下町のおっちゃんのオアシス

私の今年の夏休みは8月11日から本日15日まで。
基本交代制なので仕方がありませんが、一番混雑する時期かつ、
旅費が高騰する時期にぶつかってしまいました。
一人旅が趣味の私ですが、これではどこにも行けず、とことん近場のみで済ませた今年。
土曜は大掃除、洗濯、買い物と家事を済ませ、
日曜はプリキュア視聴＆感想を仕上げた後に実家（すぐ近所）へ帰省。
昨夜遅くに帰宅した後、残った本日は近所の温泉で、ただダラダラと過ごして来ました。
私の住む錦糸町にも、一応天然温泉があるんです。
　　
錦糸町南口を出て四つ目通りの信号を渡った先、
楽天地ビルの9階に、男性専用の温泉施設があります。
よく繁華街の駅前にある「サウナ」と一味違うのは、
循環＆加温式とはいえ、ここが地下深くからくみ上げている「源泉」という事。
東京近辺独特の、黒湯と呼ばれるコーヒーのような色が特徴です。
（循環・・・浴槽のお湯を濾過処理して再利用する事）
（加温・・・源泉の温度が低い場合、適温まで加熱する事）

錦糸町という場所柄、土日は昼間っからお馬さん目当ての方々の溜まり場だったりしますが、
平日の昼間は穏やかなもの。それでもそれなりのお客さんが居るところ、
ここの居心地の良さは知っている人にはたまりません。
そんな訳で私も傍から見れば下町のおっちゃんの一員として、ここで時折癒されています。

他にも特徴的なものとしては、
・熱波浴ロウリュ
　一時間に一回行われる、サウナに水をかけて湿度を高め、
　大きなうちわで煽いで体感気温を急上昇させ、多量の発汗作用をもたらす。
これ、最初は熱くて（暑い、じゃなく熱いです）結構キツかったのですが、
ハマると病みつきになる爽快感があります。
スタッフの方々も大変そうなのですが、
終わった後自然に沸き起こる拍手に、下町らしい一体感を感じられる気があっていいですね。
ちなみに詳しい事は分かりませんが、こちらのスタッフの方々は今年
「熱波浴甲子園」なるものに初出場し、優勝したらしいです。
・背中流し
　私、これはまだ未経験なのですが、他に類を見ないこれが一番の名物と言えそうです。
　詳しくは、行ってみて下さいとしか言えません（笑）

朝9時頃から出向いて20時頃まで、
入浴→休憩室で高校野球観戦→湯冷めしたら入浴→昼食＆ビール
→休憩室で高校野球観戦→入浴
の繰り返しで、ただただダラダラと過ごす、こんな夏休みもアリかもしれません。
半日のんびりして入浴料2,000円也（会員価格）
「美味しんぼ」「横山光輝の三国志」「はじめの一歩」「あずみ」等
漫画も豊富に取り揃えてあるので、東京の東側にお住まいの方、お勧めです。
なお、同じ楽天地ビル内の映画館はプリキュアシリーズの映画を上映するところなのですが、
私は未だに一度も行けないでいます。
毎年春と秋にエレベーター内の案内を見る度に、やきもきさせられるのですが・・・