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スマイルプリキュア第39話『どうなっちゃうの!?みゆきのはちゃめちゃシンデレラ!!』 [スマイルプリキュア!]

「星空みゆきはシンデレラに憧れる」
ピーターパンに心惹かれても、絵本好きの少女にとって
憧れの対象とはやはりシンデレラなのでしょう。
しかし憧れとは程遠い?メインキャストを巻き込んでの
とんでもないハチャメチャ劇には大いに笑わせて貰い、30分があっという間でした。
どうして30分だけなのよォオオオ~~~~~ッ!!
そう、楽しい時間が過ぎるのは早いもの。既にこの物語も39話。残された時間もあと少しです・・・
 
図書室へ本を借りに来たみゆきは、一冊の本が落ちているのに気が付きました。
表紙をめくると、そこにはガラスの靴の絵が描かれています。
という事はシンデレラ?そう考えながら絵に触れると、
みゆきの指が、それだけでなく全身が本へ吸い込まれてしまい・・・
一緒に居たキャンディが気付いた時、みゆきの姿は無く本だけが取り残されていました。

亜空間を落ちて行くみゆきに灰が吹き付けられ、暖炉に着地した時にはすっかり灰まみれです。
しかし「灰かぶり」とはシンデレラの事でもあります。
周囲を見回すとお城があり、いつの間にか小間使いのような服を纏っている事に気が付くと、
これはシンデレラの世界だと確信したみゆきは、戸惑いどころか目を輝かせるのでした。
『もしかして、あたし・・・シンデレラになっちゃった?』

『無い!無い無い無い!』
そう口走りながら教室の窓から飛び込んできたのは、マジョリーナではなくポップです。
同時にキャンディも、大変だと叫びながら本を手に教室に駆け込み、慌てて取り繕うあかね達。
ポップはキャンディが持っている本が探していたものと知って、まずは胸を撫で下ろしました。
この本は「はじまりのシンデレラ」
ページをめくると、そこには鼻歌歌いながらどこぞのミュージカルのようなポーズを決めて
楽しそうに掃除しているみゆきの姿が挿絵として描かれています。
本来ならばつらそうに掃除しているはずなのですが・・・(笑)
さて、この「はじまりのシンデレラ」とは
世界中全てのシンデレラの物語と繋がっている幸せの大元であり、
もしもこれがバッドエンドに染まるような事になれば、
全てのシンデレラがバッドエンドに改変されてしまうという代物です。
既にそれを嗅ぎつけたマジョリーナ達三幹部が、本を奪うべく学校へ姿を現しました。
ところが我先にと本を奪おうとする三幹部達、本を守ろうとしたキャンディ、
そしてあかね達4人が揉み合いとなり、みんな仲良く本の中へと吸い込まれて行きました。
ただ一人残ったポップは、本の登場人物になってバッドエンドから守るよう皆に託します。

シンデレラとなったみゆきは、王子様と結ばれるハッピーエンドを想像して胸を躍らせています。
しかし、シンデレラの世界にはあの人たちが必要不可欠です。
果たして意地悪な姉その1とその2、そして意地悪な継お婆ちゃんが現れ、
この話をバッドエンドにしようと企みました。
対するみゆきも絶対幸せなシンデレラになると誓い、
作品世界を舞台にした戦いの火蓋が切って落とされます。

みゆきが綺麗に洗い上げたシーツに、意地悪な姉その1の影が映り・・・
まるで犬のようにプルプル泥水を跳ね飛ばして洗濯物を汚し、
意地悪な姉その1は嬉しそうに吠えました。
続いてみゆきがピカピカに磨き上げた廊下を、
無遠慮に意地悪な姉その2が汚れた足で踏みつけて行きます。
あの、やってることが単なる嫌がらせレベルなんですけど君たち・・・(笑)
次は料理の邪魔をしようと、意地悪な継お婆ちゃんが背後に迫りますが、
お婆ちゃんが手を下すまでも無く鍋から妖しい煙が立ち上り、
焦ったみゆきは次々と食器を破壊しました。

この自滅には、意地悪な継お婆ちゃんも呆れ気味です。

そんなこんなしているうちに、お城からの招待状が届きました。
盛り上がる意地悪な姉たちの会話に耳をそばだてていたみゆきも意気込みます。
『キター!いよいよだ!』
ところが意地悪な継お婆ちゃんが紐を引っ張ると檻が降って来て(なんと古典的な・・・)
その中に閉じ込められてしまいますが、それでもみゆきはまだ余裕です。
檻に閉じ込められるのは違っていても、ここまではストーリー通り。しかし・・・
『魔法使い役のやよいでーす・・・ごめんなさいシンデレラ。捕まっちゃいましたぁ』
頼みの綱だった魔法使い役のやよいが同様に捕まっていると知って
その希望は打ち砕かれました。ミノムシのように吊るされて、力なく謝るやよい。
その間に陽はあっという間に沈んで月が昇り、
意地悪な三人組は意気揚々とお城へダッシュして行きました。

