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スマイルプリキュア第26話『夏祭り!夜空に咲く大きな大きな花!』 [スマイルプリキュア!]

プリキュア恒例の夏祭り&浴衣回がやってきました!ヒャッホウ!
昨年のエレンと同じく、お祭りデビューとなるキャンディに楽しみ方を伝えながら
時に負けられない戦い(金魚すくい等)を交えた一編。
夏祭りの楽しげな描写が全面に打ち出される中、
先週のアカオーニ同様マジョリーナにとっての「楽しい」とは何なのかも考えさせられました。
  
今日は商店街の夏祭り。
浴衣を着て集まってくるみんなの姿に触発されたキャンディも
ドレスデコルで浴衣を着させてもらい、いざお祭りへと出陣。
露店や和太鼓など、キャンディにとって、目に映るもの全てが新鮮です。
さらに一番の目玉は打ち上げ花火と聞き、夜空に咲く花に、
キャンディは大きな期待を抱きました。

見るもの楽しむものだけでなく、食べるものもお祭りの魅力の一つ。
キャンディはみゆきと一緒にわたあめの甘さを満喫しました。
同じ頃、祭を偵察に来たというのに、なぜかリンゴ飴を買うマジョリーナの姿が(笑)
ペロッと舐めてみて一言『うまい!』テーレッテレー!
自身で作る毒りんごより美味しいとリンゴ飴を満喫しながら
集まった人々をバッドエンドにすべくほくそ笑んだ矢先、
金魚すくいに興じるみゆき達を見つけました。

金魚すくいも当然初めてのキャンディにお手本を見せるべく、
れいかは浴衣をたすき掛けして気合一閃、
見事なポイさばきで次々と金魚を確保して行きます。
『おじい様直伝の技です』
キャンディも早速やってみますが、もともとお子様には少し難しい遊び、
初めてではそう上手くはいきません。
あえなくポイは破れてしまうものの、もう一つ貰って再度頑張ってみます。
その一部始終を屋台の端で見守っていたマジョリーナ。
『プリキュアなんかに負けないだわさ』
あの、力の入れどころが間違っている気が・・・(笑)
ともあれポイの上で跳ねる金魚をなんとか椀に移して一匹ゲット!
しかし金魚は食べられないと知るや、何が楽しいんだとこぼしながらリリースしました。

次は射的。今度はなおとあかねが活躍する番です。
ゴルゴのように狙いを定めてミルクキャラメルを獲得したなおに負けじと、
片手打ちでカッコ良く決めたあかねの弾は、見事ゲームボーイ?に当たりますが、
残念ながら倒れなければ獲得にはなりません。まあ、射的とはそういうものですから・・・
キャンディもみゆきと一緒に挑戦し、象のぬいぐるみを狙うものの
跳弾が納豆ぎょうざキャラメルに当たってしまい、不本意な景品を獲得しました。
その納豆ぎょうざキャラメルを本命で獲得しようとするマジョリーナ。
ところが弾は予想外の方向に飛び、なんとグァム旅行が大当たり!
なんでそんなのが夏祭りの景品にあるのかはさておき、
グァムをガムだと思っているマジョリーナにとっては豚に真珠です。
ガムよりキャラメルが欲しかったと、折角の大当たりを辞退しました。

飴細工でキャンディのキャンディ(紛らわしい表現ですが)を作ってもらい
職人技と飴の甘さに大満足。
お次はヨーヨー釣りです。シタターレ姐さんというプロがいそうです。
失敗したり、うまく取れたり、ここでも気合十分だったり、楽しげな五人に反して
マジョリーナはどこが楽しいかわからないとぼやいていました。
さて楽しいお祭りは一転、みゆき達が食べ物の話題で盛り上がり
ほんの少し目を離した隙に、お面屋さんに目移りしたキャンディと逸れてしまいました。
そしてキャンディは輪投げ屋さんに景品と間違われて陳列されてしまい・・・
一人ぼっちになってしまったキャンディ、ピンチです。

