ジョジョの奇妙な冒険 第4話『波紋疾走』 [ジョジョの奇妙な冒険]
ここまでの話で、主人公が何も特殊能力を持っていなかった事に改めて驚かされます。
それだけ密度が濃かったこの作品に、あの力が加わる日がやって来ました。
波紋疾走!オーバードライブッ!
ツェペリさんの強烈な存在感、不朽の名台詞、そして「メメタァ」(笑)
展開の早さは相変わらずではありますが、今はこのテンポを大いに楽しんでいます。
1)何はともあれツェペリさん
今では一線を退き、後進の育成と音響監督業に仕事を移しているという
塩屋翼さんのお名前と声を、久々に聴きました。懐かしいです。
ただ私の中で塩屋さんの声といえば「かりあげクン」のイメージが強烈な事と、
ツェペリさんはずっとキートン山田さんを想定していたので、
実際に観るまでは少し心配していましたが、流石はベテランです。
飄々とした姿、決めるところで決める様、若き日の回想・・・全てがしっくりハマっていました。
それにしても最初から最後まで台詞の多い事!お疲れ様です。
おそらく翌々週でタルカス戦が描かれると思いますので、あと2回しか登場しない?のが惜しく、
そして激闘、受け継ぐ意志をどう表現するのか楽しみです。
ところで塩屋さんの声で「仙道」という単語を聞くと
某湘北バスケ部員を思い出してしまいます(笑)
「すわったままの姿勢でジャンプ」を動画で見るとあんなにシュールだったのかという発見や、
「ノミっているよなぁ~」から始まるツェペリさん至上の名言など、今回はツェペリ劇場でした。
2)スピードワゴンはクールに去るぜ
そこに至るまでの「イデーイデー」がカットされているのが少し残念ですが、
カットすべきでない台詞は絶対に残すというポリシーが伺えました。
その前後の説明的な台詞の数々もまた、スピードワゴンが「名解説者」たる所以のようです。
3)大人になったエリナ
ああ!う・・・美しすぎますッ!(まだ早いですね)
少女時代も可愛いかったですが、大人エリナの作画が美しくて良かったです。
この分だと、もし出番があるとすれば「メアリー・スチュアート」や「ポコの姉ちゃん」、
そして2部のリサリサ先生にも期待出来そうです。
ところでエリナがツェペリさんを見る目が完全に不審者を見る目で(笑)
ジョナサンの介護時にスピードワゴンを冷たくあしらう描写がカットされた代わりに
違った意味でエリナの冷たい表情が楽しめました。
4)メメタァ
そうきたか!と笑わせて貰いました。
実際に音がつくとすればあんな感じだとは思っていましたが、
まさか一文字ずつ丁寧に文字が現れるとは・・・
斜め上の描写を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!
5)切り裂きジャック
前回の予告で、故・郷里さんのように聴こえた声の主は誰かと思えば・・・
プリキュア的には咲のパパだったとは(笑)
いや、確かに日向大介さんはキントレスキーとタイマン張れそうな程マッチョでしたけど。
それはさておき、ジャックが絡む場面はかなりエグいものが多く、
画面を黒くして規制するのは止むを得ませんが、
それでも残虐性、異常性においてディオ以上というアブなさが画面から伝わって来ます。
少々残念なのは「屠所のブタのように~」のくだりのカットですが、
ここは文庫でも「罠とともに水に沈められる鼠のように~」に修正されているくらいですので、
仕方が無いですね。それを差し引いても「あぁぁ味わってやる!」
「絶望ォーに身をよじれィ!」の再現度が高く、満足でした。
6)波紋カッター
これ、ツッコミどころでしょうか(笑)
まさか「パパウ パウパウ」をツェペリさん自身が言ってしまうとは。
画面上の擬音も「パパウ パウパウ」になっていましたが、
ツェペリさんが発声している以上、こっちは「フヒィーン」の方が良かったような気がします。
7)北風がバイキングを作った
サメを仕留めた漁師の話がカットされてしまったのが残念ですが、
だからこそ、北風=逆風=ワインというように繋がって
逆にツェペリさんが何を言いたかったかが伝わって来ました。
8)ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!
待ち望んだジョナサン最高の決め台詞が遂に来ました!
期待通り、いや期待以上に熱い言い回しで、見ていて燃え尽きそうになりました。
改めて興津ジョナサン、最高です。
9)ワンチェンが襲ってこない?
これが残念、というよりジョナサンにやられた傷を根に持っていたという
第1部最後に繋がる伏線の一つが無くなってしまわないか気がかりです。
また、ディオは波紋の存在を知らないままジョナサン一行に対峙する事になる筈なので、
どうつじつまを合わせるのか、逆に期待しています。
前回の第3話が凄すぎたために、やや軽い感じも受けましたが
並みの作品と比べればそれでもまだ充分濃い一編で、
次回のブラフォード戦にますます期待が高まりました。
それだけ密度が濃かったこの作品に、あの力が加わる日がやって来ました。
波紋疾走!オーバードライブッ!