そろそろ舞踏会が始まると言うのに、これではみゆき達は動けません。
そこにあかねとなおの声がしました。彼女達の役はなぜかネズミさん。
あかねはその役回りに不満そうではありますが、
2人でやよいを縛っているミノムシの葉っぱを齧って救出し、
トカゲさん役のキャンディも、馬車となるカボチャを持って登場しました。
魔法使いが解放されればもうこっちのものです。
はじけろホイ★もといチチンプイプイのプイ!で雷と共に魔法を使い、
あかねとなおのネズミさんは馬車を牽く駿馬へ、
薄汚ねえシンデレラだったみゆきも、きれいなドレスを身に纏って見違える姿になりました。
ガラスの靴を履くのを忘れずに、12時で魔法が解ける事にも注意して、
いざカボチャの馬車でお城へと向かいます。

お城への道中、空に浮かぶ満月に見とれていると、意地悪な姉その1の声が響きました。
『そう、満月といえば狼男』
意地悪な姉その1が衣装をはぎ取ると、何という事でしょう!
その正体はウルフルンだったのです!(バレバレだっつーの)
ウルフルンの吐く息は猛烈な風に馬車を押し返しました。
馬車は壊れ、あかねとなおの魔法も解けてネズミに戻ってしまい、
これでは舞踏会に間に合いそうにありません。
お城へ向けて夜空を走るウルフルン。シンデレラ、大ピンチです。
『シンデレラのお話、この先どうなっちゃうでござるか!?』
ポップには、やきもきしながら事を見守るしか出来ません。

煌びやかな宮殿、華やかな大広間、そして高々と掲げられた「道」の書(笑)
そして待ち受けるは凛々しく着飾ったれいか王子。役者は揃いました。
『みなさん、今夜は私の花嫁を決める舞踏会へようこそ!
 ・・・誰も、来ません』

折角の舞踏会場はなぜかガランとして誰もいません。
それもそのはず。他の招待客は意地悪な姉と継お婆ちゃんが追い返したためでした。
口々に踊りの相手を申し出る三人組にドン引きしながらも、
流石はれいか、そこはやんわりと断ります。
しかしシンデレラは馬車を壊されて来られないと聞かされ、息を呑みました。

そのみゆきシンデレラはこの程度で諦めません。
ガラスの靴を脱いで手に持ち、キャンディ、あかね、なおを抱えて城へと走り続けます。
『まだ!まだ終わりじゃないよ。馬車が無くたって、舞踏会に辿り着いて見せる!』
シンデレラをバッドエンドになどさせないという想いを胸に、熱いBGMをバックに走るシンデレラ。
木の根に足を取られて転んでしまいますが、丁度その時、
中々お城に来ない事を心配した魔法使いやよいが、ほうきに乗って様子を見に来ました。

意地悪な三人組の求愛から、助けを求めて逃げるれいか王子様。
そこにほうきに跨ったシンデレラが、気合の雄叫びと共に突っ込んできました。
その勢いで意地悪な三人組はすっ飛ばされ、ようやくシンデレラと王子の対面の時です。
『私と、踊っていただけますか?』
同性相手だというのにみゆきは頬を染め、やよいは空気を読んでその場を退き、
手を取り合った王子とシンデレラが大広間へと向かいます。
実はダンスを踊った事が無いと告白するれいか王子ですが、それはみゆきシンデレラも同じ事。
いつもEDで踊ってるじゃんという事はとりあえず置いておいて
なんとかなるなる!2人きりの舞踏会を、心行くまで楽しみました。

うたかたのようなひと時は、瞬く間に過ぎて行きます。もう11時55分。
間もなく魔法が解ける時間です。ストーリー通りに事を進めるには、
魔法が解ける前に城から出て、さらにガラスの靴を落として行かなければなりません。
みゆきはは去りゆくシンデレラを、れいかは追う王子様を演じながら大階段に差し掛かると、
先程飛ばされて行った3人がしぶとく戻って来ました。
行く手を塞ぐ3人にネズミのあかねとなおが飛び掛かり、
そこに魔法使いやよいが追い打ちをかけようとしますが、
ネズミに髪の中に入られてのたうち回るマジョリーナに押されてしまい失敗。
しかし全員コテンパンにしてやると意気込むウルフルンも、
マジョリーナとアカオーニにぶつかって、三人仲良く蒲田行進曲の如く階段落ちしました。
目を回した魔法使いやよいが、れいか王子に介抱されて思わずキュン♥となる等
いらんドラマ展開(笑)を交えながらも、シンデレラの脱出シーンは無事終わろうとしています。

しかしそうは問屋がおろしません。
ウルフルンは意地悪な姉の格好のまま、ガラスの靴をアカンベェと化しました。
これでは王子に拾わせる事が出来ません。
みゆきシンデレラは話を滅茶苦茶にさせぬよう(既に滅茶苦茶な気が・・・)
スマイルパクトを構えますが、やよいとれいかは元の世界に置いて来ており、
あかねとなおはネズミの姿。やむなく一人での変身・応戦を余儀なくされます。

5つの光も揃わず、一人だとイマイチ決まりませんが、今はこの場を乗り切る事が先決です。
ところが、なぜかアカンベェは襲って来ません。その目的は12時までの時間稼。
ちょこまかと逃げ回り、素早い動きでハッピーを翻弄します。
かと思えば時折反撃も交え、良い様にあしらわれている内に、残り時間が1分を切りました。
この危機にキャンディは一計を案じ、アメデコルを使いました。
何が起きるかと思えば、空から大量の飴玉が降って来てアカンベェを押し潰します。
文字通りの、飴の雨。ダジャレに突っ込む間もなく、
いつになく気合十分のハッピーは単身でプリンセスフォームへと姿を変えました。
『みんなの大好きなシンデレラを、バッドエンドにしちゃダメなんだから!』
その根底にあるのはシンデレラへの深い共感と愛です。
愛が籠った一撃、シンデレラハッピーシャワーで見事アカンベェを浄化しました。
その技の勢いは強すぎ、反動で家まで飛ばされて行くハッピー。
元に戻ったガラスの靴はれいか王子の手に収まり、12時の鐘の音が鳴り響きました。
一応、ストーリー通りです(笑)