キャンディを探し回っていたみんなも、輪投げ屋さんの景品の中に居る事に気付きました。
しかしこう人目につく状況では、おおっぴらに回収する訳には行きません。
『これは正々堂々、正面から行くしかありませんね』
れいかの言う正々堂々とは、普通に輪投げをプレイしてキャンディを獲得する事です。
輪投げは5本で300円。ところが散々遊んで飲み食いしたためか、
五人の所持金を寄せ集めても丁度300円しかありません。
チャンスは一人一回。失敗は許されません。
『それでは青木れいか。参ります』
まずは先鋒、れいか。丁半賭博のような気合の入りようで
再びたすき掛けで挑む姿は、さながら極妻のようです。
しかし気合が空回りしたのか、輪はおじさんの頭に命中。
輪投げの道の奥深さを思い知らされ、無念を噛みしめました。
続いて次鋒、やよい。しっかりキャンディに狙いを定めるも、何やら隣に気になるブツが・・・
やよいの投げた輪は、見事キャンディの隣のヒーローフィギュアをゲットしました。
ハナからこっちを狙ってたんじゃないかと疑われかねないはしゃぎっぷりです。
お次は中堅、なお。直球勝負だと気合を入れる姿に期待が高まります。
ところがいざ投げようとした矢先、鼻先にテントウムシが止まった事で、
大の虫嫌いのなおは取り乱し、あさっての方向に輪を放り投げてしまいました。
残るはあと二人。副将、あかね。
『日野ちゃんスーパー輪投げ!あたっく』
今度こそやった!と思いきや、キャンディの頭より輪の方が小さくて入りません。
物理的に不可能ではないかと、今更気づいても仕方がありません。
大将みゆきに全ての命運が託されました。
固唾を呑んで見守る四人。ところがみゆきの投げた輪は見当違いの方向へ・・・
しかしキャンディもただ黙って座っていた訳ではありません。
耳を伸ばし、自分で輪を手繰り寄せました。
幸い店のおじさんも良く見ていなかったらしく、結果的に無事キャンディを取り戻しました。
まあ、イカサマは見破られなければイカサマでは無いと言いますし(笑)

みゆきに泣きつくキャンディ。しかし・・・
『そこまでだわさ!』
天狗のお面を被り、なんだか「一つ人の世の生き血をすすり・・・」という
前口上が似合いそうな雰囲気でマジョリーナが立ちはだかりました。
お祭りをぶっ壊してやると周囲をバッドエンドに染め、
水ヨーヨー、なおが放った輪投げの輪、お面をスーパーアカンベェ化。
みんなが楽しんでいたお祭りを守るべく、変身します。

スーパーアカンベェが撃ち出す輪は自動追尾機能付きで、あえなく輪に嵌るピース。
先程輪投げに失敗したサニーとマーチの二人は、
今度は決めるとばかりに輪を打ち返し、蹴り返し、反撃を決めます。
しかしその反撃はスーパーアカンベェを怒らせてしまい、
そのなりふり構わぬ輪攻撃はマジョリーナも手に負えません。
ピースの輪は未だ抜けず
(若い皆さんはご存じないと思いますが、そういう時はネコジャラシの原理というのがありまして)
その間にも輪が、水ヨーヨー攻撃が、次々と皆を襲います。

『どうしてお祭りの邪魔をするの?』
マジョリーナに問うハッピー。その理由がちっとも楽しくないというだけだと知って、
キャンディのお祭りデビューを妨げた事や、
皆が楽しめるなつの風物詩を壊そうとした事に憤り、プリンセスフォームへ。
スーパーアカンベェ終了のお知らせ。
デコルを二個回収し、マジョリーナもお祭りはこりごりだと引き上げて行きました。

間もなく打ち上げ花火の時間です。
そして空には次々と大輪の花が咲きました。
驚きながら初めての花火を見るキャンディも、花火を見上げる人々も、
この日この時この場所で花火を見た思い出は、いつまでも残る事でしょう。
『本当に、本当に本当に、空に大きなお花が咲いたクル』


