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ドキドキ!プリキュア第2話『ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!!』 [ドキドキ!プリキュア]

"この幸せの王子!
 広場に立ってる王子の銅像には、困っている人たちに金箔を配るツバメが必要なのよ?
 私はあなたのツバメにはなれない?"
菱川六花
 
新たなプリキュア、キュアハートの誕生を見届けて意識を失うソード、
最後の一人じゃなかったのかとぼやくイーラ、新人さんかもねとマーモ、
三者三様の反応を示します。
面倒臭そうな態度を示した直後、襲ってくるイーラの不意打ちを、
ハートは無意識のうちに軽々とあしらいました。見かねたマーモも参戦しますが、
その攻撃も難なくかわし、ハートは変身した直後という不利な状況をものともしません。
『軽い・・・私の身体、キュンキュン動く♪』
敵幹部二人の攻撃を跳んで交わした折、その強大なジャンプ力に目を見張るものの、
『ちょっと、跳びすぎたかな?』
ハッピー先輩ブロッサム先輩とは異なる余裕の態度。
とはいっても、もちろんハートにも戸惑いはあります。
鉄柵に着地して、危なっかしくよろめくハートに、両サイドから敵2人が襲いかかる!
しかし彼らはハートに身をかわされて、
香港映画の雑魚キャラのようにあえなく同士討ちとなりました。
とはいえ、未だハートも力を使いこなせていないのは事実です。
跳び上がった際の勢いに驚きながら、慌てて避雷針にしがみつきました。

敵もこのままやられっぱなしではありません。
あろうことか意識を失ったソードを人質に取り、999mの高さに宙吊りにします。
『抵抗したらあなたのお友達はここからまっさかさまよ』
地獄昇柱じゃあるまいし、リサリサ先生何てことするんだ
卑劣な手段に、ハートは手が出せません。
その時、意識を取り戻したソードが口を開きました。
『私とその子は友達でも何でもない。
 私を助ける為にその子が命を投げ出すと思ったら大間違いよ』

そして自力でジコチューの鋏を跳ねのけ、
渾身の力を込めて逆にジコチューを屋上から投げ飛ばしました。
しかし苦し紛れに暴れたジコチューの鋏がソードの足を挟み、一緒に999mのダイビングへ・・・
ここでもハートは考えるよりも先に身体が動きました。
躊躇せずに疾走し、屋上から身を躍らせ、ソードに向けて手を伸ばします。
ソードも手を伸ばし、ふたりの手がしっかりと繋がれました。
次いでハートは先程イーラとの戦いの際に落下した清掃ゴンドラに目を留めて、
その細いワイヤーへ手を伸ばして掴み、摩擦がもたらす痛みに顔をしかめながらも
いてえよ~!!という事もなく耐え抜き、落下が止まりました。
ソードの足を掴んでいたジコチューはそのまま落下しますが、
何とかゴンドラにしがみついています。
なぜ助けたのか問うソードに対し、ハートの答えはシンプルです。
『人助けに理由なんていらないでしょ』

しかしこの衝撃とジコチューの重さに耐え切れず、ワイヤーは切れてしまいました。
かなりの高さですが、この程度ならプリキュアの身体能力をもってすれば着地は可能。
しかし、ジコチューはそうではありませんでした。
『(助けて!!)』
ハートは落下するジコチューの心の声を聞いた気がしました。
暴れたくて暴れている訳ではなく、無理やり怪物化されて困っていただけかもしれない・・・
そう感じた時、マナのラビーズが光を発しました。
そしてシャルルと一緒に浄化技、マイスイートハートを放ち、ジコチューを浄化します。
ジコチューの媒体となった人の心「プシュケー」も、抽出された女性の元へ戻り、
破壊されたものも全て、何事も無かったかのように元通りになりました。

戦い終わり、ハートは先輩ソードに握手を求めますが、
助けてくれた事には礼を言うけれども、私達は友達でも何でもないと、そっけなく拒まれました。
一緒に戦った仲間だと食い下がるハートに、ソードは冷たく言い残してその場を立ち去ります。
『あんなの戦いの内に入らないわ。
 奴らが本気で攻めて来た時、あなたは本当に大切な人を守れるの?』