そしてストーリー通りに、れいか王子が従者を伴いシンデレラの家を訪ねました。
ところが従者が差し出したガラスの靴は、16文はありそうなビッグサイズ。
従者の正体はウルフルンとマジョリーナで、
家の中からは姉その2を演じたままアカオーニが飛び出して来ます。サイズはぴったり!
『嬉しいオニ!新婚旅行は鬼が島オニ!』
しかし喜ぶのも束の間、無理に履いたためかガラスの靴は砕け散り、
その間にキャンディが本物のガラスの靴を馬車から見つけ出しました。
争奪戦の果てに、本物は首尾よくみゆきの足へ収まり、
れいか王子はみゆきシンデレラの手を取って、無事ハッピーエンド達成です。

と、同時に皆元の世界に戻りました。三幹部達が引き上げた後、
みゆきはみんながいたからハッピーエンドになったとにお礼を言います。
逆にみんなも頑張り屋のみゆきはシンデレラに相応しいと感じていました。
ところで、肝心の「はじまりのシンデレラ」はといえば・・・
大筋はあっているもののキュアハッピーが加わってしまい、話が少し変わってしまいました。
もっともっと楽しいシンデレラになったと割り切れば、それもアリなのかもしれません。


またまたカオスかつ楽しい一編に、まずは大いに笑わせて貰いました。
みゆき達のシンデレラは後述するとして、三幹部の異様なキャラ立ちには爆笑させられました。
昨年のトリオ・ザ・マイナー達も無理やりな女装がありましたが、
彼らにはまだバリトンというお似合いの者がいましたので、

オネエ言葉で話すウルフルンとアカオーニ、
塩沢ときのような頭で自ら「お婆ちゃん」を名乗るマジョリーナの強烈さだけが残ります。
掃除・選択・炊事の邪魔が単なる嫌がらせレベルだったり、(炊事は単なる自滅ですが)
紐を引っ張って檻に閉じ込めたり、夜空を走るウルフルンだったり、
そして皆が皆で足を引っ張り合ってしまうガラスの靴争奪戦、新婚旅行は鬼が島発言など、
突っ込みどころ、ツボにはまるポイントがあまりに多すぎて挙げきれません。
その中でもインパクトが強かったのは、マジョリーナの「結婚したい」という台詞でした。
これは単なるその場のノリなのか、それとも・・・?
若返った姿であれば十分望みはあると思いますが(笑)

突っ込みどころ、ツボにはまるポイントが多すぎるのはみゆき達も同様で、
贅沢すぎるフルコースを堪能した気分です。
みゆきシンデレラ、魔法使いやよいの可愛さはもちろんの事、
やはり目を惹くのは凛々しいれいか王子様でした。
宝塚のようなカッコ良さだけではなく、三幹部に追い回されて、
結果的にシンデレラに助けられてしまうという逆転現象なども楽しめますが、
何と言っても「道」が掲げられた城の大広間(笑)
そして思わず同性に頬を赤らめてしまうみゆきとやよい等、
あらぬ妄想を掻き立てられてしまいます。
その分あかねとなおが割を食った感が無くもないですが、
なかなかどうしてネズミ姿の可愛さ、美しい牝馬の姿もイケていたと思います。

そんな中、傍観者として立たざるを得なかったポップの視点が
第三者的で見方によっては意味深でした。
「この先どうなっちゃうのか」という台詞からは、先が見えない話に対する漠然とした不安、
ひいてはこのスマイルプリキュアがどのように進んで行くのかという
終盤に差し掛かった今だからこそ感じる今後の行く末の懸念とも感じました。
間もなく物語が終わってしまう事への一抹以上の寂しさ、
どんな困難が彼女達の行く末に待ち受けているのかという懸念、
そして、どんな答えを出すのかと言った期待・・・
何気ない台詞でしたが、例年この時期に感じる複雑な想いを端的に感じます。
もっとも、ポップの「なんて卑劣な!」には笑わせて貰いましたが(笑)

作品世界の役割を忠実に演じるとは、与えられた運命からは逃げられないと見る事もできます。
とすれば、運命を書き変えようとした三幹部達の行動は果たして悪だったのか?
今回はギャグ回かつカオス回でありながら、問題提起があったのかもしれません。
悪役としての役割を義務付けられている狼、鬼、魔女が
自分たちが生きるために物語を書き変えたいと願ったとしたら・・・
目的と手段はともかく、今回彼らは皆彼ら自身の幸せを願って行動していました。
それは即ち彼らのハッピーエンドであり、彼らのバッドエンドではありません。
そもそもバッドエンドやハッピーエンドとは絶対的な価値観ではなく、
相対的な価値観ですから、誰かの幸せは誰かの不幸で、その逆もまた成り立ちます。
そんな彼らが仮に報われない最期を報われるとしたら、
真の意味でのウルトラハッピーにはならないのではないか?
今回は思い切り笑って楽しんだ反面、そんな疑問も頭をもたげて来ました。