夏休み時期には深く考えずに、普通に楽しめる話がいいですね。
まずは恒例の浴衣姿は言う事ありません。
初っ端のみゆきの浴衣姿だけで十分満足行く出来ですが、
続くNISSANコンビ二人の可愛さといったら!
特に普段こういうの着ないからと照れ気味のなお、十分似合ってますよ。
頼み込んでようやく買ってもらえたと言っていただけに、
おそらくあかねも着慣れていない筈ですが、
やっぱりボーイッシュな子が着ると、ふとした仕草にドキッとさせられます。
ところでやよいの髪型は一体・・・?某アイドルのやよいさんとかけているのでしょうか。
そして「れいかさんとっても大和撫子~♪」と某安らぎの先輩が言ってくれそうなれいかは
ところどころの気合の入りっぷりが楽しめました。
ちゃんと「たすきがけ」を心得ているあたり、さすがの風格が感じられます。

実際お祭りや浴衣について、良くわからないお子様もいらっしゃると思います。
キャンディに説明するという形式を取りながら、
その点を分かりやすく描いているところにも好感が持てます。
それにしてもキャンディの浴衣姿、妙に可愛いと思ってしまった私は一体・・・(苦笑)
また和太鼓を叩く僅かな出番ですが、なおの父ちゃんのカッコ良さが際立っていました。
太鼓を叩いている最中ですから、当然娘の声援に応じる訳には行きません。
それに無言で答えているような男の背中、
例えば地域に古くから伝わる祭がある地域のお子様は、
ここでも普段見ない親の姿という発見があると感じ取れたかもしれません。

ところで色んな意味での突っ込みどころの多さは、
良い意味でスルーするのが礼儀のように思えて来ました(笑)
金魚すくいに興じるキャンディは明らかに正体隠す気ゼロですし、
その場にお客さんとして紛れているマジョリーナにみんな気づきましょうよ。
れいかのおじい様はあんな厳格な風貌でありながら、
金魚すくいの達人なのでしょうか。道を究めるとは大変なのですね。
そしてグァム旅行をゲットしたマジョリーナには、
ぜひ若返った姿でタモンビーチでくつろぐ姿を見せて頂きたかったのですが・・・
マジョリーナと言えばリンゴ飴の味を評価しているあたり、
「納豆ぎょうざ」へのこだわりがあるにもかかわらず、一応味覚は正常なのですね。

さて今回も気軽に楽しめる一編ではありますが、
自分が楽しめないものを壊す事の是非が論点になります。
確かにマジョリーナの主張や行いは非難されてしかるべきですが、
仮に価値観が全く異なるとしたら、
バッドエンド側から見たハッピーエンドとは果たしてどのように捉えられているのでしょうか。
バッドエンドを壊す存在と認識されているとすれば、
正しいと思う事も多面的に観ればそれは正しくないという事に繋がります。
そこまで深く考える必要は、今回は無いかもしれません。
しかし、楽しい事とは何なのか。先週のサーフィンを楽しんでいたアカオーニや、
今回の本人は意図せずとも傍から見れば楽しそうに見えたマジョリーナの姿から、
何を持って「楽しい」と言えるか、簡単に答えは出せません。
やっぱり一方的な価値観の押しつけでは無く、
最終的には融和があるのではないかと、今回のエピソードからも感じました。

ラストで上がる打ち上げ花火。
それは一瞬で消えてしまう儚い芸術です。
しかしそれを見たという記憶はいつまでも残ります。
スマイルプリキュアシリーズも、そのような作品であってほしい。
いや、そのような作品足り得ると確信しています。
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R2

輪投げとくれば前作のあのお二人の出番ですね。
NewStageで知り合った縁で助っ人に呼んでみてはどうでしょう。
トーンのリングを駆け巡らせる二人ならキャンディのゲットも余裕のはず。
・・・とは言ったものの、その後のフィナーレで何が起こるか想像するのが怖いのでやめといたほうがいいですね(笑

前回に続き、今回も強烈に何かを訴えかける話ではなく、楽しそうにはしゃぐ五人を見て楽しむ、という話でした。

一番インパクトが強いのはやはりれいかさんでしょう。
とりあえずあの勢いで金魚を取りまくるのは勘弁してあげて下さい。店のおっちゃんが泣いちゃいます。
あと、やよいちゃんが輪投げをするシーン、キャンディの隣に件の人形があったのを見た時、たぶん嫌な予感しかしなかったのは私やスティクスさんだけではないと思います(笑

