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スマイルプリキュア第40話『熱血!あかねの宝さがし人生!!』 [スマイルプリキュア!]

この三連休中、大学時代の友人と飲む機会がありました。
今でも交流のある連中だけでなく、卒業以来となる人たちとも久々に会い、
10年以上の時を経ても切れないものがあると実感した次第です。
これが私の宝物だと胸を張って言えるかは別として、貴重な経験になりました。
さて、そのあかねの宝物。本当にあかねはメイン回に恵まれていると実感します。
先日の「初恋人生」に続いて今回も胸を打たれる佳作でした。
  
『ウチの名前は日野あかね。太陽さんさん、元気が取り柄の中学2年生や』
バレーボールの試合に向けて、練習に励むあかねは、今日も絶好調!
応援に行くと呼びかけるみゆき達の期待に応えるべく、張り切っています。

翌朝、あかねに隠れてなにやら相談事をしているみゆき達。
絆創膏だらけの指をあかねに指摘されたみゆきは料理で失敗したと誤魔化しますが、
その場を取り繕うみんなにも妙なよそよそしさが漂っています。
さて本日のホームルームの議題は「私の宝物」。
校内芸術コンクール(それにしても催し物の多い学校だなぁ)の
テーマに決まった命題について、クラスのみんなは次々に宝物を挙げて行きます。
豊島君は当然ギター。他にも天体望遠鏡(君の好物は牛乳じゃないよね?)
修学旅行で買ったおそろいのキーホルダー(こんなところにもカップリングが!)
柔道の黒帯(中二で黒帯って凄くね?)、ゲームのセーブデータ(駄目だこいつ・・・)
などなど、皆それぞれの宝物が挙がる中、
そういうものを考えた事が無かったあかねも、自分の宝物を探そうと張り切るのでした。

その頃、ジョーカーに呼び出されたウルフルンは、
当初こそ呼びつけられた事に腹を立てて怒鳴り込んで来ましたが、
振り返ったジョーカーの、隠しきれない怒りに満ちた目を見て絶句しました。(目ェデカッ)
いつも通り丁寧な言葉遣いながら、もう失敗は許さないという雰囲気を滲ませる
ジョーカーに気圧されながらも、逆に問い返すウルフルン。
一体いつになったらピエーロは復活するのか、そもそもピエーロとは何なのか。
『ウルフルンさん!あなたまた・・・昔に戻りたいんですか?』
問いを遮るジョーカーの言葉は、ウルフルンをたじろがせるのに十分でした。
そしてジョーカーは5色のカードを広げ、最後のチャンスだと念を押して
誰か一人くらいなら倒せる筈だと、対戦相手を選ばせます。
しばし迷ったウルフルンは、かつて本気で戦って敗れた時の事を思い出し
オレンジ色のカードを手に取りました。

みゆきの宝物は小さい頃お婆ちゃんに貰ったシンデレラの絵本。
なおはスパイクシューズ、やよいは太陽マンとのツーショット写真(おいおい)
そしてれいかは青木家の家宝である掛け軸。(現物を見ずともどんな掛け軸か想像できます)
キャンディはロイヤルクロック。
みんな自分の宝物を持っているのに、あかねは中々思い当りません。
宝物とは果たして、大事なものなのか、自慢のものなのか、貴重なものなのか。
みゆきは「ワクワクして絶対に無くしたくないもの」ではないかと、
好きなものが沢山あるあかねならすぐ見つかると助け船を出しました。

あかねの好きなものと言えば、バレーボール。しかしボールが宝物というのは何か違います。
お好み焼きも当然外せませんが、お好み焼きのコテが宝物というのもやっぱり違います。
そこにみゆき達が訪ねて来ました。そして英語の手紙が届いていた事も明らかになります。
英語の手紙といえば・・・ブラTマソ君からのものでしょう。早速みんなで封を開いてみました。

最初のDearから躓いてしまうものの、れいかの助言を受けながら読み進めて行きます。
文中の「like」に反応し、それを「好き」の意味だと受け止めてはしゃぐやよい達。
しかし前後の文面を見るに、あかねの笑顔を「太陽のような」と例える意味でのlikeです。
愛の告白が期待外れに終わったと残念そうなみゆき達ですが、
「太陽のような笑顔」という例えには納得です。
ところで、あかねは未だ自分の宝物とは何なのかがまだ良くわからず、
大事なものは沢山あるけれど、宝物と言われるとピンとこないと気にかかっていました。

お店の前でみんなを見送るあかねに、今日はこれを渡そうと思って来たと
みゆきはあかねを象った人形を差し出します。
バレーボールを手にした笑顔のあかねと、「ファイト」の文字。
みゆきの手が絆創膏だらけだった理由を察したあかねは、感極まってみんなに飛びつきました。
心の底から喜ぶあかねを見て、みんなも嬉しそうです。
みゆきが発案してやよいがデザインを描き、れいかが生地を選んでなおが裁縫を教え、
キャンディも一緒に縫って、みんなで作り上げた人形。
『宝物・・・見つかった。この人形、ウチの宝物にする!』
試合を明日に控えたあかねにとって、この上無い宝物が出来ました。
自室のベッドで喜びを噛みしめながら良く見てみると、縫い目が不格好で均等ではありません。
ここはみゆきが縫ったのか、真っ直ぐなところはなおかれいかか、
バレーボールの作りの細かさはやよいがスケッチしていたからだと思いを馳せるあかね。
「ワクワクして絶対失くしたくない」宝物だけでなく、
そこからみなぎるパワーを貰ったあかねは、明日の試合を頑張ろうと改めて誓うのでした。