「運命」といえば、奇しくも今回のプリキュアに続く題名の無い音楽会は
ベートーヴェンの第5番、いわゆる「運命」として知られる曲がメインでした。
その中で興味深かったのは、この曲の持つ「運命」を
「Fate」として解釈する風潮が欧米にはあるという談話です。
同じ「運命」でも「Fate」は否定的な、「Destiny」は肯定的な意味に捉えられるとの話に、
悪役としての宿命を義務付けられているウルフルン達の「Fate」が
果たして「Destiny」になり得るのだろうかと考えさせられました。
みゆき達のみならず、歴代のプリキュアが辿った運命は、
物語の終幕を終えてみればいずれも「Destiny」だったと思います。
中にはせつな、ゆり、エレンのように「Fate」に圧し潰される苦難を味わった者もおりますが、
最終的にはそれを乗り越えて自らの運命に打ち克っています。

またシンデレラの世界を忠実になぞるべきだったのか、
ラストで改変されてしまった物語に問題は無いのかといった疑問が少しありますが、
やはり作品世界を忠実に演じるのでは、
プリキュアとしての道を切り開いた事にならなかったと思います。
これまでの作品が語っている通り、プリキュアとは受け身のヒロインではありません。
既に決められている「シンデレラ」という作品世界のレールであっても
大きく逸脱せずに独自の視点でハッピーエンドへ導いた彼女達であれば、
必ず最大多数の最大幸福をもたらすウルトラハッピーへの道を示してくれると信じています。

次回はブラTマソ君に続くあかね回とは、ややタームが早い気もしますが
残りの話数を考えると次回が彼女の最後のメイン回でしょうか。
全員があと一回ずつメイン回を受け持ち、クリスマスに続く最終決戦・・・
おそらくこういう流れでしょう。解っていても、寂しいものです。
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横浜学園都市部

今回のお話は、童話を愛して止まないみゆきだからこそのらしさが光る物語でしたね。

シンデレラになったみゆきを中心に、皆が皆童話の世界観にマッチしてましたね。

特にれいか王子と継母を演じる三馬鹿はビジュアル的に強烈です。

れいかは映画で桃太郎をやってくれましたし、みゆきも実際シンデレラをしました(どうなってるかは映画のDVDを買った時に確かめて下さい)。

対して実は3人でキャラソンを出したり、アニメイトで関連商品が発売されたりしているバッドエンド王国の幹部達は、前作のトリオ・ザ・マイナーのあれと同じ位女装に無理がありましたね(バリトンだけは違和感がなかったです。彼は初見では女みたいな印象でしたから)。

そして戦うお姫様を体現したかのようなプリンセスハッピーの戦闘も見所でした。

与えられた役割から逃げられないということは、『役割』と言う部分をジョーカーに置き換えたら、バッドエンド王国三幹部がこの後に待ち受けるのは、果たして皇帝ピエーロ復活は本当に彼らにとってウルトラハッピーなのか…

それとも至らない終わり方なのか?

どちらにしても、失敗ばかりで最後通告を出しかねないジョーカーがいる限り、ウルフルン達に安息の日は遠いと思います(特にジョーカーは、アカオーニに対しては結構脅しまくってますし)。

その答えを知るには本編終了後になるので遅すぎるかもしれませんが、もしも映画のDVDとこの話と前回の話を合わせてみてください。

本当にこの作品に辿り着きたかった答えが見えてくると思うので。

さて、今回はみゆきのOP演出を回収しましたが、次回はあかねが主役です。

作文の為に自分にとっての宝物を見つけ出すそうなんですけど、もしそれでOP演出を回収するとなれば、それとお好み焼きをひっくり返した箆捌きがどう関係するのか気になります。

脚本は、異色の経歴を持つ佐々木なふみ
作監はなまためやすひろ
演出は佐々木憲世×岩井隆央でお送り致します。

今週のスタッフ
脚本:成田良美(S☆S(後期)・5・5GoGo!メインライター)
今回は5で起きたシンデレラ回をベースにしているため、ネタ元の作品のメインライターを担当している成田氏が担当しました。

メルヘンチックな世界を描くのは、本当にうまいもんです。

演出:三塚雅人(担当回はスマイル26話参照)
割と地味なイメージだったんですけど、今回はテンポも良くてアイディアも面白く、意外な一面が垣間見えました。コメディで映えるタイプの演出家なんですかね。


作画監督:上野ケン(担当回はスマイル29話参照)
バンクの神・上野氏といえばやはりデザインの綺麗さと、豊富なバンクです。

シンデレラの世界の雰囲気を豪華に彩ったことには賞賛したいもんです。

原画に参加した作画陣:大谷房代・伊藤智子
by 横浜学園都市部 (2012-11-19 21:55) 

具米

(未見ですが)スマプリの映画でも問われているような
「物語の中の登場人物は自分の運命に疑問を抱かないのか」
という話をメインに据えると、今回の様な「はじまりの絵本」の話を
幾つかやるべきだったのでは?とも思いますが、スマプリが伝えようと
している「ウルトラハッピー」は物語の世界だけでなく、日常における
様々な出来事にもあるのだと考えるとそれ程気にならなくなりました。

