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スマイルプリキュア第25話『夏だ!海だ!あかねとなおの意地っ張り対決!!』 [スマイルプリキュア!]

うんざりするほどの酷暑が続く昨今。
その暑さは、海の家を舞台に意地の張り合いを続ける熱い戦いへと昇華しました。
互いに一歩も譲らぬあかねとなおの姿は、
かつてのりんちゃんとかれん、響と奏を髣髴とさせますが、
その2人が手を取りあった時、これまでに無いハーモニーが奏でられます。
夏の素敵な思い出?作りに一役買う、熱く暑い一編でした。
  
今日から楽しい夏休み。
燦々と照りつける太陽に蝉の声、いつまでも続くお休みに、至福の時が永遠に続くようです。
しかしせっかくの夏休みでも、みゆきには何も予定がありません。
暇を持て余していたところ、あかねから海へのお誘いの電話がかかって来ました。
いざキャンディを伴い、渡りに船と喜び勇んで夏の海へ!
ウルトラハッピーな一日が始まろうとしています。しかし、実は・・・(笑)

暇を持て余しているのはアカオーニも同じでした。
寝そべりながらテレビのチャンネルを回しても、やよいが好きそうなヒーローだったり、
プリキュアの代わりのゴルフ中継?だったり、通好みの囲碁番組だったり。
そんな折、海を紹介する情報番組の「こんがり小麦色」「素敵な夏の思い出づくり」
というフレーズがアカオーニの心を捕え、大張り切りで海へと飛び出して行きました。

海で遊ぶ人々の姿を横目に見ながら、待ち合わせ場所を訪ねたみゆき。
そこには汗を拭いながらお好み焼きを焼くあかねの姿が・・・
そして隣の店にはなおの威勢のいい声と、物腰柔らかに接客しているれいかの姿があります。
未だ事情が呑み込めず、困惑気味のみゆきを他所に、
あかねとなお、それぞれの店の看板娘達が、互いを強烈に意識しながら声を張り上げています。
『めっちゃうまいお好み焼きやで~!』
『ふっ・・・受けて立つよ。冷たいかき氷!!いかがですか~~~!!』
客寄せの声を張り上げ続ける二人の姿に、みゆきはただ戸惑うばかりです。

夏の間、海に出店出来たものの、肝心の大悟父ちゃんはぎっくり腰を再発させてしまい、
弟のげんきはバスケ部の合宿。正子母ちゃんと二人で切り盛りする羽目になったあかねは
藁にもすがる思いでみゆきを助っ人に呼んだのでした。
ちなみに隣はなおの伯父さんのお店。
そちらはれいかが手伝っているため、これでやよいがいれば全員集合なのですが・・・
その時、かき氷とお好み焼きで迷うお客さんの気配を、あかねとなおは敏感に察しました
間髪入れずに呼び込む二人。果たしてそのお客さんは
美術の宿題のため海に絵を描きに来たやよいです。
ようやく遊び相手を見つけて、嬉しそうに飛びつくキャンディ。
その間にもなおのお店にはお客さんがやって来て、あかねも負けじと呼び込みを始め、
互いの呼び込み合戦によって両者それぞれ長蛇の列が出来ました。
お好み焼きを焼くあかねも、氷を削るなおも、列を整理するみゆきとれいかも大忙し。
バレー部とサッカー部、体育会系である二人はライバルと競い、
勝ちたいという想いが強いのだと、れいかはそう分析しました。

キャンディはやよいにドレスデコルで水着を着せてもらい、
やよいといっしょに遊び始めます。
あの、やよいちゃんは水着にならないんですか?そうですか・・・

お客さんはひとまず引いて、休憩時間になりました。
やっとみんなで遊べるとビーチボールを取り出すみゆきですが、
ボールと聞いて二人の対抗意識に火が付きます。
そして本格的なビーチバレーをやる羽目に・・・
既にお約束となったみゆきの顔面トス、そこから本職あかねの鋭いスパイク!
次はサッカーとなり、本職なおの強烈なシュートが、
キーパーみゆきの横をすり抜けて突き刺さりました。
その後もスイカの食べ方や砂山作りなどでも火花が散り続け、
かたやカブトムシも顔負けな程にうすーい皮だけを残してスイカを食べたあかね、
かたやお砂のハミィよりも凄いサンドキャッスルを創り上げたなお、
火花散る両者の姿に、折角みんな揃ったのにとみゆきも苦笑を禁じ得ません。
そのみんなが揃った海に、もう一人の千両役者がやって来ました。
『小麦色の肌になって、素敵な思い出作っちゃうオニ!』
サーフボード片手に空から海へ、アカオーニが降って来ます。