そして・・・今宵は満月。狼男が猛る夜。
『キュアサニー・・・お前の全てをブチ壊してやる・・・!』

翌日、カバンにあの人形をつけて試合へ向かうあかねの背後に、ウルフルンが現れました。
一対一で決着をつけるべく、絵の具を塗りつぶして周囲をバッドエンドに染めるウルフルン。
大切なものを全部ブチ壊すと言うウルフルンを前に、あかねは単身立ち向かいます。
バレーボールを媒体としたハイパーアカンベェを前に、初変身の時と同じと見て、
最初は軽く見ていたサニーですが、ウルフルンはいつになく真剣そのもの。
『てめぇの大切にしているものでてめぇをブッ潰して、二度と笑えないようにしてやるぜ!』
いつも以上の気迫で挑んでくるハイパーアカンベェ&ウルフルンに
防戦一方に追い込まれるサニー。今回のウルフルンは容赦ありません。
『俺はてめぇが大っ嫌いなんだ!いつもヘラヘラ笑ってムードメーカー気取りやがって!
 何が笑顔だ!てめぇ達のやる事全部ムカつくんだよ!何もかも、ぶっ壊してやるぜ!!』
サニーは反撃も反論もできず、一方的に打ちのめされて追い込まれてしまいました。

体育館の方向にバッドエンド空間が広がっているのを見て、
あかねが一人で戦っていると察するみゆき達。
その頃サニーはハイパーアカンベェのボディプレスに跳ね飛ばされていました。
その勢いでカバンから外れた人形が、ウルフルンの目に留まります。
それがサニーの宝物だと聞いたウルフルンは鼻で笑い、奪い返そうとするサニーを一蹴して・・・
『やめろぉおおおおおッ!!!』
サニーの悲痛な叫びも空しく、人形は無残に握りつぶされました。
綿が飛び出した人形を前にして打ちひしがれるサニーを容赦の無い追撃が襲います。

綿の飛び出た人形に、応援に行くと言っていたみゆきの笑顔を重ね、
打ちひしがれたサニーは立ち上がる事が出来ません。
みんなで作ってくれた人形。無残に潰された人形。
しかし、次はキュアハッピーを狙うと言うウルフルンの言葉が、サニーの胸に響きました。
『あかん・・・絶対にあかん・・・それだけは、絶対に・・・』
高鳴る鼓動を胸に、立ち上がるサニー。そして・・・
『待たんかい!!!!』
立ち去ろうとしていたハイパーアカンベェを呼び止めました。
『行かせへん・・・』
サニーの声も、口元も、腕も、震えています。
それは自らが痛めつけられる事への恐怖で震えているのではありません。
みんなを失う事への怖さからくる震えです。
雄叫びと共に、ハイパーアカンベェへ突進し、猛打の応酬!
ウルフルンに何を言われようとも、サニーは一歩も退きません。
本当の宝物とは、バレーもお好み焼きも全部みんなと繋がっていた事だと悟り、
溢れる涙と共に、みんなへの想いと共に、拳を繰り出し続けます。
『みんながおるからウチは、自分の好きなモンに、一生懸命になれたんや!』
『一人じゃ何もできねぇ弱虫野郎が、偉そうに語ってんじゃねぇよ!』
『みんながおったらどんな時でも、百倍も千倍も力が沸いてくるんや!
 それがウチの一番の、宝物や!!』


強い想いが火柱となって立ち上り、ハイパーアカンベェを吹き飛ばします。
燃え上がる焔と共に、絶対に宝物を壊させないと立ち上がるサニー。
一方のウルフルンにも、後がありません。負けられません。
燃える焔と追いつめられた野獣の一騎打ち!
激しい拳の応酬の果てに、果てなく燃えるサニーの心そのもののような猛炎、
サニーファイヤーバーニングが、ハイパーアカンベェとウルフルンを叩きのめしました。

と同時に力が抜けるサニーを、手負いの野獣の反撃が襲いました。
そこに駆けつける4つの光。サニーは一人ではありません。
『私たちの大切な友達を、これ以上傷つけさせない!』
『上等だ!てめぇら全員ブッ壊してやる!』
襲い来るハイパーアカンベェをロイヤルレインボーバーストの奔流が呑み込みます。
ウルフルンは今後の事を本気で案じながら、からくも引き上げて行きました。

壊れてしまったマスコットはまた作り直せますが、
あかねはこのままでいいと言います。世界でたった一つのこの人形がいいと。
『ホンマに大事な物が何かわかったから』
失くす前に気付けて良かった、その宝物。それはあかねの心の中だけの秘密です。
『ウチの名前は日野あかね。太陽さんさん元気が取り柄で、友達が宝物の、中学二年生や!』


ここ数回のユルい雰囲気から一気に目を覚まされたような、燃焼度の高い一編でした。
いや決して私はユルい展開が苦手だった訳ではないのですが(笑)
前回前々回とのあまりの温度差に少し戸惑ってしまったのも事実です。
しかし、この戸惑いこそ最初期のプリキュアが持っていた熱さのように思います。
いわゆる魔法少女ものの常識を覆す、肉弾戦を繰り広げる少女達、
キュアブラックとキュアホワイトの活躍を始めて観た時、私は戸惑いました。
同時に血が騒ぐような胸の高鳴りも感じ、以後この世界に魅せられて今に至っています。
プリキュアがこれほど人を惹き付けるのは実にシンプルで、
いわゆるジャンプの三本柱「友情」「努力」「勝利」を髣髴とさせるものが
根底に流れているからこそ、観る者を惹き付けてやまないのでしょう。
それはもちろんここ最近の楽しいエピソードでも、基本は変わりません。
しかしこのように、友情こそがかけがえのない宝物だという王道路線を、
正面切って文字通り「熱血」で纏めあげて紡ぎ上げた一編は、率直に心に響いてきます。