どうしても藤田和日郎センセーの「月光条例」と比べたくなりますが
あちらは「物語」に重心を置いているので、それぞれ別の結論が
見えてきそうなので楽しみにしています。
コブラージャや番君で釣られて、サンシャインにハートキャッチされた
島本和彦先生が描いたスマプリの同人誌では、富士鷹ジュピロが
アカンベェ扱いされてましたが、ホント似てるんですよw
(ちなみに島本先生はビューティが気になる様子)

麗しのれいか王子についてですが、今までの「道シリーズ」や
幼児化した際のはしゃぎっぷり等を見ると、動き始めるのは遅くても
一度軌道に乗るともの凄い勢いで突っ走るのタイプなのかと思いました。

楽しそうに動き回るみゆきは可愛く、黄色い魔法使いは先輩よろしく
あざとく、あかねは始終ツッコミに忙しかったものの、やはりなおの
影の薄さは気になりました。三幹部が濃すぎるのも原因かと。
このままだとへっぽこ属性過多キャラになってしまいそうなので
次々回以降に来るであろう、なおメイン回での挽回を期待します。

余談ですが、ニコニコ動画でスピードワゴンがスマプリ23話を解説する
動画で大いに笑わせてもらいましたw
ジョジョは昔から独特なポーズや台詞回しはネタにされてきましたが、
ここにきて「解説芸」という新たなる道が生まれようとしています。
by 具米 (2012-11-19 22:07) 

具米

×コブラージャ
○クモジャキー
でした。キャラの造形が島本キャラのオマージュではないかと
言われて気になって見始めたのが切っ掛けだそうです。

ポップやキャンディの台詞をごまかすれいか&なおが可愛かったです。
中学生なら仲間内だけで変な語尾を付けてしゃべる遊びって、女子なら
やっていたような記憶があります。
by 具米 (2012-11-19 22:13) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
みゆきが主人公だからこそできたお話ですね。
プリキュア5でもシンデレラになったり、
5GoGoのシビレッタさんシリーズもありましたが、
それとはまた違ったベクトルで楽しめたと思います。

>ビジュアル的に強烈
シビレッタさんシリーズ以上にインパクトが強かったですね。
(かれん浦島など強烈なものもありましたが)
ご指摘いただいた通り、私も言及しましたが
マイナーにはバリトンがいましたし、
当時のファルセットはまだ線の細い気弱キャラだったので、
全員がバスドラ級の無理がある(良い意味で)扮装がインパクト大でした。

>戦うお姫様を体現
プリキュアのもともとのコンセプトが「女の子だって暴れたい」ですから
ある意味原点回帰という感じでしょうか。

そんな楽しいドタバタ劇に、やっぱり気になる今後が影を落としますね。
沈黙を守っているジョーカーも不気味ですし、
三幹部の扱いがどうなるのかも含めて・・・
今回やたらと「運命」を持ち出しましたが、私は運命論者では無いので
きっと与えられた役割を超えた道を歩むと期待したいです。

>映画
もう毎年のお約束ですが、私が見るのは3月になってからでして・・・
嗚呼、待ち遠しい・・・

5のシンデレラ回も成田先生でしたか。
うららとやよいの扱い方に共通点が感じられました。
脚本もさることながら、演出の勝利と言える点もあったと思います。
作画も良かったですし、色んな意味で絢爛豪華で楽しめました。

by スティクス (2012-11-19 22:59) 

極北

こんばんは。
スマプリも次で40話の大台ですが、今回も相変わらず楽しい話になりました。

最近tvkが突然映るようになり、大学へ行く前にフレッシュプリキュア(月~木)を見るのが習慣になっています。そんなフレプリも今週でラスト。敵の本拠地ラビリンスでの闘いは怒涛の展開を見せています。

閑話休題。
今回は全体の構成的にスピンオフ作品を見ているようでしたが、もう十分キャラに愛着が湧いているこの時期には嬉しい内容でした。

能天気だけれど童話を愛してやまないみゆきの信念。ハッピーエンドを目指し、裸足でお城まで走る姿はさすがの一言です。
お調子者のやよい。みゆきとれいかが踊っているのを見てぽわ~としたり、れいかに抱きとめられて顔を赤らめて「いらんフラグ」を立てようとしたり、視聴者サービスが良すぎです。
物語上での役割に不満を言いつつも、しっかりとつっこみという役割を忘れないあかね。関西弁のねずみ、有りだと思います。
何故か王子様役のれいか。みゆきに促されて踊る場面は、5話を彷彿とさせました。
で、なおちゃんですが…。あかねを窘めている印象しか残っていません。少し残念。

さて突如として出てきた「はじまりの絵本」の設定は、今回だけの飛び道具なのでしょうか。それとも今後のストーリーにも関わってくるのでしょうか。いずれにせよ、そんな大事な絵本に簡単に入れてしまうというのは考え物ですね。

最後に。次回は再びあかねの熱血シリーズ。あかねちゃんの真面目な顔や、熱いバトルシーンに期待して待ちたいと思います。
by 極北 (2012-11-19 23:34) 

