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ジョジョの奇妙な冒険 第7話『うけ継ぐ者』 [ジョジョの奇妙な冒険]

今回は何が起こるのか当然知っているだけに
観るのが怖く、また逆に早く観たいというせめぎ合いがありました。
そして、あの惨劇・・・アニメで見ると痛々しさが一層際立っていましたが、
同時に受け継がれる意志についてもアニメならではの演出で描き切っていました。
そして、ダイアーさん!スト様!あなた方の登場を待っていました(笑)
  
1)ツェペリさんの惨劇
アニメ版ではこれまで残酷な描写は画面を暗くして描いていましたが、
この衝撃的なシーンをほぼそのまま描いた事、まずは評価したいです。
ただ、これまで余計な肉付けが殆ど無かったアニメシリーズに於いて、
タルカスが鎖で締め付ける際に「ヘルヘヴンスネーク」なる技名を口にした事が
蛇足気味に感じられて少し惜しまれました。
ここは「ふたり同時に絞め殺すッ!」と一気に断ち切った方が
原作でこの場面のページをめくった時に感じた衝撃が伝わったような気がします。
とはいえ、ジワジワとツェペリさんの身体が締め付けられて行く様を
間近で見せつけられたスピードワゴンの表情、そしておののきの声と叫び声は
恐怖と絶望が伝わる良い演出だったと思います。
またこの惨劇の際、ポコが前回の攻撃を受けて意識を失っている事が
はっきり見て取れるのが新たな発見でした。
やっぱりあの惨状を年端も行かぬ子どもが目の当たりにしてしまってはアレですから、
こうした配慮も必要だったように思えました。

2)チベットの空
冒頭、若き日のツェペリさんが修行を収めた際の回想シーンが描かれます。
これも原作通りですが、この背景の蒼い空が美しく、
淀んだ空気や夜の闇が多かったこのアニメの背景の中で
出色の美しさがちらつく小雪と相俟って印象的でした。
まるでチベットの澄んだ空気をそのまま写し取っているかのようでした。

3)深仙脈疾走
こういう効果だったんですね(笑)
いや、最後の力をジョナサンに分け与えたという事は原作でも良く伝わって来ます。
それに動きと色が付くとここまで神々しく光り輝くものだとは・・・
ジョナサンへ全ての力を授けた後、ツェペリさんが白髪と化し一気に老け込むのも
色付きで見ると、本当に全ての生命力を分け与えたんだと実感しました。
そして全てをジョナサンに託したツェペリさんから、最後に立ち上る淡い光の粒が
スピードワゴンに向かって行ったのも目を惹く表現でした。
まるでスピードワゴンにもツェペリさんの意志が受け継がれたようです。
これから先の、ジョースター家を影ながら支える事になる彼の人生を思わせます。

4)まんま北斗の拳(笑)
ここは原作でもジョナサンがケンシロウっぽく見えますので、まあ良しとしましょう。
あの時代の熱いバトルもののノリを、
そのまま見せられているようで本当に良い意味で熱くなりました。
それにしてもジョナサンに吊り上げられてブラブラ揺れながら
暴言を吐くタルカスの画が妙にシュールで笑えたのも、アニメならではの場面でした。

5)愛してその人を得る事は~
この印象深い語りを、ちゃんとナレーションで語ってくれて良かったです。
ということはこの先の語りの台詞もほぼ入ると期待して良いでしょうか。
「1889年2月7日~」から始まる、あの語りはもとより
「漁師ダン・ハマー」「農夫ジェフ・バック」も出てきそうな気がします。

6)ジョジョ史上に残る悲惨な場面のノーカット
「あたしィィィの赤ちゃあァァァん!」
この場面、あまりにも惨いためにカットもやむなしと考えていましたが
ちゃんとやった事に驚かされました。
もっとも、多少のフィルターはかけられていましたが・・・
これがあるからこそ、紳士的な面の裏に潜む邪悪というディオの本質が際立ちます。