王道だからこそ、見る前から展開が読めてしまうという弱点もあります。
冒頭で絆創膏だらけの指を見せるみゆきと、
何やら隠し事をしているようなやよい、なお、れいかからは
あかねの試合に向けて内緒で何かを作っているのだろうと容易に想像がつきますし、
そのプレゼントがあかねの宝物になるだろう事も連想しやすいです。
それでも、真っ直ぐな物語がもたらす感動は揺るぎません。
むしろ斜に構えて観てしまった自分に、少し恥じ入るような気持ちさえ沸いて来ました。

初代を代表する傑作である第42話や、プリキュア5でのりんちゃんの初変身
フレッシュの「美希とせつなのこわいもの」等、
過去にも友達や仲間を失う事が一番怖いと語られる話があります。
スマイルプリキュアのシリーズに於いても、
中盤の山場ではキャンディを失う怖さと向き合わさせられ、
ロイヤルクロック入手関連でも同質の怖さと向き合いました。
失って初めて大切さに気付くのでは、それは宝物とは呼べません。
失う前に、その大切さを噛みしめられるものこそが宝物なのでしょう。
無惨に綿が飛び出た人形を見て、みゆきはまた直せると言います。
それは人間同士の関係も、仮に壊れてしまっても同じ事だと信じたいです。

さて毎回サニーメイン回はアクションも充実しているのがお約束ですが、
今回のサニーファイヤーバーニングを繰り出す一連の流れにはシビれました。
まさに燃える焔そのままの、あの熱さ!
もちろんそのカッコ良さには大満足ですが、
この立ち上がるシーンが「完全なお約束」では無かった事が素晴らしいです。
普通なら人形を握りつぶされた際にブチ切れて立ち上がるところですが、
今回サニーはその時点で立つ事が出来ませんでした。
立ち上がるきっかけは、みゆきを、みんなを失いたくないという強い気持ちがきっかけです。
プリキュアは充実したアクションが魅力ですが、それは攻撃のための手段ではなく
あくまで大切なものを守るための強い力です。守るための力という点があるからこそ
こと炎という、ひときわ攻撃性が高く見える属性であっても過剰攻撃にならないのだと思います。

冒頭とラストで入るあかねの自己紹介風モノローグが、より一層印象深くしていました。
最初のモノローグで、なんで今頃?という意外性で話に引き込み、
ラストのモノローグでそれが解決されて循環して戻って来るという構成が見事でした。
他にもブライアン君がしっかりと進行形で描かれていたり、
久々に実家の「お好み焼きあかね」が舞台の一部になったりと、
あかねを取り巻く関係を改めて浮き彫りにした上で、
ここまでの物語と全て繋がっていると感じられます。
それにしてもブライアン君の手紙の中に「剣道」「茶道」「バレーボール」「お好み焼き」
とありましたが、れいかさんの「弓道」は・・・?(笑)
そして中学二年でも十分に読めるような平易な英文を書いてくれたところ、
彼の心遣いが伺えますが、あかね達はもっと真剣に英語を勉強する必要がありそうです。

一方、ウルフルンをはじめとした三幹部の今後が気になります。
ここ最近の彼らの戦い?っぷりを見れば、ジョーカーでなくとも怒りそうですが(笑)
何より意外なのは、ウルフルンもピエーロが何者なのか理解していないという事実です。
「昔に戻りたいんですか?」発言もあり、
彼らはジョーカーに踊らされている存在ではないかと思われます。
やはりメルヘンランドで悪役としての扱いに絶望し、おそらくそこを付け込まれたのでしょうか。
ただ、そのままでは昨年のメフィスト&トリオ・ザ・マイナーと少々被ってしまいますので、
何らかの捻りがあるのではないかと期待しています。
それにしても一切のギャグ性を排したウルフルンの恐ろしさと強さには惚れ直しました。
最近の無邪気に楽しんでいた姿と、果たしてどっちが彼の「素」なんでしょうか・・・
ともあれ、今回彼が吐き出す過激な言葉の数々は、
自分には無いものを持っているサニーを羨んでいるが故の妬みや、
寂しさの裏返しのようにも取れるような気がします。
同じことは次回のアカオーニ、おそらくその次のマジョリーナも、
このような境遇を見せるのか、それとも・・・?