真面目な話をすれば、なおちゃんのお父さんが、声をかけられても振り向かなかったのは、スタッフがよく作りこんでるな、と思いました。
実際、祭りで太鼓を叩く人って身内に声かけられても返事するわけにはいきませんしね。

そして、何だかんだでお祭りを満喫していたマジョリーナさん。

ウルフルンやアカオーニを見ていても感じますが、バッドエンド王国の皆さんは、「ハッピー」という概念自体は持ってるみたいなんですよね。
例えばS☆Sのダークフォールのように、「生命」に対する「滅び」のように、存在のベクトル自体が真逆を向いてるというわけではない気がします。

彼らの持つそれが、「ハッピーになれるはずもない自分たちの境遇に絶望し、他の存在も同じ場所に堕としてやる」と考えているのか、あるいは「楽しいと考える対象自体が人間やメルヘンランドと異なっている」ということなのか、それはわかりませんが…。

個人的には、ウルフルンは前者、マジョリーナは後者の匂いがするんですけどね。
by R2 (2012-08-12 18:58) 

モグ

魔女さんがリンゴ飴食べて「毒リンゴよりうまいだわさ」に
ちょっとうけました。
あんた、毒リンゴを味見してるの?

金魚はとれる、グアム旅行はあたる 
と魔女さんは意外にハッピーな要素があるようですね。
まあ和解は最後の楽しみとして
童話でも神話でも魔女は、ちょっとしたことでむくれて
トラブルを起こす存在ではあります。

ここ2、3週忙しくて、貴ブログを見ていませんでしたが
オフ会楽しそうですね。
だいずさんのブログも見てますし、私は蒲田の住人なので
次がありましたら、ぜひよろしくお願いします。
by モグ (2012-08-13 08:02) 

スティクス

>R2さん
言われてみれば・・・確かに輪投げっぽいですね、あれは(笑)
その後ちゅどーん!が待っていますが・・・

>一番インパクトが強いのはやはりれいかさん
あの状態では金魚すくい屋のおじさんのバッドエナジーが出てしまいそうです
そしてやよい、嫌な予感がしたのは同感でした。
ヒーローフィギュアからピントをずらしているのは意図的だったかもしれません。

>なおちゃんのお父さん
楽しげな場面の中にこうした描写を織り交ぜてくるのも良いですね。
男の背中のカッコよさが感じられてよかったです。

>「ハッピー」という概念自体は持ってるみたい
そうなんですよね。だからこそ、本当にバッドエンドを望んでいるのか、
単に価値観の相違なのかが判別しがたくて
彼らとどのように決着をつけるのかが読めません。
読めないからこそ先が気になるので、
これから先の展開に期待しています。
by スティクス (2012-08-13 08:59) 

スティクス

>モグさん
本当に突っ込みどころが良い意味で多いですね。
毒りんご味見してるのか、そもそも毒りんごに美味しさが必要なのか、
むしろ突っ込んでくれと言わんばかりの表現が楽しいです。

>ちょっとしたことでむくれて
確かにマジョリーナは沸点が低いような気もします。
おっしゃる通り魔女らしさがこうしたところにも見受けられますね。
・・・といってもウルフルンやアカオーニも似たようなものですが(笑)

>蒲田
おお、近いですね。是非今度ご一緒しましょう。
お手頃な飲み屋が多い街ですから、蒲田オフもいいですね。
by スティクス (2012-08-13 09:05) 

KR

今までロムっていましたが今回みんな気付いてなさそうなので書き込みます。

飴細工のシーンに某妖精さんの飴がチラリと写っています。
再視聴する際に注目してみてくださいw
by KR (2012-08-13 12:48) 

スティクス

>KRさん
はじめまして。これからもよろしくお願いいたします。
さて、妖精さんとは語尾に「デス」がつく人?の事ですね?
「来海先生」など今作は結構ハートキャッチの小ネタがちりばめられており、
こうした遊び心も楽しめますね。
by スティクス (2012-08-13 13:17) 

