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スマイルプリキュア第38話『ハッスルなお!プリキュアがコドモニナ~ル!?』 [スマイルプリキュア!]

ちょっと、なにこのかわいい生き物♥
あまりの可愛さに朝っぱらからニヤニヤがとまりませんでした。
子どもになったプリキュア達と、狼さん赤鬼さんの可愛さに悶絶していたら、
さらにあのお巡りさんまで登場するとは・・・
2週間ぶりとなる放映を、思い切り楽しませて頂きました。
そして幼くなってもしっかりお姉ちゃんしていたなおちゃん。ふーんえらいねェ~
  
源次父ちゃんを鬼にして鬼ごっこに興じる、大家族緑川ファミリーは今日もにぎやかです。
しかし、なおはもうその輪に加わる程、子どもではありません。
もう子どもじゃないと言い残して外出するなおを見送った源次父ちゃんは、
寂しげな呟きを漏らしました。
『てやんでぇ。おめえはいつまでも俺の子どもじゃねぇか・・・』

公園で待ち合わせているみゆき達のところに、なおが合流します。
と、その時空から瓶と一緒に怪しい液体が降って来ました。
気がついた時、五人の身体は幼稚園児相当に縮んでしまい、
キャンディはおしゃぶりを加えた赤ちゃんに・・・公園に五人の驚きの声がこだましました。

もう毎度のお約束、薬を探し回るマジョリーナの下に、
なにやら怒鳴り込んでくるウルフルンとアカオーニ。その声は妙に若いような・・・
実際、この二人もまた子供になっています。あらかわいい♥
今回マジョリーナが発明した薬は「コドモニナール」。
毎度おなじみ読んで字の如くの効果がある薬です。
元に戻せとマジョリーナに詰め寄る二人は、互いに俺が先だとポカスカケンカを始めました。
プリキュアも子供にしてしまえば楽勝だとほくそ笑んだマジョリーナは、
薬の残りの在処を二人に尋ねると、これまたお約束、ポイしちゃったとの返事が返って来ました。
慌てて探しに行くマジョリーナ、その後を追う子どもになった二人。
いつも以上にカオスな展開が既に始まっています。

こどもに なってしまった みゆきちゃんたちは 
きっと また マジョリーナのせいだと かんがえていました。
いままでにも キャンディといれかわったり ちいさくなったり ギャグがつまらなくなったり
とうめいにされたり ゲームにすいこまれたり ロボットになったり・・・
こんなことができるのは マジョリーナの しわざとしか かんがえられません。
ところで やよいちゃんは こどもになっても えが じょうずでした。
じめんに かいた マジョリーナのえに かんしんしているうちに
みんなも からだが こどもになったせいか 
こころまで こどもになってしまったみたいで あそびたくなってしまいました。
みんなで じめんに おえかき。じょうずに できました。わあ、おじょうずおじょうず。

しかし あそんでいては いつまで たっても もとに もどれません。
なおは みんなをまとめて いっしょに マジョリーナをさがそうと よびかけました。
そうときまれば マジョリーナさがしに でんしゃごっこで しゅっぱつしんこう!
みんなの すがたを やさしい おまわりさんが みまもってくれています。
おまわりさんは みんなが かいた マジョリーナの えをみて とてもかんしんしていました。

がたん ごとん。こだちの あいだのみちを でんしゃごっこですすむ みゆきちゃんたち。
『つぎは おおきなくりのきのしたー。おおきなくりのきのしたでーす♪』
『はいはいおりまーす』
おりていった みゆきちゃんは きのしたで どんぐりを みつけたよ。
みんなも いっしょに おおきなくりの きのしたへ。
どんぐりを ひろったり きれいな おちばを あつめたり みんな とってもたのしそうです。
そこに ふうせんが とんできて おいかけようとした やよいちゃんは
いしに つまづいて ころんでしまいました。
えーん えーん。ころんで ないてしまった なきむしの やよいちゃんに
なおちゃんは いたいのとんでけを してあげました。
『なおは ずっと おねえちゃんだもん!』
むねを はる なおちゃんのおかげで 
やよいちゃんといっしょにころんだ キャンディも もうだいじょうぶです。