次回やよいとアカオーニがどう向き合うのか、期待が高まります。
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幸下人(しあわせげっと)

ご学友にもプリキュアの件は秘匿事項なのでしょうか?
さぞかしジョジョネタで盛り上がられたことと思います。
こんにちは。幸下人です。

クリスマスまで5週、まだまだユルめの通常エピソードが続くものだと
すっかり油断していました。
ブライアン君の再登場はうれしかったですね。
メールではなく直筆の手紙といったところが、
子供たちへのメッセージを感じます。
もっとも、ツェペリさんの時代にはハナからEメールは存在しませんでしたが・・・。

3幹部、ピエーロについてよく知らなかったのですね。
どうりでいままでの戦いに身が入っていなかったわけです。
次週、バッドエンド王国に帰還したウルフルンの処遇が気になります。
絵本の世界に閉じ込められる、といったところかもしれません。

この流れだと、次週、次々週は3幹部ガチバトルの展開になりそうですが、
同じ内容ならクモ&コブラのように1週にまとめることもできますし、
私はひねってくるんじゃないかと期待しています。

アカオーニはやよいに対して、敵対心や嫉妬、羨望はなく、
彼女の幼さ、弱さへの上から目線の冷めた感情が描かれています。

追い詰められたアカオーニが怒りをぶつける展開ではなく、
ピースが精神的に一段成長するエピソードになるのではないでしょうか。

敗れたウルフルンの処遇が描かれた後なら、
最終戦に望むアカオーニの悲壮感がより際立って、
次々週にあるであろうマーチ対マジョリーナ戦まで一気に盛り上げてくれそうですね。

by 幸下人(しあわせげっと) (2012-11-25 22:30) 

具米

プリキュアシリーズの話の中には、八方塞のどうしようもない状況や
強敵に叩きのめされる絶望的な状況の他にも、胸をギュっと締め付けられ
足がガクガクと震え、頭がフラフラしてしまうような、それでも
不安に落ち込むだけでなく、その中から新たな光を見出す
「価値観の揺らぎと再構築」を題材にした回がいくつもありました。

今回のあかねの「宝物探し」も、皆が作ってくれたマスコットへの
思い入れの描写が丁寧なだけに、潰されるシーンでは見ている
こちらまで顔がくしゃくしゃになりそうでしたが、そこから奮起し
己の価値観を再確認するというカタルシスはやはり「燃え」ました。
バーニングとファイアーで意味被ってるけど。

チャームポイントである「太陽のような笑顔」ですが、今回非常に
印象的だったのが、皆が助けに来てくれてハッピーに「大丈夫?」と
聞かれた際の、小さく「うん」と言いながらの笑顔でした。
ただの返事ではなく、あかねが笑顔で返すことで仲間や視聴者に
安心感と笑顔を与えてくれる、まさにお日様のような笑顔でした。

笑っている人を見ていると、理由がなくてもつられて笑ってしまいますが
あかねだけに限らす、彼女たちの楽しそうな笑顔には皆を笑顔にする
まさに「スマイルプリキュア」だなぁ、と一人悦に入っていました。

なおと言えば腕組みポーズがおなじみですが、今回は片手に荷物を
持っていたり、サムズアップが多かったので無いのかと思ったら
プリンセスフォーム変身前にちゃんと腕組み仁王立ちしてました。
2時間前のΩなら腕組みが必殺技グレートホーンの構えだったりしますが
牡牛座はスイの奏で、なおはさそり座です。さそりも苦手っぽいなぁ。

次回、ウルフルンがどうなったのかも気になりますが、再びやよいの
過去に迫る話も楽しみです。
マンガやアニメは絵を描くことに繋がりますが、太陽マンのような
特撮は関係性薄いんでやっぱりただのオタクっ娘のような気が・・・
by 具米 (2012-11-26 00:02) 

へるりん

やよい、確かパパとの思い出の折り紙が宝物とか言ってたような……。
でもあれはワクワクする代物じゃないし、いいのかな(笑)

それにしてもスイートから名前の出た太陽マンがここまで引き出されるとは……。

ドキドキでも出てくるかもしれませんね太陽マンwww
by へるりん (2012-11-26 10:55) 

スティクス

>幸下人さん
実は私の旧友はあまりマンガやアニメといった話題が無く、
ジョジョネタも通じないのです・・・
私はこの面子の中でも「隠れ」だったりしています。

閑話休題。私も残りの各メンバー担当回は日常パートだと油断していたら
まさかここまで熱い展開を持ってくるとは・・・いい意味でヤラれました。
もちろんブライアン君が現在進行形な事も良いですね。
作中でもしっかりと継続した関係が続いていると、いろいろ想像力も働きます。
>ツェペリさん
チベットから老師トンペティ達が来たのはあの時代を考えると
驚異的な速さですね(笑)。まあジョジョですし「凄み」という事にしましょう。

三幹部がピエーロを良く知らないというのは意表を突かれました。
彼らにイマイチ忠誠心のようなものが感じられないのは、
そういった事情があったのかと思うと興味深いです。
三幹部ガチバトルは私も期待してはおりますが、
ご指摘の通りの「捻り」もあり得るので、一体どうなる事でしょうか・・・

>アカオーニ
確かに羨望や嫉妬といった感情は見受けられませんね。
となると、やはり上から目線からの辛辣な言及となるのか、それとも・・・?
ピースの成長に向けての布石になり得るとは私も予想しています。

あれほどアホやってた彼らなので、
あまり悲壮な姿は観たくなかったりするのが本音ですが、
後半の盛り上げも観たいという、
矛盾した感情に挟まれている今日この頃です。
by スティクス (2012-11-26 22:24) 

スティクス

>具米さん
追いつめられても、こうして立ち上がる様を見せてくれる話は
これまででも本当に印象深いですね。
最近だと涙まみれで鼻水まで流しながら
アカオーニにすがりついたピースが記憶に新しいです。
彼女らは決して完璧超人では無く(もちろん美希=ベリーであっても)
だからこそ震えながら、泣きながら、それでも戦う姿に
血の通った人間としてのヒロイン像が感じられます。