火花散るNISSAN組とは異なり、のんびりと夏の海を楽しむやよいとキャンディ。
そこには穏やかな時間が流れています。
ところが絵の構図を探そうと沖に目を凝らしたやよいは、「何か」を見て引きつりました。

一方、潮干狩りでも火花を散らしているあかねとなおが
次に勝負を申し出たのはなんと水泳!何・・・だと・・・?
mktnという例外を除き、苦節9年。ついにプリキュアの歴史上初の事態が起きようとしたその時、
ゴール地点に選ぼうとしたものに目を凝らした二人も思わず目を疑いました。
そこにはグラサンをかけ、颯爽と波に乗るアカオーニの姿が!いやぁ、お上手ですねぇ。
そしてパンチパーマにグラサンって、私の住む錦糸町で良く見かけます。
って、お前のせいでせっかくの水泳対決が流れちまったじゃねーか!
サーフィンしながら浜辺の人々に目を留め、人間たちには素敵な思い出を作らせないと、
白紙の未来を黒く塗りつぶし、続けてかき氷をスーパーアカンベェ化するアカオーニ。
駆け付けたやよいと共に、五人も変身して対抗します。

・・・と思われましたが、サニーとマーチの二人が互いに競い合うように真っ先に飛び出しました。
まずはマーチがその俊足を活かしてアカンベェの周りを走り回り、
背後から素早い蹴りのラッシュを畳み掛けますが、
スーパーアカンベェの氷の身体にはさほどダメージを与えられません。
続けてサニーがパワーを活かしてスーパーアカンベェを持ち上げるものの、
逆に押し潰され、何とか砂に潜って事無きを得ますが、
この二人の突っ走りっぷりに、ハッピー達はついていけません。
さながら仲間割れのようにも見える連携不足は、アカオーニにも笑われます。
しかしこちらもスーパーアカンベェの制御が出来ている訳ではありません。
スーパーアカンベェは周囲に氷を撒き散らし、浜をどんどん凍らせていきます。
この状況下でも未だ張り合ったままのサニーとマーチは氷に足を滑らせて転倒し、
そこにスーパーアカンベェの腕が迫りました。
その腕はハッピー達三人が受け止めたものの、
直後スーパーアカンベェの体内へ投げ込まれてしまいました。
このままでは三人は凍ってしまいます。

『今ウチが助けたる』『待ってて、私が助けるから』
責任を感じた二人は、助け出そうと懸命に挑みかかるも、
個別の攻撃ではスーパーアカンベェはビクともしません。
そしてスーパーアカンベェは猛吹雪を撒き散らし始め、アカオーニの鼻水も凍る寒さに
サニーの炎もマーチの風も、文字通り風前の灯、まるで通用しません。
『このままじゃ・・・一人だけの力じゃ・・・』『みんなを、助けられへん』
向かい風に抗いながら、一歩一歩、歩み続けていた二人も、遂に倒れ伏しました。

サニーは視線の先に倒れたマーチを見つけ、懸命に這い始めます。
そしてマーチも、こちらへ這いよるサニーを認め、気力を振り絞って這い始めました。
手を伸ばす二人。その手が繋がれた時、柔らかな光が辺りを照らします。
『これは・・・ウチの炎と』『私の風。二人の力、一つに・・・』
手を繋いだまま頷き、立ち上がる二人。
襲ってくるスーパーアカンベェを手を繋いで受け止め、投げ飛ばし、
すかさずサニーファイヤーとマーチシュートを叩き込みました。
そして氷の身体をを突き破ってみんなを救出。
一気に形勢逆転し、五人のプリンセスフォーム→レインボーバーストで撃退。
アカオーニは敗戦に終わったものの、ちらっとパンツをまくって(お前のサービスはいらん)
小麦色の肌になって素敵な思い出が出来たと引き上げて行きました。
まあ、確かにちょっと焼けてましたけど、ね・・・(笑)