スティクス

>具米さん
確かに、他の童話の「はじまりの物語」も見てみたいですね。
ウルフルンには赤ずきん、アカオーニには桃太郎、
マジョリーナにはヘンゼルとグレーテル等、
それぞれ対応する話がありますので、興味深い展開になったと思います。
そしてジョーカーが一部で噂されているようにピーターパンだとしたら・・・
映画は私もBDが出る3月まで未見なのですが、
この辺りに注目してみるとまた発見がありそうです。

>月光条例
私は藤田センセーは「うしおととら」と「からくりサーカス」
しか知らないので、今度調べてみます。
そして島本先生はビューティ押しでしたか(笑)
私は同人の世界には疎いので、この辺も少しググってみます。

>動き始めるのは遅くても一度軌道に乗るともの凄い勢いで突っ走る
さらに先の行動が読みづらいという天然もありますから、
こまちとかれんの(変に)突出した部分を併せ持っているようですね。

>なお
今回彼女ならではのキャラ立ちがあるとすれば、
ネズミや馬といった扱いにもかかわらず、
同様の立場のあかねを宥める等、姉属性ゆえと思いますので、
「和」ではないかと思います。
弱点が多いのもなおの魅力ではありますが、
ビシッとカッコ良く決める様もやっぱり見たいですね。
私もなおメイン回に期待したいです。

>スピードワゴンがスマプリ23話を解説
これは面白そうですね。よし 見てこよう!
by スティクス (2012-11-19 23:38) 

スティクス

>極北さん
TVKが映るのは羨ましいですね。
私の所はアナログ時代にはTVKと千葉テレビがよく映り、
逆にMXが見づらかったのですが、
地デジになると同時にMXがはっきり映る反面、TVKと千葉が入らなくなりました。
フレッシュはMXでの再放送時に一部録画失敗したので、
もう一度再放送しないかと首を長くして待っていたりします。

>スピンオフ作品
前回もそうですが、本当に話の振幅が大きいですよね。
まだいろいろな可能性がありそうですが、
間もなく終わりを迎えてしまうのがすこぶる残念です。

みゆきのど根性(笑)は、やっぱり好きだからだと思います。
れいか王子も宝塚デビューできそうなカッコ良さに惚れました。
空気を読んでそっと退散したり、
「いらんドラマ」を繰り広げるやよいも楽しかったですね。
そうするとやっぱりあかねとなおが少しばかり貧乏籤引いた感がありますが
馬になっても美しいという発見があったと思いたいです。

はじまりの本は意味深ですよね。
物語の根幹にかかわるもののようにも思えますし、
私が感想文中で考えたような「書き変えられる運命」かもしれませんし・・・

>熱血シリーズ
あかねメイン回という事はサニーのアクションにまた期待出来そうです。
炎の剣が再び出るのか、それとも新たな何かを出すのか、楽しみです。
by スティクス (2012-11-19 23:57) 

バディムの人

ごきげんよう、スティクスさん。まったくみゆきはかわいすぎるぜとニヤニヤしていたバディムの人です。

先週、せっかくクリスマスにピエーロ復活と計算したのに、今回デコル以外カウントが進まなかったことに驚きました。

年明けにピエーロ様復活ですか。まあ、せっかくのクリスマス、たまにはじっくり描くのもいいんじゃないかと思ってはいましたが。

物語の改変についてですけど、そもそも絶対的なオリジナルは無いのではないかと考えました。

例えば赤ずきんなんかは、当初は赤ずきんが殺される、バッドエンドで終わる物語でした。しかし、人の想いにより、ハッピーエンドとなった話が出来上がりました。そして、今ではそれを知るものの方が多いでしょう。

こうなると、絶対的なオリジナルという存在は疑わしくなります。ちなみにスマイルプリキュアのゲームではれいかがこの事実を解説。みゆきもゲーム内の赤ずきんがバッドエンドになりそうなとき、今の赤ずきんはこんな話ではないと言っていました。

どうにも、彼女はちゃんと昔の赤ずきんも知っているみたいです。

さらにシンデレラはすでに完結した作品。これ以上の終わりはないと、考えてしまう人間も少なくないでしょう。

しかし、キャンディの最後の言葉はまだまだシンデレラに良くなる可能性があると示しているように思いました。

終わりだけど、終わりじゃないんです。プリキュアはこれまで8度の完結を迎えた作品ですが、スタッフはまだまだ良くできると思っているのではないでしょうか。その飽くなき向上心が作品をよりよくしていくと私は思います。


もう一つ言わせてもらうと、今回のみゆきの力の源はシンデレラへの愛でした。

しかし、その愛はそもそもシンデレラを読んだからこそのもの。彼女の力の源は誰かからいただいた愛なんですよ。


他にもスマイルだとエイプリルフール回でやよいがハッピーや皆から受け取った優しさを力にアカンベェを倒しました。他にもやよいの名前回では父親から受け取った愛を自覚したやよいがその力でアカンベェを倒しました。


スマイルでは特に誰かから受け取った愛が力になるという構図が多いんですよ。私もスマイルプリキュアから受け取った愛を力に、頑張っていきたいものです。
by バディムの人 (2012-11-20 13:31) 

ロドリ下衆

こんばんは。2週ぶりのコメになります。

幼児化の余韻に浸っている内に1週間が過ぎ、コメントするタイミングを
逃しちゃいました(汗)

まあ過去を振り返っても前に進めないよ!という事で、今回の感想を(笑)