そのとき くさむらの むこうから けんかしながら こっちにむかってくる こえがしました。
ケンカしながら でてきた ふたりを ちゅういする みゆきちゃん。
『ケンカはだめだよ』
ケンカを やめた ふたりと みゆきちゃんたちは 
おたがいに こどもに なっている あいてを みて びっくりしました。
そして ウルフルンくんと アカオーニくんが とってもかわいいことにも おどろきました。
『ふん!おまえらもな!』
そう いっていた ウルフルンくんたちは プリキュアが こどもになっている 
いまが チャンスだとかんがえ バッドエンドに そめようとします。
けれども ふたりとも はくしの ほんを もってきていません。
あの ほんは とっても おもたくて こどものふたりでは もてませんでした。
おたがいに あいてをせめながら ケンカをはじめるふたり。
『こらあ!けんかはだめだよぉ!』
それなら おにごっこで しょうぶだと アカオーニくんが いいだします。
おには もちろん ほんものの おにの アカオーニくん。
ウルフルンくんも みゆきたちと いっしょになって にげていきました。

アカオーニくんは はしるのが おそい やよいちゃんを おいかけてきます。
なおちゃんは やよいちゃんの てをひいて いっしょに はしりました。
まんまと にげられてしまい くやしそうなアカオーニくんを
すべりだいの うえから みゆきちゃんと あかねちゃんが さそいます。
『ここまでおいでー』
アカオーニくんが おいかけてくると すべりだいを すべりおりてにげるふたり。
ここでも にげられてしまい あかおーにくんは とってもくやしそうです。
そして れいかちゃんは・・・
『ここまでくれば だいじょうぶですね』
よびかけた あいてが ウルフルンくんだと きがついて あわてて にげていきました。
『いや、おれ おにじゃねえし・・・』
にげられてしまった ウルフルンくん。おともだちに なれなくて ちょっと さびしそうです。

マジョリーナも くすりを さがしに まちへきていました。
あちこち さがしまわっている マジョリーナのところに おまわりさんが とおりかかって
こうえんに えが かいてあったことを おしえてあげました。
それをきいた マジョリーナは プリキュアたちが こうえんにいるとかんがえて
いそいではしっていきました。ところが えを みた マジョリーナは 
ぜんぜん にていないと もんくをいって かきなおしはじめました。
その じがぞうは アヴァンギャルドで おっぱいが きょうちょうされています。
えを かきなおした マジョリーナは きをとりなおして プリキュアを さがしはじめました。

そのころ みゆきちゃんたちは ウルフルンくんたちと いっしょに
なかよく だるまさんがころんだで あそんでいます。
『だーるーまーさーんーがー・・・ころんだ!』
ウルフルンくんの ふいうちに れいかちゃんは よろけて つかまってしまいました。
オニの ウルフルンくんと てをつないだ れいかちゃんを たすけようと
アカオーニくんも いっしょになって もりあがっているところに マジョリーナがやってきます。
のんきに あそんでいると おこられて ウルフルンくんは われにかえり
れいかちゃんと つないだてを ふりはらって とっても はずかしそうです。
みゆきちゃんたち しちにんの こどもたちは もとにもどせと マジョリーナにつめよります。
その いきおいに おされた マジョリーナは あたりをバッドエンドに そめました。
たいへん!こうえんに きていた ひとたちが げんきをなくしてしまったよ。
いま みゆきちゃんたちは こどもになっています。いったいどうしたらいいのでしょう。

『だいじょうぶだよ。このすがたでへんしんできるかわからないけど、やってみよう!』
やっぱり なおちゃんは たよりになる おねえちゃんです。
みんなを はげまして へんしんです!
『ぷりきゅあ すまいるちゃーじ!』
ごにん なかよく おててつないで いっしょにへんしんしました。
『きらきらかがやく みらいのひかり!んしょ・・・きゅあはっぴぃー』
ちょっとよろけちゃったけど ハッピーはばっちり きめました。
『たいようさんさん ねっけつぱわぁ!きゅあさにー!』
かわいいほのおといっしょに サニーもかっこかわいく きめました。
『ぴかぴかぴかりん じゃんけんほい!いひひ★ きゅあぴーす!』
おや? いたずらっぽく わらいながら ピースがだした じゃんけんのては なんでしょう。
『ゆうきりんりん ちょっきゅうしょうぶ!きゅあまーち!』
こどもになっても マーチはかっこいい!とおもったら かぜにふかれて ころんでしまいました。
『しんしんとふりつもる きよきこころ。きゅあびゅーてぃー』
へんしんと どうじに ふいてきた つめたいかぜは ちょっとさむかったね。
『いつつのひかりが』
こえを あわせるのも むずかしく ハッピーが みんなの こえを まとめます。
『せーの!いつつのひかりが みちびくみらい!せーの!かがやけ すまいるぷりきゅあ!』
みんないっしょに きめました。フーン、えらいねェ~