戦い終わり、力を合わせた事で、かき氷とお好み焼きをセットで販売する事を思いつきます。
熱いお好み焼きと冷たいかき氷のセットは、きっとお客さんも喜んでくれる事でしょう。
と思いきや・・・
『そりゃあ、お好み焼きがめっちゃうまいからな』
『かき氷が美味しいからだよ』
二人の間に、再び火花が散りました。とはいえ、仲良しの相もさまざまです。
キラキラウルトラハッピーの夏休みは、まだ始まったばかりです。


このように悪意の無い意地の張り合い、見ていて楽しいですね。
ああいう仲良しもあるという言葉の通り、2人の中が悪いわけでもなく、
むしろこれまでも高所恐怖症という共通点や
互いにちょっかいを出したりからかったり突っ込んだりする姿などから
NISSANコンビとの通称のとおり、むしろ良いコンビネーションに見えます。
冒頭で触れたりんちゃんとかれん、響と奏は時により少し険悪だった事もあるだけに、
そうした面を感じさせずに対抗意識を燃やさす展開はむしろ微笑ましく感じます。

とはいえその意地の張り合いが原因でハッピー、ピース、ビューティを窮地に陥れたのも事実。
その直後のサニーとマーチは相当の責任を感じているように見受けられますが、
この期に及んでもまだ「ウチが」「私が」と、あくまで自分で一人でカタをつけようと、
あるいは互いに遅れを取りたくないという意識が強く感じられます。
一人で問題を解決しようとする事も大切ですが、
一人じゃないにもかかわらず頑固に振舞ってしまうのでは、助け出す事が出来ませんでした。
それが自然に目が合い、互いに這いより、懸命に手を伸ばして手を繋がせる構成は、
手を繋ぐ事でどんな困難も乗り越えて来た初代からのプリキュアのDNAを感じられます。
ごく一部の例外を除いて、プリキュアは一人ではありません。
一人で何でもできる完全無欠のヒロインではなく、弱点も悩みもある等身大のヒロインだからこそ
足りない所を補い合い、長所を伸ばしあいながら戦う姿が引き立ちます。
似た者同士、それでいて違った個性を持つあかねとなおの組み合わせだけでなく、
これから先、どのような組み合わせでどのような物語を見る事ができるのか、
後半戦の日常回に、新たな組み合わせを期待したいです。
それにしても手を繋いだまま戦うサニーとマーチのかっこいい事!
この姿を他のメンバーとの組み合わせで見てみたいです。

ところでアカオーニが今回「素敵な思い出」にこだわっている事が気にかかりました。
細かく読んでしまうときりが無いのですが、バッドエンドを求める彼が
素敵な思い出を理解し楽しむ事が出来るのは一体どういう事なのか・・・?
また引き上げる折も、負けた悔しさより楽しかった事に重きを置いてポジティブに捉えています。
果たしてバッドエンドの先にあるものを、アカオーニがどう考えているかは分かりません。
単にオツムが弱いだけかも知れませんが、本来楽しい事を楽しいと理解し得るのであれば、
いずれ自分達の行いに疑問を抱き始める、とか・・・?

さて、夏の海を楽しむ話でもあるだけに、細かい描写の数々も楽しめました。
あかねが働いている海の家は、なぜか「ココナッツ」。
他にも「マリン~」「サンフラワー」などハートキャッチを思わせる単語が紛れていました。
どこかに「ほしのや」もあって、ウルフルンが10倍、20倍とかき氷作ってたりして(笑)
海の家に似つかわしくなく、丁寧過ぎる接客をするれいかが
どう見ても若女将のようにしか見えなかったり・・・
また仲良しの形もそれぞれという通り、海の楽しみ方もそれぞれです。
あかねとなおの熱血張り合い合戦も当人たちが楽しければそれで良しですが、
やよいとキャンディのように穏やかでのんびりと、静かに楽しむのもまた然り。
そして全然関係ない作品なので関連性はありませんが、
やよいが海の家を訪れるというとどうしてもアレを思い浮かべてしまいます。
あかねの店のメニューで「イカ天」を見た時、内心複雑だったりして・・・(笑)