>潰されるシーン
今回は容赦が無かったですね。あんなに無惨に描いてしまうとは・・・
しかし、この場面を目を背けずに描いたからこそ
サニーが受けた衝撃の強さが見て取れ、
奮起の場面の盛り上がりに一役買っています。

>小さく「うん」と言いながらの笑顔
なるほど!私はそこまで読み切れませんでした。
もう一度見返してこのあたり注意してみたいと思います。
お日様とは常にさんさんと輝くだけでなく、
優しく柔らかに照らす存在でもありますから、
そうした意味でもあかねは「太陽」たり得るのかもしれませんね。

>腕組み仁王立ち
なおのこの姿もカッコいいですが、
このポーズで思い浮かぶのは、昨年同時期、
単身戦うミューズ救援に現れたメロディのカッコ良さを思い出します。
あともちろん「兄貴」の称号を受ける切っ掛けとなった
遊園地でのピーチでしょうか。
いずれにせよ、カッコ良さが際立つ子達には良く似合います。
ところで私は「ω」は未見かつあまり情報を持っていないのですが、
たおやかさんとなおちゃんが共演していらっしゃるのでしょうか。
気になったのでちと調べてみます。
余談ですが私はてんびん座でして、昔は色々と(以下略)

>やよいの過去
過去を見据えた上で未来を見つめる素敵な話になりそうな予感がします。
もっとも、太陽マンやロボッターをはじめとしたオタ話かもしれませんが(笑)
by スティクス (2012-11-26 22:48) 

スティクス

>へるりんさん
確かに、あの折り紙の立場は一体・・・(笑)
あえて挙げずともやよいの心の中にしっかりと刻まれている
宝物の一つだと考える事にします。
とは言っても、新たなロボッター関連商品とか手に入れたら
それが宝物とか言いかねないですからね、この子は・・・

>太陽マン
以降プリキュア世界で定番の存在となるかもしれませんね。
そのうち太陽マンとの共闘などといった、
「公式が病気」的展開になったりして・・・
by スティクス (2012-11-26 22:53) 

ロドリ下衆

こんばんは。今日はいつもよりも早い時間のレスです(笑)

今回で最後となるであろうあかねのメイン回。
比較的話には恵まれていて、いつも胸熱展開のあるあかね回ですが、
今回もまた期待を裏切らず・・・と言うより、期待以上の熱い展開を
魅せてくれました。

初っ端からタイトルコールをあかねが読んだかと思えば、
直後にファン感謝デーと言わんばかりのへそチラ(爆)
海の家回といい今回といい、セクスィー路線に一番遠い様な気がする
あかねが、何気に一番へそチラ率高くないかい?(笑)

で、今回のテーマの『宝物』。
みゆきの宝物は、豊島の一言で見事にかき消されましたね(- -#)
敢えてここで明かさないのは、クライマックスへ向けての伏線か?と
深読みした直後にシンデレラの絵本だった事が判明しちゃいましたが…(汗)

そして自分の宝物が見出せないあかねですが、そこで悩み込まずに
逆に『自分の宝物を探すでぇ!』と明るく張り切る姿が、
何とも彼女らしいですね♪

みゆきからの助言を受け『好きなもの』が宝物と、色々考えを巡らせますが、
バレーボールやお好み焼きは確かに好きだけど、安易にその道具を
宝物とは思えず(ブラTマソの手紙じゃなくて良かった。。。)、
結局はそれら好きなものは全て友達と繋がっていた事、
その好きなものには、みんながいたから一生懸命になれた事に気付き、
友達そのものが自分の『宝物』であったと確信しました。

序盤、『宝物』と聞いてクラスメート全員が全員、形を成すものを自分の
宝物だと言っています(一部『ゲームのセーブデータ』と言う、
形のないものを指す野郎もいましたが、なおに『其れは宝物に非ず』
と一蹴されてるので除外(苦笑))。

みゆきたちもやはり形のある物を挙げたので、あかねも最初は
『物』に拘り過ぎて、本当の宝物が見えずにいました。

あかねの家でお守りの人形をもらった時、みんなが一生懸命
あかねの事を想って作ってくれた事に感極まり、その時はその人形こそが
自分の宝物だ、と信じて疑いませんでした。

しかしウルフルンのハイパーアカンベェによってその人形を壊され、
みゆき達4人が次に狙われるのを知って、一瞬4人が自分の前から
いなくなる事を想像した時、その大切さに気が付きました。

思えばバレーも3話でスランプに陥った時、みゆきとの特訓で
自信が持てた事、お好み焼きも10話でお父ちゃんの代役で
店を任された時、みんなが一緒に試行錯誤してくれたおかげで
隠し味がわかった事等、友達がいたからより好きになったのだと思います。

そしてその友達の想いが具現化したのがバレーであり、
お好み焼きであり、人形であったと思います。
想いがなければそれはただの道具や物であり、『宝物』というほどの
ものには成り得ません。

『友達』も人である以上は『形を成すもの』ですが、お互いを思いやる、
大切に想う気持ちが無ければただの『人』です。
今回の人形はその友達の想いの『結晶』であり、『象徴』であると思います。

スティクスさんのおっしゃる通り、スマプリでは定番となった友情や
家族愛を押し出している中で、今回のこの話の『宝物とは』の問いに
対する結論の着地点が読み易くはありましたが、その着地に至るまでの
過程が素晴らしく、結論が読めてしまうという問題はさほど気には
なりませんでした。