さっき ピースがだしたのは ぜったいかてる ひっさつわざ!
グーとチョキとパーを ひとつにした なづけて「グッチョッパー」です。
まんまと ひっかかってしまった ウルフルンくんも アカオーニくんも
テレビのまえの わたしも とってもくやしがりました。
それはともかく へんしんしても こどものまんまなら かんたんに たおせると
マジョリーナは どんぐりを ハイパーアカンベェにして おそってきます。
こうなったら こどもでも たたかうしかありません。
いっしょうけんめい ゆうきをだして マーチがむかっていきました。
みんなも そのあとに つづいて アカンベェの からだを ポカスカなぐりますが
こどもの ちからでは ぜんぜんきいていません。

ちからでかなわないならと マーチは おにごっこだいさくせんを かんがえつきました。
『おにさんこちら てのなるほうへ!』
そのこえに つられて マーチを おいかける アカンベェ。みんなも つぎつぎ つづきます。
まわりを かこんで おにさんこちらと いっせいに てをたたくと 
アカンベェは ふりまわされて うおうさおう しています。
ウルフルンくんと アカオーニくんも おもしろそうだと 
プリキュアと いっしょになって アカンベェを ふりまわしはじめました。おいおい おまえら・・・
さんざんふりまわされて アカンベェは もう ヘトヘトです。
いまがチャンス! マーチシュートを おみまいしようと したところ
こどもの ちからでは やっぱり ぜんぜん きいていません。
サニーファイヤーを うとうとした サニーも ほのおの ところまで ジャンプできず しっぱい。
ピースは いつも ピースサンダーの かみなりに びっくりしているので
こどもになったら よけいにびっくりして ないてしまいました。
ビューティは さすがです。ちゃんと ブリザードを あいてにおみまいしました!
けれども こどもの ちからでは すずしいかぜを おこしただけです。
さいごに ハッピーが きあいをいっぱいこめて ハッピーシャワーを うちますが
これも ふはつにおわりました。

そのとき ウルフルンくんと アカオーニくんが マジョリーナに もとにもどせと つめよりました。
マジョリーナは うるさそうに 「モトニモドール」を とりだすと
どちらが さきに もとにもどるかで ケンカをはじめる ふたり。
そのてから くすりの びんが とんでいって なかみは プリキュアたちに ふりかかりました。

元に戻ればこっちのものです。
子供のままの姿で言い争っているウルフルン達には、
ファイトデコルで風船を出し、その後を追わせました。
そして残るアカンベェはプリンセスフォーム→レインボーバーストで瞬殺。
マジョリーナも撤退して行きました。

子どもに戻って思いっきり遊んで楽しかったと今日の出来事を思い返しながら、
晩秋の夕陽が彩る河川敷を行く帰り道。
まだまだ彼女達は子どもです。遊んだって構いません。
みゆきが鬼となる鬼ごっこがはじまり、楽しく逃げ回る4人。

そして緑川家でも、源次父ちゃんと弟妹達がまだ鬼ごっこに興じていました。
風呂上りのなおは(うおおおおおおおおおおおおッ!)
タッチされて鬼の役目を与えられ、少し戸惑ったものの、
今日一日の事を思い返したのでしょうか。やる気十分で鬼役を努めました。
『こうなったら・・・全員つかまえちゃうぞ!ガオー!』
賑やかな鬼ごっこが始まります。
しかし少々賑やかすぎて、鬼より怖い?緑川とも子母ちゃんの雷が落ちました。
騒々しくも楽しげな大家族、緑川家は今日も平和です。


和む、ほっこりする、ニヤニヤする。
どんな言葉を使っても今回はまとめられそうにありません。
本当にみんな、ウルフルンやアカオーニを含めて
ぎゅっと抱きしめたくなるほど可愛くて、朝から幸せな気持ちになった気がしました。
また私は普段、最初の放映は字幕付きにして観ているのですが、
随所で合いの手のように入るキャンディの「バブクル」も妙にツボでした。
難しい理屈を一切考えずに見れば、実に楽しい一編だったと言えます。

かつて「キュアキャンディ」「キュアゴリラ」
さらに遡って「キュアタルト」などをやったプリキュアシリーズですから、
変身や技も専用バンクがくるかと期待していました。
それを裏切るどころか、期待以上のものを作って来てくれて、これにはもう脱帽です。
最初は普段と同じ変身バンクの子どもヴァージョンを観たかった気もしたのですが、
二度三度見返すうちに、みんなで手を繋いでのお遊戯会のような変身も
年相応の子ども達っぽくて好きになりました。
各々の舌足らずな名乗り口調、危なっかしい決めポーズ、
失敗して涙目になってしまったり、凍えてしまったりと、
ここまで作り込んで来るとは、予想の斜め上どころか、はるか上を行っていました。
技に関してもサニーファイヤーを放つ際の子どものお絵描きのような背景だったり、
いつも以上にびっくりしてしまうピースだったりと、
掘り下げられた個性や、良い意味で緻密な作り込みなど、
見返す度に新しい発見がありそうです。