そして新ED。私はどうしても各シリーズ前半EDに思い入れを持ってしまうようで、
早くもイェイ!イェイ!イェイ!が恋しかったりしています。
これまでは前期と後期でかなり曲調が変わっていた中、
今回はさほど変化が感じられなかったのですが、これは慣れの問題ですね。
またハッピーの一人パートがかなり長い事が気になったので、
もしかして来週以降、ここの担当が週替わりだったりして・・・

次回は恒例の浴衣回。
暑い日が続きますが、夏らしいエピソードを楽しむ事が出来る機会と考えながら
私も少しはこの暑さを楽しむ余裕を持って観たいと思います。
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横浜学園都市部

今回は夏の海を舞台に、あかねとなおの意地の張り合いをテーマにした熱すぎる話でしたね。

あの2人は、体育会系キャラとしての血が騒ぎまくりでしたね。

個人的にああいう感じの張り合いは多分来るとは思っていましたね。

たとえ戦闘中でも、ブレずに高みを目指して意地を張りあい続けている2人はあるいみ芸術級ですね。

反面残りの3人は巻き込まれて豪い目に遭いましたけど…

ただ屋台対決の時はやよいとキャンディは蚊帳の外だったので、敢えて除外しました。

それにしても今回の脚本が山田由香氏で、なおが主役(今回はあかねとダブル)でアカオーニが敵として立ちはだかるのは、なんか偶然に思えなくなってきました。

21話の感想の時に、信頼を前提に行動をすることを描いている山田氏なんですが、過去の担当回は一部の例外を除くとなおとアカオーニの目立つ回を担当していることが多い気がしてきました…
by 横浜学園都市部 (2012-08-05 14:17) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
熱くて暑かったですねぇ、今回は(笑)
体育会系だからこその意地の張り合いではありましたが、
みゆき、やよい、れいかもある点では頑固だったり、
譲らぬ一面をもっていたりするので、誰でもこうした展開が望めそうです。

ある意味芸術的といえば、私はみゆきの顔面トスを推したいです。
ここまで顔面にモノがぶつかるヒロインもそうそういませんから。

>蚊帳の外
むしろ蚊帳の外に置かれてしまっていたキャンディを
やよいが自分も楽しみながらしっかりと面倒を見ていると捉えました。
逆に巻き込まれてしまっているみゆきとれいかが楽しめたのか、
その辺が少し気になる点ではありますが、
楽しみ方は人それぞれと私も書いた通り、
きっと楽しめていたと考えたいです。

>アカオーニの目立つ回
ある程度担当が固定されてくるのか、それとも逆に外してくるのか、
いずれにせよ面白い物をみせてくれれば、私はそれで満足です。
アカオーニが本当に生き生きとしていて、
ウエスターさん、砂漠の使途の三幹部、トリオ・ザ・マイナーが
海で楽しんでいた姿を思い出させてもらいました。
by スティクス (2012-08-05 14:32) 

元通りすがり

なお「やよいは海の家で働いていた経験者だから手伝いに誘ったら筋が通ってないよ!」

あかね「せやな、じゃあみゆき誘うわ」
by 元通りすがり (2012-08-05 14:38) 

スティクス

>元通りすがりさん
てっきりやよいがハブられたかと心配していましたが、
なるほどその発想なら自然ですね。最初から呼んでいたなら、
イカスミお好み焼きorイカスミかき氷を作っていた可能性もありますから

by スティクス (2012-08-05 14:46) 

名無し0620

ウエスターは未遂だったような気がしますが
山へ行ってしまったり海へ行ったら行ったで戦闘へ突入したような
次が浴衣となると…ミズシタターレのヨーヨー釣りを思わせるエピソードですかね
予告見ないもので

アカオーニがあのノリとなるとつい目的より人間の娯楽に本気出す幹部の光景が浮かびますね、自分は

初代の時点でPTAから云々で路線変更したらしいとはいえ
手つなぎは嬉しいものがありましたね
マーブルスクリュー的な合体技を期待してしまいましたが

一部の例外って
ミルキィローズとハートキャッチ組の事ですかね
くるみは技の燃費と性格に短所あって
バランス取れていたと思いますけど
ハートキャッチは頑張りすぎてスタッフに死人が出たらしいので…
本当かどうかは知りませんが本当だったら
嫌いでも口にしたり文章にすべきではない、かと