それでもハートは大事な事を聞くためにソードを引き留めようとします。
『あの・・・これってどうやったら元の姿に戻れるの?』
そこですか(笑)まあ、これまで語られていませんでしたけど、重大な問題ですね、これは。
一人階段を降りて行くソードに、ダビィはなぜ仲間にならなかったのかと問いますが・・・
『仲間なんて、要らない』
ソードはダビィを一喝し、それ以上先を言わせませんでした。

エレベーターから降りてくるマナに(無事に元の姿へ戻れたようで何よりです)
心配した先生や六花たちが駆け寄りました。
カニの怪物の事や、荒された形跡が無いエレベーターホールについて問われても
本当の事を言えるはずもなく、誤魔化すしかありません。
先生たちは取り繕えたものの、長い付き合いの六花の目は欺けません。
一緒に帰る道すがら、さすがに疲れたと漏らすマナを皮肉るように、
六花は童話「幸せの王子」の話を持ち出しました。
ある街の広場に立つ、サファイアの瞳にルビーのボタン、金箔が貼られた外套を纏う王子の像。
恵まれない人のために、ツバメに頼んでその身体を分け与えたという王子の像の話に、
六花はマナを重ね合わせて見ています。
『他人の幸せばかり考えて、自分をすりへらしちゃうんだから』
『別に、すり減ってなんかないよ』
髪をいじりながら返すマナの反応を見て、六花はまだ隠し事をしていると察しました。
マナもついに折れ、先程の出来事を切り出します。
『実は、私、プリキュアに変身したの』
『・・・・・・・・・・・・はい?』
六花からは正常な反応が返って来ました(笑)
トランプ王国から来た妖精から力を貰い、変身して戦ったと言うマナに対し、
『だったら私は白ウサギの後を追いかけて、世界の真実を暴きに行くわ』
アリスを引用してさらりと返す六花。当然信じられないのも無理はありません。
ともかく、ここはもう相田家が営む洋食屋「ぶたのしっぽ」の前です。
晩御飯の誘いを丁重に断って、六花は続きはまた明日と帰宅して行きました。

マナは一見元気ですが、六花に信じてもらえなかった事が残念そうな様子。
そんな娘に、健太郎パパがオムライスを作ってくれました。
最高にキュンキュンくるオムライスを食べる娘の姿に、健太郎パパも一安心。
『何を悩んでるのか知らないけど、お前に元気が無いとみんな心配になる。
 パパやママだけじゃない。おじいちゃんも、六花ちゃんも』
その言葉を聞いたマナは、健太郎パパにもう一仕事お願いしました。

一人自室で勉強中の六花に、マナは夜食を届けに来ました。
マナは六花にプリキュアの事をちゃんと話そうと心に決めながら訪れたのですが・・・
『プリキュアノ秘密ハ話シテハナラナイ・・・』
不意に怪しい影が、マナに襲いかかります。
六花が玄関扉を開いた時にはマナの姿は無く、夜食の包みだけが残されていました。

怪しい影に物陰へと引っ張られていくマナ。
蓋を開けてみれば何の事は無い、影の正体は3人の妖精、シャルル、ラケル、ランスでした。
互いに自己紹介を交わした後、マナは六花にプリキュアの事を
説明する手伝いをして欲しいとと申し出ますが、妖精達は断ります。
プリキュアの事を知ってしまえば、その人をジコチューの脅威に巻き込んでしまう。
そう教えられて、マナはソードが去り際に残した言葉を思い出しました。
『あなたは本当に大切な人を守れるの?』
話せば六花が巻き込まれてしまう・・・そう考えたマナは、口をつぐむ事を決心しました。

翌朝、登校するマナを六花が出迎えていました。
相田家の皆様は、二人の間に漂う奇妙な空気を察し、ケンカでもしたのかと首を捻っています。
『昨夜は差し入れありがとうね。おいしかったよ。ふたつは食べきれなかったけど』
ふたつで十分ですよ、どころか六花には一つで十分だったようです。
マナはおそらく一緒に食べながら相談しようとしていたのでしょう。
六花への隠し事で胸を痛めるマナに、さらなる追い打ちが畳み掛けられました(笑)
『何を抱えてるか知らないけど、今はまだ聞かない。
 言えるようになったらちゃんと教えてね。私待ってるから』

もうやめて!マナちゃんのハートはとっくにグサグサよ!