ついにピースが禁じ手「グッチョッパー」を出してくるとは・・・
反則技を使ってでも、サザエさんに対して本気で勝ちに行くつもりでしょうか。
ところで話は全くそれますが、私の子供の頃はあれ「グッチッパ」と呼んでいましたが
きっと地域・時代ごとに呼び名が変わっているのでしょう。

可愛い姿に悶絶するだけで十分楽しめる今回ですが、
シリーズの連作として意味を見出すとすれば、
子どもは誰とでも無邪気に接する事が出来る、というメッセージに思えます。
当初、子どもになったばかりはみゆき達もウルフルン達も、精神は元のままでした。
それが次第に年相応に幼くなって行くのは、
人はある程度姿かたちに左右されるという側面がある事なのかもしれません。
幼い姿ならば、幼いなりの言動・思考で振る舞える。
そして幼い頃は、誰とでも無邪気に手を取り、無邪気に遊び回れる。
現に今回、ウルフルン、アカオーニとは敵味方の垣根を超えて
「一緒に」「仲良く」このひと時を過ごす事が出来ました。
鬼ごっこ中、れいかに逃げられてしまったウルフルンの反応は、寂しそうでした。
それがだるまさんが転んだの時に、手を繋いだ際の笑顔はとっても嬉しそうで、
さきほどの事を気にしていたのかなとも思えます。

子どもの頃にはもう一つ「男子が女子と遊んでいると冷やかされる」という事があります。
マジョリーナに見つかり、慌ててれいかから手を放して赤くなるウルフルンの反応は、
まさしく「女子と手を繋いでいるところを見つかり、照れて憎まれ口を叩く男子」そのものです。
おそらくアカオーニにもそのような心境があったのではないでしょうか。
マジョリーナだけは今回この仲間に加わっていないので何とも言えませんが、
お巡りさんとのささやかな交流に、その一端が伺えるような気がします。
三幹部達は皆心の奥底に本当は寂しい、
みんなと仲良くしたい、という融和の気持ちを秘めているように思えます。
これが最終的に彼らの救済に繋がるのか、
そして彼らが仮にメルヘンランドを出奔した者達だとすれば、
再び元の鞘に収まる事が出来るのか、この点に関しても気がかりになりました。

欲を言えば、今回はなおがメインの話の筈ですが、随所でリーダーシップを発揮するものの、
そこまで彼女が全面に押し出されていない点が惜しまれます。
ハッピーがまとめた「せーの!」も可愛かったですけれど、
今回であればこれをマーチにやらせた方が良かったかもしれません。
冒頭とラストの緑川ファミリーも、本編があまりにカオスすぎたために
やや印象が薄くなってしまった感がありました。
その中で心に残るのは、なおを見送る源次父ちゃんの言葉です。
親にとって、子どもはいくつになっても子どもである事に変わりはありません。
第4話の時点でなおが恐れていたのは「家族はいつか離れ離れになる」という事でした。
しかし父ちゃんの言葉を聞くと、離れて暮らそうとも、どれだけ疎遠になろうとも
決して離れ離れになる事はないのだと思えます。

とはいえ、年相応の可愛いところだけでなく、
かっこ可愛いところもを見せてくれたなおには満足しています。
その「カッコいい」なおではなく、次回男装するのがれいかとは・・・?
あのオスカルのような男装の麗人っぷりが楽しみです。
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やまぴょん

スティクスさん、こんばんは。
最近、娘が見なくなったためにたった今見終えたところです。

一言で言えば「やってくれた」という感じです。
変身・必殺技まで作りこんでくれるとは。それだけで十分に楽しめました。

プリキュアの5人とアカオーニ&ウルフルンの関係も面白いところです。考えていたとおり、両者の垣根が低くなっているのは注目に値すると思います。すぐにはいそうですかとは行きませんでしたが、鬼ごっこ、だるまさんが転んだを通して仲良く遊んでいる様子からは敵味方という垣根が明らかに取れていました。ラストの描写からは、プリキュアの5人はまだそのことを意識していないようですが、この体験が後に重要な意味を持つと信じたいです。