仮面ライダーとかウルトラマンを長く見ている人間として言わせていただくと
あまり初代または初期の持ち味を強調し過ぎると
よろしくない事になります
スマイルで新規ファンになった人に「にわか」とか
言っている心無いオールドファンの人見かけるようになったので
驚きませんが
日本のオタクは喧嘩したいのか作品を楽しみたいのか分からないと
言われてしまう所以ですね…
by 名無し0620 (2012-08-06 21:48) 

スティクス

>名無し0620さん
ものを書き、自分の意見をこうして晒すのは本当に難しい事です。
私にそのような意図が無かったとしても、
受け止め方によってはこのように見られてしまう、という
ごく当たり前の事実に今更ながら、気づかせて頂きました。

「ごく一部の例外」について。
私は一人で戦っていたキュアフラワーとムーンライトの事を示唆し、
仲間がいる事の是非について、一人で乗り越える事と、
仲間と共に乗り越える事の比較検討のつもりで挙げました。
ところで私はハートキャッチが嫌いだなどと、
そんなつもりは毛頭ございません。
しかし私の文章のせいでそのように取られてしまうとすれば
私の言葉足らずによる責任ですので、改めて意思表示させて頂きます。

また、私は決して初代至上主義でもございません。
ただ、私の書き方がオールドファン故に
新規ファンの方にとって気に障るのであれば、
そこも今後の課題として考えたいと思います。

多かれ少なかれ、言葉には棘があるものです。
私も気づかぬうちに人を不快にさせる文章を書いているのかもしれません。
それをご注意いただいた事で、
むしろ私の気づかなかった事を勉強させて頂きました。
by スティクス (2012-08-06 22:17) 

元通りすがり

スティクスさんの文章を読んで「ハートキャッチが嫌い」だの
「初代至上主義」だのと思う人なんていないから、
気に病む必要なし。
by 元通りすがり (2012-08-07 21:37) 

スティクス

>元通りすがりさん
まずお礼言わせて下さい。本当にありがとうございました!
この簡潔なお言葉が大変励みになり、
失いかけていた自信を取り戻せました。
投げ出さず、諦めずに本当に良かったです。
by スティクス (2012-08-07 22:55) 

R2

これまでの対立系の話と違って、二人の口からは「あんたは下がってて」とか、「~を庇っててやられた」みたいな言葉は一切飛び出してないんですよね。
売り子対決はお客さん、プリキュアの戦いではアカンベェと、あくまで二人が見つめてるのは前だけ。
そのおかげで張り合うと言ってもギスギスした漢字は一切出ていない、こういう回もありなんだなと思いました。

しかし、つくづく思いますが、プリキュアの売り子さんというのは何故こんなに可愛いんでしょうね(笑
S☆Sの咲たちのパン屋のお手伝い、5でののぞみたちのお菓子の屋台、そして今回の二人と、どれも財布が知らぬ間に軽くなっていそうで困ります。
by R2 (2012-08-08 23:38) 

きすけ

エプロンれいかさんがどう見ても幼妻です、本当にありがとうございます^q^なおちゃんとの婦妻(ふさい)っぷりがパねぇ…こんな素敵な看板娘sがいたら腹が壊れるまでカキ氷食ってしまうw
あと今週の8:40シーンはやよいちゃん&キャンディのキャッキャウフフやったな、と…久々のスマプリは染みますねぇ(その一方で『また来週もおやすみになる、かも』というお知らせが非常に厄い)

さて本題、あかねちゃんとなおちゃんのコンビっぷりですが…手を繋いだまま戦うシーンが、スイプリ第二話であったメロディ&リズムの『せーのっ!!』みたいで(個人的にはスイプリでトップクラスに好きなシーンです^q^)すごい燃えましたわ!
あと何故かw捕まった3人を助けるためにアカンベェの氷を二人が衝き破るシーンでは…『ラッシュアワー』みたいなB級アクション映画っぽいな~と思いましたわ^q^…まぁ欲をいうならば、サニー&マーチ2人でパッショナートハーモニーみたいな決め技を見せてくれてもよかったかな~とちょっぴり残念だったり
いやでも最後のカットで、肩を組むあかなおのコンビっぷりには…大満足やで