ツェペリさんの強烈な存在感、不朽の名台詞、そして「メメタァ」(笑)
展開の早さは相変わらずではありますが、今はこのテンポを大いに楽しんでいます。
1)何はともあれツェペリさん
今では一線を退き、後進の育成と音響監督業に仕事を移しているという
塩屋翼さんのお名前と声を、久々に聴きました。懐かしいです。
ただ私の中で塩屋さんの声といえば「かりあげクン」のイメージが強烈な事と、
ツェペリさんはずっとキートン山田さんを想定していたので、
実際に観るまでは少し心配していましたが、流石はベテランです。
飄々とした姿、決めるところで決める様、若き日の回想・・・全てがしっくりハマっていました。
それにしても最初から最後まで台詞の多い事!お疲れ様です。
おそらく翌々週でタルカス戦が描かれると思いますので、あと2回しか登場しない?のが惜しく、
そして激闘、受け継ぐ意志をどう表現するのか楽しみです。
ところで塩屋さんの声で「仙道」という単語を聞くと
某湘北バスケ部員を思い出してしまいます(笑)
「すわったままの姿勢でジャンプ」を動画で見るとあんなにシュールだったのかという発見や、
「ノミっているよなぁ~」から始まるツェペリさん至上の名言など、今回はツェペリ劇場でした。
2)スピードワゴンはクールに去るぜ
そこに至るまでの「イデーイデー」がカットされているのが少し残念ですが、
カットすべきでない台詞は絶対に残すというポリシーが伺えました。
その前後の説明的な台詞の数々もまた、スピードワゴンが「名解説者」たる所以のようです。
3)大人になったエリナ
ああ!う・・・美しすぎますッ!(まだ早いですね)
少女時代も可愛いかったですが、大人エリナの作画が美しくて良かったです。
この分だと、もし出番があるとすれば「メアリー・スチュアート」や「ポコの姉ちゃん」、
そして2部のリサリサ先生にも期待出来そうです。
ところでエリナがツェペリさんを見る目が完全に不審者を見る目で(笑)
ジョナサンの介護時にスピードワゴンを冷たくあしらう描写がカットされた代わりに
違った意味でエリナの冷たい表情が楽しめました。
4)メメタァ
そうきたか!と笑わせて貰いました。
実際に音がつくとすればあんな感じだとは思っていましたが、
まさか一文字ずつ丁寧に文字が現れるとは・・・
斜め上の描写を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!
5)切り裂きジャック
前回の予告で、故・郷里さんのように聴こえた声の主は誰かと思えば・・・
プリキュア的には咲のパパだったとは(笑)
いや、確かに日向大介さんはキントレスキーとタイマン張れそうな程マッチョでしたけど。
それはさておき、ジャックが絡む場面はかなりエグいものが多く、
画面を黒くして規制するのは止むを得ませんが、
それでも残虐性、異常性においてディオ以上というアブなさが画面から伝わって来ます。
少々残念なのは「屠所のブタのように~」のくだりのカットですが、
ここは文庫でも「罠とともに水に沈められる鼠のように~」に修正されているくらいですので、
仕方が無いですね。それを差し引いても「あぁぁ味わってやる!」
「絶望ォーに身をよじれィ!」の再現度が高く、満足でした。
6)波紋カッター
これ、ツッコミどころでしょうか(笑)
まさか「パパウ パウパウ」をツェペリさん自身が言ってしまうとは。
画面上の擬音も「パパウ パウパウ」になっていましたが、
ツェペリさんが発声している以上、こっちは「フヒィーン」の方が良かったような気がします。
7)北風がバイキングを作った
サメを仕留めた漁師の話がカットされてしまったのが残念ですが、
だからこそ、北風=逆風=ワインというように繋がって
逆にツェペリさんが何を言いたかったかが伝わって来ました。
8)ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!
待ち望んだジョナサン最高の決め台詞が遂に来ました!
期待通り、いや期待以上に熱い言い回しで、見ていて燃え尽きそうになりました。
改めて興津ジョナサン、最高です。
9)ワンチェンが襲ってこない?