でもまあ、繰り返しになりますが、今回は子供になった7人を大いに堪能する。それだけで十分楽しい回でした。
by やまぴょん (2012-11-11 22:56) 

チョコラータ

初めまして。チョコラータです。
スマイルからプリキュアに入り、感想を読み漁るうちに、このサイトにやってきました。
初代、スイート、ハートキャッチを視聴しながらこちらのレビューを読んでいたのですが、深い考察に目から鱗が落ちました。
初代8話の演出、コッペ様の正体、わき役の声優関連の情報などなど。
かれこれ長い間こちらに通わせてもらっていて、いつコメントしようか悩んだのですが、少し気になった点があったのでコメントをば。

今回は皆が天使な回でしたね。
私的にはウルフルンや直ちゃん、麗華さんが可愛さ抜群で悶えました。変身バンクも新しく用意してたのにはびっくりしました。実はこれを作るために先週は休みだったんじゃ?と勘ぐってしまいました(笑

気になった点なのですが、スマイルはもうすぐ40話に到達するのに日常回が多いのでは、ということです。
この回が見納めかと思いきや予告でも日常回のようにみえたので、このままで大丈夫なのか?と思いました。
大丈夫か?というのは、物語についてです。

ハートキャッチではつぼみが大きな試練を乗り越え(自分との戦いなど)、ゆりを叱れるまで成長するのをみて感動したものでした。ですがスマイルでは、やよいが雷を耐えた回や三幹部達と戦う際のプリキュアとしての自覚など随所に成長の話はあるのですが、あまり大きな試練、ないし大きな成長がないような気がします。
敵との関係も悪いとは言えず、戦闘もどこか緊張感がありません。常に本気なのはジョーカーくらいで、三幹部はジョーカーにこのままだと三幹部は始末されちゃうと煽られた後でさえ、必死さがないのには違和感を覚えました。

要約しますと、そろそろ終盤なのにこんな和やかであまり試練もなくていいのでしょうか?です。少し引き締めて欲しいなーと思いました。

最後に

少し批判的になってしまった気もしますが、誤解なさらないで下さい。スマイルプリキュアの事は大好きです。好きだからこそ、考えてしまうのです。

長文失礼しました。
by チョコラータ (2012-11-12 00:38) 

横浜学園都市部

先に謝罪しますが、今回のスタッフ情報は、TVガイドの抜粋を通じて調べたのですが、今回は間違ってばかりでした(ちゃんとは見れる機会がなかったので、全て間違っていました)。

さて今回は大人視点では、童心に帰った気分で堪能する遊び心満載な内容になっています。

マジョリーナのアイテム「コドモニナ~ル」の効力でマジョリーナ以外の面々が子供になって燥ぐ乱痴気騒ぎな今回。

7人が遊びじゃれ合ううちに、正義と悪とで戦っていた関係の垣根を超えて本当に仲良しな感じが出ており、マジョリーナを含めてそんなに悪い印象を与えない憎めない悪役として確立していました。

これがやまぴょんさんが仰ってる通り、終盤の伏線にもなるのではと思います。

それにしてもなおがメインという事もあり、メンバーを束ねて確り者としての姿を想像していましたが、まさか子供になってもちゃんとしっかり支えているのは見事です。

残念ながら他の連中の我が強いせいで、メインという割には、若干割を食わされてしまったのがいただけませんね(『ウルフルンとれいか』や『ピースによるまさかのジャンケンの結果』が主な原因)。

それでも冒頭の鬼ごっこを断ったにもかかわらず、経験を通して一緒に遊ぶなど、童心を忘れない感じが良かったです。

後述しますが、やはりなおのことを上手く掘り下げているのは、やっぱり山田さんですね。

そして遂に母ちゃんが喋ってくれたのも大きいです。

名前が「とも子」と判明した上に、喋ってくれたのは大きいです。

さて次回は…OPでなっていたみゆきのシンデレラが、遂に本編に降臨。

だけどね…配役的に自重してくれ…

脚本は成田良美
演出は三塚雅人
作監は上野ケンでお送り致します。

脚本:山田由香(担当回はスマイル30話参照)
色々と心温まる話を提供し続けている山田さんは、過去の回でさんざん触れていますがなおのメインの回ほど担当してる比率が多いです。