7)ダイアーさん
あなたを待ってました(笑)
「スローな蹴り」が本当にスローだった事、そして続く「稲妻空烈刃」の忠実な再現度、
さらにジョナサンの頭突きと、真面目なシーンなのに妙にシュールなのはなぜでしょう(笑)
予告でしっかりと「かかったなアホが」と言っているので、
次回の活躍にも期待しています。

8)スト様とトンペティ
ストレイツォの声は故・塩沢兼人さん系を予想していたので、カミーユとは予想外でした。
しかし蓋を開けてみるとこれまでの例に違わずしっくりと嵌っており、
このアニメの配役の絶妙さに唸らされます。
1部ではさほど目立った活躍が無い彼だけに、
スト様よいしょ本を書きたくなるような(笑)2部前半の盛り上げ役として期待したいです。
トンペティは回想シーンでの厳しさと異なる
「よろしーく」をそのまま再現している点が楽しめました。
もちろん真面目な意味で目を惹く描写もあります。
「そのような習慣が無い」とジョナサンの握手を断る場面、
「手を握るとツェペリさんのように相手の運命を読んでしまうため、ジョナサンの手を握らなかった」
という事に、私は最近まで気づきませんでした。
この場面でジョナサンの手が輝いている事から、
なぜトンペティが握手を拒んだのかが、より分かりやすくなったと思います。
もっとも、慌てて合掌するスピードワゴンとポコが妙に微笑ましくもありましたが(笑)

タルカスへ挑む際のツェペリさんの、ピンクと青紫で光と影を対比し、
背景に黄金の炎が広がるという斬新な色使いなど、
アニメならではの目を惹く場面も多かったと思います。
そしてラストの引きが毎回素晴らしい事!
ポコの姉ちゃんは完全にメインヒロイン的な立ち位置ですね(笑)
来週、ドゥービーに襲われるシーンに邪な期待を抱いてしまった私は
姉ちゃんに一度ビンタされた方が良いのかもしれません。
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まるっさ

自分のブログでも書きましたが、まるでブッチ神父さんが時の加速を弱めたかのごとく(笑)、今までと比べるとカットのなかった(汗)部分も含めてかなりじっくり時間をかけてくれていた気がします。

いやしかし北斗なジョナサン、改めてみて当時以上に彼の魅力にはまっていっている気がします。純粋にかっこいい!!!
・・・特にどの部の主人公びいきとかいうのはないのですが・・・それだけに彼の活躍をもっともっと見たいという気にさせられます。
その点どうやら第2部は来年1月からのようなので来月何回あるかは知りませんが、思ってたよりは楽しめそうです。しかしこれだと結局合計全2クールとした場合、あまり第2部にさける話数って第1部と変わらない!?という不安もあるわけですが(汗)。

握手については当時漫画みた時から、『未来をみるのを避ける』というのはコマ割りの雰囲気から思っていたことであり、たぶんそうだと思うのですがそれだとダイアーさん&ストレイツォさんはアドリブで付き合ったことになりますので(笑)、別にあのナマステな感じな挨拶もそれはそれでウソではないとも今回見て思ったりします。

しかしダイアーさんやストレイツォさんが『さん付け』でツェペリさんを呼んでるのが妙にツボったりします。なんでしょうかこの感覚・・・いかにも戦士ないで立ちの二人がなんか日常的に感じられるギャップのせいでしょうか(笑)。
by まるっさ (2012-11-17 21:20) 

極北

こんにちは。プリキュアの感想でいつもお世話になっているのですが、今回始めてジョジョの方に書かせていただきます。

実を言うと原作は未読です!始めは付いていけるかなあと心配でしたが、初見のアニメからでも、ジョジョ魂はこちらが拒んでも強引に入り込んでくるようです。

さて、ツェペリさんの最期ということでしたが、まずあまりの残酷さにあっけにとられてしまいました。予言を受けていたツェペリ自身もさぞ驚いたのではないかと。しかし波紋によってその意志をジョジョに受け継ぎ、愛されるものたちに見送られて逝ったツェペリさんは偉大な人でした。

後半登場したダイアーさんとストレイツォさんも、どうやら愛されキャラのようですね。なんとなくダイアーさんの行く末が不安なのですが…。

新参者が失礼しました。
by 極北 (2012-11-17 22:26) 

だいず

おはようございますー!

