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スマイルプリキュア第33話『映画村で時代劇でござる!?の巻!』 [スマイルプリキュア!]

名刀メルヘン左衛門正宗を駆って走る風来坊!男の生き様、とくと見よ!!
出演
風来坊ポップ  ポップ
れいか姫  青木れいか

くの一なお  緑川なお
町娘みゆき  星空みゆき
団子屋やよい  黄瀬やよい

深澤監督  ブンビーさん(友情出演)

妖怪女郎蜘蛛  日野あかね
青鬼/カラス天狗/妖怪のみなさん/八百八町のみなさん

赤鬼  アカオーニ
総天然色映画「妖怪オールスターズDX」乞御期待!!(同時上映 ふたりはくの一)
  
カラス天狗に追われて逃げる町娘。石につまづき転んで、あやうし!
そこに駆けつけたるは我らが星空みゆき嬢。いざスマイルチャージ!
ここでカットがかかりました。
只今映画の撮影中で、見学していたみゆきは思わず飛び出してしまい、
スタッフもカラス天狗の役者もみんな苦笑い。
みゆきも頭を下げて謝り、気を取り直して撮影が再開します。
『私も映画に出てみたいなぁ』もうすぐ出るじゃないですか。

今日は時代劇映画村へ見学に来ています。なぜかポップも同行していますが、
そのココロは「侍映画と来て参加せずとあらば末代までの恥」という妙な理由です。
数々の映画ポスターが並ぶ前で、みゆきは蜘蛛妖怪、やよいはくの一になりきって
人前だと言うのにごっこ遊びを始めました。
あかねとなおも乱入し、4人のごっこ遊びに戸惑うれいか。
その光景が、ブンビーさんもとい監督の目に留まりました。
監督はビビッと来るものを感じて、5人に映画出演を打診します。
監督はみゆき達を見て新たなアイディアが浮かんだとの事ですが、果たしてどうなるやら・・・

そうと決まれば衣装合わせです。
みゆきの町娘、やおいのお団子屋さんの看板娘姿は共に可愛らしく、良く似合っています。
その2人もお姫様衣装に身を包んだれいかの美しさに、思わず息を呑みました。
『私がお姫様なんて、大役すぎるかと・・・』ああ!う・・・美しすぎますッ
背後に忍び寄る怪しい影は、女郎蜘蛛あかね。なぜか一人だけ悪役、でも妙にハマっています。
続けてくの一なおが登場。そのカッコ良さにみんなが見とれ、あかねは華麗にスルーです。
最後に、涼やかな若侍が登場しました。
『風の吹くまま気の向くまま、拙者の名は風来坊ポップ』
変身能力で人間にも化けられるようで、予想外のイケメンとなった姿をカッコいいと評され、
『いやあそれほどでも・・・あるでござるよ』
あの、何かキャラが変わってる気が・・・ナルシストってお前はコブラージャさんか。
時代劇を剣に生きる漢のドラマだと認識し、
「男の生き様!!」なる文句を背に剣を振ってやる気十分。
それはいいんですけど、何か勘違いしているような・・・
そもそも「妖怪オールスターズ」なる作品はそういう映画ではないと思いますけど。
テレビの前の私達の想いを、女郎蜘蛛あかねが代弁して突っ込んでくれました。

飛び入り参加の風来坊ポップも監督のお眼鏡に叶った様子。(アッー!なのか・・・?)
可愛い呼ばわりされて反発するのも相変わらず、その意気を買ってポップも採用されました。
映画に出たいと言い始めたキャンディも監督の目に留まり、
人間に味方する妖怪役で出演させようと即決。
ぬいぐるみが喋ろうが動こうが、ウラガノスもとい監督は細かい事は気にしないのでしょう。
『役者は揃ったァ!行ってみよぉおおお!』
監督の異常に熱いノリで、いよいよ撮影がスタートします。
まずは団子屋に逃げてきたお姫様が、女郎蜘蛛に襲われてくの一登場の場面です。