ふたりは生徒会長と書記として、校門前での挨拶運動に立っています。
しかしマナにはいつもの元気がありません。
六花に隠し事を続ける事など出来ず、全てを打ち明けようと決心しますが、
シャルルに危険に巻き込んでしまうと忠告されると、やはり二の足を踏みました。
六花には、そんなマナの様子が気がかりです。

その頃、遅刻気味の生徒が赤信号に引っ掛かってやきもきしていました。
信号を好き勝手に変えられたら・・・しかし早起きしなかった自分が悪いと思い直し、
濁りかけたプシュケーが元に戻ります。が・・・
『変えちゃいなよ信号』
イーラの悪魔の囁きが掛けられるや、
黒く濁った生徒のプシュケーが信号機と合わさりジコチュー化。
『オレサマノ道ヲ横切ルナァ!』
「道」と言えば別の学校の生徒会長さんが黙っていなさそうですが、勿論その参戦は無く、
ジコチューが発する赤信号の光は車の、人々の動きを止めて行きます。

相手のためにつく嘘もあるとシャルルに窘められていたマナは、騒ぎを耳にしました。
登校中の生徒達がジコチューによって動きを止められる事態を前に、
駆け付けたマナは怯える生徒達を振り返って励まします。
『大丈夫だよみんな。私が何とかする』
六花にみんなの避難誘導を頼み、マナは信号を止めると言い出します。
『この幸せの王子!』
無謀ともとれるマナに、六花は強い口調で、そして諭すように申し出ました。
『広場に立ってる王子の銅像には、困っている人たちに金箔を配るツバメが必要なのよ。
 私はあなたのツバメにはなれない?』

その真剣な目を見て、マナも考えを変えました。
手を取り合った二人は、止まった生徒達の間を迫りくるジコチュー目がけて
カゴいっぱいのバスケットボールを転がし、転倒させた隙に逃げ遅れた生徒達を逃がしました。
『俺様ノ道ニボールナンカ転ガシタ奴ハ誰ダァ?』
『はい!私です!!』
相変わらず小気味いい反応をしたマナは、
シャルルの制止を振り切り六花の前で変身する決意を固めました。
『今までだって散々巻き込んで来たんだもん。そうだよね?六花』

常識では信じられ無いものを見せられては、そりゃ六花も驚くしかありません。
『いくら友達だからって、こんなの信じられるわけないじゃない。
 あなたって本当にありえないんだから』

目の前の非現実的な戦いに、六花は戸惑いを隠せません。当初善戦していたハートですが、
不意を突かれて赤信号光線を浴び、動きを止められてしまいました。いきなりピンチです。
六花がいくら呼びかけても、意識はあってもハートの身体は動きません。
とどめを刺そうとジコチューが振り返った際、
六花はその背面にある押しボタンスイッチに気付きました。
眼鏡をかけて良く見ると、ご丁寧に「おしてください」とあります(笑)
ジコチューに気付かれぬよう、そっと後ろに迫ってボタンを押そうとする六花。
しかしあと少しの所でジコチューに気付かれてしまい、赤信号光線を浴びせられました。
が、その直前にボタンを押す事に成功。信号機のカウントダウンが始まります。
中々青にならない信号を、動かぬ体でやきもきしながら待つ二人。
今にも踏みつぶされそうになったその時、猫が偶然横切るという幸運にも助けられ、
信号が青に変わりハートは動けるようになりました。
すかさずマイスイートハートでジコチューを浄化。止まった人々や車も、元通りに動き始めます。

その日の帰り道、六花はマナにカバンを持たせて、厄介ごとを抱え込む事に苦言を呈しますが
同時にマナが本当の事を伝えてくれた事も嬉しく思っていました。
正直に打ち明けてくれた事にお礼を言って、二人で歩む下校路を、夕陽が優しく照らします。
もっとも、シャルルは正体を知られた事が他の妖精達にバレて怒られる事を気にしていますが・・・