いやー・・ 最初は「ちくしょう、深夜かよ!頑張ってみるよ(涙」だったんですけど、今回のを見ると、「深夜で良かった!」と実感しました。

あのシーン・・ ごまかして飛ばすんだろうなぁと思っていたら、なにあの再現度! 激しかったです。
溢れるスタッフの愛。最高ですね。

あとはED・・
EDミュージックの前奏がBGMの一部のように作品に入り込んでいて独特の緊張感が感じられます。 お話によると、荒木飛呂彦先生自らのご指名でらんだばうと採用されたとか! サイコーのセンスですね!チョーイイネ!

ダイアーさんの成功率0%の必殺技に来週も期待しておりますw

7話でここまで進みましたので、1部は11話で終わりですかねぇ??
2部のストレイツォ様に今から期待大ですよw
by だいず (2012-11-18 07:45) 

スティクス

>まるっささん
これはメイド・イン・ヘブンの能力だったのですね(笑)
いやいや、今回は見せるところをじっくりと見せてくれて本当に満足しました。

>北斗なジョナサン
原作の「お前の骨ひとつとて~」の絵など、まんまケンシロウですから(笑)
私も特定の主人公を贔屓する気持ちは無いのですが、
やっぱりこのジョナサンの活躍があと少しで終わるのが残念ですね。
次回でディオとの決着、翌々週は大西洋上でしょうか。
となると残りはあと2話になってしまいますが・・・
その分、1部と2部合わせて2クールとすれば少し2部に割けると思うので
魅せるところはじっくりと、テンポ良く流せるところはスムーズに
引き続き2部へ続く事を期待したいです。

>握手
恥ずかしながら本当に最近まで某大手ジョジョサイト様の解釈を読むまで
この事に気付きませんでした。
アニメの演出は、アニメから入った人に分かりやすいだけでなく
原作を知る人にもこのような意図があったと気づかせる点でも
優れていると思います。

>『さん付け』
デコ助野郎と言われたわけでは無いと思いますが(笑)
確かに少しだけ奇妙な味わいがありましたね。
故人に敬意を表しているのかもしれませんが・・・
by スティクス (2012-11-18 21:57) 

スティクス

>極北さん
こちらの方でも宜しくお願いします。
原作を未見な方にとっては、ジョジョって敷居が高いイメージがあると思います。
事実、熱心すぎるファンも多いので踏み込みづらいかもしれません。
ですので、そんなに恐縮しないで単純に楽しんでいただければ良いですよ。
そして機会があればぜひ原作も手に取ってみて下さい。
第1部は単行本で5巻にも満たない長さなので、手を出しやすいと思います。

ツェペリさんの場面、衝撃的ですよね。
私も初めてあの場面を観た時には本当に愕然としました。
覚悟していたとはいえ、あれは本当に無惨すぎました。
だからこそジョナサンの復活につながるカタルシスもあるのですが・・・

>愛されキャラ
ええ、とんでもないほど愛されています。彼らは(笑)
詳しくは次回とそれ以降で見届けて下さい。
by スティクス (2012-11-18 22:03) 

スティクス

>だいずさん
「おはよう」から「おやすみ」になってしまいまして、相済みません・・・

普段深夜枠を殆ど見ないので、私にも未知の体験でした。
次の日は休みだしいっか!的に考えながら観始めたら
もう止まらなくなり、土曜に用事がある時でも
リアルタイムで観ずにはいられないッ!って感じです。
やっぱりあの場面を表すには、いろいろと規制が厳しい昨今、
この時間帯でしか出来ませんでしたね。
下手にゴールデンで放送して、
ろくに内容を観ずに騒ぎ立てる一部のPTAにでも目をつけられたら
それこそバッドエンドですから。
残酷な場面でも必要とあらば全力で描き切るのも
制作側の愛あればこそですね。
原作を理解している方々の手によるアニメ化はファンとして嬉しい限りです。