ロドリ下衆

こんばんは・・・もとい、おはようございます、でしょうか?(汗)

何でも高校野球の期間は関西の視聴制限への配慮の為か、
ストーリー的にあまり重要でない話が続くとか・・・?
そんな話を聞いたことがあります。

今回はそれを裏付ける様な、ほのぼの日常回でしたね♪

5人の浴衣姿、それぞれ個性が出ていて楽しめました。

あかねは『父ちゃんに頼み込んでようやく買ってもらった』とか、
なおは『こういう格好はあまりしないから恥ずかしい』とか、
れいかには『大和撫子って感じやな~』『お母様の着付けの
おかげです』とかのやり取りがあったのに、やよいは・・・?(--;
『かわいいね~』で片づけられちゃいました(汗)

一念発起して思い切った髪型でイメチェン図ったのに、
そこ触れてやろうよ、みんな(苦笑)

前回の海の家から、貧乏クジ引きすぎです・・・(涙)

そしてれいかさん。
金魚すくいでのブレないお姿、素敵すぎます(笑)
『おじい様直伝の技』・・・って、おじい様一体何者!?Σ(゜д゜;)

射的のなおはさすがですが、的に当たったのに倒れず
『なんやねんそれ~』とショゲるあかねに激萌えです(´▽`)ホワワワ~

飴細工は確かに某妖精さんが鎮座してましたね。
こういう隠れキャラ探しも楽しいです。

で、輪投げ。
これも物議を醸しました(笑)

れいかさん、また一子相伝究極奥義を繰り出すのか!?
と思いきや、輪投げの技は叩き込まれていなかったようで空回りw

景品としておじさんが付いてこなくて良かったです(笑)

やよいはもう投げる前からあざといフラグが立ってましたねww
誰もがあの結果に驚きはしなかったはず・・・(-.-;

そしてなお。
個人的には直球過ぎて剛速球がキャンディに当たり
コブを作っただけで終了、と予想してたんですが、
忘れてました。蟲設定w

まさかあの場面でてんとう虫再登場とはww
慌てふためく乙女な姿に、本日2回目の激萌え(´▽`)ホワワワ~

それを挽回すべく、あかねがやってくれるだろう、
と期待していましたが、期待通りやってくれました、別の意味でw

『日野ちゃん、スーパ~~~~~~・・・・・!!』
『・・・あたっく。』

カワw
最後の気の抜けた『あたっく。』がたまりません。
本日3回目の激萌え(´▽`)ホワワワ~



一方のマジョさん、りんご飴に思わず『んまぃ!?』テーレッテレー
視聴者の半分はあのお菓子を連想せずには
いられなかったはずw

金魚すくいや射的、その後は天狗のお面を買ったりしてる
ようですが、『楽しくない』と言いながら結構満喫されてるじゃ
ないですかww

仮にこれが、金魚が食べられる魚で、撃ち落としたのが
グァム旅行じゃなく納豆ぎょうざキャラメルだったら、
『楽しかった』という事になって、バッドエナジー搾取を
やめるような展開もあったんでしょうか?

思い通りにならなかった事が『楽しくなかった』ということで、
お祭り自体は楽しんでいるように見えた今回、
冒頭で大勢の人たちを見て『こいつら全員バッドエンドに』
と言っていましたが、その人間たちをバッドエンドにした先には
お祭りも何もない、怠惰な世界が待っているというのを
本当にわかっているんでしょうか?

先週のアカオーニといい今回のマジョさんといい、
『人間界をバッドエンドに』=『自分たちの世界はハッピーエンド』
と刷り込まれているだけで、世界がバッドエンドになった先に
何が残るのか、という所まで理解していないような気がします。

そう考えるとやはりそこに気付いた時には改心も有り得るのか、
そんな考えも過りますね。

戦闘はこれで3幹部一巡のスーパーアカンベェ。
今回もやはりプリンセスフォームで軽く一掃されてましたが、
思えばこのデカっ鼻って、ジョーカーがパワーアップした
(基本スペックではなくプリンセスフォームの事だと思いますが)
プリキュア対策に3幹部に手渡した物だと思うのですが、
ノーマルフォームには通用しても、プリンセスフォームに対しては
全くもって歯が立ってません。