それはそうとアカオーニさんの捨てセリフがアレって…あんたプリキュアに負けて悔しかったんじゃないのかwww
by きすけ (2012-08-09 20:24) 

スティクス

>R2さん
今回良かったのはご指摘の通りのギスギス感が感じられない事ですね。
もちろん先輩達もあとに引きずるような事は無いのですが、
とにかく体育会系の二人ゆえのさっぱりとした気質が好印象でした。

>売り子
MHの高原カフェや、フレッシュ劇場版のバザー、
ハートキャッチの大正浪漫喫茶に、スイートのフリマなどなど
本当に財布の紐を緩めてくれる売り子さんたちばかりです(笑)。
最も私がやられてしまったのはSSのクリスマスなのですが・・・
咲と舞だけでなく満と薫、さらにみのりを加えたサンタさん、
あれは反則の販促でした。
by スティクス (2012-08-09 23:24) 

スティクス

>きすけさん
私も若女将などと書いてしまったあの幼妻スタイル、強烈でしたね。
それでいて年相応にも見える不思議。れいかの謎は深まるばかりです(笑)

>8:40
今回は「なおは昔から~」ではなかったのでスルーしてしまったのですが、
なるほどやよいとキャンディという新たなフラグが立っていたのですね。

>また来週もおやすみになる、かも
な、なんだってー! それは寝耳に水でした。
そうなったらまた旅にでも出ます。

>メロディ&リズムの『せーのっ!!』
私もこのシーン大好きです。いがみあっているようで結局息ぴったりという
前半のひびかな伝説の始まりでしたから。
確かに今回のNISSANコンビにはこれに通じるものがありました。
ラストのワンカットの肩組みも良かったです。
どっちかというと「ひびかな」よりは「ひびわお」っぽい二人ですがw

>ラッシュアワー
www言われてみればそれっぽいですね。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムっぽさもある気がします。
一昔前のアクションものっていう感じの。

>アカオーニ
プリキュアのギャグっぽい敵らしくて良かったと思います、こういうの。
次のマジョリーナが何を見せてくれるのか、
ガチバトルの後だけに楽しみです。(若い姿にはならないだろうなぁ・・・)
by スティクス (2012-08-09 23:34) 

ロドリ下衆

こんばんは。
スイートからファンになった新参者の僕も、元通りすがりさんと同じく
スティクスさんの文面からハートキャッチを軽視したり、
初代至上主義などというものは感じ取れませんでしたが。。。

そこにあるのはただシリーズ全てに対しての『プリキュア愛』であり、
どの作品に対しても敬意を払っている、そんな気持ちが溢れていると
思います。

だからこそこれだけ多くのスティクスさんファンがいるし、
共感も出来るんです。

もちろん感情を持っている『人』という生き物である以上、
思い入れのあるシリーズもあるでしょうし、
万人に当たり障りのないレビューを書くのであれば、
どの作品も、どの話でも均一に評価すれば良いんでしょうけど、
それでは中身の無い空虚なレビューになるでしょうから、
こんなにHIT数を上げられないでしょうね。

初代からのシリーズを通して観て比較をすれば、
他作品に比べて評価が低いシリーズというのも
どうしても出てくるでしょう(あくまで他が高評価な上での『低い』
という事ですが。ちなみに個人的にはハートキャッチは
高評価です)。

だからと言って、それが即『嫌い』という事にもならないでしょう。
ストーリー性では他シリーズの方が上でも、
登場キャラクターが魅力的であれば、それだけで好きになる
事もありますし。。。

スティクスさんが初代至上主義であると感じる様なこともありません。

全ての原点である初代の『無印』は敬愛するべき存在ですし、
スティクスさんの文面にもその念は多々感じられます。

が、だからといって他のシリーズを軽視するようなものは、
やはり感じられません。

仮面ライダーや戦隊ヒーロー、ウルトラマンと比べれば
まだまだプリキュアの歴史は浅いと思います。
何十年も、何十作も続いてきたシリーズで
初代の持ち味を変えずに継承し続けていけば、
ともすればマンネリという負のループにも陥りがちですが、
まだ10年にも満たないプリキュアは、
初代の理念・持ち味を受け継いで良い時期かと個人的には思います。

まあ色々書きましたが、実際に新規ファンである僕から見ても
スティクスさんの記事に気に障るようなものは何も感じないので、
何も気に病む必要はありませんよ。

これからも今まで通りの深イイレビューを書き続けて下さい!




