボールに跳ね飛ばされたはずみで校舎の壁を蹴り、
一念発起、アカンベェに強烈な蹴りを叩き込みました。
改めてプリキュアのパワーに自信を抱き、ハッピーシャワーを決めるべく、アニマル浜口再び!
気合を込めてハッピーシャワーでアカンベェ撃退!
・・・と思いきや狙いは思いっきり逸れてしまい、
技を放ったハッピーにどっと疲れが襲って来ました。
それでも再びハッピーシャワーを試みますが、今度は途中で消えてしまう始末。
変身1回につき技も1回しか出せないという、
キャンディさえ知らなかった事実が明らかになりました。まるでマダンテです。
焦るハッピーにアカンベェの拳が迫り、辛うじて受け止めるものの
奮闘空しくもう片方の手に握りしめられてしまいました。

虚ろな顔のまま座り込んでいたあかねは、
ハッピーの悲鳴を耳にしてそちらに目を向けました。
『所詮この程度か。泣き出すのも時間の問題だな』
『これくらいの事で泣かないもん。ハッピーが逃げちゃう。スマイルスマイル・・・!』
確かにハッピーは涙を浮かべています。しかし、精一杯笑顔を作っています。
スマイルスマイル・・・その言葉を聞いたあかねは、ハッピーの正体はみゆきだと悟り、
同時に絶望の状態から解き放たれました。
しかしアカンベェがハッピーを握りしめている光景を前に、当然戸惑いを隠せません。
『ていうか、星空さんなん?』
『はい・・・あ、返事しちゃった。それは秘密なの』
それはそうですと言っているようなもの、すかさずあかねの突っ込みが入ります。
しかしこの状況は危険です。ハッピーはあかねに逃げるよう促しました。
混乱するあかねの背後にウルフルンが回り込み、鋭く睨み付けます。
友達や一生懸命を下らないと扱き下ろし、
バッドエンドの世界にそんなものは必要ないと言い捨てるウルフルンに、反論するハッピー。
『友達は下らなくなんかないよ!
 楽しい時、嬉しい時、友達が居れば2倍も3倍もハッピーになれるし、
 悲しい時辛い時はそばにいてくれる。とっても大切なものなの!』

その言葉に、あかねは河川敷で練習に付き合ってくれたり、
声援を送ってくれたみゆきの事を思い出しました。

しびれを切らしたウルフルンが、アカンベェにとどめを指示したその時、
アカンベェにボールが投げつけられました。
ボールを放ったのはあかねです。蚊が刺すほどにも感じないかもしれません。けれど・・・
『ウチの友達に、何してくれてんねん!』
非力な中学生のまま、あかねはアカンベェの足を掴んで懸命に力をこめました。
『星空さんは、ウチを励まして応援してくれたんや!次は、ウチが助ける番や!』
しかし、生身の人間ではアカンベェには到底敵いません。
その時、あかねを中心に光が弾けました。

転倒するアカンベェ。そして戸惑うあかねの手に、スマイルパクトが現れました。
喜び勇んで飛びつくキャンディを前に、ぬいぐるみが喋ったと驚くあかねは、
世界を悪から守る伝説の戦士と言われても、未だにピンと来ません。
それでもキャンディに言われるがまま、パクトとパフを使って変身します。
パフを炎に変え、炎を身に纏いながらの勇ましく、凛々しい変身。
その仕上げにパフを顔に当て、うっすらと頬を紅潮させて名乗るその名は・・・
『太陽さんさん、熱血パワー!キュアサニー!』