今回はみゆきの個人回という事で、絵本好きという趣向に
主眼を置いてのストーリーでしたね。

オープニングの画が使われたり、絵本の世界に入る等、
極北さんのおっしゃる通り映画のスピンオフとも取れる様な設定の中、
タイトル通りのハチャメチャな展開に、ゆる~く笑わせてもらいました。

ただ、映画の方と大きく違うのは、プリキュア(+キャンディ)と
バッドエンド陣営以外の登場キャラが出てこない、という所。
厳密に言うと舞踏会での招待客等のエキストラは一応いたようですが、
映像には出て来なかったんで、設定だけなのかも知れません。

今回のドタバタ劇のシンデレラを演じる上で、みゆきたち5人(+1匹)と
バッドエンド3幹部のどれが欠けても物語は成立しません。
(いないならいないなりに、改変されてそれなりに話は構成されそうな
気もしますが。。。)

やはり、おとぎ話も現実世界も悪人ではなく『悪役』は必要で、
『悪役』、すなわち考え方の違う者を排除しようとすれば、
世界は多勢のみの偏った価値観に支配されてしまいます。

また、悪役の行いから逆に倫理や道徳を学ぶ事も多々あるかと
思います。

考え方の違う者同士が、自分と違った考え方もあると理解した上で
共存の道を模索する、そういう相互理解が誰にとっても共通な
ハッピーエンドとなるのかも知れません。

ただ、バッドエンド陣営の目指す『怠惰の世界』は、
間違ってもプリキュアたちが受け入れられるものではなさそうなんで、
終盤を迎えるに当たり、3幹部に自分たちの過ちを気付かせて
こちら側に迎え入れる、そういった展開になっていくのか・・・
それとも勧善懲悪で真っ向否定、バッドエンド陣営を殲滅するのか。

終盤に差し掛かった今となっては、主人公たるみゆきが取ってきた
これまでの姿勢を考えると、前者の展開になる可能性の方が
高いと思われます。

未だ影を潜めるジョーカーとピエーロの扱いがどうなるのかは、
先が見えませんが。。。


・・・と、イマイチまとまらない考察はこれくらいにしといて(苦笑)、
やっぱ今回の見所はみゆき姫とれいか王子ですね♪

なんだかんだで、やっぱりみゆきもカワイイっす。
シリーズの序盤では他の強烈な個性に押されて影が薄い印象も
あったけど、キャラも立って来て福圓さんの声も最近ばっちり
ハマってきて、相乗効果でこの所可愛さ倍増している気がします。

男役は男前なサニキも合いそうですが、関西弁の王子もちょっと
しっくり来ないし、なおでは王子の気品が不足してそうなんで、
男前キャラではないけど、ここはれいかに白羽の矢が立ったんでしょうね。

立ち去るシンデレラを追いかける際の棒読みには笑いましたが(苦笑)

黄色のあざとい魔女は、言わずもがなハマり役でした(笑)
自分が書くマンガの材料収集には、事欠かなかったんじゃ
ないですかね?(苦笑)

みの虫にも笑わせてもらいしたが、惜しむらくはそこで今回影の薄かった
なおの蟲嫌いを活かして欲しかった。。。orz

同様にあかねもなおと同じ扱いでしたが、ねずみになっても
しっかりと仕事はこなしてくれました。
視聴者のツッコミを見事に代弁してくれましたし(笑)



次回はそんなあかねの個人回。
『熱血!』シリーズの集大成!!
前回の熱血話はどちらかというと『純真』という感じでしたが、
次回は予告からするとまさしく熱血回になりそうな予感。

正直、また個人回のループが来るとは思いませんでしたが、
今回ハッピーが一人バンク&一人強化必殺技を披露した様に、
それぞれまた一人バンクで行くんでしょうか?
そこも要チェックや!(byヒコイチ)




余談ですが、今日は娘の誕生日。
無論、プリキュア尽くし。
キャラデコケーキでお祝いし、サプライズでなんと、あの超大物の
キュア〇ッピーさんからの生電話も!?(笑)

娘がどんな反応をするか、今から楽しみです♪
どんな内容か知りたいので、オンフックでお話させますが、何か?(笑)
・・・でも一番ウキウキしてるのは自分だったり(爆)

プレゼントは巷で話題の男の必携モバイル、プリートフォン。
まだ読み書きの出来ない娘よりも、自分が一番遊びそうかも・・・(汗)
by ロドリ下衆 (2012-11-21 04:14) 

スティクス

>バディムの人さん
私も2週続けてニヤニヤさせられました。
カウントが進むタイミングに関しては私も少し気になりましたが、
こういったエピソードを堪能させてくれる事もシリーズの魅力ですので
今はただ、この楽しい時を1話でも多く観られる事を望んでいます。

さて物語の改変に関しては、
「本当は怖いグリム童話」などでも見られる通り、
印象が違っていたり変わっていたりしますね。
シンデレラにしても意地悪な継母に真っ赤に焼けた鉄の靴を履かせるという
いささか酷な仕打ちがあったりするので・・・
ゲームで語られているという事は初めて知りましたが、
なるほど原典を知った上でよりハッピーなラストへ向けるという姿勢も
ご指摘の通りのシリーズの向上につながる意味合いに見えます。