・・・で、前フリが長くなったんで本編の感想は簡潔に(汗)

今回は個人的にお気にのツートップである『あか×なお』の
カップリング話という事で、ホントお腹一杯って感じでした♪

待望の水着も観られたし・・・・・キャンディのorz


欲を言えばやはり、専用の名前とバンクのある
コラボ技が欲しかったですね。

まあこれから先もきっと色んな組み合わせで合体技を
繰り出してくれそうなんで、楽しみですね!

ただ、サニー=炎、マーチ=風、ピース=雷、ビューティ=氷
と物理的攻撃なのに対し、ハッピー=幸(?)なので、
他と組み合わせにくいっていう難もありますが。。。(苦笑)


アカオーニさん、バッドエンドの何たるかを全く理解していない
ような。。。(-。-;)

やっぱり終盤には改心がありそうな期待をせずには
いられない描写を感じますが、最近はちょっとそれに否定的な
見方もしております。

・・・というのも、公式HPの後期ED曲の紹介文に気になる文面が。
以下抜粋。



『「スマイルプリキュア!」は、【明るい!楽しい!わかりやすい!】
をテーマにこれまで以上に子供達の心を掴む内容となっております。』



子供たちに対して『わかりやすい!』をテーマにするとなると、
『悪役不在の物語が、真のハッピーエンドを迎えるのか』という
壮大なテーマを感じ取れるのか、疑問が残ります。

大人向けならそれでも良いんでしょうけど、あくまでプリキュアは
幼児向け。

そうするとやっぱり、『勧善懲悪』がわかりやすいのかな?と。

全シリーズ観てきたわけではありませんが、
プリキュアシリーズは敵方にも戦う理由があったり、
改心したりとあまり『完全悪』というものを見掛けませんが、
たまにはこういう試みも良いのかな?と思ったり。

完全悪として描くのに、あまりにも殺伐としていると
観ている子供たちに恐怖のみを与えてしまうので、
逆にああやって三幹部をコミカルに描くことで
少し柔らかく表現しているのかな?とも取れます。

まあこれもこの先少しずつ明らかになっていく
ミラクルジュエルの謎とともに、考え方も変わるかも知れません。


後期EDは、初見ではやっぱ『イェイ!×3』の方がインパクトが
ありましたね。
でも映像はより洗練されてる感じでGOODです。

ダンスはちょっと難しそうですね。←って、踊るんかい!?(苦笑)

次回は夏祭り回。
タイトルから察するに、一見日常回に見せておいて
終盤に重要なメッセージ(ストーリー上の重要ではなく、教訓的な)が
忍ばせてありそうな予感が。。。

体育祭回のように、突然の涙腺攻撃に気を付けなくては(汗)





あと、余談ですが最近マーチ役の井上麻里奈さんの
ブログをチェックしているのですが、オススメです♪

何と言っても、『この人、本当にプリキュア大好きなんだな』と
感じさせる内容が盛りだくさん。

最近ではリアルれいかさんに扮してみたり(あくまで撮影で
同じような格好をしただけみたいですが)、
大人女子用のリアルスマイルパクトに萌えてみたり、
リアル修学旅行旅のしおりは思わずニヤけてしまいました。

中でも今回の話のように、
サニー役の田野アサミさんとはリアルに友達のようで、
何だか『ほわわわわ~~』と、ハートキャッチされちゃいました(笑)

それに何と言っても、そのルックス。
そこら辺のアイドルなんかよりも、ぶっちゃけ可愛いです。

そんなこんなで、最近は本編でもマーチが気になってたり。。。
今後もマリナビ、要チェックです!