流石に本番ともなると緊張を隠せないのか、あかねは台本を手に不安そう。
この監督は練習なしのぶっつけ本番というやり方なのですが、
即採用の素人相手にいいのか、それで(笑)
とまれ、カチンコが鳴り撮影スタート。
店先でみゆき扮する町娘が団子を頬張るところから始まります。
『お客さん、お口に合いますか?』『おいしい!ウルトラハッピー!』
あの、これ時代劇なのですが・・・英語が出ちゃってますよ。
まあ、某うっかり八兵衛なる方も「この旅籠サービス悪いですね」と発言したとかしないとか。
心配そうなスタッフを他所に、監督は面白いと撮影続行です。
芝居は進み、魑魅魍魎に追われたれいか姫が逃げ込んで来ました。
その後を追い、糸にぶら下がって逆さで登場する女郎蜘蛛あかね。
あの、あかねちゃんその身体能力凄すぎませんか・・・?
『ケケケケ、お姫様渡してもらうでぇ』
何だかんだで結構ノリノリで悪役やってます。
それにしても女郎蜘蛛は関西弁を話しているところを見ると、関西出身なんでしょうか。
カオスな状況にスタッフも戸惑いますが、監督は相変わらず意に関せず。
『待ちな!くの一参上!』
待ってました。カッコいい我らがくの一なお見参!
2階の屋根から生身で飛び降りてますけど、なおちゃんならそれくらいやってのけるのでしょう。
毬を取り出し、女郎蜘蛛あかねに直球勝負を挑みます。
毬を用いてのシュートとスパイクの応酬(また外来語が・・・(笑))は、
妖怪女郎蜘蛛が勝利しました。がっくり膝をつく、くの一なお。
『ほんなら姫さんもらってくで!』『あーれー(棒)』
あの、あかねちゃん完全にセクハラ親父じゃないですか。
どうせなら帯を引っ張ってクルクル回して良いではないかと(以下自粛)
妄想はさておき、れいか姫危機一髪です。

『待たれい!風の吹くまま、気の向くまま、人呼んで・・・風来坊ポップ参上でござる』
姫の窮地を救うべく現れたるは風来坊ポップ。
もはや台本そっちのけ、本来の出番が無くなって戸惑う役者達を他所に、
監督一人が大喜びで盛り上がっています。
『数々の悪事、これ以上見過ごせぬ。いざ尋常に勝負でござる!』
ポップは鯉口を切った。刀は愛用のメルヘン左衛門正宗である。
正眼。女郎蜘蛛あかねと向き合った。たがいに、間合いを詰めた。
『負け・・・た・・・』女郎蜘蛛あかねの、体が、くずれた。
『またつまらぬものを斬ってしまったでござる』(お前は五右衛門か)
風来坊ポップは見事一刀で仕留めました。
『あの、せめてお名前だけでも・・・』
去りゆく風来坊を引き留めるれいか姫。風来坊は一寸足を止めて振り向き、言い残しました。
『拙者、風来坊のポップ。名乗るほどのものではござらん』
って、名乗ってるし。やられた筈の女郎蜘蛛あかねのツッコミを背に、
風来坊ポップは夕陽に向かって去って行きました。

ここでカットの声がかかり、我に返るみんな。
監督が唸り声をあげているを見て、怒っているのかと思いきや評価はその逆、大絶賛。
そして味を占めた監督は次のシーンも出演して欲しいと持ちかけました。

その頃、アカオーニはまたまたテレビを見ています。
青鬼が人間を蹴散らす映画に大興奮。
青鬼の勇姿に憧れ、続く時代劇映画村のCMを見て、
ここに行けば青鬼に会えると考え、出かけて行きました。
映画村にやって来て早々に青鬼を見つけ、喜び勇んで飛びつくアカオーニ。
青鬼の(中の人)は、大ファンだと言われて戸惑うばかりです。
その時、長屋の向こうを行く五人の姿がアカオーニの目に留まりました。
いつもと衣装が異なるので良くわからなかったらしいですが・・・