この時は丁度土日を利用しての旅行中で、
久々にリアルタイムで観られなかったのですが、第一話が大満足だった私にとって
旅行計画をした事がちょっと悔やまれる程、待ち望んだ第二話。
帰宅してから録画を見返して、続くこのエピソードも満足度が高く、
初回で六花の印象が薄かった、などと書いた私ですが、
その六花株が一気に急上昇した第2話でした。

六花の存在は、幼馴染つながりでのぞみに対するりんちゃんのような関係に思えます。
他の幼馴染つながりであるフレッシュ勢や、響と奏、なおとれいかは、
どちらかというと対等な関係を築いているように見受けられます。
対してりんちゃんと六花は、後先考えずに突っ走りがちなのぞみ、マナの手綱を引くような、
いわゆる「女房役」としての存在感が感じられます。
このような組み合わせは意外と珍しく、既に第5話まで進んだ現時点では
既に女房役としての六花の立ち位置が確立されています。
熱血のりんちゃんに対し、落ち着いて理知的な六花。
その性質は違えど、良きサポート役として物語を支えて行く事を期待します。
そして同時にのぞみに、マナに対する依存が見受けられる事も共通しており、
どちらかだけが立つのではなく、互いに手を携えて立つ姿が見られそうです。

それにしてもあの「幸せの王子」の件、すごい発言ですねぇ(笑)
いわゆる「ひびかな」に匹敵する「マナりつ」なるカップルが成立しているらしいですが
まるでプロポーズのようなあのストレートな発言には驚きました。
幸せの王子の話は良く知られている通り、
宝石や金箔を分け与えてみすぼらしい姿になった王子像は町の人々に見向きもされなくなり、
南方へ渡る時期を逃したツバメは凍死して、像の傍らに亡骸を晒す運命にあります。
この逸話が今後二人を待ち受ける試練のような予感がして、少し気がかりになりました。
今後マナは王子の像よろしく、幸せを振り撒く事に疲弊してしまうのではないか、
そして六花はマナを支える事で自分を省みず、傷ついてしまうのではないか・・・
ただ、あの童話のエピローグでは、像の心臓とツバメの亡骸は天に召され、
幸福な来世?を約束して締めくくられています。
この逸話通り、一度は打ちひしがれてしまうマナと六花が、
共に再び立ち上がるというエピソードが今後描かれるような気がしました。

ところで幸せの王子といいアリスといい、六花の引き出しの知的さが良いですね。
それでいて嫌味に感じないのは、彼女自身の性格もある事でしょう。
例えばマナは隠し事をしたり嘘をついたりする際、
無意識に髪をいじる癖がある事が判明しました。
それを知りながら、その癖の事を指摘しないのは、マナを気遣った態度だと思います。
その事実を知らずともマナの六花への信頼は厚く、
それ故に六花を信じてこの事態に巻き込もうと決意をしたのでしょう。
ラストシーンでの六花の「ありがとう」は、
私を信頼してくれてありがとう、といった二人の強固な関係が伺えました。
もっともその少し前、荷物を持たせたりボヤいたりしているのは
六花なりの「隠し事をしていたおしおき」でしょうか(笑)
既に円熟した関係が伺えます。
そして六花の可愛さといったら、もう・・・
彼女はどちらかと言えば「美人」タイプで「可愛い」タイプでは無いにもかかわらず、
なんでしょう、この可愛さは。
「幸せの王子」を語る際の像を意識したようなポーズ、
そっとジコチューの後をつける歩き方など、私のハートにキュンキュン来ました。

そしてソード。今回だけを見ると非常にそっけなく、冷たい印象を受けます。
仲間を拒絶する姿は、ベクトルは違えど前回私がマナに少しだけ感じた
「他人になど任せておけない」という矜持もある事でしょう。
それだけでなく、最後の一人だったという使命感もあると思います。
が、ダビィを黙らせた際の表情・口調からすると、もう一つの理由として
仲間を失う苦しさを知っているからこそ、仲間を作る事を恐れているのではないかと感じました。
「友達でもなんでもない」という一見冷たく突き放しているような言葉でも、
はからずもこの事態に巻き込まれてしまったマナを敵の目から逸らし庇う発言とも考えられます。
本質的には優しい子だと思いますので、
今回は助かるためにハートと手を繋ぎ、本日放映の第5話では握手会で手を繋いだ彼女が、
プリキュアの伝統でもある「手を繋ぐ」を本当の意味で実現させる日が来るのはいつの事か、
そこに至るまでのプロセスをじっくり描いて下さる事に期待したいです。