ただ、知恵の回るジョーカーが一度に2個のデコルを浪費する
デカっ鼻を無駄に使ってただただ捨て駒にするとも考えにくいので、
このデカっ鼻の裏には何か策があるのでは?などと
深読みしてしまいます。

このペースで行くとデコルが再び16個集まる方が、
ピエーロ完全復活よりも全然早く来てしまいますから、
そんなことはジョーカーも計算済みでしょう。

次回もウルフルンが同じデカっ鼻を使うようですが、
2巡目が終了したらデコルは12個。
ジョーカーは一体、何を企んでるんでしょうね・・・?
このまま終わるはずはないので、とりあえず2巡目終了後に
急展開がありそうな予感がします。



・・・で、その次回。
みゆきのおばあちゃん初登場。
やさしそうなおばあちゃんですね。

某植物園の園長さんを思い出さずにはいられません。
おばあちゃんの大切な物って・・・まさか!?
スマイルミラージュとか出てくるんでしょうか!?←んなわきゃないw

でもこの所ほのぼの回が続いてるんで、そろそろ泣き落としが
来そうな気がします。要注意!!




P.S
終盤でクラスメートやそれぞれの家族が出てくる場面で、
ようやくれいか父らしき人物がいましたね。

ここまで会話にも全く出てこなかったんで、色々な憶測が
飛び交ってましたが、まあ何事も無く普通(普通か?w)な
家庭だったようで、良かった良かった。
by ロドリ下衆 (2012-08-16 06:14) 

スティクス

>ロドリ下衆さん
8月のまったり期については、
関西の事情があるという事を私も最近知りました。
8月にストーリーが大きく動いたのは、
初代で唯一やったくらいで後は殆ど無いんですよね。
もっとも、私もこの時期ならではの
夏休みに相応しい日常の数々、毎年楽しみだったりします。

それにしても私の本文レビューがかすんで見える程の力作コメント、
毎度恐れ入ります(笑)
特に今回は視聴された皆様それぞれの着眼点が異なっている点、
各キャラクターのどこに注目するかで見方が変わって来ます。
共通して言えるのは「みんなカワエエ」とほっこりする事ですね(笑)
私もあかねの「あたっく」の抜き具合が気に入っています。

やっぱりマジョリーナの「楽しい」認識は、
解釈の仕方によって意味深ですね。
デカッ鼻もパワーに反して制御が難しい、
デコル2個消費による低燃費など、
ご指摘されている「裏」があるのか気になります。
あえてデコルを早く揃えさせるという意図があるのか、それとも・・・?

明日のおばあちゃん回、
8月には泣かせる展開も珍しい中で、その少ない例外の3回は
「初代28話」「MH25話」「ハートキャッチ27話」
いずれもおばあちゃんが絡んでいました。
という事は・・・今から心の準備をしておく必要がありそうです。

>れいか父
お父様、若い(笑) お兄様でも通用しそうです。
ただ、おじい様の血はいったい青木家のどこに影響しているのでしょう。
あんまりおじい様似の人がいないようですが・・・
by スティクス (2012-08-18 22:45) 

きすけ

>関西の視聴制限の関係で内容が薄くなる云々 そうだったのか~甲子園アカンベェによって2週間も阻まれていた夏祭回、やっと今日観れましたわ…浴衣姿でハシャぐ5人と1匹の姿が見られて久々にウルトラハッピーになりましたwww

金魚掬いで荒ぶるれいかさんも
相変わらず虫に弱いなおちゃんも
普段と髪型の違うあかねちゃんとやよいちゃんも
キャンディの保護者なみゆきちゃんも
花火を鑑賞中になんか一緒にいた、なおオカン&れいかママンにも萌え転がりましたわ^q^あとさりげなくあかねちゃんとれいかさんがタコ焼きの話してるシーンにも萌えたんや…ふぅ

あと新エンディングのCG、前回はハッピー中心だったけどこの回はサニー中心でしたね~次はピースかな?ハッピー&ピース、サニー&マーチと二人ずつキャッキャウフフしてたんで、できるだけ組み合わせが多いといいな…目指せ10通りw

振り替え放送で、明日はお婆ちゃん回と肝試し回が見られるはずなのでいつも以上に楽しみすぐる…!