>ED
さすが荒木先生!おれたちに(以下略)
40年以上前の名曲が、まるでジョジョのEDとして作られたかのような
見事なハマりっぷりですよね。先生のセンスの良さは流石です。
そして演出も含めて使い方が実に巧くて毎度毎度シビれます。

>成功率0%の必殺技
確かに作中では一度も成功していませんからね(笑)
初めて「これをやぶった格闘者」が強すぎただけだったのが
ダイアーさんの不運と考えたいものです。

>2部のストレイツォ様
彼に付随して、その他の人々(ブルりん)等も楽しみだったりします。
1部の終わりが残念な反面、2部への期待も高まって
何だか複雑な気分がします。
by スティクス (2012-11-18 22:35) 

元通りすがり

>「あたしィィィの赤ちゃあァァァん!」

未だにファンの間で語り草になる名シーンですね。
読者に戴して「ディオが人の心を捨てた」ことを思い知らせる鮮烈な描写に震え上がった人も多いと思います。

>ストレイツォの声は故・塩沢兼人さん系を予想していたので、

私も昔「もしジョジョがアニメ化されたら」と声優を予想したのですが、
その時予想したストレイツォの声が塩沢兼人さんでした。
他の予想は、
ジョジョ=三ツ矢雄二さん
ディオ=鈴置洋孝さん
タルカス=玄田哲章さん
ブラッフォード=井上和彦さん
スピードワゴン=大塚芳忠さん
ツェッペリ=麦人さん(当時の名は寺田誠さん)さん
トンペティ=緒方賢一さん
ダイアー=若本規夫さん
でした。
当時見ていたアニメにはこのメンバーの誰かが必ず出ていたもので。

この中で故人となった方以外は今でも第一線で活躍しておられるのも、
(ジョジョには出ていないにせよ)オールドファンとしては嬉しい限りです。


by 元通りすがり (2012-11-19 22:04) 

元通りすがり

訂正
読者に戴して=×
読者に対して=○
by 元通りすがり (2012-11-19 22:06) 

スティクス

>元通りすがりさん
このお母さんのその後を思うと哀しいですよね。
やっぱりスト様たちに倒されてしまったのでしょうか。
まあ、あのまま屍生人として生きるよりは、
成仏させてあげた方が良いと考えたいですが・・・
ディオも当初母の形見を売り払おうとしていた父に怒りを覚えていたのに
この場面ではもうそんな事を忘れてしまったかのようですね。

>塩沢兼人さん
実はカーズも塩沢さんを想定していました。
流石に同じ部で2度登場するのはアレなのですが、
そこは、私のチラシの裏の妄想という事で・・・
なかなか面白いキャスティングですね。
ディオの鈴置さんとか、脳内再生されそうです。
私はタルカス=渡部猛さんで考えていました。
北斗のゴツイ系やられ役っぽかったので。
そうすると「ペイジ」達は千葉さんという事に・・・?

挙げて頂いた方々が確かに一線にいらっしゃるのも感慨深いですね。
三ツ矢さん、玄田さん、麦人さん、緒方さんは
プリキュアにも出ていらっしゃいますし、
この中ではいつか若本さんにも期待したいものです。
by スティクス (2012-11-19 23:07) 

まるっさ

君と言う未来にLUCK(幸運)をッ!

・・・絶賛着うたフルで繰り返し再生中でございますw>ジョジョOP

しかし以前見た記事では1月放映と書いていた気がしたのですが(汗)、最近見た情報では早くも10話から第二部・・・つまり第一部はあと2回しかなく、ひょっとしたらこのOP,次回で聞き納めかも知れず、ちょっと寂しかったりします。

いずれにしましても先の書き込みで混乱をきたしてしまい申し訳ございませんでした。

ちなみにすでに拝見されていらっしゃるかも知れませんが、面白い動画がありましたのでいつもは自分のブログのURLを記入する代わりにその動画のURLを記入しておりますw

解説王、スピードワゴンの活躍は第二部でも健在だ! 漫画冒頭では逆にナレーターに解説されてますけどね!
by まるっさ (2012-11-23 02:17) 

