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下北半島3泊5日の旅~①体にこたえた夜行バス [旅行]

私の職種は仕事柄、交代で夏休みを取る必要があり、私の番はこの時期に回ってきました。
逆にお盆や連休のピーク時に取るよりも空いていて、むしろ歓迎すべきことです。
海外へは昨年秋と今年の6月に行く機会があったので、今回は国内でもまとまった休みが取れないと行けない方面へと思案した結果、青森県の斧のような地帯、下北半島へと行ってみました。
 
 
これまで青森県へは青森市と弘前、五能線沿線には行ったことがありますが、下北半島は初めてです。
費用と所要時間、効率を考えると、三沢空港往復+レンタカー+適当なホテル1泊を組み合わせた航空パックが経済的なのですが、私は機会があれば昼間っから酒を呑んだりするのと、なるべく土地の足を活用する方針のため、滅多にレンタカーは使いません。
鉄道・バス利用を前提にスケジュールを試行錯誤した結果、往路は新宿からむつ市まで夜行バスに乗ってみることにしました。

かつて往復夜行バス利用0泊3日で京都へ行ったり、前述の五能線乗り潰しの際にも、今は亡き寝台特急「あけぼの」と、帰りは能代からの夜行バスという0泊3日をしたことがあり、自信はありました。
しかし、それはいずれも20代前半の頃で、それから15年以上経っています。
ヨーロッパまでの12時間以上の旅程をエコノミークラスで何度も利用しており、それに比べれば大したことは無いと思っていましたが・・・

結論:しんどい。

以前乗った経験では
・高速の照明が明るく周囲に迷惑をかけるためカーテンも開けられず
・同様に読書灯をつけると明るくなるため本も読めず
・携帯画面の明かりも暗い車内ではかなり目立つので携帯も触れず
そのため寝る以外にすることが無いので良く眠れた記憶がありました。
また観光バスのような4列席ではなく、夜行用3列席は国際線のプレミアムエコノミーに匹敵するリクライニングとシートピッチなので問題ないと思っていました。

ところが19:45の出発時刻から途中乗車が無い旨が告げられ、既に車内はお休みモードに。
大宮を出たあたり20:30には早くも消灯となり、いくらなんでもこの時間では眠れないよな・・・
と悶々としたところで他にやることもなく、ただひたすら寝る努力をするという苦行になりました。
羊の数を数えたのは、おそらく初めてのことです(笑)
周りのお客さん達は慣れているのでしょうか。
もう寝たのかそれとも無我の境地か、みんな無言で微動だにしません。
どこを走っているのかもわからず、口さみしさを紛らわすこともできず、しかも安定飛行に入った飛行機よりもよく揺れるという、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶ旅になりました。

ずっと姿勢を変えたりしながら寝る努力をして、焦ると余計に眠れず、ふと時計を見たら深夜0時(笑)
途中乗務員休憩でサービスエリアに2~3回止まったことまで覚えています。
※乗客の下車不可
それでも朝までには小刻みに眠れたようです。
八戸に朝5時前に着き、その後も時折意識が飛んで、私の下車地「下北駅」には予定より50分も早く07:30に到着しました。

DSCF1962.jpg
下北半島にやって来た!という感じがする駅前の標。
これから恐山へのバスに乗り継ぐ計画ですが・・・
 夜行バスの定刻着予定は08:20
 恐山行きのバス出発は09:05
 私が付いたのは07:30
 下北駅前にはこの時間帯に営業している店は無く
 駅前コインロッカーも09:00~の受付開始
店が無いことを予想して、昨晩のうちに新宿で簡単な朝食を購入しておいたのですが、
スーツケースを抱えた状態で1時間半、何をして過ごすか・・・
座席に固定されていたためか、腰と左足が妙に痛むうえ、明らかな寝不足状態。
もっとも、これも乗ってみなければわからないことなので、良い経験になったと前向きに考える事にします。
果たしてどうなる事やら。
旅はまだ、始まってもいません(笑)
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