2人目の登場に驚くウルフルン。サニーも同様、自分の姿に驚いて、
さらに口をついて出た決め台詞の恥ずかしさに悶絶していました(笑)
それでも「太陽さんさん」は情熱たっぷりの日野さんにぴったりだと言われると、
一転し乗り気になりました。しかし太陽が似合うと自認したと思いきや、
改めて悪い狼さんことウルフルンを前にして、
ハッピーの後ろに隠れたり等、未だ戸惑いが隠せません。
そんな2人に上から襲ってくるアカンベェ。押し潰されたと思いきや、
アカンベェはサニーが受け止めていました。アカンベェの鼻を掴んだまま、
激しく振り回し、投げ飛ばし、サニーはそのパワーに驚きを隠せません。
次いでサニーファイヤーで浄化と促され、大股開きで気合を込めました。
ハッピーと同様、力が吸い取られるのと同時に、上空には火の玉が現れます。
『一緒にやった、秘密の特訓だよ!』
サニーもどうすれば良いのか察しました。高く跳び上がり、火の玉をスパイクします。
『プリキュア・サニーファイヤー!』
アカンベェは撃退され、ウルフルンも撤退。
どっと疲れが襲ってくるサニーに、ハッピーが飛びつき、
降ってくるキュアデコルを受け止めて、バレー部員達も無事に立ち上がり、一件落着です。

デコルを集めて、キャンディの世界を助けて欲しいと乞われたあかねは
未だよくわからないながらも、迷える子羊は放っておけないと承諾しました。
『私も日野さんと一緒にプリキュアやれるなんて、ウルトラハッピーだよ!』
喜ぶみゆきに、あかねはちょっと照れくさそうに応えました。
『あかねでええって。もう、友達やしな・・・』
立ち上がり、みゆきに右手を伸ばします。
『これからよろしくな、みゆき』
『うん!よろしくね、あかねちゃん!』
転校してきたばかりのみゆきにも、名前で呼び合える友達が出来ました。
しっかりと繋がれた手を前に、キャンディもある予感を抱きます。
『もしかしたらプリキュアって、友達を大切にする子がなれるのかもしれないクル』


既に幼馴染だったのぞみとりんちゃんとは異なり、
みゆきとあかねは打ち解けたとはいえ、知り合ってまだ間もない関係です。
どんなきっかけであかねの変身に繋げるのか期待していましたが、
期待に応える形での初変身、そして一気に名前で呼び合う「友達」へと
関係を推し進める展開は見事でした。

まずはあかね=キュアサニーの変身シーンと戦いっぷり、その技について、
思いっきりハートキャッチされてしまった私がいます(苦笑)
りんちゃん好きの私の琴線に触れるような勇ましさと凛々しさ!
炎を纏う変身は5GoGoのルージュに通じるものがありますが、
 ルージュ・・・目を閉じたままの表情が醸し出す色気
 サニー・・・パフを顔に当てる事でうっすらと紅が射す頬
が実にたまりません。前回、ハッピーの変身シーンでも触れたのですが、
やはりこれは少女が大人の階段を登る事を暗示しているようにも見えます。
そして何より、決してガサツではないものの化粧っ気の無さそうだったあかねが
化粧をして変身するという事実!ちょっと背伸びした少女の姿のようにも見受けられ、
また女性にとって化粧は自分を変える事に繋がると言うようにも思えて来ました。
これまでタルトと入れ替わったパインが見せた程度しかない「大股開き」など
サニーの立ち姿は少々勇ましすぎる感がありますが(笑)、
だからこそ女の子らしい仕草にはドキッとさせられます。

ファイヤーストライクのサッカーボールがバレーボールに変わったような
サニーファイヤーのカッコ良さも目を惹きました。
何より打ち放った後大写しになる、サニーの目力あふれる凛々しい顔がたまりません。
オールスターズでのルージュ先輩との合わせ技も期待したいものです。
それにしても技を放つと疲れが襲ってきたり、1度しか技が出せなかったりと、
制約の多いバトルは珍しく、今後彼女達は工夫しながら戦うのでしょう。
5人揃った暁には互いを援護しながら戦うのかもしれないと、今から楽しみです。

さて、今回みゆきとあかねの距離が縮まるきっかけとなった河川敷のシーン。
この時、あかねは泣いていないとあっけらかんとしていましたが、
本当に泣いていなかったのでしょうか。
明確に否定しており、またあかねの裏表の無さからして、
泣いていない事は明白ですが、目元が映っていない事や
背景の重苦しさ、転がるボールが暗示しているように、
観る側にとっては「泣いている」と解釈する事も出来ると思います。
そして、確実に心の中では涙を流していた事でしょう。
それは今回ウルフルンが扱き下ろす友情の否定への反論、
友情の肯定にもつながっています。
普段はあかねも協力を断り、一人で練習していると言っています。
一人黙々と鍛錬に励むという事ももちろん素晴らしい事ではありますが、
プリキュアシリーズに於いては喜びや悲しみを分かち合う友達の存在を重視しています。
即ち、少し頑ななところのあったあかねの心を、みゆきが解きほぐしたと見る事ができそうです。
ラストではあかねの方から手を差し出し、名前で呼ぶ事を提案していますが、
あかねにそのようなきっかけを作ったのはみゆきだと言えるでしょう。