前回の「横入り」や今回の「信号待ち」、先に触れてしまうと次回の「リア充爆発しろ」など、
このシリーズの敵ジコチューは誰でも持ち得る些細な悪感情を利用している事が興味深いです。
今作の特徴として、皆一度は悪の心を思い留まっている点が挙げられます。
即ち本来理性で抑えられるような人々でも、自己中な感情を抱く事は否定できません。
この事から、マナ達のプシュケーがジコチューを産んでしまう可能性も捨てきれず、
いわゆる「試練話」はこうしたところがクローズアップされるのかもしれません。
私など既にプシュケーが真っ黒に染まっていそうですが(苦笑)
せめて気持ちをコントロールするように、
そして自己主張すべきところはするように、心がけて行きたいと襟を正したいです。

対ジコチュー戦に関しては次回もそうですが、非常にあっさり決着がついています。
技を出すタイミングを得たら、外すことなくそのまま浄化。
この点、プリキュアの魅力は徒手空拳のバトルにあり!
という方からすれば物足りないかもしれません。
ただ私は時折プリキュアに於いてバトルを割いてでも
人物描写に力を注いでほしいと感じる事があり、
今は個々の登場人物を掘り下げる時期ですので、これで良いと考えています。
その分、今回序盤のハート対イーラ・マーモ戦はプリキュアのアクションシーンらしく
良く動いて見応えがありました。
他にもカニのジコチューをソードが持ち上げた際に柵がひしゃげたり、
ハートがワイヤーを掴む際の「痛み」が伝わる描写などが光り、
いずれダイナミックなアクションが描かれる折には期待して良さそうです。
それにしても「新人さん」に煮え湯を飲まされたイーラとマーモが弱いのか、
それともハートが強すぎるのか・・・一体どっちなんでしょう(笑)

隠し事で髪をいじったり、朝の身づくろいで髪を整える仕草が可愛かったり、
校門横で早速の変顔を披露したり、ハートに矢が刺さって胸を痛めたり、
マナの可愛さにも改めて惚れ直した第二話でした。
ところで二階堂君。
「あいつは(元気が)無いくらいで丁度いいんだよ」
とは、やけにマナの事を目にかけていますね。あとで体育館裏に来るように。
冷酷!残忍!そのおれが(以下略)
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ジル☆ペリット

スティクスさん。こんばんは。

>そして六花の可愛さといったら、もう・・・

もう・・・ホントね、六花の魅力を存分に紹介した回でしたね。

「いくら友達だからってこんなの、信じられるわけないじゃない。」

この極めてまともな反応。ツボでした。
タイプは違えど、あかねばりの名ツッコミになりそうな予感です。

>今作の特徴として、皆一度は悪の心を思い留まっている点が挙げられます。

悪の心を思い留まっているせいか、前作までの敵と比べてジコチューは、まるで鬱憤をはらすかのようによくしゃべっているように思います。
「情けは人のためならず」と諺にあるように、元来人は自己中心ともいえます。
ジコチューの言葉にプリキュア達が心揺さぶられ戦えない・・・といった展開があるかも。


by ジル☆ペリット (2013-03-04 00:57) 

やまぴょん

スティクスさん、こんばんは。

今回の感想は「ごちそうさま」しかないです。冒頭の立花さんの台詞は告白にしか聞こえません。w

ソードの態度は気になるところですが、ムーンライトのように重い何かを背負っていそうですね。彼女なりの優しさのように感じました。
by やまぴょん (2013-03-04 22:56) 