映画は大勢のスタッフと役者達のこだわりによって生まれているのだと、
現場の様子を見て改めて感じるみゆき達。
その意気に感銘を受けたのか、ラストシーンの撮影にも力が入ります。
町に攻めて来た妖怪を、町人達みんなで協力して追い払う場面。
一人妖怪サイドに加わるあかねも相変わらずノリノリです。
『この町はうちら妖怪軍団がいただくでー』
れいか姫を中心に、立ち上がる町の人たち。
と、そこにアカオーニが乱入しました。
妖怪軍団を見て、この世界にも悪い妖怪がいると感激し、
誤解したまま加勢を申し出てセットを本当に破壊し始めます。
逃げ惑う役者達。この状況でも監督は凄い迫力だと盛り上がっています。
ところが妖怪達(の役者)まで逃げ始めた事で、アカオーニは戸惑いました。
『おやめなさい!ここは映画を愛する人々の都。時代劇映画村です』
ようやく映画の撮影だと理解するアカオーニ。
啖呵を切るれいかに続いて再び風来坊ポップも登場し、
アカオーニを映画をバッドエンドに変える悪者だとして、
人間と妖怪が手を取り合って立ち上がる時だと鼓舞しました。
妖怪役までも敵に回った事で、アカオーニはすっかり四面楚歌です。
そしてこのカオスな状況下で監督だけが変わらずノリノリで、
スタッフ達ももはやついて行けなさそうです(笑)
ところがそのテンションの高い監督も、バッドエンド空間に包まれると一転投げやりになりました。
『映画なんてつまらん』

撮影現場を守るべく、変身するみゆき達。
アカオーニもカメラをハイパーアカンベェと化し、一体化しました。
今回の相手はカメラだけに、一時停止や巻き戻しを使ってプリキュアを翻弄。
都度動きを止められたり、逆向きに走らされたり、
変身直後のポーズ決めた状態まで戻されて一時停止されたりと、思うように動けません。
動けないプリキュアに、ハイパーアカンベェの魔の手が迫ろうとしたその時、
風来坊ポップが馳せ参じました。

『お主たちの数々の狼藉、許せぬでござる』
抜けば玉散る氷の刃。構えは正眼。間合いを詰め、踏み込んだ。跳び上がった。
『メルヘン流奥義、妖精斬りでござる!』
上段から、電光のように黒っ鼻に向かって撃ちおろした。
戛っ
音と共に、刀身は粉々に砕け散った。
『メルヘン左衛門正宗が』
あの、そのネーミングセンスは一体・・・(笑) そもそも撮影用の道具ですから。

この窮地?にキャンディも負けじと助力を申し出、デコルでぞうさんを出しました。
キャンディが跨るぞうさんは、アカンベェ目がけてパオーンと鼻からお水をかけます。
あらかわいい。
たいした威力も無く、笑い飛ばすアカオーニ。
しかし水に濡れた事でカメラの回線がショートして火花を吹き、
慌てたアカオーニは間違えて早送りのボタンを押してしまいました。
一時停止から一転、目にも留まらぬ速さになった五人の攻撃を受け
ハイパーアカンベェのボタンが壊れ、元の速さに戻りました。
『映画は沢山の人の想いが詰まってるの。私達が絶対に守って見せる』
プリンセスフォーム、そしてロイヤルクロックの力と共に、ロイヤルレインボーバーストで撃退。
アカオーニも映画なんてもうこりごりだと撤退して行きました。

監督は素晴らしい映画が撮れたとご満悦で、皆を試写会に誘います。
戦いの最中カメラがずっと回っていたため、プリキュアの事が撮られているのではとの懸念は
風来坊ポップが抜かりなくテープを抜き取っていました。
後はプリキュアのところのみ消して戻しておく等、流石頼りになります。
そして試写会の日。胸を躍らせて銀幕に見入るみゆき達。
風来坊ポップの活劇が、それはそれは格好良く映し出されています。
失敗したはずの妖精斬りもばっちりと決まっていたり、見守るポップも誇らしげ。
しかし待てど暮らせど、五人の出番は一向にやって来ません。
「プリキュアの所のみ消す」とは、5人が映る場面全てが消されてしまったという事でしょうか。
結局、お兄ちゃんのカッコ良い姿が見られて満足したキャンディを抱え、
『映画はもうこりごりかも・・・』
アカオーニと同じ台詞でみゆきがオチを決めました。
・・・と思いきや、さらに上を行くオチがありました。
『いやー、映画って本当にいいものでござる』