今回のみゆき=ハッピーの描写のうち、アカンベェに握りしめられ、
痛めつけられたた状態での、涙を浮かべながら笑顔を作る場面が印象的でした。
既に泣いているにも関わらず、空元気でもいいから笑顔を作る事。
みゆきやハッピーの姿を観るとこれは前向きに捉えられ、
事実あかねが立ち上がる事にも繋がりました。
しかし、敵の親玉がピエロの化身である事を考えると、表裏一体のものにも思えて来ます。
そもそもピエロとは、笑うしかないほどの絶望的な哀しさを秘めた道化であり、
笑いのメイクの目の下には、涙が描かれています。
笑い顔のまま涙を流す事が、果たしてどう繋がって行くのでしょうか・・・?
まだ第2話の段階で、敵の目的や素性もはっきりしない以上
あまり踏み込んだ事は言えませんが、この点が気にかかりました。

今回は、そのウルフルンたちの本拠地であるバッドエンド王国の姿もありました。
これまでの敵の本拠地といえば、ドツクゾーンやダークフォールは闇そのもの、
ナイトメアとエターナルはブラック企業、
ラビリンス、惑星城、マイナーランドは無機質な世界でした。
和洋折衷、鬼が島やまんが日本昔話の背景のようなものと交じり合った
バッドエンド王国の姿は不気味かつどこかユーモラスであり、
これまでにない空間は何となく楽しそうです。

オープニングの入り方は前回だけの特別使用だったようですが、
その分EDが毎回楽しみになりました。
その話の中心となるキャラクターがまず前面に出るというのが非常に斬新で、
次回はピース、その次はマーチ、最後にビューティと繋がる事でしょう。
その先は果たしてどうなるのかにも、期待したいです。

ところで太陽さんさんが似合うのはこのキュアサニーかスーパーヒーローくらい、
と豪語しておりましたが・・・
オールスターズNSでは明堂院先輩に挨拶しておくことをお勧めしたいものです。
なにしろ体育会系の上下関係は厳しそうですので(笑)
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龍

キュアサニーこと、日野あかね。なかなかいいキャラクターですね。前回で大まかな性格が紹介されていたとはいえ、それでもりんとの共通点が結構多い中、どう変えてくるのかと思ったら、そうきたか。
呼び方が名字から名前・あだ名に変わる、などというのはこれまでの作品でもよく見られましたが、その流れもとても自然で、よくできていたと思います。他の3人との間にも、きっと素晴らしい物語が待っていることでしょう。

>実際に泣いていなくても、心は泣いている。
ノイズもそうでしたね。ピーちゃんの嬉し涙は、もしかしたら彼が生まれて初めて流した涙だったのかもしれません。ということは、ノイズに相当するキャラが今回は中ボスで…何だか今作も深い物語になりそうです。

それにしても、ドクタケのお頭さながらの仰け反りといい、土手からの転落といい、歴代初の技はずしといい、のぞみも顔負けのドジっぷり…。ただ、あの泣き笑いは彼女の魅力でもありますし、物語の核を担うことでしょう。壁キックは初代のオマージュでしょうか。

ところで、大塚監督がキャラクターデザインで大切だと考えていることは、「見る側に魅力的なキャラクターであること」だそうです。
「これは個人的な考えですが、それが作品を見たいと思ってもらえるかどうかの入口だと思います。絵本やマンガのように、子供達は大抵「絵」で物語を読む傾向がありますよね。まずは見る側にとっつきやすい絵にすること。誤解を恐れずに言えば、内容の良し悪しはその次になると思うんです」

5人のキャラクター付けを考えるために、番組立ち上げ会議は深夜までかかっていたのだとか。性格付けや技の属性、口上をはじめとした台詞の言い回しなどを考えるのはとても難しかったそうですが、5人ともテーマの「スマイル」から派生させたという共通点があり、今後もそれらの意味合いが作中で出てくるということです。