横浜学園都市部

今回の見所ですが、先ず猫の鳴き真似だけでマナと判断した六花には、映画スイートで『部屋の窓を叩いたら響』と決めてた奏を彷彿させるキマシぶりでしたね。

さて正体をバラしちゃいけない理由は、今までは暗黙の了解同然でしたが日常生活を守ることを主題にしている以上、他の人を巻き込むわけにはいかないことを教えるのは、結構正体を隠す遣り取りの一種の緊張感を醸し出します。

スイートやスマイルは、周りに人が居る中で戦いますが、周りは前後不覚のうるさい泣き喚きやバッドエナジーなんかで、そんなに戦いを見れてないんですよね。

そして幸福の王子とツバメの関係に準えた感じには、それだけマナを大事にしてるという六花の気持ちが窺い知れますね。

今回の敵の信号機ジコチューは、結構あるあるの域ですね。

信号待ちでイライラすれば、心の闇が簡単に解放されますし、今回は1体だけですが、都会だったらあんなのが何体も簡単に出てきすよ。

弱点に押し釦が出てきましたけど、ある意味では、信号の盲点ですね。

Aパートにおいてのキュアソードの態度は、仰る通り根は優しいが過去に縛られて無愛想な感じでしたから、アコやゆりみたいにどのように心境が変化するかが、今後の見所ですね。

この回のスタッフ
脚本:山口亮太(メインライター)×演出:古賀豪(シリーズディレクター)&岩井隆央

シリーズ初参加ながら、数々のアニメで活躍してきたベテランキャリアの2人に、この枠を長年居続ける古参演出家の岩井氏が加わります。

シリーズを長く関わった岩井氏のおかげで、演出の幅が広がりを見せてくれましたね。

作画監督:河野宏之
ニチアサには、矢張り彼も居てこそ。

変顔デフォルメやアクションに定評のある彼なら、スマイルで安定感を誇ってたように、こちらでも期待は高まります。

追伸:今回の作品はトランプをモチーフにしているとのことですが、実はマナの家の名前もトランプ関連みたいですよ。
by 横浜学園都市部 (2013-03-05 12:06) 

あむ

 こんにちは、スマイル最終話付近でコメントさせて頂きましたあむです。
 遅くなりましたが、復帰おめでとうございます。そしてありがとうございます。また読み応えのある感想を拝見することができ感謝しきりです。

>(前記事のコメント欄)
>できれば私の感想に対するコメントを頂戴できると嬉しいです
 本編感想の前に、まずは失礼をお詫び致します。思えば私のスマイルでのコメントは正に指摘されている通りです。申し訳ありません。
 以後留意しますが、もしまた同じような事があれば諌めて頂けると幸いです。

>(スマイル最終話の返信コメント)ジコチューのコト
 すいません、実は今しがた返信コメントを読みました。
 感想は読んでもあまりコメントをするタイプではないので稀にはなると思いますが、その時には適当適度にお相手をして頂けるとありがたいです。
 そしてジコチューの件ですが、あの時点で知っていました。
 ネタバレは極力回避したいタイプなのですが、やはりブログ回覧も含め色々と触れる機会がありますので……。追い出そうとして脳裏に刻む日々です(笑)。

>(以下本編感想)幸福の王子
 確かにこの話は彼女たちがこれから直面するであろう試練を示唆しているように思えます。
 燕を巻き込んだこと、王子の一存で救済対象を決定していること、本来の役目を放棄したこと。そして救済相手の想いが介在していないこと。
 5話でマナが反省したこともそれでした。プリキュアの試練は越える前提のものですが(笑)、それでもモチーフ以上の答えを目指していると予感させてくれます。・・・まだ5話なのですが。
 それにしてもマナが幸福の王子とは言い得て妙、流石は優等生の六花です(笑)。

>依存
 私も彼女たちの関係は依存的だと感じます。スマイルの自立とは対岸からのアプローチですね。ありすも加えた仲良し3人組みに放り込まれるであろう真琴が、その依存関係にどう影響を与えるのか楽しみです。

>ジコチュー
 王子の話とも被るのですが、今回の信号機、生徒にはどう考えても実行できる力が無いですよね。力以前に想い。ある意味でプリキュア的ですが、この辺りもただのモチーフに終わらせないという予感をさせてくれます。
 また、戦闘描写は良く動くと嬉しいくらいに思っていますが、始めはそれに惹かれて見ていた者としてバランスを損なわないように……と無難な言葉を置いておきます(笑)。