自己紹介風の書き出しと結びも秀逸でしたね。
『友達が宝物』という言葉を付け加えただけなのに、
ものすごい相乗効果を与えていると思います。

ただ逆に、敢えて終盤でこの自己紹介を出して来た辺りに、
あかねメイン回の終わりを感じ、同時に『そろそろこのシリーズも
終わりなんだな』という寂しさを感じたのは僕だけではないと思います。



それと、ようやく今回でバッドエンド陣営で謎だった点と点の部分が、
少しではありますが線で繋がり始めたかな?と思います。

意外だったのはウルフルン(おそらく他の二人も?)がピエーロが
何なのかをよくわかっていなかった事。

ジョーカーは唯一それを知っている者であり、逆にジョーカーが
名前の如くピエーロに道化師として、悪の皇帝を演じさせているのでは?
つまりはピエーロはジョーカーの傀儡ではないか?という
疑念を感じます。

そしてもう一つはジョーカーの台詞。
『あなたまた、昔に戻りたいんですか?』と。
ウルフルンの昔とは…?
昔になにがあったのか、気になります。
やはりウルフルンを含む三幹部は、その昔何らかの事情で
メルヘンランドを出奔して来た者なんでしょうか?

いずれにしてもウルフルンは、生まれながらのバッドエンド王国の悪者、
という訳ではなさそうですね。

そして最後通告を受けながら敗北してしまったウルフルンの今後も
気になります。
自分が今後どうなるのか不安を抱えている所に、
プリキュアが希望の光を与えてくれたとしたら・・・改心も有り得そうです。



戦闘もやっぱり熱かったです!まさにサニーの真骨頂!!
新技、サニーファイヤーバーニングも飛び出し、ウルフルンも23話以来の
本気の赤目を輝かせ、見応えのある激闘っぷりでした。

さすがにレインボーバーストが効かない程の黒っ鼻を浄化するには
至りませんでしたが、巻き上がる炎の描写は鳥肌が立ちました。

気になったのが、サニーの『ドックン!』の後、ミラクル翼パフの画が
出ながらも、ウルトラキュアハッピーの様にフォームチェンジは
しなかった事、エンドカードのプリンセスサニーっぽい画が、
微妙にそれではなかった事。

もしかすると更なる最終形態があるのでは?と期待させます。



次回作の噂も各所でちらほら耳にしますが、やっぱりスマイルの
続編はないのかという寂しさと、次回作への期待が入り混じって
何とも複雑な気分です。

もうすぐ今回の様なあかねの邪気の無い『ニッ』という笑顔が
観られなくなると思うと寂しいですが、逆に最後はこれ以上ない
みんなのハッピースマイルが観られると信じて見届けようと思います。




何か今回は寂しさが先行して、お堅い文章になっちゃいました(汗)
しかも長文だし。。。

スティスクさんのように、所々に思わず吹き出しちゃう様なジョークを交えた
文章を書ける様になりたいっす(‐.‐;)

駄文にお付き合い頂き、ありがとうございましたm(_ _)mペコリ





余談ですが、12月に地元でやるプリキュアミュージカルショーに
行こうか悩み中です。もちろん、娘をダシに使いますが、何か?(笑)

子供も大人もしっかり¥3000ずつ、2人で¥6000も取られるので
ウチの財務省が出資してくれないとこの年末に来て痛い出費ですが、
お金をガッチリ取る以上、ショッピングモールや遊園地等でやる
ショーとは格式が違うんだろうなぁ~、と思ったり。。。本気で悩んでます
(-。-;)
by ロドリ下衆 (2012-11-27 01:01) 

具米

>聖闘士星矢(´・ω・`)
馬越さんキャラデザと言うこともあって聖闘士プリキュアとか呼ばれてましたね。

折笠さんとマリーナが出演しているわけではなく、プリキュアカードダスの
スマイルシリーズ第3弾で黄道12星座をモチーフにしたカードがあり、
そこで奏でおひつじ座、なおがさそり座のコスプレ?をしてました。
他には「みゆき=おひつじ座」「あかね=かに座」「れいか=てんびん座」
「やよい&うらら=ふたご座」でしたが、初代以外はプロフィールで
誕生日が決められていないのでイメージで選んだっぽいです。
このカード、オールスターと銘打つだけあって結構面白い組み合わせや
意外な衣装を着るキャラが居て中々楽しいです(見てるだけですが)

代わりじゃありませんがあかねの母ちゃん(雪野五月)が(´・ω・`)の
ヒロインを演じてます。頼りがいがありすぎて一部では兄貴として
慕われている模様です。男性陣、しっかりせいよ。
by 具米 (2012-11-27 01:09) 

まるっさ

まさに刻むぞ!生命のビート!山吹色の波紋疾走! スピードワゴンさんの名実況&解説が聞こえてきそうなバトルでしたw 『みんながおらへんくなったときのことを考えたらふるえがとまらん!』と詳しく心境を語るあたりもジョナサンっぽい!?
ともかくなんのかんので拳のラッシュこそがプリキュアだよな、と再確認させられますし、逆にこの1年、この一連のサニーの熱い戦いがなければスマイルを見るのを止めてたかも知れませんし。できればもうちょっとマーチのバトルも力を入れてほしかった気はしますが・・・。