いやあ今回はとにかく楽しかったです。
後述するみんなの衣装の可愛さもさることながら、
妖怪オールスターズDXというタイトルの遊び心、ネタ満載のポスターの数々、
その中の「ふたりはくの一」は多くのファンの方が注目された事でしょう。
何と言ってもブンビーさんでありウラガノスでもある高木渉さん演ずる監督が強烈で、
この方が喋るだけでもう世界観が変わって見える気がしました。
そういえばブンビーさんも時代劇撮影に乱入した事がありますし、
MHに於いて時代村でなぎさとほのかが町娘の扮装をした時の敵もウラガノスでした。
それを見越したファンサービスのキャスティングだったのかもしれません。
ぶっつけ本番でやる主義という監督の方針も、
アドリブ満載だったブンビーさんを思うとニヤリとさせられます。

そしてポップ。基本的な姿勢である
「可愛いと言われると反発し、カッコいいと言われると照れる」
を踏襲しつつも、自画自賛するなど少しキャラが変わっている点がやや気になりますが
ギャグ中心という事を考えれば許容範囲で、
むしろ普段見せない姿を見られた事で楽しめました。
ちゃっかり自分の活躍だけを編集して残している抜け目のなさ等、
案外黒い一面も持っているところも、これまでが完璧超人に近い人物だっただけに
人間臭い一面が見られたように思えます。
それにしてもココやナッツのように人間としての姿ではなく、
あくまで「化けて」いると考えると、イケメンになったりそれを自賛するあたり
案外コブラージャさんみたいなナルシストだったりして・・・(笑)

プリキュア5ではみんな町娘(約一名大奥御年寄がゲフンゲフン)
のぞみの扮装が見られなかっただけに、今回の多様な扮装は楽しめました。
一見スタンダードなみゆきの町娘も、スタンダードだからこそ愛らしさが際立ち
やよいの看板娘はもう言う事なし、というよりあざと(以下略)
れいかのお姫様は、その衣装で謙遜する様の美しさがとにかく際立っており、
姫役がこれほど似合う方もそうはいないでしょう。
なおのくの一、カッコ良さに痺れました。欲を言えば某かげろうお銀のように入(以下自粛)
そしてあかね、ネタに走りながらもノリの良さ、ツッコミ加減や
本番前の不安そうな一面など、彼女の個性が良く出ていたと思います。
それにしても本文中でも突っ込んでしまった通り、
糸に逆さにつかまって登場するあかね、2階の屋根から飛び降りるなおの身体能力の高さは
突っ込むのが野暮というべきでしょうか(笑)
ただ、変身バンクが従来通りでプリキュア5の時のように
扮装したままから変身スタート
とならなかったのが、少し残念でした。

基本的には考えなしに楽しむべき一編だと思います。
そんな中で2点、気になった事がありました。
まずは青鬼を英雄視するアカオーニ。
これは「ないたあかおに」と繋がる可能性があるのではないかと考えました。
映画の一場面を観ただけで青鬼への思い入れを強く表していますが、
記憶・心のどこかに青鬼という存在と、その尊い友情を意識しているとしたら・・・?
もう一つは、悪役をノリノリで勤め上げたあかねです。
悪役不在では成立しえない物語があるにもかかわらず、
メルヘンランドにはその役を果たす存在が見受けられませんでした。
物語には悪役の存在が不可欠だと言う事を、演ずる事であかねが理解したとすれば、
いわゆる悪役という存在の三幹部やバッドエンド陣営に対する
見方が変わるきっかけになり得る気がしました。
三幹部達が仮にメルヘンランドを出奔した悪役だったとすれば、
その動機・心情を知る事が出来るのではないでしょうか。
いずれも考えすぎかもしれませんが・・・

ともかく、本文中でかなり突っ込んでしまった通り
基本的にはネタ要素が多く、楽しめる一編だった事に変わりはありません。
冒頭の「映画に出てみたいなぁ」発言は、
間もなく上映が始まるスマイルプリキュアの劇場版に対する台詞のようで楽しめました。
ラストに至るまで気が抜けず、みゆきの台詞でオチがつくかと思いきや
まさかの水野晴郎ネタで落とすとは・・・侮れませんでした。
朝日系列という事を考えると淀川さんの方が良いような気もしましたが、
水野晴郎でもお子様がついて行けないと思いますし、
淀川さんでは下手したら親御さんでも解らない方がいると配慮されたのかもしれません。
せめて今回は、僭越ながら私が借用して締めさせていただきます。
「プリキュアは楽しいですね、面白いですね。次週も御期待下さい。サイナラ、サイナラ、サイナラ」
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幸下人(しあわせげっと)