 10年という節目でもあるドキドキでしたが、いつも通り面白いのでこれからも感想を読ませて頂くことになりそうです。
 今後とも楽しませて頂きますので(ジコチュー)、どうかよろしくお願い致します。

by あむ (2013-03-05 23:34) 

スティクス

>ジル☆ペリットさん
いやもう、六花の可愛さは異常!といった感じでした。
常識人らしい反応も楽しいですよね。
今後も突っ走りがちなマナの手綱を締める役割や、
ツッコミ役としての活躍を期待したいです。

>悪の心
ハートキャッチにおけるデザトリアンを思い出しますが、
やっぱり「一度思い留まる」ところに、
人間の理性を否定していないと共感させられます。
ただ、やっぱり人は自己中ですから・・・

>心揺さぶられ戦えない
えりかの宿題回みたいな感じかもしれませんね。
こういった変化球があるのかもしれないと、楽しみです。
by スティクス (2013-03-07 22:45) 

スティクス

>やまぴょんさん
本当にもう「ごちそうさまでした」「ごちそうさせました」的な一編でした。
次回もものすごく満腹だったので、
以降の人間関係にも大いに注目しています。

>ソード
普通に考えたら、立ち直れない程の心の傷を負ってもおかしくないですね。
それでも彼女は根底で優しいのだと伺えるような、
これまでの描写が印象的でした。
もっとも、次の日曜の「お料理番組」的展開も大好物ですが(笑)
by スティクス (2013-03-07 22:49) 

スティクス

>横浜学園都市部さん
ちょwwwこれほど華麗にスルーされては、脱帽するしかありません。
いいでしょう。毒を食らわば皿まで。
これまでのようにお付き合いしようと頑張ってみます。

>猫の鳴き真似
君たちどんだけラブラブなんだと言いたくなる描写、お腹いっぱいでした。
響と奏といえば懐中電灯モールス信号の超ラブラブ展開が連想されましたが、
確かに劇場版のアレも相当濃いですね。
あとは「一度寝たら朝までグッスリ」という衝撃台詞もありましたし。

>マナを大事にしてるという六花の気持ち
つまるところ、これに尽きるのだと思います。そしてその逆もまたしかり。
六花だからこそ信頼して巻き込むという展開は、
これまでとは違ったものが感じられました。

>都会だったらあんなのが何体も
職場の新宿にしろ、住んでいる錦糸町にしろ、いっぱい居ますね。
私もその一人かもしれませんが(笑)

>マナの家の名前
複数人数で対戦する「スピード」みたいなゲームの事ですね。
どうせならもう少しカッコいいトランプゲームの名前でも・・・とも思いましたが、
今となっては気取らないあの店名が良い味出していると思います。
by スティクス (2013-03-07 22:58) 

スティクス

>あむさん
こんばんは。再びコメントを頂けて嬉しいです。
そして、コメント欄に対する私の「ジコチュー」に対する心遣い、
ありがとうございます。これからも息の長いお付き合いを頂けると嬉しいです。

>ネタバレ
すみません。逆に私が責めているような口調になってしまいましたが、
この程度であればネタバレだとは思っていませんので、
どうかお気になさらないで下さい。

>幸せの王子
マナと六花が深い挫折を味わってしまうのではないかと、
心配でならないのですが、必ずそこから立ち直れると信じられるので
その逆転復活劇にもまた期待できそうです。
六花は今後このような引用を行ってくれるのかも楽しみです。

>依存
決して悪い意味での依存ではないと感じています。
そうすると異なる立場の真琴の存在が、気がかりでもありますね。
個人的にはマナと真琴だけでなく、真琴と六花、真琴とありすのように、
フレッシュで存分に描き切れなかった関係にも期待しています。
美希とせつな、ブッキーとせつなを、さらに掘り下げて欲しかったもので・・・

>ジコチュー
変身せずともできる事をして一矢報いるという点は面白かったです。
これからもこういった変化があると楽しいですね。

改めて、これからも宜しくお願い致します。
by スティクス (2013-03-07 23:07) 