彼女は完全になおのキャラを上手くいかせた人物として、結構印象に残りやすいです。

マジョリーナのアイテムの話を脚本するのはこれが初ですが、今回は発想の勝利でしょうね。

演出:芝田浩樹(担当回はスマイル30話参照)
梅澤東映アニメPの学友である芝田さんも、割と安定した演出回をお送りしたましたね。

作監:河野宏之(担当会はスマイル31話参照)
河野さんは頭身が低いキャラほど安定している傾向が強く、24話の妖精の話でも感じた可愛らしさに感動してましたね。
by 横浜学園都市部 (2012-11-12 10:27) 

スティクス

>やまぴょんさん
遂にその時が来てしまいましたか・・・
寂しいですが、お子さんが成長したと喜びたいです。

>「やってくれた」
ええもう、良い意味でやってくれましたね、今回は。
先日のロボット回も本当は結構楽しんだのですが、
妙に理屈をこねまわしたために、固い感想になってしまって・・・

先週のコメントで頂いたご意見どおり、
互いの距離が接近している事に要注意ですね。
今日この日の思い出が、後々どう転ぶのか、それとも・・・
いよいよ終盤に差し掛かるので、色々と気になります。

>子供になった7人を大いに堪能する。それだけで十分楽しい
結局はこれに尽きますね。本当に楽しい一編でした。
by スティクス (2012-11-12 22:33) 

スティクス

>チョコラータさん
はじめまして。
てっきりお名前からしてジョジョ関連のコメントかと早合点してしまいました。
失礼しました(笑)

拙文が過去作への指針となっているとの事、
一プリキュアファンとして、こんなに嬉しい事はありません。
これから他のシリーズへの道標となれば幸いです。

>皆が天使
私はれいかが特にツボでした。
可愛いのはもちろんの事、普段からしっかり者でやや堅物かと思いきや、
遊びたいと口火を切ったのは彼女でしたし、
本当はそういう願望があったのでは?とも思いました。

>日常回が多い
私もこれは以前から気になっていて、
それが「ロボニナール」回での厳しめな感想となってしまいました。
中盤の行き詰るような緊張感や「怠け玉」関連の話もありましたが、
確かに過去作と比べると大きな壁は少ないかもしれません。
しかし私がいちばん高く評価しているスプラッシュスターでも、
後半のこの時期は比較的穏やかな展開が続いており、
幹部復活以降が怒涛の展開となりましたので、
スマイルもそうなるのではないかと考えています。
もっともスマイルならではの、
この雰囲気をもっと味わいたいという気持ちもあります。
そして過去作とは違った構成になるかもしれないという期待もあります。
今後どう進んで行くのか、ただ見守って行きたいと思います。

>好きだからこそ、考えてしまうのです。
全く問題ないと思います。現に私もこれで常々悩んでおり、
妙に安全運転な感想記事になってしまう事もあるのですが、
好きだからこそ、愛ゆえの批評も大事だと考えています。
私ももっと、そういった視点で掘り下げた文が書ければ良いのですが・・・

ともあれ、今後とも宜しくお願い致します。
by スティクス (2012-11-12 22:55) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
謝罪だなんて、そんな・・・
全く気にしておりませんので、お気になさらずに。

それはさておき、私も観ていて童心に還ったような愉しさがありました。
互いに不倶戴天の敵かと思えば、ことスマイルに於いてはそんな事はなく
やっぱり最終的に和解・相互理解の方向へと進んで行くような気がします。

>メインという割には、若干割を食わされてしまった
これまでのなおメイン回でもその傾向があっただけに
私もこれが少し残念でした。
その代り、なおはメイン回でなくても強い存在感を発揮する事が多いので
そこでバランスが取れていると考えています。

>母ちゃん
最後まで明らかにならなかった謎がようやく・・・
と言ったら大げさですが(笑)
予想通りの肝っ玉母ちゃんでしたね。
ラストこそ雷を落としますが、恰幅の良さが大らかさを連想させ、
大家族を見守る良き母だと感じられます。
ただ、あのオカンの体型となおの食べっぷりを見ると、
20年後の彼女がとっても心配ですが・・・

>配役的に自重してくれ
あかね・なおのネズミの馬車?には複雑な気分ですが
れいか王子様は歓迎したいです。
あと、ウルフルン&アカオーニのオネエキャラ化も(笑)
by スティクス (2012-11-12 23:06) 

バディムの人

こんにちは、スティクスさん。子供のプリキュアが可愛くて素晴らしい1話でした。

バッドエンドメモリーが現在12で最高の18まで残り6回。
ロイヤルクロックの針が現在7で12まで残り5回。
デコルデコールに集まったデコルが現在9個で最高の16個に貯まるまで残り7個。