東映アニメ・2013年度日曜朝の幼女向けアニメ新作は、
大方の予想である「プリキュアシリーズ・10周年大作」ではなく、

「ふたりはくノ一」。

原点回帰で、それもいいかな、と。

スティクスさん、こんにちは。幸下人です。

あかねの鎖骨全開プレイに、今日のところはお腹いっぱいです。
by 幸下人(しあわせげっと) (2012-09-30 21:34) 

スティクス

>幸下人さん
そうだったのですね。来年はさらなる原点回帰ですか・・・
今回のポスターに描かれていた2人のくの一がとても可愛かったので、
忍術を駆使して戦う少女達の物語に期待したいです。
・・・と、ネタはこのくらいにして(笑)

でも本気で「ふたりはくの一」ちょっと見てみたいです。
ちょ~短編みたいなものでも作ってませんかね・・・

>あかねの鎖骨全開プレイ
何気に普段見えないところが見えたりする危ない衣装でした。
くの一なおと共に、NISSANコンビの魅力を再発見できて
私もお腹いっぱいです。
by スティクス (2012-09-30 22:19) 

やまぴょん

スティクスさん、前話に引き続きこんばんは。

我が家では完全に「絶対、ファンサービスでブンビーさん出してきただろ」という意見で一致しました。(笑)

いわゆるギャグ回ということで、あんまり深く考えず、ひたすら楽しみました。前話が前話だったので、バランス的にこういう話も必要ですよね。(^-^)
by やまぴょん (2012-10-01 00:28) 

横浜学園都市部

時代劇映画村を舞台に繰り広げるポップが主役だった快作。

今まではせいぜい説明係程度の出番でしかなかったポップが、一皮むけたお話でしたね。

みゆき達も配役が成程と言わしめる感じで、特にれいかのお姫様は、後でアカオーニに啖呵を切る姿は貫禄です。

さてこの話では高木渉演ずる深澤監督のキャラにも見所です。

高木さんの登板に驚いたファンは結構多数でしたね。

それにしても最後のあれはオールスターズNSにおける、歴代プリキュアの扱いに対するメタフィクションなのでしょうかね。

さてさて次は、アカオーニに対してです。

今回彼は仲間の青鬼に逢える嬉しさから映画村に乱入しましたが、演じてる役者な上にそれが全て撮影だと思わされ騙された思う場面がございました。

現実に戻される虚しさが伝わるもんです。

あともう一つは、ハイパーアカンベェです。

前回はウルフルンがはいってボロボロになりましたが、今回は巨体に見合ってタフでした。

もしもマジョリーナだと…体力は…持つのでしょうかね…タイムを使ったら別ですけど…

さて次回は文化祭の出し物をする話なのですが、クラスメートが断固反発したから大変です。

脚本は15話依頼の登場佐々木なふみ氏

作監はこの作品では、何気にサブキャラデザインを担当してる山岡直子

演出は門由利子でお送り致します。


今週のスタッフ
脚本:小林雄次

一言で済まさせていただきますけど、最早彼は『スマプリのお祭り男』ですね。

担当回
スイート:25 29 33 38 42 45
スマイル:3 8 12 17 20 26 32

演出:山口祐司&芝田浩樹(芝田さんの紹介はスマイル30話参照)

代表作は『ミスター味っ子』。

かつては、サンライズに所属し、制作進行を経て『勇者シリーズ』などの絵コンテや演出を多く手がけていた。

担当回
スイート(一部を除き広嶋秀樹氏と連名):4(田中裕太氏と連名) 9 15 19 24 29 31(単独) 34(岩井隆央氏と連名) 40 44(単独)
スマイル:12(次回担当の門氏と連名) 今回

作監:大谷房代

元々はフレッシュからスイートまで作画監督を務めた伊藤智子氏の専属原画師(大谷さんは、同じようにフレッシュに参加してました)でしたが、今作から作画監督に昇格しました(逆に伊藤さんは大谷さん専属の原画師として参加)。

担当回(スマイルのみ作監。それ以前は原画)
フレッシュ:11 23 40 47
ハートキャッチ:3 11 22 32 42
スイート:4 15 28 37 45
スイート:2(原画) 8 21 32
by 横浜学園都市部 (2012-10-02 21:05) 