敵側については、友情をボロクソに扱きおろすウルフルンの台詞、たとえ自虐ネタだとしても、彼が言うとシャレにならないんですよね。あとは、今までの作品では怪物誕生→被害→変身の流れでしたが、本作では被害→変身→怪物誕生になっているのが興味深いです。アカンベェは特にピエーロ復活に関係なさそうなので、何かの伏線ではないか、と思わず深読みしてしまいました。

さて、次回はやはり「あざとい」とされる黄色、黄瀬やよい(キュアピース)の出番。実は彼女、作品全体の造形もあってアコと同じくらいの背丈なんです。つまり、えりかよりも小柄なわけで、オールスターズでは何となくイジられそうな予感。あと、本作では一度しか必殺技が使えないわけですが、ピースの場合は技を外すどころか暴発させそうで…いろんな意味で心配になってきました。

そして、一緒に初登場となるアカオーニさん。確かに雷と言えば鬼ですが、OPを見た限りでは何となくピースに振り回されそうな気がします。基本設定ではウルフルンよりパワーはあるものの頭が弱いそうですが、はてさてどうなることやら…。
by 龍 (2012-02-12 23:42) 

幸下人

スティクスさん、こんにちは。幸下人です。

戦闘ド素人相手にもかかわらず、素直に緒戦の「負け」を認めるウルフルンに好感です。案外、戦いには哲学を持っているのかもしれませんね。

バレーの試合は、プリキュア強化合宿を予見するようです。なお&れいかのコンビプレイに今から期待ですね。

さて・・・、今回の目玉はなんと言っても、みゆきのすべった土手の跡。
「ミント砲?」
確信犯的サービスカットなら今シリーズはオールドファンにとって期待できそうです。

ルージュやサンシャインとサニーとの競演が楽しみなオールスターズ。
その反面、
「プリキュア史上最も危惧すべき出会い」をどう回避するのか、今から懸念です・・・。

タルト「あんさんがサニーはんでっか、わいはスイーツ王国のタルトいいまんねん。よろしゅうおねがいします。」

あかね「・・・それ関西弁なん?」

タルト「言わんといてぇ~~!」(涙目)

タルやんの中の人、特訓の成果が今から・・・・・・・・・心配です・・。
by 幸下人 (2012-02-13 00:25) 

横浜学園都市部

あかねにとって、みゆきは自分の事を理解して励ましてくれた。

だからこそ、ハッピーの正体がみゆきであった事を知り、ピンチに陥る彼女を助け、結果的にサニーへの変身を遂げる等、まさに見事な演出でしたね。

ウルフルンに関しては、次回は第2の刺客:アカオーニの登場で、暫くは王国内で留守番をされそうに感じますね。

因みにそのウルフルンやアカオーニの元に成っていたのが、スイートのミュージカルでもやっていましたね。(響が桃太郎の世界で鬼と、エレンが羊飼いと狼の世界で狼と対峙していました)。

追伸:龍さんのところで、ピエーロの件でノイズの哀しみを引き合いに出しましたが、
よくよく考えるとノイズの哀しみは、己の出生自体コンプレックスまみれでしたからね。

ただ最終的に助けてあげて、嬉しく生まれ変わったかのような白いピーちゃんが出て来た件で、警戒している音吉が、昔の栄光は忘れてと言わんばかりに小物過ぎて、頭が痛かったのも覚えているくらいです(封印されていたので、事情を知らないのはしょうがありませんでしたけど)。

スマイルパクトの秘密:今回の作品で登場するスマイルパクトは、変身アイテムでは初の音声が出るアイテムでしたね。

実は前作スイートでのキュアモジューレの4つのダイヤと同じで、実は初期戦士の5色のほかには紫と赤の宝石が2つ余っていました。

おそらく追加戦士を合わせるとシリーズ最多の可能性が出ていますね。

また鍵を握るキュアデコルに関しても、アカンベェに変えられる事を考えると、音符探しばりに苦労しそうな予感がしますね。

懸念:スマイル組も参戦するオールスターズNS(羽鳥アナや赤江フリーアナ(元ABCアナ)が参加確定。更にフーちゃん(フュージョンの欠片)の声に子役の熊田聖亜を起用)では、どうもスマイル組が他のメンツと一緒に、鍵を握るあゆみをサポートするポジションになりそうなのが気に成りました。

因みに赤江フリーアナはスマイル本編でも登場が確定しているそうです。
by 横浜学園都市部 (2012-02-13 12:45) 

なぎほの

いやー、トピックが盛りだくさんで、楽しませてもらいました!