これが残念、というよりジョナサンにやられた傷を根に持っていたという
第1部最後に繋がる伏線の一つが無くなってしまわないか気がかりです。
また、ディオは波紋の存在を知らないままジョナサン一行に対峙する事になる筈なので、
どうつじつまを合わせるのか、逆に期待しています。
前回の第3話が凄すぎたために、やや軽い感じも受けましたが
並みの作品と比べればそれでもまだ充分濃い一編で、
次回のブラフォード戦にますます期待が高まりました。
いや僕もキートン山田さんがいいかな、と(アニメドラゴンクエストのヤナックさんの影響もあり)考えておりましたが・・・塩屋さんの声もその系統ということもあり良かったと思います。
どうしても省略された部分が気になりますが、仮に8話ぐらい第一部に宛がわれた場合、3時間弱の劇場版、あるいは全4巻ぐらいのOVAを観ているものと考えれば良いのかも知れません。
しかしどんどん王道ジャンプ化していくこの雰囲気!最高です。
・・・ちなみに関係ありませんが今日、早速映画スマイルプリキュア観てまいりました。チケット屋さんの株主優待券レンタルサービス(一旦何枚つづりの鑑賞券を購入し、必要枚数だけ使ってあとで差額を返してもらう)を使って1回600円!そして続けて今日だけで2回観ました。なるべく先入観を与えずに感想を申し上げればシンプルイズベストな作品だったと思います。
by まるっさ (2012-10-28 00:01)
なんというか、見ているこっちが汗をかきそうなほど熱い内容でした。
原作を何度も読み直し、脳内アフレコで色々なキャストを想像してきましたが
塩屋翼さんのツェペリさんは予想以上にマッチしてました。
(リョータも思い出しますが、パプワ君のアラシヤマの印象が強いです)
小学生低学年の頃は小宇宙(コスモ)を燃やしてセブンセンシズを
覚醒させる練習をし、高学年になる頃には波紋呼吸法を練習した
ご同輩も多いことでしょうw
昔練習して、今は当たり前にやっている腹式呼吸法ですが、これを
突き詰めれば波紋を使えるんじゃないかと本気で考えましたともw
最初は独特の擬音を絵として見せるのはどうかとも思っていましたが
同考えても効果音では再現不可能なものも多いですし、ただ文字を
出すのではなく、文字自体の動きが演出になっているため、漫画の
雰囲気を出したアニメーションとして非常に面白くなっていると思います。
3部以降のスタンド(幽波紋)が有名になりすぎて、ジョナサンが最初は
己の肉体と知恵だけを駆使して戦っていたのを忘れそうになりますが、
十分な下地があった上で特殊能力を身に付けることでバランスの良い
主人公になったのではないかと考えます。
特殊能力同士の駆け引きも面白いですが、下手をすると小手先だけの
やり取りで大局が決まったり、少し設定を後出しするだけで全部が
ひっくり返ったりと、特殊能力が全てでキャラクターの存在意義が
薄れてしまうような気がしました。
今回の修行も、ジャンプの王道である「特訓でパワーアップ」であるように
見せかけながら、実際は「能力に気付かせ引き出す」ことに重点を置いて
いたんじゃないでしょうか。なにせ息子がこんな事いってますから
『おれの嫌いな言葉は、一番が「努力」で、2番目が「ガンバル」なんだぜーッ』
by 具米 (2012-10-28 10:17)
>まるっささん
アベル伝説は私も大好きでして、一度打ち切りになった際には
非常に残念だったことを覚えています。
ツェペリさんはヤナックに通じるところがありますよね。
またシルクハットとヒゲキャラつながりで、
男塾アニメ版の男爵ディーノを演じていたのも思い出しました。
>3時間弱の劇場版、あるいは全4巻ぐらいのOVA
もしもBDが「ディレクターズ・カット」と称してノーカットだとしたら・・・
買わずにはいられないッ!となりそうです。
波紋の表現など、随所に現在のCG技術を駆使しながら
ジャンプ黄金時代の空気が感じられるのが最高ですね。
今この時代に、第1部をこのような形で楽しめる事が本当に嬉しいです。
>映画スマイルプリキュア
早速楽しまれたとの事、羨ましいかぎりです。
私が日常の買い物をしている錦糸町LIVINの、
同じ建物内で上映されていると思うとますますジレンマが・・・
シンプルイズベスト、というお言葉に期待しながら
来年3月頃のBD発売を待ちたいと思います。
by スティクス (2012-10-28 12:02)
>具米さん
私も思い入れが強いだけに、色々と脳内キャスティングがありました。
それでも十分納得できるほど、翼さんがしっくりハマっていて良かったです。
パプワ君のアラシヤマも懐かしいですね。
スラムダンクとほぼ同時期という事もあり、こちらも楽しく観ていました。
>波紋式呼吸法
ええ、私もやりました。二部で修行法が明らかになりましたので、
「1分間に10回の呼吸」「10分間吸い続けて10分間吐き続ける」
を本気で練習して挫折を味わったものです。
スタンドバトルも面白いですが、
後のジョジョには無い王道の戦いが第1部の魅力ですね。
その波紋法を上手に頭脳戦に絡めたジョセフの戦い方も好きですが、
ここで波紋の限界が来てしまったのでスタンドに移行したのでしょう。
『おれの嫌いな言葉は、一番が「努力」で、2番目が「ガンバル」なんだぜーッ』
後にも先にも、こんな台詞が似合ってしまう主人公はジョセフしかいませんね。
第二部までは確定との事ですので、こちらも非常に楽しみです。
by スティクス (2012-10-28 12:08)