スティクス

>やまぴょんさん
やっぱりブンビーさんに目が行ってしまいますよね。
高木さんの登板はもう無いと思っていましたので、
本当に嬉しいサプライズでした。
いつか松本保典さんに来て欲しいと、密かに期待しています。

>前話が前話
シリーズにはメリハリが大切だと感じされられました。
ずっとシリアスだと嫌いじゃないですが流石に疲れますし、
逆にギャク回ばかりだと締まりが無くなりますし、
このくらいのバランスがいい塩梅だと思います。
by スティクス (2012-10-02 22:47) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
「快作」であり、また「怪作」でもありましたね。
キャラ崩壊&やたらと繰り返すポップのインパクトが強烈でした。
完全無欠キャラより、変な一面があってこそ
血の通った個性が見えて来て良かったと思います。

>配役が成程と言わしめる感じ
もうこれ以上無い程のベストキャスティングでした。
あかねの名誉のために、一応いい意味でとフォローしておきます(笑)
いや、女郎蜘蛛とっても良かったと思いますよ。
しかし、れいかのくの一や、なおのお姫様といった
ミスマッチの妙というものも見て観たかった気がします。

>高木さん
監督が喋った時点で、もうテンションMAXでした。
案の定至る所でブンビーさんコールが聴こえて来ますね。
それだけ愛されていたという事実を改めて実感しました。

>オールスターズNSにおける、歴代プリキュアの扱い
うーん・・・私はまだNSの感想を書いていないので、
ここで考えを述べるべきではないかもしれませんが、
あれは今後の方向性を探る上で、一つの方向性として評価しています。
寂しい気持ち、残念な想いはもちろんありますが・・・
この点はそのうち、NSの感想を書いた時にでも述べたいと思います。

>現実に戻される虚しさ
もう一つアカオーニが気の毒だったのは、
ポップに名指しで悪役に仕立て上げられために、
あの場にアカオーニに味方できる者がいなくなり、
四面楚歌になってしまった事だと思います。
もっとも、ギャグ性の強さで気の毒感が薄いのが救いかもしれません。

>代表作は『ミスター味っ子』
うわぁ、懐かしいです。
当時爆笑したあの大げさなリアクションは、この方の仕事なのでしょうか。
思えばダークプリキュアこと高山さんのデビュー作ですし、
時の経つのは早いものです。ちなみにすこぶるどうでもいい話ですが、
私は小学生だった当時から味吉法子ママンに密かに憧れており、
私のママンキャラ好きの原点とも言える作品かもしれません。
by スティクス (2012-10-02 23:01) 

ロドリ下衆

前回の展開から一転、見事なギャグ回でした(笑)

修学旅行も終わったのに、なぜ映画村へ・・・?
と思いましたが、なるほど。近日公開の映画の宣伝でしたか(^^;)

人目をはばからず変身しようとするみゆきには『おいおい(汗)』と
思いましたが、さすがにカットが入って大事に至らず。

で、まさかのブンビーさん登場!
でも正直、最初は気付きませんでした。

話が進んでいくにつれ、あの独特の声に『もしや・・・?』と思い、
エンディングでキャストを見たら、案の定、高木さんじゃないっすか!?
もう、おかえりって感じです(^ー^)/

5人のコスプレ・・・もとい、衣装も適役で良かったです。
それにしてもれいかのお姫様の美しい事・・・あれじゃ妖怪じゃなくても
さらいたくなります(爆)

でも何気に注目したのはあかねの衣装。
女郎蜘蛛の奇怪な姿にかき消され気味ですが、
実は結構露出度が・・・(以下自粛)

で、5人+1匹のコント(笑)ですが、
時代劇で『ウルトラハッピー』とか言っちゃったり、
『れいかちゃん、どうしたの?』とか言っちゃったり、
『魑魅魍魎』の意味がわからなかったり
(たぶん台本に書いてあったろうけど、読めてもないかと)、
台本無視で話進めちゃったり、
くノ一と妖怪の戦いがなぜかボールの応酬だったり、
『ほんなら姫さんもらってくでー』『あ~れ~』と
吉本新喜劇のノリだったり、
名乗るほどの者じゃないと言いつつ名乗ったり、
斬られたはずの妖怪がそこにツッコんだり・・・