1. 変身バンク
日野さんのキャラでは「全身にパフパフ」が今ひとつピンと来なかったので、どうするのかと思っていました。
「握りしめたパフが燃えた!」
まさかの炎上~~!
本当にサプライズでした。
そしてほっぺにパフパフしたときに、「ああ、日野さんもやっぱり女の子だあ」と思ったら、次の瞬間、「不敵な笑み」に吹きましたwww
ここまでやってくれると、残り3人の変身バンクが楽しみです~w

2.プリキュアの資格
作品中で「友達を大切にする子」と明言したのは初めてですね。
しかし振り返ると、歴代のプリキュアの女の子達も、友達を大切にする子でした。
スマイルでは、プリキュアの女の子達に共通の資質のうち、「友達を大切にする子」要素が強調されるのでしょうか。
「友達を大切にする子」という具体的な表現は、子ども達にもわかりやすいし。メッセージとしてはGood!と思います。
「いじめ」問題がはびこる昨今ですので、人を大切にすることを伝えるのは良いことだと思います。

3.陰の努力
クラスメート相手ではNo.1の実力の日野さんも、バレー部ではNo.1とはいえない。シビアですね~。
でも人の見えないところで努力する日野さんの姿を通して、「陰の努力」の大切さをきちんと伝えているのが好印象。プリキュアのこういうところが好きです♪

4.河川敷と鉄橋
初代を思い出し、他の作品でも使われた定番の舞台。
ベタでも、物語を彩る必須の設定ですね・・・というか個人的に好きですw

5.必殺技の扱い
ハッピーシャワーが一回しか使えない・・・。
前回視聴して「あれ?」と思ったんですが、やっぱりそういう設定だったんですね。
必殺技が1発勝負で、2度使えないというのは、シリーズ初の設定ではないでしょうか。サニーも必殺技を繰り出した後、ぐったりしてましたし。
この設定を物語に(特にバトルシーンで)どう生かすのか興味が高まります。
5人とも必殺技を1度しか出せないとすれば、5人が助け合わないと戦えないはず。
そうなると、日常パートだけではなく、バトルでも今まで以上に5人のつながりが強調されるかもしれません。超期待www

6.初の関西弁プリキュア
日野さんには「浪速のど根性」の香りを振りまきながら、最後まで戦って欲しいですね。
かっこいい中にも泥臭さが垣間見れる戦いっぷりが見たいです。
同じ運動少女でも、「スマート」や「シャープ」な路線は、青木さんと緑川さんがやってくれると思うのでw

次回、「じゃんけんポン♪」って何~wwww?

by なぎほの (2012-02-13 12:59) 

スティクス

>龍さん
りんちゃんと似ていそうで似ていない性格付けは流石でした。
名前呼びの流れに関しても、次のやよいちゃんが楽しみです。
果たしてなおとれいかのことは何と呼ぶのでしょうか。
呼び捨て?それとも「ちゃん」付け?興味は尽きませんね。

涙の意味については、私もスイートで語りつくした感がありますので、
今作のハッピー(よく泣く)ややよいの涙は、果たして深い意味があるのか、
色々と考えさせられています。
笑い顔で涙を流す事と、涙を流しながら笑う事は違うと思うので、
このあたりにも注目したいです。