具米

毎度周回遅れの感想なので、せっかくREGZAもあることだし
HDDを購入しての録画を検討中です。本当に安くなりました。
(今更ですがスマプリ・平清盛・相棒、鬼平の再放送も録画したいですし)

ツェペリさんのシーンは原作を読んだ時も衝撃を受けましたが、
続いてのジョナサンに己の全てを伝えるシーンでは、久しぶりに
涙が止まりませんでした。
悲しみや喜びよりも『覚悟』を感じる場面で涙脆くなるようです。

『ジョジョ』という作品は、「ジョースターという血統の物語」を
縦軸に持っていますが、それ以上に重要になっているのがその
本筋を支える無数の横糸、運命との『出会い』だと思っています。

彼(女)らが、時に見せる誇り高い勇気や信念は、決して血統だけから
引き継いだものではなく『血統に拠らない魂の継承』があってこそ
黄金の精神を得られたのだということは、ジョルノと6部に登場した
「DIOの息子たち」とを例に考えれば『出会い』が有ったか?という点に
集約されると思います。

ジョナサンも今までに数多くの人達に助けられましたが、やはり一番
劇的に運命を変えた存在はディオだとしか言い様が有りません。
それと同時にディオもジョナサン(ジョースター家)との出会いで
大きく運命が動いた人物でもあるので、ツェペリさんが石仮面を
破壊しようとしたように、ジョナサンもある種の責任を持ってディオに
立ち向かっているように見えます。OPで一瞬、彼の瞳に灯る黒い炎は
友人であった人物を殺すという『漆黒の意思』を表しているそうです。

>姉ちゃんにビンタ
好きなキャラにならいいかも・・・、と思ってしまうことの方が痛いのでしょうw
「次にお前は『イース様になら軽蔑の眼差しとセットでお願いします。
出来れば踏んでください!』と言うっ」
自分はノーザさんでもOKです。
by 具米 (2012-11-23 07:31) 

スティクス



>まるっささん
私も当初、暑すぎるなどと言っていたOPですが、
今ではこれを観ず聴かずして本編へ入れない程ハマリ込んでしまい、
あと1回で終了してしまうのが残念でなりません。
とはいえ、まだ見ぬ2部OPも期待に応えてくれると楽しみにしています。

この動画、私も大笑いしながら楽しませて頂きました。
本編も面白いのですが、おまけパートのポコがツボだったりします。
そして「たおやかに去るぜ」
最後に美味しいところを持っていくリズムさんマジたおやか(笑)

スピードワゴン第二部にも期待大ですね。
彼が名解説者ぶりを発揮するサンタナ戦が楽しみです。
もっとも、この戦いではシュトロハイムの解説も楽しみですが・・・
そして「我々はこの老人を知っている!」が
早くも大川さん声で再生されています。
by スティクス (2012-11-24 10:44) 

スティクス

>具米さん
ツェペリさんのアレをカットしなかったのは英断でしたね。
残酷だと眉をひそめ、目を背けられてしまっては
伝わるものも伝わりませんから。
これが衝撃的だからこそ、続く場面の素晴らしさが一層際立ちます。

>『出会い』
作中でも深いテーマの一つですね。
「なぜ人と人は出会うのだ」と
若き日のプッチ神父も絶望の最中に自問していますし。
当初ジョルノと比較してウンガロ達の扱いが不憫だと思ったものですが、
出会いをどう捉えるかによって、
ジョルノとの差は偶然であり必然だったように思えます。
もしジョルノがあのギャングに出会わなければ、
きっとウンガロやリキエル、ヴェルサスのようになっていたと思いますから。

その点、ジョナサンにとってディオとの出会いは
おそらく次回、ディオによって語られる「神がいるとして~」の台詞の通り
やっぱり運命としか言いようが無いのかもしれません。
ただ、あの結末が運命だったとしても
未来と光を見るようなジョナサンの最期の表情を思うと
「宿命」と「運命」は違うのだと感じます。

ところで私は潜在的にMなのかもしれません(笑)
イース様になら軽蔑の眼差しとセットでお願いします。
出来れば踏んでください!・・・はッ!
by スティクス (2012-11-24 10:59) 

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