・・・あれ?
結局、簡潔にまとめてねぇ(爆)
by ロドリ下衆 (2012-08-11 03:37) 

スティクス

>ロドリ下衆さん
励ましのお言葉、ありがとうございます。
自分に自信が持てないのが私の悪い癖で、
こればかりはなかなか治りません。
それでもこのように評価して頂いていると解っただけで、
本当に励みになります。ここまで続けて来て本当に良かったです。

ここに至るまでの間、時には辛辣に切り捨ててしまった話もありました。
当たり障りのない八方美人ではないかと悩んだ事もあります。
それでもプリキュアが好きという想いに嘘をついた事は無いつもりです。
しかし、そう説明しなければ伝えきれないという事実、
私もまだまだ精進が必要だと省みる良いきっかけになりました。

>初代の理念・持ち味
私は新シリーズが始まる度に、
これをどこかに念頭に置いて観てしまっています。
やっぱり偉大な初代があるからこそ、ここまで紡がれたシリーズですし
初代の基本理念を持ちつつ、どんな新たなシリーズが描れるのかと
過去のシリーズと比較しながら観ているが故に、
時には序列のようなものを匂わせているのかもしれません。
ともあれ例に挙げて頂いた各シリーズものも
常に初代が付いて回る宿命にあります。
これからプリキュアにも長い歴史を刻んで欲しいですから、
時に初心に立ち返り、時に斬新な試みを続けて行って欲しいですね。

さて本編、私もあかねとなおのNISSANコンビ、大好きです。
そして水着も見られましたしね!・・・キャンディと赤鬼さんのですが(笑)
去年もバスドラとファルセットが魅せて?くれましたので、良しとしましょう。

>コラボ技
これ結構期待しています。ただ問題はハッピーをどう絡めるかですが、
炎×氷の反作用チックなものや
雷×氷、今回の風×炎の相乗効果的なもの、
さらに三人技、四人技なども出ると面白そうです。
某サガシリーズみたいに(笑)

ところで勧善懲悪、お子様に分かりやすい展開に関する解釈、
思わず唸らされました。
確かにフリーザが改心していたらあそこまでインパクトを残したのか、
はなはだ疑問が浮かびます。
華々しく散ったからこそ記憶に残るサーキュラス達の事例もありますし、
敵には敵の役割を存分に果たしていただくという事も
時には必要のように思えて来ました。
個人的にはサソリーナ、コブラージャさん、クモジャキーのように
憑りついたモノ?が浄化されて元に戻る展開に少し期待しています。
仮にウルフルン達がメルヘンランド出身だとしたら、
そこで悪役を演じながら、住人として暮らすとか・・・

ここ最近フレッシュ~ハートキャッチ~スイートと、
個人的には前期EDの方が好きだったりするので、
EDは、やっぱ慣れですかね。
ダンスもいいんですが、スプラッシュスターの「笑うが勝ちでGo!」のように
ふたりの関係と作品世界を余すことなく描いたEDを
もう一度見てみたい気がします。

>マリナビ!
私もチェックしてました。他の作品の話題も当然多いですが
最近はプリキュア関係の記事が多いですね。
田野さんとのお食事や大阪行きの話題は楽しめました。
しおり、懐かしいです・・・(笑)
あと、今作のキャストでは西村ちなみさんのものも拝見しています。

>簡潔
私も気づいたらどんどん長くなるタチなので・・・
これ、難しいですよね(笑)。どうぞご遠慮なく・・・
by スティクス (2012-08-11 21:20) 

元通りすがり

>スティクスさん

ここで語ることかどうかは分かりませんが井上さんのブログが話題になっているので一言
本名さんと高橋幸宏さんがツイッターで会話してますよ。
by 元通りすがり (2012-08-11 21:53) 

スティクス

>元通りすがりさん
なんと!私はツイッターをやっていないので、全く存じませんでした。
まさかこのお二人が・・・どこかでログ見られませんかねぇ。
by スティクス (2012-08-11 22:23) 

元通りすがり

>ステイクスさん

これです

@room66plusが高橋さん

http://twitter.com/honnayoko/status/234089417466314752
by 元通りすがり (2012-08-11 22:34) 

スティクス

>元通りすがりさん
ありがとうございます。
一体本名さんとユキヒロがどういう経緯で語り合ったのか、
ここに至るまでの会話の流れも気になりますが、
見られて良かったです!
by スティクス (2012-08-12 15:36) 

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