数え上げればキリがない、ツッコみ所のオンパレード(笑)

これを良しとする監督は、とてもこだわりを持っているとは
思えませんが。。。(汗)

アカオーニも、完全にアオオニヲタ化してましたね。
TV観ながら、『アオ!アオ!』って。。。(^^;)
その内ヲタ芸始めるかと思いました(苦笑)

戦闘は名乗りのポーズで固まっちゃう5人が攻撃されそうになって、
名乗り(もしくは決めポーズ)中は攻撃を受けないという、
ヒーロー物の常識を覆されました(笑)
思えば6話でも名乗りの直後に攻撃受けてましたね。

早送り中の5人による総攻撃はなかなか迫力ありましたが、
短かったのとカット割りが少なかったのが残念です。
まあ基本ギャグ回の戦闘なんで、良しとしましょう。

で、あれだけ5人をベタ褒めしておきながら、
5人の部分が消されたフィルムを『ま、いっか』と
そのまま使うブンビー監督。やっぱりこだわりは感じられません(苦笑)

それにしてもポップの編集能力・・・プロ並みじゃんw
デコルの力でも使ったんでしょうか?

試写会で次第に変化していく5人の表情が面白かったです。
・・・あ、でもあざとい人は終始キラキラしてましたが(笑)



次回は日常回。
しかも個人的に待ち望んでた、クラスメートのモブキャラ達との絡み。

それにしても文化祭でファッションショーって、
どこかで聞いた事あるなwww






余談ですが先日、嫁の誕生日プレゼントに
『スマイルパクト シャイニーフェイスパウダー』なる物を送りました。

ドン引きされるか喜ばれるか、どちらかだと思って恐々と
していたんですが、後者でホッとしました(´。`;)

やっぱ女子はいくつになっても魔女っ娘アイテムに
ときめくものなんですかね?

まあ、中身は化粧品メーカーのコーセーが作ってるんで、
普通に化粧品としても高品質で使えるから良かったのかな?

娘の持ってる本物(?)のスマイルパクトとお揃い、っていうのも
喜ばれたポイントだったかも知れませんね。
by ロドリ下衆 (2012-10-05 05:56) 

元通りすがり

思い込みですが、ブンビーさんがのぞみ達に受け入れられた時に、
プリキュアシリーズにおける高木さんの役目は終わったと感じていたので、
今回のゲスト出演は意外でした。
by 元通りすがり (2012-10-05 21:46) 

スティクス

>ロドリ下衆さん
試練を乗り越えたかと思いきや、超ぐうたらな姿を見せたえりか等、
このメリハリ?こそがプリキュアシリーズの楽しさですね。
映画村は私もちょっと位置関係が?だったのですが、
「京都の映画村」とは明示されていないので、
映画の宣伝と見るのが妥当そうです。

>人目をはばからず変身しようとするみゆき
まずありえないボケでははりますが、
みゆきなら素でやりかねないと思わせる辺り、
彼女のキャラクターが立派に立っている事の裏返しに思えて来ました。

>ブンビーさん
あれほどの強烈なキャラを演じた方が
再び登場するとは思いませんでしたので
最初監督の声を聞いた時、耳を疑ったものです。
元太と光彦の共演、と考えれば割と自然かもしれませんが(笑)

5人それぞれの衣装は楽しめましたね。
私はくノ一なおが一番のお気に入りなのですが、
なかなかどうして、女郎蜘蛛もあなどれません。
ご指摘の通りのさりげない露出の高さといい、
あかねだからこそ着こなし、演じ切れたと思います。

>5人+1匹のコント
確かに、これはコントですよねぇ(笑)
8時だヨ!の時代劇コントを思い出した私がいます。
面白い、と言いながらダメ出ししなかった監督の判断は
ある意味正しかったのかもしれません。

>ヒーロー物の常識を覆されました
言われてみれば、確かに(笑)
王道のようでところどころ定石を崩しているところ、侮れませんね。
ある意味監督やポップの変化球だらけの言動・態度も
予想をブッ飛ばす楽しさを演出していたと思います。

ところでスマイルパクト、中身はそんなにこだわっていたのですね。
こりゃ女心?をくすぐるのも無理は無さそうです。
テクマクマヤコンのコンパクトから、時代は随分と進んだのですね・・・
by スティクス (2012-10-05 22:55) 