>壁キック
私も思いました(笑)
オールスターズDXを観た直後なだけに印象深く、
次は何をやってくれるのか密かに楽しみです。

>観る側に魅力的なキャラクター
フレッシュやスイートのキャラデザインが好きな私としては
すこーし複雑ではありますが、親しみやすさという点では
ハートキャッチや今作、さかのぼって初代~SS~5の流れの方が、
分かりやすいかもしれませんね。もちろんフレッシュとスイートのような、
憧れのお姉さん的存在感もお子様には良いかもしれませんが、
いろいろなキャラクター作りがあると思います。
深夜まで議論を尽くされただけに、ここまでクローズアップされた
みゆきとあかねは大変魅力的なキャラクターに仕上がっていましたので、
残る3人もきっと期待を裏切らない出来になることでしょう。

>ウルフルンの台詞
私は彼にナイトメアやエターナルの皆さんを重ね合わせてしまいます。
彼らにも戦う理由やポリシーがあった筈なのに、
いざプリキュアと向き合うと色々と扱き下ろしていたので、
大人の世界の難しさを感じずにはいられませんでした。
ところで、被害→変身→怪物誕生という流れも意味があるのか、
ご指摘を受けて気になり始めました。
まずは時計の針が「22」を指すときに何が起こるのか、ですね。

ピースの技の暴発は、現にオープニングで
それらしいことをやっていますのでありそうな気がします(笑)
次回のアカオーニともども、どのように描かれるのかが楽しみです。
やっぱり彼はゲキドラーゴやウラガノスみたいな感じなのでしょうか・・・
by スティクス (2012-02-13 20:25) 

スティクス

>幸下人さん
ウルフルンは今のところ台詞回しから彼の人格を想像するしかないのですが、
キントレスキーとまではいかずとも、案外武人タイプなのかもしれませんね。
プリキュア達のみならず、敵側も魅力的に描いてくるシリーズだけに、
今後が楽しみかつ、退場が心配でもあります。

>バレーの試合
さりげないチーム分けでなお&れいかが組んでいるのが
今後のコンビプレイを暗示しているのかもしれませんね。
あとはりんちゃんにとってのフットサル、
なぎさにとってのラクロス、咲にとってのソフトボールのように、
どこまで本筋に絡めてくるかが注目です。
「だけど、涙が出ちゃう。女の子だもん」
あかねが涙を見せるとすれば、案外こういう理由だったりして・・・(笑)
しかし、体育の授業はともかく、試合のユニフォームは
響と和音が魅せてくれたようなものを期待したかったのですが・・・

>ミント砲
言われてみれば(笑)あの草の抉れっぷりはそうですね。
「ゆか」もそうですが、さりげなく過去のオマージュを出してくるとすれば
細かいところも見逃せなさそうです。

>最も危惧すべき出会い
タルトの関西弁はやっぱりネイティブから見れば
胡散臭いものなのか、それとも・・・?
いっそアズキーナのような京都弁なら誤魔化せるのかもしれませんが、
果たしてどうなることやら・・・
by スティクス (2012-02-13 21:19) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
普段変身後の姿を見られても正体を気付かれないのに、
あかねには分かったというところが実に見事でした。
見た目は変わっても(観ている側からはそうでもないのですが)
台詞でみゆきだと判断する件は本当にシビれたものです。

ところでミュージカル方面も私は情弱なので、
響の桃太郎、エレンの羊飼いは初めて知りました。
これはちょっと見てみたいです。
案外この時にスマイルの敵側が確立したのかもしれませんね。

音吉さんについては、私は仕方が無いと考えています。
音吉さん程の人格者で人生経験を積んだものであっても、
若い響たちのようには脅威を受け居れるのは難しいと、
私ももう若くはないだけにその気持ちも理解できます。
だからこそ、いつもプリキュア達の若い力と輝く未来に
力を貰う事ができるのだと思っています。

>赤と紫
増えるとすれば、中盤の山場を越えた先と思いますが、
クラスメイトではなさそうですし、どんな追加要員になるのか
予想しづらいですね。

オールスターズNSについては、毎度のことながら
BD発売の7月まで耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ日々が続くので、
あと約半年もあるのが残念ではあります。
果たしてフュージョンがどうなるのか、
来年以降のプリキュアシリーズを占うものにもなりかねないので、
私も気になります。
by スティクス (2012-02-13 21:34) 

スティクス

>なぎほのさん
箇条書きでのコメント、熱い想いが伝わってくるようです。
現に私も今回は思い切り楽しみました。あかねの勇姿に(笑)