ロドリ下衆

こんな時間に何ですが、お晩ですw

スティクスさんも六花推しですか、ライバルが一人増えましたね(苦笑)
幼馴染設定は確かに今まで色々ありましたが、そうですね。
関係性としてはのぞみとりんですかね、近いのは。

お互いが対等でありながらも、どちらを欠いても輝かず、一対の反射鏡といったところでしょうか?
二人が揃ってこそ、良い関係性が相乗効果を生み出している様に感じます。
・・・って、ここまで言っちゃうとじゃあありすと真琴の立場は?ってなっちゃいますがw

まあそこはこの二人にうまく絡めていってくれると、山口さんの脚本に期待しましょう(笑)



それにしても六花の『幸せの王子』の例え、知的で素敵でしたね。
しかも『私はツバメになれない!?』って。
フツーに愛の告白じゃんw
もうYOUたち、結婚しちゃいなよ!ww

この『幸せの王子』を引用したのはこの先への布石なのか、それともこの話限りのものなのか。。。?
二人がメインの物語であれば布石という感じもしますが、ありすや真琴もいるんでどうなんでしょうね?

でも今回結構敵さんがガチモードなんで、死なないまでも瀕死の状態に打ちひしがれてからの劇的復活!なんて展開もあるかも知れませんね。



ソードはきっとツンデレるんでしょうけど、まだ『ツン』しか見せませんでしたね・・・って、まだ2話だから当たり前か(汗)

あの反応を見て僕は、王国を守れなかった責任感や、一人で戦ってきたプライドが邪魔をして、ポッと出のプリキュアを認めない!という心情なのかと思いましたが、言われてみれば、おそらく王国で一緒に戦ったであろう他のプリキュアを失った悲しみを、また味わいたくないからこその『仲間なんて、いらない!』発言とも思えますね。

まあ、プリキュアシリーズ全般において、友達を大切にする心がプリキュアに覚醒する第一条件だと思うので、本質的には優しい子なのは間違いないですね。



戦闘は確かに六花にネタバレ後のそれは、まああっさり風味でしたが(笑)、その時間を割いてでもマナとの関係性や人物描写を丁寧に描いたのは好印象でした。

それでも仰る通り序盤の戦闘では良く動いてたし、柵がひしゃげるのも『重い物をパワーで投げる』という情感が良く伝わる、秀逸な表現でしたね!
・・・にしても、焼ける手の平はこっちの手までムズムズしてきそうでしたけど(汗)



あと、二階堂君。
マナには六花という正妻がいるから、ムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダァ―――――ッ!!w

とりあえず、あとでトイレに呼び出し確定な。
冷酷!残忍!その…(二度目略w)
by ロドリ下衆 (2013-03-08 02:42) 

スティクス

>ロドリ下衆さん
こちらこそ、こんな時間に難ですが・・・お晩です。

>六花推し
ソード推しだと思っていたら、いつの間にか六花の事ばかり考えていたりと、
すっかり私の中でファム・ファタールになってしまった感があります。
(もちろんマナもありすも真琴もみんな好きなんですがw)

>二人が揃ってこそ、良い関係性が相乗効果を生み出している
続く第3話の感想でこの辺りに触れてみたのですが、
互いが互いを高めて輝かせていく関係が心地良いです。
もちろん、ありすと真琴にも彼女達にしか出来ない立ち位置があるって
私信じてます。・・・というより、既にその片鱗は十分伺えますが(笑)

>結婚しちゃいなよ
ラブとせつな、響と奏といった鉄板組を超えるかもしれませんね、この2人。
ただ、幸せの王子の逸話が吉と出るか凶と出るかは少し心配です。
これがやっぱり試練になるような気がしますので・・・

>ソード
このあたりは既に第6話で色々と見えて来ましたので、
その時にまた、語りましょう。
嗚呼、早く追いつかなくては・・・

>焼ける手の平
本当、痛そうで違った意味でドキドキした私がいます。

>二階堂君
奴が大輔ポジションなのか、それともそれ以上に親密に・・・?
そんな事になれば、このスティクス容赦せん!
by スティクス (2013-03-12 22:21) 

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