バッドエンドメモリーは1話1回しか回らないので、後6回くらい日常回が続く可能性がありますね。でも日常回と見せかけてシリアスな回が来る可能性も十分ありそうです。

個人的な予想ですけど、ピエーロ復活の最後のバッドエナジーには3幹部かジョーカー自身のバッドエナジーを使う気がするんですよね。
前回のピエーロ復活にはプリキュア自身のバッドエナジーを使うことで、絶対的なピンチであることを強調しましたから。

前回を越えるインパクトを起こすにはバッドエンド王国の幹部のバッドエナジーを使うしかないと思うんですよ。

黒鼻により3幹部の体力が消耗していると言う演出もありましたから布石は十分ありますし。

ロイヤルクロックのカウント終了したら何が起こるかは地味に気になるところですが。ロイヤルクイーンの復活はデコルデコールにデコルを集めることですから、違う効果が出ると思うんですけど。

ロイヤルレインボーバーストを1話必ず1回使うと考えると、ピエーロ復活より1話早くカウント終了することになります。計算によれば43話でカウント終了ですので、44話はロイヤルクロックとピエーロ復活によるダブルイベントが起こりそうですが。

デコルは普通に考えると残り7話で集まることになりますが、黒鼻のダブル使用を再びやる可能性もありますので、ちょっとわかりませんね。

こうして考えてみるとロイヤルクロックの登場をラストに回した理由がわかる気がします。販促的な問題もあるでしょうけど、カウントするものが3個になると、どのカウントがどこまで進んだのか考えるのが結構面倒です。

スタッフ側の混乱を防ぐためにも、後半に出す予定にしていたんでしょうね。

ミラクルジュエルは実はもうどこかでヒント出しているんじゃないかと言う気もします。
スプラッシュスターの太陽の泉のありかはそれこそOPの時点ですでに出ていましたし。ハートキャッチのデューンの力の源は常に薫子おばあちゃんが身につけていましたし。スイートのミューズの正体も序盤に出てはいたわけですし。

そうなるとミラクルジュエルも姿を見せてなくても、もうどこにあるのかのヒントは配っているんじゃないかと言う気がするんですよ。はっきりどこにあるか言っていないだけで。

……重要イベントを推測していたら、長文になってしまいました。

今回の話に少しふれておくと、スティクスさんの言うとおり、子供は誰とでも友達になれると言う要素は大きかったと思います。
それに加えて大人だからやれることも忘れてはいけないと示しているような気がしました。
大人はつい昔の時代の素晴らしさに目を向けてしまいますけど、今だからできることもたくさんあるんですよ。子供のままのプリキュアだとアカンベェを倒せないけど、少女に戻ったプリキュアはアカンベェを倒せましたから。

成長することは素晴らしいことと伝えたかったんだと思います。でも、なおのパパやラストのなおの行動に出ているように、大人だからといって子供心を忘れてしまう必要はないというメッセージもあったと思いますね。
今回はプリキュアの可愛さも素晴らしかったですけど、メッセージ性も結構あったように思います。

長くなりましたがこのあたりで終わりにします。お読みいただきありがとうございました。
by バディムの人 (2012-11-13 10:07) 

スティクス

>バディムの人さん
これまでのシリーズで見られた「幼少期のプリキュア」は
変身前の過去の思い出だったりしたので、この着眼点は新鮮でした。
そしてなにより可愛い事!本当に楽しく視聴できました。

さて、残りのストーリーについては私もあと数回、日常があると踏んでいます。
逆にもう数回しかないのかという寂しさもありますが・・・
ただ、昨年の全人類石化や一昨年の砂漠化など、
一気にバッドエンドメモリーが進む可能性も無くはないですね。

>バッドエンド王国の幹部のバッドエナジー
ストーリー的にはとても面白そうですが、
個人的には彼らのキャラクターを考えると、
あまり望みたくない展開に思えます。
デリートホールに吸い込まれるウエスターさん&サウラーのように
見ているこちらがバッドエナジーを出しそうで・・・(苦笑)
あと、彼らには彼らなりの望みを叶えて欲しい、
そして己の役割を果たしつつ生きて欲しいという希望があります。
ピエーロ復活のための生贄でしかないのであれば
なんだか凄く悲しい存在です。
もっとも、そこからの華麗な復活劇(笑)があったら
盛り上がりもひとしおですが。それこそウエスターさんとサウラーのように
漂白されて帰って来たりして・・・

今回はカウント数があるために、どこで山場が来るのか
ある程度把握でき、それ故に残りが気がかりですね。
確かに回数を考えると、44話に何が起こるのか・・・
このまま進めば12月22日。おそらくクリスマス関係のエピソードでしょう。
スイートも、ハートキャッチも、フレッシュも、クリスマスが大きな山でしたから
今年も絶対何かが起きそうですね。