1.パフの炎上から続く凛々しさももちろんカッコいいのですが、
 本文で触れたように、普段見られない女の子としての一面があるからこそ、
 ドキっとするんですよね。やよいやアコがかわいいのは当然として、
 いつき、りんちゃんなどがこういった仕草をするからこそ際立ちます。

2.友達を大切にするという点も的を得ていました。
 初期の響と奏のような関係も楽しめたのですが、
 子供たちへのわかりやすさという点では、
 キャンディがはっきり明言させた事も良かったですね。

3.夕凪中ソフト部をふと思い出した私がいます。
 他校との試合や練習の描写では結構レベルが高そうなのに、
 これまでの試合では初戦敗退。
 シビアではあるものの、どんなチームでも努力を怠る事は無く、
 そして結果が全てではないという事を称賛しているようです。

4.初代、フレッシュの「髪回」(笑)、ハートキャッチの数々と
 河川敷と鉄橋が織りなす風景はドラマ作りに向いていそうです。
 現実にありえる光景だけに、親近感も沸きますね。

5.私もこれが一番楽しみだったりします。
 ただの力押しでは通用しないバトルになる筈で、
 5人の協力と創意工夫が物を言う展開になる事を期待しています。
 もっとも、中盤以降パワーアップという形で、この縛りが無くなる可能性も
 無くはないのですが・・・

6.関西弁だからこそ醸し出せる雰囲気はこれまでに無く、
 どんな時でもキツくならないのが良いですね。

そしてじゃんけんポン♪。サザエさんのラストみたいなものでしょうか(笑)
毎度グーを出せば勝てるんじゃないかと思いますが、
そう思わせてパーを出して来たりして・・・
キュアピース、いったいどんな事になるのか楽しみです。
by スティクス (2012-02-13 21:50) 

まるっさ

個人的には必殺技放出後、ぐたっとなってるサニーにいつものノリでダイブをかまして『ぐえ』と、トドメをさしちゃうハッピー・・・といった直接本編の流れとは関係の無い、ナチュラルな描写が印象に残っております。
、やっぱり筋書き通りにキャラがガチガチな芝居をさせられてる感のある作品よりは、大ヒットしたアニメ『けいおん!』のようにあたかもキャラのやりとりから物語が後から紡ぎだされるような作品の方が見ていて面白いし、気持ちよいので。
思えばキャラの確執や(セイレーンやイースによる)謀略が序盤からメインになってしまったフレッシュやスイートと比して、スマイルの場合本当に『見ていて楽しい』作品を最初から心掛けているようで、まだ2話しか観ておりませんが、非常に好感の持てるところだったりします。
正直今作はもう敵を殲滅するとか救済するとかそのどっちかしか選べないようなものをするくらいなら、できれば終始こういう楽しい雰囲気で敵をこらしめるぐらいのノリの作品であって欲しいなぁと思います。
by まるっさ (2012-02-16 20:53) 

スティクス

>まるっささん
ダイブをかますハッピー(笑)。
こういう描写、なんか久々に観た気がします。
マリンとかがやりそうですが、むしろブロッサムがやりかねないな・・・
などと連想したり、特に今後5人になった時、ピースがやらかしそうですね。

私は『けいおん!』は未見のために良くは語れないのですが、
筋書きがはっきりしている話も、キャラクターが生き生き動く話も、
どちらもそれぞれの魅力があると思っています。
残念ながらまるっさささんのフレッシュ観、スイート観とは
意見が異なってしまうようですが、見方や好みはそれぞれですし、
私は全ての作品に思い入れがあるつもりです。
ここまでの2話を観た限りで、確かに楽しく視聴できる世界観は
おっしゃる通り好感が持てますね。

オープニングのピースの電撃ビリビリにやられてるアカオーニのような、
コミカルなやられ方というのはあまり見受けられませんでしたので、
敵側がどう描かれ、どんな結末を迎えるのかも見届けたいですね。
ウルフルンが腹に石を詰められて井戸に落とされたり、
アカオーニがいわゆる「鬼退治」的な結末になるのは、少々寂しそうですし、
敵を「こらしめる」というノリに関しては、
今までありそうでなかったものですので大賛成です。
by スティクス (2012-02-16 23:26) 

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