スティクス

>元通りすがりさん
私ももう高木さんは二度と登場しないと思っていたので驚きました。
しかしダークドリームの西村さんを筆頭に、
2年連続の母親役となる雪野さん、
ラスボスを演じた方の再登場となる西村知道さん、
映画のラスボスに続けてラスボス?を演じる玄田さん等、
意外なキャスティングも見受けられたので、
今後もまた何かサプライズがありそうな気もします。
by スティクス (2012-10-05 23:00) 

きすけ

それにしてもこの風来坊ポップのりのりであるwww


前回、前々回は前向きなみゆきちゃんが、アレな私には眩しくて真っ直ぐ見れなかった^q^ので
こういう気楽な回はありがたいですねぇ
町娘なのにコロネな髪型のみゆきちゃんがちょっと面白かったw
姫様なれいかさんはもうね・・・ う、美しい・・・ハッ!ってなるレベルです

そういえば前にも、ピースサンダーでアカンベェをショートさせるシーンがあったような・・・こういうリアル?な戦法はプリキュアには珍しいような気がします


by きすけ (2012-10-07 02:02) 

スティクス

>きすけさん
画面右上に苦笑しているたけしの顔が浮かんできそうな
出だしのコメント、ありがとうございますwww

私も前回、前々回はリアルで苦境だったために
真っ直ぐ見られなかったような気がします。
それが感想にも出てしまい、やや不本意な出来になってしまったので
今回のような話はタイミング的にもありがたかったです。
みゆきの髪型は・・・よほどこだわりがあるのですね。やよい共々(笑)
れいかの麗しさも言葉を失うレベルでした。
(某知性の青き泉さんとの差は一体・・・w)

>リアル?な戦法
通電中の電気製品に水をかけると危ないと
お子様への説明も兼ねているのかもしれませんね。
by スティクス (2012-10-07 07:54) 

ミスタープリキュア

これもサイト画像で見た。

スマイルのコスプレの中でも一番面白い回であり、特にれいかの姫君は一番良かった(れいかは何着せても美しいなァ)。また「プリキュアの時代劇」が早速気になって、「5」の「のぞみの1日マネージャー」の画像を見てみたが、マネージャー役ののぞみは何も着ておらず、他の4人も町娘役で、まったくのドッチラケだった(でもココとナッツの若侍とブンビーの悪侍は、共にこっちより良かった)。もし5らがスマイルらの時代劇衣装を見たら、さぞかし驚くだろう。(特にれいか姫を見たら)。

またポスターに「ふたりはくの一」というのが有って笑えた。もしかして江戸の町を舞台に、「黒くの一」と「白くの一」なんてのがワルの前に現れて、「世間を騒がす悪党どもよ!とっとと牢屋に入りなさいッ!」なんて言って、ワルを成敗するという映画なんだろうか(これをみゆきらが見たら、「アレッ?横浜で出会ったあの子たちに似てるね」って言うだろう)。そしてこれが受けたら、その内こんな時代劇も製作されるのだろうか!?
「ふたりはくの一 偉大なる心」
「ふたりはくの一 弾ける星」
「よろしゅうくの一五人衆」
「よろしゅうくの一 五人衆 行け!行け!」……なんてのが!!
(特に「SS」なんか、首領が「アクダイカーン」で、側近が「ゴーヤーン」だがら、明らかに時代劇風だ!)
by ミスタープリキュア (2012-12-25 00:07) 

スティクス

>ミスタープリキュアさん
前回までが非常に重かったので、この話のはっちゃけぶりは楽しかったです。
「のぞみの一日マネージャー」も、画像だけでは伝わらない面白さがあるので
ぜひ本編をご視聴される事をお勧めします。
のぞみだけが着替えていない理由もはっきりしますから。
あと、かれんは「町娘」というよりも「大奥」(以下自粛)

ふたりはくの一シリーズも、何気に観てみたいですね。
先日のミラクルピースのように、ほんの少しでもいいので
作中で採り上げる形で放映されたら楽しそうです。
悪代官と越後屋モチーフのあのお二方が、
「山吹色の奇跡の雫」などをやりとりしている様が目に浮かぶようです。
by スティクス (2012-12-27 07:09) 

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