ミラクルジュエルも最近作中で話題に上らないのですが、
だからこそ逆にとんでもない伏線がありそうに思えて来ました。
さすがにキャンディそのもの、とかは無いと思いますが・・・

>大人だからやれる
私も明日仕事に行かなければならないと考える
日曜の夜が辛かったりしますが、
大人だからこそ、苦しい中の人生の喜びがありますね。
遠い日に想いを馳せるノスタルジーに浸りたくなる事もあります。
昔は良かったと思う事もありますが、過去をふまえつつ
未来を見据えて歩かなければなりませんから、
そう考えると今回も深いテーマが内包されています。
私自身も童心を忘れずに、かつ大人としての視点を持ちながら
残りの視聴に向き合いたいと思います。
by スティクス (2012-11-13 23:17) 

tora

マジョリーナの影響を受けた状態を家族に見られら事がないのはどうしてでしょうか?

透明な姿を学校で見られたことはあるのに。

また、ぶっかければ2人とも元に戻れたでしょう
by tora (2012-11-16 09:37) 

きすけ

子供になった5人と2人ともめっちゃかわいかったっす…不覚にも仔犬フルンには萌えた^q^

>えらいねェ~ やっぱりアレッシーのセト神のスタンド攻撃でしたねwコドモニナールは、精神面には作用しなかったけども…
むしろ自ら童心に返っちゃうれいかさんかわいいィィィ!それと次回予告の王子様れいかさんがイケメンすぎて困る…ゴクリ


これまで苦手なものにおののくなおちゃんの姿が多かっただけに、今回のお姉ちゃんらしい姿はすごく頼もしかったですね
「泣きだしたやよいちゃんを慰めるなおちゃん」ってー構図は、スマプリが始まる前からみんなが妄想して望んでいたシーンだったはず!(実際にはなおちゃん涙目wな展開ばかり目につきますけど)
お父さん達の誘いを断る→鬼さんこちら作戦を思いつく→風呂上がり後で鬼ごっこしちゃって怒られる…と、コドモニナールを体験して考えがちょっと変わったなおちゃんの表情が良かったですね~
みゆき達4人にも同じよーなことが何かあったんだろな…と妄想してみたり


話は変わりますけど、今月号のアニメージュは御覧になりましたか?表紙を飾るプリンセスハッピー&ピースが目印で、スマプリ特製トランプってー超豪華付録が付いてます…よ!
by きすけ (2012-11-18 04:06) 

tora

>苦手なものにおののくなおちゃんの姿が多かっただけに、今回のお姉ちゃんらしい姿はすごく頼もしかったですね

親が子供たちの世話をなおに押し付けてるせいで大人びた性格になったのかもしれないですよね。
父親にいつまでも子供じゃないからと言ったことからも伺える。
なおだって子供らしくいたいときもあるだろうから親の教育方針を見直すべきかも。
by tora (2012-11-18 13:08) 

スティクス

>きすけさん
5人の可愛さもさることながら、
仔犬フルン君と子赤オーニ君も本当に可愛いかったですね。
マジョリーナタイムよりさらに若返った姿も見てみたかったです。

>えらいねェ~
おかげで最近一層ジョジョづいてしまって(苦笑)
アレッシーを思い出したら本当にアレッシー的な話でした。
れいかが真っ先に童心に帰ったところもポイント高かったです。

なおの冒頭と中盤、ラストでの振る舞い方が少しずつ変わっているのも
細かくて良かったです。
あの後家に帰ったみゆき達が一体何をしたのか、
想像してみると楽しそうですね。

>アニメージュ
表紙チラ見だけしか出来ませんでした・・・orz
中身の付録は他サイト様情報を参考に堪能する事にします。
by スティクス (2012-11-18 22:26) 

tora

僕を無視しないでください
by tora (2012-11-19 05:07) 

スティクス

>toraさん
返信しなかった理由は2つあります。
1つはあなたの自尊心を傷つけないような返信文が考えられなかった事、
もう1つは、回答しない事が私の回答だという事です。

つい先日、同じような「親の教育」という話題で
スイート第6話やSS第8話にコメントを頂戴しています。
別の方からのコメントだとしても、
短いスパンで同じ事を繰り返されても私の考えはすぐには変わりません。
今後私が返信しないとすれば、それが答えだとご認識下さい。
by スティクス (2012-11-19 22:50) 

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