あと個人的には前の23話の時といい、ウルフルンたち三幹部の甘さとか油断とかではなく、一種のポリシーとさえ感じられる『不殺の精神』『負けたんだからオネンネしとけ』なところは結構好感が持てたりします。しかし逆にじゃあプリキュアたちは彼ら三幹部をどう捉えているのか、どうしたいのか、殺しちゃっても仕方ない存在と思ってるのか、それとも・・・といった部分をそろそろ見せて欲しいところであります。
by まるっさ (2012-11-27 10:13) 

スティクス

>ロドリ下衆さん
おはようございます。私もいつもより早い時間だったりします(笑)
いやぁ、私の本文記事に匹敵するボリュームで読み応えがありますね。
それだけ今回は内容充実していたと思います。

充実した内容の中、私も冒頭のセクスィーショットは見逃しませんでした。
あれに触れるかどうか迷った挙句、全体の整合を考えてスルーしてしまい・・・
各々の宝物に関しても、実際はセーブデータであっても良いと思います。
それは本人が力を注ぎこんだ証でもありますし、
現に私もかれこれ数年ゲームとはご無沙汰しておりますが、
レベル最大まで上げたやりこみデータを未だにいくつか保存していたりします。

「物」としての宝物と、本当の宝物の線引きって、なかなか難しいです。
私はご承知の通り独り者でございますので、
「子が宝」という感慨を味わった事がありません。
お子様そのものが宝だとも思いますし、
お子様からいただいたプレゼントが宝になり得る事もあると思います。
考えるとなかなか深いテーマです。宝探しって。

結果に至るまでの過程に関してはおっしゃる通り、
以前にも感じた事ですが、このあたりの話の組み立て方が上手いですね。
みゆき達と過ごしてきた日々の過程があるからこそ、
想いの結晶がかけがえのないものになり得ます。

>自己紹介
私は印象的な構成に惹かれてさほど寂しさを感じなかったのですが、
確かに見方によっては「終わり」が近いと伺わせますね。

>バッドエンド陣営
シンプルな敵組織だったと思いきや、
意外とここまで彼らサイドの情報って少なかったんですね。
ジョーカーについてもピーターパン説など様々な憶測が飛んでいますが、
果たして二番手なのかピエーロを操る者なのか・・・
後者だとするとゴーヤーンに被りかねない懸念もありますが、
私達の想像の上を行くストーリーを生み出してきたスタッフの方々ですから
意外性のある展開になると期待しています。
ウルフルン達の今後に関しても、
これまでアホやりながら楽しんできた話が多かったので、
みんなでウルトラハッピー的な和解路線があると希望的観測を抱いています。

>次回作
私は極力事前情報をシャットアウトする方針なのですが、
それでも作品名とかいろいろと伝わって来ます。
二年目が無い寂しさは毎年この時期抱く想いですね。
最近は一年だからこそ意義のある一年間と受け止めています。

ところで私、時折あまりに古かったりマイナーなネタを織り交ぜているので
結構スベった文章書いてると思いますが(笑)
文体に関しては清水義範の影響を受けておりまして、
あのようにセンスの良い文章には程遠いと実感しており、
もし笑いを誘っていらっしゃるのであれば本望です。
ロドリ下衆さんの考察の数々も、
ここのコメント欄に留めておくのがもったいない気がします。
この機会にご自身の感想サイトを立ち上げるのも一興かもしれません。

>¥3000
それに見合っただけのものが見られると、私信じてますが、
けっこうな値段ですね・・・
御家庭内での稟議が通る事を願っております。
その際は存分に堪能して来て下さい。
ぜひこのショーの感想記事など観たいものです。
by スティクス (2012-11-28 06:08) 

スティクス

>具米さん
私も絵は観た事がありまして、
まんまムーンライトのようなキャラに興味を惹かれた事があります。
ただ何分朝早くて・・・(苦笑)

>黄道12星座をモチーフにしたカード
こちら方面もノーチェックだったので、気が付きませんでした。
私はれいかさんとおそろいだったのですね。光栄です(笑)
かつて蟹座の少年が味わった屈辱?も、
あかねが蟹座であれば報われる事でしょう。
奏のおひつじ座も何となく納得が行く気がします。ムウっぽいかなと(笑)
そしてなおは「さそり座の女」ですか(笑)

>男性陣、しっかりせいよ。
昔っから沙織お嬢様や魔鈴さんやシャイナさん等、
色んな意味で強いお嬢さん方が活躍していますから、
それは今でも変わらないのですね。
by スティクス (2012-11-28 06:16) 

スティクス

>まるっささん
スピードワゴンさんがいつ出て来てもおかしくない今日この頃、
例の動画を観た後だけに、より一層楽しめました(笑)
サニーの炎も山吹色の波紋疾走か、はたまた怪焔王の流法か、
あの熱さは大変見応えがありました。
私はストーリーそのものを楽しみたいと考えてはおりますが、
やっぱりアクションもプリキュアには不可欠ですね。
その点おっしゃる通りマーチの巻き返しにも期待したいです。
せっかくの俊足や、「タフ」という設定がやや忘れられがちですので・・・

>一種のポリシー
確かに今回でもいわゆる「とどめ」までには至っていませんね。
その後の「消えろ!」があるものの、一線を引いている感が伺えます。
となると、ご指摘されている通りの
みゆき達から見た彼らの位置づけも気になります。
私としてはみんなでウルトラハッピー路線に期待しているのですが・・・
by スティクス (2012-11-28 06:24) 