…まぁ2週間も素直に我慢できる訳もなく^q^CDの『ボーカルアルバム1』やスマプリの薄い本×nをつい衝動買いして楽しんでいた俺がいる…ふぅ
そーいやスティクスさんはプリキュア関連グッズ?は集めたりしてんでしょうか?
by きすけ (2012-08-26 16:20) 

スティクス

>きすけさん
関西にお住まいだったのですね。
毎年恒例とはいえ、この数週間の事、お察しいたします。
その分、思う存分に楽しんで下さい。この次と本日放送分も楽しめますから。

金魚すくい「道」を究めんとするれいかのインパクトが強烈でしたね。
みんなもそれぞれの個性が良く出ており、
夏祭り回としてのお楽しみが詰まったいい一編でした。
そしてママンズ。あの立ち位置と服装から色々と想像力が膨らみますね。
なおオカンは話に絡む時が来るのか、少し気になりますが・・・

>新ED
ええ、毎週ソロパート担当が変わります。期待して下さいね。
組み合わせはこれから増えるのか、まだ分かりませんが
いろいろなパターンが見られるとウルトラハッピーです。

>関連グッズ
この点であまり語れないのがやや申し訳ないですが・・・
私は殆ど集めていません。劇場版DVD、BDと、
初代~5GoGoまでのDVD、プリキュアぴあ程度です。
by スティクス (2012-08-26 20:31) 

元通りすがり

私の地元のお祭りではテキ屋さんがやってる屋台が、
ここ二十年で3分の1~5分の1まで激減しています。
こんなににぎやかな夏祭りもやがてはフィクションの中だけのものになってしまうんでしょうか。
by 元通りすがり (2012-09-01 20:07) 

スティクス

>元通りすがりさん
テキ屋さんには賛否両論ありますが、やっぱり盛り上がりという点では
ある程度は許容する事も必要だと思います。
居ないと寂しいですから・・・
町内会だけで仕切るお祭りがやや盛り上がりに欠けるのも、
プロではなくアマチュアだからかな、と思ったりします。
難しい問題ですが、願わくばフィクションの中だけにはして欲しくないですね。
by スティクス (2012-09-02 16:24) 

横浜学園都市部

自分は現在歯科通いで、2つの酷い虫歯を治している最中で、その戒めでブログのコメントを自粛してましたが、このままだと話が溜まりまくるので、一気にコメントします(そのうち1本は抜髄・根充済もう一方は削るのは軽度で、石膏詰め中(次回のコメントは完治後までしないつもりです))。

今回のお話は自分は、当日はコミックマーケットの待合でワンセグで視聴しましたね。

小林雄次氏は脚本デビューが折しも1年前の『スイート25話』で、しかも今回同様浴衣回だった事もあると、印象深いでしょうね。

先ずは何といっても浴衣姿。

キャンディを含めてみゆき達が決まってましたね。

何かに取り憑かれたかのような集中力を持って金魚掬いに挑戦してたれいかには、脱帽させられますね。

キャンディが輪投げの景品になった際に、キャンディの隣に太陽マンが景品になってしまった際に、やよいだったら狙うところは絶対違うと思っていただけに、期待を裏切りませんでしたね。

逆になおが投球した際に、てんとう虫が来た件は予想外でしたけど…

最後でみゆきの投球では明らかにスカしたところを、キャンディの耳がマジックハンドモジュールみたいになった件は、面白かったですね。

さてマジョリーナの方なのですが、完全に思い通りに行かなくなった所為で自棄を起こしてしまい、陰湿モード全開で襲いかかりましたね。

特にグアム旅行を当てたとしても悔しがってた姿には、納豆餃子飴にこだわっていただけに、本人の気持ちを考慮するとなんとなく納得がいくものです。

だからといって腹癒せでバッドエンドにするのは別物。

おかげでみゆき達の逆鱗に触れたのは言うまでもありませんでしたね。

さて、そのマジョリーナを含むバッドエンド王国の一連の行動はR2さんやロドリ下衆さんのコメントを見ている限りだと、徐々にジョーカーと幹部達とでバッドエンドの価値観に違いが見え始めている模様ですね。

仕事を済ますとき以外では完全に私情絡み。

おまけにこのあとの話から今日に至るまで、バッドエナジーが大して溜まっていないせいで、悪役としての自覚がまるで無くなり始めましたね。

このままでいいのか!?