>誰かから受け取った愛が力になる
確かに愛情・共感があればこそ、より一層の深みを持って語れそうです。
そしてみゆき自身も愛を受け取るだけでなく、
愛を与えていますし、その結果相乗効果でより強くなれる。
私もひとりよがりの愛に縛られていた事が長く(今も?)
こうした視点で新たな人生を見つめたいものです。
by スティクス (2012-11-21 22:26) 

スティクス

>ロドリ下衆さん
先々週が放送休みだったので、
エピソードに関するコメントとしては、実質3週間ぶりでしょうか。
その代わりというべきボリューム、読み応えがありました。

>スピンオフ
ここ最近その傾向が強いですね。だがそれがいいのですが(笑)
シビレッタさんシリーズが終盤まで織り込まれた5GoGo以来のようです。
このユルくも楽しい世界観に浸る心地良さがあり、
それだけではないメッセージもきっちりと描いているので
次はどう来るのか、予想がつかないながら
ある意味オーソドックスな教訓なども楽しんでいます。

私は3月のBD発売まで劇場版は未見のため、
比較して論じられないのが残念ですが、
その時が来た際には参考にして見てみたいと思います。

悪役の論理は難しいテーマですよね。
昨年のノイズ様も哀しい存在でしたし、
砂漠の使途の裏設定、メビウスの目的を知ると絶対悪とは言えません。
愛憎のすれ違いが生んだ悲劇、永遠の命への渇望と不安、
無と静寂への回帰、光を食いつくさねば生きられぬ闇・・・
これら過去作の設定と比較すると、今のところ「怠惰」というのは
忌むべきものとして考えやすいです。
だからこそ、どんな事情を秘めているのかが気になるところです。
私としても「勧善懲悪」で片づけるとは思っていませんが、
今作は一体どんな結論を出すのでしょうか。
ピエーロとジョーカーは倒されそうな気がしなくもないですが・・・

>今回の見所
いやもう、みゆきシンデレラとれいか王子には私も何度悶えたものか(笑)
サニキ王子、なお王子も見て観たかった気がしますが、
少しのミスマッチがあるれいか王子だからこそ
今回のインパクトになったと思います。
逆に文化祭ではアリスなおといった、
今回とは逆の少しのミスマッチがありましたから。
やよいはうららと同じ役回りという点、
比較されかねないにもかかわらず、強気に出ましたね。
もっとも、うららはうららの、やよいはやよいの、
それぞれの魅力を活かした魔女役になっていたと思います。
ただ、ミノムシを怖がるなおはちょっと見たかったですね。

>次回
おそらくこのループが各主人公最後のメイン回となる筈なので、
どんな「熱血」になるのか、見届けたいものです。

ところで本日(まだ日付は変わってませんよね?)が
お子さんのお誕生日なのですね。おめでとうございます。
そして、生電話!!!???
今、気になって調べて来ました。こんなプレゼントがあったとは・・・
私もかつてVIERAのHPで小松由佳さんにメッセージ読んでもらおうとして
結局出来ずじまいだった事がありまして・・・
きっと素敵なサプライズプレゼントになる事でしょう。
もちろん、ロドリ下衆さんご本人にとっても(笑)
by スティクス (2012-11-21 23:15) 

きすけ

先日スマプリ等の薄い本を求めてイベントに行った時…パンフに「競争馬擬人化百合漫画あります」と載っていて『その発想はなかったwww』…と、たまげた時のことを、馬でもかわいいあかね&なおちゃん見て思い出した俺ガイル^q^

あとプリンセスハッピーシャワーを撃つ直前の構えを見て…これは元気玉か?!と思わずビビった俺ガイルw


王子様なれいかさんイケメンすぎィ!と最初は思ってましたけど、あーれぇーと悲鳴を挙げつつウルフルン達から逃げるシーンがとってもかわいかったなって

オネェなウルフルン達はインパクトありすぎィ!とビビるw生徒会選挙回でも思いましたが、戦いに負けても最後まで邪魔しにくる姿勢は
3幹部もある意味プリキュアと同じくらい諦めないメンタル持ってんなーと感心します


>あらぬ妄想
「結婚してください」だなんて直球勝負な告白をしたプリキュアって、もしかして王子様れいかさんが初めてではないか…ゴクリ

by きすけ (2012-11-24 03:24) 

スティクス

>きすけさん
既に時代を先取りした薄い本があったとは・・・
それを公式でやってしまうところ、スマイルプリキュアの
懐の深さは半端ないですね。
入れ替わり、透明、妖精化、ロボ、子供化と続いて、
今度は何が来ることやら・・・
既に終盤だというのに、未だカオス回への期待があります。

>元気玉
私はギャリック砲を連想してしまいました(笑)
西尾Dの遺伝子が、再び花開きましたね。

>イケメン
逃げる王子を助けに来るシンデレラという逆転の構図が愉しかったです。
それでも宝塚チックなカッコ良さもしっかりと描かれて
あれはやよいじゃなくても惚れてしまいそうです。

>最後まで邪魔しにくる
勝負に負けたけど戦いには勝った!を目指しているようで
その姿勢にはある意味尊敬したくなります。
負け→撤退という流れを破るとひねりが効いて面白いですね。

>直球勝負な告白
咲「舞も大好き!」や、
れいかさんの前世「大好き、だからかな・・・?」あたりが
対抗馬として考えられるかもしれませんが
「結婚してください」は確かに無いですね。祝福しろ。
by スティクス (2012-11-24 11:13) 

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