横浜学園都市部

どうも…来る14話にtwitterで、キャラデザの川村さんと今回の脚本を担当した佐々木さんに誕生日コメントをもらえた23歳の人です。

放送日は浅草の「レインボー・フレーバー7」に行ってきました(いつもは蒲田でやりますが、今回は特別)。

今回あかねにとっては、自分にとって何が宝物なのかを考え冴えられたお話でした。

そういった意味では今までのあかね回のまとめに入っていたと思います。

何気にブライアンとはエアメールを出し合える間柄になったりなど、すごい進展ぶりです。

バッドエンド陣営ですが、やはりとういうか…どうやらウルフルン達は皇帝ピエーロがどんな姿で、そして復活したらどうなるかを考えていないで行動していないことが明白になりましたね。

そういえば激闘を展開した23話では、復活前にやられてしまっていますし、次の話で復活した際に彼等はピエーロをどのような姿をしていたのかが解ってないような感じの反応をしていましたね。

結局は彼らは自由に行動したいと分かっていても、ジョーカーの存在はそれを雁字搦めにしてしまいます。

今回はジョーカーに「昔に戻りたい」という事実上の最後通告を受けたことにより、ガチ悪党モード全開であかねに襲い掛かります。

因縁の深いあかねの大切な宝物を破壊してまで、亡き者にしようとするウルフルンには、やっと本腰を入れた感じがして、見ていて安心しましたね。

見所はやっぱり『折角みゆきが指に絆創膏を沢山してまで作った特性人形を、悪党モード全開のウルフルンが容赦なく壊した所』ですね。

脚本の佐々木さんにその部分を聞いたところ、あれは『自身が担当した15話の対』として描かれたそうです。

15話の場合は、友情に熱いあかねがみゆきが大切にしていた物を今回のように嘲たからこその、怒りを表現してましたが、今回は自分にとってやっと見つけかかった奴を壊したのですから、逆にバッドエナジー的な奴を出します。

ですがこのおかげで自分にとって、何が宝物なのかを自覚して逆転する行は見事ですね。

やはりあかねは…人一倍友情に熱い人物です。

因みに他の人達の宝物の話で、キャンディがロイヤルクロック、みゆきがおばあちゃんから貰ったシンデレラであるのは、何気に重要なキーですね。

前者はみゆき達との出会いと友情の証ですし、後者は実は前回の話や映画でのみゆきがやった衣装にも関連します(映画では5歳の頃のみゆきの動向に注目してください。)。

さて次回はやよいが、絵を使って表現するという久々な奴を展開をします。

対するはやっぱりアカオーニ…実は彼は何気にジョーカーから何度も最後通告を受けてばっかりなんですよね…

果たして退路が無いアカオーニと将来の夢についてに悩むやよい…勝つのはどっちだ!?

脚本はピース覚醒回担当した小林雄次

演出はやよいの名前の由来回を担当した境宗久

作監は第二のキャラデザ:山岡直子でお送り致します。

今週のスタッフ
脚本:佐々木なふみ(詳細はスマイル34話参照)
結構小道具を使った演出を手がけるのが上手いですね。

『それらの小物が傷つけられたことで、その小物に込められた大切な想いもまた傷つけられると言う話』を描いていており、物にも愛情があるんだということを教えてくれましたね。

演出:佐々木憲世×岩井隆央

岩井さんはあかねの担当回を結構手がけたりしましたけど、ウルフルンと退治した際に立ち直った姿からのバトルは凄まじかったです。

作監:なまためやすひろ

まさかまたあの虚ろ目を見せられるとは…個人的にはそれしか言えません。
by 横浜学園都市部 (2012-11-28 12:37) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
既に数日遅れになってしまったようですが・・・お誕生日おめでとうございます。
スタッフの方々にお祝いして頂けたとは!
ファン冥利に尽きますね。羨ましい限りです。
既に四捨五入したら不惑になってしまった私としては、
23歳とはこれまた羨ましい(笑)
横浜学園都市部さんにとって、実りある一年になりますように・・・

>あかね回のまとめ
5GoGoでのこの時期各々の担当回を思い出し、
寂しさがこみ上げて来ます。
しかし、その寂しさを上回る見事な出来栄えには納得でした。
ブラTマソ君との関係が現在進行形な点も好感が持てますし、
敵陣営の内部事情など、終盤にも関わらず興味を惹く展開もあり、
あと10話もしないうちに終わってしまう事が信じがたく思えて来ます。

>『自身が担当した15話の対』
あの時のサニーはカッコ良かったですね。
その対比というのも分かる気がします。
あの時は友達の大切なものを守り抜いたのに、
その友達から貰った大切なものを守り切れなかったという無念。
そして本当に大切なものはその先にあったという事実・・・
ある意味残酷ながら、ある意味最も尊いものを見出したと言う点、
素晴らしい構成だと思います。

>キャンディがロイヤルクロック、みゆきがおばあちゃんから貰ったシンデレラ
私はスルーしてしまったのですが、
言われてみれば重要なキーになりそうです。
映画はまだ未見なので、比較して論考できないのですが、
本編上でのこれらの扱いに注意してみたいです。

>アカオーニ
これだけ最後通告を受けていながら、さほど扱いが変わっていないのは
彼の人徳(鬼徳?)ゆえか、はたまたジョーカーが優しい?のか・・・
そういえばアクダイカーン様なども意外と寛大に見えましたし(笑)

>あの虚ろ目
これはインパクトが強かったです。
柔らかで愛らしい印象のあるなまため氏の絵だけに、
一層つらさが際立ったように感じました。
だからこそ逆転劇に燃えるものもありました。
by スティクス (2012-11-29 22:39) 

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