そんなことじゃジョーカーが黙ってないぞ!!

そんな意味でも9月中旬は見逃せませんね(大塚監督は31・32話辺りでバッドエンド側にスポットを当てる話をする予定)。

☟以下は今回の作監と演出の紹介です(過去のプリキュアシリーズに携わった回の紹介付き(数字が担当話))。

作監:小島彰
代表作は『鉄のラインバレル 』や『ドラゴノーツ ザ・レゾナンス 』の作監。現時点で個人的に印象に残っているのは、スイート8話で見せた奏のふと眉と、前回担当したスマイル13話の魚眼みゆきだったりする。

担当回
ハートキャッチ:2 9 17 25 36 44
スイート:1(山岡直子・山崎展義氏と連名) 8 34 43
スマイル:4 13 次回

次回の演出
①岩井隆央
代表作は『まじかる☆タルるートくん』と『ママレード・ボーイ』の演出助手。『聖闘士星矢Ω』14話も担当。

担当回
初代:3 10 17 23 33 40 47
MH:5 12 19 26 33 40
S☆S:3 10 16 22 29 38 47
5:5 11 21 28 35 42 49
5GoGo!:8 16 28 33(山崎和男氏と連名) 39 43(石平氏と連名)
フレッシュ:2 13 21 27 38 46
ハートキャッチ:3 11 17 26 35 43(うえだひでひと氏と連名)
スイート:3 11 18(ハートキャッチディレクター:長峯達也氏と連名) 28(池田氏と連名) 34(山口氏と連名) 42(地岡公俊氏と連名) 46(地岡氏と連名)
スマイル:5(池畠博史氏&大塚氏と連名) 10(地岡氏と連名) 14(後述の森川氏と連名) 17(14話同様森川氏と連名) 次回(14話同様森川氏と連名)

②森川滋
稀に絵コンテを担当しており、以前のキャリアは『超者ライディーン 』のCG演出以外の詳細は不明。
スマイルでは前述の岩井氏と連名で14話・17話・次回を担当。

by 横浜学園都市部 (2012-09-03 17:58) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
先日のビール宴以来、少しご無沙汰でしたが、
歯痛ですか・・・お大事になさってください。
私は幸い歯は健康らしく、あまり歯科医のお世話になった事が無いのですが
三年ほど前に親知らずを抜いた時には色々とヤバかった事を覚えています。

さてさて、浴衣回に昨年と同様の共通点があるとはあまり意識しておらず
もし小林さんが浴衣好きだとすれば、脚本家冥利に尽きるものでしょう。
例に挙げられているれいか、やよい、なお各々の特徴が際立つ様も、
昨年の「実は怖がりだったエレン」を際立たせた点に通じるようです。

マジョリーナのみならず、あの死闘以来の三幹部ののほほん加減は
まあ毎度のことですからと言った感じでしょうか。
シタターレ姐さんなど、お祭りをとことん楽しんで
咲の素人芸に負けた事に悔しがった方もおりましたし・・・
果たしてジョーカーはどこまで大目に見てくれるのか、
はたまたゴーちゃんのように少しは溶け込んで羽目を外してくれるのか。
それはともかく死闘以来沈黙を続けているジョーカーの存在は
確かに気がかりです。デコルが全部集まるであろう来週以降の展開に
メリハリをつけるための和やかな雰囲気と思われますが・・・

そしてスタッフご紹介、よくぞここまで・・・
演出の岩井さんはMH、5、フレッシュ、ハートキャッチでも
浴衣回を担当されているのですね。ここにも共通点があろうとは(笑)
by スティクス (2012-09-04 07:02) 

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